JP4775121B2 - 車両用運転支援システム - Google Patents
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また、走行体験情報取得手段は、走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されている。
以上のように構成された車両用運転支援システムにおいては、車両に乗車している乗員の走行体験情報が乗員ごとに、持ち運びができる可搬式走行体験履歴記録手段に識別可能な走行体験履歴として記録される。
また、同乗者のうちでも助手席の乗員の乗車位置は運転者の乗車位置に近いので、乗員が覚醒状態にあれば、助手席の乗員の走行体験情報は、運転者の走行体験情報とは多少異なるものの、かなり近いものになる。
そこで、走行体験情報取得手段が、走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されているので、運転者の走行体験情報に近い走行体験情報を取得できるようになる。
また、「車両走行装置」とは、車両の走行に直接関わる装置であり、例えば、ブレーキ装置、ステアリング装置、エンジン制御装置などであり、「車両搭載機器」とは、車両に搭載されて作動する機器、例えば、カーナビゲーション装置、音響機器などである。
外部走行体験履歴記録手段は、車両外部に設けられ、乗員の走行体験情報を取得するための走行体験情報取得手段で取得した各乗員の走行体験履歴を乗員ごとに識別可能に記録するとともに、特定の乗員の走行体験履歴を送信する旨の送信指令に基づいて、記録した各乗員の走行体験履歴のうち送信指令で特定された乗員の走行体験履歴を送信する。また、運転者特定手段は、運転者を特定する。
さらに、制御手段は、支援度決定手段により決定した運転支援の度合いに基づいて、少なくとも、車両搭載機器又は車両走行装置の何れかの作動内容を制御する。
また、走行体験情報取得手段は、走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されている。
また、同乗者のうちでも助手席の乗員の乗車位置は運転者の乗車位置に近いので、乗員が覚醒状態にあれば、助手席の乗員の走行体験情報は、運転者の走行体験情報とは多少異なるものの、かなり近いものになる。
そこで、走行体験情報取得手段が、走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されているので、運転者の走行体験情報に近い走行体験情報を取得できるようになる。
ところで、外部走行体験履歴記録手段に各乗員の走行体験履歴を記録する方法としては、走行体験履歴を記録した記録媒体を外部走行体験履歴記録手段に接続して走行体験履歴を転送する方法など種々考えられる。それらの方法の中で、請求項3に記載のように走行体験情報取得手段で取得した各乗員の走行体験情報を乗員ごとに識別可能な走行体験履歴として外部走行体験履歴記録手段へ送信するための走行履歴送信手段を備え、外部走行体験履歴記録手段は、歴送信手段から送信される各乗員の走行体験履歴を受信する走行体験履歴受信手段を備えるようにするとよい。
そこで、請求項8に記載のように、助手席の乗員が走行状況を認識できるか否かを判定するための認識状態判定手段を備え、走行体験取得手段は、認識状態判定手段によって助手席の乗員が走行状況を認識できると判定された場合のみ助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されているとよい。
ここで、「生体情報」とは、運転者の身体の心身の状態を直接測定するための情報であり、例えば、心拍数、脳波、まぶたの動きなどである。
一方、運転者の心身の状態を間接的に推定する方法としては、請求項11に記載のように車両の走行状態に基づいて運転者の心身の状態を推定するようにする方法がある。つまり、運転者の覚醒度が落ちていたり、脇見運転をしていたりすると、運転者が運転している車両がふらついたり、ブレーキをかけるタイミングが遅かったりすることがある。そこで、例えば、走行中に車載カメラでセンターラインを含む映像を取得し、取得した画像から走行中の車両のセンターラインからのずれの変化率を算出して車両のふらつきを取得したり、カーナビゲーション装置で車両の進行方向にある注意点からの距離を取得し、その距離に対してブレーキを掛けるタイミングが遅いか否かを判定したりして運転者の心身の状態を推定するのである。
ここで、「車両の周囲状況」とは、道路の見通し、晴れ、雨、霧といった車両の周囲の天候状況や昼間又は夜間といった日照状況、道路面の状態などを意味する。なお、車両の周囲状況は現在の状況だけでなく、気象予報など予報された状況も含んでいる。
