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JP4764036B2 - アクティブピクセルセンサアレイで、ピクセルの相関性二重サブサンプリングを行う方法及び回路 - Google Patents

アクティブピクセルセンサアレイで、ピクセルの相関性二重サブサンプリングを行う方法及び回路 Download PDF

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Description

本発明は、イメージセンサに係り、特に、APS(Active Pixel Sensor)アレイのN×Mピクセル領域でダイナミックに選択されるピクセルのCDSS(Correlated Double Sub−Sampling:相関性二重サブサンプリング)(サブサンプリングとその後の相関性二重サンプリング)を行い得る方法及び回路に関する。
1980年代の半ばからの最も普遍的なイメージピックアップ装置は、CCD(Charge−Coupled Device)であった。半導体産業の発展と共に、CCD方式は急速に発展し、結局、小型の高性能カメラに搭載されるに至った。CCDは、重要なイメージピックアップ装置であるが、デジタルカメラの核心であるCCDセンサは、比較的多量のエネルギを消費し、高速動作に適していないという問題点がある。
そのような観点から、数百万ピクセル以上の高解像度の実現が可能な大型CIS(CMOS Image Sensor)が開発されてきた。高集積で非常に多くのピクセルを配置でき、且つ高速でデータスキャニングが可能である以外に、CISは、現在使用されている標準CCDに比べて、低電力消費(CCDによって消費される電力の約1/5)という点で著しい長所がある。
CISの他の長所は、安い製造コストである。すなわち、相対的に、大型サイズのCISが低コストで供給されうる。CISは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)トランジスタのような工程で同一チップ上に製造することができるため、信号処理回路は、連結線を減らしつつ同一チップ上に形成できる。更に、CISは、CCDより更に低い電圧で駆動され、周辺回路が同一チップ上に配置されるようにできるため、サイズを小さくすることが可能である。したがって、CISは、広範囲な応用分野のある将来のデジタル映像システムで、核心となる映像感知装置(CCD固体撮像素子の代替)として期待される。
CCDとCISとでは、映像データスキャニング方式に相違点が多い。例えば、3百万ピクセル解像度で、CCDセンサは、3百万アナログ電荷を連続的にスキャンし、電荷を電気的信号に変換する増幅は、一般的に最後のピクセルがスキャンされた後のみに発生する。それに対し、CIS、すなわち、図1のようなAPSは、ピクセル当り一つの増幅素子(電荷を電気的信号に変換するトランジスタやその他の変換器)を有する。したがって、CISは、一つのピクセルごとに信号増幅を行うため、伝達動作を減らすことができ、更に低エネルギ消費で更に高速のデータスキャンを行うことができる。
CDS(Correlated Double Sampling:相関性二重サンプリング)
CISの電荷−電圧変換器は、基本的に一つのステージ以上の電圧フォロア(増幅トランジスタ)と一つのキャパシタ、及びこのキャパシタ電圧をリセットさせるための一つのスイッチより構成される。最も単純なビデオシステムで、スイッチは、各ピクセルの読み取りの初期に閉まって、出力レベルだけでなくキャパシタの電圧をリセットさせる。ピクセル電荷パケットがキャパシタに伝達された後には、電圧に変わり、その出力信号は該当ピクセル値と表わされる。スイッチのような構成要素は、それ自体の一定の誤差伝導率を有するため、キャパシタを不特定な一定値にプリチャージし、それ故、出力信号にエラーを発生させる。そのようなプリチャージの不確実性は、CDSによって補償することができる。そのような方法で、出力信号は、各ピクセルに対して2回ずつサンプリングされる。すなわち、キャパシタをプリチャージした直後に1回と、ピクセル電荷パケットが合わせられた後にまた1回である。そのような2つの値の差は、スイッチによって引き起こされたノイズ成分を排除できる。
CDS方式は、集積されるイメージセンサのSNR(Signal to Noise Ratio)を改善するために考案された方式である。ピクセルのブラックレベルや基準レベル、またはリセットレベルを、実質的に光によって誘導された信号から引くことにより、静的FTP(Fixed Pattern Noise:固定パターンノイズ)と、多様な形態の時間的ノイズが、APSアレイ出力から効果的に除去される。
図2は、APSアレイの4×4ピクセル領域の4つの同一色のCDSサンプルされたピクセル値を平均化するために適用できる一般的なCDS回路(例えば、図1のCDS&ADCブロック内に含まれた)を示すブロック図である。CDSサンプルされて平均される4ピクセルを含む2行が、図1の行ドライバによって選択される。
APSアレイで、光電荷は、フォトダイオード(PD)によって収集され、各ピクセルごとに、その内部の一つのキャパシタンスCに保存される。光電荷は、キャパシタから、そのキャパシタによる電圧(V=Q/C)として読み取られる。CDS過程により、光電変化された信号電圧Vs=Qs/Cが、ブラックレベルや基準レベル、またはリセットレベル電圧のVr=Qr/Cと比較される。Vrはチャンネルオフされて、Cのあらゆる電荷が固定された電位となる時、すなわち、光電変化された信号電圧の生成以前に得られる。したがって、各ピクセルについて、最終出力電圧V=Vs−Vr=(Qs−Qr)/Cが得られる。CDS過程は、図1のようなAPSアレイと同一チップ上に製造された回路を有するオン−チップ上で行われ、または“オフ−チップCDS”によっても可能である。CDS過程には、一般的に、CDSサンプルされる各ピクセルカラムのための一つのメモリ(例えば、電荷を保存する一つのキャパシタ)と一つの減算器とが要求される。
図2の回路で、4つのキャパシタ50a、51a、50b、51bは、4つのピクセルから4つの値を保存するために提供され、スイッチ2、21a、21bは、4つの保存された電荷によって“イメージ平均化処理”を行うために提供される。キャパシタ50a、51a、50b、51bのそれぞれは、一つのピクセルのアナログイメージデータを示す最終出力電圧V(V=Vs−Vr)を出力するための一つの電荷(Qs−Qr)を保存するために提供される。スイッチ21a、21bのそれぞれは、同じカラムで、相異なる行のピクセルから順に得られた二つの保存されたピクセル値を合わせて平均化するために提供される。例えば、同じサイズのキャパシタ50a、51aのそれぞれが、一つの第1カラムからサンプルされたピクセル値を保存している時、スイッチ21aが閉まれば、2つのキャパシタの電荷は合わせられて等化され、2つのキャパシタ50a、51aに均等に分けて分布される。このように、同じカラムの異なる行からのサンプルされたピクセル値は平均化される。スイッチ2は、二つの異なるカラム(例えば、第1及び第3カラム)からサンプルされたピクセル値を合わせて平均化するために提供される。例えば、同じサイズのキャパシタ50a、51a、50b、51bが、第1及び第3カラムのピクセルから互いに平均化されたサンプルされたピクセル値を保存している時、スイッチ2、21a及び21bが閉まれば、4つのキャパシタ50a、51a、50b、51bに保存された電荷は合わせられて平均化され、その4つのキャパシタに分けて分布される。そのように、2行及び2つのカラムから同一色を有する4ピクセルからサンプルされたピクセル値は平均化される。もし、スイッチ21a、21bが開放され、スイッチ2が閉まれば、図2の回路は、キャパシタ50a、50bに保存された同じ行の相異なる2つのカラムからの2つのピクセル値のみを平均化する。
最終平均化されたCDSサンプルされたピクセル値のそれぞれは、増幅器54a、54b、カラム選択スイッチ(トランジスタ)20、及び共通出力ライン30を介して、アナログ−デジタル変換器(図示せず)に順次伝送される。
図2は、それぞれの垂直選択ラインCL1及びCL3を経て、サンプルホールドスイッチ42a、42bを介して、2つのカラム(例えば、第1及び第3カラム)のうち、一つからピクセルのCDSサンプリングのための互いに連結された二つの同じ回路(a、b)を含む。APSアレイの一つのピクセルから出力されたリセットまたは信号電荷をホールディングするためのサンプルホールドキャパシタ44は、サンプルホールドスイッチ42によって垂直選択ラインに連結される。基準電圧ソース46a、46bのそれぞれは、サンプルホールドキャパシタ44a、44bのそれぞれに直列に連結される。アナログ電荷減算器は、サンプルホールドキャパシタ44a、44b、増幅器(例えば、非反転バッファ)48、及びCDSキャパシタ50a、50bより構成される。減算器の出力ノード(CDSキャパシタ50の出力端)は、出力増幅器54の入力端に連結される。サンプルホールドキャパシタ44にホールドされた電荷は、クランプスイッチ52が閉まることによりCDSキャパシタ50に複写される。なぜならば、サンプルホールドキャパシタ44によって保存された電荷量に対応する非反転増幅器48の出力電圧と同じ電圧(または電荷)が、CDSキャパシタ50に保存されるように誘導できるためである。次いで、CDSキャパシタ50は、クランプスイッチ52が開放されることによって、フローティング状態となり、その時、サンプルホールドキャパシタ44から複写された電圧/電荷を保存する。
