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JP4738196B2 - 位置算出装置の誤差円の決定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、GPS(Global Positioning System)衛星および自立航法センサによる測位結果を用いて移動体の予測位置を算出する位置算出装置に関し、特に、GPS測位によるGPS位置の測位精度を示す誤差円の決定方法に関する。
自車位置を算出する方法には、GPS衛星を用いたGPS測位と、車両に搭載されたジャイロセンサや車速センサを用いた自立航法測位とがある。GPS測位は、絶対位置や絶対方位を検出することができるが、受信環境によってその精度が悪化するという短所がある。一方、自立航法測位は、受信環境に依存しないが、誤差が累積するという短所がある。このため、ナビゲーション装置では、両者の短所を互いに補完するように、GPS衛星による測位データと自立航法センサによる測位データを用いたハイブリッド方式が広く利用されいる。
特許文献1は、GPS衛星の測位誤差ΔLgを、GPS衛星と受信機との測位環境であるGDOP(Geometrical Dilution Of Precision)の劣化係数により決定し、測定誤差ΔLgと自立航法による測位位置Dと比較し、D>ΔLgの場合には、GPS測位による位置を現在位置に決定し、D≦ΔLgの場合には、自立航法による測位位置Dを現在位置に決定するナビゲーション装置を開示している。
特許文献2は、車両位置修正装置に関し、自立航法測位により得られるある区間の自立航法走行距離と、GPS測位により得られる上記ある区間に相当する区間のGPS測位点間距離とを比較し、自立航法走行距離とGPS測位点間距離との差が大きい場合には、GPSの測位データの信頼度が低いと判定し、差が小さい場合には信頼度が高いと判定する。信頼度が高ければ、GPSの測位誤差として許容される範囲を示す誤差円の半径を小さくし、信頼度が低ければ、半径を大きくしている。
特開昭63247612号 特開2003−279362号
特許文献2に示すようにGPS測位と自立航法測位を用いた位置算出を行う場合、オープンエアのように測位環境が良いケースでは、走行距離比率による誤差円半径は、概ね正しく重み引付け量を決定できるが、遮蔽環境のようにマルチパス等の影響を受けるケースでは、誤差の大きいGPS位置が連続で出力され、自立航法測位の軌跡と同じ動きをすることがある。これにより、走行距離比率が良いと判定され、GPS位置の誤差が大きいにも関わらず、重み引付けが行われ、予測位置の精度が悪化するという問題があった。
例えば図4(b)に示すように、測位時刻T1における予測位置Q1に速度ベクトルVcを加算することで測位時刻T2における自立航法測位による航法位置L2が求められる。速度ベクトルVcは、角度センサにより検出された自車の相対方位と速度センサにより検出された自車の方位速度から決定される。G1、G2、・・・Gnは、測位時刻T1、T2、・・・TnにおけるGPS測位により得られた絶対位置(以下、GPS位置という)である。走行距離比率は、数式1に示されるように、GPS位置の2点間の距離の合計と、速度ベクトルの大きさの合計の比率である。走行距離を算出するための区間または期間は一定であり、GPS測位が1秒毎に行われる場合には、その区間は、例えば4区間(または4秒)である。
Figure 0004738196
GPSによる測位環境がマルチパスや衛星配置などの影響により悪化すると、GPS位置が、例えばG3からG4のように大きく位置飛びをする。その後、GPSによる悪い測位状態が一定期間続くと、GPS位置が、G5、G6、G7、G8と直線状の軌跡となる。上記したように、走行距離を算出する期間が4区間(4秒間)であると、測位時刻T8におけるGPS位置G8の誤差円は、GPS位置G4−G5、G5−G6、G6−G7、G7−G8の4区間Tmの走行距離の合計と、それに対応する区間Tnの速度ベクトルの大きさの合計との比率から算出される。この場合、両者の走行距離比率が「1」に近くなってしまい、GPS位置の測位誤差が大きいにもかかわらず、誤差円Rの半径が小さくなってしまう。その結果、速度ベクトルを加算して得られた航法位置L8が、GPS誤差円に重み付け処理され、その位置が予測位置Q8に決定されてしまい、予測位置Q8の精度が悪化してしまう。予測位置の精度が悪化すると、ナビゲーション装置におけるマップマッチング精度も悪くなってしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決し、GPSによる測位状況が悪化したときに誤差量を再決定させ、予測位置の精度を向上することができる位置算出装置を提供することを目的とする。さらに本発明は、算出された予測位置を用いて自車位置等を精度良く地図上に表示することができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
