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JP4736278B2 - 複層ガラス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遮音性能を高めることにより建築物の窓用としてはもとより、車輌や船舶などの窓用としても好適に使用できる複層ガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】
複層ガラスにおける遮音性能の良否は、コインシデンス効果と共鳴透過現象との如何に依存するとされている。このうち、コインシデンス効果による遮音性能の低下は、使用する板ガラスの密度や縦弾性係数のほか、その時々の気温等にも関係するとされており、単板ガラスのみならず複層ガラスにも発生する共通の現象である。
【0003】
一方、低音域での共鳴透過現象は、等間隔で隔置された2枚の板ガラスが共鳴することにより発生する複層ガラスに特有の現象である。
【0004】
従来より使用されている一般的な複層ガラスにおいては、スペーサ部材の両側面と板ガラスとの間には一次シールが、2枚の板ガラス端縁とスペーサ部材の外側面とを覆って二次シールが設けられている。
【0005】
しかし、この構成では、複層ガラスの中空層の大きさ、該中空層に封入された気体の種類、板ガラスの厚さ、等の制限より、200〜500Hzの音域で共鳴透過現象による遮音性能の低下という不具合が生じやすい。
また、2枚の板ガラスの板厚が同一または近似である場合、コインシデンス効果を顕著に生じ、高音域から中音域にかけても遮音性能の低下という不具合が生じやすい。
【0006】
なお、共鳴器を使用した従来の吸音機構は、相当数の共鳴器を建築空間の内装壁、天井等に挿入し、特定の周波数域の過多残響音を吸収させる例や、共鳴器を自動車等の排気部のマフラー、ダクト、管等の内部、等に設け、出口での音圧レベルを低減させる例があった。これに対し、吸音機構を複層ガラスのような壁体等の構造体の内部に使用する例は、従来見られなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記欠点の対処法として、特開平11−229722号において吸音材が封入された筒状体を使用した構成が提案されている。しかし、この構成においても遮音性能が低下するという問題が完全に解決された訳ではない。
【0008】
このような複層ガラスにおいては、高周波数域よりも低周波数域の騒音を低減する対策は困難であり、特に多くの環境騒音の成分に含まれる200〜500Hzの音域での騒音制御技術にかかわる大きな課題となっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述の課題を解決すべくなされたものであり、2枚の板ガラス相互をスペーサ部材を介して気密状に隔置することにより板ガラス相互間に中空層を形成してなる複層ガラスにおいて、該複層ガラスの少なくとも1端縁部分において、前記中空層内にはスペーサ部材に平行に該スペーサ部材と所定距離の位置に棒状部材が配設され、棒状部材、スペーサ部材および2枚の板ガラスで画する空洞部を形成しており、前記棒状部材には前記中空層と前記空洞部とを連通する複数個の貫通孔が設けられており、前記棒状部材と前記空洞部とにより共鳴器を形成してなることを特徴とする複層ガラスを提供する。
【0010】
この構成により、遮音複層ガラスにおいて、共鳴透過による低周波数域での遮音欠損を共鳴器を構成することにより改善できる。
【0011】
本発明において、前記スペーサ部材と棒状部材との間隔が5〜50mmであり、前記棒状部材の厚さが5〜20mmであり、貫通孔相互の間隔が30〜100mmであり、貫通孔の孔径が1〜5mmであることが好ましい。
また、本発明において、前記板ガラスの厚さが2〜30mmであり、板ガラス相互の間隔が4〜30mmであることが好ましい。
このような構成であれば、遮音複層ガラスにおいて、共鳴透過による低周波数域での遮音欠損を一層改善できる。
【0012】
また、本発明において、共鳴器の共鳴周波数が160〜630Hzであることが好ましい。一般的な複層ガラスにおいては、中空層の大きさ、該中空層に封入された気体の種類、板ガラスの厚さ、等の制限より、200〜500Hzの音域で共鳴透過現象による遮音性能の低下という不具合が生じやすく、共鳴器の共鳴周波数を160〜630Hzとすればこの不具合が解消しやすいからである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における複層ガラス1の一例を示す構成断面図である。複層ガラス1は、2枚の板ガラス2および2を、スペーサ部材3によって、板ガラス2、2とスペーサ部材3との間に一次シール8を介して所定の間隔に保持し、板ガラス2および2の周縁部内部とスペーサ部材3の外周面とで形成された凹部に二次シール9を配して周縁部がシールされている。
