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JP4760118B2 - 電動機の制御装置 - Google Patents

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JP4760118B2
JP4760118B2 JP2005140797A JP2005140797A JP4760118B2 JP 4760118 B2 JP4760118 B2 JP 4760118B2 JP 2005140797 A JP2005140797 A JP 2005140797A JP 2005140797 A JP2005140797 A JP 2005140797A JP 4760118 B2 JP4760118 B2 JP 4760118B2
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Description

本発明は電動機の制御装置に関し、インバータ回路におけるデッドタイムを補償する技術に関する。
従来のデッドタイムを補償する技術としては、下記特許文献1(特開昭61−231889号公報)に記載されているものがある。この従来例には、三相電流値に基づいてデッドタイムの補償量を変化させる構成が記載されている。
また、下記特許文献2(特開平6−98595公報)に記載の従来例においては、三相電流値の絶対値化後の平均値に基づいてデッドタイム補償量を変化させる構成が記載されている。
特開昭61−231889号公報 特開平6−98595号公報
特許文献1においては、三相電流値に対して最適なデッドタイム補償量を求める方法として、停止させた電動機に直流電流を流し、その際の電圧指令値と実電圧の差からデッドタイム補償量を求める方法が記載されている。しかし、停止させた電動機に小さな直流電流を流す場合、電圧は非常に小さい値となるので、計測誤差のため補償量が正しく求められないという問題があった。また、電圧指令値と実電圧を合わせる方法では、キャリア周波数が異なる場合はそれぞれのキャリア周波数について補償量を求める必要があった。さらに、ある程度正しく求まったとしても、電動機が回転している場合は補償の遅れ等の問題も追加され、キャリア周波数を切り替えた場合にd軸電圧指令値およびq軸電圧指令値が変化するという問題がある。d軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を変化させない補償量を求めることは、三相電流および三相電圧が交流となっているため難しい。d軸電圧指令値およびq軸電圧指令値が変化すると、電流が変化してトルク変動が起こるという問題が生じる。
また、特許文献2においては、回転中の電流値が一つの値で表されるため、電動機が回転している際にキャリア周波数を切り替えた場合、d軸電圧指令値およびq軸電圧指令値を変化させないための補償量を一つの値として求めるだけで良く、調整を簡単に行うことができる。しかしながら、三相電流値の絶対値化後の平均値は、三相電流値の実効値と同様に演算値を安定させるために長い時間のデータが必要であり、そのため演算量が多くなるという問題と、三相電流値が急変した場合には遅れを生じて電流制御に悪影響を与えるという問題があった。
本発明は上記のごとき問題を解決するためになされたものであり、調整が容易で、全動作領域で精度の高いデッドタイム補償を行うことのできる電動機の制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1においては、デッドタイム補償手段がd軸電流iとq軸電流iから数式i=√(i +i )で求めた電流ベクトルの大きさiに基づいてデッドタイムの補償量を設定するように構成している。
本発明によれば、従来のように三相相電流の実効値に基づて補償量を算出する場合に比べて、遅れの問題がなくなり制御が安定になる、という効果がある。また、電動機が回転している際にキャリア周波数を切り替えた場合に、電流を変化させず、その結果トルク変動を起こさないようにすることができる、という効果が得られる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1の構成を示すブロック図である。この実施例は、デッドタイム補償を電流推定値に基づいて行う構成を示す。
図1において、電流マップ部1は、外部から与えられたトルク指令値T[N・m]と回転速度〔電動機7の回転子角速度ω(電気角)[rad/s]〕から、d軸電流目標値i [A]およびq軸電流目標値i [A]をマップ引きにより求める。
なお、トルク指令値Tは、電動機7の出力トルクを指示する信号であり、例えばアクセルペダルの踏み込み量などに応じて設定される。また、電動機7の回転子角速度ωは、レゾルバやエンコーダなどの位置検出器によって求めた電動機7の回転子位相(電気角)θ[rad]を微分部9で微分することによって求める。
