JP4815705B2 - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、車両用ブレーキ制御装置に関するものであり、特に、第1ブレーキ装置と第1ブレーキ装置を補助する第2ブレーキ装置を備えた車両用ブレーキ制御装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ブレーキ制御装置は、ドライバーのブレーキ操作により発生するブレーキ力を加圧して、加圧されたブレーキ力を車輪に付与するものであるが、この場合、十分なブレーキ力を確保する為、圧力供給源としてアキュムレータを用いている。アキュムレータは、アキュムレータからブレーキ装置までの間の油圧通路に取りつけられた圧力センサによりアキュムレータ圧が検出され、アキュムレータの圧力(アキュムレータ圧)が低圧になると駆動され、高圧になると駆動が停止されるようコントローラにより制御される。
【0003】
この様な制御装置において、イグニッションスイッチのオンの前にあらかじめポンプ駆動回路を動作させて、アキュムレータ圧を所定の設定値まで上昇させ、イグニッションスイッチのオン迄にブレーキ倍力作用を果たすようにしたものが、例えば、特開平6−144203号公報において開示されている。この公報には、運転者の動作によりドアスイッチをオン動作させてモータ作動用回路を予め通電させ、イグニッションスイッチのオン前にアキュムレータへの蓄圧を図り、イグニッションスイッチのオン時にアキュムレータの蓄圧を完了させるようにしている。
【0004】
また、特開平6−127317号公報では、車両のイグニッションスイッチがオフ状態にあっても、ブレーキペダルを踏み込むことによりブレーキ連動スイッチがオンされて、そのスイッチ信号を基にして油圧ブースタのモータが駆動され、油圧ブレーキを正常に動作させる構成を取っている。更にこの公報には、ドアの開閉に連動するドア開閉連動スイッチ、アクセルペダルの操作に連動するアクセルペダル連動スイッチ、クラッチペダルに連動するクラッチ連動スイッチ、車輪速に連動する車輪速連動スイッチのいずれかにより、油圧ブースタのモータが駆動され、油圧ブレーキを正常に動作させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記した特開平6−144203号公報では、ドアの開閉操作により、イグニッションスイッチのオン前に、アキュムレータへの蓄圧を行なうようにしており、この場合には、次の様な問題が発生し得る。例えば、車両キーをキーシリンダから抜き、長時間車両を放置し、アキュムレータに蓄圧されない状態の下で、ドライバーが降車前にブレーキペダルを何回も踏み込み(ポンピング操作を行う)、車両のブレーキ圧力を抜いてしまい、その後、車両を急いで発進させたい場合には、ドライバーは急いで車両のドアを開け、車両に乗り込むと同時にドアを閉め、ブレーキペダルを踏み込んで、車両キーを素早く廻す。そして、イグニッションスイッチをオンしてエンジンを始動し、ギヤをドライブギヤに入れ、パーキングブレーキを解除して、車両を発進させる動作を行なう。この様な急いだ状態では、ドアの開閉操作から発進までの間の時間が短く、イグニッションスイッチをオン後、アキュムレータに十分に圧力が蓄圧されない状態で車両を発進させることになる。この場合、ドライバーはブレーキペダルを踏んでいたとしても、アキュムレータに圧力が十分蓄圧された状態となっていない。このため、車両停止時や車両発進時には十分なブレーキが作動せず、ドライバーにとって不安感を与えてしまうものとなる。特に坂路においては、不安感が大きくなる。
【0006】
また、特開平6−127317号でも、イグニッションスイッチがオフ時に、ブレーキペダル、ドア、アクセルペダル、クラッチペダル、車輪速等を検知してモータを駆動し、ブレーキ力を確保するようにしてはいるが、1つの信号の状態だけを検知していることから、上記と同様の問題が発生する。
【0007】
