JP4798064B2 - 菓子生地及び菓子の製造法 - Google Patents
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Description
又、フランス菓子、イタリア菓子、ドイツ菓子といった世界各国からの菓子類も多く提案されている。
このような状況にあって、1997年頃に日本で一時ブームになったポンデケージョというパンがあり、チーズのパンという意味であってブラジルでは「家庭の味」として久しまれている。
このブラジルの(ポンデケージョ)を参考にして、日本のポンデケージョが非特許文献1に紹介されている。これには、ポンデケージョは、「ほのかなチーズの香り、不思議な食感、外はサクサク、中はもちもち」と記載されており、もちもちした食感に特徴があって空洞がないパンである。このポンデケージョの概略の模式図を図1に示した。
空洞を有する菓子としてはシュークリーム、エクレア、揚げシュー、フレンチクルーラー等が挙げられる。シュークリームの外側のシュー皮はシュー生地を焼成して得たものである。
特許文献1には、小麦粉と油脂並びに食塩を混合してクリーム状の物とし、このクリーム状の物に沸騰水を添加して均一に混合し、この混合物の温度が65〜75℃になるように調整する工程と、この混合物に鶏卵を回分して添加し、混練してシュー皮種生地を調製する工程と、このシュー皮種生地を焙焼する工程からなることを特徴とするシュー皮の製造方法が提案されている。このように澱粉類の糊化工程を経たものを含むことにより、焼成時に大きく膨張し、表面が割れ、空洞の形成されたキャベツ状のシュー皮となる。シュー皮の概略の模式図を図2に示した。
これらのシュー皮に関する提案では製菓・製パン類の更なる多様化に答えるものとしては不十分であった。
即ち本発明の第1は、水中油型乳化物及び加工澱粉を含む菓子生地であって、水中油型乳化物とアルファー化澱粉を含む加工澱粉との接触温度が(水中油型乳化物の油相の融点+5℃)以下の温度で調製することを特徴とする菓子生地の製造法である。第2は、更に糖類を加配する、第1記載の菓子生地の製造法である。第3は、水中油型乳化物の油脂分が5〜70重量%の範囲である、第1記載の菓子生地の製造法である。第4は、第1〜第3の何れか1に記載の菓子生地を加熱する菓子の製造法である。第5は、加熱が焼成、蒸し、フライ、マイクロ波照射から選択される、第4記載の菓子の製造法である。第6は、第4又は第5記載の菓子にフィリング類が充填されている組み合わせ菓子である。
菓子生地の原料としては水中油型乳化物、アルファー化澱粉を含む加工澱粉を必須原料として適宜糖類、卵類、乳清蛋白を混合して得るのであるが、水中油型乳化物と当該加工澱粉との接触温度の上限は(水中油型乳化物の油相の融点+5℃)の温度であり、この温度を超えると水中油型乳化物の乳化が過度に破壊されて油脂の分離が多くなるので菓子生地に油が滲み出てきて当該生地を加熱した際は綺麗な空洞が得にくくなる。
当該分野における油相の融点は20〜40℃の範囲のものが多く使用されるが水中油型乳化物の調製のし易さとコストの点で65℃までは可能である。
そして、接触温度が60℃を超えてくると使用する加工澱粉の影響で菓子生地が硬くなって成形等の作業性が悪くなる。
水中油型乳化物とアルファー化澱粉を含む加工澱粉との接触温度の下限は0℃以上であり、好ましくは3℃以上であり、更に好ましくは5℃以上である。下限未満の場合は菓子生地の原料や作業温度を低く設定しなければならず作業効率が悪くなる。
又、生クリーム、濃縮乳、コンパウンドクリーム、植物性クリーム等の市販されている水中油型乳化物も当然ながら包含されるものである。水中油型乳化物の油脂分としては、5〜70重量%、好ましくは20〜60重量%、更に25〜50重量%が好ましい。油脂分が少ない場合は加熱した際に得られる菓子の空洞が得難くなる。油脂分が多いと安定な水中油型乳化物が得難くなる。
水中油型乳化物の使用量としては、菓子生地全体に対して5〜50重量%が好ましく、より好ましくは10〜40重量%であり、更に好ましくは20〜30重量%である。水中油型乳化物の使用量が少ないと加熱した際に得られる菓子の空洞が得難くなる。多いと加熱した際に得られる菓子の食感でのもちもち感が得難くなる。
油相の融点としては65℃以下の油脂が使用され、油相の融点が65℃を超える場合は油脂調製にコストが掛かり、水中油型乳化物の調製も難しくなる。
ここでいう油相とは水中油型乳化物を構成する油脂類を主成分とする油溶性成分全体を指し、原料油脂類に所望により添加された乳化剤、香料、酸化防止剤、着色料など油溶性の原料、添加物等が含まれたものを指す。
アルファー化澱粉とは、アルファー化したワキシーコーン、馬鈴薯、タピオカ、米粉、コーンスターチが挙げられる。これらの中でもワキシーコーン、馬鈴薯、タピオカが好ましく、更に加熱した際に得られる菓子の食感でのもちもち感でタピオカ由来の澱粉が好ましい。
エーテル化澱粉とは、エーテル化したタピオカ、ワキシーコーン、馬鈴薯、コーンスターチが挙げられる。これらの中でもタピオカ由来の澱粉が菓子の食感でのもちもち感が得られるという点で好ましい。
これら以外の澱粉類も適宜使用することができ、例えば薄力粉、中力粉、強力粉等の小麦粉、コーン、ワキシーコーン、タピオカ、馬鈴薯、サゴ、米由来の澱粉を使用することができる。
これら加工澱粉の使用量としては、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉を含む加工澱粉の使用量で、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量を基準にして、菓子生地全体に対して4〜40重量%が好ましく、より好ましくは8〜35重量%であり、更に好ましくは12〜30重量%である。加工澱粉の使用量が少ないと菓子生地が軟らかく保形性が得にくくなる。多いと硬い菓子生地となって作業性が悪くなる。
具体的には色調を濃くしたい場合は還元糖類を使用し薄くしたい場合は非還元糖類を使用するのが好ましい。
