JP4806974B2 - シリコン単結晶育成方法 - Google Patents
シリコン単結晶育成方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4806974B2 JP4806974B2 JP2005179996A JP2005179996A JP4806974B2 JP 4806974 B2 JP4806974 B2 JP 4806974B2 JP 2005179996 A JP2005179996 A JP 2005179996A JP 2005179996 A JP2005179996 A JP 2005179996A JP 4806974 B2 JP4806974 B2 JP 4806974B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- single crystal
- silicon single
- gas
- hydrogen
- growing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
- C30B15/20—Controlling or regulating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
- C30B15/14—Heating of the melt or the crystallised materials
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B15/00—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method
- C30B15/02—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method adding crystallising materials or reactants forming it in situ to the melt
- C30B15/04—Single-crystal growth by pulling from a melt, e.g. Czochralski method adding crystallising materials or reactants forming it in situ to the melt adding doping materials, e.g. for n-p-junction
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/02—Elements
- C30B29/06—Silicon
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
通常、引き上げ中のシリコン単結晶に有転位化が生じた場合、引き上げたシリコン単結晶を溶かし、再度引き上げることにより無転位部の長いシリコン単結晶の育成を目指す。しかし、シリコン単結晶の引き上げと溶解を繰り返すと、引き上げに要する時間が長時間となるので生産性が低下してしまう。また、無転位結晶の育成を断念して結晶育成を打ち切った場合には坩堝内に多量のシリコン融液が残ってしまうため、原料が無駄になるし、残ったシリコン融液が凝固するときの体積膨張により坩堝やヒーターが破損してしまう虞が生じる。このため、従来から、有転位化が多数回発生し、引き上げたシリコン単結晶を溶かして再度引き上げたとしても、無転位部の長いシリコン単結晶の引き上げが期待できない場合には、有転位化が生じたままのシリコン単結晶が引き上げられている。
融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcと融点から1350℃までの結晶外周部での軸方向温度勾配Geとの比Gc/Geが1.1〜1.4となるように育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却するとともに、 前記結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが3.0〜3.5℃/mmとされ、
単結晶を育成する雰囲気ガスが水素原子含有物質の気体を含み、
前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を40〜400Paとし、
前記雰囲気ガス中における酸素ガス(O 2 )の濃度は、前記水素原子含有物質の気体の水素分子換算での濃度をαとし、酸素ガス(O 2 )濃度をβとしたとき、α−2β≧3%(体積%)を満たすものとされることにより上記課題を解決した。
本発明において、前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を40〜160Paとして、全面がPV領域であるシリコンウェーハが得られるシリコン単結晶を育成するか、または、前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を160〜400Paとして、全面がPI領域であるシリコンウェーハが得られるシリコン単結晶を育成することができる。
本発明の前記水素分圧が100〜250Paとされてなることがある。
本発明において、前記水素原子含有物質の気体が、水素ガスであることが好ましい。
本発明において、育成中のシリコン単結晶が1000〜800℃温度範囲を通過する時間が、80〜180分とされてなることができる。