本発明に係る位置算出装置は、GPSによる測位結果および自立航法センサによる測位結果を用いて移動体の予測位置を算出するものであって、GPSにより測位された一定期間Tcの走行距離Dpと自立航法センサにより測位された前記一定期間Tcに対応する走行距離Dqとの走行距離比率に基づきGPS測位によるGPS位置の誤差量Rを決定する誤差量決定手段と、自立航法センサにより測位された航法位置LがGPS位置の誤差量R内に存在するか否かを判定する判定手段と、前記航法位置Lが前記誤差量Rに存在しないと判定された場合、前記誤差量決定手段における走行距離Dpと走行距離Dqを算出するための前記一定期間Tcを予め決められた期間Tsだけ延長させ、誤差量Rを再決定させる誤差量再決定手段とを有する。
好ましくは、前記判定手段は、誤差量Rと航法位置Lを比較し、L>Rと判定されたとき、前記誤差量再決定手段は、延長された期間(Tc+Ts)における走行距離比率に基づき誤差量Rを再決定する。
位置算出装置はさらに、誤差量を再決定した後、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在するとき、前記航法位置Lを予測位置とし、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在しないとき、前記GPS位置を予測位置とする位置算出手段を含む。
本発明に係る位置算出方法は、GPSにより測位された一定期間Tcの走行距離Dpと自立航法センサにより測位された前記一定期間Tcに対応する走行距離Dqとの走行距離比率に基づきGPS測位によるGPS位置の誤差量Rを決定するステップと、自立航法センサにより測位された航法位置がGPS位置の前記誤差量R内に存在しないと判定されたとき、走行距離Dpと走行距離Dqを算出するための前記一定期間Tcを予め決められた期間Tsだけ延長させ、誤差量Rを再決定するステップと、誤差量Rを再決定した後、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在するとき、前記航法位置Lを予測位置とし、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在しないとき、前記GPS位置を予測位置とするステップとを有する。
本発明によれば、自立航法センサにより測位された航法位置がGPS位置の誤差量R内に含まれなくなった場合には、走行距離を算出するための期間を通常のときよりも長くし、誤差量Rを再決定するようにしたので、GPS位置の測位誤差を反映した誤差量を決定することができ、これにより算出される予測位置の精度を向上することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明に係る位置算出装置は、好ましくは車載用ナビゲーション装置において利用される。
図1は、本発明の実施例に係る位置算出装置の構成を示すブロック図である。位置算出装置1は、GPS衛星から送られてくるGPS信号を受信し、車両の絶対位置、ドップラーシフトを利用した絶対方位、およびGPS速度に関する測位データを出力するGPS受信機10と、車両に取り付けられた各種センサにより相対方位、方位速度に関する測位データを出力する自立航法センサ20と、GPS受信機10および自立航法センサ20から出力される測位データを入力し、入力した測位データに基づき移動体の予測位置を算出する位置算出部30と、移動体の走行履歴情報等を格納するメモリ40とを含んで構成される。
GPS受信機10は、GPS受信アンテナ12、受信部14、および計算部16を含んでいる。計算部16は、1秒毎の測位時刻における、GPS位置PGPS、GPS方位θGPS、GPS速度SGPSを計算し、これらの測位データを位置算出部30に出力する。
自立航法センサ20は、車両の回転角度を検出するジャイロなどの角速度センサ22を含み、角速度センサ22は、航法方位θGYRO(相対方位)を検出し、これを出力する。自立航法センサ20はさらに、移動体が一定距離を走行する毎にパルスを発生する速度センサ24とを含み、速度センサ24は、方位速度Vを出力する。
位置算出部30は、例えば、マイクロコンピュータによって構成され、ROM/RAMに格納されたプログラムによって予測位置の算出等を実行する。メモリ40は、位置算出部30により算出された予測位置、および過去のGPSによる測位データおよび自立航法による測位データ等を履歴情報として逐次記憶する。
