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JP4816783B2 - 現像ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、感光体に形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ユニットに関する。
従来より、現像剤を担持する現像ローラを有する現像部と、現像剤を収容し、現像部の下方に隣接して配置される現像剤収容部と、を備えた現像ユニットが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術における現像部は、現像ローラの斜め下方に配置されて現像ローラに現像剤を供給する供給ローラと、現像ローラの下側に摺接して現像ローラに担持される現像剤の厚さを規制する規制部材と、を備えている。
また、現像部と現像剤収容部とを仕切る仕切り壁には、現像剤収容部から現像部へ現像剤を供給するための供給口が形成されている。具体的に、この供給口は、供給ローラを挟んで規制部材とは反対側の位置に形成されており、これにより、現像剤収容部から供給口を通って現像部に送られてきた現像剤が、供給ローラに供給されるようになっている。
特開2009−47770号公報
しかしながら、従来技術では、仕切り壁に供給口しか形成されておらず、その供給口が供給ローラを挟んで規制部材とは反対側の位置に形成されているので、規制部材によって現像ローラ上から掻き落とされる劣化した現像剤が現像部内に溜まったままになるおそれがあった。そして、このように劣化した現像剤が1つの場所に溜まったままであると、劣化した現像剤の塊が供給ローラおよび現像ローラを介して感光体に供給されて、画像品質を悪化させてしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、現像部と現像剤収容部との間の現像剤の循環性を向上させることで、劣化した現像剤の影響を小さくして画像品質を向上させることができる現像ユニットを提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、現像剤を担持する現像ローラを有する現像部と、現像剤を収容し、前記現像部の下方に隣接して配置される現像剤収容部と、を備えた現像ユニットであって、前記現像部と前記現像剤収容部との間には、仕切り壁が設けられ、前記仕切り壁には、前記現像剤収容部から前記現像部へ現像剤を供給するための供給口と、前記現像部から前記現像剤収容部へ現像剤を戻すための戻し口とが形成され、前記現像剤収容部には、前記仕切り壁に摺接するように回転して、前記現像剤収容部内の現像剤を前記供給口へ搬送する撹拌部材が設けられ、前記現像部には、前記現像ローラの下方に配置され、前記現像ローラに現像剤を供給する供給ローラと、前記現像ローラに摺接して前記現像ローラに担持される現像剤の厚さを規制する規制部材と、前記規制部材の下方に配置され、前記現像部内の現像剤を前記供給ローラの軸方向に送る送出部材と、が設けられ、前記供給口が、前記送出部材を挟んで前記供給ローラの反対側に配置され、前記戻し口が、上方から見て前記規制部材と重なり合うように前記規制部材の下方に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、規制部材の下方に送出部材と戻し口が配置されるので、規制部材で掻き落とされる劣化した現像剤が送出部材によって軸方向に送り出されて現像部内で撹拌されるとともに、戻し口から劣化した現像剤が現像剤収容部に排出される。これにより、劣化した現像剤を現像ユニット内で全体的に拡散させて、その影響を弱まらせることができる。また、供給口が送出部材を挟んで供給ローラの反対側に配置されるので、供給口から現像部内に供給された新たな現像剤を送出部材で軸方向に分散させて、劣化した現像剤と混ぜ合わせることができ、供給ローラに良好な現像剤を供給することができる。
本発明によれば、規制部材の下方に送出部材と戻し口を配置するとともに、供給口を送出部材を挟んで供給ローラの反対側に配置することで、現像部と現像剤収容部との間の現像剤の循環性を向上させることができるので、劣化した現像剤の影響を小さくして画像品質を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る現像ユニットを備えたレーザプリンタを示す断面図である。 フロントカバーを開けてトナーカートリッジを取り出す状態を示す断面図である。 現像ユニットを示す断面図である。 トナーカートリッジの供給口と戻し口の配置を示す説明図である。 現像ユニットを図3のX−X線で切った断面図である。 トナーカートリッジを示す断面図(a)と、側面図(b)である。 供給口と戻し口の配置の変形例を示す説明図である。 図7の形態に対応した仕切り壁等の位置を示す断面図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって右側を「前側(手前側)」、紙面に向かって左側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「右側」、紙面に向かって手前側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの全体構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2、フィーダ部3および画像形成部4などを備えている。
