[go: up one dir, main page]

JP4754661B2 - 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置 - Google Patents

流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4754661B2
JP4754661B2 JP50311999A JP50311999A JP4754661B2 JP 4754661 B2 JP4754661 B2 JP 4754661B2 JP 50311999 A JP50311999 A JP 50311999A JP 50311999 A JP50311999 A JP 50311999A JP 4754661 B2 JP4754661 B2 JP 4754661B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microparticles
fluorescent
capillary tube
sample
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50311999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002506522A5 (ja
JP2002506522A (ja
Inventor
フィリップ ゴーイクス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMD Millipore Corp
Original Assignee
EMD Millipore Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EMD Millipore Corp filed Critical EMD Millipore Corp
Publication of JP2002506522A publication Critical patent/JP2002506522A/ja
Publication of JP2002506522A5 publication Critical patent/JP2002506522A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4754661B2 publication Critical patent/JP4754661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1484Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry microstructural devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N15/00Investigating characteristics of particles; Investigating permeability, pore-volume or surface-area of porous materials
    • G01N15/10Investigating individual particles
    • G01N15/14Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry
    • G01N15/1456Optical investigation techniques, e.g. flow cytometry without spatial resolution of the texture or inner structure of the particle, e.g. processing of pulse signals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/01Arrangements or apparatus for facilitating the optical investigation
    • G01N21/03Cuvette constructions
    • G01N2021/0346Capillary cells; Microcells
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/62Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light
    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
    • G01N21/64Fluorescence; Phosphorescence