電流制御部2は、前記のd軸電流目標値i およびq軸電流目標値i と、後述するd軸電流値i[A]およびq軸電流値i[A]との偏差に応じて、下記(数1)式によってd軸電圧指令値v [V]およびq軸電圧指令値v [V]を演算する。
Figure 0004760118
ただし、
:d軸電圧指令値[V] i:d軸電流値[A]
:q軸電圧指令値[V] i:q軸電流値[A]
pd:d軸比例ゲイン Kpq:q軸比例ゲイン
id:d軸積分ゲイン Kiq:q軸積分ゲイン
s:ラプラス演算子
また、この際、必要に応じて非干渉制御を適用しても良い。
なお、以下の説明において、d軸とq軸をまとめて表現する場合には、d−q軸電圧指令値やd−q軸電流値のように略して表示する場合もある。
三相変換部3は、下記(数2)式に基づいた二相−三相変換を行って前記のd軸電圧指令値v [V]およびq軸電圧指令値v [V]を三相電圧指令値、つまりu相電圧指令値v [V]、v相電圧指令値v [V]およびw相電圧指令値v [V]に変換する。なお、この際、電動機7の回転子位相θは遅れ補償した値を用いても良い。
Figure 0004760118
ただし
:u相電圧指令値[V] v :v相電圧指令値[V]
:w相電圧指令値[V] v :d軸電圧指令値[V]
:d軸電圧指令値[V] θ:電動機7の回転子位相(電気角)[rad]。
PWM変換部4は、下記(数3)式に基づいたPWM変換を行って、前記の三相電圧指令値からu相パルス幅t[s]、v相パルス幅t[s]およびW相パルス幅t[s]を算出する。
Figure 0004760118
ただし、
:PWMキャリア周期[s] vdc:直流電圧[V]
:u相パルス幅[s](補償前) t:v相パルス幅[s](補償前)
:W相パルス幅[s](補償前)
なお、PWMキャリア周期TはPWM変換する際に用いるキャリア信号の周期であり、直流電圧vdcは電動機7を駆動する直流電源の電圧である。
デッドタイム補償部5は、電動機7に流れる三相電流値(i、i、i)に応じて決まる補償量を求め、uvw各相のそれぞれのパルス幅に加えることにより、補償後のu相パルス幅t’[s]、v相パルス幅t’[s]およびW相パルス幅t’[s]を算出する。
ただし、この演算に用いる三相電流値としては、実電流値i、i、iでもよいし、d−q軸電流目標値i 、i を三相変換した三相電流目標値i 、i 、i でも良いし、d−q軸電流目標値i 、i に電流応答相当のフィルタをかけて求めたd−q軸電流推定値を三相変換した三相電流推定値i^、i^、i^でも良い。なお、この詳細については後述する。
インバータ6は、上記のデッドタイム補償後のu相パルス幅t’、v相パルス幅t’およびW相パルス幅t’を有するPWM信号に応じて動作し、図示しない直流電源の電力を三相交流の電圧(v、v、v)に変換して電動機7を駆動する。
ただし、v:u相電圧値[V]、v:v相電圧値[V]、v:w相電圧値[V]であり、以下、これらを実電圧と記載する。
この際に電動機7のu、v、w各相に流れる電流i[A]、i[A]、i[A]を図示しない電流センサによって検出する。また、図示しないレゾルバやエンコーダなどの位置検出器を用いて、電動機7の回転子位相(電気角)θ[rad]を検出する。
d−q軸変換部8は、上記の検出した三相電流i、i、iと回転子位相θから下記(数4)式に基づいて、三相電流値をd−q軸電流値i、iに変換する。
Figure 0004760118
上記のd−q軸電流値i、iが前記(数1)式のd軸電流値i、q軸電流値iとして用いられる。
なお、上記の電流マップ部1、電流制御部2、三相変換部3、PWM変換部4、デッドタイム補償部5、d−q軸変換部8、微分部9および後記電流制御相当フィルタ10と三相変換部11、11’の部分は、CPUとメモリおよびそれらに付随する電子回路で構成することが出来る。
以下、本発明の要旨であるデッドタイム補償について説明する。
図1においては、デッドタイム補償部5で用いる三相電流推定値i^[A]、i^[A]、i^[A]を求めるため、電流制御相当フィルタ10と三相変換部11を設けている。
まず、電流制御相当フィルタ10は、d軸電流目標値i [A]およびq軸電流目標値i [A]に電流制御部2における電流制御相当のフィルタをかけてd軸電流推定値i^[A]およびq軸電流推定値i^[A]を算出する。また、三相変換部11では、上記のd軸−q軸の電流推定値(i^、i^)を二相−三相変換して三相の電流推定値、つまり、u相電流推定値i^[A]、v相電流推定値i^[A]およびw相電流推定値i^[A]を算出する。また、電流制御相当フィルタ10で求めたd軸電流推定値i^、q軸電流推定値i^は、後述する電流ベクトルの大きさiを求める際に、d−q軸電流値i、iの代わりに用いることも出来る。
実施例1においては、上記の三相の電流推定値i^、i^、i^を用いてデッドタイム補償部5においてデッドタイム補償を行う(詳細後述)。
(実施例2)
図2は、本発明の実施例2の構成を示すブロック図であり、デッドタイム補償を電流目標値に基づいて行う場合のブロック図である。
