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JP4685229B2 - レーザ顕微鏡 - Google Patents

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JP4685229B2
JP4685229B2 JP2000333782A JP2000333782A JP4685229B2 JP 4685229 B2 JP4685229 B2 JP 4685229B2 JP 2000333782 A JP2000333782 A JP 2000333782A JP 2000333782 A JP2000333782 A JP 2000333782A JP 4685229 B2 JP4685229 B2 JP 4685229B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に生物学や医学等の用途に用いられるもので、複数の発振波長からなるレーザ光を対物レンズを通して標本に照射し、この標本からの蛍光を検出するレーザ顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
生物学や医学等の用途に用いられるレーザ顕微鏡では、例えば細胞や組織を生きたまま長時間にわたって観察することが要求される。例えば細胞や組織内のカルシウム濃度の変化を観察する場合には、カルシウム濃度に応じた蛍光を発する蛍光指示薬で標本を染色し、この蛍光指示薬に適する波長のレーザ光(励起光)を標本に照射し、この標本からの蛍光を検出する。この場合、一般的に細胞や組織からのシグナル(蛍光)の変化は極めて小さいので、標本に照射するレーザ光の強度は長時間にわたって高い精度で安定していることが要求される。
【0003】
標本に照射するレーザ光の強度が安定しない原因としてはいくつか考えられる。一般的なヘリウムネオンレーザでは、発振出力をモニターして、これをフィードバックして制御することは行われておらず、このために環境温度の変化等によりその発振出力は変動する。
【0004】
又、多波長発振、例えば488nm、514.5nmの波長のレーザ光で発振するアルゴンレーザには、発振出力をモニターして、フィードバック制御するものがある。しかし、波長488nm、514.5nmのアルゴンレーザ光の総合出力をモニターしているので、各ラインの出力は発振モード(波長488nm、514.5nm)の間で競合し、このために各発振波長は変動してしまう。さらに、アルゴンガスの消費により波長488nm、514.5nmのアルゴンレーザ光の発振出力の強度比が使用時間とともに変化する。
【0005】
一方、レーザ光を光ファイバーに導入してレーザ顕微鏡本体に導光するようなレーザ顕微鏡では、環境温度の変化により光ファイバーによる出力変動や、構成要素の熱変形による導光効率の変動により標本に照射するレーザ光の強度が変動する。
【0006】
以上のような原因によりレーザ光の強度が変動すると、実際には標本からのシグナル(蛍光)は変化していないにも拘わらず、あたかもシグナルの変化があったような誤った結果が生じる可能性がある。
【0007】
このような事から標本に照射するレーザ光の強度を安定化するための技術として例えば特開平11−231222号公報、特開2000−206415号公報がある。特開平11−231222号公報には、複数の波長のレーザ光を結合した後、そのレーザ光の一部をビームスプリッタにより分割し、次に交換可能なフィルターにより波長を選択し、この選択された波長のレーザ光を光検出器(第一検出エレメント)により受光してその波長のレーザ光の強度を検出し、この検出信号に基づいてレーザ出力又はレーザ強度調整を行う、例えばレーザと光ファイバーとの間に配置された音響光学素子(例えばAOTF)によりレーザ光の強度を制御することが記載されている。
【0008】
特開2000−206415号公報には、走査モジュールに接続されたレーザ放射を恒常的に監視するために、制御ユニットが駆動した線型フィルタ輪又は領域選択フィルター輪、又はフィルタースライダと組み合わせて動作制御し、これにより選択されたレーザラインの出力を検出してその検出信号に基づいてAOTFを駆動して、選択されたレーザラインの出力の安定を図ることが記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では、細胞や組織の機能探索をさらに深めるために、これら標本から2種類以上のシグナル(蛍光)を同時に検出して、その機能解析を行うことが強く要求されている。例えば、異なる波長の蛍光蛋白、GFP(緑色の蛍光を発する蛋白:GREEN FLUORESCENT PROTEIN)とRFP(赤色の蛍光を発する蛋白:RED FLUORESCENT PROTEIN)とを細胞に遺伝子発現させ、これらの時間観察を行うことである。
【0010】
この場合、標本に照射するレーザ光は、これら蛍光蛋白GFP、RFPに最適な波長である必要があり、しかもその2波長のレーザ光はどちらもその光強度が安定していることが必要である。
【0011】
