JP4742507B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
前記コントローラドライバは、該表示手段に表示する表示データを記憶すると共に、当該表示手段の表示データ量より大きい表示データ量に設定された表示データ記憶手段と、該表示データ記憶手段に表示データを書込む外部の情報処理手段と、前記表示データ記憶手段に記憶されている表示データを、順次設定された1回のスクロール表示における前記データ記憶手段のアドレス移動量を表すステップ量を読出開始アドレスに加算して算出する新たな読出開始アドレスから前記表示手段で必要とする表示データ量に対応する読出終了アドレスまで順次読出して前記表示手段に出力するスクロール表示データ読出手段とを備え、前記情報処理手段は、前記表示データ記憶手段に対して書込アドレスを自己の管理アドレスで指定して前記スクロール表示データ読出手段で読出開始する前にスクロール表示データを書込むスクロール表示データ書込手段とを有し、前記コントロールドライバは、入力される前記情報処理手段の管理アドレスを自己の管理アドレスに変換するアドレス変換手段を有し、前記スクロール表示データ読出手段は、前記スクロール表示データ書込手段に対して、スクロールピリオドの開始時点を表す割込信号を出力する書込開始タイミング報知手段を備え、前記スクロール表示データ書込手段は、前記書込開始タイミング報知手段から前記スクロールピリオドの開始時点を表す割込信号が入力されたときに、表示処理以外の優先処理が存在するか否かを判定し、前記優先処理が存在しないときにスクロール表示データの書込みを行い、前記優先処理が存在しスクロール表示データの書込みを行えないときに、前記スクロールピリオドの開始時点からの経過時間が書込みを完了するのに必要な時間以上となったときに前記スクロール表示データの書込を行う
ことを特徴としている。
したがって、スクロール表示を行う場合に、情報処理手段から表示データ記憶手段へのスクロール表示データの書込を表示データ記憶手段の実際のアドレス指定を考慮せず相対アドレスとして指定することができ、スクロール表示データの書込処理を簡易化することができる。
また、スクロール表示データ読出手段から書込開始タイミング報知手段で書込開始タイミングをスクロール表示データ書込手段に報知するので、情報処理手段では書込開始タイミングに基づいて表示データ記憶手段に対する書込タイミングを決定することができ、書込タイミングの監視処理を省略して、書込処理をより簡易化することができる。
この第2の技術手段によれば、情報処理手段のステップ量設定手段で、スクロール表示時のステップ量を設定し、設定したステップ量をスクロール表示データ読出手段に通知するので、表示データ記憶手段に対するスクロール表示データの書込み量と読出し量とを正確に一致させることができる。
この第3の技術手段によれば、情報処理手段で表示データ記憶手段に書込むスクロール表示データ量を、ステップ量の整数n倍に設定することにより、スクロール表示データ読出手段でn回スクロール表示データを読出す毎に1回スクロール表示データの書込みを行えばよく、表示データ記憶手段へのスクロール表示データの書込回数を減少させることができる。
図1は本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図中、10は画像表示装置であって、表示したい表示データをコントローラドライバ11に書込む信号を発生する機能を有する情報処理手段としての情報処理装置12と、コントローラドライバ11から出力される表示データを表示する液晶表示器13と、この液晶表示器13を駆動するYドライバ14と、コントローラドライバ11に液晶画面表示に必要な基準クロックを発生する発振回路15とを備えている。
また、表示ロジック回路19は、デュアルポートメモリ16から表示データを読出してXドライバ20に供給する制御や、Yドライバ14の制御等の表示に関わる制御を行う機能を有している。
また、Yドライバ14は、Xドライバ20から供給されるデータ信号を書込むラインを選択するデータを表示コントローラ18を介して受け取り、選択/非選択の電圧を液晶表示器13を駆動するために必要な電圧を発生する機能を有している。そして、Yドライバ14及びXドライバ20には表示用電源25で発生された液晶表示器13の表示に必要な電圧が供給されている。
一方、デュアルポートメモリ16の容量は、液晶表示器13の表示容量より大きい176×240ビットである。このデュアルポートメモリ16は、図2に示すように、ロウアドレスで、“000”〜“039”間で上側固定表示領域13Uに表示する上側固定表示データ格納領域が形成され、“040”〜“199”間でスクロール表示領域13Sに表示するスクロール表示データ格納領域が形成され、“200”〜“239”間で下側固定表示領域13Lに表示する下側固定表示データ格納領域が形成されている。
