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JP4808481B2 - 自動車のパワーユニット支持構造 - Google Patents

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JP4808481B2
JP4808481B2 JP2005346682A JP2005346682A JP4808481B2 JP 4808481 B2 JP4808481 B2 JP 4808481B2 JP 2005346682 A JP2005346682 A JP 2005346682A JP 2005346682 A JP2005346682 A JP 2005346682A JP 4808481 B2 JP4808481 B2 JP 4808481B2
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Description

本発明は、自動車のエンジン及びトランスミッション等からなるパワーユニットの支持構造に関する。
自動車において、エンジン及びトランスミッション等からなるパワーユニットは、複数個所でマウントラバー等を介して車体側に弾性支持されている。これらのマウントラバーによるパワーユニットの支持点の設定及び各支持点における支持構造は、パワーユニット振動の車体側への伝達を軽減して車室内騒音の低減を図り、乗心地の向上を確保するために極めて重要であり、従来よりエンジンの形式や搭載形式に応じて種々開発されている。
例えば、縦置きの自動車用パワーユニットを、その重心位置のほぼ直下位置に設けたセンタマウントと、パワーユニットのほぼ前端の左右部にそれぞれ設けた左右のフロントマウントと、パワーユニットの後端部に設けたリヤマウントの4箇所でマウントラバーを介して車体側に支持するパワーユニット支持構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このパワーユニット支持構造によると、センタマウントによりパワーユニットのほぼ全質量を支持することによって、左右のフロントマウント及びリヤマウントはパワーユニットの質量分担が大幅に軽減され、左右のフロントマウント及びリヤマウントにおける各マウントラバーのばね定数を十分に低くすることが可能になり、振動吸収機能が向上してパワーユニット振動の車体側への伝達を軽減して車室内騒音の低減を図ることができる。
しかし、左右のフロントマウント及びリヤマウントの各マウントラバーのばね定数を低く設定することによって、発進時、ワインディング走行、加減速時やコーナリング時等に車体に大きな加速度が作用すると、パワーユニットの慣性力によりパワーユニットが前後方向及び左右方向に傾く変位が大きくなり乗心地や操縦安定性に影響を及ぼす要因となる。特にパワーユニットは、その重心より低位置で車体に支持されることから、パワーユニットの傾倒に対する抗力が小さく、パワーユニットの傾倒による変位を抑制することが難しく、ワインディング走行やコーナリング時の転舵操作に対する車体の回頭性が低下して操縦安定性に大きく影響する。
この対策として、パワーユニットをマウントラバーを介して車体側に支持したパワーユニット支持構造において、パワーユニットの重心より上方部分と車体側のサイドフレームに配設されたストラットハウジングとの間を、クッションラバーが介在する支持部材により連結することによって、マウントラバーのばね定数を低く維持しつつパワーユニットの変位を抑制することが知られている(例えば、特許文献2参照)。
実開平7−8035号公報 特開2004−345387号公報
上記特許文献2によると、パワーユニットを車体側に支持するマウントラバーのばね定数を低く維持しつつパワーユニットの傾きによる変位を抑制することが可能になり、マウントラバーのばね定数の低減によりパワーユニットから車体側へ伝達する振動を軽減して車室内騒音の低減ができると共に、クッションラバーが介在する支持部材により連結することによってワインディング走行やコーナリング時におけるパワーユニットの変位が抑制できる。
しかし、このパワーユニットの傾きによる変位は、ストラットハウジングとパワーユニットとの間に架設された支持部材に設けられたクッションラバーのばね定数によって規制されることから、パワーユニットの傾倒による変位の抑制はクッションラバーの特性によって制限される。
