JP4779222B2 - 信号保持回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は信号保持回路の技術分野に係わり、特に、所定信号のピーク値に追従して変化する波形の信号を出力するピークホールド回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
MOD(Magnetic optical disk)のRead-channel回路には、周期的に増減するアナログ信号のピーク値を示す信号を出力するピークホールド回路が設けられている。
【0003】
従来のピークホールド回路101は、図4に示すように、コンパレータ111と、電流出力回路112と、コンデンサ113とを有している。
コンパレータ111は、その反転入力端子−が入力端子114に接続されており、入力端子114に入力されるアナログ電圧DIに応じて、後述する比較信号を出力する。
【0004】
電流出力回路112は、スイッチトランジスタ121と、ダイオード122と、ソース側定電流回路123と、シンク側定電流回路124とを有している。
【0005】
コンパレータ111の出力端子はスイッチトランジスタ121のゲート端子に接続され、スイッチトランジスタ121はコンパレータ111から出力される比較信号に応じて導通又は遮断する。ソース側定電流回路123は、スイッチトランジスタ121と、ダイオード122とを介して、コンデンサ113の高電位側の端子に接続されており、スイッチトランジスタ121が導通すると、コンデンサ113にソース定電流I1を供給する。
【0006】
シンク側定電流回路124は、コンデンサ113の高電位側端子に直接接続されている。コンデンサ113の低電位側端子は接地されており、シンク側定電流回路124は、コンデンサ113からシンク定電流I2を常時吸い込む。
【0007】
その結果、スイッチトランジスタ121が導通すると、コンデンサ113は、ソース定電流I1とシンク定電流I2の差分の定電流(I1−I2)によって充電され、コンデンサ113の両端の電圧が上昇する。他方、スイッチトランジスタ121が遮断すると、ソース側定電流回路123がコンデンサ113から切り離され、コンデンサ113からシンク定電流I2が吸い込まれてコンデンサ113が放電され、コンデンサ113の両端の電圧が下降する。
【0008】
コンデンサ113の高電位側端子は出力端子115に接続され、コンデンサ113の両端に現れた電圧は出力信号Voutとして出力端子115から、図示しない外部回路へと出力される。
【0009】
出力端子115はコンパレータ111の非反転入力端子+に接続され、コンパレータ111には、上述したアナログ電圧DIと、出力信号Voutとが入力される。コンパレータ111は、出力信号Voutとアナログ電圧DIとの大小を比較し、大小に応じた比較信号を生成してスイッチトランジスタ121のゲート端子に出力する。この比較信号は、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低いときにはローレベルの信号であって、高いときにはハイレベルの信号である。
【0010】
スイッチトランジスタ121はpチャネルMOSトランジスタで構成されており、比較信号がローレベルのときには導通し、逆に比較信号がハイレベルのときには遮断する。以上より、出力信号Voutは、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも大きいときには下降し、小さいときには上昇するように変化する。出力信号Voutの単位時間あたりの上昇量は、ソース定電流I1とシンク定電流I2の差分の定電流(I1−I2)で規定され、単位時間あたりの下降量は、シンク定電流I2で規定される。
【0011】
アナログ電圧DIは、例えば音声信号などであって、所定周波数の交流信号である。図5を参照し、アナログ電圧DIと出力信号Voutの関係について説明する。図5の曲線(W)、(X)に、横軸を時間とし、縦軸を電圧とした場合のアナログ電圧DIと出力信号Voutの波形をそれぞれ示す。
【0012】
出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低く、かつアナログ電圧DIが上昇する場合には、出力信号Voutは上昇する。アナログ電圧DIが上昇して、ピーク値に達した時刻(図中の符号tp)で、さらに出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低いものとすると、アナログ電圧DIはピーク値に達した時刻tp以降は下降し、他方、出力信号Voutは上昇し、その後出力信号Voutとアナログ電圧DIの大小関係が逆転する。逆転する時刻を図5の符号tbに示す。
【0013】