情報処理装置12は、任意のアドレスをカラムアドレスデコーダ23とロウアドレスデコーダ22とに情報処理装置用ロジック回路17を介して指定することにより、表示したい表示データをデュアルポートメモリ16の任意の位置に情報処理装置用ロジック回路17及び情報処理装置用リードライト回路21を介して書込むことができる。
表示アドレスデコーダ24は、液晶表示器13のY方向のドット数と同じ240のアドレスを有している。表示ロジック回路18は、表示アドレス“0”〜“239”のうちの何れか1つのアドレスを指定する。デュアルポートメモリ16は、表示アドレスが指定されると、液晶表示器13のX方向のドット数と同じ176のデータをパラレルに出力し、Xドライバ20に供給するものである。Xドライバ20は、受け取った表示データを液晶表示器13を駆動するために必要な電圧に変換し、液晶表示器13へ供給して駆動するものである。
このうち、アドレスカウンタ31aには、そのデータ入力端子Dにデュアルポートメモリ16の上側固定表示データ格納領域16Uの先頭アドレスDUS(例えば“000”)が入力され、出力端子Oから出力されるカウント値が一方の入力側にレジスタ32aに設定された上側固定表示領域の最終アドレスFUEが入力された一致検出回路35aの他方の入力側及びセレクタ34bのデータ入力端子Aに出力される。
さらに、一致検出回路35aから出力される一致検出信号がフリップフロップ36aのリセット端子R及びフリップフロップ36bのセット端子Sに出力されると共に、オアゲート38の一方の入力側に出力され、このオーゲートの他方の入力側に一致検出回路35bから出力される一致検出信号が入力されている。
さらにまた、一致検出回路35bから出力される一致検出信号がフリップフロップ36aのセット端子S及びオアゲート38の他方の入力側に入力されている。
そして、表示ロジック回路19の各レジスタ32a〜32fに対する設定値の設定は例えばマイクロプロセッサを含んで構成される表示コントローラ18によって行う。この表示コントローラ18には、外部の情報処理装置12から上側固定表示領域の終端アドレスFUE、スクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL及び終端アドレスSAE、下側固定表示データ格納領域16Lの先頭アドレスFLL、スクロール表示を開始するスクロール開始アドレスSAS、スクロール表示領域13Sの終端アドレスDSE、スクロール表示を行う場合のアドレス移動量を表すステップ量ST及びスクロール表示の周期を表すスクロールピリオドSP等で構成される表示制御データが入力されると共に、表示開始指令が入力され、これらに基づいて図5に示す表示制御処理を実行して、表示ロジック回路19の各レジスタ32a〜32fの設定を行うと共に、スクロール周期の開始時点で外部の情報処理装置12に対してスクロール周期の開始時点であることを通知する割込信号を発生する。
このステップS9では、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしたか否かを判定することにより、スクロールピリオドSPが終了したか否かを判定し、スクロールピリオドSPが終了していないときにはステップS10に移行して、情報処理装置12から変更された表示制御データが入力されたか否かを判定し、表示制御データが入力されたときにはステップS11に移行して、変更された表示制御データ即ちステップ量ST及び/又はスクロールピリオドSPをメモリ18aに更新記憶してからステップS9に戻り、スクロールピリオドが終了したときにはステップS12に移行する。
この図5の処理がスクロール表示データ読出手段に対応し、このうちステップS16の処理が書込開始タイミング報知手段に対応している。
また、外部の情報処理装置12は、画像表示装置10に、使用者がスクロール表示を行うか否かを選択するスクロール表示設定器40と、スクロール表示を行う場合のステップ量を設定するステップ量設定器41と、スクロール表示の切換速度を設定するスクロールピリオド設定器42と、表示データを記憶するデュアルポートメモリ16のカラムアドレスと等しいカラムアドレスで且つデュアルポートメモリ16のロウアドレスより大きいロウアドレスを有する表示データ記憶装置43とが接続され、これらに基づいて図6のデータ表示処理を実行して、表示制御データを形成して表示コントローラ18に出力すると共に、入力キーから入力された文書データ、インターネットを介して入力される画像データ等の表示データを形成して表示データ記憶装置43に格納し、格納した表示データの内の液晶表示器13での表示に必要な表示データを情報処理装置用ロジック回路17に出力してデュアルポートメモリ16に書込む。
