JP4829705B2 - ピーク抑圧制御装置 - Google Patents
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Description
同図の特性曲線1001で示すように、送信アンプは、入力電力が大きくなるにつれ入力電力と出力電力の関係は線形から非線形となり増幅率が徐々に飽和するようになる。
図27のクリップ方式ピーク抑圧回路は、遅延部(Delay)1121、振幅演算部1122、ピーク検出部1123、閾値/振幅部1124及び乗算器1125から構成される。この回路の動作を簡単に説明する。送信信号S(t)は、遅延部1121と振幅演算部1122に入力する。振幅演算部1122は、送信信号S(t)の振幅|S(t)|を算出し、それをピーク検出部1123と閾値/振幅部1124に出力する。ピーク検出部1123は、送信信号S(t)の振幅|S(t)|のピーク(ピーク値)を検出すると、それを閾値/振幅部1124に通知する。
(1)S(t)=S(t) (|S(t)|<Vthの場合)
(2)S(t)=Vth/|S(t)|×S(t) (|S(t)|>Vthの場合)
遅延部1121で遅延された送信信号S(t)と閾値/振幅部1124から出力される振幅|S(t)|は、乗算器1125によって乗算され、その乗算結果がピーク抑圧信号として出力される。
クリップ方式に比べて小さい。しかし、スペクトラム特性の劣化を抑制するためには、ある程度時間幅が長い窓関数を元の送信信号S(t)に乗算しなければならないため、それだけ多くの信号が削られ、受信特性の劣化は大きくなる。
符号化率は、情報ビットをxビット、符号化により得られた送信ビットをyビットとした場合、
符号化率=x/y
で表される。
本発明の第1態様は、前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号の所望品質情報に応じて、前記ピーク抑圧手段のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段を備えることを特徴とする。
本発明の第2態様は、前記第1態様において、前記所望品質情報は、前記送信信号を生成する手段から通知されることを特徴とする。
本発明の第3態様は、前記第1または第2態様において、前記ピーク抑圧度制御手段は、前記所望品質情報とそれに対応するピーク抑圧度が登録されている記憶手段と、前記送信信号の所望品質情報を基に前記記憶手段を検索して、前記所望品質情報に対応するピーク抑圧度を求め、そのピーク抑圧度を前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度に決定するピーク抑圧度決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第4態様は、前記第1態様において、前記送信信号から前記所望品質を推定し、その推定した所望品質を基に、前記ピーク抑圧度を決定する品質情報推定手段を備えることを特徴とする。
本発明の第5態様は、前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号と、前記ピーク抑圧部が前記送信信号に対してピーク抑圧処理を施したピーク抑圧信号とを基に、該ピーク抑圧信号の信号品質を推定し、該信号品質が所定品質以上となるように、前記ピーク抑圧手段に設定するピーク抑圧度を決定する信号品質推定手段を備えることを特徴とする。
本発明の第8態様は、前記第6態様において、前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が、常に、所望品質以上となるように、前記ピーク抑圧度を制御することを特徴とする。
本発明の第10態様は、前記第9態様において、前記ピーク抑圧度制御手段は、前記マルチキャリア信号の各キャリア信号の所望品質情報に設定されている所望品質の中で最も高い品質を選択する最高品種選択手段と、該最高品質選択手段によって選択された最高品質を基に、前記ピーク抑圧度を決定するピーク抑圧度決定手段とを備えることを特徴とする。
[本発明の概要]
本発明は、送信したい信号の所望品質によって電力増幅器(以下、送信アンプ)のピーク抑圧度を変化させ、それぞれの信号に必要とされる信号品質を満たすように、送信アンプにピーク抑圧をかける。すなわち、所望品質が高い信号については、あまり強いピーク抑圧をかけずに高い品質を維持するようにする。また、所望品質が低い信号については、強くピーク抑圧をかけて動作点を上げることで送信電力を大きくするか、または、送信アンプのバックオフを小さくする。この結果、送信アンプを高効率で動作させることができる。
本実施例では、 ベースバンド信号生成部から所望品質情報を得ることによって、送信信号のピーク抑圧度を変更させる。
実施例1は、ベースバンド信号生成部(BB信号生成部)1、ピーク抑圧閾値制御部2及びピーク抑圧部3から構成される。ベースバンド信号生成部1は、通話時の音声信号や各種データを無線伝送に適したベースバンド信号に変換し、それをピーク抑圧部3に出力する。ベースバンド信号生成部1は、ピーク抑圧部にベースバンド信号を出力する際、そのベースバンド信号に関する情報(変調方式と符号化率)をピーク抑圧閾値制御部2に出力する。