アナログ電圧DIと出力信号Voutの大小関係が逆転した時刻tb以降は、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも高くなり、コンデンサ113からシンク定電流I2が吸い込まれてコンデンサ113が放電され、出力信号Voutは下降しはじめる。出力信号Voutの単位時間あたりの下降量は、上述したようにシンク定電流I2の電流量で規定されるが、シンク定電流I2の電流量は予め小さい値に設定されているので、出力信号Voutは、アナログ電圧DIが低下するよりも緩やかに下降する。
【0014】
出力信号Voutが下降している間、交流のアナログ電圧DIは下降した後上昇に転じ、ピーク値まで上昇するが、アナログ電圧DIのピーク値の大小により、アナログ電圧DIがピーク値まで上昇する前に、出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差する場合と、交差しない場合との二つの場合がある。
【0015】
アナログ電圧DIのピーク値が大きく、出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差する場合には、交差した時刻以降に再び出力信号Voutの大小関係が逆転し、出力信号Voutがアナログ電圧DIより低くなるので、出力信号Voutはアナログ電圧DIより高くなるまで上昇し、アナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧になることができる。
【0016】
しかしながら、アナログ電圧DIのピーク値が小さく、出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差しない場合には、例えば図6の曲線(Z)に示すように、出力信号Voutはアナログ電圧DIより高いままであって、アナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧にはならない。出力電圧Voutがアナログ電圧DIより高い期間(図中の符号Tj)が長く続くと、その間出力信号Voutはアナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧にはなれないので、図6の曲線(Z)に示すように、出力信号Voutの波形がピーク値の正しいエンベロープを描けなくなるという問題が生じていた。
【0017】
上述したように、単位時間あたりの出力信号Voutの下降量はシンク側定電流回路124が生成するシンク定電流I2の電流量で規定されるので、シンク定電流I2の電流量を大きくすれば、単位時間あたりの出力信号Voutの下降量が大きくなり、アナログ電圧DIが大きく下降しても、比較的短時間で出力信号Voutがアナログ電圧DIより低くなり、ピーク値と一致できるようになる。しかしながら、シンク定電流I2は常時流れており、常時流れるシンク定電流I2の電流量が大きくなるため消費電力が大きくなってしまう。また、単位時間あたりの出力信号Voutの上昇量や下降量が大きくなるため、出力信号Voutの波形の平坦性が損なわれてしまう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、例えばピークホールド回路のように、アナログ電圧の変動に追従して正確にピーク値を取得して出力する技術を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の信号保持回路は、入力信号と出力信号とを比較して比較信号を出力する比較回路と、上記出力信号を生成するためのコンデンサと、上記コンデンサに第1の電流を供給するための第1の定電流回路と、上記コンデンサに上記第1の電流と逆極性の第2の電流を供給するための第2の定電流回路と、上記コンデンサに上記第1の電流と逆極性の第3の電流を供給するための第3の定電流回路と、上記コンデンサと上記第1の定電流回路との間に電気的に接続され、上記比較信号に応じて導通する第1のスイッチ素子と、上記第1のスイッチ素子と上記コンデンサとの間に電気的に接続されている整流素子と、上記コンデンサと上記第3の定電流回路との間に接続されている第2のスイッチ素子と、上記比較信号を入力し、当該比較信号が所定の期間変化しない場合に上記第2のスイッチ素子を導通させる制御信号を出力する制御回路とを有する。
また、本発明の信号保持回路においては、上記入力信号が周期的に変化するアナログ信号であり、上記所定の期間が上記アナログ信号の1周期よりも大きいことが好ましい。更には、上記所定の期間が上記アナログ信号の2周期よりも小さいことが好ましい。
また、本発明の信号保持回路においては、上記制御回路が、上記比較信号の論理変化によりリセットされ、クロック信号をカウントすることで上記所定の期間を計測するカウウンタを有することが好ましい。