このステップS27では、スクロール表示設定器40でスクロール表示が選択されているか否かを判定し、スクロール表示が選択されていないときにはステップS28に移行して、スクロール表示を行うステップ量STを“0”に設定すると共に、スクロールピリオドSPを標準値に設定してからステップS30に移行し、スクロール表示が選択されているときにはステップS29に移行して、ステップ量STとしてステップ量設定器41で設定されたステップ量を設定し、且つスクロールピリオドSPとしてスクロールピリオド設定器42で設定されたスクロールピリオドを設定してからステップS30に移行する。
このステップS32では、表示データのうち最初に液晶表示器13のスクロール表示領域13Sに表示する表示データを自己の表示データ記憶装置43で管理する物理的なロウアドレス及びカラムアドレスを指定して情報処理装置用ロジック回路17に出力する初期表示データ書込処理を行ってからステップS33に移行する。
次いで、ステップS34に移行して、表示開始指令を表示コントローラ18に出力し、次いでステップS35に移行して、表示データ書込完了フラグFEを“1”にセットしてから前記ステップS23に移行する。
ステップS41では、表示コントローラ18からスクロールピリオドの開始時点を表す割込信号が入力されたか否かを判定し、割込信号が入力されていないときにはそのまま前記ステップS23に移行し、割込信号が入力されたときにはステップS42に移行して、表示処理以外の優先処理が存在するか否かを判定し、優先処理が存在しないときには後述するステップS44にジャンプし、優先処理が存在するときにはステップS43に移行して、表示コントローラ18の表示制御処理で起動されたスクロールピリオド計数タイマのタイマ値を読込み、これが所定値以上であるか否かを判定し、スクロールピリオド計数タイマが所定値未満であるときには前記ステップS23に移行し、所定値以上であるときにはステップS44に移行して、現在の液晶表示器13のスクロール表示領域13Sで表示されている表示データのスクロール方向に連続するデータ格納領域にステップ量STに応じた表示データを表示データ記憶装置43で管理する物理的なロウアドレス及びカラムアドレスを指定して情報処理装置用ロジック回路17に出力するスクロール分データ書込処理を行ってからステップS45に移行する。
一方、情報処理装置用ロジック回路17では、情報処理装置12からデュアルポートメモリ16に書込む表示データが入力されると、カラムアドレスをそのまま情報処理装置用カラムアドレスレコーダ23に出力すると共に、ロウアドレスについては表示データの種別を判別してデュアルポートメモリ16の相対アドレスを算出し、これを情報処理装置用ロウアドレスデコーダ22に出力するアドレス変換処理を実行する。
このステップS62では、入力されたロウアドレスADUiからメモリ17aに記憶されている変換用アドレスCADUを減算してデュアルポートメモリ16の物理的なロウアドレスLADUiを算出し、次いでステップS63に移行して、算出したデュアルポートメモリ16の物理的なロウアドレスLADUiを情報処理装置用ロウアドレスデコーダ22に出力すると共に、情報処理装置12から入力されたカラムアドレスをそのまま情報処理装置用カラムアドレスデコーダ23に出力し、さらに表示データを情報処理装置用リードライト回路21に出力してからステップS64に移行する。
ステップS73では、入力されたロウアドレスADLLからメモリ17aに記憶されている変換用アドレス値CADLを減算してデュアルポートメモリ16の物理的なロウアドレスLADLiを算出し、次いでステップS74に移行して、算出したデュアルポートメモリ16の物理的なロウアドレスを情報処理装置用ロウアドレスデコーダ22に出力すると共に、情報処理装置12から入力されたカラムアドレスをそのまま情報処理装置用カラムアドレスデコーダ23に出力し、さらに表示データを情報処理装置用リードライト回路21に出力してからステップS75に移行する。
ステップS83では、入力されたロウアドレスADSLからメモリ17aに記憶されている変換用アドレスCADSを減算してデュアルポートメモリ16の物理的なロウアドレスLADSiを算出し、次いで、ステップS84に移行して、算出したロウアドレスLADSiがデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域の終端アドレスSAEを越えたか否かを判定し、LADSi>SAEであるときにはステップS85に移行して、入力されたロウアドレスADSLを新たにメモリ17aに更新記憶してから前記ステップS82に戻り、LADSi≦SAEであるときにはステップS86に移行する。