本発明において、30〜45MPaの熱応力が育成中のシリコン単結晶の側面部に負荷される時間が、80〜180分とされてなることができる。
本発明において、前記シリコン単結晶の直胴部を、Grown−in欠陥を含まない無欠陥領域とすることができる。
本発明では、炉内圧が4〜6.7kPaの範囲である場合、雰囲気ガス中には、20体積%以下の濃度で窒素が存在してなることがある。
本発明では、水平磁場(横磁場)にあっては磁場強度が2000〜4000Gとされ、磁場中心高さが融液液面に対して−75〜+50mmの範囲内になるように設定され、カスプ磁場にあっては、磁場強度が300〜700Gとされ、磁場中心高さが融液液面に対して−50〜+50mmの範囲内になるように設定される磁場を供給することができる。
本発明において、引き上げる単結晶の直径をDcとするとき、前記冷却用部材はその内周面の径が1.20Dc〜2.50Dc、長さが0.25Dc以上であり、融液表面から冷却用部材の下端面までの距離が0.30Dc〜0.85Dcであることがある。
本発明のシリコン単結晶の育成方法は、育成中のシリコン単結晶の周囲を取り囲んでその内周面が引上軸と同軸である冷却用部材によりシリコン単結晶の少なくとも一部を冷却しながらチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を育成する方法であって、単結晶を育成する雰囲気ガスが水素原子含有物質の気体を含むことを特徴とする。本発明において、育成中のシリコン単結晶の少なくとも一部とは、直胴部、ネック部、テイル部などシリコン単結晶のどの部分であってもよく、例えば、ホットゾーンを通過するシリコン単結晶の側面部とすることができる。
また、上記のシリコン単結晶の育成方法においては、前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を40〜400Paとする方法とすることができる。
さらに、上記のシリコン単結晶の育成方法においては、前記水素原子含有物質の気体が、水素ガスである方法とすることができる。
また、上記のシリコン単結晶の育成方法においては、融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcと融点から1350℃までの結晶外周部での軸方向温度勾配Geとの比Gc/Geが1.1〜1.4となるように育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却する方法とすることができる。
さらに、上記のシリコン単結晶の育成方法においては、冷却用部材の設置により、前記結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが3.0〜3.5℃/mmである方法とすることができる。
また、上記のシリコン単結晶の育成方法においては、前記シリコン単結晶の直胴部を、Grown−in欠陥を含まない無欠陥領域とする方法とすることができる。
本発明のシリコン単結晶は、上記のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法によって育成されたことを特徴とする。
CZ法で製造されたシリコン単結晶には、デバイスの製造過程で顕在化してくる微細欠陥、すなわちGrown-in欠陥が生じることが知られている。図1は、CZ法にて得られたシリコン単結晶の径方向における欠陥分布状態を説明するための断面図である。図1に示すように、CZ法にて得られたシリコン単結晶のGrown-in欠陥は、赤外線散乱体欠陥またはCOP(Crystal Originated Particle)などと呼ばれる大きさが0.1〜0.2μm程度の空孔欠陥、および転位クラスターと呼ばれる大きさが10μm程度の微小転位からなる。
図2に示すように、引き上げ速度の早い段階では、結晶周辺部にリング状のOSF発生領域が現れ、OSF発生領域の内側部分が赤外線散乱体欠陥の多数発生する赤外線散乱体欠陥発生領域となっている。そして、引き上げ速度の低下にしたがって、OSF発生領域の径が次第に小さくなってOSF発生領域の外側部分に転位クラスターの発生する転位クラスター発生領域が現れ、やがてOSF発生領域が消滅して、全面に転位クラスター発生領域が現れる。
また、近年の集積回路の微細化に伴って、赤外線散乱体欠陥による酸化膜耐圧性の低下が指摘され、赤外線散乱体欠陥も転位クラスターも検出されない無欠陥領域からなる高品質なシリコン単結晶が求められている。
図1および図2を用いて説明したシリコン単結晶の育成例は、シリコン単結晶の側面部において温度勾配Gを制御するための温度調整を行なわないホットゾーン構造を用いて育成されたものである。このようなホットゾーン構造では、結晶中心部での温度勾配(Gc)が結晶外周部での温度勾配(Ge)より小さく(Gc<Ge)なる。また、育成中のシリコン単結晶の温度が1000〜800℃の範囲である時間、言い換えると、育成中のシリコン単結晶が1000〜800℃温度範囲を通過する時間は、180分を越える時間となる。育成中のシリコン単結晶の温度が1000〜800℃の範囲である時間は、シリコン単結晶中でOSF核が成長する温度領域である。
例えば、結晶中心部での温度勾配(Gc)が結晶外周部での温度勾配(Ge)と同一かこれより大きく(Gc≧Ge)なるホットゾーン構造を用いて、ウェーハ面全面にわたって均一な無欠陥領域からなるシリコン単結晶を育成する方法が考えられる。