更には、本発明の信号保持回路においては、上記出力信号が上記入力信号のピークホールド信号であることが好ましい。
【0020】
本発明の信号保持回路は、比較信号の極性が所定時間変わらないときに、コンデンサを放電又は充電する電流の電流量を変化させる制御回路を備えている。
【0021】
比較信号の極性は、入力信号と出力信号との大小関係に対応しており、比較信号の極性が所定時間以上変わらない場合には、出力信号は、入力信号より大きい状態又は入力信号より小さい状態のいずれかを維持しており、出力信号と入力信号との大小関係は変わらないことになる。
【0022】
このように、比較信号の極性が、予め定められた所定時間以上変わらないときに、制御回路によりコンデンサを放電又は充電する電流の電流量を変化させ、単位時間あたりの出力信号の変化量を変化させる。
【0023】
特に、出力信号を入力信号の変化に追従するように変化させる場合に、例えば入力信号の急峻な変化に出力信号の変化が対応できなくなると、比較信号の極性は長時間変わらず、大小関係も変わらない。
【0024】
そこで、比較信号の極性が所定時間変わらない場合には、制御回路によりコンデンサを放電又は充電する電流の電流量を変化させることにより、出力信号の単位時間あたりの変化量を大きくすると、大小関係を逆転させ、出力信号を入力信号の変化に追従して変化させることができる。
【0025】
制御回路によって第2のスイッチ素子を導通させると、第3の定電流回路(補助定電流回路)と並列接続された第2の定電流回路に流れる定電流に加えて、補助定電流回路に流れる補助定電流(第3の電流)がコンデンサに流れるので、コンデンサを放電又は充電する電流の電流量が変化する。
【0026】
なお、制御回路には、クロック信号(基準クロック)が入力されるように構成され、制御回路は、基準クロックの個数を計数して、所定時間を測定するように構成してもよく、その際に、比較信号の極性が変化したら、計数されたクロック数をリセットするように構成してもよい。このように構成することにより、比較信号の極性が変化したら、それまで計測されていた時間はリセットされるので、常に所定時間の計測を、比較信号の極性が変化してから開始することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下で図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1の符号1に、MODのRead-channel回路に用いられる本発明の一実施形態のピークホールド回路を示す。このピークホールド回路1は、図1に示すように、コンパレータ11と、電流出力回路12と、コンデンサ13と、電流制御回路31とを有している。
【0028】
コンパレータ11は、その反転入力端子−が入力端子14に接続されており、入力端子14に入力されるアナログ電圧DIに応じて、後述する比較信号を出力する。
【0029】
電流出力回路12は、主スイッチ素子の一例であるスイッチトランジスタ21と、ダイオード22と、ソース側定電流回路23と、シンク側定電流回路24と、補助スイッチ素子25と、補助定電流回路26とを有している。
【0030】
コンパレータ11の出力端子はスイッチトランジスタ21のゲート端子に接続され、スイッチトランジスタ21はコンパレータ11から出力される比較信号に応じて導通又は遮断する。ソース側定電流回路23は、スイッチトランジスタ21と、ダイオード22とを介して、コンデンサ13の高電位側の端子に接続されている。コンデンサ13の低電位側端子は接地されており、スイッチトランジスタ21が導通すると、コンデンサ13にソース側定電流回路23からソース定電流I1が供給構成される。シンク側定電流回路24は、コンデンサ13の高電位側端子に直接接続されており、コンデンサ13から常時シンク定電流I2を吸い込む。
【0031】
スイッチトランジスタ21が導通すると、コンデンサ13には、ソース定電流I1とシンク定電流I2の差分の定電流(I1−I2)が供給され、この定電流(I1−I2)でコンデンサ13が充電されてコンデンサ13の両端の電圧が上昇する。他方、スイッチトランジスタ21が遮断すると、ソース定電流回路23がコンデンサ13から切り離され、シンク側定電流回路24によってコンデンサ13からシンク定電流I2が吸い込まれてコンデンサ13が放電され、コンデンサ13の両端の電圧が下降する。
【0032】
コンデンサ13の高電位側端子は出力端子15に接続されており、コンデンサ13の両端に現れた電圧は出力信号Voutとして出力端子15から外部の回路(図示せず)に出力される。
【0033】