そのように、サンプルホールドキャパシタ44によって、最初に受信されてホールドされた一定のピクセルからの第1電荷(信号電荷)Qsが、CDSキャパシタ50に複写されて保存され、その後に同じピクセルからの第2電荷(リセット電荷)Qrが、サンプルホールドキャパシタ44によって受信されて保存される。
そのように、選択ラインCL1を介して一つのピクセルからの信号電圧VSが、まず減算器の入力端(サンプルホールドキャパシタ44のノード)に印加され、クランプスイッチ52が閉まった状態であれば、ピクセルからの信号電圧VSは、サンプルホールドキャパシタ44だけでなく、CDSキャパシタ50をも充電する。次いで、クランプスイッチ52が開放されれば、リセット電圧VRが同じピクセルから出力されて、アナログ減算器の入力端に入力され、サンプルホールドキャパシタ44によってホールドされる。結果的に、信号電圧VS及びリセット電圧VRの差に対応する信号VS−VRが、アナログ減算器の出力端、すなわち、CDSキャパシタ50の出力端で生成される。そのように、信号電圧VS及びリセット電圧VRが何れも反映された固定パターンノイズが除去されて、一つのピクセルのCDSサンプルされたアナログピクセルデータが得られる。CDSサンプルされたアナログピクセルデータは、スイッチ20が閉まった時に、スイッチ20、増幅器54及び共通出力ライン30を介して出力される。
キャパシタ50a、51a、50b、51bのそれぞれは、一つのピクセルのアナログイメージデータを示す最終出力電圧V=Vs−Vrを出力する電荷Qs/Qrを保存する。
差異信号VS−VRは、CDSキャパシタ50によってホールドされ、それにより、CDSキャパシタ50a、51a、50b、51bのそれぞれは、4つのCDSサンプルされたピクセルのための4つの全体差異信号VS−VRを保存する。しかし、サンプルホールドキャパシタ44に保持された電荷、すなわち、非反転増幅器48の出力電圧を変化させつつ、一つのCDSキャパシタ50(例えば、50a、51a、50b、51bのうち一つ)に、全体差信号VS−VRを正確に示す電荷を保持させることは困難である。実際には、CDSキャパシタ50がQs−Qrによる全体差信号VS−VRを保存するというより、一定の一つのピクセルからの電荷(例えば、ピクセルから受信されたリセット電荷Qrまたは信号電荷Qsのうち、いずれか一つの電荷)と関連した電圧のみを保存する。
そのように、4ピクセルのリセット電荷Qrが、二つのサンプルホールドキャパシタ44a、44bのうち、いずれか一つによって受信されて保存される前に、4ピクセルのそれぞれのイメージ信号電荷Qsが、CDSキャパシタ50a、51a、50b、51bのうちの一つにまず保存され、CDSキャパシタ50a、51a、50b、51bに保存された4つのフローティング信号電荷Qsは、そのCDSキャパシタで合せられてそれぞれに分けて分布されるが、増幅器54a、54bによる結果的な出力は、二つのサンプルホールドキャパシタ44a、44bに保存された二つのリセット電荷に基づいている。そのように、減算器の結果的な出力(増幅器54による出力)は、図2の回路から順次に出力される4つのCDSサンプルされたピクセル値VS−VRの数学的な平均ではない。この場合に、二つの受信されたリセット電荷/電圧のみが、二つの保存された信号電荷/電圧と平均化される。
このように、図2に示す回路の動作では、4つのピクセルを代表する平均化されたピクセルには、固定パターンノイズ成分による発生したエラーが含まれる。
APSアレイによって、デジタルカメラで捕えられたイメージをサブサンプリングする能力は、縮少した解像度モードを実現しようとする場合には有効的である。例えば、動画キャプチャモードでビットレートを減らそうとする場合や、映像を、縮少した解像度でディスプレイしようとする場合である。アナログ−デジタル変換後のデジタルドメインでのサブサンプリングは、付加的な電力を消耗する大容量のメモリと処理時間とを必要とする。
アナログドメインでの平均化動作でピクセルサブサンプリングを行うための図2のような回路やその他の類似した回路は、バイヤーパターンのCDSサンプルされたピクセル、すなわち、4×4ピクセル領域にある各カラーの4ピクセルを平均化してサブサンプリングを行うために適用される。
したがって、本発明が達成しようとする技術的課題は、サブサンプリングモード駆動時、ピクセルから出力される映像信号をアナログ的に平均化して、ディスプレイ品質を改善するイメージセンサ及び方法を提供することにある。
前記の技術的課題を達成するための本発明に係るイメージセンサは、行と列とに配列された複数のピクセルより構成され、各カラムピクセルが、少なくとも2つのリセット電荷を保存する少なくとも2つのリセットデータキャパシタと、少なくとも2つのイメージ電荷を保存する少なくとも2つのイメージ信号データキャパシタとにスイッチで連結されたことを特徴とする。
前記イメージセンサは、各ピクセルが、リセット電圧及びイメージ信号電圧を出力する、N行とNカラムに配列されたNピクセルを有するAPSアレイで、第1キャパシタで、第1ピクセルのリセット電圧を第1電荷として保存する段階と、第2キャパシタで、第2ピクセルのリセット電圧を第2電荷として保存する段階と、前記第1及び第2電荷を平均されたリセット電荷に合成する段階と、を含むことを特徴とするサブサンプリング方法を行う。
前記サブサンプリング方法は、APSアレイでピクセルをサブサンプリングする方法において、前記APSアレイで、Lピクセルから受信されるLアナログピクセルリセットデータ電荷を第1セットのNキャパシタに保存する段階と、前記APSアレイで、Lピクセルから受信されるLアナログピクセルイメージ信号データ電荷を第2セットのNキャパシタに保存する段階と、を含むことを特徴とする。Lは、1からNまでの間の整数である。前記サブサンプリング方法は、前記第1セットのNキャパシタに保存されたLアナログピクセルリセットデータ電荷で第1平均化動作を行う段階を更に含むことを特徴とする。前記サブサンプリング方法は、前記第2セットのNキャパシタに保存されたLアナログピクセルイメージ信号データ電荷で第2平均化動作を行う段階を更に含むことを特徴とする。
前記イメージセンサは、前記少なくとも2つのリセット電荷を利用して、第1平均化動作を行って平均化されたリセット電荷を生成する平均化回路を更に備えることを特徴とする。前記平均化回路は、前記少なくとも2つのイメージ電荷を利用して、第2平均化動作を行って平均化されたイメージ電荷を生成することを特徴とする。前記第1及び第2平均化動作は、アナログドメインで行われる。前記イメージセンサは、前記平均化されたイメージ電荷から、前記平均化されたリセット電荷を減算して差分電圧を生成するアナログ減算器と、前記差分電圧をアナログ−デジタル変換するアナログ−デジタル変換器(Analog to Digital Converter:以下、ADC)とを更に備えることを特徴とする。
本発明の他の実施例に係るサブサンプリング方法は、それぞれのピクセルが、リセット電圧とイメージ信号電圧とを出力する複数の行と複数のカラムとに配列されたピクセルアレイで、複数のピクセル(L)から出力されたアナログリセットデータ電荷、例えば、第1セットの保存キャパシタに保存されたLリセットデータ電荷を互いに合成する段階と、複数のピクセル(L)から出力されたアナログイメージ信号データ電荷、例えば、第2セットの保存キャパシタに保存されたLイメージ信号データ電荷を互いに合成する段階と、を含む。一つのピクセルからのリセット及びイメージ信号電荷の代りに、前記合成された(平均された)リセットデータ電荷、及び前記合成されたイメージ信号データ電荷が使用されて、CDS動作が行われ、それにより、同色の平均化されるLピクセルについての正確な数学的平均化を示す差異電圧(VS−VR)が生成される。
本発明の実施例で行われる平均化(サブサンプリング)機能の正確性は、バイヤーパターンアレイの4×4ピクセル領域内の4つの同色のCDSサンプルされた値(Qs−Qrとして量子化された電荷)の数学的平均が、次の数式を満足するか否かによって確認することができる。減算器内のあらゆるキャパシタは、何れもキャパシタンスCを有し、何れも同じ基準電圧Vrefと関連して充電されると仮定する。
Figure 0004764036