次に、上記第1の実施形態の動作を説明する。
今、情報処理装置12で液晶表示器13に表示する表示データが形成されておらず、表示コントローラ18へ表示終了指令が出力されているものとすると、表示コントローラ18の図5の表示制御処理で、ステップS12からステップS13に移行して、表示用電源25に電力供給停止指令が出力されることにより、Yドライバ14及びXドライバ20への通電が停止されて、液晶表示器13での表示が停止された状態にある。
このとき、表示データ記憶装置43のデータ格納領域43aに、図2に示すように、例えば管理アドレス“010”〜“049”に液晶表示器13の上側表示データ領域13Uに表示する例えば「○」で表される上側固定表示データが格納され、管理アドレス“800”〜“899”に液晶表示器13のスクロール表示領域13Sに表示する表示データが格納され、管理アドレス“1060”〜“1099”に例えば「△」で表される下側固定表示データが格納されているものとする。
このとき、スクロール表示設定器40でスクロール表示が選択されていないものとすると、ステップ量STが“0”に設定されると共に、スクロールピリオドSPが標準値に設定される(ステップS28)。
このため、情報処理装置用ロジック回路17では、図7の処理を実行することにより、上側固定表示データが入力されたので、ステップS51からS52を経てステップS53に移行して、図8に示す上側固定表示データ書込処理を実行する。
このスクロール表示データ書込処理では、表示データ記憶装置43のスクロール表示データの先頭の管理アドレスADSL(=“800”)が入力されると、これをメモリ17aに記憶し、次いで、前記(2)式に従って先頭の管理アドレスADSLからデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL(=“040”)を減算して変換用アドレス値CADS(=“760”)を算出し(ステップS82)、入力された管理アドレスADSL(=“800”)から変換用アドレス値CADS(=“760”)を減算してデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスに対応するロウアドレスLADSi(=“040”)を算出する(ステップS83)。
このため、デュアルポートメモリ16の上側固定表示データ格納領域16Uの先頭アドレス“000”の表示データが図12(c)に示すように読出され、これがXドライバ20で、図12(b)に示す基準クロック信号DCLKの立ち下がりで図12(d)に示すように取込まれる。
そして、Yドライバ14では、基準クロック信号DCLKの立ち下がりで選択信号YDATAを取込み、図示しない内部の180段のシフトレジスタの各レジスタによって選択信号YDATAを転送する。180段のシフトレジスタの各レジスタ出力は、図12(e0)〜(e179)に示すように、基準クロック信号DCLKに応じて順次右に移動する。
その後、順次基準クロック信号DCLKが入力される毎に、その立ち上がりでアドレスカウンタ31aのカウント値が図12(c)に示すようにカウントアップし、基準クロック信号DCLKの立ち下がりでXドライバ20で図12(d)に示すようにデータの取込みが行われる。
この状態で、前述したように一致検出回路35aから高レベルの一致検出信号CDSaが出力されると、これがRS型フリップフロップ36aのリセット端子Rに入力されることにより、セレクタ34aのセット端子Sが低レベルとなることにより、入力端子Aに入力されるレジスタ32bで設定されたSAS“040”が選択され、これがアドレスカウンタ31bのデータ入力端子Dに供給されている。このため、アドレスカウンタ31bのセット端子Sにオアゲート38を介して一致検出信号CDSaが入力されることにより、アドレスカウンタ31bのカウント値が図13(h)に示すように“039”から“040”にセットされ、このカウント値“040”がセレクタ34bの入力端子Bに入力され、一致検出回路35aから高レベルの一致検出信号CDSaがRS型フリップフロップ36bのセット端子Sに供給されることにより、これがセットされてその肯定出力が高レベルとなり、これがセレクタ34bに入力されることにより、このセレクタ34bで入力端子Bに供給されているアドレスカウンタ31bのカウント値“040”が選択されて、これがセレクタ34cの入力端子Aに供給される。
また、アドレスカウンタ31c及び33も、図13(k)に示すように、リセット信号RESによって“000”にクリアされた後基準クロック信号DCLKが入力される毎にカウントアップしている。