ここで、「生体」とは、例えば、人であったり犬や猫などの動物を意味している。犬や猫の場合、その犬や猫がペットであった場合、その近傍にその飼い主である人がいる可能性が高いからである。
例えば、請求項16に記載のように、車両走行装置がブレーキ装置である場合には、運転支援の度合いに基づき、例えば、ブレーキ装置を作動させるタイミングや作動の強さ、あるいは、作動のパターンを制御するようにすればよい。
また、請求項18に記載のように、車両走行装置がステアリング装置の場合、走行中の道路の端に車を移動させるなどの制御を行うようにすればよい。なお、この場合、ブレーキ装置やエンジン制御装置と併用し、車速が遅くなったときにステアリング装置の制御を行うようにすると危険回避をより効果的に行うことができる。
図1は、本発明に係る車両用運転支援装置10が組み込まれた車両用運転支援システム1の概略構成を示すブロック図である。
車両用運転支援装置10は、室内カメラ12、車両周辺カメラ14、入出力部16、可搬式記録装置18、制御部20などから構成される。
GPS車載器54は、少なくとも4つのGPS衛星からの電波を受信して車両の現在位置を検出し、その時々刻々の現在値を現在走行中の道路名称やその道路を走行した回数、その道路を走行した時刻とともに走行体験履歴として、車両搭載装置制御部52を介して、車両用運転支援装置10へ出力する。
ブレーキ制御装置34は、走行装置制御部32を介して車両用運転支援装置10から入力されるブレーキ制御データのブレーキ力の強さやブレーキ作動時間に基づいて、図示しないブレーキの作動力や作動時間を制御して車両の制動を行う。また、ブレーキ制御装置34は、図示しないポテンショメータや圧力センサにより、運転者がブレーキを踏んだ回数やブレーキペダルの踏み込み強さなどのブレーキ操作情報を取得し走行装置制御部32を介して入出力部16へ出力する。
次に、図2〜図6に基づいて車両用運転支援装置10の制御部20で実行される支援度決定処理について説明する。
具体的には、運転者の顔画像から画像処理により運転者の眼の部分の領域が抽出される。次に、抽出された眼の部分の領域におけるまぶたの動きが検出される。そして、まぶたが所定時間以上閉したままになっていたら運転者が居眠り状態であると推定され、まぶたが閉じて開くまでの間隔が次第に長くなっていったり、まぶたを開閉する速さが次第に遅くなったりした場合には、運転者が居眠り状態に入りかけていると推定される。このように、運転者が居眠り状態や居眠り状態に入りかけていると推定されると運転者の心身の状態が「悪」と推定される。
危険度とは、現在運転者がどれくらい危険(運転者自身が危険である状態な状態にあるかを意味するものであり、S110において推定された運転者の運転に影響を与える心身の状態、S120において入力された天候情報、渋滞情報、事故多発地点情報、S125において入力された車両位置情報、及び、S135において判定された車両周辺状況などから決定される。
精通度とは、その道に対して運転者がどれだけ精通しているかを意味するものであり、S145において入力された、運転者(S105において特定された運転者)の走行体験履歴から決定される。
熟練度とは、運転にどれだけ慣れているかを意味するものであり、S140及びS145において入力された、運転者(S105において特定された運転者)の個人情報及び走行体験履歴から決定される。
(エ)高齢度
高齢度とは、ある事象に対する反応速度、記憶力といった高齢化特性がどれくらい現れれいるかを意味するものであり、S145において入力された個人情報から決定される。具体的には、個人情報のうち年齢によって決定される。例えば、年齢が50歳以上であれば高齢度は高く、50歳未満30歳以上であれば高齢度は中であり、30歳未満であれば高齢度は低いと決定される。
具体的に例示する。図5のa欄に示すように、父親が運転しており、危険度が「低」、精通度が「高」、熟練度が「高」、高齢度が「中」である場合であって、図6に示すように車両60の位置が警告ポイントAの場合を考える。この場合は、交差点62からの距離が大きく、危険度も低く、精通度及び熟練度が高いので、高齢度が中であっても告知を行わない。
また、図4のc欄に示すように、祖母が運転しており、危険度が「低」、精通度が「低」、熟練度が「低」、高齢度が「高」である場合、図6に示すように車両60の位置が警告ポイントAに場合には、交差点62からの距離か大きいが、危険度が高く、精通度及び熟練度が低いので、高齢度が低くても早いタイミングで表示装置56による表示で告知を行う。
以上に例示したようにして、車両搭載装置50によって告知を行った後、処理がS100に移行され、処理が繰返される。
次に、可搬式記録装置18に走行体験履歴を記録するための処理について図7に基づき説明する。図7は、走行体験履歴処理の処理内容を表すフローチャートである。
