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JP4826502B2 - 冷却系システム - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の暖機を行う冷却系システムに関する。
従来から、排気ガスと冷却水との間で熱交換を行い、排気熱を回収する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、冷却水の加温時には、冷却水と排気熱回収器の間の熱交換を行うことで、暖房効果を高め、冷却水の加温後には、排気ガスを、排気熱回収器をバイパスさせることにより、熱交換を抑制する技術が記載されている。また、特許文献2には、冷却水加温時の冷却水の流量を制御する技術が記載されている。
特開2006−283711号公報 特開平8−14043号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術では、冷却水の加温時において、内燃機関(エンジン)及びラジエータに貯留している多量の冷却水を循環させるので、エンジンが冷却されてしまい、エンジンの暖機完了までに時間を要する。また、冷却水の加温時において、ヒータコアにも多量の冷却水を循環させるので、ヒータコアの暖房効果も抑えられてしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、冷却水加温時において、エンジンの冷却を抑えると共に、ヒータコアの暖房効果を高めることの可能な冷却系システムを提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関と排気熱回収器とに冷却水を循環させることで前記内燃機関の暖機を行う冷却系システムは、前記排気熱回収器とヒータコアとを循環する前記冷却水の冷却水通路のルートである第1の冷却水通過ルートと、前記排気熱回収器と前記内燃機関のウォータージャケットとを循環する前記冷却水の冷却水通路のルートである第2の冷却水通過ルートと、前記第2の冷却水通過ルートの冷却水の流量を制御する弁と、前記第1の冷却水通過ルート及び前記第2の冷却水通過ルートの冷却水を循環させる電動ポンプと、前記弁の開閉を制御する弁開閉制御手段と、を備え、前記弁開閉手段は、前記冷却水が加温中の状態にある場合には、前記第2の冷却水通過ルートに前記冷却水が流れないように前記弁に対して制御を行い、前記冷却水が加温後の状態にある場合には、前記第2の冷却水通過ルートに前記冷却水が流れるように前記弁に対して制御を行う
上記の冷却系システムは、内燃機関と排気熱回収器との間に冷却水を循環させることで内燃機関の暖機を行う。冷却系システムは、第1の冷却水通過ルートと第2の冷却水通過ルートの2つのルートを有する。第1の冷却水通過ルートは、排気熱回収器と、ヒータコアとを循環する冷却水の冷却水通路のルートである。第2の冷却水通過ルートは、排気熱回収器と内燃機関のウォータージャケットとを循環する冷却水の冷却水通路のルートである。弁は、第2の冷却水通過ルートの冷却水の流量を制御する。電動ポンプは、第1の冷却水通過ルート及び第2の冷却水通過ルートの冷却水を循環させる。弁開閉手段は、例えば、ECU(Engine Control Unit)であり、冷却水が加温中の状態にある場合には、第2の冷却水通過ルートに冷却水が流れないように弁に対して制御を行い、冷却水が加温後の状態にある場合には、第2の冷却水通過ルートに冷却水が流れるように前記弁に対して制御を行う。このようにすることで、冷却系システムは、エンジンの冷却を抑えると共に、ヒータコアの暖房効果を高めることができる。
上記の冷却系システムの他の一態様は、前記弁は、前記第2の冷却水通過ルート上に設置され、前記電動ポンプは、前記第1の冷却水通過ルートと前記第2の冷却水通過ルートとに共通の冷却水通路に設置されている。このようにすることで、1つの電動ポンプのみで、第1の冷却水通過ルートと第2の冷却水通過ルートの両方に冷却水を循環させることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態に係る冷却系システムについて説明する。図1、図2は、本発明の第1実施形態に係る冷却系システム100の概略構成を示す図である。なお、図1においては、実線矢印が冷却水の流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。また、太線で表した実線は、冷却水が流れる通路(冷却水通路)を示している。
