JP4754145B2 - 2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類の製造法 - Google Patents
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Description
本発明は、殺微生物性、特に殺菌・殺カビ性を有する2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類の製造のための新規な方法に関する。
【0002】
適切に置換されたオキシランを塩基及び希釈剤の存在下で1,2,4−トリアゾールと反応させることにより、多数の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類を製造することができることは既知である。しかしながら、この方法は、所望の1,2,4−トリアゾール−1−イル化合物(=「非対称トリアゾール」)の他に、種々の割合の邪魔な1,3,4−トリアゾール−1−イル誘導体(=「対称トリアゾール」)も得られるという欠点を有する(Tetrahedron Lett.30(1989)4013−4016を参照されたい)。当然、これは1,2,4−トリアゾール−1−イル誘導体の収率を下げる。さらに、邪魔な1,3,4−トリアゾール−1−イル化合物の除去は、仕上げをもっと複雑にし、多くの場合に1,2,4−トリアゾール−1−イル誘導体の収率がさらにもっと低下する。
【0003】
置換ヒドラジンを[2−アザ−3−(ジメチルアミノ)−2−プロペン−1−イリデン]−ジメチルインモニウムクロリド(「ゴールド試薬」(“Gold's reagent")と反応させることにより、1−位において置換されている1,2,4−トリアゾール類が得られ得ることも既知である(Angew.Chem.72(1960)956−959)。しかしながら、収率は満足できるものではない。さらに別の欠点は、トリアゾリル誘導体のモル当たりに2モルのジメチルアミンが作られることである。
【0004】
さらに、ヒドラジン誘導体をホルムアミジンアセテートと反応させることにより、1−位において置換されている1,2,4−トリアゾールが得られ得ることは既知である(“N−C−N Chemicals;Formamidine;Building Block for heterocycles and intermediates”,company publication from SKW Trostberg AG.1989を参照されたい)。かくして2−(1−クロロ−シクロプロピル)−2−(2−クロロベンジル)−オキシランをヒドラジン水和物と反応させ、続いて得られる2−(1−クロロ−シクロプロピ−1−イル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシ−プロピル−ヒドラジンをホルムアミジンアセテートと反応させることにより、2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロ−フェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを合成することができる(DE−A 40 30 039を参照されたい)。しかしながら、所望の標的生成物の収率が比較的低いことは不利である。
【0005】
今回、式
【0006】
【化7】
【0007】
[式中、
A1及びA2は互いに独立して直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルキンジイルを示すか又はメチレン基が酸素により置き換えられているアルカンジイルを示し、
R1及びR2は互いに独立して水素を示すか、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は場合により置換されていることができるアリールを示し、
R3及びR4は互いに独立して水素を示すか又は場合により置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3はそれらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキルを示し、
A2は直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルキンジイルを示すか又は1個のメチレン基が酸素により置き換えられているアルカンジイルを示し、
R2は水素を示すか、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は場合により置換されていることができるアリールを示し、
R4は水素を示すか又は場合により置換されていることができるアルキルを示すか、
あるいは
R3及びR4は水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−はそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
【0008】
【化8】
【0009】
の基を示す]
のヒドラジン誘導体を式
【0010】
【化9】
【0011】
[式中、
Xは塩素又は臭素を示す]
のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドと、適宜希釈剤の存在下で反応させることにより、式
【0012】
【化10】
【0013】
[式中、
A1、A2、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通りである]
の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類を製造することができることが見いだされた。
【0014】