また、図3を用いて説明したシリコン単結晶の育成例では、育成中のシリコン単結晶の温度が1000〜800℃の範囲である時間、言い換えると、育成中のシリコン単結晶が1000〜800℃温度範囲を通過する時間は、80〜180分となる。したがって、図3を用いて説明したシリコン単結晶の育成例では、図2に示す例と比較して、育成中のシリコン単結晶の温度が1000〜800℃の範囲である時間が短くなり、シリコン単結晶中でのOSF核の成長が抑制され、無欠陥結晶の引き上げ速度マージンを大きくすることができる。
本発明によれば、熱応力に起因する有転位化が顕著となる30MPa以上の熱応力が育成中のシリコン単結晶の側面部に負荷される条件であっても、効果的に熱応力に起因する有転位化を抑制できる。
さらに、従来、有転位化が多数回発生し、育成して冷却した後のシリコン単結晶に、シリコンの降伏応力に近い残留応力が発生していた40MPa以上の熱応力が育成中のシリコン単結晶の側面部に負荷される条件であっても、効果的に熱応力に起因する有転位化を抑制できる。
なお、水素原子含有物質の気体として水素ガスを用いる場合には、市販の水素ガスボンベ、水素ガス貯蔵タンク、水素吸蔵合金に水素を吸蔵させた水素タンク等から専用の配管を通じて引き上げ炉内に供給させることができる。
また、不活性ガス(希ガス)としては、Ar、He、Ne、Kr、Xeから選択される1種または複数のガスを用いることができる。通常、安価なアルゴン(Ar)ガスが用いられるが、ArガスにHe、Ne、Kr、Xeなどの他の不活性ガスを混合したものを用いてもよい。
なお、Grown-in欠陥の形成に影響を及ぼした水素のほとんどは、その後の冷却の過程でシリコン単結晶外に逸散する。
シリコン融液中の水素濃度は、ヘンリーの法則から気相中の水素分圧に依存して決まり、
PH2=kCLH2と表される。
ここで、PH2は雰囲気中の水素分圧、CLH2はシリコン融液中の水素濃度、kは両者の間の係数である。
一方、シリコン単結晶中の濃度は、シリコン融液中の濃度と偏析との関係で決まり、
CSH2 =k′CLH2 =(k′/k)PH2と表される。
ここで、CSH2は結晶中の水素濃度、k′は水素のシリコン融液−結晶間の偏析係数である。
以上から、水素を含む不活性ガス雰囲気中で育成する際、凝固直後のシリコン単結晶中の水素濃度は、雰囲気中の水素分圧を制御することで結晶の軸方向に一定に所望する濃度で制御できる。この水素分圧は水素濃度と炉内圧力により制御できる。
また、OSF領域の引き上げ速度マージンは、水素分圧の増加にしたがって、狭くなっている。PI領域の引き上げ速度マージンは、水素分圧の増加にしたがって、大幅に拡大される。また、PV領域の引き上げ速度マージンは、水素分圧の増加にしたがって、広がったり狭まったりしているが、水素分圧が100〜250Paのときに引き上げ速度マージンが大きくなっている。
また、図6は、図7と同様のホットゾーン構造を有する育成装置を用いて、育成中のシリコン単結晶の側面部の温度を調整して固液界面近傍での結晶側の温度勾配Gを制御し、引き上げ炉内に不活性ガスのみを供給し、引き上げ時の引き上げ速度を徐々に低下させて育成したシリコン単結晶の断面の欠陥分布状態を説明するための図である。
また、図6および図7に示すように、Gc/Geが1.1〜1.4であり、軸方向温度勾配Gcが3.0〜3.5℃/mmであるホットゾーン構造を有する育成装置を用いることで、PV領域とOSF発生領域との間で形成される境界面において、図6に示すように中央部が結晶軸方向に盛り上がっている部分mの育成に相当する速度をfpDとし、図6に示すようにリング状に盛り上がっている部分(結晶の径方向で結晶中心と最外部との中間位置で結晶軸方向に凸状をなす部分)nの育成に相当する速度をfpRとすると、
(fpD-fpR)/fpD×100=±20(%)
となるように制御できる。
図8は、本実施形態におけるシリコン単結晶の育成方法を実施するのに適したCZ炉の縦断面図である。
図8に示すCZ炉は、チャンバー内の中心部に配置された坩堝1と、坩堝1の外側に配置されたヒータ2と、ヒータ2の外側に配置された磁場供給装置9とを備えている。坩堝1は、内側にシリコン融液3を収容する石英坩堝1aを外側の黒鉛坩堝1bで保持する二重構造であり、ペディスタルと呼ばれる支持軸により回転および昇降駆動される。
坩堝1の上方には、円筒形状の熱遮蔽体7が設けられている。熱遮蔽体7は、黒鉛で外殻を作り、内部に黒鉛フェルトを充填した構造である。熱遮蔽体7の内面は、上端部から下端部にかけて内径が漸減するテーパー面になっている。熱遮蔽体7の上部外面は内面に対応するテーパー面であり、下部外面は、熱遮蔽体7の厚みを下方に向かって漸増させるようにほぼストレート面に形成されている。
ここで使用される水冷手段8としては、銅やステンレス等からなるコイル状の通水管や、通水隔壁を有する水冷ジャケット等を挙げることができる。水冷手段8の通水量は、10リットル/分以上とすることが好ましい。水冷手段8の冷却能力は、水冷手段8の結晶引上方向の高さや融液表面からの設置距離を調整することによって調整可能であり、通水量に応じて通水管や水冷ジャケットの構成を適宜変更することができる。また、水冷手段8の冷却能力を調整することで、育成中のシリコン単結晶の側面部に負荷される熱応力が30〜45MPaの範囲で変化するとともに、育成中のシリコン単結晶の温度が1000〜800℃の範囲である時間が、80〜180分の範囲で変化する。
また、水冷手段8は引き上げる単結晶の直径をDcとするとき、冷却用部材はその内周面の径が1.20Dc〜2.50Dc、長さが0.25Dc以上であり、融液表面から冷却用部材の下端面までの距離が0.30Dc〜0.85Dcの範囲で設計することが一般的である。