【0014】
板ガラス2としては、建築用に一般的に使用されるソーダライムシリカガラス(たとえば、旭硝子社製、商品名:AS)が代表的であるが、これに限られず、その他の組成の板ガラスも使用できる。また、無機質の板ガラスのみならず、有機質の板ガラス、たとえば、ポリカーボネート、アクリル樹脂、等も使用できる。
【0015】
スペーサ部材3は、板ガラス2、2の相互の間隔が所定値に確保できれば材質、形状は限定されないが、図示のような断面矩形状が好ましい。なお、図示は省略したが、スペーサ部材3の中空部分に乾燥剤を充填し、かつ、スペーサ部材3の中空層側に貫通孔を所定間隔で複数個設けてもよい。
【0016】
一次シール8としては主に粘着力を発揮できる材質が好ましく、たとえば、ポリイソブチレンが好適に使用できる。二次シール9としては主に接着力を発揮できる材質が好ましく、たとえば、ポリスルフィド、シリコーン樹脂が好適に使用できる。
【0017】
図1において、中空層4内にはスペーサ部材3に平行にスペーサ部材3と所定距離Hの間隔を隔て棒状部材5が配設され、棒状部材5、スペーサ部材3および2枚の板ガラス2、2で画する空洞部7を形成している。棒状部材5は所定の厚さLを有しており、また、棒状部材5には中空層4と空洞部7とを連通する直径dの複数個の貫通孔6、6…が所定ピッチ間隔P毎に設けられている(図2参照)。
【0018】
棒状部材5の幅は、板ガラス2、2の相互の間隔Wと略等しく、図示しない接着剤等の固定手段により板ガラス2、2に固定されている。棒状部材5の材質としては、各種の材料が使用できるが、硬質樹脂、ゴム、金属材料、等が吸音性が少なくて好ましい。また、棒状部材5の表面、すなわち、棒状部材5の上下面および貫通孔6の周壁面は、平滑に仕上げてあることが、吸音性が少なくて好ましい。
【0019】
上記図1に示される構成、すなわち、棒状部材5と空洞部7とにより、共鳴器が形成されてなる。以下、この共鳴器の原理を説明する。棒状部材5に中空層4側から音波が入射すると、特定の周波数で貫通孔6内の空気が激しく振動する。このとき、貫通孔6内の空気と、貫通孔6の周壁面との摩擦によって音響エネルギーが熱エネルギーに変換されて吸音効果が得られる。
【0020】
図1、図2に示されるように、所定の厚さLの棒状部材5に連続的に貫通孔6が配されている構成は、ヘルムホルツ共鳴器が連続的に並んでいる構成と等価であると考えられる。この場合、該共鳴器は貫通孔6の数が多い程(ただし、孔6、6…の間隔は制限されるが)、その吸音効果は大きい。また、図1の例では複層ガラス1の1端縁部分に共鳴器を配する構成としたが、矩形状の複層ガラスのさらに他の端縁部分に共鳴器を配する構成とすれば、一層吸音効果が得られる。
【0021】
このように、本発明の複層ガラスは、従来の複層ガラスに僅かの変更を加えるのみで、充分な吸音効果が得られ、建築空間の他の部分に共鳴器を設ける必要はない。したがって、建築空間に全く変更を加えることなく、優れた遮音性能が得られる技術であり、人口密度の高い都市空間において極めて有益である。
【0022】
本発明において、複層ガラスの構成によってf(共鳴器の共鳴周波数)が求められる。すなわち、気体の音速C、スペーサ部材3と棒状部材5との間隔H、棒状部材5の厚さL、貫通孔6の直径d、貫通孔相互の間隔Pおよび板ガラス2、2の内のり寸法Wを下記(1)式に代入することによりfが算出される。
【0023】
【数1】
Figure 0004736278
【0024】
また一般に、複層ガラスの構成によってfrmd(複層ガラスの共鳴透過周波数)が求められる。すなわち、気体中の音速C、気体の密度ρ、ガラスの面密度mおよび板ガラス2、2の内のり寸法Wを下記(2)式に代入することによりfrmdが算出される。
【0025】
【数2】
Figure 0004736278
【0026】
このように、複層ガラスの構成における各値を任意に設定することにより、所望のf(共鳴器の共鳴周波数)と、frmd(複層ガラスの共鳴透過周波数)とを合わせることができる。
【0027】