本発明に従う方法により、式(I)の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類を円滑な反応で製造することができることは非常に驚くべきことであり、それは、邪魔な副反応及び式(III)のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドの分解があることを先行技術が示しているからである。かくして、Ber.dtsch.Chem.Ges.16 (1883) 308−311から、N−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドは水又はアルコールにより分解されることになる。さらに、Chem.Ber.35,(1902) 2496−2511は、1当量のN−ジクロロメチルホルムアミジニウムクロリドは2当量の式R−NH2の第1級アミンと容易且つ完全に反応し、3当量の塩化水素が脱離し、1当量のホルムアミジン及び1当量の式R−N=CH−NH−Rの2置換ホルムアミジンを与えることを記載している。o−フェニレンジアミンのN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドとの反応はベンズイミダゾールを与える(Chem.Ber.35 (1902),2496−2511を参照されたい)。フェニルヒドラジンは第1級アミンと同様に、N−ジクロロメチルホルムアミジニウムクロリドと反応する;しかしながら、生成するホルムアミジン誘導体はさらに大気酸素又は第3当量のフェニルヒドラジンにより酸化され、式Ph−N=N−CH=N−NH−Phのジフェニルホルマザンを与える(Chem.Ber.35 (1902),2496−2511を参照されたい)。フェニルヒドラジン及びN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドからの1−フェニル−1,2,4−トリアゾールの生成は報告されていない。これらの既知の反応を考慮し、本発明に従う反応が所望の型の生成物を高収率で与えるであろうことは、予期に反して疑いがなかった。
【0015】
本発明に従う方法は複数の利点を有する。かくして、既に言及した通り、それは式(I)の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類を高収率で、対応する「対称」トリアゾール誘導体を含まずに合成することを可能にする。さらに、必要な出発材料及び反応成分を簡単な方法で製造することができ、比較的大量にさえ入手可能であることは好ましい。最後に、収率がホルムアミジンアセテート又は「ゴールド試薬」とのヒドラジンの匹敵する反応の場合の収率より高いことはさらに別の利点である。「ゴールド試薬」の使用と比較し、N−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドを用いる本発明に従う反応がハロゲン化水素及びアンモニアのみを生ずることはさらに好ましい。
【0016】
[1−(2−クロロフェニル)−2−(1−クロロ−シクロプロピル)−2−ヒドロキシ]−プロピルヒドラジン塩酸塩及びN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを出発材料として用いれば、本発明に従う方法の経路を下記の式スキームにより示すことができる。
【0017】
【化11】
【0018】
式(II)は、本発明に従う方法を行うために出発材料として必要なヒドラジン誘導体の一般的定義を与えている。
A1が直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキンジイルを示すか又は1個のメチレン基が酸素により置き換えられている、2〜4個の鎖メンバーを有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示し、
A2が直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルケンジイルを示すか又は場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキンジイルを示し、
R1が3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び/又は1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、又は
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R2が水素を示すか又は3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、又は
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ及び1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R3及びR4が互いに独立して水素又は1〜4個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを示し、
A2が直接結合を示し、
R2が水素を示すか又は3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか
あるいは
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R4が水素を示すか又は1〜4個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4が水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−がそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
【0019】
【化12】
【0020】
の基を示す
式(II)のヒドラジン誘導体を用いるのが好ましい。
【0021】
A1が単結合を示すか、メチレン、エタン−1,1−ジイル、エタン−1,2−ジイル、エテン−1,2−ジイル、エチン−1,2−ジイル又は−O−CH2を示し、ここでCH2基がカルビノール炭素原子に結合しており、
A2が直接結合を示すか又はメチレン、エタン−1,1−ジイル、エタン−1,2−ジイル、プロパン−1,1−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−2,2−ジイル、ブタン−1,1−ジイル、ブタン−1,2−ジイル、ブタン−1,3−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ブタン−2,2−ジイル、2−メチル−プロパン−1,2−ジイル、エチレン−1,2−ジイル又はエチン−1,2−ジイルを示し、それらのそれぞれは場合によりフッ素及び/又は塩素で一−もしくは二置換されていることができ、
R1が3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R2が水素を示すか又は3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R3及びR4が互いに独立して水素、メチル又はエチルを示すか、
あるいは
R3及びR4がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを示し、