実施例1では、ベースバンド信号生成部1から信号の品質情報を得るようにしていた。実施例2では、ベースバンド信号生成部1で生成されたベースバンド信号から信号品質を推定し、その信号品質を基にピーク抑圧度を決定する。
実施例2は、ベースバンド信号生成部1、ピーク抑圧部3、信号復調部30、品質情報推定部40及びピーク抑圧閾値決定部50から構成される。
{信号復調部30の構成例}
図4は、信号復調部30の構成例を示すブロック図である。
(1)構成
図5は、各種信号変調方式の信号のコンスタレーションを示す。
同図において、(a)はBPSK、(b)はQPSK、(c)は8PSK、(d)は16QAMのコンスタレーションを示している。同図(a)〜(d)において、横軸は同相成分(I成分)、縦軸は直交成分(Q成分)である。したがって、図5(a)〜(d)の信号点(図中に●)の位置は、I−Q複素平面上の座標(I、Q)で表される。
図6は、品質情報推定部40が入力信号の変調方式を推定する処理を示すフローチャートである。同図のフローチャートでは、信号のI成分の振幅を「i」、信号のQ成分の振幅を「q」で表現している。下記に、同フローチャートで使用されているその他の変数や固定値の機能を示す。
a(n) :I軸の信号の振幅候補
b(n) :Q軸の信号の振幅候補
count_i(n) :iの値がa(n)であると判断された回数
count_q(n) :qの値がa(n)であると判断された回数
Ni :count_i中の非0の項数
Nq :count_q中の非0の項数
ε :誤差(極めて小さな値)
本実施例では、count_iは、count_i(0)〜count_i(4)の5項から成る。Count_qは、count_q(0)〜count_q(4)の5項から成る。したがって、NiはI成分の取り得る値の数、NqはQ成分の取り得る値の数となる。
品質情報推定部40は、入力信号の1シンボルの波形信号(i,q)を入力する(S11)。ステップS11では、入力信号の先頭シンボルから順に、シンボル単位で波形信号を入力する。続いて、nを“0”に初期設定する(S12)。
ステップS13〜S14の処理は、入力信号の同相成分の振幅中にa(n)に等しいがあるか判断する処理である。
ステップS17では、nの値が最大値(本実施例の場合は“5”)に等しいか否か判断し、等しくなければステップS18に移行し、等しければステップS19に移行する。ステップS18では、nの値を1つインクリメントする。
実施例3では、ベースバンド信号生成部1から出力されるベースバンド信号とピーク抑圧部3から出力される該ベースバンド信号にピーク抑圧処理を施した信号から信号品質を推定し、それに基づいてピーク抑圧部3に出力する閾値(ピーク抑圧部閾値)を設定する。前記信号品質として、例えば、BER(Bit Error Rate)、EVM(Error Vector Magnitude)、「ピーク抑圧による信号電力の減衰量」(以下では、信号電力減衰量と簡略化して記載)などを使用する。
第1の構成は、推定品質>所望品質を満足する最大の閾値でピーク抑圧を行う。このため、送信アンプの入力信号のピーク電力を小さくでき、ACPR(隣接チャネル漏洩電力)を低減できる。
実施例3は、ベースバンド信号生成部1、ピーク抑圧部3、信号品質推定部110及び出力停止部120から構成されている。
図9は、図8の信号品質推定部110の閾値設定動作を説明するフローチャートである。
上記のようにして、出力停止部120の出力を停止させた後、信号品質推定部110は、閾値を予め定めた最小値に設定し、その閾値をピーク抑圧部3に出力する(S31)。ピーク抑圧部3は、該閾値を基に、ベースバンド信号生成部1から入力するベースバンド信号のピーク成分を抑圧する。そして、そのピーク成分を抑圧したベースバンド信号(前記ピーク抑圧信号)を信号品質推定部110と出力停止部120に出力する(S32)。
ステップS32〜S35の処理は、ステップS34において、信号品質推定部110が推定品質>信号品質であると判断するまで繰り返される。そして、信号品質推定部110は、ステップS34において推定品質>信号品質であると判断すると、現在、ピーク抑圧部3に設定されている閾値を、ピーク抑圧用の閾値に決定し、出力停止部120への出力出力停止信号の出力を停止する(S36)。これにより、出力停止部120は、ピーク抑圧部3から入力されるピーク抑圧信号の出力停止を解除し、該ピーク抑圧信号を外部に出力する。
上記第1の動作では、閾値決定までに時間がかかりすぎて、ピーク抑圧信号の出力が遅れる場合がある。そこで、信号品質推定部110が閾値を決定するまでに要する時間に制限を課して、所定時間以内にピーク抑圧信号を出力することを保証する。
このようにして、信号品質推定部110は、所定の制限時間以内に、ピーク抑圧部3の出力するピーク抑圧信号が所望品質を満たすような閾値を決定することができる。
第2の構成は、送信アンプの出力信号が、常に、推定品質>所望品質を満足するように、ピーク抑圧を制御する。この際、最初は該閾値を十分な大きな値とし、該閾値を段階的に徐々に小さくしていき、推定品質>所望品質が満足される最小の閾値を求める。このため、送信アンプの入力信号のPAPRを小さくできるので、送信アンプを高効率で動作させることが可能となる。
{第2の構成の動作}