第1実施形態に係る冷却系システム100は、冷却水を用いてエンジン1の冷却を行うと共に、この冷却水と排気ガスとの間で熱交換を行うことによって排気熱を回収し、エンジン1の暖機やヒータの熱源に利用するシステムである。この場合、冷却水は、冷却水通路7a、7b、7c、7dを通過することによって、エンジン1の冷却及び暖機などを行う。
冷却水通路7aは、エンジン1から延びている冷却水通路7dと三方弁10を介して接続されている。また、冷却水通路7cは、冷却水通路7aと、エンジン1から延びている冷却水通路7bと、サーモスタット4を介して接続されている。冷却水通路7cは、エンジン1に通じている。
冷却水通路7a上には、排気熱回収器2と、温度センサ6と、電動ポンプ8と、ヒータコア9とが設けられている。冷却水通路7b上には、ラジエータ3が設けられている。冷却水通路7c上には電動ポンプ5が設けられている。
また、電動ポンプ8と、ヒータ9と、排気熱回収器2とをバイパスする冷却水通路7eが、冷却水通路7aと接続して設けられている。また、冷却水通路7eは、冷却水通路7dと冷却水通路7aとに対し、三方弁10を介して接続されている。なお、以下では、冷却水通路7a〜7eを区別しない場合には、単に冷却水通路7として用いるものとする。
エンジン(内燃機関)1は、供給される燃料と空気との混合気を燃焼させることによって動力を発生する装置である。例えば、エンジン1は、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどによって構成される。また、エンジン1は、ハイブリッド車両などに搭載される。冷却水1は、冷却水通路7cよりエンジン1に流入する。
エンジン1に流入した冷却水は、エンジン1内部のウォータージャケット(不図示)を通過した後、冷却水通路7b、7dより流出する。ウォータージャケットは、エンジン1内部のシリンダ(不図示)の周囲に設けられており、シリンダは、ウォータージャケットを通過する冷却水と熱交換を行うことにより、暖機される。
排気熱回収器2は、エンジン1からの排気ガスが通過する排気通路(不図示)上に設けられている。排気熱回収器2は、内部に冷却水が通過し、この冷却水と排気ガスの間で熱交換を行うことによって、排気熱を回収する。これにより、冷却水は加温される。
水温センサ6は、検出した温度に対応する検出信号S6をECU50に供給する。
電動ポンプ(以下、「電動WP」と呼ぶ。)5、8は、電動式のモータを備えて構成され、このモータの駆動により冷却水を冷却水通路7内で循環させる。具体的には、電動WP5、8は、バッテリから電力が供給され、ECU50から供給される制御信号S5、S8によって回転数などが制御される。
ヒータコア9は、内部を通過する冷却水によって、車室内の空気を暖める装置である。この場合、ヒータコア9によって暖められた空気は、ブロア(不図示)と呼ばれる送風機によって車室内に送風される。
ラジエータ3では、その内部を通過する冷却水が外気によって冷却される。この場合、電動ファン(不図示)の回転により導入された風によって、ラジエータ3内の冷却水の冷却が促進される。
サーモスタット4は、冷却水の温度に応じて開閉する弁によって構成される。基本的には、サーモスタット4は、冷却水の温度が高温となったときに開弁する。この場合、サーモスタット4を介して冷却水通路7bと冷却水通路7cとが接続され、冷却水はラジエータ3を通過することとなる。これにより、冷却水が冷却され、エンジン1のオーバーヒートが抑制される。
これに対して、冷却水の温度が比較的低温である場合には、サーモスタット4は閉弁している。この場合には、冷却水はラジエータ3を通過しない。これにより、冷却水の温度低下が抑制されるため、エンジン1のオーバークールが抑制される。
三方弁10は、三方向に冷却水の出入り口を有し、各方向の出入り口には開閉可能な弁を有している。図1に示す例では、三方弁10は、冷却水通路7a、7d、7eの各方向に冷却水の出入り口を有しており、冷却水通路7a、7d、7eの各方向の出入り口に弁を有している。三方弁10は、ECU50からの制御信号S10に基づいて、各方向の出入り口の弁の開閉を行う。