A2が直接結合を示し、
R2が水素を示すか又は
3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R4が水素、メチル又はエチルを示すか、
あるいは
R3及びR4が水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−がそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
【0022】
【化13】
【0023】
の基を示す
式(II)のヒドラジン誘導体が特に好ましい。
【0024】
式(II)のヒドラジン誘導体は既知であるか又は既知の方法により製造することができる。かくして、式
【0025】
【化14】
【0026】
[式中、
A1、A2、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通りである]
のオキシラン類をヒドラジン又はヒドラジン水和物と反応させることにより、式(II)のヒドラジン誘導体を得ることができる(J.Org.Chem.61(1996) 4125;J.Amer.Chem.Soc.99(1977) 1172;Bull.Soc.Chim.Fr.1947 850;及びBull.Soc.Chim.Fr.1939,708を参照されたい)。
【0027】
式(IV)のオキシラン類は既知であるか又は既知の方法により製造することができる。
【0028】
式(II)のヒドラジン誘導体は遊離の塩基として又はそれらの塩、例えばそれらの塩酸塩、臭化水素塩もしくは硫酸水素塩の形態で用いられ得る。塩酸塩を用いるのが好ましい。
【0029】
式(III)は、本発明に従う方法を行うために出発材料としてさらに必要なN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドの一般的定義を与えている。この式において、Xは好ましくは塩素を示す。
【0030】
N−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライド(III)は既知であるか又は既知の方法により製造することができる。かくして、式(III)のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドは、2当量のシアン化水素酸を3当量のハロゲン化水素と反応させることにより得られる。N−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドは、シアン化水素酸のセスキヒドロハライドとも呼ばれる。N−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドは、例えば、乾燥塩化水素を、約−10℃に冷却された例えば酢酸エチルのような希釈剤中のシアン化水素酸の溶液中に導入することにより製造することができる(Ber.dtsch.Chem.Ges.16(1883) 308−311を参照されたい)。N−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドは式
【0031】
【化15】
【0032】
により示され得る。しかしながら、他の構造も可能である(Chem.Ber.99(1966),431−444を参照されたい)。簡単のために、式(III−1)のみを本明細書下記で使用するが、これはシアン化水素酸のセスキヒドロクロリドの実際の構造についての決定が成されたことを意味しない。
【0033】
本発明に従う方法を行うために適した希釈剤は、一般的に、すべての通常の不活性有機溶媒である。カルボン酸エステル、例えばギ酸メチル、ギ酸エチル、酢酸エチル及び酢酸メチル、さらにエーテル類、例えばtert−ブチルメチルエーテル及び1,4−ジオキサン、さらにN,N−二置換酸アミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド及びN−メチルピロリドン及びさらに芳香族もしくは脂肪族炭化水素、例えばトルエン、キシレン、シクロヘキサン及びメチルシクロヘキサンを用いるのが好ましい。酢酸メチル、酢酸エチル及びトルエンが特に好ましい。
【0034】
本発明に従う方法を行う場合、反応温度は比較的広い範囲内で変えることができる。多くの場合、温度範囲の上限は、式(II)のヒドラジン誘導体の分解温度により与えられる。一般に方法は20〜200℃、好ましくは30〜150℃の温度で行われる。
【0035】
本発明に従う方法は一般に大気圧下で行われる。しかしながら、加圧もしくは減圧下で操作することもできる。
【0036】
本発明に従う方法を行う場合、反応成分が用いられる比率は比較的広い範囲内で変えることができる。経済的理由から、式(II)のヒドラジン誘導体もしくはその塩のモル当たりに少なくとも1モルの式(III)のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドを用いる。しかしながら、1モル未満のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドを用いることもできる。好ましくは1〜30モル%、特に好ましくは5〜20モル%の過剰で式(III)のN−ジハロゲノメチルホルムアミジニウムハライドを用いる。仕上げは通常の方法により行われる。一般に、反応混合物を水及び水とわずかに混和性である有機溶媒と混合し、有機相を分離し、水相を有機溶媒で抽出し、合わせた有機相を乾燥し、濃縮する。まだ存在し得る不純物は通常の方法により、例えば再結晶、蒸留又はクロマトグラフィーにより除去することができる。
【0037】
本発明に従う方法により製造可能な式(I)の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類は既知である(EP−A 0 040 345及びEP−A 0 297 345を参照されたい)。
【0038】
式(I)の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類は、殺微生物性、特に殺菌・殺カビ性を有する。
【0039】
本発明に従う方法の実施を下記の実施例により例示する。
【0040】
【実施例】
製造実施例:
実施例1
【0041】
【化16】
【0042】