次に、位置算出部30の動作について説明する。始めに、GPS位置の測位精度である誤差円の決定フローを図2に示す。位置算出部30は、GPS受信機10からの測位データと、自立航法センサ20からの測位データを受け取る(ステップS101)。位置算出部30は、一定の測位期間にわたるGPS位置の2点間距離の合計から走行距離Dpを算出し、かつ当該一定の測位期間に対応する期間の自立航法センサにより測位された走行距離Dqを算出する(ステップS102)。走行距離Dqは、速度ベクトルの大きさの合計であり、速度ベクトルは、航法方位の航法方位θGYROと方位速度Vによって規定される。通常時における一定の測位期間は、例えば4秒間(または4区間)である。
次に、位置算出部30は、走行距離比率(Dp/Dq)を算出し(ステップS103)、走行距離比率が、h1<(Dp/Dq)<h2の範囲に属するか否かを判定する(ステップS104)。この範囲は、例えば、0.9<(Dp/Dq)<1.1である。走行距離比率が1に近いほど、GPS測位の信頼度は高くなる傾向がある。このため、位置算出部30は、走行距離比率が上記範囲内にあるとき、半径r1の誤差円を設定し(ステップS105)、範囲外にあるときには、半径r2の誤算円を設定する(ステップS106)。半径は、r1<r2の関係にある。ここでは、説明を簡単にするために、誤差円の大きさを2段階にしているが、勿論、3段階以上の詳かな設定にしてもよい。
次に、GPSによる測位データと自立航法による測位データを利用した予測位置の算出動作を図3のフローを参照して説明する。先ず、前回算出された予測位置に速度ベクトルを加算して航法位置Lを求める(ステップS201)。次に、位置制御部30は、GPSによる測位データおよび自立航法による測位データに基づき、図2に示す動作フローに従い、今回測位されたGPS位置の誤差円Rを求める(ステップS202)。位置制御部30は、誤差円Rと航法位置Lとを比較し(ステップS203)、航法位置Lが誤差円R内に存在するか否かを判定する(ステップS204)。
航法位置Lが誤差円Rの範囲内に存在する場合には、航法位置Lが今回の予測位置となる(ステップS208)。一方、航法位置Lが誤差円Rの範囲内に存在しない場合には、位置制御部30は、誤差円の再計算を行う(ステップS205)。
誤差円の再計算は、GPS測位による走行距離Dpと自立航法による走行距離Dqを算出する測位期間を予め決められた期間だけ延長する。本実施例では、通常の測位期間が4秒間であるが、誤差円を再計算する場合には、測位期間を少なくとも10秒間に延長する。過去の実測値を参照すると、マルチパス等の影響により測位が劣化する期間が10秒間以上継続することはほとんどない。このため、走行距離比率を算出するための測位期間を10秒とすれば、仮に、測位期間の一部の走行距離比率が1に近くとも、全体の走行距離比率は測位環境の劣化を反映することになり、誤差円の半径は大きくなる。
位置算出部30は、再計算された誤差円R1と航法位置Lを再度比較し(ステップ206)、航法位置Lが誤差円R1の範囲内に存在することになれば(ステップS207)、航法位置Lが予測位置となる(ステップS208)。航法位置Lが誤差円R1内に存在しない場合には、航法位置Lを誤差円の中心、すなわちGPS位置に引き付け処理し、これを予測位置とする(ステップS209)。
ステップS204において、航法位置L>誤差円Rとなっている場合、速度ベクトル位置が誤差円半径の外にあることになり、これには以下2つのケースが考えられる。
(1)GPSによる測位状態が悪く、誤差の大きいGPS位置が一定時間連続で出力される。
(2)GPSにより測位状態が非常に良く、誤差円半径が非常に小さい。
(1)のケースでは、長時間の走行距離比率をチェックすることで、軌跡の安定性を厳密に判定し、正しい重み引付け量を決定することができる。
(2)のケースでは、元々の測位状態が良いため、長時間の走行距離比率は良いままであり、影響はほぼない。
図4(a)は、本実施例の位置算出装置による予測位置の算出例を示す図である。測位時刻T1における予測位置をQ1とする。測位時刻T2における航法位置L2は、予測位置Q1に対して測位時刻T1における速度ベクトルVcを加算して求められる。G1、G2、・・・Gnは、測位時刻T1、T2、・・・TnにおけるGPS位置である。測位時刻T2における航法位置K2は、GPS位置G2の誤差円Rの範囲内に存在するため、航法位置L2は測位時刻T2における予測位置Q2に決定される。次に、予測位置Q2に対して速度ベクトルVcを加算して測位時刻T3における航法位置L3が求められる。測位時刻T3におけるGPSの測位環境に幾分悪化し、GPS位置G3が変動するが、航法位置L3は、GPS位置G3の誤差円Rの範囲内に存在するため、航法位置L3が予測位置Q3に決定される。