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Description

発明の属する技術的分野
本発明は、流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置に関する。より厳密には、本発明は、流体送出システムとレーザー蛍光検出システムを使って、流体サンプル中にある濃度の低い蛍光標識付けされたミクロ粒子を検出する方法及び装置に関する。
関連技術の説明
流体中に低濃度で存在する微生物を検出することは、患者の疾病をより良好に処置したり、致命的疾病の突発的流行を予防したり、食物、飲み物、及び医薬品の製造工場での品質管理処理をより良好に遂行したり、科学者に分析研究器具を強力に且つ容易に使用できるようにさせるに当たり、微生物汚染に対する回答をより速やかに提供するための決定的な要素である。
結核菌、膣トリコモナス、カンピロバクター、サルモネラ菌、大腸菌、及びサイクロスポラ等の微生物に関する検査方法には、増殖培養法、PCR法、蛍光強化顕微鏡的視覚化、ATP生物発光技術、及びバクトメータが含まれる。これらの方法は、時間がかかり高価な上検出能力に限界があることがしばしばである。
検査機器には、エピ蛍光顕微鏡、蛍光測定器、及びフローサイトメーターが含まれる。エピ蛍光顕微鏡を冷却されたCCD高解像度カメラに連結すると、顕微鏡的微粒子のエピ蛍光顕微鏡的視覚化ができるようになる。蛍光測定器は、検出能力に限界があり、また多くの生物個体群のスペクトル識別が必要とされるときにはあまり適さない。生対死の生物識別が必要とされる事例がしばしばある。フローサイトメーターは、免疫蛍光検査法で死んだ粒子又は生きている粒子を検出し識別するに際しては非常に正確である。しかしながら、フローサイトメーターは高価であり、熟練した技術者または科学者がそれを操作してデータを解釈することが必要である。
クリプトスポリジウムオーシスト及びジアルジアシストは、免疫蛍光検査分析(IFA)手法を使って検出することができる。この方法ではポリクロナール抗体を使ってシストを着色し、そのシストを次にエピ蛍光鏡検法により検出する。この方法は、熟練技術者により多数の粒子をエピ蛍光鏡検法で検査しなければならないことを考えると、極端に労働集約的である。フローサイトメーターを使用してもよいが、非常に高価であり、操作に当たっては経験を積み十分に訓練された技術者を必要とする。更に、フローサイトメーターは、オーシスト識別には依然として鏡検法による確認を必要とする。
水質モニタリングは、農業用、工業用、及び人間が消費するための非汚染水の供給管理に絶対に必要である。水質モニタリングには、真水毒性のインジケータとして、例えばファットヘッドミノウ、ピメフェイルプロメラス、枝角類セリオダフニアドゥビア、及び緑藻類セレナストラムカプリコルヌイアム等の検査生物を使って行ってもよい。検査生物は標準条件下で培養され、ある期間中毒性に曝される。対照生物に対する検査生物の生存及び繁殖速度を比較すれば、水の毒性が表示できる。
細菌酵素活性は、裂けると蛍光状態になる特別に設計された酵素基質を用いて水質を推定するのに使用される。この基質は細菌の酵素により裂かれ、特定の波長の光に曝されると蛍光性の光を放つ。酵素活性の速度は、蛍光測定器を用いて計測され、細菌上の毒性侵襲レベルの間接的な測定値を示す。
動物プランクトンの捕食習性も水質を評価するために使用することができる。広範にわたる急性毒性研究が、概括的にはプランクトンを使って、厳密には様々なワムシを使って行われてきた。ワムシの捕食と繁殖速度は高速毒性評価ツールとして使うことができる。淡水に関してはワムシ、ブラキオナスカリシフローラスの捕食と繁殖速度について、海水に関してはブラキオナスプリカチリスの捕食と繁殖速度について、キシレン、カドミウム、銅、水銀、及びジアザノンを始めとして広範囲の化学物質の影響がもっぱら研究されてきた。捕食速度法では、ワムシは毒物を含んだ水に対して数分間曝され、次に蛍光的に印の付けられたビーズ上で捕食できる状態にさせられる。ワムシは、それから麻酔をかけられ、洗浄されて、顕微鏡スライドに移されて、蛍光顕微鏡を使って個別に検査される。捕食速度は、個々のワムシの消化管中の摂取されたビーズの蛍光輝度を画像技術を駆使して計量することにより推定される。この方法は熟練作業者と、カメラと、蛍光顕微鏡を必要とし、時間の掛かる高価なものとなる。
必要とされているものは、有害微生物のようなミクロ粒子を検出して水質を評価するための、迅速、敏感で、再現性があり、実質上自動的で、且つ費用効率の良い方法と装置である。
発明の概要
本発明は、ミクロ粒子に対して標識付けされた蛍光物質を検出するための装置を提供する。本装置は、選択された場所を通ってミクロ粒子を移送するための単一の毛管流搬送システムと、ミクロ粒子に対して標識付けされた物質を照射するための電磁放射のソースと、選択された場所で物質から放射される蛍光性の光を測定するための検出システムとから成る。
【図面の簡単な説明】
図1は、サンプル準備システムを示す。
図2Aは、流れ搬送システムを示す。
図2Bと2Cは毛管の2通りの実施例の詳細図である。
図3Aは、レーザー蛍光測定装置の1実施例を示す。
図3Bは、レーザー蛍光測定装置の別の実施例を示す。
図3Cは、レーザー蛍光測定装置の更に別の実施例を示す。
図4Aは、デジタル処理ユニットのサンプル出力を示す。
図4Bは、デジタル処理ユニットの別のサンプル出力を示す。
図5Aは、ミクロ粒子に標識付けするために使用される様々な蛍光シアン化合物染料に関する発光スペクトルを示す。
図5Bは、他の蛍光で印を付けられたミクロ粒子が存在する場合に、Cy5標識を付けられたミクロ粒子を検出するための信号処理戦略のフローチャートを示す。
図6Aは、本発明の装置を使用して、既知量2μmの蛍光球体が混入された水のサンプルから得られるキャリブレーションカーブを示す。
図6Bは、粒子濃度の粒子到着速度分布(ポアッソン統計モデル)への依存度のグラフを示す。
図6Cは、積分された検出蛍光信号対SYTOTM60大腸菌濃度の展開のグラフを示す。
図7Aは、3種類の異なる生物濃度についての分析的モデルによる、正規化されたビード濃度対捕食時間を示す。
図7Bは、500ワムシ/mlのワムシ濃度を使用して、1ppmのジアザノンを含有する試験サンプルと対照サンプルについての、正規化された蛍光球体濃度対捕食時間を示す。
図7Cは、600ワムシ/mlのワムシ濃度を使用して、1ppmのジアザノンを含有する試験サンプルと対照サンプルについての、正規化された蛍光球体濃度対捕食時間を示す。
図7Dは、600ワムシ/mlのサンプルと、1000ワムシ/mlのサンプルについての、正規化された蛍光球体濃度対捕食時間を示す。
発明の詳細な説明
図1は、サンプル準備システム100を示す。サンプル準備システム100はミクロ粒子104を含有している疑いのある流体サンプル102を含む。流体サンプル102は、フィルタ又はトラップを通して不要物もしくは顕微鏡的粒子状物体を取り除く。検査するサンプルを準備するために、蛍光物体106を流体サンプル102及びミクロ粒子104と反応させる。蛍光物体106は、着色したり、標識付けしたり、またそうでなければミクロ粒子104に取り付くようになっている、1つ又はそれ以上の蛍光着色剤、染料、又は試薬であってもよい。試験サンプル108は、流体サンプル102から遊離残留蛍光物体を濾過分離することにより得られる。試験サンプル108は、こうして、流体サンプル102とミクロ粒子104に付着した蛍光物体106を含有する。