図12は、第2の構成の動作を示すフローチャートである。
信号品質推定部(図8の信号品質推定部110または図11の信号品質推定部130)の第1実施例は、信号品質としてBERを用い、BERが所望品質を満たすようにピーク抑圧部3に設定する閾値を決定する。
BER=エラービット数/送信ビット数
で表される。
信号品質推定部の第2実施例は、信号品質としてEVMを用い、EVMが所望品質を満たすようにピーク抑圧部3に設定する閾値を決定する。
srec(i):ピーク抑圧信号
図14は、信号品質推定部内に設けられるEVM推定値算出部の回路構成を示すブロック図である。このEVM推定値算出部300は、図9のステップS33、図10のステップS44及び図12のステップS63の処理を担当する回路である。
信号復調部301、302は、それぞれ、図12の信号復調部201、202と同様な回路である。信号復調部301はピーク抑圧信号を復調して、その復調により得られた送信信号srec(i)をEVM計算部310に出力する。信号復調部302は、ピーク抑圧前信号を復調して、その復調により得られた送信信号sref(i)をEVM計算部310に出力する。EVM計算部310は、前記式(1)によりEVMを計算し、その計算結果を推定EVM(信号品質)として出力する。
信号品質推定部(図8の信号品質推定部110または図11の信号品質推定部130)の第3実施例は、信号品質として電力差を用い、電力差が所望品質を満たすようにピーク抑圧部3に設定する閾値を決定する。
電力計算部401は、ピーク抑圧信号の電力を所定のサンプリング周期で計算する。電力計算部402は、ピーク抑圧前信号の電力を電力計算部401と同様のサンプリング周期で計算する。差分器410は、電力計算部401と電力計算部402で計算された同一サンプリング時刻の電力の差分(本実施例では、電力計算部402で計算された電力から電力計算部401で計算された電力を減算した値)を算出し、その算出結果を電力差積算部420に出力する。電力差積算部420は、差分器410で算出された全ての電力差を積算し、その積算結果を電力差(信号品質)として出力する。
実施例3では、ピーク抑圧処理に起因する信号品質の劣化だけを推定したが、品質、特にスペクトラム特性は、送信アンプの非線形性歪によっても大きく変化する。実施例4では、この点を考慮し、送信アンプの出力をフィードバックして信号品質の推定する。
実施例4は、ベースバンド信号生成部1、ピーク抑圧部3、D/A変換器(ディジタル/アナログ変換器)501、ミキサ511(第1のミキサ)、局部発信器521(第1の局部発信器)、送信アンプ530、ミキサ512(第2のミキサ)、局部発信器522(第2の局部発信器)、A/D変換器(アナログ/ディジタル変換器)541、信号品質推定部550及びアンテナ560を備えている。
本実施例は、図16の実施例4の構成に、ピーク抑圧信号の推定品質が所望品質を満たさない場合は、送信アンプの出力を停止する機能を追加したものである。
本実施例は、図16の構成において、送信アンプ530の後段に出力停止部590を設け、この出力停止部590を制御する信号品質推定部570を信号品質推定部560の代わり設けた構成となっている。信号品質推定部570は、図8の実施例3の信号品質推定部110と同様な機能を有し、ベースバンド信号生成部1から入力されるピーク抑圧前信号とA/D変換器541から入力されるピーク抑圧信号を比較する。そして、該ピーク抑圧信号の推定品質が所望品質を満たさない場合は、出力停止部590に出力停止信号を出力し、送信アンプ530の出力がアンテナ560に入力されるのを阻止させる。出力停止部590は、信号品質推定部580から出力停止信号が入力されている間は、送信アンプ530から入力されるピーク抑圧信号を遮断し、出力停止信号が入力されなくなると、該ピーク抑圧信号をアンテナ560に出力する。
[実施例6]
実施例6は、ACLR(Adjustment Channel Leakage Ratio)を用いて、ピーク抑圧部3に設定する閾値を決定する。ACLRは、信号のスペクトラム特性を規定する場合によく用いられる。
実施例6と実施例4の構成上の相違は、信号品質推定部の構成のみである。実施例6の信号品質推定部580は、A/D変換器541から入力する第2のアナログベースバンド信号(ピーク抑圧信号)を基にACLRを計算し、そのACLRの値を基に、閾値を決定する。この閾値決定のアルゴリズムは、図9、10または12に示すとおりであり、それらのフローチャートの「信号品質推定」の処理ステップで、信号品質としてACLRを推定する。
同図に示すACLR推定処理部600は、FFT計算部610、ACLR計算部620を備えている。ACLR計算部620は、信号帯域内電力積分部621、除算器622、干渉帯域電力積分部623及び乗算器624を備えている。
ピーク抑圧信号の信号帯域内電力Psは、信号帯域幅Wsに分布する電力スペクトルの積分値となる。また、干渉帯域電力Pdは、干渉帯域幅Wdに分布する電力スペクトルの積分値となる。なお、信号帯域幅Wsは、前記ピーク抑圧信号の周波数fsを中心とする所定の帯域幅である。また、干渉帯域幅Wsは、隣接チャネルの周波数fd(=fs+kf0)を中心とする所定の帯域幅である。周波数fsと周波数Fdの差(離調)は、システムによって規定される。