ところが、上記2つの公報に記載されている技術は、一つの波長のレーザ光の強度のみを安定化するためのものであって、同時に2波長以上の波長のレーザ光の強度を安定するように制御することはできない。
【0012】
そこで本発明は、標本に照射する複数の波長からなるレーザ光強度を同時に安定に制御できるレーザ顕微鏡を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載による本発明は、複数の発振波長からなるレーザ光を対物レンズを通して標本に照射し、この標本からの蛍光を検出するレーザ顕微鏡において、プリズム又は回折光子で構成され、前記標本に照射される前記複数の発振波長からなる前記レーザ光をスペクトル分解するスペクトル分解手段と、前記スペクトル分解手段によりスペクトル分解されたレーザ光を受光する1つの受光素子列と、前記1つの受光素子列の出力信号を受けて前記標本に照射される前記レーザ光の強度を前記発振波長ごとに制御する制御手段とを具備したことを特徴とするレーザ顕微鏡である。
【0014】
請求項2記載による本発明は、請求項1記載のレーザ顕微鏡において、さらに、前記スペクトル分解手段と前記受光素子列との間に配置され、前記スペクトル分解された前記レーザ光を前記受光素子列に集光する集光レンズを有することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載による本発明は、請求項1又は2記載のレーザ顕微鏡において、前記受光素子列は固体撮像素子であることを特徴とする。
【0016】
請求項4記載による本発明は、請求項2又は3記載のレーザ顕微鏡において、前記複数の発振波長からなる前記レーザ光は、複数のレーザ光源からそれぞれ発振されて各レーザ光をダイクロイックミラーにより1本に合成されたものであり、前記合成された前記レーザ光の光路には、前記制御手段である音響光学素子が配置され、前記音響光学素子は、波長選択制御と各波長の光強度の制御とを行うことを特徴とする。
【0017】
請求項5記載による本発明は、請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のレーザ顕微鏡において、前記複数の発振波長からなる前記レーザ光をレーザ顕微鏡本体に導く光ファイバーを設けたことを特徴とする。
請求項6記載による本発明は、請求項5項記載のレーザ顕微鏡において、前記レーザ光をコリメートするコリメータレンズと、このコリメータレンズによりコリメートされた前記レーザ光の一部を分離するビームスプリッタと、このビームスプリッタにより分離された前記レーザ光をスペクトル分解するスペクトル分解手段と、このスペクトル分解手段によりスペクトル分解されたレーザ光を集光する集光レンズと、この集光レンズにより集光されたレーザ光を受光する前記受光素子列とを1つにブロック化し、レーザ顕微鏡本体に対して着脱自在に構成したことを特徴とする。
請求項7記載による本発明は、請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のレーザ顕微鏡において、前記制御手段は、前記スペクトル分解手段と前記レーザの光源との間に配置されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
(1)以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は走査型レーザ顕微鏡の構成図である。支持台1上には、アルゴンレーザ2が固定されている。このアルゴンレーザ2は、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光を発振するものである。
【0020】
このアルゴンレーザ2から発振されるレーザ光の光路上には、レーザ顕微鏡本体を構成する走査ユニット3が設けられている。この走査ユニット3は、レーザ光を標本4に走査するもので、レーザ光の光路上にビームスプリッタ5を配置し、このビームスプリッタ5の反射光路上にX−Yスキャナ6を配置したものとなっている。
【0021】
標本4は、例えばGFPとYFP(YELLOW FLUORESCENT PROTEIN) とを遺伝子発現させた細胞である。
【0022】
又、ビームスプリッタ5の透過光路(X−Yスキャナ6からビームスプリッタ5に入射する方向の光路)上には、ミラー7を介してダイクロイックミラー8とミラー9とが直列に配置されている。ダイクロイックミラー8は、波長488nmと514.5nmの2波長のレーザ光を標本4に照射したときに発する2つの波長λ1’、λ2’の蛍光を分離するもので、一方の波長λ1’の蛍光を反射し、他方の波長λ2’の蛍光を透過する性能を有している。このうちダイクロイックミラー8の反射光路上には、共焦点レンズ10a、共焦点ピンホール11a、バンドパスフィルタ12a及び光検出器13aが配置され、かつダイクロイックミラー8の透過光路上の上記ミラー9の反射光路上には、共焦点レンズ10b、共焦点ピンホール11b、バンドパスフィルタ12b及び光検出器13bが配置されている。
【0023】