流体サンプル102は、水サンプル、尿サンプル、血液サンプル、食料品サンプルでもよいし、又は検査されるものなら他のどんな流体であってもよい。流体サンプル102は、HIVのようなウイルス検出用にPCR増幅されたサンプルを含有していてもよい。ミクロ粒子104は、結核菌、膣トリコモナス、カンピロバクター、サルモネラ菌、大腸菌、サイクロスポラ、クリプトスポリジウムオーシスト、ジアルジアシスト又は標識付けが可能な他の何れの細菌、ウイルス、真菌、微生物であってよい。ミクロ粒子104は又、AIDS患者をモニターするためのCD4又はCD8細胞であってもよい。異なる型の微生物を検出し互いに区別できるようにするためには、異なる蛍光物体106を用いてもよい。例えば、細菌に関しては、蛍光物体106は標準DNA又は表面ラベル試薬着色剤でもよい。クリプトスポリジウムオーシスト又はジアルジアシストに関しては、蛍光物体106は、それぞれ抗クリプトスポリジウム抗体又は抗ギアルジア抗体と接合した蛍光染料でもよい。蛍光物体106は、磁界により影響を受けるように磁荷を帯びていてもよい。
ミクロ粒子104は、蛍光物体106を含有する顕微鏡的ビーズでもよい。流体サンプル102中の毒物濃度を測定するためには、ワムシ又は動物プランクトンなどのフィルトロフィーダ微生物をサンプル102に既知の量だけ加えてもよい。このようなフィルトロフィーダ微生物は、毒物濃度の既知の関数である捕食速度を有する。既知の培養期間の後、ミクロ粒子104は流体サンプル102に加えられる。ミクロ粒子104は、オレゴン州、ユージンのモレキュラプローブ社から入手可能な蛍光染料を含有しているラテックスビーズのような、フィルトロフィーダ微生物が摂取することのできる蛍光球体であってもよい。蛍光球体は2μmの均一直径であってもよいし、サイズが非均一でもよい。それらは、最大吸収波長が624nmで最大発光波長が645nmの均一な分光光度特性を有していてもよいし、多様な分光光度特性を有していてもよい。試験サンプル108は、既知の時間間隔でサンプル準備システム100から引き出される。試験サンプル108は、流体サンプル102から摂取されなかったミクロ粒子104を濾過分離することにより得られる。試験サンプル108は、このように水サンプル102と消化管にミクロ粒子104が付いた微生物104とを含んでいる。
図2Aは、流れ搬送システム200を示す。流れ搬送システム200は、試験サンプル108を毛管202に導入する流体送出システムである。毛管202は非常に薄い壁と優れた光学特性を有している。毛管202は、微生物104が1度に1個ずつ入るように作られた内径を有する。毛管202の断面は試験容積204を規定する。毛管202は、少なくとも一部が、毛管をその場に保持する役目を負う光学テーブル206に連結されている。処理量を増やすため、多数の毛管202を並列に配置してもよい。
流れ搬送システム200は、毛管202に連結されたポンプシステム216を含んでいてもよい。ポンプシステム216は、試験サンプル108を含む注入器208であってもよく、試験サンプル108を毛管202と試験容積204を通るように注入する。毛管202を通過した後、サンプル108はダンプ212に入る。この方法で、試験サンプル102中のミクロ粒子104は1度に1個ずつ毛管202を通過する。ポンプシステム216は、注入器208に連結された注入器ポンプ214を更に含んでいてもよい。注入器ポンプ214は、試験サンプル108が毛管202中を通る流量を精密に制御するように作られている。ポンプシステム216は、ぜん動型ポンプであってもよい。
図2Bと2Cは、毛管202の2通りの実施例の詳細図を示す。図2Bは、毛管202を通って試験容積204に向かって流れるミクロ粒子104を示す。図2Cは、磁気要素220が毛管202周りに同軸に配置された状態の毛管202を示す。磁気要素220は、連続リングであってもよいし、又は1個またはそれ以上の別々の要素から成ってもよい。磁気要素220は磁荷を帯びたミクロ粒子104及び蛍光物体106と結びつけて使用してもよい。この構成により、蛍光物体106で標識付けされたミクロ粒子104は、試験容積204を流れ抜ける際に毛管202の中心に実質的に集束されるので、こうしてミクロ粒子104の検出性が向上する。
図3Aは、レーザー蛍光測定装置300を示す。レーザー302は、レーザー光線304を生成する。レーザー光線304は、1個又はそれ以上のレンズ306を介して試験容積204上に集束される。レーザー302の波長と光束サイズは、蛍光物体106の吸収波長と毛管202のサイズに従って選択される。
試験サンプル108が試験容積204を通過するとき、試験サンプル108中に存在する蛍光物体106は何れもレーザー光線302に曝される。代わりに毛管202中の定在試験サンプル108をレーザー光線302に対して移動させ、試験サンプル108を曝すようにしてもよい。集合レンズ310は、蛍光物体106により発光される蛍光性の光を光電子増倍管312上に集めて像を映す。蛍光性の光から共振光を濾過分離するために、干渉フィルタのセット314を光電子増倍管312の前に置いてもよい。その共振光を集めるために、試験室308の反対側にフォトダイオード316を置いてもよい。光電子増倍管312からの出力は、蛍光のピークを分析するために第1デジタル処理ユニット318に送られる。フォトダイオード316からの出力は、ミー散乱ピークを分析するために第2デジタル処理ユニット320に送られる。
図3Bは、もう1つのレーザー蛍光測定装置300を示す。この場合には、蛍光発光は回折格子313を通り抜けて、多重検出器アレー315上に像を結ぶ。集合レンズ310の焦点距離と口径、格子313の分散特質、及びアレー状の多重検出器315のサイズと分離は、共振光の他にも蛍光物体106の発光スペクトルに特有の少なくとも2個又は3個の蛍光発光帯を検出するために最適化される。干渉フィルタのセット317は、ミクロ粒子104を標識付けするため使われる蛍光物体106の蛍光発光を選抜するために用いることもできる。特定の伝送特性を有する多重干渉フィルタ317を使用して、多数のスペクトル箇所で蛍光発光を読み取ることにより、使用される特定の蛍光物体106を検出、識別することができる。各検出器への総蛍光信号の寄与により、特定の蛍光物体106を標識付けされていない粒子の蛍光発光と区別するために必要なデータが提供される。多重検出器アレー315からの出力はデジタル処理ユニット318に供給され、このユニットは多重検出器アレー315により送出された多数の信号を処理してデジタル化する。
図3Cは、レーザー蛍光測定装置300のもう1つの実施例を示す。複数のレーザー302が複数のレーザー光線304を生成する。レーザー光線304は1個又はそれ以上のレンズ306を介して試験容積204上に集束される。レーザー光線304のサイズは、毛管202のサイズに整合している。レーザー302の波長は、蛍光物体106に特有の吸収帯と同調している。この多数レーザー及び検出器システムは、単一のレーザーシステムに付きまとう間違った正及び負の結果を減少させるのを支援する。
図4Aは、デジタル処理ユニット318からのサンプル出力を示す。光電子増倍管312から出てくる電圧信号は、デジタル化されコンピュータに送信され、そこで操作と分析が行われる。電圧信号は、3000Hzまでの周波数で8ビット精度でデジタル化される。
蛍光物体106が試験容積204を通過する度毎に、蛍光ピーク402が現れる。閾値404はベースライン信号レベルとその分散に従って選択される。電圧スパイクのサイズと共に閾値を超えて検出された蛍光ピーク402の数により、蛍光物体106の量の測定が行われる。毒物濃度の場合は、このデータを汚染されていない基準サンプルについてのデータと比較すれば、水サンプル102中の毒物濃度を求めることができる。