上記数式によって、互いに平均化される(サブサンプリングされる)4つのCDSサンプルされたピクセル値の正確な平均値は、4ピクセルからの4つの信号電荷の合成値QS11+QS13+QS31+QS33から、4ピクセルからの4つのリセット電荷の合成値QR11+QR13+QR31+QR33を減算して得られる。4つの信号電荷の合成値は、合成されたリセット電荷を減算する前に4で割れ、割れた値は、4つの同一キャパシタンスを有するキャパシタの間に等しく分配される。同様に、4つのリセット電荷の合成値は、合成された信号電荷から減算する前に4で割れ、割れた値は、4つの同じキャパシタンスを有するキャパシタの間に等しく分配される。これより、CDSサンプルされたピクセルの平均値を得る方法は、平均リセット電荷QRAVGを得るために、4つの関連リセット電荷を合成して割る段階と、平均信号電荷QSAVGを得るために、4つの関連信号電荷を合成して割る段階と、前記平均信号電荷QSAVGから前記平均リセット電荷QRAVGを減算して、一つのCDSサンプリング動作(減算動作)を行う段階と、を含む。そのような一般的な方法は、ここでCDSSとして記述される。なぜならば、そのような方法の結果が、4つのCDSサンプルされたピクセルについての正確な平均を示し、正確にサブサンプルされたピクセル値であるためである。
本発明の実施例で、サブサンプリング率Bが4であるCDSSは、以下のように3段階からなる。まず、2対のリセット電圧(電荷)が、カラム方向に平均化され、2対の信号電圧(電荷)がカラム方向に平均化される。次いで、行方向に2対の平均リセット電圧が平均化されて、最終平均リセット電圧が得られ、行方向に2対の平均信号電圧が平均化されて、最終平均信号電圧が得られる。最後に、一つのアナログ減算器を使用して、前記最終平均イメージ信号電圧から前記最終平均リセット信号電圧が減算される。本発明の実施例で、電荷等の平均化は、4つのキャパシタンスCに保存された電荷を、結局一つとなる大きいキャパシタンス4Cに合成することと、同じキャパシタンスCを有する4つのキャパシタンスに分けて分配することを含む。
本発明の更に他の実施例に係るイメージセンサは、複数の行と複数のカラムとに配列されたピクセルアレイより構成され、各カラムピクセルの各ピクセルが平均化部に連結される動作が行われ、各平均化部は、第1ピクセル及び第2ピクセルからのアナログリセットデータを保存する第1及び第2保存キャパシタと、前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルからのアナログイメージ信号データを保存する第3及び第4保存キャパシタと、を含むことを特徴とする。
本発明によるイメージセンサ及びそのサブサンプリング方法は、APS内の複数のピクセルを直接及び正確にサブサンプリングして、それにより静的固定パターンノイズを除去できる。
本発明と本発明の動作上の利点、及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するには、本発明の好ましい実施例を示す添付図面及び添付図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例を説明することで、本発明を詳細に説明する。各図面に付された同一参照符号は、同一部材を示す。
図3は、本発明の一実施例に係る、APSアレイ及びCDSSを行う平均化及び比較回路(Averaging and Comparing Unit:以下、ACU)を含むCISを示すブロック図である。図4は、図3のCISのAPSアレイ内の各ピクセル構造を示す回路図である。
図3及び図4を参照すると、APSアレイは、図4のピクセル回路のように、周知の複数のピクセル回路より構成される。このピクセル回路は、順次にVR(リセット信号)電圧とVS(イメージ信号)電圧とを出力する。APSアレイ内の各ピクセルは、一般的に、図4の光ダイオードPDのように、光電変換器を含む。行ドライバ回路は、周知のように、本発明の一実施例に係るCDSSの間に、順次に奇数行対(1、3、・・・)を選択し、次に偶数行対(2、4、・・・)を選択する。複数のラインのうち、1行を選択的にアクティブさせるために、各行にアクティブ行選択信号SELが伝送される。
各ピクセルの光ダイオードPDに存在するキャパシタンスに保存される電荷または電圧を読み取るには、信号TXによって制御されるスイッチTTXを閉める。スイッチTTXは、一般的に、リセット動作の間に開放される。リセットスイッチTRXと共にスイッチTTXが閉まれば、各ピクセルの光ダイオードPDの拡散領域もリセットされうる。リセット信号RXは、スイッチTRXを制御するために使用され、周知のように、信号TXによって制御されるスイッチTTXと共に使用されるスイッチTRXは、光ダイオードPDに存在するキャパシタンスに保存される電荷や電圧をリセットレベルにリセットさせる。
トランジスタTAMPは、電圧フォロア増幅器であって、光ダイオードPDに存在するキャパシタンスに保存された電荷や電圧を該当電圧または電流に変化させて、図3のACUに伝送して保存するようにする。
リセット信号RXによって制御されるスイッチTRXは、各ピクセルの読み取り初期に閉まり、光ダイオードPDに存在するキャパシタンスに保存された電荷や電圧をリセットさせる。光ダイオードPDに存在するキャパシタンスのリセット電荷や電圧によって、スイッチTSELが閉まる時に、出力ノードOUTが出力電圧レベルVRで表わされる。APSアレイが、実際の映像(光)に露出されれば、光ダイオードPD及び各ピクセルの関連キャパシタは、光ダイオードPDに入射される光の強度に該当するイメージまたは信号電荷/電圧を引き起こす。スイッチTTXが閉まり、またスイッチTRXが開放されれば、実質的な光電変換された信号であるイメージ信号が、増幅器TAMPによって増幅され、スイッチTSELが閉まる時に、図3のACUのキャパシタにイメージ信号電圧VSとして伝送されて保存される。
図5は、図3のAPSアレイ内のカラー感知ピクセルのバイヤーパターン配列と、その出力を示すブロック図である。バイヤーパターンは、APSアレイ内の光素子上に結合されたバイヤーパターンのCFA(Color Filter Array)によって実現される。本発明では、図5の太線内のピクセル領域でのように、4×4ピクセル領域内の同じカラーの4ピクセル(例えば、赤色ピクセルR11、R13、R31、R33)が平均化されてCDSSされる。そのように、CDSSされる4ピクセルの1セットは、一般的に、同じ2行及び同じ2カラムから同じカラーを有するピクセルより構成される。例えば、赤色ピクセルR11、R13、R31、R33がCDSSサンプルされ、緑色ピクセルG12、G14、G32、G34がCDSSサンプルされる。その後、緑色ピクセルG12、G14、G32、G34がCDSSサンプルされ、青色ピクセルB22、B24、B42、B44がCDSSサンプルされる。そのように、同じカラーのピクセルの4セットについてのCDSS結果は、赤色、青色、及び緑色のそれぞれに該当する4つの平均化されたピクセル値である。したがって、APSアレイの一定のピクセル領域についてCDSSを行うことは、アナログドメインで効果的にサブサンプリングして、静的固定パターンノイズ及び多様な形態の時間的ノイズを補償する。
行選択信号SEL1及びSEL3は、第1及び第3行に対応し、それらは、順次にアクティブされる。行選択信号のそれぞれがアクティブされる時、アクティブされた行のあらゆるピクセルは、まず、それぞれのリセット電圧VRを読み取り、次に実質的なイメージ信号電圧VSを読み取る(図8A、図8Bのタイミング図を参照)。図5のように、第1カラムのピクセルでは、赤色フィルタリングされたピクセルR11から信号VR11、VS11を出力し、次いで、赤色フィルタリングされたピクセルR31から信号VR31、VS31を出力する。それに対し、第3カラムのピクセルでは、赤色フィルタリングされたピクセルR13から信号VR13、VS13を出力し、次いで、赤色フィルタリングされたピクセルR33から信号VR33、VS33を出力する。ここで、第1行が先にアクティブされると仮定したが、第3行が先にアクティブされることもある。また、図5には示されていないが、図6に示すように、第2カラムのピクセルで、緑色フィルタリングされたピクセルG12から信号VR12、VS12を出力し、次いで、緑色フィルタリングされたピクセルG32から信号VR32、VS32を出力できる。また、第4カラムのピクセルで、緑色フィルタリングされたピクセルG14から信号VR14、VS14を出力し、次いで、緑色フィルタリングされたピクセルG34から信号VR34、VS34を出力できる。第2行及び第4行のピクセル値も、第1行及び第3行のピクセル値が何れもCDSSサンプルされた後に出力される。
