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JP4741688B2 - ヒンジ、ヒンジ本体 - Google Patents

ヒンジ、ヒンジ本体 Download PDF

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Description

本発明は、扉を扉枠に開閉可能に取り付けるためのヒンジ等に関する。
従来から扉の上端部と扉枠の上辺部とを回動可能に連結するピボットヒンジとして、上下動可能なピボット軸を備えるヒンジ本体と当該ピボット軸を回転自在に受ける軸受けを備える第2のヒンジとを備えたものが存在する。この種のピボットヒンジは、扉又は扉枠のいずれか一方にヒンジ本体を、他方に軸受けをそれぞれ装着し、扉を扉枠に対して所定の開度で保持した状態でピボット軸を突出させて軸受けに嵌合させることによって扉が扉枠に回動自在に取り付けられる。
このピボットヒンジは、ピボット軸を上下動させるための調整ねじがピボット軸と平行に配置され、ヒンジ本体を扉に装着した場合には、その調整ねじの操作部分が扉の上端部に露出する。したがって、調整ネジを操作するにはドライバーなどの操作具を扉の上方から係合させる必要があり、作業しにくい。また扉を閉じると調整ねじが扉と扉枠との間に隠れ、扉を開けた状態でないと作業できない。また、このようなピボットヒンジはピボット軸が完全に突出したか否かを確認することができなかった。
しかしながら、ピボット軸の突出状態を確認可能なピボットヒンジは存在する(特許文献1参照)。このピボットヒンジは、ピボット軸の突出状態に応じて調整ねじとともに確認用のピンが上下に移動するようになっている。具体的には、このピボットヒンジは、扉枠に取り付けた状態において、調整ねじ及び確認用のピンが扉枠の上辺面から突出した状態に配置され、調整ねじを操作しピボット軸が下方へ移動することによって、当該調整ねじ及び確認用のピンの端面が上方に移動するようになっており、ピボット軸が完全に下方に移動した際に調整ねじ及び確認用のピンの端面が上辺面と平滑に配置されるようになっており、ピボットヒンジによって扉を扉枠に取り付けた状態でピボット軸が完全に突出しているか否かを調整ねじ及び確認用のピンの端面の位置によって確認することが可能となっている。
実用新案登録第2550944号公報
しかしながら、特許文献1に記載のピボットヒンジは、ピボット軸の突出状態を確認しにくいという問題がある。
そこで、本発明は上記問題を課題の一例として為されたもので、ピボット軸の突出状態を明確に確認可能なヒンジ等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るヒンジは、扉に取り付けられ、上下方向を軸線方向とし該軸線方向に移動可能なピボット軸を備えるヒンジ本体と、扉枠に取り付けられ、上方に突出した状態の前記ピボット軸を回転可能に受け止める軸受けと、を備えたヒンジにおいて、前記ピボット軸の軸線方向に対して直交する軸線を有する回転軸を備え、該回転軸の回転を前記ピボット軸の上下運動に変換することにより前記ピボット軸が上方に突出した状態と下方に収容された状態になり、前記ピボット軸の移動状態を確認するための部材が、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の周囲を扇状に上下方向に移動するように設けられ、該部材が上側に位置すると前記ピボット軸が上方に突出した状態となり、前記回転軸の端部には、工具が係合可能な係合部が形成され、前記扉には、前記工具を挿入するための切欠部が形成され、前記部材が上側に位置したことを、前記扉に形成された切欠部を介して視認可能であり、前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転軸の係合部に係合させて該回転軸を回転させることにより、前記ピボット軸が下方に収容されることを特徴とする。
また、前記回転軸には、該回転軸と一体的に回転する回転体が設けられ、該回転体に前記部材が設けられていることを特徴とする。
また、前記部材がピンであり、該ピンの一端部が前記扉の切欠部を介して視認可能であることを特徴とする。