図2において、三相変換部11’では、d軸電流目標値i およびq軸電流目標値i を二相−三相変換して三相電流目標値、つまりu相電流目標値i [A]、v相電流目標値i [A]、w相電流目標値i [A]を算出し、これらの三相電流目標値i 、i 、i を用いてデッドタイム補償部5においてデッドタイム補償を行う(詳細後述)。
図3は、本発明の実施例3の構成を示すブロック図であり、デッドタイム補償を実電流値に基づいて行う場合のブロック図である。
図3においては、検出した電動機7の三相電流値i、i、iを用いてデッドタイム補償部5においてデッドタイム補償を行う(詳細後述)。
以下、デッドタイム補償部5におけるデッドタイム補償について詳細に説明する。
(デッドタイム補償の実施例1)
図4、図5は、図1〜図3におけるデッドタイム補償部5の実施例1を示すブロック図である。
図4はPWM変換部4におけるキャリア周波数fを変更しない場合の構成であり、図5はキャリア周波数fを変更する場合の構成である。
図4、図5において、t、t、tはデッドタイム補償前のu、v、w各相のパルス幅であり、t’、t’、t’はデッドタイム補償後のu、v、w各相のパルス幅である。また、12、13は電流ベクトルiとデッドタイムの補償量aとの関係を記憶した補償量マップであり、キャリア周波数fを変更しない図4では1枚のみ、キャリア周波数fを変更する図5では、キャリア周波数fに応じて複数枚設けられている。また、14、15、16は、各相毎の極性設定部であり、各相の電流i、i、iと補償量aとの大小関係に応じて正と負の何れかを選択する。また、電流ベクトルの大きさiは、d−q軸電流値i、iから数式i=√(i +i )[A]で求める。
上記のように、図4、図5においては、補償量aは電流ベクトルの大きさiに応じて設定し、三相電流i、i、iは補償の極性を切り替えることにのみ用いる。
なお、上記図4、図5においては、三相電流i、i、iとして示しているが、これらは実電流i、i、iを用いてもよいし、三相電流推定値i^、i^、i^を用いてもよいし、三相電流目標値i 、i 、i を用いてもよい。例えば、図1の場合には三相電流推定値i^、i^、i^を用い、図2の場合は三相電流目標値i 、i 、i を用い、図3の場合は実電流i、i、iを用いている。また、電流ベクトルiの演算に用いるd−q軸電流値i、iは、実際のd−q軸電流値i、iでもよいし、d−q軸電流目標値i 、i でもよいし、d−q軸電流推定値i^、i^でもよい。
また、補償量マップ12、13は、電圧指令値(v 、v 、v )と実電圧(v、v、v)を一致させる値に設定する方法で作成しても良いし、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法(実電圧とは等しくならない)でも良い。これらのマップは予め実験により得られた値をそのまま使用して作成しても良いし、マップに替えて近似した数式を用いても良い。
電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法は、制御対象である電動機7の定数に誤差が乗らないので、安定した動作ができるという効果がある。また、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法は、キャリア周波数を切り替えるシステムにおいては、構成が簡単になり、メモリ容量や演算負荷が減少するという効果がある。
また、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法の場合は、キャリア周波数を変更しなければ図4の構成で良いし、キャリア周波数を変更する場合は図5の構成となる。
キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法では、キャリア周波数を変更する場合でも図4の構成で良い。
また、電流ベクトルの大きさi、u相電流値i、v相電流値i、w相電流値iは実電流値i、i、iでも、電流目標値i 、i 、i でも、電流目標値から推定(電流目標値に電流応答相当のフィルタをかけて求める)した電流推定値i^、i^、i^でも、それらの組み合わせでも良いが、実電流値を用いない方が安定して動作する。また、電流制御が安定して動作する場合は、電流目標値を用いるより電流推定値を用いる方がより安定して動作する。
また、補償量マップ12、13の参照は、電流ベクトルの大きさiの代わりにトルク指令値Tを用いても良いし、トルク指令値Tにフィルタをかけたトルク推定値T^でも良い。
また、回転速度依存がある場合は、電動機7の回転子角速度ω(電気角)毎のマップとしても良い。
また、一例を図12に示すように、電流が0から一定の区間は直線的に補償量が増加し、その後は一定値になる特性、つまり簡単な直線の組み合わせで近似すると、マップに替えて簡単な一次式をメモリに記憶させておき、その記憶した一次式を用いて補償量を求めることができ、メモリ容量および演算量を削減できる。