よって、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、車両停止時や車両発進時において、ドライバーに不安感を与えないようにすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために講じた技術手段は、ドライバのブレーキペダルの踏み込み操作により車輪に対して第1ブレーキ力を付与する第1ブレーキ手段と、該第1ブレーキ手段に圧力を供給するアキュムレータと、前記車輪に対してワイヤにより第2ブレーキ力を付与する第2ブレーキ手段と、前記ドライバの補助ブレーキスイッチの操作に基づき、前記第2ブレーキ手段に対してモータの駆動により前記ワイヤを操作することで前記第2ブレーキ力を付与または解除させる第2ブレーキ操作手段と、前記アキュムレータが供給する圧力であるアキュムレータ圧を検出する圧力検出手段と、車両の傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、前記圧力検出手段が検出したアキュムレータ圧、及び前記傾斜状態検出手段により検出された傾斜状態、に基づいて、前記ブレーキペダルの踏み込み操作によって付与される前記第1ブレーキ手段による前記第1ブレーキ力と、前記補助ブレーキスイッチの操作によって付与される前記第2ブレーキ手段による前記第2ブレーキ力とを調整することにより、坂道に車両を停止させる制御手段と、を備えた車両用ブレーキ制御装置において、前記制御手段は、前記ブレーキペダルが踏み込まれている状態で、前記補助ブレーキスイッチが解除される際、前記圧力検出手段により検出された前記アキュムレータ圧が所定圧より低い場合に、前記ドライバの補助ブレーキスイッチの操作に伴う前記第2ブレーキ手段による前記第2ブレーキ力の解除を規制するようにしたことである。
【0009】
上記の構成によれば、制御手段は圧力検出手段により検出されたアキュムレータ圧が所定圧より低い場合、第2ブレーキ手段に対して、第2ブレーキ力の解除を規制するようにしたので、第1ブレーキ手段に供給するアキュムレータ圧が所定圧より低い場合でも、第2ブレーキ力が付与されるため、車両停止時や車両発進時でも、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力の和でブレーキ力が確保される。このことから、車両停止時や車両発進時において、ドライバーに不安感を与えない構成となる。
【0010】
この場合、検出されたアキュムレータ圧が所定圧よりも低い場合、第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレーキ力を補助するようにすれば、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により、確実なブレーキ力が確保される。この際、坂道等に車両を停止させる場合にも、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により、停止させることが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、車両用のブレーキ制御装置1の第1実施形態におけるシステム構成図である。
【0013】
図1において、車両の車輪11は前後2系統のブレーキ配管(前後配管)がなされている。例えば、右前輪(FR輪)11a、左前輪(FL輪)11bの前輪と、右後輪(RR輪)11c、左後輪(RL輪)11dの後輪は、それぞれブレーキペダル20を踏み込むときの操作力に応じて、リニアにブレーキ力(主ブレーキ力となる)が生成される主ブレーキ装置2に接続されている。主ブレーキ装置2は、ドライバーによって、ブレーキペダル20が踏み込まれることにより、内部でブレーキの圧力(主ブレーキ圧)が発生し、その圧力が各車輪11に対して付与されることで、ブレーキ(主ブレーキ)が作動するようになっている。主ブレーキ装置2には圧力供給源として圧力供給装置5が接続され、ここにはアキュムレータ3とアキュムレータ3に蓄圧を行なうモータ4が取り付いている。また、主ブレーキ装置2に供給するアキュムレータ3の圧力(アキュムレータ圧と言う)の検出を行なう圧力センサ13が圧力供給装置5に備え付いている。このアキュムレータ3は、モータ4を駆動することにより、外部圧力装置5の内部に配設されるポンプが駆動され、アキュムレータ3が蓄圧され、主ブレーキ装置2へ蓄圧された圧力が供給される。
【0014】
また、主ブレーキコントローラ10は、アキュムレータ3に蓄圧を行なうモータ4を制御するものであり、圧力供給装置5に取りつけられた圧力センサ13により検出されるアキュムレータ3の圧力信号を受けて、主ブレーキの圧力を常に所定の圧力範囲にするよう様、モータ4に対するモータ駆動信号を出力する。このモータ駆動信号を受けて、モータ4は駆動される。