また、本発明に係るヒンジ本体は、扉に取り付けられ、上下方向を軸線方向とし該軸線方向に移動可能なピボット軸を備えるヒンジ本体であって、扉枠に取り付けられる軸受けに前記ピボット軸が上方に突出して挿入されるヒンジ本体において、前記ピボット軸の軸線方向に対して直交する軸線を有する回転軸を備え、該回転軸の回転を前記ピボット軸の上下運動に変換することにより前記ピボット軸が上方に突出した状態と下方に収容された状態になり、前記ピボット軸の移動状態を確認するための部材が、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の周囲を扇状に上下方向に移動するように設けられ、該部材が上側に位置すると前記ピボット軸が上方に突出した状態となり、前記回転軸の端部には、工具が係合可能な係合部が形成され、前記扉には、前記工具を挿入するための切欠部が形成され、前記部材が上側に位置したことを、前記扉に形成された切欠部を介して視認可能であり、前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転軸の係合部に係合させて該回転軸を回転させることにより、前記ピボット軸が下方に収容されることを特徴とする。
本発明によれば、ピボット軸の移動状態を確認するための部材が上側に位置したことを扉の切欠部を介して視認可能であるため、ピボット軸が上方に突出したことを容易に確認できる。
本実施形態に係るピボットヒンジの取付断面図である。 吊り込み前のヒンジ本体の状態を示し、図2(a)は正面図である。 吊り込み前のヒンジ本体の状態を示し、図2(b)は左側面図である。 吊り込み前のヒンジ本体の状態を示し、図2(c)は内部構造図である。 吊り込み後のヒンジ本体の状態を示し、図3(a)は正面図である。 吊り込み後のヒンジ本体の状態を示し、図3(b)は左側面図である。 吊り込み後のヒンジ本体の状態を示し、図3(c)は内部構造図である。
以下、本発明の最良の実施形態について添付図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では本願のヒンジをピボットヒンジに適用した一例を示すが、オートスイングヒンジやフロアーヒンジ等に適用することも可能である。
−ピボットヒンジの構成等−
まず、図1乃至図3を参照して、本実施形態におけるピボットヒンジの構成について説明する。図1は本実施形態に係るピボットヒンジの取付断面図、図2は吊り込み前のヒンジ本体の状態を示し、図2(a)は正面図、図2(b)は左側面図、図2(c)は内部構造図、図3は吊り込み後のヒンジ本体の状態を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は左側面図、図3(c)は内部構造図である。
図1に示すように、ピボットヒンジ2は、扉Dの上端部左側に取り付けられるヒンジ本体10と、扉枠5に取り付けられる軸受け7と、を備えている。
ヒンジ本体10にはピボット軸17が設けられ、軸受け7には前記ピボット軸17を挿脱可能な筒状の孔部8が設けられている。当該孔部8はピボット軸17と同軸上に配置され、当該ピボット軸17が孔部8に挿入された時には、当該ピボット軸17を回転可能に受け止める。
そして、ヒンジ本体10のピボット軸17が軸受け7の孔部8に挿入されると、当該扉Dが扉枠5に対して吊り込まれ、扉Dが水平方向に回動可能になる。
図2に示すように、ヒンジ本体10は、扉Dの上端部に沿って取り付けられる基体11と、当該基体11の幅方向において下方垂直方向に平行に延びる一対の側体12、12と、を有する本体13を備えている。当該本体13は、図2(c)に示すように基体11の左端部側に側体12が固定具14、14によって取り付けられることによって構成される。
また、基体11の左端部には筒状の案内筒15が設けられており、その案内筒15にはピボット軸17が上下動可能に挿入される。ピボット軸17の下方右側方には回転軸19がその軸線をピボット軸17の軸線方向に対して直交させて設けられている。図2(b)に示すように、当該回転軸19の両端部には十字状の係合部20が一体的に形成され、それら係合部20は回転可能に側体12の両端面に露出している。