上記のように構成したことにより、デッドタイム補償の実施例1においては、電動機7が回転中であっても、調整が容易となり、また、電流実効値を用いる場合(従来例:特開平6−98595号公報)に比べて演算による遅れが生じない、という効果が得られる。
(デッドタイム補償の実施例2)
図6、図7は、図1〜図3におけるデッドタイム補償部5の実施例2を示すブロック図である。図6、図7に示した回路は、三相電流に応じて基本的な補償量を設定し、その補償量を電流ベクトルの大きさに応じて補正した値を補償量とするように構成したものである。
図6はPWM変換部4におけるキャリア周波数fを変更しない場合の構成であり、図7はキャリア周波数fを変更する場合の構成である。
図6、図7において、t、t、tはデッドタイム補償前のu、v、w各相のパルス幅であり、t’、t’、t’はデッドタイム補償後のu、v、w各相のパルス幅である。また、17〜19および17’〜19’は各相の電流値i、i、iと補償量との関係を記憶した補償量マップであり、20および20’は電流ベクトルの大きさiによる補正量を記憶した補正量マップである。キャリア周波数fを変更しない図6では各相電流ごとに1枚のみ、キャリア周波数fを変更する図7では、キャリア周波数fに応じて複数枚設けられている。また、21〜23は可変ゲイン乗算器であり、Kは調整ゲインである。可変ゲイン乗算器21〜23においては、マップ20、20’で読み出した補正値に応じて調整ゲインKの値が変わり、補償量マップから送られた値にその調整ゲインKを乗算した値を出力するようになっている。
上記のように、図6、図7の構成において、補償量マップ17〜19および17’〜19’を用いて各相の電流値i、i、iから基本的な補償量を求め、その補償量を電流ベクトルの大きさiに基づいて補正するように構成している。
なお、上記の電流値i、i、iとしては、前記のように、実電流i、i、iでもよいし、三相電流推定値i^、i^、i^でもよいし、三相電流目標値i 、i 、i でもよい。例えば、図1の場合には三相電流推定値i^、i^、i^を用い、図2の場合は三相電流目標値i 、i 、i を用い、図3の場合は実電流i、i、iを用いている。
また、電流ベクトルの大きさiに基づいた補正値に回転速度依存がある場合は、マップ20、20’を回転速度毎に値が変わるようにしても良い。
また、各マップは、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法で作成しても良いし、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法(実電圧とは等しくならない)でも良い。これらのマップは予め実験により得られた値をそのまま使用して作成しても良いし、近似した数式を用いても良い。
電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法は、制御対象である電動機7の定数に誤差が乗らないので、安定した動作ができるという効果がある。また、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法は、キャリア周波数を切り替えるシステムにおいては、構成が簡単になり、メモリ容量や演算負荷が減少するという効果がある。
また、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法の場合は、キャリア周波数を変更しなければ図6の構成で良いし、キャリア周波数を変更する場合は図7の構成となる。
キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法では、キャリア周波数を変更する場合でも図6の構成で良い。
また、前記のように、電流ベクトルの大きさi、u相電流値、v相電流値、w相電流値は、実電流値でも、電流目標値でも、電流目標値から推定した電流推定値でも、それらの組み合わせでも良いが、実電流値を用いない方が安定して動作する。
また、電流制御が安定して動作する場合は、電流目標値を用いるより電流推定値を用いる方がより安定して動作する。
マップの参照はiの代わりにトルク指令値Tを用いても良いし、トルク指令値Tにフィルタをかけたトルク推定値T^を用いても良い。
上記のように構成したことにより、三相電流を用いる構成では回転中の調整が難しいが、デッドタイム補償の実施例2においては、回転中でも調整が簡単になるという効果がある。
(デッドタイム補償の実施例3)
図8、図9は、図1〜図3におけるデッドタイム補償部5の実施例3を示すブロック図である。図8、図9に示した回路は、電動機が停止状態および低速回転時には三相電流を用いる構成を用い、中高速回転時にはデッドタイム補償の実施例1に記載した構成を用いるように切り替える構成である。
図8はPWM変換部4におけるキャリア周波数fを変更しない場合の構成であり、図9はキャリア周波数fを変更する場合の構成である。