図4Bはデジタル処理ユニット318からのもう1つのサンプル出力を示す。蛍光物体106により標識付けされたミクロ粒子104が試験容積204を通過するとき、時間シグネチャ406とスペクトルシグネチャ408付きの蛍光性の光のバーストを生成する。時間シグネチャ406及びスペクトルシグネチャ408は、次にデジタル信号処理ユニット318により処理され、検出されるべきミクロ粒子104及び蛍光物体106の予測される時間及びスペクトルシグネチャと比較される。
広範囲の粒子と微生物は、生来的に、広範囲の波長で蛍光性があるので、ミクロ粒子をスペクトルで区別して確実にそれを検出するのは至難の業である。多数のレーザーソースと検出器は、検出の標的にされたミクロ粒子に付着した染料の蛍光パターンのスペクトル的ピンポイントに近い近似波長で使用してもよい。電子信号分析技術は、検出に先立ち、標的ミクロ粒子の事前に定義された形状とスペクトル特性の理解に合わせた特別仕様にすることができる。
多数の信号を使用すれば正規化が行えるし、選択度が改善される。2個以上の蛍光発光波長及び/又は2個以上の励起波長で計測すれば、異なる染料源を区別することができるスペクトル選択度が得られる。免疫蛍光のために使われる染料は、バックグラウンドの蛍光源に比較すると比較的狭い発光ピークを有するのが普通であるので、オンピーク時信号対オフピーク時信号の割合によって、染料で印された粒子を同じ絶対蛍光度がバックグラウンドで起きてもそれらと正確に区別できる。
バックグラウンド粒子信号は、電子フィルタリングの使用を介して排除され、これにより持続性のある非常に早いデータサンプリング速度が可能になる。電子フィルタリングには数器の検出器の使用が伴い、粒子の光分散シグネチャの特異性と少なくとも2個の蛍光波長シグネチャの存在により実現される。検出されたログ増幅信号の各々の差分信号解析に基づき、標識付けされたミクロ粒子を50kHzまでのデータ周波数速度で選抜する能力が実現される。
図5Aは、ミクロ粒子104を標識付けするために使うことのできる様々な蛍光シアン化合物着色剤の発光スペクトルを示しており、Cy5、Cy5.5、Cy7はそれぞれ最大吸収ピークが650nm、675nm、743nmである。多重検出器アレー318は、最初に特定染料の蛍光スペクトルを記録するのに使うことができる。サンプル中の標識付けされたミクロ粒子104により発光される蛍光スペクトルは、次に染料の記録された蛍光スペクトルと比較される。このやり方では、標識付けされたミクロ粒子104は、識別されて、他の蛍光的に標識付けされたミクロ粒子104から区別される。更に、流量が制御されるので、追跡信号の幅は試験容積204を横切るミクロ粒子104の直径に比例すると考えられる。
図5Bは、他の蛍光印の付いたミクロ粒子が存在する状況でCy5標識付けされたミクロ粒子104を検出するための信号処理戦略のフローチャートを示す。4器の検出器が使用されている。検出器D1は共振レーザー励起に中心合わせされており、この事例では635nmである。検出器D2、D3及びD4は、Cy5蛍光発光の特性に対応して、650nm、670nm、及び690nmで中心合わせされている。
ミクロ粒子104が試験容積204で検出されると、まず、検出器D1により検出された信号の時間履歴が分析され(ブロック502)、信号強度S1及びパルス幅W1が、試験容積内の特定のミクロ粒子の経路により生成される予測時間履歴(Sc,Wc)と比較される(ステップ504)。検出された信号がこの判定基準に合致しなければ、そのデータは排除される(ステップ506)。検出された信号がこの第一試験を通過すれば、検出器D2、D3、及びD4の蛍光輝度比率が分析される(ブロック508)。S2/S3及びS2/S4の蛍光比率が、Cy5蛍光スペクトルSca及びScbそれぞれに対応する予測蛍光比率と比較される(ブロック510)。これら2通りの試験が肯定的であれば、ミクロ粒子が家運とされ(ブロック512)、試験の結果が否定的であればデータは排除される(ブロック514)。
事例1
フロー搬送システムシステム100を既知の蛍光濃度を持った水サンプルを使用して較正した。3x109ビーズ/mlの基準溶剤を1000倍に希釈した。次に、0、3、500、7000、14000、28000ビーズ/mlを含有する水サンプルを、20μlマイクロピペットを使って10%の信頼度で準備した。これらの水サンプルを装置に通した。図6Aは、検出された蛍光ピーク計数対較正サンプルの予想計数を示す。優れた相関関係が一貫して入手できた。
107大腸菌SYTOTM60DNA着色済みの基準サンプルを、最初に70%のイソプロパノールを用いて1時間曝して細菌を死滅させ、次に滅菌洗浄を3回行うことによって準備した。大腸菌の細菌個体群を次に5μmol濃度のSYTOTM60着色剤により着色した。SYTOTM60着色剤のスペクトル特性(Abs=650nm、Em=678mn)は、本発明のレーザーをベースにしたシステムに非常によく適合する。
ml当たり107から0までの着色された大腸菌の5等級に分けられた濃度サンプルを、2μlマイクロピペット及び2μl濾過済み非イオン化水を使って準備した。サンプル毎に100μl溶液を、1ml注入器を使って抜き取った。注入器を注入器ポンプ上に置き、溶液を10μl/分の流量で70μmの単一毛管内に試験容積に向かって注入した。蛍光試験容積は、635nm、5mWレーザーダイオードと単一の10mn焦点レンズを使って20μmの集束されたレーザー光線により規定された。試験容積は、40倍の対物顕微鏡を使って3mmx3mmのスリット上に結像された。光検出器信号は、3000Hz、8バイトのダイナミックレンジでデジタル化された。デジタル化された信号は、単一のシリアルケーブルを介してラップトップコンピュータへと送信された。信号は、専有のソフトウェアを使ってウインドウスクリーン上にオンラインで表示された。各サンプルを10μl/分の流量で30分間注入するのに対応するデータが時系列に記録された。サンプル毎に三重の反復実験が行われたが、これは90分間の注入に相当する。流量、注入時間、及び予想濃度を制御することにより、予想蛍光ピーク計数が計算され、実測計数と比較された。サンプル毎に、平均ピーク滞留時間、ピーク輝度、及びピークパワー(ピーク積分)も計算された。
粒子が試験容積を横切って到着するプロセスはランダム到着プロセスに従い、従ってポアッソンプロセスに従うものと仮定された。予想計数の数は、粒子がレーザー光線を横切る通過時間に匹敵する時間中に2個以上の粒子が試験容積に到着する可能性を考慮に入れるために、一つの検出計数が2個以上の粒子に帰するはずであるという事実を考えに入れそれに従って修正された。
図6Bは、調査された生物濃度についての試験容積への粒子到着速度分布を表している。10μl/分の流量で105p/mlより濃度が高い場合には、ポアッソンの統計的修正が必要である。特に、ml当たり107個の大腸菌濃度ではその期間の80%は試験容積を横切っている大腸菌が2個以上ある。
図6Cは、予想濃度と、着色された個々の大腸菌のレーザー試験容積を通る通路に対応する積分された検出蛍光信号との間の相関を表す。積分された信号は、ポアッソン統計学により修正された検出ピークの数と平均ピークパワー(V/ms)の積として計算された。相関は高く、傾斜98%である。しかしながら、サンプル中に大腸菌が存在しない時には、30秒毎に4ピークの積分されたバックグラウンドノイズが検出された。これらのバックグラウンドは、光線反射を光検出器スリットに偏向させるバブルに属する所、もしくは自然蛍光性粒子に属する所でピークとなる。多数の波長検出アレーと光散乱検出器を使用することによりこれらの間違った正の計数を排除できる。