その含有率が95%(=9.5ミリモル)であると決定された3.12gの2−(1−クロロ−シクロプロピ−1−イル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシ−プロピル−1−ヒドラジン塩酸塩を室温で25mlの酢酸エチル中に懸濁させる。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。次いで室温で反応混合物を20mlの水及び30mlの酢酸エチルと混合する。水相を分離し、15mlの酢酸エチルで抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは82.3%(HPLC)の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを含む生成物を3.59g与える。従って、計算される収率は理論値の99.6%である。
実施例2
実施例1の手順を繰り返すが、1.72g(10.5ミリモル)だけのN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを用いる。これは84.9%(HPLC)の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを含む生成物を3.43g与える。従って、計算される収率は理論値の98.2%である。
実施例3
10ミリモルの2−(1−クロロ−シクロプロピ−1−イル)−3−(2−クロロフェニル)−2−ヒドロキシ−プロピル−1−ヒドラジン塩酸塩を室温で25mlのトルエン中に懸濁させる。1.72g(10.5ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を還流下で5時間撹拌する。次いで室温で反応混合物を20mlの水及び30mlのトルエンと混合する。水相を分離し、15mlのトルエンで抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは89.9%(HPLC)の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを含む生成物を3.47g与える。従って、計算される収率は理論値の100%である。
実施例4
実施例2の手順を繰り返すが、溶媒として酢酸エチルの代わりにギ酸エチルを用いる。
【0043】
2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールの収率は理論値の78%である。
実施例5
実施例2の手順を繰り返すが、溶媒として酢酸エチルの代わりにN,N−ジメチルホルムアミドを用いる。
【0044】
2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロフェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールの収率は理論値の63%である。
実施例6
【0045】
【化17】
【0046】
10ミリモルの2−tert−ブチル−4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−ヒドロキシ−ブテ−3−エン−1−ヒドラジン塩酸塩を25mlの酢酸エチル中に懸濁させる。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。室温で反応混合物を20mlの水及び30mlの酢酸エチルと一緒に撹拌する。相を分離し、水相を15mlの酢酸エチルで再度抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは3.06gの3−tert−ブチル−1−(2,6−ジクロロフェニル)−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブテ−1−エン−3−オールを与える(理論値の90%)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.15(s;9H),4.55−4.64(m;2H),6.16(d,J=16Hz;1H),6.38(d,J=16Hz;1H),6.98(m;1H),7.15(m;2H),8.25(s;1H),9.04(s;1H)ppm。
実施例7
【0047】
【化18】
【0048】
10ミリモルの2−tert−ブチル−4−(4−メチル−フェニル)−2−ヒドロキシ−ブチル−1−ヒドラジン塩酸塩を25mlの酢酸エチル中に懸濁させる。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。室温で反応混合物を20mlの水及び30mlの酢酸エチルと一緒に撹拌する。相を分離し、水相を15mlの酢酸エチルで再度抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは、HPLCに従って69%の3−tert−ブチル−1−(4−メチル−フェニル)−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタン−3−オールを含む油を2.06g与える。従って、計算される収率は理論値の49%である。
LC/MS(ESI正):MH+=288
実施例8
【0049】
【化19】
【0050】
10ミリモルの2−tert−ブチル−4−(4−クロロ−フェニル)−2−ヒドロキシ−ブチル−1−ヒドラジン塩酸塩を25mlの酢酸エチル中に懸濁させる。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。室温で反応混合物を20mlの水及び30mlの酢酸エチルと一緒に撹拌する。相を分離し、水相を15mlの酢酸エチルで再度抽出する。合わせた有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは、HPLCに従って96.7%の3−tert−ブチル−1−(4−クロロ−フェニル)−4−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタン−3−オールを含む固体を3.1g与える。従って、計算される収率は理論値の97%である。
1H−NMR(400MHz,d−DMSO):δ=0.93(s;9H),1.60−1.64(m;1H),1.73−1.78(m;1H),1.95−1.99(m;1H),2.53−2.56(m;1H),4.30−4.43(m;2H),7.14(m,2H),7.29(m;2H),8.20(s;1H),8.76(s;1H)ppm。
実施例9
【0051】
【化20】
【0052】