図8、図9において、t、t、tはデッドタイム補償前のu、v、w各相のパルス幅であり、t’、t’、t’はデッドタイム補償後のu、v、w各相のパルス幅である。また、12、13および14〜16は図4、図5における同符号のものに、17〜19、17’〜19’および20、20’は図6、図7における同符号のものと同じである。
また、24〜26は切替器であり、電動機7の回転速度(回転子角速度ω)に応じて、停止状態時または低速回転時にはマップ17〜19、17’〜19’側に切り替えられ、中高速回転時には14〜16側に切り替えられる。
なお、切替器24〜26を切り替える回転速度については、三相電流を用いる構成(17〜19側)が中高速回転中の調整が難しく誤差を持ち、電流ベクトルの大きさを用いる構成(14〜16側)は停止・低速で原理的に多少の誤差を持つことから、それぞれの方法を生かす最も有利な回転速度を実験で求めて決定する。
また、各マップは、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法で作成しても良いし、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法(実電圧とは等しくならない)でも良い。これらのマップは予め実験により得られた値をそのまま使用して作成しても良いし、マップに替えて近似した数式を用いても良い。
電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法は、制御対象である電動機7の定数に誤差が乗らないので、安定した動作ができるという効果がある。また、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法は、キャリア周波数を切り替えるシステムにおいては、構成が簡単になり、メモリ容量や演算負荷が減少するという効果がある。
また、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法の場合は、キャリア周波数を変更しなければ図8の構成で良いし、キャリア周波数を変更する場合は図9の構成となる。
キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法では、キャリア周波数を変更する場合でも図8の構成で良い。
また、前記のように、電流ベクトルの大きさ、u相電流値、v相電流値、w相電流値は実電流値でも、電流目標値でも、電流目標値から推定した電流推定値でも、それらの組み合わせでも良いが、実電流値を用いない方が安定して動作する。
電流制御が安定して動作する場合は、電流目標値を用いるより電流推定値を用いる方がより安定して動作する。
また、マップの参照はiの代わりにトルク指令値Tでも良いし、トルク指令値Tにフィルタをかけたトルク推定値T^でも良い。
また、回転速度依存がある場合は、電動機7の回転子角速度ω(電気角)毎のマップとしても良い。
また、三相電流を用いる構成(17〜19側)では、例えば一例を図13に示すように、電流が0から一定の区間は直線的に補償量が増加し、その前および後は一定値に近似したり、電流ベクトルの大きさを用いる構成(14〜16側)では、図12に示したように、電流が0から一定の区間は直線的に補償量が増加し、その後は一定値と近似すると、マップに替えて簡単な一次式をメモリに記憶させておき、その記憶した一次式を用いて補償量を求めることができ、メモリ容量および演算量を削減できる。つまり簡単な直線の組み合わせで近似するとメモリ容量および演算量を削減できる。
上記のように、デッドタイム補償の実施例3においては、三相電流を用いる構成では中高速回転中の調整が難しく誤差を持ち、電流ベクトルの大きさを用いる構成(実施例1)では停止・低速で原理的に多少の誤差を持つことから、この二つを組み合わせて、三相電流を用いる構成は停止状態・低速回転時に用い、電流ベクトルの大きさを用いる構成は、それ以外の場合(中高速回転時)に用いるようにしたことにより、全動作領域で精度の高いデッドタイム補償を行うことができる。
(デッドタイム補償の実施例4)
図10、図11は、図1〜図3におけるデッドタイム補償部5の実施例4を示すブロック図である。図10、図11に示した回路は、三相電流に基づいて基本的な補償量を設定し、電流ベクトルの大きさiに応じて上記の補償量を補正した値を補償量とする構成(デッドタイム補償の実施例2)に、電動機7の回転速度(回転子角速度ω)に応じて補正値を切り替える構成を組み合わせたものである。
図10はPWM変換部4におけるキャリア周波数fを変更しない場合の構成であり、図11はキャリア周波数fを変更する場合の構成である。
図10、図11において、t、t、tはデッドタイム補償前のu、v、w各相のパルス幅であり、t’、t’、t’はデッドタイム補償後のu、v、w各相のパルス幅である。また、17〜19、17’〜19’、20、20’および21〜23は図6、図7における同符号のものと同じである。また、27は切替器であり、電動機7の回転速度(回転子角速度ω)に応じて、停止状態時または低速回転時には可変ゲイン乗算器のゲインを1とする側に切り替えられ、中高速回転時にはマップ20、20’側に切り替えられる。