出力端子15はコンパレータ11の非反転入力端子+に接続されており、コンパレータ11には、上述したアナログ電圧DIと出力信号Voutとが入力されている。コンパレータ11は、アナログ電圧DIと出力信号Voutの大小を比較し、比較結果を示す比較信号を生成してスイッチトランジスタ21のゲート端子に出力する。この比較信号は、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低いときにはローレベルの信号であって、高いときにはハイレベルの信号である。
【0034】
スイッチトランジスタ21はpチャネルMOSトランジスタで構成されており、比較信号がローレベルのときに導通し、コンデンサ13が定電流(I1−I2)で充電され、ハイレベルのときには遮断し、コンデンサ13がシンク定電流I2で放電される。比較信号は上述したように、出力信号がアナログ電圧DIよりも低いときにはローレベルであって、高いときにはハイレベルであるので、出力信号Voutは、その電圧値がアナログ電圧DIよりも大きいときには下降し、小さいときには上昇するように変化する。出力信号Voutの単位時間あたりの上昇量は、ソース定電流I1とシンク定電流I2の差分の定電流(I1−I2)で規定され、単位時間あたりの下降量は、シンク定電流I2で規定される。
【0035】
アナログ電圧DIは、例えば音声信号などであって、所定周波数の交流信号である。図2を参照し、アナログ電圧DIと出力信号Voutの関係について説明する。図2の曲線(C)、(D)に、横軸を時間とし、縦軸を電圧とした場合のアナログ電圧DIと出力信号Voutの波形をそれぞれ示す。
【0036】
出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低く、かつアナログ電圧DIが上昇するときには、出力信号Voutは上昇する。アナログ電圧DIが上昇して、ピーク値に達した時刻tpで、さらに出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低いものとすると、アナログ電圧DIはピーク値に達した時刻tp以降は下降し、他方、出力信号Voutは上昇し、その後出力信号Voutとアナログ電圧DIの大小関係が逆転する。大小関係が逆転する時刻を図2の符号t1に示す。
【0037】
アナログ電圧DIと出力信号Voutの大小関係が逆転した時刻t1以降は、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも高くなり、コンデンサ13からシンク定電流I2が吸い込まれてコンデンサ13が放電され、出力信号Voutは下降し始める。出力信号Voutの単位時間あたりの下降量は、上述したようにシンク定電流I2の電流量で規定されるが、シンク定電流I2の電流量は予め小さい値に設定されているので、出力信号Voutは、アナログ電圧DIが低下するよりも緩やかに下降する。
【0038】
出力信号Voutが下降している間、交流のアナログ電圧DIは下降した後上昇に転じ、ピーク値まで上昇するが、アナログ電圧DIのピーク値の大小により、アナログ電圧DIがピーク値まで上昇する前に、出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差する場合と、交差しない場合との二つの場合がある。
【0039】
出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差する場合には、交差した時刻以降に再び出力信号Voutの大小関係が逆転し、出力信号Voutがアナログ電圧DIより低くなるので、出力信号Voutはアナログ電圧DIより高くなるまで上昇し、アナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧になることができる。
【0040】
しかしながら、出力信号Voutの電圧値の軌跡と、アナログ電圧DIの電圧値の軌跡とが交差しない場合には、出力信号Voutはアナログ電圧DIより高いままであって、アナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧にはならない。
【0041】
そこで、本実施形態のピークホールド回路1は、基準クロックRCKをカウントし、カウントされたクロック数が後述する所定の個数を超えたら、出力信号Voutの単位時間あたりの下降量を大きくするようになっている。ここで基準クロックRCKとは、アナログ電圧DIが出力される期間の基準となるクロックであって、アナログ電圧DIの最大周期は、基準クロックRCKの2個分の期間以上11個分の期間以下の範囲内に納まるように設定されている。
【0042】
本実施形態では、出力信号Voutとアナログ電圧DIとの大小関係が逆転して、出力信号Voutがアナログ電圧DIより高くなり始める時刻(図2の時刻t1)から基準クロックRCKのカウントが開始されてカウントされたクロック数が増加し始め、その後、出力信号Voutとアナログ電圧DIとの大小関係が逆転して出力信号Voutがアナログ電圧DIより低くなると、カウントされたクロック数が0にリセットされ、その後再び大小関係が逆転し、出力信号Voutがアナログ電圧DIより高くなり始める時刻で、改めてカウントが開始されるように構成されている。