即ち、パワーユニットの変位は、図9に示すワインディング走行やコーナリング時に車体に作用する加速度Gとパワーユニットの変位Xの相関図に、実線aで示すように加速度Gの増大に連動して変位Xが漸次連続的に増大し、加速度Gの減少に連動して変位Xが漸次減少する特性を有している。クッションラバーがこの特性を有することから、急激なワインディング走行やコーナリング時において大きな加速度Gが作用したときには、パワーユニットの傾きによる変位Xが大きくなり転舵操作に対する車体の回頭性や操縦安定性に影響を与える。この対策としてクッションラバーのばね定数を増大させると、破線bで示すように大きな加速度Gが作用したときのパワーユニットの変位Xを抑制することができるものの、クッションラバーのばね定数の増大に伴って振動吸収機能が低下してパワーユニットの振動が支持部材を介して車体側に伝達されて車室内騒音が増大することが懸念される。一方、クッションラバーによる振動吸収機能を確保するためにクッションラバーのばね定数を減少させると、一点鎖線cで示すように緩やかなコーナリング時等において小さな加速度Gが作用したときにもパワーユニットの変位Xが大きくなり回頭性や操縦安定性に影響を及ぼすことが懸念される。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、車両の振動騒音性能(静粛性)及び操縦安定性の向上が得られ、特にワインディング走行やコーナリング時の回頭性及び操縦安定性の向上が確保できる車両のパワーユニット支持構造を提供することにある。
上記目的を解決する請求項1に記載の自動車のパワーユニット支持構造の発明は、対向配置された左右の車体側部材間に配置されたパワーユニットがマウントラバーを介して車体に支持される自動車のパワーユニット支持構造において、上記右側の車体側部材に基端が支持され、車幅方向中央側に移行するに従って漸次車体後方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第1支持部材と、上記右側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体前方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第2支持部材と、上記左側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体後方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第3支持部材と、上記左側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体前方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第4支持部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の自動車のパワーユニット支持構造において、上記支持部材は、上記直動ピストン形油圧ダンパの基端に、上記直動ピストン形油圧ダンパの基端に結合された外筒、車体側部材に支持される内筒、及び該外筒と内筒の間に介在するラバーを備えた第1円筒ブッシュが配設され、直動ピストン形油圧ダンパの他端に、上記直動ピストン形油圧ダンパの他端に結合された外筒、パワーユニットに支持される内筒、及び該外筒と内筒の間に介在するラバーを備えた第2円筒ブッシュが配設されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の自動車のパワーユニット支持構造において、上記支持部材は、上記車体側部材及びパワーユニットにそれぞれ着脱可能に支持されたことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項の自動車のパワーユニット支持構造において、上記直動ピストン形油圧ダンパは、ピストンに穿孔されたオリフィスの大きさを切換え可能な特性切換型の直動ピストン形油圧ダンパであることを特徴とする。
請求項1の発明によると、パワーユニットがマウントラバーを介して車体に支持され、車体側部材とパワーユニットの重心より上方の部分を車幅方向に延在すると共に車体前後方向に延在して配置された直動ピストン形油圧ダンパを具備する第1〜第4支持部材により連結することによって、急激なワインディング走行やコーナリング時において大きな加速度が作用したときには、均衡が確保できる安定した状態で直動ピストン形油圧ダンパの特性に従ってパワーユニットの傾倒による変位が抑制され、かつピッチングを抑制することが可能になり、良好な回頭性や操縦安定性が得られる。この直動ピストン形油圧ダンパによるパワーユニットの変位抑制にともなって、パワーユニットを支持するマウントラバーのばね定数を低減することが可能になり、パワーユニット振動の車体側への伝達が軽減されて車室内騒音の低減が期待できる。
請求項の発明によると、直動ピストン形油圧ダンパを第1円筒ブッシュを介して車体側部材に支持し、第2円筒ブッシュを介してパワーユニットに支持することにより、特にパワーユニットの微細な振動の車体伝達が低減されて車室内騒音の低減が得られる。
請求項の発明によると、支持部材を車体側部材及びパワーユニットに着脱可能に支持することにより、特性の異なる直動ピストン形油圧ダンパを備えた支持部材と交換することが可能となり、ワインディング走行やコーナリング時における加速度に対するパワーユニットの傾きの変位規制が制御でき、車両の回頭性や操縦安定性を種々調整することができる。
請求項の発明によると、直動ピストン形油圧ダンパが、オリフィスの大きさを切換え可能な特性切換型の直動ピストン形油圧ダンパであることから、適宜直動ピストン形油圧ダンパの特性を切換えることによりパワーユニットの変位抑制が可能になり、車両の回頭性や操縦安定性を種々調整することができる。
以下、本発明の車両のパワーユニット支持構造の参考例及び実施の形態を図を参照して説明する。
第1参考例
本発明の第1参考例をパワーユニットが水平対向式エンジンを備えた縦置きのパワーユニットの場合を例に、図1乃至図6を参照して説明する。図1は本参考例に係るパワーユニット支持構造の概要を示す車体前部の平面図、図2は図1の要部側面図、図3は図1の要部正面図、図4は要部を示す分解斜視図である。なお、各図において矢印Fは車体前方方向を、矢印Wは車体幅方向をそれぞれ示している。
水平対向式エンジンE及びトランスミッションTM等がユニット化されたパワーユニットPを搭載するエンジンルームRを備えた車体前部は、エンジンルームRの両側に車体前後方向に延在する左右のサイドフレーム1、2を有し、サイドフレーム1、2にそれぞれフロントサスペンションを収容支持するストラットハウジング3、4が結合されている。これらサイドフレーム1、2、ストラットハウジング3、4及びホイールエプロン等によってエンジンルームRの両側に沿って車体前後方向に連続する剛性に優れた車体側部材を形成している。この左右のサイドフレーム1、2間に図示を省略するがパワーユニットPを支持するクロスメンバが架設されている。
パワーユニットPは、このパワーユニットPのほぼ直下位置にセンタマウント5を配置し、該センタマウント5をクロスメンバに取り付けることにより、センタマウント5を介してパワーユニットPのほぼ全質量を支持している。
パワーユニットPのほぼ前端の左右部にフロントマウント6、7が配置され、左右のフロントマウント6、7が左右の車体側部材、例えばサイドフレーム1、2にブラケット等を介して取り付けられている。パワーユニットPの後端部にはリヤマウント8によって車体部材に支持されている。
このようにパワーユニットPを、センタマウント5と、左右のフロントマウント6、7と、リヤマウント8によって車体側に支持し、パワーユニットPのほぼ全質量をセンタマウント5で支持し、ローリング方向の振動を主として左右のフロントマウント6、7で受け、ピッチング方向の振動に対しては主として左右のフロントマウント6、7とリヤマウント8で受けることにより、フロントマウント6、7及びリヤマウント8によるパワーユニットPの質量分担が少なくなり、フロントマウント6、7及びリヤマウント8の各マウントラバーのばね定数を十分に低くし、パワーユニットPから車体側への振動伝達を低減している。
車体側部材、本参考例においては右側のサイドフレーム1に結合されたストラットハウジング3と、パワーユニットPの重心位置より上方となるパワーユニットPの部分Paとの間に車幅方向に延在する支持部材10が架設され、支持部材10によってパワーユニットPの傾倒による変位を抑制している。
ストラットハウジング3とパワーユニットPの部分Paとの間に架設される支持部材10は、図4に分解斜視図を示すように、ストラットハウジング3に結合される第1ブラケット11とパワーユニットPの部分Paに結合される第2ブラケット15と、第1ブラケット11と第2ブラケット15との間に車幅方向に延在して掛け渡される直動ピストン形油圧ダンパ20によって構成される。
第1ブラケット11は、板状の基部12及び基部12の両端にそれぞれ折曲形成された一対のダンパ取付部13を有する略コ字状で、基部12に取付孔12a及び各ダンパ取付部13に支持孔13aがそれぞれ穿設され、基部12が取付ボルト13bによってほぼ車体幅方向に延在するストラットハウジング3の取付部3aに固設される。
第2ブラケット15は、板状の基部16及び基部16の両端にそれぞれ折曲形成された対向する一対のダンパ取付部17を有する略コ字状で、基部16に取付孔16a及び各ダンパ取付部17に支持孔17aがそれぞれ穿設され、基部16が取付ボルト16bによってパワーユニットPの部分Paに固設される。
直動ピストン形油圧ダンパ20は、例えば図5に模式的に示すように円筒状のチューブ21と、チューブ21内を一対の第1油圧室22aと第2油圧室22bに区画して摺動可能に嵌合すると共にオリフィス23aが穿設されたピストン23、及びピストン23に延設されてチューブ21から突出するロッド24とを有し、第1油圧室22a及び第2油圧室22bにオイルを満たし、ロッド24が伸縮するときにオイルがオリフィス23aを通過して第1油圧室22a側から第2油圧室22b或いは第2油圧室22b側から第1油圧室22aに移動するときに抗力を発生するものである。
この直動ピストン形油圧ダンパ20の基端となるチューブ21の端部に外筒27、内筒28、外筒27と内筒28との間に介在するラバー29を備えた第1円筒ブッシュ26が結合され、直動ピストン形油圧ダンパ20の他端となるロッド24の端部に外筒31、内筒32、外筒31と内筒32との間に介在するラバー33を備えた第2円筒ブッシュ30が結合されている。
この第1円筒ブッシュ26がストラットハウジング3に固設された第1ブラケット11の対向するダンパ取付部13間に挿入されて両支持孔13a及び内筒28内を貫通する支持ボルト35等によって第1ブラケット11に支持され、かつ第2円筒ブッシュ30がパワーユニットPに固設された第2ブラケット15の対向するダンパ取付部17間に挿入されて両支持孔17a及び内筒32内を貫通する支持ボルト36等によって第2ブラケット15に支持され、第1円筒ブッシュ26及び第2円筒ブッシュ30を介在して直動ピストン形油圧ダンパ20がストラットハウジング3とパワーユニットPの上部部分との間に車幅方向に延在して架設される。
このように構成されたパワーユニット支持構造によると、センタマウント5によりパワーユニットPのほぼ全質量が支持されて、左右のフロントマウント6、7及びリヤマウント8によるパワーユニットPの質量分担が大幅に軽減され、左右のフロントマウント6、7及びリヤマウント8の各マウントラバーのばね定数を十分に低くすることが可能になる。このフロントマウント6、7及びリヤマウント8の各マウントラバーのばね定数の低減により振動吸収機能が向上してパワーユニットPから車体側に伝達されるパワーユニットPの振動を軽減して車室内騒音の低減を図ることができる。また、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に架設される支持部材10においても、直動ピストン形油圧ダンパ20及び第1、第2円筒ブッシュ26、30による振動吸収機能によりパワーユニトPの振動が車体側へ伝達されるパワーユニットPの振動が軽減され、車室内騒音が低減される。特に、第1円筒ブッシュ26、30によりパワーユニットPの微振動が支持部材10を介して車体側に伝達されるのが低減される。
一方、車両のワインディング走行やコーナリング時において、慣性力に起因して傾倒するパワーユニットPの変位は、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に架設されて車幅方向に延在する支持部材10の直動ピストン形油圧ダンパ20及び第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30の特性によって規制される。
即ち、直動ピストン形油圧ダンパ20及び第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30を備えた支持部材10は、図6の加速度GとパワーユニットPの変位Xの相関図に実線aで示すように、比較的加速度Gが小さい範囲では主に第1円筒ブッシュ26及び第2円筒ブッシュ30のばね定数に従って増大するものの、第1円筒ブッシュ26の外筒27と内筒28との間に介在するラバー29及び第2円筒ブッシュ30の外筒31と内筒32との間に介在するラバー33は比較的薄く加速度Gの増大に伴って変形が拘束され、直動ピストン形油圧ダンパ20の特性に従って加速度Gの増大にかかわらずほぼ一定に推移する。
従って、緩やかなコーナリング時において小さな加速度Gが作用したときには、第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30の特性に従ってパワーユニットPの変位Xが増大する振動吸収機能によりパワーユニトPの振動が車体側へ伝達するのを有効的に軽減して、車室内騒音が低減され、車室内の静粛性が確保される。
一方、急激なワインディング走行やコーナリング時において大きな加速度Gが作用したときには、慣性力に起因するパワーユニットPの傾きによる変位Xは、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に車幅方向に延在して掛け渡された支持部材10の直動ピストン形油圧ダンパ20及び第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30の特性によって拘束されて良好な車体の回頭性や操縦安定性が得られる。
なお、図6には、本参考例における直動ピストン形油圧ダンパ20、第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30を備えた支持部材10による加速度GとパワーユニットPの変位Xの相対関係と比較するために、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に架設される支持部材10を省略した状態における加速度GとパワーユニットPの変位Xの相対関係を破線bにより示し、ストラットハウジング3とパワーユニットPの上部部分Paとの間に架設される支持部材に円筒ブッシュを介在させた上記従来構造における加速度GとパワーユニットPの変位Xの相対関係を一点鎖線cで示している。
従って、本参考例におけるパワーユニット支持構造によると、パワーユニットPを支持する各マウントラバーのばね定数を十分に低くすることが可能になりパワーユニット振動の車体側への伝達を軽減して車室内騒音の低減を図ることができると共に、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に車幅方向に延在して掛け渡された支持部材10の直動ピストン形油圧ダンパ20及び第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30によって、比較的加速度Gが小さい範囲ではパワーユニットPの変位Xが増大する衝撃吸収走行やコーナリング時において大きな加速度Gが作用したときには、第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30及び直動ピストン形油圧ダンパ20の特性に従ってパワーユニットPの変位Xが抑制されて良好な回頭性や操縦安定性が得られる。
また、ストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に架設される支持部材10を、特性の異なる直動ピストン形油圧ダンパ20、例えばピストン23に穿設されるオリフィス23aの有効径が異なる直動ピストン形油圧ダンパ20を備えた支持部材10と交換することによって、ワインディング走行やコーナリング時にけおる加速度Gが作用したときのパワーユニットPの傾きの変位Xの規制が制御でき、車両の回頭性や操縦安定性を種々調整することができる。
更に、直動ピストン形油圧ダンパ20を、ピストン24に形成されたオリフィス24aの大きさを、直動ピストン形油圧ダンパ20に付設された操作部や車室内に配置された操作部の操作により切り換わる特性切換式型の直動ピストン形油圧ダンパとすることにより、パワーユニットPの変位Xを適宜が調整して車両の回頭性や操縦安定性を種々調整するように構成することができる。
また、既存の車両のストラットハウジング3とパワーユニットPとの間に支持部材10を追加配置することもできる。
第2参考例
本発明の第2参考例図7を参照して説明する。図7は第1参考例の図に対応する本参考例に係るパワーユニット支持構造の概要を示す車体前部の平面図である。なお、図7において図1〜図5と対応する部位に同一符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
本参考例は、第1参考例と同様に支持部材10を右側のストラットボックス3とパワーユニットPの部分Paとの間に架設すると共に、この支持部材10と車体前後方向に同一位置で更に支持部材10を左側のストラットボックス4とパワーユニットPの部分Paに架設したことを特徴とし、他の構成は第1参考例と同様である。
本参考例によると、車幅方向に延在する各支持部材10を車体幅方向中心を対称配置し、ストラットボックス3とパワーユニットPの部分Paとの間及びストラットボックス4とパワーユニットPの部分Paとの間に配置して架設することによって、第1参考例に加え、左右の均衡に優れた安定した状態で、ワインディング走行やコーナリング時等の大きな加速度Gが作用したときには、左右に配置された各支持部材10の直動ピストン形油圧ダンパ20、第1円筒ブッシュ26、第2円筒ブッシュ30の特性に従ってパワーユニットPの変位Xを抑制することができて、第1参考例より更に安定した良好な回頭性や操縦安定性が得られる。
この参考例においても、左右の各直動ピストン形油圧ダンパ20を、ピストン24に形成されたオリフィス24aの大きさを、直動ピストン形油圧ダンパ20に付設された操作部や車室内に配置された操作部の操作により切り換わる特性切換式型の直動ピストン形油圧ダンパとすることにより、パワーユニットPの変位Xを適宜調整して車両の回頭性や操縦安定性を種々調整するように構成することができる。
実施の形態
本発明の実施の形態図8を参照して説明する。図8は第1参考例の図に対応する本実施の形態に係るパワーユニット支持構造の概要を示す車体前部の平面図である。なお、図8において図1〜図5と対応する部位に同一符号を付することで該部の詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、サイドフレーム1とパワーユニットPの上部分の間に、右側のサイドフレーム1に基端が支持されて車体幅方向中央側に移行する従って漸次車体後方に移行して他端がパワーユニットPの重心より上方の部分Paに支持された第1支持部材10aと、右側のサイドフレーム1或いはストラットハウジング3に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行する従って漸次車体前方に移行して他端がパワーユニットPの部分Paに支持された第2支持部材10bと、左側のサイドフレーム2に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行する従って漸次車体後方に移行して他端がパワーユニットPの部分Paに支持された第3支持部材10cと、左側のサイドフレーム2或いはストラットハウジング4に基端が支持され、車体幅方向中央側に支持された第4支持部材10dを配置したことを特徴し、他の構成は第1参考例と同様である。これら第1〜第4支持部材10a〜10dは上記第1参考例の支持部材10と同様に構成される。
本実施の形態によると、サイドフレーム1とパワーユニットP及びサイドフレーム2とパワーユニットPと間に、第1〜第4支持部材10a〜10dを、車体幅方向中心を対称にX字状に配置して架設することによって、第1実施の形態に加え、左右の均衡に優れた安定した状態で、ワインディング走行やコーナリング時等の大きな加速度Gが作用したときには、パワーユニットPの変位を抑制することができ、より安定した良好な回頭性や操縦安定性が得られる。
また、進行方向に対して傾斜して配置された各支持部材10a〜10dにより、発進時や加減速時におけるパワーユニットの前後方向の変位、即ちピッチングを規制することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態ではパワーユニットを、パワーユニットPのほぼ直下位置に配置したセンタマウント5、パワーユニットPのほぼ前端の左右部に配置したフロントマウント6、7、パワーユニットPの後端部に配置したリヤマウント8によって車体部材に支持したが、パワーユニットPを、パワーユニットPのほぼ前端の左右部に配置したフロントマウント及びパワーユニットの後端部に配置したリヤマウントによって車体部材に支持する等種々のマウントラバーによりパワーユニットを支持するパワーユニット支持構造において、車体側部材とパワーユニットとの間に上記支持部材を架設することもできる。また、上記実施の形態では水平対向式エンジンを備えたパワーユニットPの例について説明したが、V型エンジンや他の型式のエンジンを備えたパワーユニットにおいても同様に構成できる。
第1参考例のパワーユニット支持構造の概要を示す車体前部の平面図である。 図1の要部側面図である。 図1の要部正面図である。 要部を示す分解斜視図である。 直動式ピストン形油圧ダンパを模式的に示す図である。 加速度とパワーユニットの変位の相関図である。 第2参考例のパワーユニット支持構造の概要を示す車体前部の平面図である。 本発明のパワーユニット支持構造の実施の形態の概要を示す車体前部の平面図である。 加速度とパワーユニットの変位の相関図である。
符号の説明
P パワーユニット
1,2 サイドフレーム(車体側部材)
3、4 ストラットハウジング(車体側部材)
3a 取付面
5 センタマウント
6、7 フロントマウント
8 リヤマウント
10 支持部材
10a〜10d 第1〜第4支持部材
11 第1ブラケット
15 第2ブラケット
20 直動ピストン形油圧ダンパ
23 ピストン
23a オリフィス
26 第1円筒ブッシュ
27 外筒
28 内筒
29 ラバー
30 第2円筒ブッシュ
31 外筒
32 内筒
33 ラバー

Claims (4)

  1. 対向配置された左右の車体側部材間に配置されたパワーユニットがマウントラバーを介して車体に支持される自動車のパワーユニット支持構造において、
    上記右側の車体側部材に基端が支持され、車幅方向中央側に移行するに従って漸次車体後方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第1支持部材と、
    上記右側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体前方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第2支持部材と、
    上記左側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体後方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第3支持部材と、
    上記左側の車体側部材に基端が支持され、車体幅方向中央側に移行するに従って漸次車体前方に移行して他端が上記パワーユニットの重心より上方の部分に支持され、かつ車幅方向に延在する直動ピストン形油圧ダンパを具備する第4支持部材と、
    を備えたことを特徴とする自動車のパワーユニット支持構造。
  2. 上記支持部材は、
    上記直動ピストン形油圧ダンパの基端に、上記直動ピストン形油圧ダンパの基端に結合された外筒、車体側部材に支持される内筒、及び該外筒と内筒の間に介在するラバーを備えた第1円筒ブッシュが配設され、
    直動ピストン形油圧ダンパの他端に、上記直動ピストン形油圧ダンパの他端に結合された外筒、パワーユニットに支持される内筒、及び該外筒と内筒の間に介在するラバーを備えた第2円筒ブッシュが配設されたことを特徴とする請求項1に記載の自動車のパワーユニット支持構造。
  3. 上記支持部材は、
    上記車体側部材及びパワーユニットにそれぞれ着脱可能に支持されたことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車のパワーユニット支持構造。
  4. 上記直動ピストン形油圧ダンパは、ピストンに穿孔されたオリフィスの大きさを切換え可能な特性切換型の直動ピストン形油圧ダンパであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車のパワーユニット支持構造。
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