上記X−Yスキャナ6による走査上には、瞳投影レンズ14を介してミラー15と観察用プリズム16とが設けられている。これらミラー15と観察用プリズム16とは、切り替え装置17によりいずれか一方が光路上に配置されるようになっている。ミラー15の反射光路上には、結像レンズ18を介して対物レンズ19が設けられている。なお、観察用プリズム16が光路中に入ると、接眼レンズ20を通して標本4を目視観察できる。
【0024】
上記走査ユニット3内のAOTF25からビームスプリッタ5までのレーザ光の光路上には、ビームスプリッタ21が配置されている。このビームスプリッタ21は、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光の一部を取り出すもので、その取り出し光路上には、プリズム22が配置されている。
【0025】
このプリズム22は、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光をスペクトル分解するもので、この場合には波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2本のレーザ光に分離するものである。
【0026】
このプリズム22のスペクトル出射方向には、2分割フォトダイオード23が配置されている。この2分割フォトダイオード23は、プリズム22によりスペクトル分解されたレーザ光を受光する受光素子列としての機能を有するもので、その分割面は、スペクトルの分解される方向と同一方向に配置されている。
【0027】
制御器24は、2分割フォトダイオード23から出力される検出信号を入力し、この検出信号に基づいて波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度がそれぞれ一定になるように、アルゴンレーザ2の出力端に固定されたAOTF25を制御する機能を有している。
【0028】
このAOTF25は、制御器24の制御により、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2本の発振波長に対して、波長選択を行うとともに、出射出力を連続的に制御するものとなっている。
【0029】
次に、上記の如く構成された走査型レーザ顕微鏡の作用について説明する。
【0030】
アルゴンレーザ2から波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光が発振出力されると、このレーザ光は、AOTF25を通過してビームスプリッタ21に入射し、その一部が取り出されてプリズム22に入射する。
【0031】
このプリズム22では、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光がスペクトル分解され、2分割フォトダイオード23の分割面に各ラインの2本のレーザ光が入射する。
【0032】
この2分割フォトダイオード23は、プリズム22によりスペクトル分解されたレーザ光を分割面で受光してその検出信号を出力する。
【0033】
制御器24は、2分割フォトダイオード23から出力される検出信号を入力し、この検出信号に基づいて波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度がそれぞれ一定になるように、アルゴンレーザ2の出力端に固定されたAOTF25を制御(波長選択制御、振幅制御)する。
【0034】
このとき、アルゴンレーザ2から発振出力される波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光のラインに出力変動があると、これらラインの光強度の変動が2分割フォトダイオード23により検出され、制御器24により波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度がそれぞれ一定になるようにAOTF25が制御される。
【0035】
このように波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度がそれぞれ一定になるように制御されたレーザ光は、ビームスプリッタ5で反射され、X−Yスキャナ6によりX−Y方向に走査される。
【0036】
この走査されたレーザ光は、瞳投影レンズ14を通過し、ミラー15で反射され、結像レンズ18を通過し、対物レンズ19によりスポットを結んで標本4上に走査される。
【0037】
この標本4から発せられる各波長λ1’、λ2’の各蛍光は、光路を逆方向に戻り、すなわち対物レンズ19から結像レンズ18、ミラー15、瞳投影レンズ14、X−Yスキャナ6を通り、さらにビームスプリッタ6を透過し、ミラー7で反射してダイクロイックミラー8に入射する。
【0038】
このダイクロイックミラー8は、2つの波長λ1’、λ2’の蛍光のうち一方の波長λ1’の蛍光を反射し、他方の波長λ2’の蛍光を透過する。このうちダイクロイックミラー8で反射した波長λ1’の蛍光は、共焦点レンズ10a、共焦点ピンホール11a、バンドパスフィルタ12aを通って光検出器13aに入射する。
【0039】