図6は、図3のCISでCDSSを行う複数のACUの間のスイッチング連結を示すブロック図である。APSアレイのカラムにある各ピクセルは、それぞれの選択スイッチTSELを介して垂直伝送線に連結され、垂直伝送線を介してACUにも連結される。それにより、図6のように、4つの隣接するACUが、APSアレイピクセルの4つの隣接する1、2、3、4カラムに対応する。読み取り動作の間には、ACU−1及びACU−3が同一カラーピクセルから受信されるアナログピクセルデータを受信する。例えば、まず、赤色フィルタリングされたピクセルR11及びR13から受信し、次いで、R31及びR33から受信する。また、緑色フィルタリングされたピクセルまたは青色フィルタリングされたピクセルからも同じ方法で受信する。それにより、同一カラーピクセルと関連した受信アナログピクセルデータを効果的に平均化するために、ACU−1及びACU−3が第1平均化スイッチSavgを介して互いに連結される。同様に、ACU−2及びACU−4も、第2平均化スイッチSavgを介して互いに連結される。平均化スイッチSavgの機能は、ACU−1及びACU−3を具体的に示す図7の回路図についての説明で更に詳細に記述される。
以下、図7及び図8Aを参照して、図3のCISで、ACUの構造及び動作方法について詳細に記述する。
図7は、図3のCISで、スイッチで連結された二つのACUを示すブロック図である。図8Aは、図3のCISで、CDSSの間に使用されるスイッチング信号と行選択信号の波形を示すタイミング図である。
図3のACUに含まれるそれぞれのACU(ACU−1、ACU−2、ACU3等)は、ピクセルのそれぞれのTSELスイッチを介して一定行にあるあらゆるピクセルに選択的に連結される。それにより、ACU−1は、ピクセルR11及びR31を含む第1カラムピクセルのそれぞれに連結され、同様に、ACU−3は、ピクセルR13及びR33を含む第3カラムピクセルのそれぞれに連結される。一般的に、APSアレイの各カラムピクセルは、それぞれのTSELスイッチを介して垂直伝送線に連結され、垂直伝送線を介してACUにも連結される。動作の間に、APSアレイの各カラムピクセルは、APSアレイの各行のあらゆるピクセルに連結された水平ラインを介して入力される行選択信号によってアクティブにされる。もし、Wが、APSアレイの一行にあるピクセル数であれば、Wは、ACUの数と同じである。それにより、前述したように、動作の間に、ACU−1及びACU−3を含むあらゆるACUが、同時にAPSアレイの各行に置かれたピクセルから同時にアナログピクセルデータを受信できる。
図8Aに示すように、第1行がSEL1によって先にアクティブにされ、次にSEL3によって第3行がアクティブにされる。それにより、動作の間に、ACU−1及びACU−3は、同色4ピクセル(例えば、R11、R31、R13、R33)のそれぞれからリセット電圧及びイメージ信号電圧を含むアナログピクセルデータを得る。ACU−1及びACU−3は、スイッチSavgによって連結されるため、ACU−1及びACU−3は、同色4ピクセル(例えば、R11、R31、R13、R33)から得られるアナログピクセルデータを共有できる。具体的には、ACU−1及びACU−3は、同色4ピクセルから得られた各タイプ(リセット及びイメージ信号)のピクセルデータを合成して割って、リセット電荷/電圧VRの平均化された値及びイメージ信号電荷/電圧VSの平均化された値を生成する。それぞれのACUは、イメージ信号電荷/電圧VSの平均化された値からリセット電荷/電圧VRの平均化された値を減算して、CDSサンプルされた4ピクセルの正確な数学的平均のような最終アナログピクセルデータを出力する。それにより、静的固定パターンノイズが除去される。
ACUのそれぞれは、アナログ減算器(例えば、減算器−1及び減算器−3)及びアナログ減算器の出力を受信して伝送する増幅器AMP1を含む。
増幅器AMP1は、非反転増幅器(ここで、Vref=0)、または後述する並列アナログ−デジタル変換に使用される基準電圧Vrefに接続された差動増幅器でありうる。そのような配置によって、バイアスソースVrampを、平均化動作の間には第1電圧レベルに配置させ、アナログ−デジタル変換動作の間には第2電圧レベルに配置させる。第1電圧レベルは、第2電圧レベルとは異なる。バッファキャパシタCA及び第2出力増幅器AMP2はオプション事項であり、それらは、アナログ−デジタル変換の解像度のためにゲインを増加させるために用いられる。各ACU(例えば、ACU−1及びACU−3)内のアナログドメイン減算器出力は、増幅器AMP1によって感知され、オプションキャパシタCAによってバッファリングされ、オプション増幅器AMP2によってアナログ−デジタル変換のために更に増幅される。これにより、平均化されたVS−VRを示す電圧信号VCD1、VCD3が出力される。
本発明に係るそれぞれのアナログドメイン減算器(例えば、減算器−1)は、スイッチS1を介してACUによって処理されるカラムピクセル(例えば、ACU−1によって処理される第1カラムのピクセル)に連結された垂直伝送線上の一つの共通ノードに互いに連結された複数のデータ保存キャパシタ(例えば、ACU−1でCS11、CS31、CR11、CR31)を含み、それらは、必須構成要素である。各ACU内の4つのデータ保存キャパシタのそれぞれは、複数のスイッチ(例えば、S1、S2、S3、S4、SS、SR)を介して順次に連結されて決定され、ACU(例えば、ACU−1)に連結されたピクセル(同一カラムの第1行または第3行のピクセル)のうち一つから受信される一定のアナログピクセルデータ電荷(リセットまたは信号データ)で充填されて保存される。あらゆるACUにある当該スイッチ(例えば、S1、S2、S3、S4、SS、SR)及びACUの間のスイッチSavgは、同じ時間に開放されるか、または閉塞される。各ACU内のスイッチ(例えば、S1、S2、S3、S4、SS、SR)は、図8Aのタイミング図に示すように、行選択信号(例えば、SEL)との作用によって開放されるか、または閉塞される。
スイッチS1、S2、S3、S4、SS、SRを調節すれば、ピクセル、4つの保存キャパシタ(例えば、CS11、CS31、CR11、CR31)及び他の電流パスの間の連結を制御でき、4つの保存キャパシタは、次の順序によってアナログピクセルデータで充填される。まず、保存キャパシタCR11が、第1行の第1カラムのピクセルR11からのリセット電荷を保存する。次いで、保存キャパシタCS11が、第1行の第1カラムのピクセルR11からの信号電荷を保存する。次いで、保存キャパシタCR31が、第3行の第1カラムのピクセルR31からのリセット電荷を保存する。次いで、保存キャパシタCS31が、第3行の第1カラムのピクセルR31からの信号電荷を保存する。
一方、ACUが、CDSSではないモード、すなわち、標準CDSモードの間には、各ACU(ACU−1及びACU−3のそれぞれ)内のリセットデータ保存キャパシタCR(例えば、CR11やCR31、または一つのキャパシタのように動作するように合成されたCR11とCR31)のうち一つと、信号データ保存キャパシタCS(例えば、CS11やCS31、または一つのキャパシタのように動作するように合成されたCS11とCS31)のうちの一つが、当該ピクセルから受信されるアナログピクセルデータでロードされる。それにより、複数のACUが、1行のピクセルのみから完全なリセット及び信号アナログピクセルデータでロードされる。ACU内のデータ保存キャパシタCR、CSをローディングするそのような方法により、標準(サブサンプリングではないモード)CDSが、APSアレイの1行(例えば、第1行)にあるあらゆるピクセル(例えば、R11、G12、R13、G14、・・・)について行われる。次いで、行選択ラインがアクティブにされれば、標準CDSモードでのACUの次の動作は、APSアレイの1行(例えば、第2行)にあるあらゆるピクセル(例えば、G21、B22、G23、B24、・・・)について標準CDSを行う。標準CDSモードで、スイッチSS、SR、及びSavgは、動作せずに開放状態で固定される。
CDSSモード(サブサンプリングモード)では、8個の保存キャパシタが、ACU(例えば、ACU−1、ACU−3)にスイッチングによって連結され、4つのピクセルR11、R31、R13、R33からのアナログ(リセット及び信号)ピクセルデータで充填され、それにより、スイッチSS、SR、Savgは、スイッチS1、S2、S3、S4と共に作用して、順次に閉塞することで、4つのピクセルR11、R31、R13、R33から受信された同じタイプ(リセットまたは信号)のあらゆる電荷が合成され、且つ割られて平均化される。
しかし、本発明の一実施例に係るACUのCDSS方法において、平均化スイッチSavgが閉まることで、互いに連結される他のカラム(例えば、第1及び第3カラム)のACU内の当該保存キャパシタの間で、各タイプ(リセットまたは信号タイプ)のアナログピクセルデータが平均化される。それにより、例えば、データ保存キャパシタCS11が、ピクセルR11からの信号データでロードされることに対し、データ保存キャパシタCR11は、ピクセルR11のリセット値のみを保存せずに、ピクセルR11のリセットデータ及びピクセルR13のリセットデータの平均を保存する。