装置本体2は、中空のケース状に形成されており、その前壁には開口部2Aが形成されるとともに、開口部2Aを開閉するフロントカバー21が前後に揺動可能に設けられている(図2参照)。このフロントカバー21には、手差し口21Aが後述する第1搬送路32Bに臨むように形成されている。また、装置本体2の上面は、印字された用紙Pが載置される排紙トレイ22となっている。
フィーダ部3は、給紙トレイ31と、用紙供給機構32を備えている。
給紙トレイ31は、用紙Pを積層して載置しておくためのトレイであり、画像形成部4の下方(装置本体2の下部)に配置されている。給紙トレイ31内には、用紙Pの前端を後述する給紙ローラ32Aに向けて押圧する押圧板31Aが設けられている。
用紙供給機構32は、給紙トレイ31の前側上部に配置され、主に、給紙ローラ32Aと、第1搬送路32Bと、搬送ローラ32Cと、レジストローラ32Dとを備えている。
給紙ローラ32Aは、給紙トレイ31内に載置された用紙PをU字状に折り返して画像形成部4に向けて搬送するローラであり、用紙Pを良好に折り返すべく、比較的大きな径で形成されている。
第1搬送路32Bは、複数のガイドGなどによって構成されており、給紙ローラ32Aの上部から後斜め下方に向けて傾斜するように形成されている。また、この第1搬送路32Bの後端部には、第2搬送路23が連続するように形成されている。
第2搬送路23は、ガイドGや後述するプロセスカートリッジ42などによって構成されており、第1搬送路32Bとの連続部23Aから後述する定着装置43に向けて後斜め上方に傾斜するように形成されている。
搬送ローラ32Cは、用紙Pを挟持して搬送する一対のローラであり、第1搬送路32Bに設けられている。より具体的には、この搬送ローラ32Cは、V字状の連続部23Aから用紙Pの全長(搬送方向の長さ)よりも短い距離だけ搬送方向上流側に離れて配置されている。これにより、用紙Pの先端が連続部23Aに到達したときにおいて、搬送ローラ32Cによって用紙Pに搬送力を与えることができるので、用紙Pの先端が連続部23Aに引っ掛かることが防止されている。
また、搬送ローラ32Cは、フロントカバー21に形成された手差し口21Aから用紙Pの全長よりも短い距離だけ離れて配置されている。これにより、ユーザが手差し口21Aから装置本体2内に用紙Pを差し込んでいく途中で、すなわち用紙Pの一部が装置本体2外に食み出た状態で、用紙Pの先端が確実に一対の搬送ローラ32C間に到達するので、搬送ローラ32Cを手差し用の給紙ローラとしても利用することが可能となっている。
レジストローラ32Dは、用紙Pの先端位置を揃えるための一対のローラであり、第2搬送路23に設けられている。具体的には、レジストローラ32Dは、連続部23Aから搬送方向下流側に少し離れた位置に配置されている。
以上のように構成されるフィーダ部3では、給紙トレイ31内の用紙Pが給紙ローラ32Aで折り返された後、搬送ローラ32Cによってレジストローラ32Dまで搬送される。その後、用紙Pは、レジストローラ32Dで先端位置が揃えられて、画像形成部4に搬送される。
画像形成部4は、スキャナユニット41、プロセスカートリッジ42および定着装置43などを備えている。
スキャナユニット41は、レーザ発光部やポリゴンミラーなどを備えた公知の構造となっており、レーザビームをプロセスカートリッジ42の感光ドラム51の表面上に高速走査させる。
プロセスカートリッジ42は、ドラムカートリッジ5と、現像部の一例としての現像装置6と、現像剤収容部の一例としてのトナーカートリッジ7とを備えて構成されている。
ドラムカートリッジ5は、感光ドラム51と、転写ローラ52と、スコロトロン型帯電器53などを備えている。
現像装置6は、現像ローラ61、規制部材の一例としての層厚規制ブレード62および供給ローラ63などを備えており、ドラムカートリッジ5に着脱可能となっている。
トナーカートリッジ7は、内部に現像剤の一例としてのトナーを収容する容器であり、現像装置6に着脱可能となっている。なお、現像装置6およびトナーカートリッジ7の構造の詳細については、後述することとする。
そして、トナーカートリッジ7は、第1搬送路32Bに沿って配置されている。これにより、トナーカートリッジ7と第1搬送路32Bとの間に無駄なスペースがなくなり、装置本体2が小型化されている。また、トナーカートリッジ7は、連続部23Aに隣接するように配置されている、すなわち第1搬送路32Bから立ち上がる第2搬送路23に寄せるように配置されている。そのため、トナーカートリッジ7と第2搬送路23の間に無駄なスペースがなくなり、装置本体2の更なる小型化が図られている。