実施例7は、本発明をOFDMに代表されるようなマルチキャリア信号に適用したものである。マルチキャリア信号では、送信に複数のキャリアを使用するため、キャリア毎に所望の信号品質が異なることがある。例えば、OFDMのキャリア(サブキャリア)を異なるユーザに割り当てるOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式では、ユーザ毎に変調方式が異なることがあり、ユーザ毎に許容されるピーク抑圧度も異なってくる。
このピーク抑圧閾値決定回路700は、最高品質選択部710と閾値決定部720を備える。
所望品質情報1〜nとして、「品質を示す数値」が入力される場合の最高品質選択部710の構成例を説明する。この場合、最高品質選択部710は、図1のピーク抑圧閾値制御部2に類似した構成となる。
同図に示すテーブル711のレコードは、「Q(n)」、「変調方式」、「符号化率」の3項目で構成されている。Q(n)は前記所望品質情報1〜nに相当し、同一レコードに格納された「変調方式」と「符号化率」で変調された信号の品質を示す数値である。Q(n)の数値が大きいほど品質が高い。テーブル711は、n=7、すなわち、7個のレコードを格納する構成となっており、それらのレコードが、Q(n)の値の小さい順に格納されている。変調方式は、ベースバンド信号を生成する際の変調方式である。テーブル711には、QPSK,16QAM、64QAMの3種類の変調方式が登録されており、エントリ1、2のレコードにQPSKが、エントリ3、4のレコードに16QAMが、エントリ5〜7のレコードに64QAMが登録されている。符号化率は、同一レコードに登録されている変調方式の符号化率の値である。例えば、3番目のレコードに登録されている変調方式「16QAM」の符号化率は1/2となっている。尚、このテーブル711では、レコードが、Q(n)の値が小さいほうから順に整列されて登録されているが、レコードの登録構成はこれに限定されるものではない。Q(n)の値がランダムとなるように、レコードが登録されていてもよい。すなわち、テーブルのレコード格納形態は自由である。
最高品質選択部710は、N個の品質情報Q(n)が入力されると、MaxQを“0”に初期設定する(S81)。続いて、変数nを“1”に初期設定する(S82)。次に、MaxQ<Q(n)であるか判断し(S83)、MaxQ<Q(n)であればステップS84に移行し、MaxQ<Q(n)でなければステップS85に移行する。
所望品質情報1〜nとして、BER、EVM、電力差、ACLRなどが入力される場合の最高品質選択部710の構成例を説明する。
次に、MinQ>Q(n)であるか判断し(S93)、MinQ>Q(n)であればステップS94に移行し、MinQ>Q(n)でなければステップS95に移行する
ステップ94では、MinQにQ(n)の値を代入し、その後、ステップS95に移行する。ステップS95では、nの値を1つだけインクリメントする。次に、n>Nであるか判断し(S96)、n>Nでなければステップ93に戻る。
本発明の構成は、上述した実施例に限定されるものではない。信号品質情報も、上記のものに限定されるものではない。
送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号の所望品質情報に応じて、前記ピーク抑圧手段のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段を、
備えることを特徴とするピーク抑圧制御装置。
(付記2)
付記1記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、前記送信信号を生成する手段から通知されることを特徴とする。
(付記3)
付記1または2記載のピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧度制御手段は、
前記所望品質情報とそれに対応するピーク抑圧度が登録されている記憶手段と、
前記送信信号の所望品質情報を基に前記記憶手段を検索して、前記所望品質情報に対応するピーク抑圧度を求め、そのピーク抑圧度を前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度に決定するピーク抑圧度決定手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記4)
付記1、2または3記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ピーク抑圧部がピーク抑圧する送信信号は、ベースバンド信号であることを特徴とする。
(付記5)
付記4記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、前記ベースバンド信号の変調方式と符号化率であることを特徴とする。
(付記6)
付記1記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記送信信号から前記所望品質を推定し、その推定した所望品質を基に、前記ピーク抑圧度を決定する品質情報推定手段を備えることを特徴とする。
(付記7)