以上のように構成された車両用運転支援システム1では、車両に乗車している乗員の走行体験情報が乗員ごとにIDとともに走行体験履歴として、可搬式記録装置18に記録される。
次に第2実施形態として、車両用運転支援システム2について図8に基づき説明する。図8は、車両用運転支援システム2の概略構成を示すブロック図である。
車両用運転支援システム2における支援度決定処理は、図2に示す第1実施形態における車両用運転支援システム1の支援度決定処理に対しS140において個人情報を取得するときの処理内容が異なる。
車両用運転支援システム2における走行体験履歴記録処理は、第1実施形態における車両用運転支援システム1の走行体験履歴記録処理に対しS215における走行体験履歴を記録する際の処理内容が異なる。
(車両用運転支援システム2の特徴)
以上のように構成された車両用運転支援システム2では、車両に乗車している乗員の走行体験情報が乗員ごとにIDと共に走行体験履歴として、車両外部に設けられた外部記録装置18に記録される。そして、IDで特定される乗員の走行体験履歴を送信する旨の送信指令に基づいて、記録された各乗員の走行体験履歴のうちIDで特定された乗員の走行体験履歴が送信される。
次に、第3実施形態として、運転操作に影響を及ぼすような運転者の心身の状態を車両の走行状態から間接的に推定し、さらに、注意点(交差点)からの距離を加味して支援度を決定するようにした車両用運転支援システム3について説明する。
(支援度決定処理)
図9に車両用運転支援システム3の支援度決定処理のフローを示す。図9に示す支援度決定処理では、図10に示すように車両60が歩行者64が居る交差点62に向けて進行する際の支援度を決定するケースのフローを示している。なお、図10に示すケースでは、運転者は、父親(つまり、熟練度は高)とする。
(ア)危険度:小の場合には、運転支援が行われない。すなわち、車両搭載装置50の表示装置56及び音声出力装置58での告知も行われず、車両走行装置30における運転支援制御も行われない。
(ウ)危険度が大の場合には、車両制御支援が行われる。
ドライバの状態:「悪」の場合、つまり、運転者が覚醒状態にない場合には、他の条件に拘わらず、危険度:小で告知が行われ、危険度:中で注意喚起が行われ、危険度大で車両制御支援が行われる。
(エ)危険度:小の場合、早いタイミングで告知が行われる。つまり、交差点62からの距離が700mになったら即刻告知が行われる。また、告知の内容も、例えば、警告表示が点滅するとともに警告音が鳴り、かつ、「この先に信号のある交差点62があります。」という音声が出力されるというように告知内容が強調されたものとなる。
(車両用運転支援システム3の特徴)
以上に説明した車両用運転支援システム3では、車両搭載装置50のGPS車載器54から取得した車両の現在位置から車両の進行方向前方にある交差点62までの距離に応じて危険度を決定し、その危険度に応じて、告知、注意喚起、車両制御支援、車両停止制御などを行っている。
次に、第4実施形態として、赤外線カメラ22を用いて、危険対象物として交差点62近傍の人を検知して運転支援を行う車両用運転支援システム4について図12及び図13に基づき説明する。
続くS410では、人の体温に相当する熱源があれば画像中に人が居る、つまり、車両前方の交差点62又は交差点62近傍に人が居ると判定されれば(S410:Yes)、処理がS415へ移行され、熱源がなければ人は居ないと判定され(S410:No)、処理がS310へ移行される。
(1)上記各実施形態では、運転者の心身の状態を直接推定するために、室内カメラ12を用いていたが、心電図測定器を用いて運転者の心拍数を計測し、心拍数が下がったら覚醒度が下がっていると推定してもよいし、脳波計を用いて脳波を計測し、覚醒度を推定するようにしてもよい。
(8)生体検知手段としては、赤外線カメラ22のように生体反応を直接検知するもの以外に、携帯電話など歩行者が持っている通信機器と通信可能な通信装置を設け、歩行者の持っている通信機器と通信を行い、例えば、歩行者の個人識別データを受信することによって、生体の存在を間接的に検知するものなどを用いてもよい。
(10)運転支援の支援度を決定するための要因として、危険度、精通度、熟練度、高齢度以外の要因を用いてもよい。
また、車両搭載装置50が車両搭載機器に、ブレーキ制御装置34、エンジン制御装置36、ステアリング制御装置38が車両走行装置に各々相当し、室内カメラ12が生体情報取得手段に、入出力部16が距離取得手段及び走行体験履歴取得手段に、可搬式記録装置18が可搬式走行体験履歴記録手段に、外部記録装置18が外部走行体験履歴記録手段に各々相当する。
Claims (18)