【0015】
一方、後輪(RR輪11c、RL輪11d)には、モータ8の駆動によって補助ブレーキが作動し、後輪には更に補助ブレーキが作動する構成となっている。尚、本実施形態において、補助ブレーキは、一例としてパーキング(PKB)ブレーキを例に取って説明を行なうが、これに限定されるものではない。ここに示される補助ブレーキとは、主ブレーキの発生する主ブレーキ力にして、補助ブレーキ力を与えるものであれば、何でも良いものとする。この様な補助ブレーキ装置7は、補助ブレーキ用に設けられたモータ8をコントローラにより駆動することによって、例えば、後輪(RR輪、RL輪)に設けられた補助ブレーキ機構をモータ8により作動させ、ワイヤ12で引っ張ることよって、後輪に主ブレーキの補助となる補助ブレーキを作動させる構成を取っている。
【0016】
この場合、主ブレーキコントローラ10には、圧力センサ13からの圧力信号、ブレーキペダル20に取り付けられたストップ(STP)スイッチ21からのストップ信号、補助ブレーキ(例えば、PKB)スイッチ22のスイッチからの信号が入力される他、外部の図示しないコントローラまたはセンサからの外部信号として、車両の傾斜状態を示す傾斜信号、車速を示す車速信号が入力されている。主ブレーキコントローラ10は、これらの信号を基にして、補助ブレーキ装置7を作動させるモータ8を駆動するモータ駆動信号を出力する。
【0017】
この様な、主ブレーキコントローラ10、圧力供給装置5、補助ブレーキ装置7は、車両に搭載されたバッテリ9から電源(例えば、12V)が供給されるようになっている。
【0018】
そこで、図1に示す主ブレーキコントローラ10の処理について、図2を参照して説明する。主ブレーキコントローラ10は、主ブレーキ装置2の圧力が十分でない場合に、アキュムレータ3に圧力を蓄圧して、蓄圧された圧力を主ブレーキ装置2に供給し、ブレーキ作動を行なうものである。また、ブレーキ力が主ブレーキ力では十分でない場合に、必要に応じて補助ブレーキ装置7の助けを借りる為、補助ブレーキ装置7に対して、モータ駆動信号を出力する。
【0019】
主ブレーキコントローラ10に、電源が供給される(主ブレーキコントローラ10が、バッテリに最初接続される)と、ステップS11にてイニシャル処理を行なう。イニシャル処理では、主ブレーキコントローラ内部のROM,RAMの状態がチェックされた後、主ブレーキの制御に必要な初期値がRAMに代入され、初期設定がなされる。ステップS12ではシステム状態のフラグによりチェックがなされ、システム動作が正常な場合には、ステップS13に示す通常制御を行なうが、システムが異常の場合にはステップS14にて異常処理を行なう。その後、主ブレーキのシステムが正常に動作されるかがチェックされ、ここでシステムが正常な場合には正常フラグをセットし、異常の場合には異常フラグをセットしてシステムの状態フラグをセットした後、ステップS12に戻り、ステップS12からステップS15までの処理を繰り返す。尚、ここでのシステムの状態フラグ設定は、1ビットを用いて、システムが正常な場合のみ、あるいは、システムが異常の場合のみ、ビットをセットしても良い。
【0020】
次に、図4を参照して、通常制御について説明する。ここに示す通常制御では、主ブレーキの圧力状態により、アキュムレータ3の蓄圧開始/停止の動作および補助ブレーキ(PKB)の解除許可/禁止を行なう。つまり、圧力センサ13によって検出されるアキュムレータの圧力が、PAcc1よりも高ければ、アキュムレータ3には十分な圧力があることから、モータ4への駆動信号を停止状態として、アキュムレータ3の蓄圧を行なう動作を停止する。また、その圧力が低下し、所定圧力PAcc1より低いPAcc2以下になると、アキュムレータ圧が低下したと見なして、アキュムレータ3への蓄圧動作を開始し、アキュムレータ3に蓄圧を行なうために、モータ4を駆動する駆動信号を、主ブレーキコントローラ10は出力する。
【0021】
また、所定圧力PAcc2より低いPAcc3よりも高ければ、まだ主ブレーキ装置2のブレーキ力が十分ではないがブレーキ圧が残っていることから、補助ブレーキであるパーキングブレーキを解除しても、十分と見なし、PKBの解除許可を行なう。更に、アキュムレータ圧がAcc所定圧PAcc3よりも低いPAcc4よりも低い場合には、補助ブレーキを解除した場合に主ブレーキのみでは車両のブレーキ力を確保できないものと見なし、PKBの解除を禁止する。つまり、アキュムレータの蓄圧動作およびPKBの解除許可/禁止では圧力上昇および下降でヒステリシスをもっている。