付記6記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号はベースバンド信号であることを特徴とする。
(付記8)
付記7記載の送信アンプのピーク抑圧度制御装置であって、
前記品質情報推定手段は、
前記ベースバンド信号を、品質情報を推定可能な信号に復調する復調手段と、
該復調手段によって得られた復調信号を基に、その復調信号の所望品質を推定する推定手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記9)
付記8記載の送信アンプのピーク抑圧度制御装置であって、
前記推定手段は、
前記復調信号のコンスタレーションを求めるコンスタレーション取得手段と、
該コンスタレーション取得手段によって得られたコンスタレーションを基に、前記ベースバンド信号の変調方式を推定する変調方式推定手段と、
該変調方式推定手段によって得られた変調方式を基に、前記ピーク抑圧手段に設定すべきピーク抑圧度を決定するピーク抑圧度決定手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記10)
送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧度装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号と、前記ピーク抑圧部が前記送信信号に対してピーク抑圧処理を施したピーク抑圧信号とを基に、該ピーク抑圧信号の信号品質を推定し、該信号品質が所定品質以上となるように、前記ピーク抑圧手段に設定するピーク抑圧度を決定する信号品質推定手段を、
備えることを特徴とする。
(付記11)
付記10記載のピーク抑圧度制御装置であって、
さらに、
前記信号品質推定手段から出力停止信号が入力されている間は、前記ピーク抑圧手段から出力される前記ピーク抑圧信号の外部出力を停止する出力停止手段を備え、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が所望品質に満たないと判断しているときは、前記出力停止手段に前記出力停止信号を出力することを特徴とする。
(付記12)
付記10記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が、常に、所望品質以上となるように、前記ピーク抑圧度を制御することを特徴とする。
(付記13)
付記12記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧度が最小となるように設定することを特徴とする。
(付記14)
付記10記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ピーク抑圧信号の信号品質は、受信品質劣化に関する品質であることを特徴とする。
(付記15)
付記14記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質は、BER(Bit Error Rate)であることを特徴とする。
(付記16)
付記15記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、
前記送信信号を復調する第1の復調手段と、
前記ピーク抑圧信号を復調する第2の復調手段と、
前記第1の復調手段によって復調された信号を復号する第1の復号手段と、
前記第2の復調手段によって復調された信号を復号する第2の復号手段と、
前記第1の復号手段によって復号された第1の復号信号と前記第2の復号手段によって復号された第2の復号信号を基に、前記BERを求めるBER算出手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記17)
付記14記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質は、EVM(Error Vector Magnitude)であることを特徴とする。
(付記18)
付記17記載の送信アンプのピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、
前記送信信号を復調する第1の復調手段と、
前記ピーク抑圧信号を復調する第2の復調手段と、
前記第1の復調手段によって復調された第1の復調信号と前記第2の復調手段によって復調された第2の復調信号を基に、前記EVMを求めるEVM算出手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記19)
付記14記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質は、前記ピーク抑圧手段のピーク抑圧による信号の電力減衰量であることを特徴とする。
(付記20)
付記19記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、
前記送信信号の電力を計算する第1の電力計算手段と、
前記ピーク抑圧信号の電力を計算する第2の電力計算手段と、
前記第1の電力計算手段によって計算された第1の電力と前記第2の電力計算手段によって計算された第2の電力を基に、前記信号の電力減衰量を求める電力減衰量算出手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記21)