測位時刻T4において、上記と同様にして予測位置Q3を基準に航法位置L4が算出される。また、測位時刻T4において、GPSによる測位環境がさらに悪化し、GPS位置G4が大きく位置飛びをする。GPS位置G3とG4間の2点間距離K34が非常に大きくなるため、走行距離比率が1より大きく乖離し、GPS位置の測位誤差が大きいことを示す半径の大きい誤差円R1が設定される。航法位置L4は、GPS位置G4の誤差円R1と比較され、航法位置L4が誤差円R1の範囲内に存在するため、航法位置L4が予測位置Q4となる。
以後、測位時刻T7までは、GPS測位による走行距離がGPS位置であるG3とG4の2点間距離K34を含んでいるため、半径の大きな誤差円R1が継続され、航法位置L5、L6、L7がそれぞれ予測位置Q5、Q6、Q7に決定される。
測位時刻T8において、GPS測位による走行距離は、2点間距離であるG4−G5、G5−G6、G6−G7、G7−G8の4区間により算出される。この区間のGPS位置の軌跡は、対応する測位期間の速度ベクトルの軌跡と近似する。このため、走行距離比率が「1」に近くなり、位置算出部30は、GPS測位による誤差が小さいと判定し、半径の小さな誤差円Rを設定する。これにより、航法位置L8が誤差円Rの範囲外に存在することになる。従来手法であれば、航法位置L8を誤差円Rに引き付け処理を行うが、本実施例では、上記したように誤差円の再計算を実施してから、航法位置L8と誤差円の再比較を行う。
誤差円の再計算では、測位期間を10秒間(または10測位期間)とするため、GPS測位による走行距離Dpは、G3−G4の距離K34を含むことになるため、走行距離比率が1よりも乖離する。従って、測位時刻T8のGPS位置G8の誤差円は、測位時刻T7のときと同様に、半径の大きな誤差円R1に決定される。その結果、航法位置L8は、誤差円R1の範囲内に存在することになり、航法位置L8が予測位置Q8に決定される。よって、予測位置Q8が誤差を多量に含むGPS位置G8に引き付けられず、予測位置の精度を保つことができる。
このように、従来の位置算出方法では、GPSの測位誤差が大きくても、一定期間の走行距離比率が良いと、誤差円半径が小さくなるため、そこに重みで引き付けられてしまい予測位置の誤差が増加するが、本実施例では、航法位置とGPS位置が大きく離れた場合には(航法位置>誤差円半径)、走行距離Dp、Dqの測位期間を延長し、走行距離比率の良否を再度判定するようにしたので、GPSの測位誤差が大きい場合には、それを反映する誤差円を設定することが可能となり、その分の重みの効果が弱くなり、予測位置の誤差は大きくならない。すなわち、マルチパス等の影響を受けるケースで、誤差の大きいGPS位置が連続で出力される場合でも、適切な重み引付け量を決定することで、高精度な予測位置を算出することができる。
図5は、本実施例に係る位置算出装置をナビゲーション装置に適用したときのブロック図である。ナビゲーション装置100は、上記したGPS衛星からの電波を受信するGPS受信機10、自立航法センサ20、アンテナ114を介して車両外部の現在の道路交通情報を受信するVICS・FM多重レシーバ116、操作パネル122、音声入力部124およびリモコン操作部126を含むユーザ入力インターフェース120、大容量のハードディスクを有する記憶装置130、無線または有線によりデータ通信を可能とするデータ通信制御部132、スピーカ142から音声を出力させる音声出力部140、ディスプレイ152に画像を表示させる表示制御部150、種々のプログラムを記憶するプログラムメモリ160、データを一時記憶するデータメモリ170、および制御部180を含んでいる。制御部180は、図1に示す位置算出部30の誤差円の決定方法ならびに予測位置の算出機能を包含する。
記憶装置130は、ナビゲーションの各種機能を実行するためのプログラムおよびデータベースを記憶する。データベースは、地図データ、施設データを含み、地図データは、道路に関するリンクデータおよび交差点データが含まれる。プログラムメモリ160は、記憶装置130に記憶されたプログラムをロードし、そこには、誤差円を決定するプログラム、予測位置を算出するプログラム、およびGPS測位および航法測位により算出された予測位置に基づき自車位置を地図データ上にマップマッチングさせるプログラム、目的地までの最適経路を探索するためのプログラム等が格納されている。データメモリ170は、記憶装置130から読み出した地図データやGPS受信機10や自立航法センサ20からの測位データ等を記憶する。