これと共にダイクロイックミラー8を透過した波長λ2’の蛍光は、共焦点レンズ10b、共焦点ピンホール11b、バンドパスフィルタ12bを通って光検出器13bに入射する。
【0040】
従って、これら光検出器13a、13bから出力される各蛍光強度信号を入力して蓄積し、それぞれX−Yスキャナ6の駆動信号に同期して画像が作像される。
【0041】
このように上記第1の実施の形態においては、ビームスプリッタ21により波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光の一部を取り出し、プリズム22によりこれら波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの2波長のレーザ光をスペクトル分解し、このスペクトル分解された2ラインの強度を2分割フォトダイオード23により検出し、制御器24により2分割フォトダイオード23から出力される検出信号に基づいて波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度がそれぞれ一定になるように、アルゴンレーザ2の出力端に固定されたAOTF25を制御するので、波長λ1=488nmとλ2=514.5nmとの両方のラインの光強度を同時にかつ安定して一定に制御でき、例えば標本4としてGFPとYFPとを遺伝子発現させた細胞の長時間観察を、極めて高い信頼性をもって行うことができる。又、2分割フォトダイオード23を用いるので、安価に構成できる。
【0042】
(2)次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0043】
図2は走査型レーザ顕微鏡の構成図である。ベース30には、主に波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nmの3波長のレーザ光を発振出力するアルゴンレーザ31と、波長λ4=543nmのレーザ光を発振出力するヘリウムネオンレーザ32と、波長λ5=633nmのレーザ光を発振出力するヘリウムネオンレーザ33とが設けられている。このうちアルゴンレーザ31の出射光路上にはダイクロイックミラー34が配置され、ヘリウムネオンレーザ32の出射光路上にはダイクロイックミラー35が配置され、ヘリウムネオンレーザ33の出射光路上にはミラー36が配置され、これらレーザ31、32、33からそれぞれ発振出力されるレーザ光は合成されて1本のレーザ光になっている。
【0044】
又、ベース30における1本のレーザ光の出射端には、AOTF25が固定されている。このAOTF25は、制御器24の制御により、波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの5本の発振波長に対して、任意の組み合わせで波長選択が行えるとともに、出射出力を連続的に制御するものとなっている。
【0045】
このAOTF25の出射端には、集光レンズ37を備えると共に、光ファイバー38の一端を固定するファイバーカプラ39が固定されている。なお、光ファイバー38の一方の光ファイバー端38aは、ファイバーカプラ39内の集光レンズ37の集光位置に位置決めされている。
【0046】
一方、レーザ顕微鏡本体を構成する走査ユニット3には、スペクトルを分解し監視するための1つのブロック40が着脱自在に設けられている。このブロック40内には、図3の拡大構成図に示すように光ファイバー38の他方の光ファイバー端38bが挿入・固定され、この光ファイバー端38bから出射されるレーザ光の光路上にコリメータレンズ41を介してビームスプリッタ42が配置されている。このビームスプリッタ42は、コリメータレンズ41によりコリメートされたレーザ光の一部を取り出すものである。
【0047】
このビームスプリッタ42により取り出されたレーザ光の光路上には、プリズム43が配置されている。
【0048】
このプリズム43は、光ファイバー端38bから出射されたレーザ光を波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの5波長のレーザ光にスペクトル分解するものである。
【0049】
このプリズム43のスペクトル出射方向には、集光レンズ44を介して一次元CCD45が配置されている。この一次元CCD45は、プリズム45によりスペクトル分解されたレーザ光を受光する受光素子列としての機能を有するもので、その分割面は、波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの各ラインに対応する5個のブロック面に分割され、これらブロック面ごとに各検出信号を出力するものとなっている。なお、これら検出信号は、各ブロック面ごとに各素子の出力信号の和である。
【0050】
制御器24は、一次元CCD45から出力される各検出信号を入力し、これら検出信号に基づいて波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの各ラインの光強度がそれぞれ一定になるように、AOTF25を制御する機能を有している。
【0051】