また、現像装置6は、トナーカートリッジ7の上方であって、第2搬送路23に隣接した位置に配置されている。これにより、図2に示すように、トナーカートリッジ7の現像装置6との接続部7A(供給口等が形成された面)を上に向けることができるので、接続部7Aからのトナー漏れを抑えることが可能となっている。また、現像装置6を第2搬送路23に隣接させることで、現像装置6と第2搬送路23との間に無駄なスペースがなくなり、装置本体2の更なる小型化が図られている。
なお、前述したドラムカートリッジ5、現像装置6およびトナーカートリッジ7は、それぞれ図2に示すように、フロントカバー21を開放することで開口する開口部2Aから、装置本体2に対して着脱可能となっている。
以上のように構成されるプロセスカートリッジ42では、図1に示すように、トナーカートリッジ7から現像装置6内に送り込まれたトナーが、供給ローラ63により現像ローラ61に供給され、このとき、供給ローラ63と現像ローラ61との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ61上に供給(担持)されたトナーは、現像ローラ61の回転に伴って、層厚規制ブレード62と現像ローラ61との間に進入して層厚規制ブレード62によって厚さが規制されることで、一定厚さの薄層として現像ローラ61上に担持される。
一方、ドラムカートリッジ5では、感光ドラム51の表面がスコロトロン型帯電器53により一様に正帯電された後、スキャナユニット41からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ61の回転により、現像ローラ61上に担持されているトナーが、感光ドラム51に対向して接触するときに、感光ドラム51の表面上に形成される静電潜像に供給される。
これにより、トナーは、感光ドラム51の表面上で選択的に担持されて可視像化され、反転現像によりトナー像が形成される。その後、感光ドラム51と転写ローラ52との間で用紙Pが搬送されるときに、感光ドラム51の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置43は、加熱ローラ43Aと、加圧ローラ43Bとを備えている。そして、定着装置43では、用紙P上に転写されたトナー像を、用紙Pが加熱ローラ43Aと加圧ローラ43Bとの間を通過する間に熱定着させている。なお、定着装置43で熱定着された用紙Pは、定着装置43の搬送方向下流側に配設される排紙ローラ44によって排紙トレイ22上に排出される。
また、定着装置43やプロセスカートリッジ42の後側には、両面印字のための第3搬送路24が設けられている。第3搬送路24は、定着装置43の搬送方向下流側(詳しくは定着装置43と排紙ローラ44との間)から後方および下方に延びて、レジストローラ32Dの搬送方向上流側で第2搬送路23に合流するように形成されている。これにより、第3搬送路を第1搬送路32Bに合流させる形態に比べ、装置本体2を上下に大型化することなく、両面印字用の搬送路を形成することが可能となっている。
また、第3搬送路24には、用紙Pを挟持しながら搬送する複数対の戻しローラ24Aが設けられている。具体的には、複数対の戻しローラ24Aのうち上流側の3対の戻しローラ24Aは、第3搬送路24のうち90°以上の鈍角で屈曲する鈍角屈曲部24Bから用紙Pの全長よりも短い距離だけ搬送方向上流側に離れて配置されている。これにより、用紙Pの先端が鈍角屈曲部24Bに到達したときにおいて、戻しローラ24Aによって用紙Pに搬送力を与えることができるので、用紙Pの先端が鈍角屈曲部24Bに引っ掛かることが防止されている。
また、最下流側に位置する1対の戻しローラ24Aは、第3搬送路24のうち90°未満の鋭角で屈曲する鋭角屈曲部24Cの頂点付近に配置されている。これにより、用紙Pの先端が鋭角屈曲部24Cに突き当たることで詰まりそうになっても、その先端が鋭角屈曲部24Cの頂点にある一対の戻しローラ24Aによって挟持されて強制的に搬送されるので、用紙Pの詰まりを抑制することが可能となっている。
<現像装置およびトナーカートリッジの構造の詳細>
次に、現像装置6とトナーカートリッジ7の構造の詳細について図3を参照して説明する。なお、図3に示すように、現像装置6とトナーカートリッジ7は、組み合わせることで1つの現像ユニットDUとして構成されている。
現像装置6は、前述した現像ローラ61、層厚規制ブレード62および供給ローラ63を備える他、送出部材の一例としてのオーガ64やこれらの部品を収容する現像ケース65を備えている。
現像ケース65の後側の上部には、感光ドラム51(図1参照)に対向する開口部65Aが形成され、前側の下部には、後述するトナーカートリッジ7の供給口71Bおよび2つの戻し口71C(図4参照)に対応した供給口65Bおよび2つの戻し口65Cが形成されている。なお、本実施形態では、現像装置6とトナーカートリッジ7との間を仕切る仕切り壁は、現像装置6側の仕切り壁65Dと、トナーカートリッジ7側の仕切り壁71Aの2つで構成されている。