【0022】
次に、図3を参照して、ステップS13に示す第1実施形態での通常制御について説明する。ステップS21ではアキュムレータ3の圧力(Acc圧力)が所定圧力PAcc1よりも低いかがチェックされ、PAcc1以上の高い圧力の場合にはアキュムレータ圧が十分にあることから、ステップS2Aにて、アキュムレータ3への蓄圧動作を停止するモータ駆動信号を出力(低い電位状態またはPWM出力の場合にはデューティ比=0)とする。また、この場合には補助ブレーキを解除できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。一方、ステップS21にてAcc圧力が所定圧力PAcc1より低い場合には、ステップS22にて、今度は、所定圧力PAcc2より低いかがチェックされる。ここで、PAcc2以上(PAcc1からPAcc2の範囲)の場合にはアキュムレータ圧が十分にあることから、ステップS2Bにて補助ブレーキを解除できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。アキュムレータ圧がPAcc2よりも低くなると、ステップS23にて蓄圧動作を開始し、モータ4を駆動するモータ駆動信号を出力する。
【0023】
つまり、ステップS21からステップS23の処理では、アキュムレータ圧がPacc2より低くなると蓄圧が開始され、圧力が上昇してPAcc1よりも高くなると蓄圧を停止することによって、ヒステリシスをもって、アキュムレータ圧を常に一定の範囲に保持する様、モータ駆動信号が出力(高電位またはPWMの場合にはデューティ制御)される。
【0024】
次に、ステップS24にて、アキュムレータ3のAcc圧力が所定圧力PAcc3より低いかが、チェックされる。PAcc3以上(PAcc2からPAcc3の範囲)の場合には、アキュムレータ圧はそれほど高くはないが、補助ブレーキを解除しても主ブレーキ力で確保できることにより、ステップS2Cにて、PKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。ここで、アキュムレータ圧がPAcc3よりも低くなると、今度は、Acc圧力が所定圧力PAcc4より低いかがチェックされる。ここで、PAcc4よりも高い場合にこの処理を終了するが、PAcc4より低い場合には、主ブレーキの圧力が十分に確保されないものと見なし、PKB解除禁止フラグをセットする。
【0025】
つまり、ステップS24からステップS26までの処理では、あまりにもアキュムレータ圧が低くなると、補助ブレーキ力を解除した場合に主ブレーキ力のみでは車両のブレーキ力が十分に機能しないため、補助ブレーキの解除を禁止するようにしている。また、この場合、補助ブレーキの解除を禁止するのではなく、補助ブレーキの解除を緩慢に行うことでも、その目的を達成できる。
【0026】
その後、ステップS27ではPKBの解除要求があるかがチェックされる。ここで、PKBの解除要求とは、ドライバーによりPKBスイッチ22が状態スイッチの場合には解除方向に押された、もしくは、レバー操作の場合には解除方向に操作されたか否かがチェックされる、PKB解除要求がある(例えば、PKBスイッチ22が、操作された状態)場合にはステップS28に進み、PKB解除要求がない(例えば、PKBスイッチ22が、操作されていない状態)場合には、ステップS2D進む。
【0027】
ドライバーがからのPKB解除要求を受けて、ステップS28では今度はPKBの解除許可フラグがセットされているかがチェックされる。ここで、PKB解除許可フラグがセットされていない場合には、PKBの解除動作を行わない。しかし、PKB解除許可フラグがセットされている場合には、ステップS29にてPKB解除動作を行い、主ブレーキコントローラ10は、モータ8を駆動するモータ駆動信号を出力し、ワイヤ12を引っ張り、補助ブレーキを作動させる。
【0028】
一方、ステップS27にて、ドライバーからのPKB解除要求がない場合には,次に、ステップS2DにてPKB作動要求がある(PKBスイッチ22による動要求の操作がなされた)かがチェックされる。ここで、PKB作動要求がない場合には、補助ブレーキに対して現在の状態を保持するが、PKB作動要求があると、ステップS2Eにてワイヤ12を引っ張ることにより後輪に補助ブレーキ力を付与するために、モータ8に対してモータ駆動信号を出力し、PKBの作動動作を行う。