なお、走査ユニット3には、最大で4種類に蛍光標識された標本4を同時に観察できるように、ダイクロイックミラー8a、8b、8c、共焦点レンズ10a、10b、10c、10d、共焦点ピンホール11a、11b、11c、11d、バンドパスフィルタ12a、12b、12c、12d及び光検出器13a、13b、13c、13dと、ミラー9が設けられている。
【0052】
次に、上記の如く構成された走査型レーザ顕微鏡の作用について説明する。
【0053】
アルゴンレーザ31から波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nmの3波長のレーザ光が発振出力され、ヘリウムネオンレーザ32から波長λ4=543nmのレーザ光が発振出力され、かつヘリウムネオンレーザ33から波長λ5=633nmのレーザ光が発振出力されると、これらレーザ光は、ダイクロイックミラー34、35及びミラー36により1本のレーザ光に合成される。
【0054】
この合成されたレーザ光の中で任意組み合わせで選択された波長のレーザ光は、AOTF25を通過し、集光レンズ37により集光されて光ファイバー38の一方の光ファイバー端38aから入射し、この光ファイバー38を伝播してブロック40に挿入された他方の光ファイバー端38bから出射する。
【0055】
この光ファイバー端38bから出射されたレーザ光は、コリメータレンズ41によりコリメートされ、ビームスプリッタ42によりその一部が取り出されてプリズム43に入射する。
【0056】
このプリズム43では、光ファイバー端38bから出射されたレーザ光が波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの5波長のレーザ光がスペクトル分解され、これらλ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの各ラインが一次元CCD45の5個のブロック面に入射する。
【0057】
この一次元CCD45は、プリズム45によりスペクトル分解されたレーザ光を受光し、そのブロック面ごとに各検出信号を出力する。
【0058】
制御器24は、一次元CCD45から出力される各検出信号を入力し、これら検出信号に基づいて波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの各ラインの光強度がそれぞれ一定になるように、AOTF25を制御する。
【0059】
このとき、波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmのラインの中で任意の組み合わせで発振された波長のレーザ光に出力変動があると、これらラインの光強度の変動が一次元CCD45により検出され、制御器24によりλ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの中で選択された各ラインの光強度がそれぞれ一定になるようにAOTF25が制御される。
【0060】
このように各波長のラインの光強度がそれぞれ一定になるように制御されたレーザ光は、ビームスプリッタ5で反射し、X−Yスキャナ6によりX−Y方向に走査される。
【0061】
この走査されたレーザ光は、瞳投影レンズ14を通過し、ミラー15で反射され、結像レンズ18を通過し、対物レンズ19によりスポットを結んで標本4上に走査される。
【0062】
この標本4から発せられる各蛍光は、光路を逆方向に戻り、すなわち対物レンズ19から結像レンズ18、ミラー15、瞳投影レンズ14、X−Yスキャナ6を通り、さらにビームスプリッタ5を透過し、ミラー7で反射してダイクロイックミラー8a以後の光検出器13a、13b、13c、13dに入射し、これら光検出器から出力される各蛍光強度信号を入力して蓄積し、それぞれX−Yスキャナ6の駆動信号に同期して画像を形成し、最大4種類に蛍光標識した標本15の蛍光画像が作像される。
【0063】
このように上記第2の実施の形態においては、ビームスプリッタ42により波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの5波長のレーザ光の中で、任意の組み合わせで選択された波長のレーザ光の一部を取り出し、プリズム43によりこれら波長のレーザ光をスペクトル分解し、このスペクトル分解された各ラインの強度を一次元CCD45により検出し、制御器24により一次元CCD45から出力される各検出信号に基づいて各ラインの光強度がそれぞれ一定になるように、AOTF25を制御するので、波長λ1=488nm、λ2=514.5nm、λ3=457.9nm、λ4=543nm、λ5=633nmの5ラインの光強度を同時にかつ安定して一定に制御でき、標本4を遺伝子発現させた細胞の長時間観察を、極めて高い信頼性をもって行うことができる。又、一次元CCD45を用いたので、複数のレーザラインに対応でき、自由度の高い設計が可能となる。
【0064】
さらに、コリメータレンズ41、ビームスプリッタ42、プリズム43、集光レンズ44及び一次元CCD45を1つのブロック40として構成したので、例えば倒立型の顕微鏡本体に走査ユニット3が接続されている走査型レーザ顕微鏡がもう一台ある場合、使用目的によって、これら正立型、倒立型を使い分けたいときに、レーザ光源及び各ラインの光強度を検出するCCDを含むブロックを共通に使用でき、安価にすることができる。