付記1記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記送信信号と、前記送信アンプから出力される前記ピーク抑圧信号のキャリア変調信号を復調した信号とを基に、前記送信アンプから出力される信号の信号品質を推定する信号品質推定手段を、
備えることを特徴とする。
(付記22)
付記21記載のピーク抑圧度制御装置であって、
さらに、
前記信号品質推定手段から出力停止信号が入力されている間は、前記ピーク抑圧手段から出力される前記ピーク抑圧信号の外部出力を停止する出力停止手段を備え、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が所望品質に満たないと判断しているときは、前記出力停止手段に前記出力停止信号を出力することを特徴とする。
(付記23)
付記21記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が、常に、所望品質以上となるように、前記ピーク抑圧度を制御することを特徴とする。
(付記24)
付記23記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧度が最小となるように設定することを特徴とする。
(付記25)
付記14記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記信号品質は、ACLR(Adjacent Channel Leakage Ratio)であることを特徴とする。
(付記26)
付記25記載のピーク抑圧度制御装置であって
前記信号品質推定手段は、
前記ピーク抑圧信号をFFT(First Fourier Transform)処理するFFT処理手段と、
該FFFT処理手段のよって得られた前記ピーク抑圧信号のスペクトラムを基に、ACLRを算出するACLR計算手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記27)
付記26記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ACLR計算手段は、
前記スペクトラムを基に、前記ピーク抑圧信号の信号帯域内電力を算出する信号帯域内電力計算手段と、
前記スペクトラムを基に、前記ピーク抑圧信号に干渉帯域電力を算出する干渉帯域電力計算手段と、
前記信号帯域内電力計算手段によって算出された前記信号帯域内電力と、前記干渉帯域電力計算手段によって算出された干渉帯域電力とを基に、ACLRを算出する手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記28)
付記1記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号はマルチキャリア信号であり、
前記ピーク抑圧度制御手段は、
該マルチキャリア信号の各キャリア信号において、最も所望品質の厳しい所望品質が要求されている信号に合わせて、前記ピーク抑圧度を変更することを特徴とする。
(付記29)
付記28記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記ピーク抑圧度制御手段は、
前記マルチキャリア信号の各キャリア信号の所望品質情報に設定されている所望品質の中で最も高い品質を選択する最高品種選択手段と、
該最高品質選択手段によって選択された最高品質を基に、前記ピーク抑圧度を決定するピーク抑圧度決定手段と、
を備えることを特徴とする。
(付記30)
付記28記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、変調方式と符号化率であることを特徴とする。
(付記31)
付記28記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、前記ピーク抑圧信号の受信品質劣化に関する情報であることを特徴とする。
(付記32)
付記31記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、BERであることを特徴とする。
(付記33)
付記31記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、EVMであることを特徴とする。
(付記34)
付記31記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、前記ピーク抑圧手段のピーク抑圧による信号の電力減衰量であることを特徴とする。
(付記35)
付記31記載のピーク抑圧度制御装置であって、
前記所望品質情報は、ACLRであることを特徴とする。
2 ピーク抑圧閾値制御部
3 ピーク抑圧部
21 閾値決定用のテーブル
30 信号復調部
31 GI除去部
32 S/P変換器
33 FFT計算部
34 P/S変換部
110、130 信号品質推定部
120 出力停止部
201、202 信号復調部
211、212 復号部
220 比較部
230 BER計算部
301、302 信号復調部
310 EVM計算部
401、402 電力計算部