現像ローラ61は、現像ケース65の開口部65Aから露出するように配置され、この現像ローラ61の下方に、供給ローラ63が配置されている。また、層厚規制ブレード62は、供給ローラ63の前方に隣接して配置され、現像ローラ61の前斜め下側部分に摺接している。
オーガ64は、層厚規制ブレード62の下方に配置され、図5に示すように、現像ローラ61(供給ローラ63)の軸方向へ、詳しくは左右方向の中央部から左右方向の両側に向けてトナーを搬送するように構成されている。これにより、層厚規制ブレード62で掻き落とされる劣化したトナーが、オーガ64によって左右方向に良好に分散される。
具体的に、オーガ64は、回転軸64Aと、この回転軸64Aに螺旋状に巻き付くように設けられる第1螺旋羽64Bおよび第2螺旋羽64Cとを備えている。
そして、第1螺旋羽64Bと第2螺旋羽64Cは、回転軸64Aの軸方向中央部分(供給口65B付近)を境にそれぞれ右側と左側に配置され、その螺旋方向が異なるようになっている。これにより、第1螺旋羽64Bによってトナーが右側に搬送され、第2螺旋羽64Cによってトナーが左側に搬送されるようになっている。
図3に示すように、トナーカートリッジ7は、トナーを収容する第1収容部71、第2収容部72および第3収容部73を備えて構成されている。
第1収容部71は、トナーカートリッジ7が現像装置6に装着されたとき(詳しくは、現像ユニットDUが装置本体2に装着されたとき)に現像装置6に対して下方(前斜め下側)に隣接して配置されている。第1収容部71は、略中空円柱状に形成されており、この第1収容部71を形成する壁のうち現像装置6に隣接する仕切り壁71Aは、第1収容部71内に向けて凹むように形成されている。
詳しくは、仕切り壁71Aは、略水平方向に延びる部分と略垂直方向に延びる部分を有する断面視円弧状に形成されている。そして、仕切り壁71Aには、トナーカートリッジ7から現像装置6へトナーを供給するための供給口71Bと、現像装置6からトナーカートリッジ7へトナーを戻すための2つの戻し口71C(図4参照)とが形成されている。
図4に示すように、供給口71Bは、仕切り壁71Aの上半部の左右方向中央部に1つだけ形成されている。また、戻し口71Cは、仕切り壁71Aの下半部の左右方向両側部、詳しくは印字領域PA外に1つずつ形成されている。すなわち、戻し口71Cは、供給口71Bとは左右方向(供給ローラ63の軸方向)および下方にずれた位置に形成されている。
そして、このように戻し口71Cを供給ローラ63の軸方向にずらすことにより、供給口71Bから現像装置6内に供給されたトナーがすぐに戻し口71Cからトナーカートリッジ7内に戻ってしまうことを防止することができる。また、仮に軸方向における同じ位置に戻し口と供給口を配置した場合には、現像装置6内でトナーの流れを作ることが難しいが、本実施形態のように供給口71Bと戻し口71Cを軸方向でずらすことで、図5に示すような供給口71Bから戻し口71Cに向かう流れを作ることができる。
また、図3に示すように、供給口71Bは、仕切り壁71Aの略垂直方向に延びる部分に形成されることで、横向きに開口している。ここで、「横向き」とは、水平方向を意味する他、水平方向から僅かに傾いた方向をも意味する。
このように供給口71Bが横向きになることにより、後述する撹拌部材(第1撹拌部材)の一例としての第1アジテータA1によって、供給口71Bから現像装置6内へ効率良くトナーを搬送可能となっている。すなわち、供給口71Bが上向きであると、第1アジテータA1によって供給口71Bからトナーを現像装置6内に押し上げた直後に、トナーが供給口71Bからトナーカートリッジ7内に戻ってくることがあるが、横向きとすることによりこのような逆戻りが抑制されている。
また、供給口71Bが横向きになることにより、現像装置6内のトナーの上面(水位)が供給口71Bの下縁よりも極端に上方になったり、極端に下方になったりせず、供給口71Bの下縁付近となるように、一定に保たれるようになっている。これにより、現像ローラ61と層厚規制ブレード62との間や、現像ローラ61に摺擦する各種シール部材(図示せず)との間の摺接部分等に対してトナーから加えられる圧力を小さくすることができ、摺接部分等から必要以上のトナーが漏れ出すことが抑えられている。
また、戻し口71Cは、仕切り壁71Aの略水平方向に延びる部分に形成されることで、下向きに開口している。ここで、「下向き」とは、鉛直方向を意味する他、鉛直方向から僅かに傾いた方向をも意味する。
このように戻し口71Cが下向きになることにより、現像装置6からトナーカートリッジ7に効率良くトナーを戻すことができ、循環性を向上させることが可能となっている。また、戻し口71Cを下向きにすることで、トナーを戻す効率を上げることができるため、戻し口71Cの開口面積を小さくすることができる。そのため、戻し口71Cを印字領域PA外(図4参照)に設けても、現像ユニットDUが大型化しないようになっている。