本発明の糖類としては、ブドウ糖、果糖等の単糖類;ショ糖、乳糖、麦芽糖、トレハロース等の二糖類;ソルビトール、マルチトール等の糖アルコール;オリゴ糖;澱粉加水分解物;還元澱粉分解物;異性化糖(ブドウ糖、果糖液糖、ハイフラクトース、コーンシロップ)等が例示され、これらの単独または2種以上併用して用いてよい。
これらの中で還元糖類としてはブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖等が例示でき、非還元糖類としてはトレハロース、マルチトール、還元澱粉分解物等が例示できる。
本発明の卵類としては、液状の全卵、液状の卵黄、液状の卵白、及びこれらの加糖卵、冷凍卵並びにこれらの乾燥品が例示でき、これらの単独または2種以上を混合使用することができる。
本発明の乳清蛋白は、生乳や脱脂乳からチーズや酸カゼイン、レンネットカゼインを製造する際のカードと分離する上清中(ホエー)に存在する蛋白の総称であり、通称名で乳清蛋白あるいはラクトアルブミンとも呼ぶ。本発明においては市販の乳清蛋白あるいはラクトアルブミンなどが使用でき、またそれらの濃縮物(WPC)や分離物(WPI)なども、使用できる。
加熱した際の色調を薄くしようと場合は、糖類としては非還元糖類を使用するのが好ましく、蛋白類としては調整全卵、卵白、乳清蛋白を使用するのが好ましい。
又、着色材料を使用して着色しようとする場合は色調の鮮やかな菓子も得ることが出来る。着色材料としては、ココアパウダー、抹茶パウダー、アーモンドペースト、フルーツペースト、ベジタブルペースト、着色料等色素含有物が例示できる。
菓子生地の製造装置としては、手鍋、縦型ミキサー、横型ミキサー等のバッチ方法でもニーダー、エクストルーダ―等の連続式の何れも採用することが出来る。
得られた菓子生地の硬さは後述する測定方法において生地の品温が15℃で5〜2000g/7.065cm2が好ましく、より好ましくは10〜1800g/7.065cm2であり、更に好ましくは15〜1500g/7.065cm2である。菓子生地が軟らかいと保形性が得にくくなる。菓子生地が硬いと作業性が悪くなる。
そして上記の方法で得られた菓子は、外観がドーム状であって表面の色調に変化があり、そのまま食しても乳味、甘味があって美味いものである。更に空洞を有しているのでフィリング類を充填することが出来る。
油相の融点
融点は基準油脂分析試験法 融点(上昇融点)、2.2.4.2−1996に基づいて測定した。
本願発明の方法で得た菓子生地と菓子を以下の方法の基準で評価した。
菓子生地は、硬さ、作業性を評価した。
硬さは、レオメーター(不動工業株式会社製)にて行った。測定条件は、サンプル容器:60mm内径35mm高さ、に菓子生地を容器に充分に満たし、プランジャー30mm直径、送り台速度5cm/分、2cm進入したときの硬さで評価した。
(作業性)
◎:生地が絞れる硬さ、生地の保形性が良好
○:生地が絞れる硬さ、生地の保形性が弱い
△:生地を絞るのに若干、難しい硬さ
×:生地を絞れない程の、やわらかい生地
(外観:ドーム状)
◎:形状がドーム状である。
○:形状がドーム状であるが若干ボリュームに欠ける。
△:よりボリュームに欠ける。
×:ボリュームが無い。
(空洞)
◎:皮の厚みが適当で均一な内層を有し空洞が良好
○:空洞の一部に巣(クモの巣状の部分)がみられるが、膜の厚みは適当である
△:巣の部分がかなり多かったり、膜が厚かったり、薄かったりする
×:巣の部分が多く、膜も厚い
(もちもち感)
◎:もちもち感と歯切れが非常に良好
○:もちもち感と歯切れは良好
△:もちもち感と歯切れはやや不良
×:もちもち感は無く歯切れも悪い
(風味)
◎:非常に良好
○:良好
△:幾分悪い
×:悪い
表1に示した配合により、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は10℃であった。
この混合物に全卵300部を3回(15秒毎)に加え、更に糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を3回(15秒毎)に加え、食塩4部を加えて4分間攪拌し艶のある混合物を得た。この混合物に、市販牛乳110部を加え、低速1分間攪拌しながら練り上げ、滑らかな本発明の菓子生地を得た。この菓子生地の硬さは品温15℃で30g/7.065cm2であった。
得られた菓子生地はそのまま直ぐに焼成するものと冷凍保存後焼成するものとするためにビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填した菓子生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、200℃/200℃、25分間焼成して本発明の菓子を調製した。得られた菓子について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価し表4に纏めた。表面の焼き色は糖類として還元澱粉分解物を使用しているので薄いものであった。得られた菓子の概略の模式図を図3に示した。
残りの三角袋に充填した菓子生地は、−40℃、30分間の急速冷凍を行った。そして−18℃以下の冷凍庫で長期保存した。1ヶ月後菓子生地を冷凍庫から取り出し20〜25℃で5時間放置して解凍し、凍結しなかった菓子生地と同様な方法で菓子を製造し評価を行った。これらの結果を表4に纏めた。表面の焼き色は冷凍しないものと同様であった。
一般のポンデケージョの調製
アセチル化澱粉を含む澱粉、300部、(日澱化学株式会社製、商品名:Z−300)を準備しておく。 表2に示した配合により、水180部、コンパウンドマーガリン60部(不二製油株式会社製、商品名:ニューコンボル500、油分:81重量%)と液状チーズ風味の油脂加工食品(不二製油株式会社製、商品名:クヴァールスーパーP)150部と食塩3部とをミキサー(株式会社愛工社製作所製、型:KM−600)のミキサーボウルに加え、直火で80℃付近まで加熱し、ボウルをミキサーに設置して、準備した澱粉、300部を添加して、ビーターによって低速で攪拌しながら混合物を得た。混合物の品温は65℃であった。