本実施例の位置算出装置により高精度の予測位置を得ることができるため、ナビゲーション装置100においても、マップマッチングによる処理負担を軽減し、自車位置の表示をより高速にかつ正確に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明に係る位置算出装置は、車両等の移動体用のナビゲーション装置やナビゲーションシステムにおいて利用される。
本発明の実施例に係る位置算出装置の構成を示すブロック図である。 本実施例の位置算出装置における誤差円の算出フローを示す図である。 本実施例の位置算出装置の予測位置の算出フローを示す図である。 本実施例の位置算出装置による予測位置の算出例を説明する図である。 本実施例の位置算出装置を適用したナビゲーション装置の構成を示す図である。
符号の説明
1:位置算出装置 10:GPS受信機
12:アンテナ 14:受信部
16:計算部 20:自立航法センサ
22:角度センサ 24:速度センサ
30:位置算出部 40:メモリ

Claims (6)

  1. GPSによる測位結果および自立航法センサによる測位結果を用いて移動体の予測位置を算出する位置算出装置であって、
    GPSにより測位された一定期間Tcの走行距離Dpと自立航法センサにより測位された前記一定期間Tcに対応する走行距離Dqとの走行距離比率に基づきGPS測位によるGPS位置の誤差量Rを決定する誤差量決定手段と、
    自立航法センサにより測位された航法位置LがGPS位置の誤差量R内に存在するか否かを判定する判定手段と、
    前記航法位置Lが前記誤差量Rに存在しないと判定された場合、前記誤差量決定手段における走行距離Dpと走行距離Dqを算出するための前記一定期間Tcを予め決められた期間Tsだけ延長させ、誤差量Rを再決定させる誤差量再決定手段とを有し、
    前記期間Tsは、前記期間Tcに連続する前記期間Tcよりも過去の測位期間であり、前記誤差量再決定手段は、期間(Tc+Ts)の走行距離Dpと走行距離Dqの走行距離比率に基づき誤差量Rを再決定する、
    位置算出装置。
  2. 前記走行距離Dqは、角度センサにより測位された相対方位と速度センサにより測位された方位速度から求められる速度ベクトルの大きさの合計である、請求項1に記載の位置算出装置。
  3. 前記航法位置Lは、前回算出された予測位置に速度ベクトルを加算することによって算出される、請求項1に記載の位置算出装置。
  4. 位置算出装置はさらに、誤差量を再決定した後、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在するとき、前記航法位置Lを予測位置とし、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在しないとき、前記GPS位置を予測位置とする位置算出手段を含む、請求項1ないしいずれか1つに記載の位置算出装置。
  5. 請求項1ないしいずれか1つに記載の位置算出装置と、
    位置算出装置により算出された予測位置に基づき自車位置を道路地図上に表示する表示手段とを備えたナビゲーション装置。
  6. GPSによる測位結果および自立航法センサによる測位結果を用いて移動体の予測位置を算出する位置算出装置における位置算出方法であって、
    GPSにより測位された一定期間Tcの走行距離Dpと自立航法センサにより測位された前記一定期間Tcに対応する走行距離Dqとの走行距離比率に基づきGPS測位によるGPS位置の誤差量Rを決定するステップと、
    自立航法センサにより測位された航法位置がGPS位置の前記誤差量R内に存在しないと判定されたとき、走行距離Dpと走行距離Dqを算出するための前記一定期間Tcを予め決められた期間Tsだけ延長させ、誤差量Rを再決定するステップと、
    誤差量Rを再決定した後、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在するとき、前記航法位置Lを予測位置とし、前記航法位置Lが前記誤差量R内に存在しないとき、前記GPS位置を予測位置とするステップとを有し、
    前記期間Tsは、前記期間Tcに連続する前記期間Tcよりも過去の測位期間であり、前記誤差量再決定手段は、期間(Tc+Ts)の走行距離Dpと走行距離Dqの走行距離比率に基づき誤差量Rを再決定する、位置算出方法。
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