図2(c)に示すように、回転軸19には、当該回転軸19と一体的に回転する左右一対の回転体22が設けられており当該回転体22の周囲にはその周方向に突出する3つの突出部22a、22b、22cが形成されている。一方の突出部22aは、リンク25を介してピボット軸17と連結ピン26、27により連結される。このリンク25は、連結ピン26、27を介してピボット軸17と回転体22の一方の突出部22aとに回動可能に取り付けられる。
また、回転軸19には、第1のコイルばね29が巻回されており、当該第1のコイルばね29は回転体22と一方の側体12との間に配置される。当該第1のコイルばね29の一端は、回転体22に形成された一方の突出部22aの根元に係合され、他端は一方の側体12の一部が内側に折り曲げられて形成された曲折体12aに係合される。当該第1のコイルばね29は、図2(c)上における回転軸19の左回り方向への回転に対して所定の抵抗力F1が付与されるようになっている。
また、ピボット軸17の下方には前記第1のコイルばね29よりも弾性力が強力な第2のコイルばね30が配置される。当該第2のコイルばね30の一端は回転体22の他方の突出部22b間に配置された軸体31に係合され、他端は前記回転体22の下方であって前記側体13に掛け渡されて取り付けられる支持軸23に係合される。当該第2のコイルバネ30は、回転軸19の軸回りにおける所定の回転角を境に、回転軸19の左回り方向への回転に対する抵抗力F1と、右回り方向への回転に対する抵抗力F2と、が切り替えられて付与されるようになっている。具体的には、図2(c)上における回転軸19の左回り方向への回転に対して抵抗力F1が付与され、所定の回転角に達した時に、反対方向の抵抗力F2が付与されるようになっている。
また、第1のコイルばね29は、万が一、第2のコイルばね30が破損して第2のコイルばね30の抵抗力F1が無くなった場合であっても、第1のコイルばね29の抵抗力F1によってリンク25の位置を保持し、軸体31が下がることを防止する。
また、回転体22とリンク25とを連結する連結ピン27の両端部は側体12の両端面に露出している。側体12の両端面には、当該回転軸19の回転にともなって前記回転軸19の周囲を扇状に上下方向に移動する連結ピン27の移動軌跡に沿って溝部28が形成されており、連結ピン27は当該溝部28に沿ってその移動が案内される。回転体22の回転範囲は、図2(c)に示すように回転体22の突出部22cが側体12に形成された曲折体12aに当接することと、図3(c)に示すように回転体22の突出部22aが曲折体12aに当接することによって規制されており、回転体22の回転に応じてピボット軸17が上下方向に移動可能となる。その際、ピボット軸17は、略上半分が基体11から突出するように上方向に移動可能になる一方で、上端部が基体11の上面と面一となるように下方向に移動可能になっている。
−ヒンジ本体の動作等−
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態におけるヒンジ本体の動作について説明する。
上記のように構成されたヒンジ本体10は、係合部20による回転軸19の回転操作に応じて回転体22が一体的に回転し、その回転がリンク25によりピボット軸17の上下方向の往復運動に変換され、前記ピボット軸17が突出された状態と案内筒15に収容された状態に移動可能になっている。
図3に示すようにピボット軸17が基体11から突出している状態から図2に示すようにピボット軸17を案内筒15内に引き込む場合には、図3に示す状態において、回転軸19を左方向に回転させることで、リンク25を介してピボット軸17をその軸線方向下方に移動させる。この時、図2に示すように、回転体22とリンク25を連結する連結ピン27は溝部28に沿って下方に移動する。また、回転軸19が所定の回転角に達すると、回転体22の突出部22cが曲折体12aに当接することによって回転体22の回転が規制される。この時、回転軸19には、第2のコイルばね30の弾性力によって回転軸19の右回り方向に対して抵抗力F2が付与されるため、回転体22は元の状態に戻らずにその状態が保持される。よって、ピボット軸17は、その先端部が案内筒15内に収容された状態で保持される。