ここで、印字領域PAとは、用紙Pに転写されるトナー像の最大幅(搬送方向に直交する方向の長さ)の内側の領域を意味している。そして、このように各戻し口71Cが印字領域PA外に配置されることによって、現像装置6内における左右両端部(印字領域PA外)にトナーが溜まることが抑制されている。また、戻し口71Cに対向した現像装置6内部では、トナーが不足しがちになることがあるが、印字領域PAの外側なので、印字に不具合が生じることがない。
そして、図3に示すように、現像装置6にトナーカートリッジ7を組み付けた状態(詳しくは、現像ユニットDUが装置本体2に装着された状態)においては、供給口71Bが、オーガ64を挟んで供給ローラ63の反対側に配置されている。そのため、供給口71Bから現像装置6内に供給された新たなトナーをオーガ64で軸方向に分散させて、劣化したトナーと混ぜ合わせることが可能となっている。
また、現像装置6にトナーカートリッジ7を組み付けた状態において、戻し口71Cは、上方から見て層厚規制ブレード62と重なり合うように層厚規制ブレード62の下方に配置されている。そのため、層厚規制ブレード62で掻き落とされる劣化したトナーが戻し口71Cからトナーカートリッジ7に排出されやすくなっている。
図6(a)に示すように、仕切り壁71Aの外側には、この仕切り壁71Aの周方向に沿って移動することによって、供給口71Bおよび戻し口71Cを開閉する第1シャッタS1が設けられている。第1シャッタS1は、仕切り壁71Aに沿った円弧状に形成される薄い金属板などによって構成されている。
なお、図3に示すように、現像装置6側の仕切り壁65Dにも、仕切り壁65Dに沿った円弧状の第2シャッタS2が設けられている。そして、第1シャッタS1と第2シャッタS2は、互いに係合して一体に回動するように構成されている。
ここで、第1シャッタS1と仕切り壁71Aとの間および第2シャッタS2と仕切り壁65Dとの間からトナーが漏れる問題があるが、本実施例では、戻し口71Cを下向きにすることで戻し口71Cの開口面積を小さくすることができるため、トナー漏れを低減することができる。また、第1シャッタS1と仕切り壁71Aとの間および第2シャッタS2と仕切り壁65Dとの間に戻し口71C等を囲うような形状のスポンジを設けてトナー漏れを防止する場合があるが、この場合にも戻し口71Cを小さくした分戻し口71Cに対応したスポンジを小さくすることができ、シャッタ開閉時の摺動抵抗を小さくすることができる。
また、第1収容部71内には、仕切り壁71Aに対して上から下に摺接するように回転(図示反時計回りに回転)する第1アジテータA1が設けられている。第1アジテータA1は、トナーカートリッジ7(第1収容部71)の左右の壁に回転可能に支持される回転軸部A11と、回転軸部A11から径方向外側に延びる支持部A12と、支持部A12に支持される撹拌翼A13とを備えている。
撹拌翼A13は、図5に示すように、左右方向中央部に配置される第1フィルムA14と、第1フィルムA14の左右方向両側に2枚ずつ配置される第2フィルムA15とで構成されている。言い換えると、撹拌翼A13は、全体として供給口71Bと各戻し口71Cとの両方に対応可能な幅(両方に摺接可能となる幅)で形成されている。
第1フィルムA14は、弾性変形可能な矩形のフィルムであり、供給口71Bの幅(左右方向の幅)と略同じ幅で形成されている。そして、この第1フィルムA14は、第1収容部71と第2収容部72との間に形成された断面視円弧状の対向壁71D(図6(a)参照)に撓んだ状態で摺接するようになっている。
ここで、対向壁71Dは、第1収容部71と第2収容部72とを連通させる幅広の開口の中央部を塞ぐように立設されており、詳しくは、供給口71Bに対向して(対応した位置に)配置され、かつ、第1フィルムA14の幅以上の幅で形成されている。これにより、第1フィルムA14で搬送されるトナーは、第1フィルムA14と対向壁71Dとの間で上方まで搬送された後、供給口71Bへ向けて良好に搬送される。
各第2フィルムA15は、弾性変形可能なフィルムであり、第1収容部71の内面と摺接する摺接部A16が第1フィルムA14側に近付く程回転方向(図の破線で示す矢印の方向)後方に傾斜するように構成されている。具体的には、各第2フィルムA15は、その形状や支持部A12で支持される向きが適宜設定されることで、摺接部A16の左右方向外側部分よりも左右方向内側部分が第1収容部71の内面に遅れて摺接するようになっている。
そして、このように各第2フィルムA15の摺接部A16の左右方向外側部分よりも左右方向内側部分が第1収容部71の内面に遅れて摺接することにより、トナーが左右方向外側の戻し口71Cから中央の供給口71Bに向けて搬送されるようになっている。また、各第2フィルムA15の中央部には孔A17が形成されており、これにより、戻し口71Cから第1収容部71内に戻ってくるトナーを必要以上に第1収容部71から第2収容部72へと押し戻すことがないようにしている。