【0029】
つまり、ステップS27からステップS29までの処理では、補助ブレーキの解除要求がドライバーからあっても、主ブレーキ力のみでは車両において十分にブレーキ力が確保されないものと見なし、補助ブレーキの解除を行わないようにしている。これにより、車両が停止状態あるいは車両を停止状態から発進させる状態で、ブレーキペダル20を踏んでいる状態の下、補助ブレーキを解除しても、主ブレーキによるブレーキ力が十分にきかないことによる不安感、つまり、ドライバーに発進時の不安感を与えないようにすることができる。
【0030】
次に、第2実施形態について説明する。この第2実施形態では、主に、第1実施形態で示す主ブレーキコントローラ10から、補助ブレーキを制御する機能を補助ブレーキコントローラ6に分割し、補助ブレーキコントローラ6を補助ブレーキ装置7と一体で設けている。この主ブレーキコントローラ10aと補助ブレーキコントローラ6とを通信線25で結んで、主ブレーキおよび補助ブレーキに関するブレーキ制御に必要なセンサおよび車両状態に係わる情報を送受信により授受する形態を取っている。また、第2実施形態では、車両状態を検出するPKBスイッチ22、および、外部コントローラからの傾斜信号、車速は、主ブレーキコントローラ10aへの入力ではなく、補助ブレーキコントローラ6に入力される構成としている。更に、その他の構成においては、上記した第1実施形態の構成と略同一であるため、異なる部分を中心に詳細な説明を行う。
【0031】
図6では、主ブレーキコントローラ10aの主ブレーキ制御におけるメインルーチンの処理を示す。ここに示す、ステップS31からステップS35までの処理は、図2に示す処理(ステップS11からステップS15までの処理)と基本的に同じ処理を行う。つまり、ステップS31では主ブレーキコントローラ10aのイニシャル処理が行われ、ステップS32にて主ブレーキ装置10aのシステム状態フラグの状態がチェックされる。ここでは、システム状態フラグを見て、主ブレーキのシステムが正常な場合にはステップS33にて通常制御を行い、異常の場合にはステップS34にて異常処理を行い、その後、システムチェックをステップS35にて行う。ステップS35では、主ブレーキのシステムが異常な場合に、システム状態フラグをセットする。
【0032】
次のステップS36では主ブレーキコントローラ10aの状態が、待機以降になったかがチェックされる。ここでの待機以降とは、例えば、一例としてイグニッションスイッチがオン状態からオフ状態になったかが、チェックされる。ここで、イグニッションスイッチがオフ状態になると、低消費電力のスリープ状態となるが、そうでないと、ステップS32に戻り、ステップS32からのステップS36までの処理を繰り返す。
【0033】
スリープ状態になると、ステップS57にて、補助ブレーキコントローラ10aからの蓄圧要求がセットされたデータが、通信線を介して送られてきたか、若しくは、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態になって待機解除がなされたか、によりウェイクアップする。ウェイクアップすると、主ブレーキコントローラ10aは、上記した様に、ステップS32からの主ブレーキ制御に関する処理を繰り返す。つまり、ここでの処理は、イグニッションスイッチがオフ状態となった後、ドライバーによるPKBスイッチ22の入力操作がない場合には低消費電力のスリープ状態を維持するが、PKBスイッチ22の操作入力があると直ぐにウェイクアップして、主ブレーキ制御を行なうようになっている。
【0034】
次に、図7を参照して、主ブレーキコントローラ10aの通常制御について説明する。ステップS41ではアキュムレータ3の圧力(Acc圧力)が所定圧力PAcc1よりも低いかがチェックされ、PAcc1以上の高い圧力の場合にはアキュムレータ圧が十分にあることから、ステップS47にて、アキュムレータ3への蓄圧動作を停止するモータ駆動信号を出力(低い電位状態またはPWM出力の場合にはデューティ比=0)とする。また、この場合には補助ブレーキを解除できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。一方、ステップS41にてAcc圧力が所定圧力PAcc1より低い場合には、ステップS42にて、今度は、所定圧力PAcc2より低いかがチェックされる。ここで、PAcc2以上(PAcc1からPAcc2の範囲)の場合にはアキュムレータ圧が十分にあることから、ステップS48にて補助ブレーキを解除できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。アキュムレータ圧がPAcc2よりも低くなると、ステップS43にて蓄圧動作を開始し、モータ4を駆動するモータ駆動信号を出力する。