10ミリモルの2,2−ジフェニル−2−ヒドロキシ−エチル−1−ヒドラジン塩酸塩を25mlの酢酸エチル中に懸濁させる。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。室温で反応混合物を20mlの水及び15mlの酢酸エチルと一緒に撹拌する。固体を濾過し、水及び酢酸エチルで洗浄し、乾燥する。これは、HPLCに従って>99%の1,1−ジフェニル−2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタン−1−オールを含む固体を2.0g与える。従って、計算される収率は理論値の66%である。
融点:202〜203℃
合わせた有機相は、硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮した後、さらに0.92gの生成物を与え、それはHPLCに従って純度67%である(=0.62g=理論値の23%)。
1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=4.90(s;2H),7.25−7.28(m;2H),7.30−7.33(m;4H),7.40−7.42(m;4H),7.69(s;1H),7.83(s;1H)ppm。
実施例10
【0053】
【化21】
【0054】
10ミリモルの2−ヒドロキシ−シクロヘキシ−1−イル−ヒドラジンを25mlの酢酸エチル中に溶解する。2g(12ミリモル)のN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウムクロリドを加え、混合物を45℃で5時間撹拌する。室温で反応混合物を20mlの水及び30mlの酢酸エチルと一緒に撹拌する。水相を分離し、飽和重炭酸ナトリウム水溶液を用いて中和し、各回30mlの酢酸エチルで3回抽出する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧下で濃縮する。これは、HPLCに従って92%の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−シクロヘキサノールを含む黄色がかった固体を0.48g与える。従って、計算される収率は理論値の26%である。
比較実施例
DE−A 40 30 039から既知の製造
【0055】
【化22】
【0056】
65〜70℃の温度で、121.5g(0.5モル)の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−2−(2−クロロ−ベンジル)−オキシランを、50g(1モル)のヒドラジン水和物及び200mlのn−ブタノールの混合物に、撹拌しながら2時間かけて滴下する。滴下が終了した後、混合物を65〜70℃でさらに2時間撹拌し、次いで20℃に冷却する。水相を分離し、残る有機相を50mlの水と一緒に撹拌し、有機相を分離し、この有機相を70℃で減圧下において濃縮する。
【0057】
残る残留物を200mlのエタノールと混合する。得られる溶液に70〜75℃において、114g(1.1モル)のホルムアミジンアセテートを撹拌しながら1回に少しづつ加える。添加が終了した後、反応混合物を75〜80℃の温度で撹拌しながらさらに10時間加熱する。次いで反応混合物を70℃における減圧下での濃縮により仕上げる。70℃で残る残留物を350mlのメチルシクロヘキサン中に取り上げ、200mlの45重量%濃度の水酸化ナトリウム水溶液の添加の後、pHを7.5〜8.0の値に調節する。水相を分離し、有機相を70℃において各回200mlの水で2回洗浄する。次いで有機相を分離し、20℃にゆっくり冷却する。沈殿する固体を吸引濾過し、各回100mlのメチルシクロヘキサンで2回洗浄し、乾燥する。これは117.5gの生成物を与え、それは85%の2−(1−クロロ−シクロプロピル)−1−(2−クロロ−フェニル)−3−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−プロパン−2−オールを含む。
【0058】
従って、計算される収率は理論値の64%である。
Claims (6)
- 式
A1及びA2は互いに独立して直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルキンジイルを示すか又はメチレン基が酸素により置き換えられているアルカンジイルを示し、
R1及びR2は互いに独立して水素を示すか、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は場合により置換されていることができるアリールを示し、
R3及びR4は互いに独立して水素を示すか又は場合により置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4はそれらが結合している炭素原子と一緒になって、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3はそれらが結合している炭素原子と一緒になってシクロアルキルを示し、
A2は直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができるアルキンジイルを示すか又は1個のメチレン基が酸素により置き換えられているアルカンジイルを示し、
R2は水素を示すか、場合により置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は場合により置換されていることができるアリールを示し、
R4は水素を示すか又は場合により置換されていることができるアルキルを示すか、
あるいは
R3及びR4は水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−はそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
のヒドラジン誘導体を式
Xは塩素又は臭素を示す]
のN−ジハロゲノメチル−ホルムアミジニウムハライドと、適宜希釈剤の存在下で反応させることを特徴とする式
A1、A2、R1、R2、R3及びR4は上記で定義した通りである]
の2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−エタノール類の製造法。 - A1が直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、1〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルケンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜4個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキンジイルを示すか又は1個のメチレン基が酸素により置き換えられている、2〜4個の鎖メンバーを有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示し、