事例2
ワムシを使った水質モニタリングを、内径70μmの毛管で、635nmの狭帯域を使い、3mWダイオードレーザーで光束直径を40μmとして実行した。干渉フィルタは、670nm(20nmFWM)で12%を、そして他の全ての波長では10-6を透過させるように選択した。
方法
1.フロリダの水産養殖所から、生きているBプリカチリスワムシ培養物を入手した。このワムシは、飼育が簡単で、捕食、繁殖及び死滅速度への毒性サンプルの影響が広い範囲に亘り研究されていることから選んだ。100mlバイアル内のワムシの平均濃度は、5個の20μlサンプルを50倍の顕微鏡で検査して数えた。20μlサンプル毎に平均10匹のワムシが計測され、これは500ワムシ/mlという勘定になる。
2.捕食速度計測を行うために各8mlのサンプル2個を用いた。基準サンプルと試験サンプルである。これら2個のバイアルに500ワムシ/mlのワムシ溶液を満たした。
3.pH、O2、アルカリ度、塩度、及び温度等の水質パラメータをできる限り一定に維持するために、ワムシ媒体溶液を使って2000ppmジアザノン溶液を準備した。20μl量のジアザノン溶液を試験サンプルに加えた。
4.5分間定温放置した後、深紅色の蛍光球体の40x106ビーズ/ml溶液20μlを、基準サンプルと試験サンプル両方に加えた。このときの時間をt=0とした。
5.ルアーユニオンで、20μmプランクトンフィルタが末端に付く100μm片のナイロンチューブに連結された2個の同じ注入器を使って、50μlのサンプルを基準サンプルと試験サンプルとから抽出した。両方共に、生物はビード溶液から濾過分離した。
6.基準サンプルと試験サンプルは、注入器ポンプを使って流量15μl/分で試験室を連続的に通した。手に入れたデータは後の分析に備えて保存した。
7.ステップ5と6を、t=5、10、15、及び20分で繰り返した。
データ分析
各データファイルは、TOXANATM、即ち時系列データ分析ソフトウェアプログラムを使って検索した。このプログラムは、データファイル毎に0−5Vのスケールでデジタル化された光電子増倍管追跡信号の視覚化ができるようになっている。信号のベースライン平均及び分散値の評価を(ピークが検出されない所で)ファイル毎に行った。この測定から、ピーク検出閾値、Tdは以下のように算出した。
Figure 0004754661
平均ピーク輝度、平均ピーク幅、及び平均ピーク面積の他にも、輝度がTdを上回るピークの数をファイル毎に算出した。
分析モデル
平均移動度Ωを持つ生物に対するすきま容積VC1とすきま直径dは次のように仮定できる。
Figure 0004754661
単位時間当たりのすきま容積に存在するビーズの数は以下のようになる。
Figure 0004754661
容積Vは平均移動度Ωを持つ生物を含有するものと仮定する。この容積内では食物粒子もしくはビーズはCb(t)である。
単位時間当たりのビード濃度変化は、
Figure 0004754661
のように変化する。
(1)と(2)を(3)に代入すると、時間経過と共にビード濃度が変化する速度は、以下の微分方程式で表される。
Figure 0004754661
定数kを次のように定義する。
Figure 0004754661
そうすると、l/kは、ビード濃度が下がる速度を反映する時定数である。従って(5)は次のようになる。
Figure 0004754661
(6)を積分すると次のようになる。
(式7) Cb(t)=λ・e-Kt
t=0で、CN=(t=0)=CB0のとき(7)は次のようになる。
(式8) Cb(t)=CB0・e-Kt
捕食速度は、生物毎に単位時間当たりに摂取されるビーズの数と定義され、以下の式で表される。
Figure 0004754661
(8)と(9)を組み合わせると、Fは以下のようになる。
Figure 0004754661
d(Cd)/dtがCb(t)に比べて小さいと仮定すれば、Fは定数となり以下のように表される。
Figure 0004754661
図7Aは、3通りの異なる生物濃度、即ち100ワムシ/ml、250ワムシ/ml、及び1000ワムシ/mlにつき、数式8で求められたモデルによる、正規化されたビード濃度対捕食時間を示す。この場合捕食速度(FR)をモデル化するために使用された分析値は12.7ビーズ/分である。
この値は、以下の仮定、即ち生物がワムシであり、そのすきま割合は移動度15cm/秒で150μm直径の断面に比例するという仮定に基づき計算された。技術の感応度は生物濃度に強く依存しているということに留意することが肝心である。
結果
図7Bは、1ppmのジアザノンを含有している試験サンプルと対照サンプルにつき、正規化された蛍光球体濃度と捕食時間の関係を示している。モデルに対して実験結果を比較するために、500ワムシ/mlの濃度を使用した。
この対照サンプルに関しては、モデルと実験の間の相関は最初の600秒に関してはすばらしい。この領域では、平均捕食速度は29x10-3ビーズ/秒である。900秒後にモデルから実験が逸れるのには2つの要因がある。第1に、モデルはCbの変動がCbに比較して小さいままで、従って捕食速度は一定であると仮定していることである。実際には、捕食速度は食料濃度に依存しており、900秒後には50%下がった。この変動は無視できない。第2に、ワムシは平均消化経過時間が1200秒だということである。蛍光球体はワムシによって代謝されないので、1000秒後にはワムシによりサンプル中に吐き戻されてしまい、このことがビード濃度の増加に寄与することになる。
試験サンプルについては、蛍光球体の濃度は、生物当たりの消化速度10-3ビーズ/秒に比例した傾斜でわずかに下がっている。ここでは、捕食速度は、1ppmのジアザノンへの暴露から30係数分下がった。
図7Cは、1ppmのジアザノンを含有している試験サンプルと対照サンプルにつき、正規化された蛍光球体濃度と捕食時間の関係を示している。生物の濃度は、今度は600ワムシ/mlである。
ここでもまた、対照サンプルに関し、モデルと実験とは最初の600秒に関してはすばらしい一致を示している。捕食速度は、先に入手した生物当たり1.7ビーズ/分という値と比べ、生物当たり3ビーズ/分である。試験サンプルに関しては、ビーズの濃度は時間が経過してもほとんど変化のないままで、捕食速度は0.05ビーズ/分未満を指している。この計測は、先の実験と一致する。
図7Dは、600ワムシ/mlサンプルと1000ワムシ/mlサンプルにつき、正規化された蛍光球体濃度と捕食時間の関係を示している。2個のサンプルを、濃縮された2μm蛍光球体に1700秒間曝した。蛍光球体濃度は、継続してモニターされ、正規化された濃度は報告されて先に述べた隙間割合モデルと比較された。モデルと実験の一致度は、生物当たりの平均捕食速度に対して最適であり、4.8ビーズ/分に等しい。
質量の項で捕食速度を表すと、以下の数式が使え、
Figure 0004754661
ここにFR、ρ、及びVfluoはそれぞれ、個々のワムシ当たりの平均捕食速度、蛍光球体密度、及び個々の蛍光球体容積である。ここで、捕食速度が4.8ビーズ/分、球形状の蛍光球の密度が1.055g/mlで直径が2μmという場合は、生物当たりM−dot=21x10-12g/分である。
本発明に関しこれまで述べてきたのは説明のためである。余すところ無く記したり、本発明を開示された形態に寸分違わず限定することは意図していない。多くの修正や変更が行えることは当業者には自明であろう。本発明の範囲は以下の請求項並びにそれと等価なものによって定義されるものである。

