JP4764966B2 - メッセンジャーrnaの分離方法 - Google Patents
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(a)出発材料に水溶性溶媒を添加してサンプル溶液を調製する工程、
(b)前記サンプル溶液をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相−mRNA複合体からmRNAを溶出する工程、
を含むことを特徴とする方法である。
をさらに含むことを特徴とする、上記の方法である。
(1)DMSO、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、及びN−メチル−2−ピロリドンからなる群より選択される少なくとも1種の水溶性溶媒、
(2)シリカ粒子、シリカフィルター、固相抽出カラム、ポリマー材料、フィルター材料、ポリスチレンビーズ、磁性微粒子、及びラテックスからなる群より選択される少なくとも1種の表面を疎水加工したmRNA結合性固相、
(3)固相−mRNA複合体洗浄液、及び
(4)mRNA溶出液
からなる群より選択される少なくとも1種を含むことを特徴とするmRNA単離キットである。
(a)出発材料に水溶性溶媒を添加する工程、
(b)水溶性溶媒を添加した出発材料をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相−mRNA複合体からmRNAを溶出する工程、
(e)溶出したmRNAからDNAを逆転写する工程、
(f)DNAを増幅する工程、
を含むことを特徴とする方法である。
(a)出発材料に水溶性溶媒を添加する工程、
(b)水溶性溶媒を添加した出発材料をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相に結合したmRNAからDNAを逆転写する工程、
(e)DNAを増幅する工程、
を含むことを特徴とする方法である。
をさらに含むことを特徴とする、上記の方法である。
酵母から定法に従って抽出したトータルRNA水溶液(10g/l)10μlにDEPC処理水90μl、1M Tris−HCl(pH7.5)20μlを添加した。次に、水溶性溶媒としてDMSOを80μl添加した。この溶液をサンプル溶液(DMSO、40vol%)と表記する。水溶性溶媒として添加する溶媒の種類、体積は実験に応じて変化させた。サンプル溶液は氷冷により10℃以下に冷却した。
オクタデシル基修飾シリカがディスク状になった固相抽出カラム(スピーディスクC18 担体量20mg、JTベーカー社製)を、mRNA結合性固相として使用した。実際の操作は以下のように行った。
プロトコール1に従って調整したサンプル溶液(DMSO、40vol%)をカラムに加え、フィルター透過を行った。ここで得られた溶液は、透過液と表記する。
100mM Tris−HCl(pH7.5)1000μlをカラムに加え、フィルター透過を行った。この操作を2回、又は3回行った。ここで得られた溶液を、それぞれすすぎ1、すすぎ2、すすぎ3と表記する。洗浄液は、10℃以下に冷却したものを使用した。
65℃に加熱しておいたDEPC処理水とメタノールの等量混合物100μlをカラム加え、mRNAを溶出させた。この操作を2回行った。ここで得られた溶液を、それぞれ溶出1、溶出2と表記する。
粉末状オクタデシル基修飾シリカ(ワコーシル40C18、和光純薬社製)100mgをエッペンチューブにとり、DMSOで予備洗浄した。その後プロトコール1に従って調製したサンプル溶液(DMSO、40vol%)を加え、10℃以下で10分間振とうさせた。その後、遠心分離(15000rpm、3min.)によりシリカ担体を沈殿させ、上清を除去した。ここで得られた溶液を透過液と表記する。その後、100mM Tris−HCl(pH7.5)500mlを加え軽く懸濁させ、遠心分離により上清を除去した。この洗浄操作を2回繰り返した。ここで得られた溶液をそれぞれすすぎ1、すすぎ2と表記する。次に65℃に加熱しておいたDEPC処理水とメタノールの等量混合物100 μlを加え、軽く懸濁させ、遠心分離によりシリカ担体を除去することでmRNAを含む溶液を得た。この操作を2回行った。ここで得られた溶液をそれぞれ溶出1、溶出2と表記する。
溶液の吸光度(260nm)を測定し、透過液、すすぎ1、2、3、溶出1、2、に含まれるRNAの量を算出した。各溶液に含まれるRNAの総計に対する、溶出1、2に含まれるRNA量の100分率をトータルRNA収率とした。
透過液、すすぎ1、2、3、溶出1、2の各溶液1μlをノーザンブロット用メンブレンにスポットしUV照射により不溶化させた。次に、定法に従いノーザンブロット実験を行った。具体的には、このメンブレンにフルオレセイン修飾オリゴdTプローブをハイブリダイズさせ、フルオレセイン抗体修飾アルカリホスファターゼを添加し、リン酸基蛍光色素を添加させた。一定時間経過後、メンブレンに沈着した蛍光色素からの蛍光強度を定量した。これによりポリAテイルを持つmRNAの相対量を知ることができる。この蛍光強度比により、各溶液に含まれるmRNAの総計に対する、溶出1、2に含まれるmRNA量の100分率をmRNA収率とした。
実施例1では、mRNA結合性固相としてオクタデシル基修飾シリカを、水溶性溶媒としてDMSOをそれぞれ用いて本発明を実施した。分離形態は固相抽出カラムを用いたフィルター透過方式で行った。即ち、プロトコール1に従って調整したサンプル溶液(DMSO、40vol%)を、プロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。ここで得られた各溶液(透過液、すすぎ1、2、溶出1、2)に含まれる、トータルRNA量、mRNA量の算出を行った。