【0035】
つまり、ステップS41からステップS43の処理では、アキュムレータ圧がPacc2より低くなると蓄圧が開始され、圧力が上昇してPAcc1よりも高くなると蓄圧を停止することによって、ヒステリシスをもって、アキュムレータ圧を常に一定の範囲に保持する様、モータ駆動信号が出力(高電位またはPWMの場合にはデューティ制御)される。
【0036】
次に、ステップS44にて、アキュムレータ3のAcc圧力が所定圧力PAcc3より低いかが、チェックされる。PAcc3以上(PAcc2からPAcc3の範囲)の場合には、アキュムレータ圧はそれほど高くはないが、補助ブレーキを解除しても主ブレーキ力で確保できることにより、ステップS49にて、PKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了する。ここで、アキュムレータ圧がPAcc3よりも低くなると、今度は、ステップS45にてAcc圧力が所定圧力PAcc4より低いかがチェックされる。ここで、PAcc4よりも高い場合にこの処理を終了するが、PAcc4より低い場合には、主ブレーキの圧力が十分に確保されないものと見なし、PKB解除禁止フラグをセットする。
【0037】
つまり、ステップS44からステップS46までの処理では、あまりにもアキュムレータ圧が低くなると、補助ブレーキ力を解除した場合に主ブレーキ力のみでは車両のブレーキ力が十分に機能しないため、補助ブレーキの解除を禁止するようにしている。
【0038】
次に、図8と図9を参照して、補助ブレーキコントローラ6の補助ブレーキ制御について説明する。図8に示すステップS51からステップS55までの処理は、上記した第1実施形態におけるステップS11からステップS15までの処理と基本的に同じである。
【0039】
補助ブレーキコントローラ6に、電源が供給される(補助ブレーキコントローラ6が、バッテリに最初接続される)と、ステップS51にてイニシャル処理を行なう。イニシャル処理では、補助ブレーキコントローラ内部のROM,RAMの状態がチェックされた後、補助ブレーキの制御に必要な初期値がRAMに代入され、初期設定がなされる。ステップS52では補助ブレーキシステム状態のフラグによりチェックがなされ、そのシステム動作が正常な場合には、ステップS53に示す通常制御を行なうが、そのシステムが異常の場合にはステップS54にて異常処理を行なう。その後、補助ブレーキのシステムが正常に動作されるかがチェックされる。ここで、補助ブレーキのシステムが正常な場合には正常フラグをセットし、異常の場合には異常フラグをセットしてシステムの状態フラグをセットする。尚、ここでの補助ブレーキシステムの状態フラグ設定は、1ビットを用いて、システムが正常な場合のみ、あるは、システムが異常の場合のみ、ビットをセットしても良い。
【0040】
その後、ステップS56では、今度、補助ブレーキコントローラ6の待機への移行状態がチェックされる。ここでの待機移行状態とは、例えば、イグニッションスイッチがオフされた後、補助ブレーキコントローラ6は低消費電力状態を維持するが、そうでないと、ステップS52に戻り、ステップS52からステップS56の処理を繰り返す。
【0041】
イグニッションスイッチがオフ状態となった状態下で、ドライバーがPKBスイッチ22を操作するか、もしくは、イグニッションスイッチがオフ状態からオン状態となり、待機解除されると、主ブレーキコントローラ10の動作起動を行なう蓄圧要求フラグをセットした後、ステップS52に戻り、ステップS52からの処理を繰り返し、通常の補助ブレーキ制御を行う。
【0042】
次に、図9に示す補助ブレーキ制御について説明する。ステップS61ではPKBの解除要求があるかがチェックされる。ここで、PKBの解除要求とは、ドライバーによりPKBスイッチ22が解除方向に押されたもしくは操作されたか否かがチェックされる、PKB解除要求がある(PKBスイッチ22が、操作された状態)と、ステップS62に進み、PKB解除要求がない(PKBスイッチ22が、操作されていない状態)と、ステップS64に進む。