Claims (22)

  1. 流体中のミクロ粒子を検出するための装置であって、ミクロ粒子は蛍光基質で標識付けされ、蛍光物質は電磁照射に曝されると蛍光性の光を放射する、そのような装置において、
    実質的に一定の壁の厚さ及び実質的に一定の内部断面領域を有する毛管チューブであって、磁気要素が該毛管チューブを取り囲むように配置された毛管チューブと、
    前記ミクロ粒子を含む流体を前記毛管チューブを介して流すことが可能な、前記毛管チューブに連結された流体送出システムと、
    前記毛管チューブの試験容積部を定義し、該試験容積部において前記蛍光物質を電磁照射にさらすために前記毛管チューブを介して電磁波照射のビームを放出する電磁照射のソースとを備え、ミクロ粒子を含む前記流体が使用時に前記毛管チューブの前記試験容積部を満たしており、更に
    前記ミクロ粒子が前記試験容積部を通って流れるときに前記蛍光物質から発光する蛍光性の光を計測するように構成されている検出機器を備えていることを特徴とする装置。
  2. 前記ミクロ粒子が、微生物であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  3. 前記ミクロ粒子が、細菌、ウィルス、又は寄生虫であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  4. 前記ミクロ粒子が、CD4細胞であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  5. 前記ミクロ粒子が蛍光球体であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  6. 前記蛍光球体が、フィルタ・フィーダ(濾過摂食動物)により摂取されていることを特徴とする、上記請求項5に記載の装置。
  7. 前記フィルタ・フィーダ(濾過摂食動物)が、流体サンプル中の毒性レベルに感応する捕食速度を有していることを特徴とする、上記請求項6に記載の装置。
  8. 前記蛍光物質が染色接合抗体であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  9. 前記蛍光物質がDNA着色剤であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  10. 前記流体送出システムが、注入器ポンプに連結された注入器であることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  11. 前記流体送出システムが、ぜん動式のポンプであることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  12. 前記電磁照射のソースが少なくとも1個のレーザーであることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  13. 前記検出機器が、検出器のアレーであることを特徴とする、上記請求項1に記載の装置。
  14. 磁荷を有している蛍光物質の標識を付けられたミクロ粒子を検出するための方法において、
    毛管チューブにおいて前記ミクロ粒子を含む流体を選択された箇所まで移送する段階であって、前記毛管チューブは実質的に一定の壁の厚さ及び実質的に一定の内部断面領域を有しており、前記ミクロ粒子を含む前記流体は選択された箇所の前記毛管チューブを満たしており、磁気要素が前記毛管チューブを取り囲むように配置されている、前記移送する段階と、
    前記選択された箇所において前記ミクロ粒子に対して標識付けされた蛍光物質を照射する段階と、
    前記選択された箇所で前記蛍光物質から発光される蛍光性の光を測定する段階とから成ることを特徴とする方法。
  15. 前記ミクロ粒子が、細菌であることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
  16. 前記ミクロ粒子が、ウイルスであることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
  17. 前記ミクロ粒子が、寄生虫シストであることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
  18. 前記ミクロ粒子が、DC4細胞であることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
  19. 前記ミクロ粒子が、蛍光球体であることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
  20. 前記蛍光球体が、フィルタ・フィーダ(濾過摂食動物)により摂取されていることを特徴とする、上記請求項19に記載の方法。
  21. 前記フィルタ・フィーダ(濾過摂食動物)が、流体サンプル中の毒性レベルに感応する捕食速度を有していることを特徴とする、上記請求項20に記載の方法。
  22. 前記蛍光物質が、染色接合抗体であることを特徴とする、上記請求項14に記載の方法。
JP50311999A 1997-06-09 1998-06-09 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置 Expired - Lifetime JP4754661B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4901297P 1997-06-09 1997-06-09
US60/049,012 1997-06-09
PCT/US1998/011958 WO1998057152A1 (en) 1997-06-09 1998-06-09 Method and apparatus for detecting microparticles in fluid samples