本発明の他の実施の形態として、少なくとも1枚の板ガラスが合わせガラスである複層ガラスが挙げられる。このように、合わせガラスが使用されたり、板ガラスの外側にフィルムや樹脂等が接着された複層ガラスは、安全面に優れ、複層ガラスとしての機能向上に寄与できる。
【0028】
本発明のさらに他の実施の形態として、中空層に六フッ化硫黄ガス、アルゴンガスまたはクリプトンガスを封入した複層ガラスが挙げられる。通常の複層ガラスは、中空層に乾燥空気または窒素ガスが封入される構成が一般的であるが、これの代わりに、断熱性能を上げることを主たる目的で上記ガスを封入すると、媒体間の音速の違いによる波動的エネルギー損失を生じ、遮音性能が向上する効果が得られる。
【0029】
なお、六フッ化硫黄ガス、アルゴンガス、クリプトンガスの0℃、1気圧での密度ρは、それぞれ、6.6kg/m、1.78kg/m、3.74kg/mであり、音速Cは、それぞれ、130m/秒、308m/秒、212m/秒であり、その結果frmd(複層ガラスの共鳴透過周波数)は、それぞれ、250Hz、308Hz、308Hzと算出される。
【0030】
本発明のさらに他の実施の形態として、図3に示されるような、スペーサ部材3と棒状部材5とが連結部材10を介して一体化してなる構成が挙げられる。すなわち、スペーサ部材3上辺の両側端には水平片である係止部3a、3aが延設されており、棒状部材5の下部両側端からは連結部材10、10が垂設されており、かつ、連結部材10、10の下端部には、それぞれ2箇所に内向きの水平片が平行に延設されており係合凹部10a、10aを形成している。
【0031】
したがって、図3に示されるように、係止部3a、3aと係合凹部10a、10aとを嵌合することにより、スペーサ部材3と棒状部材5とが一体化する。この構成であれば、スペーサ部材3を一次シール8および二次シール9を介して板ガラス2、2に固定するのみでよく、棒状部材5を別途板ガラス2、2に固定する必要がない。なお、連結部材10、10はスペーサ部材3(棒状部材5)の全長に亘って設ける構成でも、スペーサ部材3(棒状部材5)の全長に対し局部的に所定間隔をおいて設ける構成でもよい。
【0032】
本発明のさらに他の実施の形態として、連結部材10が、好ましくは棒状部材5も透明部材である構成が挙げられる。このような構成であれば、連結部材10も、棒状部材5も透視性を妨げにくく、複層ガラスとして好ましい。
【0033】
本発明のさらに他の実施の形態として、貫通孔の少なくとも一方の開口部には音響抵抗材11が配されてなる構成が挙げられる。このような構成であれば、音響抵抗材11が貫通孔の前後での気体の摩擦運動を促進し、広い周波数範囲の吸音の効果が得られる。
【0034】
図3において、平面状の音響抵抗材11、11は棒状部材5の上下面に棒状部材5を覆って配されており、前記効果が得られる構成となっている。
なお、音響抵抗材とは、気体振動(空気振動)により自ら励振されやすい物質であり、たとえば、グラスウール、ロックウール等の繊維材、フィルム等の膜状材、等が挙げられる。
【0035】
【実施例】
矩形で、縦1480mm、横1230mm、厚さ3mmの板ガラス(旭硝子社製、商品名:AS)を使用し、複層ガラスを製作し、この遮音性能を評価した。複層ガラスの全体の厚さは18mmである。
【0036】
共鳴器を設ける本発明に係る複層ガラス、および、同一の外形で共鳴器を設けない通常の複層ガラスを、それぞれ実施例、比較例として比較した。なお、板ガラス2、2の内のり寸法Wはいずれも12mmとした。
【0037】
[実施例1]
図1に示される構成の共鳴器を複層ガラスの四端縁部分に設けた。
スペーサ部材3と棒状部材5との間隔Hを20mm、棒状部材5の厚さLを5mm、貫通孔6の直径dを2mm、貫通孔相互の間隔Pを50mmとした。棒状部材5の材質としては、ポリ塩化ビニルを使用した。
この場合前記(2)式によるfrmd(共鳴透過周波数)は286Hzとなり、前記(1)式によるf(共鳴器の共鳴周波数)は341Hzとなった。
【0038】
[実施例2]
図1に示される構成の共鳴器を複層ガラスの四端縁部分に設けた。
スペーサ部材3と棒状部材5との間隔Hを10mm、棒状部材5の厚さLを10mm、貫通孔6の直径dを2mm、貫通孔相互の間隔Pを50mmとした。棒状部材5の材質としては、ポリ塩化ビニルを使用した。
この場合前記(2)式によるfrmd(共鳴透過周波数)は286Hzとなり、前記(1)式によるf(共鳴器の共鳴周波数)は364Hzとなった。
【0039】
[比較例]
実施例1、2と同一構成の複層ガラスとし、共鳴器は設けない。
この場合前記(2)式によるfrmd(共鳴透過周波数)は286Hzとなった。
【0040】