- 乗員の走行体験情報を取得するための走行体験情報取得手段で取得した各乗員の走行体験情報を乗員ごとに識別可能な走行体験履歴として記録する持ち運び可能に構成された可搬式走行体験履歴記録手段と、
運転者を特定するための運転者特定手段と、
前記可搬式走行体験履歴記録手段に記録された乗員ごとの走行体験履歴のうち前記運転者特定手段により特定された運転者の走行体験履歴に基づいて、前記特定された運転者に対する運転支援の度合いを決定する支援度決定手段と、
前記支援度決定手段により決定された前記運転支援の度合いに基づいて、少なくとも、車両搭載機器又は車両走行装置の何れかの作動内容を制御する制御手段と、
を備え、
前記走行体験情報取得手段は、前記走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 車両外部に設けられ、乗員の走行体験情報を取得するための走行体験情報取得手段で取得した各乗員の走行体験履歴を乗員ごとに識別可能に記録するとともに、特定の乗員の走行体験履歴を送信する旨の送信指令に基づいて、前記記録した各乗員の走行体験履歴のうち前記送信指令で特定された乗員の走行体験履歴を送信する外部走行体験履歴記録手段と、
前記運転者を特定する運転者特定手段と、
前記運転者特定手段により特定された運転者の走行体験履歴を送信する旨の送信指令を前記外部走行体験履歴記録手段へ送信するとともに、その送信指令に基づいて前記外部走行体験履歴記録手段から送信される前記運転者の走行体験履歴を受信する送受信手段と、
前記送受信手段により受信された前記運転者の走行体験履歴に基づいて、前記運転者に対する運転支援の度合いを決定する支援度決定手段と、
前記支援度決定手段により決定した前記運転支援の度合いに基づいて、少なくとも、車両搭載機器又は車両走行装置の何れかの作動内容を制御する制御手段と、
を備え、
前記走行体験情報取得手段は、前記走行中の車両の乗員のうち少なくとも助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項2に記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記走行体験情報取得手段で取得した前記各乗員の走行体験情報を乗員ごとに識別可能な走行体験履歴として前記外部走行体験履歴記録手段へ送信するための走行履歴送信手段を備え、
前記外部走行体験履歴記録手段は、前記歴送信手段から送信される前記各乗員の走行体験履歴を受信する走行体験履歴受信手段を備えていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
運転操作に影響を与える個人情報を記録する個人情報記録手段を備え、
前記支援度決定手段は、前記運転者特定手段により特定された運転者の個人情報を前記個人情報記録手段から取得し、取得した運転者の個人情報を加味して車両運転中の乗員の運転支援の度合いを決定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項4に記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記支援度決定手段からの指令を受け、前記個人情報記録手段に対して個人情報を出力する旨の個人情報出力指令を送信する個人情報出力指令送信手段と、
前記個人情報記録手段から出力される前記個人情報を受信するための個人情報受信手段と、
を備え、
前記個人情報記録手段は、前記車両の外部に設けられ、前記個人情報出力指令を受けたときに前記記録された個人情報を前記個人情報受信手段に対して送信可能に構成され、
前記支援度決定手段は、前記運転者特定手段により特定された運転者の個人情報を出力する旨の指令を前記個人情報出力指令送信手段に出力可能、かつ、前記個人情報を前記個人情報受信手段を介して取得可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項4に記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記個人情報記録手段は、持ち運び可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項6の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記走行体験情報取得手段は、前記走行中の車両の乗員のうち少なくとも運転者の走行体験情報を取得可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項7の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記助手席の乗員が走行状況を認識できるか否かを判定するための認識状態判定手段を備え、