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009211291A Division JP4999900B2 (ja) 1997-06-09 2009-09-14 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002506522A JP2002506522A (ja) 2002-02-26
JP2002506522A5 JP2002506522A5 (ja) 2005-12-08
JP4754661B2 true JP4754661B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=21957617

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50311999A Expired - Lifetime JP4754661B2 (ja) 1997-06-09 1998-06-09 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置
JP2009211291A Expired - Lifetime JP4999900B2 (ja) 1997-06-09 2009-09-14 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009211291A Expired - Lifetime JP4999900B2 (ja) 1997-06-09 2009-09-14 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置

Country Status (6)

Country Link
EP (2) EP2302368B1 (ja)
JP (2) JP4754661B2 (ja)
AU (1) AU7831798A (ja)
CA (1) CA2293426C (ja)
ES (1) ES2626646T3 (ja)
WO (1) WO1998057152A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69830598T2 (de) 1997-01-31 2006-05-18 The Horticulture And Food Research Institute Of New Zealand Limited Optische vorrichtung und methode
US6071689A (en) 1997-12-31 2000-06-06 Xy, Inc. System for improving yield of sexed embryos in mammals
US6149867A (en) 1997-12-31 2000-11-21 Xy, Inc. Sheath fluids and collection systems for sex-specific cytometer sorting of sperm
US7208265B1 (en) 1999-11-24 2007-04-24 Xy, Inc. Method of cryopreserving selected sperm cells
US20020028434A1 (en) 2000-09-06 2002-03-07 Guava Technologies, Inc. Particle or cell analyzer and method
JP4685229B2 (ja) * 2000-10-31 2011-05-18 オリンパス株式会社 レーザ顕微鏡
US7713687B2 (en) 2000-11-29 2010-05-11 Xy, Inc. System to separate frozen-thawed spermatozoa into x-chromosome bearing and y-chromosome bearing populations
AU2002237689B2 (en) 2000-11-29 2008-01-10 Xy, Llc. System to separate frozen-thawed spermatozoa into X-chromosome bearing and Y-chromosome bearing populations
EP1302764B1 (en) * 2001-10-10 2007-02-21 Borealis Technology Oy Particle data analysis
US8486618B2 (en) 2002-08-01 2013-07-16 Xy, Llc Heterogeneous inseminate system
EP2283724B8 (en) 2002-08-01 2016-03-16 Xy, Llc Heterospermic insemination to assess sperm function
US7855078B2 (en) 2002-08-15 2010-12-21 Xy, Llc High resolution flow cytometer
US7169548B2 (en) 2002-09-13 2007-01-30 Xy, Inc. Sperm cell processing and preservation systems
NZ577678A (en) 2003-03-28 2010-10-29 Inguran Llc Apparatus and methods for providing sex-sorted animal sperm
NZ544103A (en) 2003-05-15 2010-10-29 Xy Llc Efficient haploid cell sorting for flow cytometer systems
PT2151243E (pt) 2004-03-29 2013-01-25 Inguran Llc Suspensões de esperma para separação em populações enriquecidas carregando o cromossoma x ou y
EP2269617B1 (en) 2004-07-22 2016-04-27 Inguran, LLC Process for enriching a population of sperm cells
EP2085762B1 (en) * 2008-01-30 2018-07-04 Palo Alto Research Center Incorporated Transmitting/reflecting emanating light with time variation
CN101672841B (zh) * 2008-09-09 2013-05-08 北京万德高科技发展有限公司 用于生物样品的检测仪器和检测方法
EP2633284B1 (en) * 2010-10-25 2021-08-25 Accuri Cytometers, Inc. Systems and user interface for collecting a data set in a flow cytometer
JP6092206B2 (ja) 2011-07-19 2017-03-08 オヴィジオ イメージング システムズ エン.ヴェー. 細胞試料内のがん性細胞を検出し、及び/又は分類する方法及びシステム
EP2594334A1 (en) 2011-11-21 2013-05-22 Drive O2 Sample vial for digital holographic analysis of a liquid cell sample
EP2626686A1 (en) 2012-02-13 2013-08-14 Ovizio Imaging Systems NV/SA Flow cytometer with digital holographic microscope
WO2014044823A1 (en) 2012-09-20 2014-03-27 Ovizio Imaging Systems NV/SA Digital holographic microscope with fluid systems
EP3196631A1 (en) 2016-01-19 2017-07-26 Ovizio Imaging Systems NV/SA Digital holographic microscope with electro-fluidic system, said electro-fluidic system and methods of use
CN109270032B (zh) * 2018-08-20 2021-08-20 杭州腾海科技有限公司 一种水体藻类在线监测装置