【0043】
本実施形態では、基準クロックRCKのカウントされたクロック数が11個より大きくなった場合には、単位時間あたりの出力信号Voutの降下量を大きくしている。降下量を大きくし始めた時刻を図2の符号t2に示す。
【0044】
上述したように、基準クロックRCK11個分の期間はアナログ電圧Voutの最大周期と同じであって、アナログ電圧Voutの一周期ごとに出力信号Voutがアナログ電圧DIより高くなっていれば、基準クロックRCKのカウントされたクロック数が11個を超えることはない。このため、カウントされたクロック数が11個より大きくなってしまうときは、出力信号Voutは、カウントを開始した後に最初に現れるアナログ電圧DIのピーク値よりも高い状態のままであり、そのピーク値には追従していない。これは出力信号Voutの降下量が小さすぎることに起因するので、本実施形態では上述したように、カウントされたクロック数が11個を超えた場合には、出力信号Voutの降下量を大きくしている。
【0045】
その結果、出力信号Voutの降下量が大きくなった後に、アナログ電圧DIのピーク値が現れる前には、出力信号Voutとアナログ電圧DIとの大小関係が逆転して、出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低くなる。その時刻を図2の符号t3に示す。時刻t3以降で出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低くなると、出力信号Voutはアナログ電圧DIのピーク値とほぼ同じ電圧まで上昇する。
【0046】
比較のため、図2の曲線(E)に、従来のピークホールド回路101を用いた場合の出力信号Voutの波形を示す。本実施形態のピークホールド回路1で出力信号Voutがアナログ電圧DIを下回る時刻t3では、まだ従来回路の出力信号Voutは曲線(E)に示すようにアナログ電圧DIより高く、時刻t3から相当長時間が経過した後の時刻t5で、ようやくアナログ電圧DIより低くなり、その後出力信号Voutがアナログ電圧DIのピーク値に追従するように変化している。
【0047】
以上説明したように、本実施形態のピークホールド回路1では、基準クロックRCKのクロック数をカウントして、その個数が所定個数(ここでは11個)を超えて大きくなったら、出力信号Voutの単位時間あたりの下降量を大きくしているので、アナログ電圧DIのピーク値が大きく下降しても、出力信号Voutは従来に比して短時間でアナログ電圧DIよりも低くなり、低くなった後はピーク値の変化に追従して変化するので、出力信号Voutがピーク値の変化に追従できなくなる期間が従来に比して短くなる。
【0048】
本実施形態のピークホールド回路1では、こうして基準クロックRCKをカウントし、カウントされたクロック数が11個より大きくなったら出力信号Voutの下降量を大きくするために、電流制御回路31と、補助スイッチ素子25と、補助定電流回路26とを設けている。
【0049】
電流制御回路31は、カウンタ32と、シフトレジスタ33と、Dフリップフロップ回路34とインバータ40を有している。
カウンタ32は、基準クロックRCKを所定の分周比に分周してシフトレジスタ33に出力する。
【0050】
シフトレジスタ33は、分周された基準クロックRCKを基準クロックRCKの所定個数(ここでは11個)分の期間だけ遅延してDフリップフロップ回路34に出力する。
【0051】
Dフリップフロップ回路34は、その入力端子Dにシフトレジスタ33の出力信号が入力され、クロック入力端子CKにカウンタ32で分周された基準クロックRCKが入力されており、入力端子Dとクロック入力端子CKにともにハイレベルの信号が入力されると、出力端子Qの出力信号がハイレベルになり、それ以外の場合はローレベルになる。Dフリップフロップ回路34の出力端子Qは、電流出力回路12内の補助スイッチ素子25の制御端子に接続されている。
【0052】
補助スイッチ素子25は、出力端子Qの電圧がハイレベルになると導通し、ローレベルになると遮断する。補助スイッチ素子25は補助定電流回路26と直列接続され、その直列接続回路は、シンク側定電流回路24と並列に接続されており、補助スイッチ素子25が導通すると、補助定電流回路26が生成する補助定電流I3によってコンデンサ13が放電される。
【0053】