410 差分器
420 電力差積算部
501 D/A変換器
511、512 ミキサ
521、522 局部発信器
530 送信アンプ
541 A/D変換器
550、570、580 信号品質推定部
560 アンテナ
590 出力停止部
610 FFT計算部
621 信号帯域内電力積分部
622 除算器
623 干渉帯域電力積分部
624 乗算器
700 ピーク抑圧閾値決定回路
710 最高品質選択部
711 テーブル
720 閾値決定部
Claims (5)
- 送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号の所望品質情報に応じて、前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段を、
備え、
前記ピーク抑圧度制御手段は、
前記所望品質情報とそれに対応するピーク抑圧度が登録されている記憶手段と、
前記送信信号の所望品質情報を基に前記記憶手段を検索して、前記所望品質情報に対応するピーク抑圧度を求め、そのピーク抑圧度を前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度に決定するピーク抑圧度決定手段と、
を備え、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号は、ベースバンド信号であり、
前記所望品質情報は、前記ベースバンド信号の少なくとも符号化率を含む
ことを特徴とするピーク抑圧制御装置。 - 送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号の所望品質情報に応じて、前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段と、
前記送信信号から前記所望品質を推定し、その推定した所望品質を基に、前記ピーク抑圧度を決定する品質情報推定手段と、
を備え、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号は、ベースバンド信号であり、
前記品質情報推定手段は、
前記ベースバンド信号を、品質情報を推定可能な信号に復調する復調手段と、
該復調手段によって得られた復調信号を基に、その復調信号の所望品質を推定する推定手段と、
を備え、
前記推定手段は、
前記復調信号のコンスタレーションを求めるコンスタレーション取得手段と、
該コンスタレーション取得手段によって得られたコンスタレーションを基に、前記ベースバンド信号の変調方式を推定する変調方式推定手段と、
該変調方式推定手段によって得られた変調方式を基に、前記ピーク抑圧部に設定すべきピーク抑圧度を決定するピーク抑圧度決定手段と、
を備えることを特徴とするピーク抑圧制御装置。 - 送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧度装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号と、前記ピーク抑圧部が前記送信信号に対してピーク抑圧処理を施したピーク抑圧信号とを基に、該ピーク抑圧信号の信号品質を推定し、前記ピーク抑圧部に設定するピーク抑圧度を予め定めた最大値から徐々に小さくして該信号品質が所定品質を満たす最小値のピーク抑圧度になった場合に、該最小値のピーク抑圧度を前記ピーク抑圧部に設定するピーク抑圧度に決定する信号品質推定手段を、
備えることを特徴とするピーク抑圧制御装置。 - 送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号と、前記送信アンプから出力される前記ピーク抑圧信号のキャリア変調信号を復調した信号とを基に、前記送信アンプから出力される信号の信号品質を推定する信号品質推定手段と、
前記信号品質推定手段により推定された前記信号品質に基づいて、前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段と、
前記信号品質推定手段から出力停止信号が入力されている間は、前記ピーク抑圧部から出力される前記ピーク抑圧信号の外部出力を停止する出力停止手段と、
を備え、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が所望品質に満たないと判断しているときは、前記出力停止手段に前記出力停止信号を出力することを特徴とするピーク抑圧制御装置。 - 送信アンプの入力信号のピーク電力を抑圧するピーク抑圧部のピーク抑圧度を制御するピーク抑圧制御装置であって、
前記ピーク抑圧部が抑圧する送信信号と、前記送信アンプから出力される前記ピーク抑圧信号のキャリア変調信号を復調した信号とを基に、前記送信アンプから出力される信号の信号品質を推定する信号品質推定手段と、
前記信号品質推定手段により推定された前記信号品質に基づいて、前記ピーク抑圧部のピーク抑圧度を変更するピーク抑圧度制御手段と、
を備え、
前記信号品質推定手段は、前記ピーク抑圧信号の信号品質が、常に、所望品質以上となるように、前記ピーク抑圧度を制御することを特徴とするピーク抑圧制御装置。
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