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137062A (ja) * 1984-09-11 1986-06-24 パルテツク ア−ゲ− 微粒子を分類する方法及びその装置
JPS63231244A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Hitachi Ltd 細胞分析装置
JPH02145941A (ja) * 1988-11-28 1990-06-05 Hitachi Ltd 細胞分析装置
JPH04500274A (ja) * 1989-05-26 1992-01-16 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 高感度螢光単一粒子及び単一分子の検出装置及び方法
JPH04102062A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Hitachi Ltd 粒子免疫側定法
JPH05180751A (ja) * 1991-12-30 1993-07-23 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒子画像分析装置
JPH05312811A (ja) * 1992-05-01 1993-11-26 Canon Inc 生体微量成分検査装置
JPH0694722A (ja) * 1985-08-05 1994-04-08 Biotrack Inc 毛管流れを利用した分析方法
JPH07286953A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Toa Medical Electronics Co Ltd イメージングフローサイトメータ
JPH08163996A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 動物細胞毒性試験方法
WO1997012223A1 (en) * 1995-09-27 1997-04-03 University Of Washington Silicon microchannel optical flow cytometer
JPH10512952A (ja) * 1995-01-16 1998-12-08 ソイニ,エルッキ フロー蛍光法及び装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2732272C2 (de) 1977-07-16 1979-07-05 Deutsches Krebsforschungszentrum Stiftung Des Oeffentlichen Rechts, 6900 Heidelberg Verfahren und Vorrichtung zur Fluoreszenzanalyse von gefärbten Partikeln, insbesondere biologischen Zellen
US4172227A (en) 1978-07-21 1979-10-23 Becton, Dickinson And Company Flow microfluorometer
EP0068404B1 (en) * 1981-06-24 1985-10-02 Becton Dickinson and Company Analyzer for simultaneously determining volume and light emission characteristics of particles
FI844027A (fi) * 1984-10-12 1986-04-13 Labsystems Oy Immunologiskt bestaemningsfoerfarande.
US4668868A (en) 1986-02-20 1987-05-26 Noller Hans T Apparatus for performing fluoroimmunoassays of biological specimens
DE3715114A1 (de) 1987-05-06 1988-11-17 Krause Hans Verfahren und einrichtung zum toxizitaetsnachweis in oberflaechengewaessern sowie in trink- und brauchwasser
DE3718407A1 (de) * 1987-06-02 1988-12-22 Hund Helmut Gmbh Anordnung fuer die optische analyse von partikelpopulationen in gasen und fluessigkeiten
US4838688A (en) * 1987-10-16 1989-06-13 Robert Rhoads High sensitivity chromatography detector
DK111990D0 (da) * 1990-05-04 1990-05-04 Biometic Aps Apparat og fremgangsmaade til analyse af en vaeskesuspension
JP2756397B2 (ja) * 1992-02-20 1998-05-25 キヤノン株式会社 粒子操作方法及び装置、並びにこれを用いた測定装置
US5430541A (en) * 1993-01-12 1995-07-04 Applied Biosystems Inc. High efficiency fluorescence flow cell for capillary liquid chromatography or capillary electrophoresis
US5585246A (en) * 1993-02-17 1996-12-17 Biometric Imaging, Inc. Method for preparing a sample in a scan capillary for immunofluorescent interrogation
NO932088L (no) * 1993-06-08 1995-01-05 Oddbjoern Gjelsnes Anordning for anvendelse ved væskeströmscytometri
DE19520298A1 (de) * 1995-06-02 1996-12-05 Bayer Ag Sortiervorrichtung für biologische Zellen oder Viren

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137062A (ja) * 1984-09-11 1986-06-24 パルテツク ア−ゲ− 微粒子を分類する方法及びその装置
JPH0694722A (ja) * 1985-08-05 1994-04-08 Biotrack Inc 毛管流れを利用した分析方法
JPS63231244A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Hitachi Ltd 細胞分析装置
JPH02145941A (ja) * 1988-11-28 1990-06-05 Hitachi Ltd 細胞分析装置
JPH04500274A (ja) * 1989-05-26 1992-01-16 ザ ボード オブ トラスティーズ オブ ザ リーランド スタンフォード ジュニア ユニバーシティ 高感度螢光単一粒子及び単一分子の検出装置及び方法
JPH04102062A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Hitachi Ltd 粒子免疫側定法
JPH05180751A (ja) * 1991-12-30 1993-07-23 Toa Medical Electronics Co Ltd 粒子画像分析装置
JPH05312811A (ja) * 1992-05-01 1993-11-26 Canon Inc 生体微量成分検査装置
JPH07286953A (ja) * 1994-04-19 1995-10-31 Toa Medical Electronics Co Ltd イメージングフローサイトメータ
JPH08163996A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Sumitomo Bakelite Co Ltd 動物細胞毒性試験方法
JPH10512952A (ja) * 1995-01-16 1998-12-08 ソイニ,エルッキ フロー蛍光法及び装置
WO1997012223A1 (en) * 1995-09-27 1997-04-03 University Of Washington Silicon microchannel optical flow cytometer

Also Published As

Publication number Publication date
CA2293426A1 (en) 1998-12-17
JP4999900B2 (ja) 2012-08-15
CA2293426C (en) 2007-05-15
EP2302368B1 (en) 2017-04-05
AU7831798A (en) 1998-12-30
JP2002506522A (ja) 2002-02-26
EP2302368A1 (en) 2011-03-30
EP0988523B1 (en) 2013-08-14
EP0988523A1 (en) 2000-03-29
JP2010017188A (ja) 2010-01-28
WO1998057152A1 (en) 1998-12-17
ES2626646T3 (es) 2017-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4999900B2 (ja) 流体サンプル中のミクロ粒子を検出するための方法及び装置
US6816257B2 (en) Method and apparatus for detecting microparticles in fluid samples
Lian et al. Flow cytometric analysis of nanoscale biological particles and organelles
Marie et al. Phytoplankton cell counting by flow cytometry
US8576395B2 (en) Integrated microbial collector
CN102089418B (zh) 用于对细胞和生物分子进行计数的系统和方法
ES2357035T3 (es) Método de discriminación de al menos dos poblaciones celulares y aplicación.
CA2459320A1 (en) Rapid detection of replicating cells
CN108139327A (zh) 在线过程监测
WO1989010566A1 (en) Process for forming and using microdroplets
JP2004505245A (ja) 空間解像型酵素結合アッセイ
CN101310173A (zh) 用于检测活细胞活性的装置和方法
US6964857B2 (en) Measuring indigenous photosynthetic organisms to detect chemical warefare agents in water
JP2006512055A (ja) 微生物を同定するための方法およびデバイス
AU2002255500A1 (en) Tissue-based water quality biosensors for detecting chemical warfare agents
JP3845053B2 (ja) フローサイトメータ用標準粒子懸濁液
JP2001149091A (ja) 微生物測定方法及び装置
JP2007248050A (ja) 生細胞の微弱光による解析を行なうための細胞の処理方法および解析方法
US20090326358A1 (en) Non-invasive fast-response biodosimeter
JP2007155558A (ja) 微弱光解析方法
JP2007155557A (ja) 微弱光解析方法
Clark et al. A new real-time biological agent characterisation system
Gheewala et al. Available online through www. jpronline. info
Li et al. Commercial Devices for Living Algae Detection

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050506

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050506

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061205

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070305

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070423

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20071017

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20071126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080415

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080602

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20081209

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091126

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100114

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20101022

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101112

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110526

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370