言い換えると、孔A17の大きさを適宜設定することで、良好な量だけ第1収容部71内のトナーを第2収容部72へ押し戻すことが可能となっている。これにより、現像装置6からトナーカートリッジ7内に戻された劣化したトナーの一部を、第2収容部72内に送って、第1収容部71と第2収容部72との間で劣化したトナーを良好に分散させることが可能となっている。
図3に示すように、第2収容部72は、トナーカートリッジ7が現像装置6に装着されたとき(詳しくは、現像ユニットDUが装置本体2に装着されたとき)に第1収容部71に対して前斜め上方に隣接して配置されるようになっている。これにより、第2収容部72から第1収容部71へのトナーの搬送が、重力を利用して良好に行うことが可能となっている。
第2収容部72は、略中空円柱状に形成されており、その後部が前述した対向壁71D以外の部分で第1収容部71に連通し、その前部の略全体が第3収容部73に連通している。そして、第2収容部72内には、第1アジテータA1の回転方向とは逆方向(図示時計回り)に回転することで、第2収容部72内の底に溜まったトナーを第1収容部71へ搬送する第2撹拌部材の一例としての第2アジテータA2が設けられている。言い換えると、第1アジテータA1および第2アジテータA2は、第1収容部71と第2収容部72との間に形成される連通口に対して下から上へ回転するように、互いの回転方向が相違している。第2アジテータA2は、前述した第1アジテータA1と略同様の構造となる回転軸部A21および支持部A22と、第1アジテータA1とは異なる構造となる撹拌翼A23とを備えている。
撹拌翼A23は、図5に示すように、左右方向中央部に配置される一対の弾性変形可能な第3フィルムA24と、第3フィルムA24の左右方向両側に2枚ずつ配置される弾性変形可能な矩形の第4フィルムA25とで構成されている。
第3フィルムA24は、前述した対向壁71Dの幅内で左右に並んで設けられており、第2収容部72の内面と摺接する摺接部A26が、隣接する第3フィルムA24側に近付く程回転方向(図の破線で示す矢印の方向)前方に傾斜するように構成されている。具体的には、各第3フィルムA24は、その形状や支持部A22で支持される向きが適宜設定されることで、摺接部A26の左右方向内側部分よりも左右方向外側部分が第2収容部72の内面に遅れて摺接するようになっている。
そして、このように各第3フィルムA24の摺接部A26の左右方向内側部分よりも左右方向外側部分が第2収容部72の内面に遅れて摺接することにより、トナーが左右方向外側に向けて搬送されるようになっている。すなわち、各第3フィルムA24は、トナーを左右方向中央から左右方向外側へ搬送する翼として機能している。そのため、各第3フィルムA24で搬送されるトナーは、各第3フィルムA24の後方に配置される対向壁71Dを避けるように第4フィルムA25側に寄せられた後、この第4フィルムA25によって第1収容部71に送られるようになっている。
図3に示すように、第3収容部73は、トナーカートリッジ7が現像装置6に装着されたとき(詳しくは、現像ユニットDUが装置本体2に装着されたとき)に第2収容部72に対して前斜め上方に隣接して配置されるようになっている。これにより、第3収容部73から第2収容部72へのトナーの搬送が、重力を利用して良好に行うことが可能となっている。
第3収容部73は、略中空円柱状に形成されており、その後部の略全体が第2収容部72に連通している。そして、第3収容部73内には、第1アジテータA1の回転方向とは逆方向(図示時計回り)に回転することで、第3収容部73内の底に溜まったトナーを第2収容部72へ搬送する第3アジテータA3が設けられている。第3アジテータA3は、前述した第2アジテータA2と略同様の構造となる回転軸部A31および支持部A32と、第2アジテータA2とは多少異なる構造となる撹拌翼A33とを備えている。
撹拌翼A33は、図5に示すように、左右方向中央部に弾性変形可能な1枚の矩形の第5フィルムA34を有し、この第5フィルムA34の左右両側に第2アジテータA2と同様の第4フィルムA25を2枚ずつ有している。これにより、第3収容部73内のすべてのトナーを一斉に第2収容部72へ搬送することが可能となっている。
そして、第1アジテータA1、第2アジテータA2および第3アジテータA3の一端部には、図6(b)に示すように、第1アジテータギヤAG1、第2アジテータギヤAG2および第3アジテータギヤAG3がそれぞれ同軸(同心)に一体に設けられている。そして、第1アジテータギヤAG1と第2アジテータギヤAG2との間には2つのギヤGE,GEが設けられており、第2アジテータギヤAG2と第3アジテータギヤAG3との間には1つのギヤGEが設けられている。
これにより、第3アジテータギヤAG3の中心軸部に形成されるカップリング部CPに図示せぬ駆動源から駆動力が伝達されると、第3アジテータギヤAG3と第2アジテータギヤAG2が同じ方向に回転し、第1アジテータギヤAG1が逆方向に回転する。なお、これらのギヤAG1,…は、トナーカートリッジ7の側壁に着脱される図示せぬギヤケースによって覆われる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