比較例1では、実施例1と同様の操作を行っているが、mRNA結合性固相ではなく未修飾シリカを用いた。即ち、未修飾シリカがディスク状になった固相抽出カラム(スピーディスクシリカ担体量20mg、JTベーカー社製)をmRNA結合性固相として使用し、実施例1と同様の操作を行った。
比較例2では実施例1と同様の操作を、水溶性溶媒を添加することなく行った。即ち、サンプル溶液にDMSOではなくDEPC処理水を加え、実施例1と同様の操作を行った。
実施例2では、様々な溶媒を水溶性溶媒として用いた時のmRNA収率の検討を行った。プロトコール1におけるサンプル溶液を、水溶性溶媒として使用する溶媒及びその添加割合を変えて作成した。これらのサンプル溶液について、プロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。プロトコール4、プロトコール5に記載の方法でトータルRNA収率、mRNA収率を求めた。
実施例3では、様々なmRNA結合性固相を用いてmRNA分離収率に及ぼす影響について検討を行った。ここではmRNA結合性固相としてオクタデシル基修飾シリカ、オクチル基修飾シリカ、エチル基修飾シリカ、を用いている。即ち、プロトコール1におけるサンプル溶液の水溶性溶媒の比率を変化させ(DMSO、10〜50vol%)、プロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。ただし、固相抽出カラムをオクタデシル基修飾シリカ(スピーディスクC18)、オクチル基修飾シリカ(オルテックC8)、エチル基修飾シリカ(オルテックC2)の3種類を使用し、比較を行った。更にプロトコール4、プロトコール5に記載の方法でトータルRNA収率、mRNA収率を求めた。
実施例4では仕込みトータルRNAの量を変化させmRNA収率に及ぼす影響について検討した。即ち、プロトコール1に従ってサンプル溶液(DMSO、40vol%)を調製した。但し、サンプル溶液に含まれるトータルRNA量を20μg〜1000μgまで変化させた。これらをプロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。更にプロトコール4、プロトコール5に記載の方法でトータルRNA収率、mRNA収率を求めた。
実施例5、6、7はそれぞれ異なる由来のmRNAを含有する出発材料から、mRNAを分離した結果である。即ち、プロトコール1に従ってサンプル溶液(DMSO、40vol%)を調整した。但し、サンプル溶液に含まれるトータルRNAはラット肝臓由来のトータルRNAとした。このサンプル溶液をプロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。
プロトコール1に従ってサンプル溶液(DMSO、40vol%)を調整した。但し、サンプル溶液に含まれるRNAはラット心臓由来のポリA+RNA(5μg)とした。このサンプル溶液をプロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。その結果、mRNA収率は95%と算出された。このことによりラット心臓由来のポリA+RNAはほぼ選択的にmRNA結合性固相へ結合することが示された。
Molt4細胞から市販のトータルRNA抽出キット(クイックジーン800対応キット、フジバイオサイエンス社製)を用いてトータルRNAを抽出した。ここで得られたトータルRNA溶液100μlに1M Tris−HCl(pH7.5)20μl、DMSO80μlを添加することで、プロトコール1に従ってサンプル溶液(DMSO、40vol%)を調整した。このサンプル溶液をプロトコール2の操作に従ってフィルター透過実験を行った。その結果、mRNAが分離抽出されていることが示された。
実施例8は微粒子状のmRNA結合性固相を使用し、バッチ法によりmRNAの分離を行った。即ち、プロトコール1に従って調整したサンプル溶液(DMSO、40vol%)をプロトコール3の操作に従ってバッチ法によるmRNA分離実験を行った。
比較例3では、mRNA結合性固相の代わりに未修飾シリカを使用した。即ち、実施例8に記載の実験を、未修飾シリカ(ワコーシル40SIL、和光純薬社製)を用いて行った。
実施例9は、本法により得られたmRNAが他のバイオ関連実験(この場合はRT−PCR実験)に使用可能であることを示すものである。即ち、実施例1で得られた溶出1の溶液5μlをそのまま用いて逆転写PCR実験を行った。操作はインビトロゲン社の逆転写用キットサーモスクリプトRT−PCRシステムを用い、ターゲット遺伝子をACT YEAST (全長1128 bases、プライマーはGAAGGGTAGATAGCAGCCATC及びTCTTATGCTGCTTTCACCAGGの塩基配列を持つDNAを用いた。)として、DNAへの逆転写反応、増幅反応(25サイクル)を行った。
実施例1で得られた溶出1の溶液100μlをイソプロパノール沈殿して濃縮した後、アガロースゲル電気泳動実験を行った。
Claims (16)
- mRNAを含有する出発材料からmRNAを単離する方法であって、
(a)出発材料に水溶性溶媒を添加してサンプル溶液を調製する工程、
(b)前記サンプル溶液をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相−mRNA複合体からmRNAを溶出する工程、
を含み、