前記走行体験情報取得手段は、前記認識状態判定手段によって前記助手席の乗員が走行状況を認識できると判定された場合のみ前記助手席の乗員の走行体験情報を取得可能に構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項8の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
運転時の運転操作に影響を及ぼすような運転者の心身の状態を推定する心身状態推定手段を備え、
前記支援度決定手段は、前記心身状態推定手段により推定された運転者の心身の状態を加味して前記運転支援の度合いを決定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項9に記載の車両用運転支援システムにおいて、
運転者の生体情報を取得する生体情報取得手段を備え、
前記心身状態推定手段は、前記生体情報取得手段により取得した運転者の生体情報に基づいて運転者の心身の状態を推定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項10の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
車両の走行状態を取得する走行状態取得手段を備え、
前記心身状態推定手段は、前記走行状態取得手段により取得した車両の走行状態に基づいて運転者の心身の状態を推定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項11の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
車両の現在位置から予め設定された車両進行方向の注意点までの距離を取得する距離取得手段を備え、
前記支援度決定手段は、前記距離取得手段により取得した進行方向の注意点までの距離を加味して前記運転支援の度合いを決定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項12の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
車両の周囲状況を取得するための周囲状況取得手段を備え、
前記支援度決定手段は、前記周囲状況取得手段により取得した車両の周囲状況を加味して前記運転支援の度合いを決定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項13の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記車両進行方向の注意点近傍の生体の有無を検知する生体検知手段を備え、
前記支援度決定手段は、前記生体検知手段により検知した車両進行方向の注意点近傍の生体の有無を加味して前記運転支援の度合いを決定することを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項14の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記車両搭載機器は運転者に運転支援の告知を行うための告知手段を備えており、
前記制御手段は、前記支援度決定手段により決定した前記運転支援の度合いに基づいた告知を行うよう構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項15の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記車両走行装置は、ブレーキ装置であり、
前記制御装置は、前記支援度決定手段により決定した前記運転支援の度合いに基づき、前記ブレーキ装置の作動を制御するように構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項16の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記車両走行装置は、エンジン制御装置であり、
前記制御手段は、前記支援度決定手段により決定した前記運転支援の度合いに基づき、前記エンジン制御装置の作動を制御するように構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。 - 請求項1〜請求項17の何れかに記載の車両用運転支援システムにおいて、
前記車両走行装置は、ステアリング装置であり、
前記制御手段は、前記支援度決定手段により決定した前記運転支援の度合いに基づき、前記ステアリング装置の作動を制御するように構成されていることを特徴とする車両用運転支援システム。
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