また、カスプ磁場にあっては、磁場供給装置9から供給される磁場の強度は、200〜1000G、より好ましくは300〜700Gとされ、磁場中心高さが融液液面に対して−100〜+100mm、より好ましくは−50〜+50mmの範囲内になるように設定される。
上記の磁場の強度で上記の磁場中心高さ範囲で磁場供給装置9から磁場を供給することで、対流を抑えることができ、固液界面の形状を好ましい形状とすることができる。
(操業条件の設定)
まず、目標とする無欠陥結晶のシリコン単結晶を育成するための操業条件の設定を行なう。はじめに、水素濃度と無欠陥結晶が得られる引き上げ速度の許容範囲を把握するために、雰囲気ガス中における水素分子分圧を例えば、0、20、40、160、240、400Paの混合比率とし、それぞれの条件で目標直径、例えば300mmの単結晶を育成する。
次に、図8に示すCZ炉を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとして、不活性ガスと水素ガスとの混合ガスを用いて、上述した方法により設定された適切な操業条件で、直胴部がGrown−in欠陥を含まない無欠陥領域であるシリコン単結晶6の育成を行う。
なお、上述した実施形態では、水冷手段8(冷却手段)により育成中のシリコン単結晶の側面部を積極的に冷却した場合を例に挙げて説明したが、本発明は、水冷手段8(冷却手段)により育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却する場合のみに限定されるものではなく、育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却できれば他のいかなる手段を用いて冷却してもよい。
本発明を検証するために以下に示す実験を行なった。
すなわち、表1および以下に示す1〜3のホットゾーン構造を有する育成装置を用い、雰囲気ガスとして、アルゴンガスまたはアルゴンガスと水素ガスとの混合ガスを用いて、外径300mm、ボディ長さ1800mmの無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
図8に示すCZ炉を用い、水冷手段8の冷却能力を、寸法が内径600mm、高さ200mmとし、その下面が融液表面から150mmとなるように設置するとともに、磁場供給装置9から3000Gの水平磁場を磁場中心高さが融液液面に対して0mmとなるように供給し、供給融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが3.2℃/mmであり、結晶外周部での軸方向温度勾配Geが2.2℃/mmであり、Gc/Geが1.3となるホットゾーン構造とした。
図8に示すCZ炉を用い、水冷手段8の冷却能力を、寸法が内径600mm、高さ150mmとし、その下面が融液表面から200mmとなるように設置するとともに、ホットゾーン構造1と同様にして水平磁場を供給し、融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが3.0℃/mmであり、結晶外周部での軸方向温度勾配Geが2.5℃/mmであり、Gc/Geが1.2となるホットゾーン構造とした。
水冷手段8および熱遮蔽体7のないCZ炉を用い、ホットゾーン構造1と同様にして水平磁場を供給し、融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが 2.8℃/mmであり、結晶外周部での軸方向温度勾配Geが2.5℃/mmであり、Gc/Geが1.1となるホットゾーン構造とした。
熱応力は、図9に示す伝熱計算を行った結果を用いて求めた。
伝熱計算では、まず、引き上げ炉のモデリング(S1)を行なった。引き上げ炉のモデリングでは、外形およびメッシュ形状の数値化を行なう形状の数値化と、熱伝導率と表面ふく射率を材質により設定する材料の物性値の設定とを行なった。
次に、2つの表面要素が互いにどのように見えているか表す形態係数の計算(S2)を行なった。形態係数の計算は、表面の要素ごとに行なった。
続いて、伝熱計算を実行(S3)した。伝熱計算では、SOR法により繰り返し計算を実行して、ふく射伝熱を求め、熱バランスに基づく収束計算を行なった。
熱バランスに基づく収束計算は、引上速度が設定範囲内で安定するという収束条件で以下に示すように行なった。
1. n回目の伝熱計算終了後に、シリコン単結晶内を流れる熱流速をHso、固液界面で発生する凝固線熱をHla、シリコン融液内を流れる熱流速をHlqとしたとき、Hso=Hla+Hlqが満足するようにHlaを決める。ここで、Hlaは引上速度の関数なので、熱バランスを満足する引上速度が求められる。
2. 引上速度が収束目標よりも速ければヒーターの発熱量を増やし、収束目標よりも遅ければヒーターの発熱量を減らす。
3. n+1回目の伝熱計算を実行する。
熱応力は、図10に示すように行なった。まず、結晶のモデリング(S4)を行なった。結晶のモデリングでは、シリコン単結晶の外形およびメッシュ形状の数値化を行なう形状の数値化と、シリコン単結晶の物性値である熱膨張率、ヤング率、ポアソン比の設定とを行なった。
次に、伝熱計算結果の入力を行なうことにより、温度分布の入力(S5)を行なった。
その後、有限要素法による熱応力計算を行うことにより結晶中の熱応力を計算(S6)した。