この混合物に、全卵75部を4回に分けて攪拌しながら加えポンデケージョ生地を得た
実施例1と同様に、得られたポンデケージョ生地をビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填したポンデケージョ生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、180℃/180℃、15分間、210℃/210℃、8分間焼成してポンデケージョを調製した。 得られたポンデケージョについて、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価した。この結果を表4に纏めた。
一般のシュー皮の調製
薄力粉50部、強力粉50部を篩にかけた粉体を準備しておく。表3に示した配合により、マーガリン(不二製油株式会社製、商品名:シュートップD、油分:75.7重量%、融点34℃)100部、水100部、市販の牛乳20部及び食塩1部をミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加え、直火で沸騰し、ボウルをミキサーに設置して低速で攪拌しながら(ビーター)、先に準備した粉体を添加して低速で攪拌し混合物(混合物の品温は85℃)を得た。この混合物に全卵190部を3回に分けて加えるでのあるが、最後に加える全卵には、予め炭酸水素アンモニウム1部、重曹0.5部を溶解しておいた全卵を使用しシュー生地を得た。
実施例1と同様な方法において、三角袋に充填したシュー生地を薄く油を引いた鉄板に20gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、210℃/210℃、25分間焼成してシュー皮を調製した。得られたシュー皮について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価した。結果を表4に纏めた。
表1に示した配合により、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、予め水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を品温0℃に調整し、これを2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は7℃であった。
この調製以外は実施例1と同様な処理を行い実施例2に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表5に纏めた。
表1に示した配合により、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、予め水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を品温20℃に調整し、これを2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は23℃であった。
この調製以外は実施例1と同様な処理を行い実施例3に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表5に纏めた。
表1に示した配合により、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、予め水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を品温28℃に調整し、これを2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は26℃であった。
この調製以外は実施例1と同様な処理を行い実施例4に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表5に纏めた。
表1に示した配合により、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、予め水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を品温40℃に調整し、これを2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は35℃であった。
この調製以外は実施例1と同様な処理を行い比較例3に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表5に纏めた。
実施例1の油脂分40重量%の水中油型乳化物300部を油脂分25重量%の水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:ライトSV、油脂分:25重量%、融点25℃)300部に替えた以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例5に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表6に纏めた。
実施例6
実施例1の油脂分40重量%の水中油型乳化物300部を油脂分35重量%の水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:ヨーロピアンホイップ2000、油脂分:35重量%、融点25℃)300部に替えた以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例6に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表6に纏めた。
実施例7