各ACU内の4つの保存キャパシタをローディングする過程を通じて平均化を行うために、スイッチ、特に、平均化スイッチSavgの動作方法が、図8Aのタイミング図に示されている。ここで、スイッチは、ハイレベルで閉まる。スイッチS1が閉まれば、データ保存キャパシタの当該セット、例えば、CR11、CR12(図示せず)、CR13、CR14(図示せず)が、アクティブにされた行選択ライン(例えば、第1行は、SEL1によってアクティブにされる)によって決定される行の一つのピクセルから出力されるアナログピクセルデータの一定のタイプでローディングされる。次いで、スイッチS1が開放され、平均化スイッチSavgが閉まる。それに対し、あらゆるACUで、スイッチS2、S3、S4、SS及びSRは開放されるか、または閉塞して、あらかじめ定められている各ACU内の4つのデータ保存キャパシタのうち、何れか一つが特定のアナログピクセルデータを受信して保存できるようにする。
例えば、図8Aに示すように、(1)時間に平均化スイッチSavgは開放され、スイッチS1は閉塞されて、キャパシタCR11及びCR13にリセットデータがローディングされる。次いで、キャパシタCR11及びCR13にリセットピクセルデータがローディングが完了した後に、(2)時間にスイッチS1が開放され、平均化スイッチSavgが閉まって、キャパシタCR11及びCR13に保存されたアナログピクセルデータ(または、電荷)が合成されて割られる。そのように、アナログピクセルデータ(リセットデータ)が、あらゆるACUにあるそれぞれの選択されたデータ保存キャパシタ(例えば、CR11、CR12、CR13、CR14)によって受信された後に、データ保存キャパシタのローディング完了時に、スイッチS1が開放され、ACUの間の平均化スイッチSavgが閉まることによって、同行の同色ピクセルからの同じタイプの該当電荷(例えば、ピクセルR11及びR13からのリセット電荷)が互いに平均化(合成及び分割)される。そのように、同行同色の二つのピクセルから受信された同じタイプ(例えば、リセット)のアナログピクセルデータが、一定の保存キャパシタ対(例えば、CR11及びCR13)で平均化され、それぞれに保存される。例えば、(3)、(5)、(7)時間にスイッチS1が閉まり、スイッチSavgが開放された後に、(2)、(4)、(6)時間にスイッチS1が開放され、スイッチSavgが閉まる、そのような一般的な同行の平均化方式は、残りの3対のデータ保存キャパシタ(例えば、CS11とCS13、CR31とCR33、及びCS31とCS33)にも同じく適用される。すなわち、スイッチングによって連結されるACU(例えば、ACU−1及びACU−3)内の4対の当該保存キャパシタ(CR11とCR13、CS11とCS13、CR31とCR33、及びCS31とCS33)のそれぞれが、同行同色の二つのピクセルから受信されるリセット及び信号データの平均化された値を保存する。
次いで、他の行の同一カラムピクセルから受信される同じタイプのピクセルデータについての平均化(合成と分割)が行われる。他の行の同一カラムピクセルからデータ平均化は、例えば(9)時間にスイッチSSを閉めて、各ACU内のデータ保存キャパシタCS対(例えば、ACU−1内のCS11及びCS31)に保存された信号データ電荷を等しくし、スイッチSRを閉めて、各ACU内のデータ保存キャパシタCR対(例えば、ACU−1内のCR11及びCR31)に保存されたリセットデータ電荷を等しくすることで、簡単に行われる。そのような最終同一カラム平均化過程によって、スイッチングによって連結されるACU(例えば、ACU−1及びACU−3)内の4つのCSデータキャパシタ(例えば、CS11、CS13、CS31、CS33)のそれぞれは、同じ平均信号電荷を保持する。平均化された信号電荷は、同色4ピクセル(例えば、R11、R13、R31、及びR33)から受信された4つの信号電荷の正確な数学的平均を示す。同様に、そのような同一カラム平均化過程において、スイッチングによって連結されるACU(例えば、ACU−1及びACU−3)内の4つのCRデータキャパシタ(例えば、CR11、CR13、CR31、CR33)のそれぞれは、同じ平均リセット電荷を保持する。平均化されたリセット電荷は、同色の4つのピクセル(例えば、R11、R13、R31、及びR33)から受信された4つのリセット電荷の正確な数学的平均を示す。
例えば、4つのピクセルR11、R13、R31及びR33についてCDSSを行うことについて、スイッチングによって連結される二つのACU(例えば、ACU−1及びACU−3)内の8個のデータキャパシタ(例えば、CR11、CR13、CR31、CR33とCS11、CS13、CS31、CS33)のデータローディングと平均化過程が、図8Aのタイミング図に示された時間(1)〜(9)での電荷を表示する次のような数式を参照して、更に詳細に説明する。下記の数式で、Qは、添字がついた当該保存キャパシタの電荷を表示し、“=”表示は同じタイプ、すなわち、CSまたはCRのあらゆる保存キャパシタのキャパシタンスが同一であると仮定する時、当該電荷が同一であることを示す。添字で表示された形態の電圧、例えば、VRESET11は、電圧VR11と同一である。添字で表示された形態のキャパシタンス、例えば、CCR11/CR31は、添字がついた当該保存キャパシタ、CR11及びCR31が並列に連結される時の、何れか一つのキャパシタンスを示す。
時間(1)で、ピクセルR11及びR13のそれぞれのリセット電圧VR11及びVR13がサンプリングされて、データ保存キャパシタCR11及びCR13のそれぞれにロードされる。その時、次の数式を満足する。
R11ピクセル:QCR11=QCR31=CCR11/CR31(VRESET11−Vref
R13ピクセル:QCR13=QCR33=CCR13/CR33(VRESET13−Vref
時間(1)では、キャパシタCS11、CS13、CS31、及びCS33も充電されるが、そのような最初の電荷は、後で一定のピクセルから受信される当該イメージ信号データに変更される。
時間(2)で、平均化スイッチSavgが閉まることで、ピクセルR11及びR13のそれぞれのリセット電圧VR11及びVR13が、データ保存キャパシタCR11及びCR13の間で合成され、且つ分割されて平均化される。その時、次の数式を満足する。
Figure 0004764036
時間(3)で、ピクセルR11及びR13のそれぞれのイメージ信号電圧VS11及びVS13がサンプリングされて、データ保存キャパシタCS11及びCS13のそれぞれにロードされる。その時、次の数式を満足する。
R11ピクセル:QCS11=QCS31=CCS11/CS31(VSIGNAL11ramp
R13ピクセル:QCS13=QCS33=CCS13/CS33(VSIGNAL13ramp
時間(3)では、スイッチS3及びS4が開放されて、リセット電圧を保存するキャパシタCR11、CR13、CR31、及びCR33がフローティング状態にあるため、リセット電圧を保存するキャパシタCR11、CR13、CR31、及びCR33のそれぞれは、以前の時間(1)で充電された電荷量QCR11、QCR31、QCR13、及びQCR33を保持する。
時間(4)で、平均化スイッチSavgが閉まることで、ピクセルR11及びR13のそれぞれのイメージ信号電圧VS11及びVS13が、データ保存キャパシタCS11及びCS13の間で合成され、且つ分割されて平均化される。その時、次の数式を満足する。
Figure 0004764036
時間(5)で、ピクセルR31及びR33のそれぞれのリセット電圧VR31及びVR33がサンプリングされて、データ保存キャパシタCR31及びCR33のそれぞれにロードされる。その時、次の数式を満足する。
R31ピクセル:QCR31=CCR31(VRESET31−Vref
R33ピクセル:QCR33=CCR33(VRESET33−Vref
時間(5)では、スイッチSSが開放されて、信号電圧を保存するキャパシタCS11及びCS13がフローティング状態であり、スイッチSRが開放されて、リセット電圧を保存するキャパシタCR11及びCR13がフローティング状態であり、それにより、キャパシタCS11、CS13、CR11、及びCR13が以前に充電された電荷量を保持する。
時間(6)で、平均化スイッチSavgが閉まることで、ピクセルR31及びR33のそれぞれのリセット電圧VR31及びVR33が、データ保存キャパシタCR31及びCR33の間で合成され、且つ分割されて平均化される。その時、次の数式を満足する。
Figure 0004764036
時間(7)で、ピクセルR31及びR33のそれぞれのイメージ信号電圧VS31及びVS33がサンプリングされて、データ保存キャパシタCS31及びCS33のそれぞれにロードされる。その時、次の数式を満足する。