表1に示すホットゾーン構造1を有する育成装置を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとして、アルゴンガス中に水素分子分圧が240Paとなるように水素ガスを混合した混合ガスを用いて、上述した方法により設定された操業条件で、無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
表1に示すホットゾーン構造3を有する育成装置を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとしてアルゴンガスを用いて、無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
「実験例3」
表1に示すホットゾーン構造2を有する育成装置を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとしてアルゴンガスを用いて、無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
「実験例4」
表1および以下に示すホットゾーン構造1を有する育成装置を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとしてアルゴンガスを用いて、上述した方法により設定された操業条件で、無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
表1に示すホットゾーン構造3を有する育成装置を用い、単結晶を育成する雰囲気ガスとして、アルゴンガス中に水素分子分圧が240Paとなるように水素ガスを混合した混合ガスを用いて、上述した方法により設定された操業条件で、無欠陥結晶であるシリコン単結晶の育成を行った。
引上長1000mm以降で有転位化したものは結晶を溶かし再度無転位の結晶引上を試みる。このような作業を繰り返し、全長に渡って無転位な結晶を得られた場合は、引き上げた結晶を溶かした回数が有転位化回数であり、1000mm以降に有転位化した結晶が得られた場合には、引き上げた結晶を溶かした回数+1回が有転位化回数となる。
実験例1〜実験例4の結果の平均値を図11に示す。
○:無転位部の長さの平均値が1400mmを越え、なおかつ有転位化回数の平均値が0.5回未満である。
△:無転位部の長さの平均値が1000〜1400mmの範囲であり、有転位化回数の平均値が0.5〜1回の範囲である。
×:無転位部の長さの平均値が1000mm未満であり、なおかつ有転位化回数の平均値が1回を越える。
○:全ての試験体に割れが生じなかった。
△:一部の試験体に割れが生じた。
×:全ての試験体に割れが生じた。
また、雰囲気ガス中に水素を添加しないことのみ実験例1と異なるホットゾーン構造1を用いた本発明の比較例である実験例4では、無転位性および割れの評価が×となった。よって、育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却する同じホットゾーン構造1を用いた場合、雰囲気ガス中に水素を添加することで、無転位性を向上させることができ、雰囲気ガス中に水素を添加しない場合と比較して、有転位化が少なく、無転位部の長さの長いシリコン単結晶を育成できることが確認できた。
また、表2より、熱応力が35.7MPaであるホットゾーン構造2を用いた実験例3では、実験例1よりも熱応力が小さいにも関わらず、無転位性および割れの評価が△であった。
また、表2より、実験例1の引き上げ速度マージンは、実験例2と比較して非常に広く、実験例3〜実験例5と比較しても広い結果となった。さらに、実験例5の引き上げ速度マージンは、実験例2と比較して非常に広い結果となった。
また、実験例1では、ホットゾーン構造2を用いた実験例3よりも有転位化回数が少なく、ホットゾーン構造3を用いた実験例2よりも有転位化回数が多いものの、遜色ない結果となった。
よって、実験例1では、育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却しない場合と同等の有転位化回数でシリコン単結晶を育成できることが確認できた。
また、図12より、実験例1では、実験例2および実験例3よりも無転位部の長さが短いものとなったが、無転位部の長さの差は250mm未満であり、実験例1と実験例4との差と比較してわずかであった。
Claims (10)
- 育成中のシリコン単結晶の周囲を取り囲んでその内周面が引上軸と同軸である冷却用部材によりシリコン単結晶の少なくとも一部を冷却しながらチョクラルスキー法によりシリコン単結晶を育成する方法であって、
融点から1350℃までの結晶中心部での軸方向温度勾配Gcと融点から1350℃までの結晶外周部での軸方向温度勾配Geとの比Gc/Geが1.1〜1.4となるように育成中のシリコン単結晶の側面部を冷却するとともに、 前記結晶中心部での軸方向温度勾配Gcが3.0〜3.5℃/mmとされ、
単結晶を育成する雰囲気ガスが水素原子含有物質の気体を含み、
前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を40〜400Paとし、
前記雰囲気ガス中における酸素ガス(O 2 )の濃度は、前記水素原子含有物質の気体の水素分子換算での濃度をαとし、酸素ガス(O 2 )濃度をβとしたとき、α−2β≧3%(体積%)を満たすものとされることを特徴とするシリコン単結晶の育成方法。 - 前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を40〜160Paとして、全面がPV領域であるシリコンウェーハが得られるシリコン単結晶を育成するか、または、前記雰囲気ガス中における水素原子含有物質の気体の水素分子分圧を160〜400Paとして、全面がPI領域であるシリコンウェーハが得られるシリコン単結晶を育成することを特徴とする請求項1に記載のシリコン単結晶育成方法。