ECU(Engine Control Unit)50は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備える。ECU50は、水温センサ6から供給される検出信号S6に基づいて、三方弁10、電動W/P5、8の制御を実行する。従って、ECU50は、本発明における弁開閉手段として機能する。
(三方弁の制御方法)
次に、三方弁10の制御方法について説明する。第1実施形態に係る冷却系システム100では、ECU50は、水温センサ6から供給される検出信号S6に基づいて、冷却水が加温中の状態(例えば、冷却水の水温が80℃以下となっている状態)にあるか否かを判定する。
ECU50は、冷却水が加温中の状態にあると判定した場合には、三方弁10を制御して、冷却水通路7dの方向の出入り口の弁を閉じ、冷却水通路7a、7eの各方向の出入り口の弁を開く。また、ECU50は、電動WP5を駆動せず、電動WP8を駆動する。このとき、三方弁10内部では、冷却水は、冷却水通路7eから冷却水通路7aへ流出する。しかし、冷却水通路7dの冷却水は、三方弁10の冷却水通路7dの出入り口の弁が閉じられているため、流れることができない。
これにより、図1の実線矢印で示すように、冷却水は、冷却水通路7a、7eを循環することとなる。言い換えると、冷却水は、電動WP8、ヒータコア9、排気熱回収器2が設置された、閉じた冷却水通路7a、7eを循環し、エンジン1、ラジエータ3を通過することはない。
このような制御を行う理由は、以下の通りである。1つ目の理由は、冷却水が加温中の状態にある場合において、エンジン1、ラジエータ3に貯留している多量の冷却水を循環させると、冷却水の加温完了までに時間がかかってしまい、ヒータコア9及びエンジン1の暖機の完了までに時間がかかってしまう。2つ目の理由は、加温が完了していない冷却水がエンジン1を通過すると、エンジン1は冷却され、エンジン1の暖機が遅れてしまう。3つ目の理由は、冷却水がラジエータ3を通過すると、冷却水が冷却され、冷却水の加温完了までに時間がかかってしまう。
このような理由から、冷却水が加温中の状態にある場合において、ECU50は、三方弁10を制御して、冷却水通路7dの方向の出入り口の弁を閉じ、冷却水通路7a、7eの各方向の出入り口の弁を開く制御を行う。
このようにすることで、冷却水は、電動WP8、ヒータコア9、排気熱回収器2が設置された閉じた冷却水通路7a、7eを循環して、エンジン1、ラジエータ3を通過することはなくなるので、エンジンの冷却は抑えられる。また、エンジン1、ラジエータ3に貯留している多量の冷却水が循環することがなくなるので、冷却水加温中において、冷却水の加温の効率を高めることができ、冷却水の加温完了までの時間を短縮することができ、ヒータコア9の暖房効果を高めることができる。
この冷却水通路7a、7eを循環するルート(図1の実線矢印で示すルート)が、本発明における第1の冷却水通過ルートとして機能する。
ECU50は、水温センサ6から供給される検出信号S6に基づいて、冷却水が加温後の状態になっている(例えば、冷却水の水温が80℃を超えている場合)と判定した場合には、冷却水の加温は完了したとして、三方弁10を制御して、冷却水通路7d、7aの方向の出入り口の弁を開き、冷却水通路7eの方向の出入り口の弁を閉める。また、このとき、ECU50は、電動WP5を駆動する。
図2に示す冷却系システム100の概略構成を示す図では、このときの冷却水の流れを実線矢印で示している。冷却水が加温後の状態となっているときは、三方弁10における、冷却水通路7d、7aの方向の出入り口の弁が開かれ、冷却水通路7eの方向の出入り口の弁が閉じられている。そのため、三方弁10内部では、冷却水は、冷却水通路7dから冷却水通路7aへ流出する。しかし、冷却水通路7eの冷却水は、三方弁10の冷却水通路7eの方向の出入り口の弁が閉じられているため、流れることができない。