R31ピクセル:QCS31=CCS31(VSIGNAL31−Vramp
R33ピクセル:QCS33=CCS33(VSIGNAL33−Vramp
時間(8)で、平均化スイッチSavgが閉まることで、ピクセルR31及びR33のそれぞれのイメージ信号電圧VS31及びVS33が、データ保存キャパシタCS31及びCS33の間で合成され、且つ分割されて平均化される。その時、次の数式を満足する。
Figure 0004764036
時間(9)で、4つのリセット電荷及び4つの信号電荷に対する最終平均化が行われる。スイッチSRが閉まることにより、各ACU内に保存された同行の二つのリセット電圧が平均化されて、平均リセット電荷QRAVGが当該キャパシタに保持される。また、スイッチSSが閉まることにより、各ACU内に保存された同行の二つのイメージ信号電圧が平均化されて、平均信号電荷QSAVGが当該キャパシタに保持される。すなわち、次の数式を満足する。
Figure 0004764036
このように、スイッチSS及びSRが閉まることにより、同色の4つのピクセルについての最終平均化、及びサブサンプルされた電圧差(VS−VR)が生成される。最終平均化、すなわち、時間(9)の後には、第1及び第3カラムについてのACU−1とACU−3内の当該CS及びCRデータ保存キャパシタに保存される電荷は、4つのピクセルから誘導された電荷の平均で同じく保持される。したがって、出力VCD1またはVCD3のうち何れか一つが、同色4つのCDSSサンプルされたピクセルを示す最終電圧差(VS−VR)として、アナログ−デジタル変換のために読み取られるように使用される。
図8Bは、図3のCISで、複数のACUからの複数の出力のアナログ−デジタル変換を行うために使用されたランプ電圧とカウンタラッチ制御信号の波形を示すタイミング図である。最終平均化、すなわち、図8Aの時間(9)の後に、第1及び第3カラムについてのACU−1及びACU−3内の当該CS及びCRデータ保存キャパシタに保存された平均リセット及び平均信号電荷は、各ACU内のアナログドメイン減算器(例えば、減算器−1)によって比較され、APSアレイの4つのCDSSサンプルされたピクセルについての一つのサブサンプル電圧が得られる。直列に連結されたCS及びCRキャパシタより構成される減算器(例えば、減算器−1)は、Vrampと増幅器AMP1の入力間に連結されている。そのように、AMP1の入力での電圧は、Vramp+VS+(−VR)のように各電圧の総和で表わされる。これは、CRキャパシタに保存されるVR電荷の極性と、CSキャパシタに保存されるVS電荷の極性とが逆になるように直列に連結されているためである。したがって、AMP1の入力電圧は、Vrampが、平均化された(VS−VR)によってクランプされ、それだけ更に高くなった電圧である。図3のカウンタイネーブル信号CEは、最終平均化後、すなわち、スイッチSS及びSRが閉まった後にカウントを始めるように印加される。したがって、図3のデジタル信号出力回路内のカウンタを初期化する瞬間に、一定のレートでVramp電圧を徐々に上昇させることで、(VS−VR)の当該サイズが、アナログ値から量子化された一定のデジタル値に変換される。デジタル変換は、減算器の出力からのAMP1入力が、一定の臨界電圧レベル(Vref)を過ぎる時のそのカウント値をラッチすることで得られる。(VS−VR)のサイズが大きくなるほど、AMP1の入力が臨界電圧(Vref)に到達する時間が更に短くなる。
AMP1の入力が臨界電圧(Vref)に到達する時、ACUの出力信号VCD(例えば、ACU−1のVCD1)がローからハイ値にトランジションする。したがって、各ACUからのVCD信号、例えば、VCD1、VCD2、VCD3、・・・が、カウント−ラッチ制御信号として図9のラッチ回路に出力される。
図9は、図3のCISで、複数のACUからの複数の出力のアナログ−デジタル変換を行うために使用されたカウンタ及びラッチ回路を示すブロック図である。カウンタは、カウンタイネーブル信号CEがアクティブされ始める時のデジタルカウント値を出力する。例えば、カウンタイネーブル信号CEは、CDSSモードで動作するACUによる、4つのピクセルの最終平均化後、または一つのピクセルデータのみが、標準CDSモードの間に、ACUのそれぞれにロードされた後にアクティブにされる。ラッチ回路は、各ACU当り一つずつ対応する複数の並列カウント−ラッチを含み、それぞれのACUによって出力されたそれぞれのVCD信号によって定まる時間に、カウンタがあらゆるラッチに出力する当該カウント値をラッチする。各ACUによって出力されたVCD信号は、各ACUについてラッチ回路に提供されたそれぞれのカウント−ラッチを制御するために利用される。すなわち、VCD信号(例えば、ACU−1のVCD1)がローからハイ値にトランジションする時、当該ACUについて提供されたそれぞれのカウント−ラッチが、その瞬間のカウント値を保存する。これにより、カウンタがカウントを終了する時、複数のACUにある減算器から出力されるあらゆる独立の信号が、並列にアナログからデジタルに変換される。ラッチ回路内の各ACUについてのカウント値を保存する複数のラッチの保存値は、デジタル信号処理器に出力されて、更に再処理されるか、または各ACUからのサブサンプリングされた、またはサブサンプリングされていないピクセルデータを、デジタルピクセルデータとして保存または伝送させる。
図10は、図3のCISのAPSアレイにおいて、4より大きいサブサンプリングレートで、Nピクセルを平均化/サブサンプリングする、CDSSを行うためのスイッチで連結された複数のACUを示す本発明の他の実施例に係るブロック図である。図10のACUは、図6と類似しており、ただし、相異なる2つのカラム以上のACUを同時に連結しうるという面で、複数のACU(NACUs)の間のスイッチング連結が更に弾力的である。そのような連結性の増大は、図6で連結されたACU対の場合のように、2つのカラム以上からのピクセルの電荷(例えば、リセット電荷及びイメージ信号電荷)を合成し、且つ分割して平均化できるようにする。このように、それぞれが2つのCRデータ保存キャパシタと、2つのCS保存キャパシタとを含む2つのACUの代りに、それぞれが、N個のCRデータ保存キャパシタと、N個のCS保存キャパシタとを含むN個のACUを互いに連結させることで、バイヤパターン2N×2Nピクセル領域がサブサンプルされて、それに該当する一つの平均化されたピクセルデータとして3色R(Red)、G(Green)、B(blue)を示すことができる。このように、図10のような連結システムは、図3のCISで、2N×2Nピクセル領域のCDSSを支援し、ここで、Nは、1(サブサンプリングしていない標準モードの場合)を含む正の整数(例えば、図6及び図7のように2でもよい)である。
図11は、図3のCISのAPSにおいて、Nピクセルを平均化/サブサンプリングするACUの本発明の他の実施例に係る具体的なブロック図である。図11のNACUは、図7に示すACUと類似している。ただし、図11のNACU内のアナログドメイン減算器は、4つのアナログピクセルデータ保存キャパシタの代りに、2N個のアナログピクセルデータ保存キャパシタを含む。付加されたデータ保存キャパシタと、そのローディングと平均化とを制御する付加スイッチとは、APSアレイの2N×2Nピクセル領域内のN個の他のカラムと、N個の他の行に置かれた同色のNピクセルをCDSSモードで平均化及びサブサンプリングできるように支援する。一つのNACUの減算器(例えば、N減算器−1)内のCRデータ保存キャパシタCR1〜CRNは、NACUに連結されたカラムのピクセルからのリセット電圧で充電される。一つのNACUの減算器(例えば、N減算器−1)内のCSデータ保存キャパシタCS1〜CSNは、NACUに連結されたカラムのピクセルからのイメージ信号電圧で充電される。
CDSS平均化またはサブサンプリングさせるために、ピクセルの各カラムのための一つのNACUが要求されるため、図11のNACUは、図10で示したように、少なくともN−1個の他の同じNACUとスイッチングによって連結される。実際には、図11のNACUは、一つのカラムについての1、2、3、またはNより小さい数LピクセルのみについてCDSS平均化またはサブサンプリングを行うことができるため、CIS内のあらゆる他のNACUが、図10で説明された方式でスイッチングによって連結される。しかし、それぞれの平均化スイッチSavgは、独立的にまたはダイナミックに制御され、L個のNACUを含む第1ブロックと、他のL個のNACUを含む隣接する第2ブロックとの間の平均化のための連結は行われないようにする。ただし、同じ2N×2N(または2L×2L)ピクセル領域が、L個またはN個のスイッチングによって連結されるNACUを含む各ブロックのCDSSモード動作によって、互いに平均化される。