- 前記水素分圧が100〜250Paとされてなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシリコン単結晶育成方法。
- 前記水素原子含有物質の気体が、水素ガスであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 育成中のシリコン単結晶が1000〜800℃温度範囲を通過する時間が、80〜180分とされてなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 30〜45MPaの熱応力が育成中のシリコン単結晶の側面部に負荷される時間が、80〜180分とされてなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 前記シリコン単結晶の直胴部を、Grown−in欠陥を含まない無欠陥領域とすることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 炉内圧が4〜6.7kPaの範囲である場合、雰囲気ガス中には、20体積%以下の濃度で窒素が存在してなることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 水平磁場(横磁場)にあっては磁場強度が2000〜4000Gとされ、磁場中心高さが融液液面に対して−75〜+50mmの範囲内になるように設定され、カスプ磁場にあっては、磁場強度が300〜700Gとされ、磁場中心高さが融液液面に対して−50〜+50mmの範囲内になるように設定される磁場を供給することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
- 引き上げる単結晶の直径をDcとするとき、前記冷却用部材はその内周面の径が1.20Dc〜2.50Dc、長さが0.25Dc以上であり、融液表面から冷却用部材の下端面までの距離が0.30Dc〜0.85Dcであることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載のシリコン単結晶育成方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179996A JP4806974B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | シリコン単結晶育成方法 |
DE05782038T DE05782038T1 (de) | 2005-06-20 | 2005-09-12 | Verfahren zum ziehen eines siliciumeinkristalls und danach gezogener siliciumeinkristall |
PCT/JP2005/016783 WO2006137174A1 (ja) | 2005-06-20 | 2005-09-12 | シリコン単結晶の育成方法及びその方法により育成されたシリコン単結晶 |
EP05782038.3A EP1895026B1 (en) | 2005-06-20 | 2005-09-12 | Method of growing silicon single crystal |
CN2005800497780A CN101175872B (zh) | 2005-06-20 | 2005-09-12 | 硅单晶的培育方法 |
KR1020077025822A KR100921175B1 (ko) | 2005-06-20 | 2005-09-12 | 실리콘 단결정의 육성 방법 및 그 방법에 의해 육성된실리콘 단결정 |
TW094131687A TWI308939B (en) | 2005-06-20 | 2005-09-14 | Method for growing single crystal and single crystal grown thereby |
US11/406,272 US7442251B2 (en) | 2005-06-20 | 2006-04-19 | Method for producing silicon single crystals and silicon single crystal produced thereby |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005179996A JP4806974B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | シリコン単結晶育成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006347854A JP2006347854A (ja) | 2006-12-28 |
JP4806974B2 true JP4806974B2 (ja) | 2011-11-02 |
Family