【0065】
なお、本発明は、上記第1及び第2の実施の形態に限定されるものでなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。
【0066】
さらに、上記実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出できる。例えば、実施形態に示されている全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0067】
例えば、上記第1及び第2の実施の形態におけるスペクトル分解手段としては、プリズム22、43に限らず、回折光子、又はビームスプリッタを用いてもよい。
【0068】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、標本に照射する複数の波長からなるレーザ光強度を同時に安定に制御できるレーザ顕微鏡を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる走査型レーザ顕微鏡の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】本発明に係わる走査型レーザ顕微鏡の第2の実施の形態を示す構成図。
【図3】本発明に係わる走査型レーザ顕微鏡の第2の実施の形態におけるブロック内の拡大構成図。
【符号の説明】
1:支持台
2:アルゴンレーザ
3:走査ユニット
4:標本
5:ビームスプリッタ
6:X−Yスキャナ
7:ミラー
8:ダイクロイックミラー
9:ミラー
10a,10b:共焦点レンズ
11a,11b:共焦点ピンホール
12a,12b:バンドパスフィルタ
13a,13b:光検出器
14:瞳投影レンズ
15:ミラー
16:観察用プリズム
17:切り替え装置
18:結像レンズ
19:対物レンズ
20:接眼レンズ
21:ビームスプリッタ
22:プリズム
23:2分割フォトダイオード
24:制御器
25:AOTF
30:ベース
31:アルゴンレーザ
32,33:ヘリウムネオンレーザ
34,35:ダイクロイックミラー
36:ミラー
37:集光レンズ
38:光ファイバー
39:ファイバーカプラ
40:ブロック
41:コリメータレンズ
42:ビームスプリッタ
43:プリズム
44:集光レンズ
45:一次元CCD

Claims (7)

  1. 複数の発振波長からなるレーザ光を対物レンズを通して標本に照射し、この標本からの蛍光を検出するレーザ顕微鏡において、
    プリズム又は回折光子で構成され、前記標本に照射される前記複数の発振波長からなる前記レーザ光をスペクトル分解するスペクトル分解手段と、
    前記スペクトル分解手段によりスペクトル分解されたレーザ光を受光する1つの受光素子列と、
    前記1つの受光素子列の出力信号を受けて前記標本に照射される前記レーザ光の強度を前記発振波長ごとに制御する制御手段と、
    を具備したことを特徴とするレーザ顕微鏡。
  2. さらに、前記スペクトル分解手段と前記受光素子列との間に配置され、前記スペクトル分解された前記レーザ光を前記受光素子列に集光する集光レンズを有することを特徴とする請求項1記載のレーザ顕微鏡。
  3. 前記受光素子列は固体撮像素子であることを特徴とする請求項1又は2記載のレーザ顕微鏡。
  4. 前記複数の発振波長からなる前記レーザ光は、複数のレーザ光源からそれぞれ発振されて各レーザ光をダイクロイックミラーにより1本に合成されたものであり、
    前記合成された前記レーザ光の光路には、前記制御手段である音響光学素子が配置され、
    前記音響光学素子は、波長選択制御と各波長の光強度の制御とを行う、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載のレーザ顕微鏡。
  5. 前記複数の発振波長からなる前記レーザ光をレーザ顕微鏡本体に導く光ファイバーを設けたことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項記載のレーザ顕微鏡。
  6. 前記レーザ光をコリメートするコリメータレンズと、このコリメータレンズによりコリメートされた前記レーザ光の一部を分離するビームスプリッタと、このビームスプリッタにより分離された前記レーザ光をスペクトル分解するスペクトル分解手段と、このスペクトル分解手段によりスペクトル分解されたレーザ光を集光する集光レンズと、この集光レンズにより集光されたレーザ光を受光する前記受光素子列とを1つにブロック化し、レーザ顕微鏡本体に対して着脱自在に構成したことを特徴とする請求項5項記載のレーザ顕微鏡。
  7. 前記制御手段は、前記スペクトル分解手段と前記レーザの光源との間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか1項記載のレーザ顕微鏡。
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