【0043】
ステップS61のドライバーからのPKB解除要求を受けて、ステップS62では今度はPKBの解除許可フラグがセットされているかがチェックされる。ここでは、PKB解除許可フラグがセットされていない場合にはまだPKBの解除動作を行わず、PKBの状態は現在の状態を保持する。しかし、PKB解除許可フラグがセットされている場合には、ステップS63にてPKB解除動作を行う。ここでは、モータ8に対してモータ駆動信号を出力し、ワイヤ12を引っ張り、後輪に補助ブレーキを作動させる。
【0044】
一方、ステップS61にて、ドライバーからのPKB解除要求がない場合には,今度は、ステップS64にてPKB作動要求があるかがチェックされる。ここで、PKB作動要求がない場合には、現在の状態を保持するが、PKB作動要求があると、ステップS65にてモータ8に対してモータ駆動信号を出力し、PKBの作動動作を行い、ワイヤ12を引っ張り、後輪に補助ブレーキ力を付与する。
【0045】
つまり、ステップS61からステップS65までの処理では、補助ブレーキの解除要求がドライバーからの操作によりあっても、PKB解除許可フラグがセットされるのを待ってから(主ブレーキ装置2の圧力源となるAcc圧力が十分に上昇してから)しか、補助ブレーキ力の解除を行わないようにしている。これにより、車両の停止状態あるいは車両を発進させる状態で、補助ブレーキを解除しても、停止あるいは発進時にブレーキ力が十分にきかないことによる、ドライバーに不安感を与えないようにすることができる。
【0046】
第2実施形態においては、アキュムレータ3を制御し、車輪11に主ブレーキ力を付与する主ブレーキコントローラ10と、補助ブレーキ装置7を制御し、後輪に補助ブレーキ力を付与する補助ブレーキコントローラ6とを備え、ブレーキ機能を別々にもたせることにより、主ブレーキコントローラ10の演算負荷を減らすことができる。これにより、主ブレーキコントローラ10は高価なものは必要なく、兼価化できる。この場合、主ブレーキコントローラ10と補助ブレーキコントローラ6とを通信線25によりつないで、主ブレーキや補助ブレーキのブレーキ制御における必要情報(必要データ)の授受を行なうことができる。これにより、PKBスイッチ22の状態や車両の傾斜状態、車速状態といった車両の状態をもう一方のコントローラに伝え、必要に応じて主ブレーキ力と補助ブレーキ力をうまく調和させてブレーキを作動させることができる。この場合、主ブレーキ力と補助ブレーキ力のブレーキ力の強さを任意あるいは必要に応じて変えることにより、坂道等に車両を停止させたりできる。また、ドライバーの発進意図または発進操作を検知して、ドライバーに不安を与えない範囲において、補助ブレーキを瞬時または徐々に解除することができる。更には、PKBスイッチ22の操作状態を補助ブレーキコントローラ6に入力し、主ブレーキコントローラ10に対して、アキュムレータ3を駆動するときの要求信号を通信線により送ることで、主ブレーキコントローラ10の外部からアキュムレータ3を駆動動作させる、トリガを与えてやることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、制御手段は圧力検出手段の圧力が所定圧より低い場合、第2ブレーキ手段に対して、第2ブレーキ力の解除を禁止するようにしたので、第1ブレーキ力が所定圧より低い場合でも、第2ブレーキ力が付与されるため、車両停止時や車両発進時でも、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力の和でブレーキ力が確保され、ドライバーに不安感を与えないようにすることができる。
【0048】
この場合、検出された圧力が所定圧よりも低い場合、第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレーキ力を補助するようにすれば、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により、確実なブレーキ力が確保できる。この際、坂道等に車両を停止させる場合にも、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により停止させることができる。