上記実施例および比較例において、JIS A1416に準拠して各周波数毎の音響透過損失を測定した。
上記実施例および比較例の比較結果は、図4に示されるようになった。図4は、周波数毎の音響透過損失を示すグラフであり、図中で黒丸の点は実施例1を、白角の点は実施例2を、白丸の点は比較例を、それぞれ示す。
【0041】
図において、1/3オクターブ・バンド中心周波数で250〜500Hzにおいて、黒丸の点で示される本発明の実施例1、および、白角の点で示される実施例2は、白丸の点で示される比較例に比べて音響透過損失が2〜4dB高くなっている。すなわち、上記周波数においては、共鳴器を設けた効果が現れている。
また、上記結果より、共鳴器の設計周波数fのみならず、設計周波数に隣接する周波数域においても音響透過損失が2〜4dB高くなっており、共鳴器を設けた効果が現れている。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、遮音複層ガラスにおいて、共鳴透過による低周波数域での遮音欠損を、貫通孔が設けられた棒状部材と空洞部とより構成される共鳴器を設けることにより改善できる。
また、本発明によれば、共鳴器の共鳴周波数を160〜630Hzとすることにより、一般的な複層ガラスにおける200〜500Hzの音域で共鳴透過現象による遮音性能の低下という不具合が解消できる。
【0043】
また、本発明によれば、少なくとも1枚の板ガラスが合わせガラスであることにより、安全面に優れ、複層ガラスとしての機能向上に寄与できる。
また、本発明によれば、中空層に六フッ化硫黄ガス、アルゴンガスまたはクリプトンガスを封入することにより、媒体間の音速の違いによる波動的エネルギー損失を生じ、遮音性能が向上する効果が得られる。
【0044】
また、本発明によれば、スペーサ部材と前記棒状部材とが連結部材を介して一体化してなることにより、複層ガラスの組み立て作業が簡略化できる。
また、本発明によれば、連結部材および/または前記棒状部材を透明部材とすることにより、連結部材等が透視性を妨げにくく、複層ガラスとして好ましい。
また、本発明によれば、貫通孔の少なくとも一方の開口部には音響抵抗材が配されてなることにより、広い周波数範囲の吸音の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複層ガラスの実施例の概要を説明する要部断面図。
【図2】本発明に使用される棒状部材の要部平面図。
【図3】本発明の複層ガラスの他の実施例の概要を説明する要部断面図。
【図4】周波数毎の音響透過損失を示すグラフ。
【符号の説明】
1:複層ガラス
2:板ガラス
3:スペーサ部材
4:中空層
5:棒状部材
6:貫通孔
7:空洞部
8:一次シール
9:二次シール
10:連結部材
11:音響抵抗材

Claims (7)

  1. 2枚の板ガラス相互をスペーサ部材を介して気密状に隔離することにより板ガラス相互間に中空層を形成してなる複層ガラスにおいて、該複層ガラスの少なくとも1端縁部分において、前記中空層内にはスペーサ部材に平行に該スペーサ部材と所定距離の位置に棒状部材が配設され、棒状部材、スペーサ部材および2枚の板ガラスで画する空洞部を形成しており、前記棒状部材には前記中空層と前記空洞部とを連通する複数個の貫通孔が設けられており、前記棒状部材と前記空洞部とにより共鳴器を形成し、前記スペーサ部材と前記棒状部材との間隔が5〜50mmであり、前記棒状部材の厚さが5〜20mmであり、前記貫通孔相互の間隔が30〜100mmであり、前記貫通孔の孔径が1〜5mmであり、前記共鳴器の共鳴周波数が160〜630Hzであることを特徴とする複層ガラス。
  2. 前記板ガラスの厚さが2〜30mmであり、板ガラス相互の間隔が4〜30mmである請求項1に記載の複層ガラス。
  3. 少なくとも1枚の板ガラスが合わせガラスである請求項1または2に記載の複層ガラス。
  4. 前記中空層に六フッ化硫黄ガス、アルゴンガスまたはクリプトンガスが封入された請求項1〜のいずれかに記載の複層ガラス。
  5. 前記スペーサ部材と前記棒状部材とが連結部材を介して一体化してなる請求項1〜のいずれかに記載の複層ガラス。
  6. 前記連結部材および/または前記棒状部材が透明部材である請求項1〜のいずれかに記載の複層ガラス。
  7. 前記貫通孔の少なくとも一方の開口部には音響抵抗材が配されてなる請求項1〜のいずれかに記載の複層ガラス。
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