なお、切替器27を切り替える回転速度については、三相電流のみを用いる構成(可変ゲイン乗算器のゲインを1とする側)が中高速回転中の調整が難しく誤差を持つことから、制御上許容できる誤差範囲を越える回転速度を実験で求めて決定する。
また、電流ベクトルの大きさiによる補正値に回転速度依存がある場合は、マップ20、20’を回転速度毎に値が変わるようにしても良い。
また、各マップは、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法で作成しても良いし、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法(実電圧とは等しくならない)でも良い。これらのマップは予め実験により得られた値をそのまま使用して作成しても良いし、近似した数式を用いても良い。
電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法は、制御対象である電動機7の定数に誤差が乗らないので、安定した動作ができるという効果がある。また、キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法は、キャリア周波数を切り替えるシステムにおいては、構成が簡単になり、メモリ容量や演算負荷が減少するという効果がある。
また、電圧指令値と実電圧を一致させる補償量に設定する方法の場合は、キャリア周波数を変更しなければ図10の構成で良いし、キャリア周波数を変更する場合は図11の構成となる。
キャリア周波数を切り替えても電圧指令値と実電圧の関係が変わらないようにする方法では、キャリア周波数を変更する場合でも図10の構成で良い。
なお、前記のように、電流ベクトルの大きさ、u相電流値、v相電流値、w相電流値は、実電流値でも、電流目標値でも、電流目標値から推定した電流推定値でも、それらの組み合わせでも良いが、実電流値を用いない方が安定して動作する。
電流制御が安定して動作する場合は、電流目標値を用いるより電流推定値を用いる方がより安定して動作する。
また、マップの参照はiの代わりにトルク指令値Tでも良いし、トルク指令値Tにフィルタをかけたトルク推定値T^でも良い。
上記のように、三相電流を用いる構成では中高速回転中の調整が難しいが、デッドタイム補償の実施例4においては、調整が簡単になり、全動作領域で精度の高いデッドタイム補償を行うことができる。
ここで、本発明を適用する電動機の制御装置においてデッドタイム補償が必要な理由について説明する。
図14は、インバータを構成するスイッチング素子の1相分(u相を例示)を示した回路およびスイッチング波形を示す図である。
図14において、Vdcは電源電圧、Vuはu相電圧、iuはu相電流、UPは正側のスイッチング素子の駆動信号、UNは負側のスイッチング素子の駆動信号、τはデッドタイムを示す。
図示のように、電動機を駆動するインバータは、各相ごとに2個のスイッチング素子(パワーMOSFETやIGBT等)がカスケード接続(縦続接続)された回路で構成されている。
動作時には、2個のスイッチング素子の一方がオン、他方がオフになり、これを切り替えることによって電動機巻線に正(u相電流iu>0)または負(u相電流iu<0)の電流を流すようになっている。そして2個のスイッチング素子が同時にオンになることがないように、一方がオフになってから所定のデッドタイムτ後に他方がオンになるように制御される。
上記のごとき回路においては、波形図に示すように、負側のスイッチング素子の方がデッドタイムτ分だけオン時間が長くなるので、スイッチング素子自体は全く同じ動作波形をしているのに、電流の正負によって印加される実電圧の波形(図の最下段の波形)は異なってしまう。これを防止するのがデッドタイム補償であり、電流の方向を判断してスイッチング素子を駆動するPWM信号を変更(パルス幅を補正)するのが基本である。
本発明の実施例1の構成を示すブロック図。 本発明の実施例2の構成を示すブロック図。 本発明の実施例3の構成を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例1を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例1を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例2を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例2を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例3を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例3を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例4を示すブロック図。 デッドタイム補償部5の実施例4を示すブロック図。 補償量の近似特性の一例を示す図。 補償量の近似特性の他の一例を示す図。 インバータを構成するスイッチング素子の1相分の回路およびスイッチング波形を示す図。