出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも低い期間では、比較信号はローレベルになる。このローレベルの比較信号はインバータ40でハイレベルに反転された後にカウンタ32、シフトレジスタ33及びDフリップフロップ回路34のリセット端子に入力され、カウンタ32と、シフトレジスタ33とDフリップフロップ回路34はともにリセットされた状態にある。
【0054】
その状態から出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも大きくなると、比較信号がハイレベルに転じ、インバータ40でローレベルに反転された後にカウンタ32、シフトレジスタ33及びDフリップフロップ回路34のリセット端子に入力される。すると、カウンタ32と、シフトレジスタ33とDフリップフロップ回路34はともにリセットの状態から解放され、それぞれが一斉に動作を開始し、カウンタ32が基準クロックRCKを分周して、シフトレジスタ33に出力し始める。
【0055】
出力信号Voutがアナログ電圧DIよりも大きくなり始めてから、基準クロックRCK11個分の期間が経過するまではシフトレジスタ33の出力端子の電圧はローレベルであり、Dフリップフロップ回路34の入力端子Dにはローレベルが入力されるので、Dフリップフロップ回路34の出力端子Qから出力される信号はローレベルである。従って、補助スイッチ素子25は遮断し、補助定電流回路26はコンデンサ13には接続されない。また、比較信号がハイレベルなのでスイッチトランジスタ21は遮断しており、ソース側定電流回路23はコンデンサ13には接続されない。従って、コンデンサ13にはソース側定電流回路23も補助定電流回路26も接続されず、シンク側定電流回路24のみが接続されるので、コンデンサ13は、シンク定電流I2で放電され、出力信号Voutは、電流制御回路31が設けられていない状態と同じ傾きで下降する。
【0056】
出力信号Voutがアナログ電圧DIより高くなり始めてから、基準クロックRCKの11個分の期間よりも大きくなると、シフトレジスタ33の出力信号はハイレベルに転じる。このときDフリップフロップ回路34の入力端子Dには、分周された基準クロックRCKが入力され、クロック端子CKにもハイレベルの電圧が入力されるので、Dフリップフロップ回路34の出力端子Qの電圧はローレベルからハイレベルに転じ、補助スイッチ素子25が導通し、補助定電流回路26がコンデンサ13に接続される。
【0057】
従って、コンデンサ13からは、シンク定電流I2と補助定電流I3との合計の定電流(I2+I3)が吸い込まれ、この合計の定電流(I2+I3)でコンデンサ13が放電される。放電時にコンデンサ13から吸い込まれる定電流(I2+I3)は、補助定電流I3分だけ大きくなるので、単位時間あたりの出力信号Voutの下降量が大きくなる。以上のようにして、本実施形態のピークホールド回路1では、基準クロックRCKのクロック数をカウントして、カウントされたクロック数が所定個数(ここでは11個)を超えて大きくなったら、単位時間あたりの出力電圧Voutの下降量を大きくしている。
【0058】
以上説明したように本実施形態では、補助定電流回路26は、出力信号Voutがアナログ電圧DIより高い状態が、基準クロックRCKの所定個数(ここでは11個)分の期間より長い期間継続しているときにのみ、コンデンサ13から吸い込まれる電流を補助定電流I3の分だけ増加させ、定電流(I2+I3)でコンデンサ13を放電させているので、常時動作するシンク側定電流I2の電流量を大きくするように構成する場合と異なり、出力信号Voutの波形の平坦性が損なわれず、また、消費電力が大きくなることもない。
【0059】
なお、上述した実施形態では、主スイッチ素子として、pチャネルMOSトランジスタからなるスイッチトランジスタ21を用いたが、本発明の主スイッチ素子はこれに限られるものではなく、例えばnチャネルMOSトランジスタを用いてもよい。
【0060】
また、電流制御回路を、カウンタ32、シフトレジスタ33及びDフリップフロップ回路34で構成したが、本発明はこれに限られるものではなく、コンパレータ11から出力される比較信号の極性が所定時間以上変わらないときに、補助スイッチ素子25を導通させるように構成されていれば、いかなる回路で構成してもよい。
【0061】
また、基準クロックRCKのクロック数をカウントし、カウントされたクロック数が11個より大きくなったときに出力信号Voutの下降量を大きくするようにしているが、カウントされたクロック数は11個に限られるものではなく、例えば3個より大きくなったら出力信号Voutの下降量を大きくするように構成してもよい。
【0062】
さらに、上述した実施形態では、出力信号Voutが、アナログ電圧DIのピーク値の変動に追従するピークホールド回路1について説明したが、本発明の信号保持回路は上述したピークホールド回路1に限られるものではなく、例えば、図3の符号5に示すように、周期的に変化するアナログ電圧DIのボトム値の変動に追従して出力信号Voutが変化するように構成されたボトムホールド回路にも適用可能である。