その後、アドレスカウンタ31cのカウント値が“239”となると、一致検出回路35dから図13(l)で示すように高レベルの一致検出信号DEが出力される。
その後、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしたか否かを判定して、スクロールピリオドSPが終了したか否かを判定し、スクロールピリオドSPが終了していないときには、情報処理装置12から変更された表示制御データが入力されたか否かを判定し(ステップS12)、表示制御データの入力がないので、そのままステップS11に戻り、この状態を繰り返して、スクロールピリオドSPが終了したときには、ステップS14に移行して、情報処理装置12から表示終了指令が入力されたか否かを判定するが、表示終了指令が入力されていないので、ステップS16に移行し、ステップ量STが“0”であるので、ステップS6に戻って、再度スクロールピリオド計数タイマを起動する。また、一致検出信号DEによって、カウンタ33,31b,31c、フリップフロップ36b,36cはリセットされ、カウンタ31aはセットされるため、表示ロジック19、前述したと全く同様の動作を行って、図11の上側固定表示領域13U、スクロール表示領域13S及び下側固定表示領域13Lの表示状態を継続する。
そして、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしてスクロールピリオドSPが終了すると、ステップS9からステップS12に移行し、表示終了指令が入力されていないので、ステップS14に移行し、ステップ量STが“000”以外の値に設定されているので、ステップS15に移行し、表示開始アドレスSASをレジスタ32bに書込む。ついでステップS16に移行して、外部の情報処理装置12に対してスクロールピリオドの開始時点を表す割込信号を出力してからステップS7に戻ってロールピリオドSPに設定されたスクロールピリオド計数タイマを起動する。
一方、情報処理装置12では、表示コントローラ18からスクロール表示完了を表す割込信号が入力されると、スクロール表示が選択されているので、ステップS39からステップS41を経てステップS42に移行し、現在の表示制御より処理を優先させる優先処理が存在するか否かを判定し、優先処理が存在しない場合には直接ステップS44に移行して、現在のデュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sに書込まれている“040”〜“139”のロウアドレスにスクロール方向に連続する領域即ちロウアドレス“140”〜“159”に新たな表示データ「K」及び「L」を書込むスクロール分表示データ書込処理を行ってからステップS23を経てタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
そして、ステップS8に移行して、現在の表示開始アドレスSAS(=“040”)にステップ量ST(=“020”)を加算した値を新たな表示開始アドレスSAS(=“060”)として算出し、スクロールピリオド計数タイマがタイムアップしてスクロールピリオドSPが終了するまで待機する。
そして、情報処理装置12からデュアルポートメモリ16におけるスクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレス“199”への書込みが終了して、次にスクロール表示データを書込む場合には、表示データ記憶装置43の管理アドレスADSiが“960”となるので、ステップS83で算出されるロウアドレスLADSiは“960”から“760”を減算した値“200”となり、デュアルポートメモリ16のスクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレスSAE(=“199”)を越えることになるので、ステップS85に移行して、情報処理装置12から出力されたロウアドレスADSi(“960”)をメモリ17aに更新記憶してからステップS82に移行する。
その後、情報処理装置12で、表示処理を終了するキー等が操作されると、図6のデータ表示処理で、ステップS23からステップS24に移行して、表示終了指令を表示コントローラ18に出力し、次いで表示データ書込フラグFEを“0”にリセットしてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