一方、図2に示すようにピボット軸17が案内筒15内に引き込まれた状態から図3に示すようにピボット軸17を基体11から突出させる場合には、図2に示す状態において、回転軸19を右方向に回転させることで、リンク25を介してピボット軸17をその軸線方向上方に移動させる。この時、回転軸19の回転角が所定の回転角を越えると、第2のコイルばね30の弾性力及び第1のコイルばね29の作用によって、回転軸19は勢いよく右方向に回転する。この動作によって回転体22は突出部22aが側体12に形成された曲折体12aと当接して回転が規制されるまで回転し、ピボット軸17の先端が最大限に基体11から突出する。
−ピボットヒンジの取り付け等−
次に、図1乃至図3を参照して、ピボットヒンジの取り付け動作について説明する。
まず、ヒンジ本体10は扉Dの上端左端部に例えば皿ねじなどの固定具を用いて基体11が取り付けられる。この時、ヒンジ本体10の側体12は扉Dの内部に埋め込まれ、基体11の上面が扉Dの上端面と略面一となるように取り付けられる。また、扉Dには、側体12の溝部28が外部から視認可能であって、係合部20に対して外部から所定の工具が挿入可能なように切欠部50が形成されており、当該切欠部50は図示しない蓋体などによって開閉可能になっている。
そして、ピボット軸17を案内筒15内から上方へ突出させる(扉を吊り込む)際には、当該切欠部50から工具を挿入して係合部20に係合させ、回転軸19を方向へ回転させる。一方、ピボット軸17を案内筒15内へ収容する際には、回転軸19を方向へ回転させればよい。
このように構成されたヒンジ本体17は、扉Dに取り付けた状態において、扉Dの切欠部50から側体12に形成された溝部28に対する連結ピン27の移動状態を視認することによりピボット軸17の移動状態を一目で把握することが可能となり、扉の吊り込み作業を確実に行なうことができ、扉の倒れなどの事故を防止できる。
また、ピボット軸17の移動状態を確認するための部材として連結ピン27を用いているため新たに部材を追加する必要がなく、軽微な設計変更にてヒンジ本体10を製造できるため、製造コストの維持を図れる。
また、側体12に係合部20及び溝28が形成されているため、作業し易くなっており、作業時における作業者の負担を軽減できる。
以上に説明したように、本実施形態のピボットヒンジ2は、扉Dに取り付けられ、軸線方向に移動可能なピボット軸17を備えるヒンジ本体10と、扉枠5に取り付けられ、前記ピボット軸17を回転可能に受け止める軸受け7と、を備え、ヒンジ本体10は、両端にユーザによる回転操作を受け付ける係合部20を有する回転軸19と、前記係合部20が露出されて前記回転軸19が取り付けられる側体12と、連結ピン26、27を介して前記回転軸19と前記ピボット軸17に対して回動可能に連結されるリンク25と、を具備し、前記回転軸19の回転動作によって位置が変化する一方の前記連結ピン27が前記側体12に露出している。
このように構成されたヒンジ本体10は、側体12に形成された溝部28に対する連結ピン27の移動状態を視認することによりピボット軸17の移動状態を一目で把握することが可能となり、扉の吊り込み作業を確実に行なうことができ、扉の倒れなどの事故を防止できる。また、ピボット軸17の移動状態を確認するための部材として連結ピン27を用いているため新たに部材を追加する必要がなく、軽微な設計変更にてヒンジ本体10を製造できるため、製造コスト等の維持を図れる。
また、前記連結ピン27の移動を案内する溝28が前記側体12に形成され、前記回転軸19の回転動作によって前記連結ピン27が前記溝28に沿って移動するようになっている。このようにすれば、溝28に対する連結ピン27の位置によって、ピボット軸17の移動状態を把握することが可能である。
また、前記溝28は、前記係合部20の周囲であって上下方向に延びて形成される。このようにすれば、溝28に対する連結ピン27の上下位置がピボット軸17の移動状態に対応しているので、当該溝28に対する連結ピン27の位置によって、ピボット軸17の移動状態を一目で把握することが可能となる。
なお、本実施形態は一形態であって、この形態に限定されるものではなく、例えば、係合部20は、回転軸19の一端側にのみ設けられていても構わない。また、連結ピン27の代わりに連結ピン26を側体12の両端面に露出するようにしても構わない。また、ヒンジ本体10を扉枠5に設け、軸受け7を扉Dに設けるようにしても構わない。また、溝28の上端部と下端部にピボット軸17の移動状態を示す値や突出している状態や引っ込み状態を示す記号などを表示するようにしても構わない。これにより、ユーザはより明確にピボット軸7の移動状態を把握可能となる。また、本実施形態では、連結ピン27と軸体31とを回転軸19を中心とする同一の回転半径上に設けたが、異なる回転半径上に設けてもよい。また、連結ピン27の移動範囲を溝部28によって規制することにより、回転体22の回転範囲を規制してもよい。