スイッチSavg、S1、S2、S3、S4、及び(SS1・・・SSN)と(SR1・・・SRN)をダイナミックに制御することで、ACUがダイナミックに選択される正方形(または正方形ではないこともある)のピクセル領域に置かれた同色のLピクセルに対してサブサンプリングを行うことができる。
前述のように、本発明に係る少なくとも一つの実施例は、複数のピクセルから受信されるリセット値をアナログドメインで平均化する段階、複数のピクセルから受信されるイメージ信号値をアナログドメインで平均化する段階、及びアナログドメインで、平均化された信号値から平均化されたリセット値を減算して、4つの一般的な同色のCDSサンプルされたピクセルの正確な数学的平均を示すCDSSサンプルされたアナログデータ値を生成する段階を含むCDSSを行う方法及び装置を提供する。このように、本発明に係る少なくとも一つの実施例は、APS内の複数のピクセルを直接及び正確にサブサンプリングでき、それにより静的固定パターンノイズも除去できる。
以上のように、図面と明細書で最良の実施例が開示された。ここで、特定の用語が使用されたが、それは、単に本発明を説明するための目的で使用されたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載された本発明の範囲を制限するために使用されたものではない。したがって、当業者ならば、これから多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるということが理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決まらなければならない。
本発明に係るイメージセンサ及びそのサブサンプリング方法は、デジタルカメラ、携帯電話などのイメージピックアップ装置に利用することができる。
APSアレイを含む関連技術のCISを示すブロック図である。 4つの同一色のピクセルを概略的に平均化するために適用されうる関連技術上のCDS回路を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る、APSアレイ及びCDSSを行うACUを含むCISを示すブロック図である。 図3のCISのAPSアレイ内の各ピクセル構造を示す回路図である。 図3のAPSアレイ内のカラー感知ピクセルのバイヤパターン配列と、その出力を示すブロック図である。 図3のCISで、CDSSを行う複数のACUの間のスイッチング連結を示すブロック図である。 図3のCISで、スイッチで連結された二つのACUを示すブロック図である。 図3のCISで、CDSSの間に使用されるスイッチング信号及び行選択信号の波形を示すタイミング図である。 図3のCISで、複数のACUからの複数の出力のアナログ−デジタル変換を行うために使用されたランプ電圧及びカウンタラッチ制御信号の波形を示すタイミング図である。 図3のCISで、複数のACUからの複数の出力のアナログ−デジタル変換を行うために使用されたカウンタ及びラッチ回路を示すブロック図である。 図3のCISのAPSアレイで、4より大きいサブサンプリングレートでNピクセルを平均化/サブサンプリングする、CDSSを行うためのスイッチで連結された複数のACUを示す本発明の他の実施例によるブロック図である。 図3のCISのAPSで、Nピクセルを平均化/サブサンプリングするACUの本発明の他の実施例による具体的なブロック図である。

Claims (43)

  1. 行と列とに配列された複数のピクセルより構成されたイメージセンサであって、
    各カラムのピクセルが、
    少なくとも2つのリセット電荷を保存する少なくとも2つのリセットデータキャパシタと、少なくとも2つのイメージ電荷を保存する少なくとも2つのイメージ信号データキャパシタとに、スイッチを介して連結され、
    各カラムの前記少なくとも2つのリセットデータキャパシタの少なくとも1つは、同一列にある前記少なくとも2つのイメージ信号データキャパシタの少なくとも1つにノードにおいて直列に連結され、
    前記少なくとも2つのリセットデータキャパシタは、スイッチを介して互いに連結され、
    前記イメージセンサは、
    前記少なくとも2つのリセット電荷を利用して、第1平均化動作を行って、同一列にある少なくとも2つのピクセルのための平均化されたリセット電荷を生成する平均化回路を備え、
    前記第1平均化動作は、
    同一行に配列されたピクセルのリセット値を平均化する第1ステップと同一列に配列されたピクセルのリセット値を平均化する第2ステップとを含むことを特徴とするイメージセンサ。
  2. 前記平均化回路は、
    前記少なくとも2つのイメージ電荷を利用して、第2平均化動作を行って同一列にある少なくとも2つのピクセルのための平均化されたイメージ電荷を生成することを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  3. 前記第1及び第2平均化動作は、アナログドメインで行われることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  4. 前記イメージセンサは、
    前記平均化されたイメージ電荷から、前記平均化されたリセット電荷を減算して、差分電圧を生成するアナログ減算器を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  5. 前記イメージセンサは、
    前記差分電圧をアナログ−デジタル変換するアナログ−デジタル変換器を更に備えることを特徴とする請求項4に記載のイメージセンサ。
  6. 前記平均化回路及びアナログ−デジタル変換器は、
    同じバイアスソースによって共通的にバイアスされることを特徴とする請求項5に記載のイメージセンサ。
  7. 前記バイアスソースは、
    前記第1及び第2平均化動作の間に第1電圧レベルであり、前記アナログ−デジタル変換動作の間に第2電圧レベルであり、前記第1電圧レベルは、前記第2電圧レベルと異なることを特徴とする請求項6に記載のイメージセンサ。
  8. 前記平均化の第1ステップは、
    前記平均化の第2ステップが行われる前に行われることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  9. 前記平均化回路は、
    前記少なくとも2つのリセットデータキャパシタの間に位置したスイッチを含むことを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  10. 前記平均化回路は、
    前記少なくとも2つのイメージ信号データキャパシタの間に位置したスイッチを含むことを特徴とする請求項2に記載のイメージセンサ。
  11. 前記イメージセンサは、CMOSタイプであることを特徴とする請求項1に記載のイメージセンサ。
  12. APSアレイ中のN個のピクセルをサブサンプリングする方法において、
    前記APSアレイの第1列にあるN個のピクセルからN個のピクセルリセット電荷を受信し、第1ノードと第2ノードとの間にスイッチを介して互いに並列に連結されたN個の第1セットのリセット電荷蓄積キャパシタに連続的に格納する段階と、
    前記第1ノードと前記第2ノードとの間の前記N個の第1セットのリセット電荷蓄積キャパシタに連結された(N−1)個のリセット電荷保持スイッチを閉じる段階と、
    前記第1ノードと、前記APSアレイの第2列に対応するN個のリセット電荷蓄積キャパシタとの間に配置された行方向平均化スイッチを閉じる段階と、を備え、
    前記N−1個のリセット電荷保持スイッチが閉じたとき、前記N個の第1セットのリセット電荷蓄積キャパシタは互いに並列に連結され、
    前記第1列にあるN個のピクセルのための平均化されたリセット電荷が生成される第1平均化動作を行うことを特徴とするサブサンプリング方法。
  13. 前記サブサンプリング方法は、
    前記APSアレイの第1列にあるN個のピクセルからN個のイメージ電荷をN個の第2セットのイメージ電荷蓄積キャパシタに格納する段階を更に含むことを特徴とする請求項12に記載のサブサンプリング方法。
  14. 前記第1平均化動作は、
    アナログドメインで行われることを特徴とする請求項12に記載のサブサンプリング方法。
  15. 前記サブサンプリング方法は、
    N個の前記第2セットのイメージ電荷蓄積キャパシタに格納されたイメージ電荷に、第2平均化動作を行う段階を更に含むことを特徴とする請求項13に記載のサブサンプリング方法。
  16. 前記第2平均化動作は、
    前記イメージ電荷を合成する段階と、
    互いに並列である前記第2セットのイメージ電荷蓄積キャパシタのうち、少なくとも2つのキャパシタを連結する段階を含むことを特徴とする請求項15に記載のサブサンプリング方法。
  17. 前記サブサンプリング方法は、