従って、このとき、冷却水は、冷却水通路7dから冷却水通路7aを通り、冷却水通路7aから冷却水通路7cを通るルートを辿ってエンジン1に流入する。このとき、エンジン1に流入する冷却水は、加温後のものであるので、エンジン1は冷却されることなく、暖機される。また、冷却水の温度が高温となった場合には、サーモスタット4が開弁し、冷却水は、冷却水通路7bからラジエータ3を経て、冷却水通路7cを通るルートを辿ってエンジン1に流入する。これにより、冷却水が冷却され、エンジン1のオーバーヒートが抑制される。
従って、この冷却水通路7a〜7dを循環するルート(図2の実線矢印で示すルート)が、本発明における第2の冷却水通過ルートとして機能する。
以上に述べたことをまとめると、本発明の冷却系システムは、排気熱回収器2とヒータコア9とを循環する冷却水の冷却水通路のルート(冷却水通路7a、7eを循環するルート)である第1の冷却水通過ルートと、排気熱回収器2と内燃機関1のウォータージャケットとを循環する冷却水の冷却水通路のルート(冷却水通路7a〜7dを循環するルート)である第2の冷却水通過ルートと、当該第2の冷却水通過ルートの冷却水の流量を制御する三方弁10と、当該第1の冷却水通過ルート及び当該第2の冷却水通過ルートの冷却水を循環させる電動ポンプ5と、三方弁10の開閉を制御するECU50と、を備える。
そして、ECU50は、冷却水が加温中の状態にある場合には、当該第2の冷却水ルートに冷却水を流さない制御を行い、冷却水が加温後の状態にある場合には、当該第2の冷却水ルートに冷却水を流す制御を行う。このようにすることで、エンジンの冷却を抑えると共に、ヒータコアの暖房効果を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る冷却系システム100aについて説明する。図3、図4は、第2実施形態に係る冷却システム100aの概略構成を示す図である。
図3に示すように、第2実施形態に係る冷却系システム100aでは、冷却水通路7は、冷却水通路7aから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7aへと循環するルートと、冷却水通路7bから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7bへと循環するルートより構成される。冷却水通路7cは、この2つのルートに共通の冷却水通路である。
冷却水通路7a上には、ヒータコア9と、排気熱回収器2とが設置され、冷却水通路7c上には、電動WP5が設置される。冷却水通路7b上には、弁11と、エンジン1と、ラジエータ3が配置される。
弁11は、冷却水通路7b上に設けられており、開閉することで、冷却水通路7bの冷却水の流量を制御することができる。具体的には、弁11が完全に閉じているときは、冷却水通路7bの冷却水は流れない。即ち、冷却水通路7bから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7bへと循環する冷却水通路のルートでは、冷却水は流れない。 図4に示すように、弁11が開いているときは、冷却水通路7bの冷却水は流れるので、冷却水通路7bから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7bへと循環する冷却水通路のルートで、冷却水は流れることとなる。弁11は、ECU50からの制御信号S11に基づいて、弁の開閉を行う。
第2実施形態に係る冷却系システム100aでは、ECU50は、水温センサ6から供給される検出信号S6に基づいて、冷却水が加温中の状態(例えば、冷却水の水温が80℃以下となっている状態)にあるか否かを判定する。
ECU50は、冷却水が加温中の状態にあると判定した場合には、弁11を閉じる制御を行い、冷却水通路7bの冷却水が流れないようにする。また、ECU50は、電動WP5を駆動する。
このとき、冷却水通路7bから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7bへと循環する冷却水通路のルートでは、冷却水は流れずに、図3の実線矢印で示すように、冷却水通路7a、7cを循環する冷却水通路のルートでのみ、冷却水が流れる。