実施例1の油脂分40重量%の水中油型乳化物300部を油脂分48重量%の水中油型乳化物(中沢乳業製、商品名:フレッシュクリーム、油脂分:48重量%、融点25℃)300部に替えた以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例7に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表6に纏めた。
水中油型乳化物に替えてサラダ油を使用した例
ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、サラダ油120部を2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉とサラダ油の接触温度は10℃であった。
この混合物に全卵300部を3回(15秒毎)に加え、更に糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を3回(15秒毎)に加え、食塩4部を加え4分間攪拌し混合物を得た。この混合物に、市販牛乳110部を加え、低速1分間攪拌しながら練り上げ、滑らかな菓子生地を得た。この菓子生地の硬さは品温15℃において、10g/7.065cm2であった。
得られた菓子生地はそのまま直ぐに焼成するためにビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填した菓子生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、200℃/200℃、25分間焼成して本発明の菓子を調製した。得られた菓子について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価し表6に纏めた。
水中油型乳化物に替えて油中水型乳化物であるマーガリンを使用した例
ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部、(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)を投入しビーターにて低速1分攪拌後、マーガリン120部を2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉とマーガリンの接触温度は20℃であった。
この混合物に全卵300部を3回(15秒毎)に加え、更に糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を3回(15秒毎)に加え、食塩4部を加え4分間攪拌し混合物を得た。この混合物に、市販牛乳110部を加え、低速1分間攪拌しながら練り上げ、滑らかな菓子生地を得た。この菓子生地の硬さは品温15℃において、15g/7.065cm2であった。
得られた菓子生地はそのまま直ぐに焼成するためにビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填した菓子生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、200℃/200℃、25分間焼成して本発明の菓子を調製した。得られた菓子について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価し表5に纏めた。
実施例1の市販牛乳110部を0部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例8に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表7に纏めた。
実施例9
実施例1の市販牛乳110部を200部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例9に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表7に纏めた。
実施例10
実施例1の市販牛乳110部を400部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例10に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表7に纏めた。
実施例11
実施例1の市販牛乳110部を600部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例11に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表7に纏めた。
実施例1の糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を糖類(上野製薬株式会社製、商品名:ソルビトールウエノ、D-ソルビトール 固形分60%)250部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例12に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表8に纏めた。
実施例13
糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を糖類(三菱化学フーズ株式会社製、商品名:ハイスイートデラックス、転化糖液糖、固形分70%)250部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例13に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表8に纏めた。
実施例14
糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を糖類(株式会社加糖美蜂園本舗製、商品名:蜂蜜、固形分80%)250部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例14に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表8に纏めた。