層厚規制ブレード62の下方にオーガ64と戻し口71Cが配置されるので、層厚規制ブレード62で掻き落とされる劣化したトナーがオーガ64によって軸方向に送り出されて現像装置6内で撹拌されるとともに、戻し口71Cから劣化したトナーがトナーカートリッジ7に排出される。これにより、劣化したトナーを現像ユニットDU内で全体的に拡散させて、その影響を弱まらせることができ、画像品質を向上させることができる。また、供給口71Bがオーガ64を挟んで供給ローラ63の反対側に配置されるので、供給口71Bから現像装置6内に供給された新たなトナーをオーガ64で軸方向に分散させて、劣化したトナーと混ぜ合わせることができ、供給ローラ63に良好なトナーを供給して、画像品質を向上させることができる。
トナーカートリッジ7内に向けて凹むように形成された仕切り壁71Aに、供給口71Bが横向きに開口するように形成されているので、第1アジテータA1によって供給口71Bから現像装置6内へ効率良くトナーを搬送できる。また、供給口71Bが横向きに開口することで、現像装置6内に供給されたトナーを現像装置6内で一定の水位に保つことができるので、現像ローラ61と層厚規制ブレード62との摺接部分等から必要以上のトナーが漏れ出すことを抑えることができる。
戻し口71Cが下向きに開口するので、現像装置6からトナーカートリッジ7に効率良くトナーを戻すことができ、循環性を向上させることができる。また、戻し口71Cを下向きにすることでトナーを戻す効率を上げることができるため、戻し口71Cの開口面積を小さくすることができ、現像ユニットDUを大型化することなく、戻し口71Cを印字領域PA外に設けることができる。
供給口71Bと戻し口71Cが軸方向にずれているので、供給口71Bから出たトナーが戻し口71Cにすぐに戻ってしまうのを抑えることができる。
円弧状に形成された仕切り壁71A,65Dの周方向に沿って第1シャッタS1や第2シャッタS2を移動可能に設けたので、例えばシャッタを左右方向(円弧の軸方向)に移動可能とする構造に比べ、シャッタの動きをスムーズにすることができる。また、第1シャッタS1や第2シャッタS2を周方向に移動可能とする構造では、仕切り壁やシャッタを平板状として、そのシャッタを仕切り壁に沿って移動させる場合と比較して、シャッタが傾いて動かなくなることを抑制することができる。
第1収容部71に隣接して第2収容部72や第3収容部73を配設したので、トナーカートリッジ7のトナー収容量を増加させることができる。また、各収容部71〜73ごとにアジテータA1〜A3を設けることができるので、トナーカートリッジ7内におけるトナー搬送を良好に行うことができる。
第1収容部71と第2収容部72との間に、供給口71Bに対向して配置され、かつ、第1アジテータA1が摺接する対向壁71Dが設けられているので、第1アジテータA1と対向壁71Dとの間でトナーを保持することができ、上方に配置される供給口71Bまでトナーを良好に搬送することができる。
第1アジテータA1および第2アジテータA2が、第1収容部71と第2収容部72との間に形成される連通口に対して下から上へ回転するので、第1収容部71に溜まったトナーが第1アジテータA1によって第2収容部72に戻されると共に、第2収容部72に溜まったトナーが第2アジテータA2によって第1収容部71に押し出される。そのため、第2収容部72と第1収容部71との間でトナーの循環を行うことができ、トナーカートリッジ7内でのトナーの滞留を防止することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、現像部と現像剤収容部をそれぞれ2部品(現像装置6、トナーカートリッジ7)で構成したが、本発明はこれに限定されず、現像部と現像剤収容部を1部品として一体に構成してもよい。すなわち、現像ユニットを2部品ではなく1部品で構成してもよい。なお、現像ユニットを1部品で構成する場合には、現像部と現像剤収容部とを仕切る仕切り壁は1つでよく、シャッタ等も不要となる。
前記実施形態では、現像装置6とトナーカートリッジ7のそれぞれの仕切り壁65D,71Aに、供給口65B,71Bと戻し口65C,71Cを設けたが、本発明はこれに限定されず、1つの仕切り壁の供給口と戻し口の双方に連通するように形成される1つの大きな開口部を他方の仕切り壁に設けてもよい。すなわち、例えば、前記実施形態におけるトナーカートリッジ7の仕切り壁71Aの部分をすべて開口部として、現像装置6の仕切り壁65Dでトナーカートリッジ7の開口部を塞ぐようにしてもよい。言い換えると、現像装置の仕切り壁で、トナーカートリッジの一部(仕切り壁)を構成してもよい。
また、供給口と戻し口の位置や数は、前記実施形態に限定されず、適宜設定できる。例えば、図7に示すように、トナーカートリッジ8の仕切り壁81Aのうち左右方向の一端側に幅広の供給口81Bを1つ形成し、他端側で、かつ、供給口81Bよりも下方の位置に戻し口81Cを1つ形成してもよい。