前記水溶性溶媒が、DMSO、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、及びN−メチル−2−ピロリドンからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記mRNA結合性固相が、シリカの表面を疎水加工した固相であり、
前記疎水加工が、直鎖状アルキル基による化学修飾である、
前記方法。 - 前記mRNA結合性固相が、オクタデシル基修飾シリカ、オクチル基修飾シリカおよびエチル基修飾シリカからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の方法。
- 前記水溶性溶媒が、DMSO及び/又はホルムアミドであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- (a)工程において、サンプル溶液中の液体成分が水:水溶性溶媒=99:1〜50:50の体積比となるように水溶性溶媒を添加することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- (a)工程において、サンプル溶液中の液体成分が水:水溶性溶媒=75:25〜55:45の体積比となるように水溶性溶媒を添加することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- (c)工程において、固相−mRNA複合体と液体成分との分離が、フィルター透過、遠心分離、沈澱、及び磁気吸着からなる群より選択される少なくとも1種により行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- (d)工程において、mRNAを溶出用緩衝液により溶出することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- (c)工程の後に、(c−1)固相−mRNA複合体を洗浄する工程、
をさらに含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 - (c−1)工程において、固相−mRNA複合体を洗浄用緩衝液により洗浄することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- (1)DMSO、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、及びN−メチル−2−ピロリドンからなる群より選択される少なくとも1種の水溶性溶媒、
(2)シリカの表面を直鎖状アルキル基による化学修飾で疎水加工したmRNA結合性固相、
(3)固相−mRNA複合体洗浄液、及び
(4)mRNA溶出液、
を含むことを特徴とするmRNA単離キット。 - 前記mRNA結合性固相が、オクタデシル基修飾シリカ、オクチル基修飾シリカおよびエチル基修飾シリカからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項10に記載のキット。
- mRNAを含む出発材料から、mRNAに相補的なDNAを製造する方法であって、
(a)出発材料に水溶性溶媒を添加する工程、
(b)水溶性溶媒を添加した出発材料をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相−mRNA複合体からmRNAを溶出する工程、
(e)溶出したmRNAからDNAを逆転写する工程、
(f)DNAを増幅する工程、
を含み、
前記水溶性溶媒が、DMSO、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、及びN−メチル−2−ピロリドンからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記mRNA結合性固相が、シリカの表面を疎水加工した固相であり、
前記疎水加工が、直鎖状アルキル基による化学修飾である、
前記方法。 - 前記mRNA結合性固相が、オクタデシル基修飾シリカ、オクチル基修飾シリカおよびエチル基修飾シリカからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項12に記載の方法。
- mRNAを含む出発材料から、mRNAに相補的なDNAを製造する方法であって、
(a)出発材料に水溶性溶媒を添加する工程、
(b)水溶性溶媒を添加した出発材料をmRNA結合性固相と接触させて固相−mRNA複合体を形成する工程、
(c)固相−mRNA複合体と液体成分とを分離する工程、
(d)固相に結合したmRNAからDNAを逆転写する工程、
(e)DNAを増幅する工程、
を含み、
前記水溶性溶媒が、DMSO、ホルムアミド、N−メチルホルムアミド、及びN−メチル−2−ピロリドンからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記mRNA結合性固相が、シリカの表面を疎水加工した固相であり、
前記疎水加工が、直鎖状アルキル基による化学修飾である、
前記方法。 - 前記mRNA結合性固相が、オクタデシル基修飾シリカ、オクチル基修飾シリカおよびエチル基修飾シリカからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項14に記載の方法。
- (c)工程の後に、(c−1)固相−mRNA複合体を洗浄する工程、
をさらに含むことを特徴とする、請求項12〜15のいずれかに記載の方法。
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