A2が直接結合を示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、1〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルカンジイルを示すか、場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルケンジイルを示すか又は場合によりハロゲン−置換されていることができる、2〜6個の炭素原子を有する直鎖状もしくは分枝鎖状アルキンジイルを示し、
R1が3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び/又は1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、又は
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R2が水素を示すか又は3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、又は
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ及び1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R3及びR4が互いに独立して水素又は1〜4個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキルを示し、
A2が直接結合を示し、
R2が水素を示すか又は3〜7個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1〜4個の炭素原子を有するアルキルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか
あるいは
6〜10個の炭素原子を有し、フッ素、塩素、臭素、1〜4個の炭素原子を有するアルキル、シアノ、ニトロ、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ、1〜4個の炭素原子を有するアルキルチオ、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキル、1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルコキシ又は1〜4個の炭素原子及び1〜9個のフッ素、塩素及び/又は臭素原子を有するハロゲノアルキルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアリールを示し、
R4が水素を示すか又は1〜4個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素及び1もしくは2個の炭素原子を有するアルコキシより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるアルキルを示すか、あるいは
R3及びR4が水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−がそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
式(II)のヒドラジン誘導体を用いることを特徴とする請求項1に従う方法。 - A1が単結合を示すか、メチレン、エタン−1,1−ジイル、エタン−1,2−ジイル、エテン−1,2−ジイル、エチン−1,2−ジイル又は−O−CH2を示し、ここでCH2基がカルビノール炭素原子に結合しており、
A2が直接結合を示すか又はメチレン、エタン−1,1−ジイル、エタン−1,2−ジイル、プロパン−1,1−ジイル、プロパン−1,2−ジイル、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−2,2−ジイル、ブタン−1,1−ジイル、ブタン−1,2−ジイル、ブタン−1,3−ジイル、ブタン−1,4−ジイル、ブタン−2,2−ジイル、2−メチル−プロパン−1,2−ジイル、エチレン−1,2−ジイル又はエチン−1,2−ジイルを示し、それらのそれぞれは場合によりフッ素及び/又は塩素で一−もしくは二置換されていることができ、
R1が3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R2が水素を示すか又は3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R3及びR4が互いに独立して水素、メチル又はエチルを示すか、
あるいは
R3及びR4がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを示すか、
あるいは
R1、A1及びR3がそれらが結合している炭素原子と一緒になって、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルを示し、
A2が直接結合を示し、
R2が水素を示すか又は
3〜6個の炭素原子を有し、場合によりフッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができるシクロアルキルを示すか又は
フェニルもしくはナフチルを示し、それらのそれぞれはフッ素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソ−ブチル、tert−ブチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチルチオ及びジフルオロメチルチオより成る群からの同一もしくは異なる置換基で一−〜三置換されていることができ、
R4が水素、メチル又はエチルを示すか、
あるいは
R3及びR4が水素を示し、
基R1−A1−及びR2−A2−がそれらが結合している炭素原子と一緒になって式
式(II)のヒドラジン誘導体を用いることを特徴とする請求項1に従う方法。 - 式(II)のヒドラジンを酸付加塩の形態で用いることを特徴とする請求項1に従う方法。
- 用いられる式(III)の反応成分がN−ジクロロメチル−ホルムアミジニウム塩酸塩であることを特徴とする請求項1に従う方法。
- 20℃〜200℃の温度で行うことを特徴とする請求項1に従う方法。
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