なお、この場合には、図8に示すように、左右方向の一端から他端にトナーを送るオーガ、すなわち1種類の羽(第2螺旋羽64C)のみを有するオーガ641を送出部材として採用すればよい。また、この場合、供給口81Bの位置に対応するように、対向壁81D、第1フィルムA14および第2フィルムA15の位置をそれぞれ変更したり、対向壁81Dの前側に配置される第3フィルムA27の形状を、片側のみにトナーを搬送する形状に変更すればよい。
前記実施形態では、撹拌部材として回転軸部A11、支持部A12および撹拌翼A13を有する第1アジテータA1を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば支持部A12のないアジテータを採用してもよい。また、規制部材としては、前記実施形態のような金属板の先端にゴムが付いた層厚規制ブレード62でなくても、例えばゴムが付いていない金属板のみで構成されるブレードを採用してもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
6 現像装置
7 トナーカートリッジ
61 現像ローラ
62 層厚規制ブレード
63 供給ローラ
64 オーガ
65B 供給口
65C 戻し口
65D 仕切り壁
71 第1収容部
71A 仕切り壁
71B 供給口
71C 戻し口
71D 対向壁
72 第2収容部
A1 第1アジテータ
DU 現像ユニット

Claims (9)

  1. 現像剤を担持する現像ローラを有する現像部と、
    現像剤を収容し、前記現像部の下方に隣接して配置される現像剤収容部と、を備えた現像ユニットであって、
    前記現像部と前記現像剤収容部との間には、仕切り壁が設けられ、
    前記仕切り壁には、前記現像剤収容部から前記現像部へ現像剤を供給するための供給口と、前記現像部から前記現像剤収容部へ現像剤を戻すための戻し口とが形成され、
    前記現像剤収容部には、
    前記仕切り壁に摺接するように回転して、前記現像剤収容部内の現像剤を前記供給口へ搬送する撹拌部材が設けられ、
    前記現像部には、
    前記現像ローラの下方に配置され、前記現像ローラに現像剤を供給する供給ローラと、
    前記現像ローラに摺接して前記現像ローラに担持される現像剤の厚さを規制する規制部材と、
    前記規制部材の下方に配置され、前記現像部内の現像剤を前記供給ローラの軸方向に送る送出部材と、が設けられ、
    前記供給口が、前記送出部材を挟んで前記供給ローラの反対側に配置され、
    前記戻し口が、上方から見て前記規制部材と重なり合うように前記規制部材の下方に配置されていることを特徴とする現像ユニット。
  2. 前記仕切り壁は、前記撹拌部材の回転軸方向から見て前記現像剤収容部内に向けて凹むように形成され、
    前記供給口が横向きに開口していることを特徴とする請求項1に記載の現像ユニット。
  3. 前記戻し口は、下向きに開口していることを特徴とする請求項2に記載の現像ユニット。
  4. 前記供給口と前記戻し口は、前記軸方向にずれていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の現像ユニット。
  5. 前記現像剤収容部は、前記現像部に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の現像ユニット。
  6. 前記仕切り壁は、円弧状に形成されており、
    前記供給口と前記戻し口とを開閉するシャッタが、前記仕切り壁の周方向に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の現像ユニット。
  7. 前記現像剤収容部は、
    前記現像部と隣接して配置される第1収容部と、
    前記第1収容部に隣接して配置される第2収容部と、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の現像ユニット。
  8. 前記第1収容部と前記第2収容部との間には、
    前記供給口に対向して配置され、かつ、前記撹拌部材が摺接する対向壁が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の現像ユニット。
  9. 前記撹拌部材は、前記第1収容部に設けられる第1撹拌部材と、前記第2収容部に設けられる第2撹拌部材とを備え、
    前記第1収容部と前記第2収容部との間には、連通口が形成されており、
    前記第1撹拌部材および前記第2撹拌部材は、前記連通口に対して下から上へ回転し、前記第1撹拌部材と前記第2撹拌部材とは回転方向を相違させていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の現像ユニット。

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