実施例15
糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を糖類(株式会社林原商事製、商品名:粉末マビット、マルチトール、固形分98%)250部にした以外は実施例1と同様な配合、同様な処理を行い実施例15に基づく菓子生地と菓子を得、実施例1と同様な評価を行った。
結果を表8に纏めた。
新規な菓子の調製(抹茶色)
表9の配合に従って、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)と市販抹茶パウダー33部を投入しビーターにて低速1分攪拌後、水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は10℃であった。
この混合物に全卵300部を3回(15秒毎)に加え、糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を3回(15秒毎)に加え、食塩4部を4分間攪拌し艶のある混合物を得た。この混合物に、市販の牛乳170部を低速1分間攪拌しながら練り上げ、滑らかな本発明の菓子生地を得た。この菓子生地の硬さは品温15℃において、30g/7.065cm2であった。
得られた菓子生地はそのまま直ぐに焼成するものとするためにビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填した菓子生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、200℃/200℃、25分間焼成して本発明の菓子を調製した。得られた菓子について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価し表10に纏めた。表面の色調は抹茶色を呈していた。
豆乳フィリングの充填
豆乳500部(不二製油株式会社製、商品名:濃厚豆乳、固形分12%)と市販牛乳500部を一緒に80℃迄温める。グラニュー糖200部とコースターチ80部を一緒に混合しておく。卵100部と卵黄100部の中にこの混合物を均一に混ぜ合わせ、80℃迄温めた混合液を徐々に入れ均一な混合液を作る。この混合液を裏ごしを行い、再度 80℃迄炊き上げ豆乳カスタードクリームを得た。水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部、をミキサーにてホイップし、このホイップドクリーム300部と豆乳カスタードクリーム700部を均一に混ぜ合わせ豆乳フィリングとした。先に調製した外観がドーム状であって表面が抹茶色である菓子の空洞部に、其々この豆乳フィリングを40g充填して新規な組み合わせ菓子を調製した。。
新規な菓子の調製(にんじん色)
表9の配合に従って、ミキサー(株式会社愛工舎製作所製、型:KM−600)のボウルに加工澱粉、400部(日澱化学株式会社製、加工澱粉、アルファー化澱粉及びエーテル化澱粉の含有量、70重量%)入れ、ビーターにて低速1分攪拌後、水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部を2回(15秒毎)に分け加え、その時の加工澱粉と水中油型乳化物の接触温度は10℃であった。
この混合物に全卵300部を3回(15秒毎)に加え、糖類(松谷化学株式会社製、商品名:HL−PDX、還元澱粉分解物、固形分70重量%)250部を3回(15秒毎)に加え、食塩4部を4分間攪拌し艶のある混合物を得た。この混合物に、にんじんペースト80部(販売者:株式会社中島董商店、商品名:うらごしにんじん)を加え低速1分間攪拌しながら練り上げ、滑らかな本発明の菓子生地を得た。この菓子生地の硬さは30g/7.065cm2であった。
得られた菓子生地はそのまま直ぐに焼成するものとするためにビニール製の三角袋(1リッター容)に各々700gづつ充填した。
この三角袋に充填した菓子生地を薄く油を引いた鉄板に25gづつ絞りだし、オーブンを用いて上火/下火、200℃/200℃、25分間焼成して本発明の菓子を調製した。得られた菓子について、外観(ドーム状)、空洞状態、もちもち食感、風味を評価し表10に纏めた。表面の色調はにんじん色を呈していた。
フィリングの充填
市販牛乳1000部を一緒に80℃迄温める。グラニュー糖220部とコースターチ80部を一緒に混合しておく。卵黄240部の中にこの混合物を均一に混ぜ合わせ、80℃迄温めた混合液を徐々に入れ均一な混合液を作る。この混合液を裏ごしを行い、再度 80℃迄炊き上げカスタードクリームとする。水中油型乳化物(不二製油株式会社製、商品名:レジェール20、油脂分:40重量%、融点25℃)300部をミキサーにてホイップし、ホイップドクリーム300部とカスタードクリーム700部を均一に混ぜ合わせフィリングとした。先に調製した外観がドーム状であって表面がにんじん色である菓子の空洞部に、其々このフィリングを40g充填して新規な組み合わせ菓子を調製した。
Claims (6)
- 水中油型乳化物及び加工澱粉を含む菓子生地であって、水中油型乳化物とアルファー化澱粉を含む加工澱粉との接触温度が(水中油型乳化物の油相の融点+5℃)以下の温度で調製することを特徴とする菓子生地の製造法。
- 更に糖類を加配する、請求項1記載の菓子生地の製造法。
- 水中油型乳化物の油脂分が5〜70重量%の範囲である、請求項1記載の菓子生地の製造法。
- 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の菓子生地を加熱する菓子の製造法。
- 加熱が焼成、蒸し、フライ、マイクロ波照射から選択される、請求項4記載の菓子の製造法。
- 請求項4又は請求項5記載の菓子にフィリング類が充填されている組み合わせ菓子。
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