    アナログドメインで、減算動作を更に含み、
    前記減算動作で、前記第2セットのイメージ電荷蓄積キャパシタのうち、少なくとも一つのキャパシタと、前記第1セットのイメージ電荷蓄積キャパシタのうち、少なくとも一つのキャパシタを直列に連結して、差分電圧を生成することを特徴とする請求項16に記載のサブサンプリング方法。
  18. 前記サブサンプリング方法は、
    前記減算動作からの前記差分電圧をアナログ−デジタル変換する段階を更に含むことを特徴とする請求項17に記載のサブサンプリング方法。
  19. 前記平均化動作及び前記差分電圧のアナログ−デジタル変換は、
    一つのソースバイアスによってバイアスされた回路により行われることを特徴とする請求項18に記載のサブサンプリング方法。
  20. 前記一つのソースバイアスは、
    前記平均化動作の間は低い電圧レベルであり、前記アナログ−デジタル変換の間は高い電圧であることを特徴とする請求項19に記載のサブサンプリング方法。
  21. 前記Nは4であることを特徴とする請求項16に記載のサブサンプリング方法。
  22. 4個のピクセルは、2行及び2列に配列され、
    前記第1平均化動作は、
    1行の第1ピクセル対から、2つのリセット電荷に対する第1同一行平均を生成する段階と、
    2行の第2ピクセル対から、2つのリセット電荷に対する第2同一行平均を生成する段階と、
    前記第1同一行平均と前記第2同一行平均とを平均する段階と、を含むことを特徴とする請求項21に記載のサブサンプリング方法。
  23. 複数の行及び複数のカラムに配列されたピクセルアレイより構成され、
    各カラムピクセルの各ピクセルが平均化部に連結される動作が行われ、
    各平均化部は、
    第1ピクセル及び第2ピクセルからのアナログリセットデータを保存する第1及び第2保存キャパシタと、
    前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルからのアナログイメージ信号データを保存する第3及び第4保存キャパシタと、を含み、
    前記第1及び第2保存キャパシタの少なくとも1つは同一カラムの前記第3及び第4保存キャパシタの少なくとも1つにノードにおいて直列に連結され、
    前記第1及び第2保存キャパシタは、同一カラムの前記第1及び第2ピクセルのために平均リセット電荷を生成するために、相互にスイッチで連結されることを特徴とするイメージセンサ。
  24. 前記第1ピクセル及び前記第2ピクセルからの前記アナログリセットデータは、電荷として保存されることを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  25. 前記イメージセンサは、
    少なくとも2つの平均化部に保存されたアナログリセットデータを平均化することを含む第1平均化動作を行う第1平均化スイッチを更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  26. 前記第1平均化スイッチは、
    少なくとも2つの平均化部に保存されたアナログイメージ信号を平均化することを含む第2平均化動作を行うことを特徴とする請求項25に記載のイメージセンサ。
  27. 前記第1及び第2平均化動作は、
    アナログドメインで行われることを特徴とする請求項26に記載のイメージセンサ。
  28. 前記各平均化部は、
    N番目のピクセルからのアナログイメージ信号データを保存するN番目の保存キャパシタを更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  29. 前記各平均化部は、
    N番目のピクセルからのアナログリセットデータを保存する2N番目の保存キャパシタを更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  30. 前記イメージセンサは、
    前記平均化部からの複数の出力をアナログ−デジタル変換する各カラムのためのアナログ−デジタル変換器を更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  31. 前記それぞれのアナログ−デジタル変換器は、
    前記平均化部からの複数の出力を並列にアナログ−デジタル変換することを特徴とする請求項30に記載のイメージセンサ。
  32. 前記平均化部及び前記アナログ−デジタル変換は、
    共通的に同じバイアス電圧によってバイアスされることを特徴とする請求項30に記載のイメージセンサ。
  33. 前記バイアス電圧は、
    前記平均化動作の間は第1電圧レベルであり、前記アナログ−デジタル変換の間は第2電圧レベルであり、前記第1電圧レベルは、前記第2電圧レベルと異なることを特徴とする請求項32に記載のイメージセンサ。
  34. 前記第1平均化動作は、
    同じ行に配列されたピクセルについてのアナログリセットデータを平均化することを含むことを特徴とする請求項26に記載のイメージセンサ。
  35. 前記第2平均化動作は、
    同じ行に配列されたピクセルについてのアナログイメージ信号データを平均化することを含むことを特徴とする請求項27に記載のイメージセンサ。
  36. 前記各平均化部は、
    同じカラムのピクセルについてのアナログリセットデータを平均化する第1及び第2保存キャパシタの間に位置したリセット平均化スイッチを更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  37. 前記各平均化部は、
    同じカラムのピクセルについてのアナログイメージ信号データを平均化する第3及び第4保存キャパシタの間に位置したイメージ信号平均化スイッチを更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  38. 前記イメージセンサは、
    CMOSタイプであることを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  39. 前記イメージセンサは、
    デジタル信号処理器を更に含むことを特徴とする請求項23に記載のイメージセンサ。
  40. 各ピクセルがリセット電圧とイメージ信号電圧とを出力する、複数の行と複数のカラムとに配列されたピクセルを有するアレイでN個のピクセルをサブサンプリングする方法において、
    前記N個のピクセルから出力された複数のリセット電圧を第1セットの蓄積キャパシタに格納し、合成する段階と、
    前記N個のピクセルから出力された複数のイメージ信号電圧を第2セットの蓄積キャパシタに格納し、合成する段階と、
    前記第1セットの蓄積キャパシタ中の少なくとも1個の蓄積キャパシタと前記第2セットの蓄積キャパシタ中の少なくとも1個の蓄積キャパシタとを直列に連結する段階と、を備え、
    前記第1セットの蓄積キャパシタを互いにスイッチで連結し、同一カラムにある複数のピクセルのための平均化されたリセット電荷を生成することを特徴とするサブサンプリング方法。
  41. 前記直列に連結された前記第1セットの蓄積キャパシタと前記第2セットの蓄積キャパシタとの間の電圧を検出する段階を更に含むことを特徴とする請求項40に記載のサブサンプリング方法。
  42. 前記直列に連結された前記第1セットの蓄積キャパシタと前記第2セットの蓄積キャパシタとの間の電圧をデジタルに量子化する段階を更に含むことを特徴とする請求項40に記載のサブサンプリング方法。
  43. 各ピクセルがリセット電圧とイメージ信号電圧とを出力する、N行とNカラムとに配列されたNピクセルを有するAPSアレイでN個のピクセルをサブサンプリングする方法において、
    第1行中の第1ピクセルの前記リセット電圧を第1電荷として第1キャパシタに、第1行中の第2ピクセルの前記リセット電圧を第2電荷として第2キャパシタにそれぞれ格納し、前記第1電荷と前記第2電荷とを直ちに結合させて第1行の平均化されたリセット電荷を生成する段階と、
    第2行中の第1ピクセルの前記リセット電圧を第3電荷として第3キャパシタに、第2行中の第2ピクセルの前記リセット電圧を第4電荷として第4キャパシタにそれぞれ格納し、前記第3電荷と前記第4電荷とを直ちに結合させて第2行の平均化されたリセット電荷を生成する段階と、
    前記第1行の平均化されたリセット電荷と前記第2行の平均化されたリセット電荷とを結合させてサブサンプリング用リセット電荷を合成する段階と、を備え、
    前記第1キャパシタと前記第3キャパシタとは相互にスイッチで連結され、同一カラムの前記第1及び第2行にあるピクセルのための平均化されたリセット電荷を生成することを特徴とするサブサンプリング方法。
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