符号の説明
1…電流マップ部 2…電流制御部
3…三相変換部 4…PWM変換部
5…デッドタイム補償部 6…インバータ
7…電動機 8…d−q軸変換部
9…微分部 10…電流制御相当フィルタ
11、11’…三相変換部 12、13…補償量マップ
14、15、16…極性設定部 17〜19…補償量マップ
17’〜19’…補償量マップ 20、20’…補正量マップ
21〜23…可変ゲイン乗算器 24〜26…切替器
27…切替器

Claims (7)

  1. トルク指令値に基づいたd−q軸電流目標値と実電流値との偏差から求めたd−q軸電圧指令値を三相変換して三相電圧指令値とし、該三相電圧指令値をPWM変換したPWM信号でインバータを制御することにより、電動機に三相交流電力を供給して駆動する電動機の制御装置において、
    前記PWM変換を行うPWM変換手段と前記インバータとの間に、前記インバータを構成するスイッチング素子のデッドタイムを補償するデッドタイム補償手段を設け、
    該デッドタイム補償手段は、
    d軸電流iとq軸電流iから数式i=√(i +i )で求めた電流ベクトルの大きさiaに基づいてデッドタイムの補償量の大きさを設定し、
    電動機の各相に流れる三相電流値に応じて前記補償量の正負の極性を切り替える
    ことを特徴とする電動機の制御装置。
  2. トルク指令値に基づいたd−q軸電流目標値と実電流値との偏差から求めたd−q軸電圧指令値を三相変換して三相電圧指令値とし、該三相電圧指令値をPWM変換したPWM信号でインバータを制御することにより、電動機に三相交流電力を供給して駆動する電動機の制御装置において、
    前記PWM変換を行うPWM変換手段と前記インバータとの間に、前記インバータを構成するスイッチング素子のデッドタイムを補償するデッドタイム補償手段を設け、
    該デッドタイム補償手段は、
    d軸電流iとq軸電流iから数式i=√(i +i )で求めた電流ベクトルの大きさiaに基づいてデッドタイムの補償量を設定し、
    電動機の各相に流れる三相電流値に基づいて基本的な補償量を設定し、その設定した補償量を前記電流ベクトルの大きさi に基づいて補正した値を補償量とする
    ことを特徴とする電動機の制御装置。
  3. トルク指令値に基づいたd−q軸電流目標値と実電流値との偏差から求めたd−q軸電圧指令値を三相変換して三相電圧指令値とし、該三相電圧指令値をPWM変換したPWM信号でインバータを制御することにより、電動機に三相交流電力を供給して駆動する電動機の制御装置において、
    前記PWM変換を行うPWM変換手段と前記インバータとの間に、前記インバータを構成するスイッチング素子のデッドタイムを補償するデッドタイム補償手段を設け、
    該デッドタイム補償手段は、
    d軸電流iとq軸電流iから数式i=√(i +i )で求めた電流ベクトルの大きさiaに基づいてデッドタイムの補償量を設定し
    電動機の停止状態または低速回転領域においては、電動機の各相に流れる三相電流値に基づいて補償量を設定し、電動機の中高速回転領域においては前記電流ベクトルの大きさi に基づいて補償量を設定するように切り替える
    ことを特徴とする電動機の制御装置。
  4. 前記デッドタイム補償手段は、電動機の各相に流れる三相電流値に基づいて基本的な補償量を設定し、その設定した補償量を前記電流ベクトルの大きさi に基づいて補正した値を補償量とし、前記電動機の停止状態または低速回転領域と中高速回転領域とで前記電流ベクトルの大きさi により補正する際の補正量を切り換えることを特徴とする請求項記載の電動機の制御装置。
  5. 前記補償量は、前記三相電圧指令値と前記インバータから出力される実電圧を一致させる値に設定することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電動機の制御装置。
  6. 前記電流ベクトルの大きさiと補償量との関係を、直線の組み合わせによる簡単な一次式で近似してメモリに記憶しておき、前記一次式と電流ベクトルの大きさiとに基づいて補償量を設定することを特徴とする請求項1又は請求項3に記載の電動機の制御装置。
  7. 記電流ベクトルの大きさiとして、前記d−q軸電流目標値から推定したd−q軸の電流推定値または前記d−q軸電流目標値をd−q軸電流値id、iqとして用いて数式i=√(i +i )で求めた値を用いることを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の電動機の制御装置。
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