このようにすることで、冷却水は、冷却水加温中において、ヒータコア9と排気熱回収器2とを通過して、エンジン1とラジエータ3とを通過しない。これにより、冷却水の加温の効率を高めることができ、冷却水の加温完了までの時間を短縮することができる。従って、第2実施形態に係る冷却系システムによっても、エンジンの冷却を抑えると共に、ヒータコア9の暖房効果を高めることができる。
この冷却水通路7a、7cを循環するルート(図3の実線矢印で示すルート)が本発明における第1の冷却水通過ルートとして機能する。
ECU50は、水温センサ6から供給される検出信号S6に基づいて、冷却水が加温後の状態になっている(例えば、冷却水の水温が80℃を超えている場合)と判定した場合には、冷却水の加温は完了したとして、弁11を開く制御を行う。また、ECU50は、引き続いて、電動WP5を駆動する。
これにより、冷却水は、冷却水通路7bから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7bへと循環する冷却水通路のルートで流れる。また、冷却水は、依然として、冷却水通路7aから冷却水通路7cへ、冷却水通路7cから冷却水通路7aへと循環するルートでも流れている。
このとき、冷却水は、冷却水通路7bからエンジン1に流入する。このとき、エンジン1に流入する冷却水は、加温後のものであるので、エンジン1は冷却されることなく、暖機される。
この冷却水通路7a、7b、7cを循環するルート(図4の実線矢印で示すルート)が本発明における第2の冷却水通過ルートとして機能する。
第2実施形態に係る冷却系システム100aでは、第1実施形態に係る冷却系システム100と異なり、三方弁が設置される代わりに、冷却水7b上に、即ち、第2の冷却水通過ルート(冷却水通路7a、7b、7cを循環するルート)上に弁11が設置され、さらに、第1の冷却水通過ルート(冷却水通路7a、7cを循環するルート)と第2の冷却水通過ルートとに共通の冷却水通路7c上に電動ポンプ5が設置される構成となっている。つまり、第2実施形態に係る冷却系システムでは、第1実施形態に係る冷却系システムと異なり、2つの電動WPを必要とせず、1つの電動WPのみで、第1の冷却水通過ルートと第2の冷却水通過ルートの両方に冷却水を循環させることができる。
第1実施形態に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。 第1実施形態に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態に係る冷却系システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1 エンジン(内燃機関)
2 排気熱回収器
3 ラジエータ
4 サーモスタット
5、8 電動ポンプ(電動WP)
6 水温センサ
7 冷却水通路
9 ヒータコア
10 三方弁

Claims (2)

  1. 内燃機関と排気熱回収器とに冷却水を循環させることで前記内燃機関の暖機を行う冷却系システムであって、
    前記排気熱回収器とヒータコアとを循環する前記冷却水の冷却水通路のルートである第1の冷却水通過ルートと、
    前記排気熱回収器と前記内燃機関のウォータージャケットとを循環する前記冷却水の冷却水通路のルートである第2の冷却水通過ルートと、
    前記第2の冷却水通過ルートの冷却水の流量を制御する弁と、
    前記第1の冷却水通過ルート及び前記第2の冷却水通過ルートの冷却水を循環させる電動ポンプと、
    前記弁の開閉を制御する弁開閉制御手段と、を備え、
    前記弁開閉手段は、前記冷却水が加温中の状態にある場合には、前記第2の冷却水通過ルートに前記冷却水が流れないように前記弁に対して制御を行い、前記冷却水が加温後の状態にある場合には、前記第2の冷却水通過ルートに前記冷却水が流れるように前記弁に対して制御を行うことを特徴とする冷却系システム。
  2. 前記弁は、前記第2の冷却水通過ルート上に設置され、
    前記電動ポンプは、前記第1の冷却水通過ルートと前記第2の冷却水通過ルートとに共通する冷却水通路に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却系システム。
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