【0063】
一般にボトムホールド回路においては、ピークホールド回路と同様に、アナログ電圧DIのボトム値が大きく増加した場合に、出力信号Voutの上昇量が小さすぎて、出力信号Voutのボトム値に追従できないという問題があったが、図3に示す本実施形態のボトムホールド回路5は、図1のピークホールド回路1と同様に基準クロックRCKをカウントし、カウントされたクロック数が11個より大きくなったら、図1のピークホールド回路1とは逆に、単位時間あたりの出力信号Voutの上昇量を増加させるように構成されており、アナログ電圧DIのボトム値が大きく上昇しても、その上昇に出力信号Voutが追従できない期間を従来よりも短くすることができる。
【0064】
【発明の効果】
入力信号の変化が大きい場合でも、その変化に追従するように出力信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のピークホールド回路を示すブロック図
【図2】本発明の一実施形態のピークホールド回路の出力信号とアナログ電圧との関係を説明するタイミングチャート
【図3】本発明の他の実施形態のボトムホールド回路を示すブロック図
【図4】従来のピークホールド回路を示すブロック図
【図5】従来のピークホールド回路の出力信号とアナログ電圧との関係を説明する第一のタイミングチャート
【図6】従来のピークーホールド回路の出力信号とアナログ電圧との関係を説明する第二のタイミングチャート
【符号の説明】
1……ピークホールド回路 11……コンパレータ 12……電流出力回路
13……コンデンサ 21……スイッチトランジスタ 23……ソース側定電流回路 24……シンク側定電流回路 25……補助スイッチ素子
26……補助定電流回路
Claims (5)
- 入力信号と出力信号とを比較して比較信号を出力する比較回路と、
上記出力信号を生成するためのコンデンサと、
上記コンデンサに第1の電流を供給するための第1の定電流回路と、
上記コンデンサに上記第1の電流と逆極性の第2の電流を供給するための第2の定電流回路と、
上記コンデンサに上記第1の電流と逆極性の第3の電流を供給するための第3の定電流回路と、
上記コンデンサと上記第1の定電流回路との間に電気的に接続され、上記比較信号に応じて導通する第1のスイッチ素子と、
上記第1のスイッチ素子と上記コンデンサとの間に電気的に接続されている整流素子と、
上記コンデンサと上記第3の定電流回路との間に接続されている第2のスイッチ素子と、
上記比較信号が第1の論理から第2の論理に変化するとカウント動作を開始し、上記比較信号が第2の論理から第1の論理に変化するとカウント値をリセットするカウンタを含み、上記カウント値が所定の値になると上記第2のスイッチ素子を導通状態とする制御信号を出力し、上記カウント値がリセットされると上記第2のスイッチ素子を非導通状態とする制御信号を出力する制御回路と、
を有する、信号保持回路。 - 上記入力信号が周期的に変化するアナログ信号であり、上記所定の期間が上記アナログ信号の1周期よりも大きい、請求項1に記載の信号保持回路。
- 上記所定の期間が上記アナログ信号の2周期よりも小さい、請求項2に記載の信号保持回路。
- 入力信号の包絡線を出力信号として出力する信号保持回路であって、
上記入力信号の包絡線を生成するためのノードと、
上記ノードと基準電位との間に接続されたキャパシタと、
上記ノードに電流を供給するための第1の電流供給回路と、
上記ノードに上記第1の電流供給回路が供給する電流と逆向きの電流を供給するための第2の電流供給回路と、
上記第1の電流供給回路と上記ノードとの間の電流路に置かれたスイッチ素子と、
上記第1の電流供給回路と上記ノードとの間の電流路に上記スイッチ素子と直列に置かれた整流素子と、
上記入力信号と上記出力信号とを比較して当該比較結果に応じて上記スイッチ素子を導通状態又は非導通状態とする比較信号を出力する比較回路と、
上記比較信号の第1の論理変化に応答して計時を開始し、上記比較信号の第2の論理変化に応答して計時がリセットされるタイマを有し、上記タイマがタイムアウトしたか否かを示す制御信号を上記第2の電流供給回路に出力する制御回路と、
を含み、
上記制御信号がタイムアウトを示すときに、上記第2の電流供給回路が上記ノードに第1の電流を供給し、上記制御信号がリセットを示すときに、上記第2の電流供給回路が上記第1の電流よりも小さい第2の電流を上記ノードに供給する、
信号保持回路。 - 上記出力信号が上記入力信号のピークホールド信号である、請求項1、2、3又は4に記載の信号保持回路。
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