【0049】
また、制御手段は、圧力供給手段を制御する第1制御手段と、第2ブレーキ手段を制御する第2制御手段とを備え、第2ブレーキ操作手段の状態が第2制御手段に入力され、第2制御手段は第1制御手段に対して、圧力供給手段を作動させる要求信号を伝えるようにすれば、第1制御手段が備えていた、車輪に対して第2ブレーキ力を付与させる機能を分割できる。この場合、第2ブレーキ付与に関する機能を第2制御手段に持たせられるので、第1制御手段の演算負荷が減り、第1制御手段の兼価化ができる。また、第1制御手段と第2制御手段とをつないで、ブレーキ制御における必要情報の授受を行なうことができ、第2ブレーキ操作手段の状態を第2制御手段により受け、第1制御手段に圧力供給手段を作動させる要求信号を伝えてやれば、第1制御手段の外部から圧力供給手段の起動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における車両用ブレーキ制御装置の構成図である。
【図2】図1に示す主ブレーキコントローラの制御におけるフローチャートである。
【図3】図2に示す通常制御のフローチャートである。
【図4】図1に示すアキュムレータの駆動動作およびアキュムレータ圧に基づく補助ブレーキ(PKB)の許可/禁止を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態における車両用ブレーキ制御装置の構成図である。
【図6】図5に示す主ブレーキコントローラの処理におけるメインルーチンのフローチャートである。
【図7】図6に示す通常制御のフローチャートである。
【図8】図5に示す補助ブレーキコントローラの処理におけるメインルーチンのフローチャートである。
【図9】図8に示す通常制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ブレーキ制御装置
2 主ブレーキ装置(第1ブレーキ手段)
3 アキュムレータ(圧力供給手段)
4 モータ(圧力供給手段)
5 圧力供給装置(圧力供給手段)
6 補助ブレーキコントローラ(制御手段、第2制御手段)
7 補助ブレーキ装置(第2ブレーキ手段)
8 モータ(第2ブレーキ手段)
10 主ブレーキコントローラ(制御手段、第1制御手段)
11(11a,11b,11c,11d) 車輪
12 ワイヤ(第2ブレーキ手段)
13 圧力センサ(圧力検出手段)
20 ブレーキペダル(第1ブレーキ手段)
22 補助ブレーキ操作スイッチ(第2ブレーキ操作手段)
Claims (2)
- 車両のドライバのブレーキペダルの踏み込み操作により車輪に対して第1ブレーキ力を付与する第1ブレーキ手段と、
該第1ブレーキ手段に圧力を供給するアキュムレータと、
前記車輪に対してワイヤにより第2ブレーキ力を付与する第2ブレーキ手段と、
前記ドライバの補助ブレーキスイッチの操作に基づき、前記第2ブレーキ手段に対してモータの駆動により前記ワイヤを操作することで前記第2ブレーキ力を付与または解除させる第2ブレーキ操作手段と、
前記アキュムレータが供給する圧力であるアキュムレータ圧を検出する圧力検出手段と、
車両の傾斜状態を検出する傾斜状態検出手段と、
前記圧力検出手段が検出したアキュムレータ圧、及び前記傾斜状態検出手段により検出された傾斜状態、に基づいて、前記ブレーキペダルの踏み込み操作によって付与される前記第1ブレーキ手段による前記第1ブレーキ力と、前記補助ブレーキスイッチの操作によって付与される前記第2ブレーキ手段による前記第2ブレーキ力とを調整することにより、坂道に車両を停止させる制御手段と、
を備えた車両用ブレーキ制御装置において、
前記制御手段は、前記ブレーキペダルが踏み込まれている状態で、前記補助ブレーキスイッチが解除される際、前記圧力検出手段により検出された前記アキュムレータ圧が所定圧より低い場合に、前記ドライバの補助ブレーキスイッチの操作に伴う前記第2ブレーキ手段による前記第2ブレーキ力の解除を規制することを特徴とする車両用ブレーキ制御装置。 - 検出された圧力が前記所定圧よりも低い場合、前記第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレーキ力を補助することを特徴とする請求項1に記載の車両用ブレーキ制御装置。
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