ID=37570212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005179996A Active JP4806974B2 (ja) | 2005-06-20 | 2005-06-20 | シリコン単結晶育成方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1895026B1 (ja) |
JP (1) | JP4806974B2 (ja) |
KR (1) | KR100921175B1 (ja) |
CN (1) | CN101175872B (ja) |
DE (1) | DE05782038T1 (ja) |
TW (1) | TWI308939B (ja) |
WO (1) | WO2006137174A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007005346B4 (de) | 2007-02-02 | 2015-09-17 | Siltronic Ag | Halbleiterscheiben aus Silicium und Verfahren zu deren Herstellung |
JP5136518B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2013-02-06 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶の育成方法 |
JP5428608B2 (ja) * | 2009-07-15 | 2014-02-26 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶の育成方法 |
KR101407395B1 (ko) * | 2012-11-09 | 2014-06-17 | 주식회사 티씨케이 | 잉곳 성장장치의 리플렉터 |
CN106591944B (zh) * | 2015-10-15 | 2018-08-24 | 上海新昇半导体科技有限公司 | 单晶硅锭及晶圆的形成方法 |
JP6202119B2 (ja) * | 2016-03-14 | 2017-09-27 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶の製造方法 |
TWI698557B (zh) | 2018-12-28 | 2020-07-11 | 環球晶圓股份有限公司 | 矽單晶長晶方法及矽單晶長晶設備 |
CN114737247A (zh) * | 2022-05-18 | 2022-07-12 | 西安奕斯伟材料科技有限公司 | 水冷套装置和单晶炉 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3612974B2 (ja) | 1997-12-26 | 2005-01-26 | 三菱住友シリコン株式会社 | 結晶育成方法 |
JP4147599B2 (ja) * | 1997-12-26 | 2008-09-10 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶及びその製造方法 |
JP3994602B2 (ja) * | 1999-11-12 | 2007-10-24 | 信越半導体株式会社 | シリコン単結晶ウエーハおよびその製造方法並びにsoiウエーハ |
JP3573045B2 (ja) * | 2000-02-08 | 2004-10-06 | 三菱住友シリコン株式会社 | 高品質シリコン単結晶の製造方法 |
DE10014650A1 (de) * | 2000-03-24 | 2001-10-04 | Wacker Siltronic Halbleitermat | Halbleiterscheibe aus Silicium und Verfahren zur Herstellung der Halbleiterscheibe |
JP3624827B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2005-03-02 | 三菱住友シリコン株式会社 | シリコン単結晶の製造方法 |
JP4192530B2 (ja) | 2002-08-27 | 2008-12-10 | 株式会社Sumco | パーティクルモニター用シリコン単結晶ウェーハの製造方法 |
JP4380141B2 (ja) * | 2002-10-31 | 2009-12-09 | 信越半導体株式会社 | シリコンウェーハの評価方法 |
JPWO2004083496A1 (ja) * | 2003-02-25 | 2006-06-22 | 株式会社Sumco | シリコンウェーハ及びその製造方法、並びにシリコン単結晶育成方法 |
JP4742711B2 (ja) | 2005-04-08 | 2011-08-10 | 株式会社Sumco | シリコン単結晶育成方法 |
-
2005
- 2005-06-20 JP JP2005179996A patent/JP4806974B2/ja active Active
- 2005-09-12 KR KR1020077025822A patent/KR100921175B1/ko active IP Right Grant
- 2005-09-12 WO PCT/JP2005/016783 patent/WO2006137174A1/ja not_active Application Discontinuation
- 2005-09-12 CN CN2005800497780A patent/CN101175872B/zh active Active