D 扉
2 ピボットヒンジ
5 扉枠
7 軸受け
10 ヒンジ本体
13 本体
19 回転軸
25 リンク
27 連結ピン
28 溝

Claims (6)

  1. 扉に取り付けられ、上下方向を軸線方向とし該軸線方向に移動可能なピボット軸を備えるヒンジ本体と、扉枠に取り付けられ、上方に突出した状態の前記ピボット軸を回転可能に受け止める軸受けと、を備えたヒンジにおいて、
    前記ピボット軸の軸線方向に対して直交する軸線を有する回転軸を備え、該回転軸の回転を前記ピボット軸の上下運動に変換することにより前記ピボット軸が上方に突出した状態と下方に収容された状態になり、
    前記ピボット軸の移動状態を確認するための部材が、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の周囲を扇状に上下方向に移動するように設けられ、該部材が上側に位置すると前記ピボット軸が上方に突出した状態となり、
    前記回転軸の端部には、工具が係合可能な係合部が形成され、前記扉には、前記工具を挿入するための切欠部が形成され、
    前記部材が上側に位置したことを、前記扉に形成された切欠部を介して視認可能であり、
    前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転軸の係合部に係合させて該回転軸を回転させることにより、前記ピボット軸が下方に収容されることを特徴とするヒンジ。
  2. 前記回転軸には、該回転軸と一体的に回転する回転体が設けられ、該回転体に前記部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ。
  3. 前記部材がピンであり、該ピンの一端部が前記扉の切欠部を介して視認可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ。
  4. 前記ヒンジ本体は下方垂直方向に延びる側体を備え、前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転体の係合部に係合できるように前記側体から前記回転軸の端部が露出すると共に、前記ピンが上側に位置したことを前記扉の切欠部を介して視認できるように前記側体から前記ピンの一端部が露出する請求項3記載のヒンジ。
  5. 扉に取り付けられ、上下方向を軸線方向とし該軸線方向に移動可能なピボット軸を備えるヒンジ本体であって、扉枠に取り付けられる軸受けに前記ピボット軸が上方に突出して挿入されるヒンジ本体において、
    前記ピボット軸の軸線方向に対して直交する軸線を有する回転軸を備え、該回転軸の回転を前記ピボット軸の上下運動に変換することにより前記ピボット軸が上方に突出した状態と下方に収容された状態になり、
    前記ピボット軸の移動状態を確認するための部材が、前記回転軸の回転に伴って前記回転軸の周囲を扇状に上下方向に移動するように設けられ、該部材が上側に位置すると前記ピボット軸が上方に突出した状態となり、
    前記回転軸の端部には、工具が係合可能な係合部が形成され、前記扉には、前記工具を挿入するための切欠部が形成され、
    前記部材が上側に位置したことを、前記扉に形成された切欠部を介して視認可能であり、
    前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転軸の係合部に係合させて該回転軸を回転させることにより、前記ピボット軸が下方に収容されることを特徴とするヒンジ本体。
  6. 下方垂直方向に延びる側体を備え、前記扉の切欠部を介して前記工具を前記回転体の係合部に係合できるように前記側体から前記回転軸の端部が露出すると共に、前記部材としてのピンが上側に位置したことを前記扉の切欠部を介して視認できるように前記側体から前記ピンの一端部が露出する請求項5記載のヒンジ本体。
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