なおさらに、上記実施形態においては、下側へのスクロール表示を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上側へのスクロール表示を行う場合には、情報処理装置用ロジック回路17で、デュアルポートメモリ16におけるスクロール表示データ格納領域16Sで先頭アドレスSALから終端アドレスSAE側にアドレス変更する際に、現在のロウアドレスよりステップ量STに応じたアドレス分を減算したロウアドレスからスクロール表示データ分を書込み、これに応じて表示コントローラ18で、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値がスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSAL以上であるときには、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値を新たな表示開始アドレスSASとして設定し、現在の表示開始アドレスSASからステップ量STを減算した値が先頭アドレスSAL未満であるときには、下記(1)式の演算を行って新たな表示開始アドレスSASを算出する。
すなわち、現在の表示開始アドレスSASとスクロール表示データ格納領域16Sの先頭アドレスSALとの差分をステップ量STから減算した値をスクロール表示データ格納領域16Sの終端アドレスSAEから減算した値を新たな表示開始アドレスSASとして算出する。
また、上記実施形態においては、情報処理装置用ロジック回路17をソフトウェアで構成する場合について説明したが、表示ロジック回路19と同様にハードウェアで構成することもでき、また表示ロジック回路19をソフトウェアで構成することもできる。
さらにまた、上記実施形態においては、液晶表示器13に、上側固定表示領域13U、スクロール表示領域13S及び下側固定表示領域13Lを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上側固定表示領域13U及び下側固定表示領域13Lの何れか一方又は双方を省略して広いスクロール表示領域13Sを確保することもできる。
Claims (3)
- 表示データを表示する表示手段と、該表示手段に表示する表示データを出力するコントローラドライバと、該コントローラドライバに前記表示データを書込む外部の情報処理手段とを備え、
前記コントローラドライバは、該表示手段に表示する表示データを記憶すると共に、当該表示手段の表示データ量より大きい表示データ量に設定された表示データ記憶手段と、該表示データ記憶手段に表示データを書込む外部の情報処理手段と、前記表示データ記憶手段に記憶されている表示データを、順次設定された1回のスクロール表示における前記データ記憶手段のアドレス移動量を表すステップ量を読出開始アドレスに加算して算出する新たな読出開始アドレスから前記表示手段で必要とする表示データ量に対応する読出終了アドレスまで順次読出して前記表示手段に出力するスクロール表示データ読出手段とを備え、
前記情報処理手段は、前記表示データ記憶手段に対して書込アドレスを自己の管理アドレスで指定して前記スクロール表示データ読出手段で読出開始する前にスクロール表示データを書込むスクロール表示データ書込手段とを有し、
前記コントロールドライバは、入力される前記情報処理手段の管理アドレスを自己の管理アドレスに変換するアドレス変換手段を有し、
前記スクロール表示データ読出手段は、前記スクロール表示データ書込手段に対して、スクロールピリオドの開始時点を表す割込信号を出力する書込開始タイミング報知手段を備え、
前記スクロール表示データ書込手段は、前記書込開始タイミング報知手段から前記スクロールピリオドの開始時点を表す割込信号が入力されたときに、表示処理以外の優先処理が存在するか否かを判定し、前記優先処理が存在しないときにスクロール表示データの書込みを行い、前記優先処理が存在しスクロール表示データの書込みを行えないときに、前記スクロールピリオドの開始時点からの経過時間が書込みを完了するのに必要な時間以上となったときに前記スクロール表示データの書込を行う
ことを特徴とする画像表示装置。 - 前記情報処理手段は、スクロール表示時の前記ステップ量を設定するステップ量設定手段と、該ステップ量設定手段で設定したステップ量を前記スクロール表示データ読出手段に通知するステップ量通知手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記情報処理手段は、前記表示データ記憶手段に対するスクロール表示データ量を、前記ステップ量を任意に設定可能な整数n倍した値に設定するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像表示装置。
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