- 2005-09-12 EP EP05782038.3A patent/EP1895026B1/en active Active
- 2005-09-12 DE DE05782038T patent/DE05782038T1/de active Pending
- 2005-09-14 TW TW094131687A patent/TWI308939B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW200700590A (en) | 2007-01-01 |
TWI308939B (en) | 2009-04-21 |
KR20070119738A (ko) | 2007-12-20 |
JP2006347854A (ja) | 2006-12-28 |
KR100921175B1 (ko) | 2009-10-13 |
CN101175872B (zh) | 2010-10-06 |
CN101175872A (zh) | 2008-05-07 |
WO2006137174A1 (ja) | 2006-12-28 |
DE05782038T1 (de) | 2008-07-31 |
EP1895026B1 (en) | 2013-06-19 |
EP1895026A1 (en) | 2008-03-05 |
EP1895026A4 (en) | 2009-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3783495B2 (ja) | 高品質シリコン単結晶の製造方法 | |
JP4797477B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
TWI302952B (en) | Silicon wafer, method for manufacturing the same, and method for growing silicon single crystal | |
JPWO2007013189A1 (ja) | シリコンウェーハおよびその製造方法 | |
JP4742711B2 (ja) | シリコン単結晶育成方法 | |
JP2007022863A (ja) | シリコン単結晶の育成方法およびシリコンウェーハの製造方法 | |
JP4821179B2 (ja) | シリコン単結晶の育成方法 | |
JP2010155762A (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP4806974B2 (ja) | シリコン単結晶育成方法 | |
JP2003002780A (ja) | シリコン単結晶の製造装置及びそれを用いたシリコン単結晶の製造方法 | |
JP4806975B2 (ja) | シリコン単結晶の育成方法 | |
US20100127354A1 (en) | Silicon single crystal and method for growing thereof, and silicon wafer and method for manufacturing thereof | |
JP2007045662A (ja) | 半導体シリコンウェーハおよびその製造方法 | |
US7819972B2 (en) | Method for growing silicon single crystal and method for manufacturing silicon wafer | |
US7442251B2 (en) | Method for producing silicon single crystals and silicon single crystal produced thereby | |
JP4461781B2 (ja) | シリコン単結晶の製造方法及びシリコン単結晶製造装置の設計方法並びにシリコン単結晶製造装置 | |
US7473314B2 (en) | Method for growing silicon single crystal | |
JP2007022864A (ja) | シリコン単結晶の製造方法 | |
JP2007045682A (ja) | シリコン単結晶の育成方法およびシリコンウェーハ | |
JP5136518B2 (ja) | シリコン単結晶の育成方法 | |
JP4501507B2 (ja) | シリコン単結晶育成方法 | |
JP2007223894A (ja) | シリコンウェーハの製造方法 | |
JP2010042936A (ja) | シリコン単結晶の育成方法及びシリコンウェーハの製造方法並びにそのシリコンウェーハ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071010 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110328 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110719 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140826 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4806974 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |