JP4732597B2 - 基板の研磨装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スル−プット時間の短いインデックスヘッド型研磨装置に関する。
研磨される基板としては、シリコンベアウエハ、シリコンデバイスウエハ、液晶基板、AlTiC基板、樹脂基板、ガラス基板等が利用できる。
【0002】
【従来の技術】
基板の研磨加工の生産性を向上させるために、インデックスヘッド型研磨装置複数の基板を同一の研磨プラテンで同時に研磨することは知られている(特開平12−100899号、特開2000−94305号、同2000−94317号、同2000−164543号)。
特開2000−94317号公報には、図6、図7および図8に示すように、3組の研磨プラテン2a,2b,2cおよび左右方向に往復移動可能な基板ローディング/アンローディング用仮置台4を同一の円周上Cに配置した基台1と、この基台の上方でそれぞれ別の4組のスピンドル24,24,24,24に軸承されたヘッド25に基板2枚w1,w2を保持する4組のチャック機構6a,6b,6c,6dを90,90,90,90度づつ時計廻り方向に回動する回転軸16に回動自在に支持してなるインデックスヘッド5と、基板ローディングカセット7a,7a、該基板ローディングカセットから仮置台4上に基板wを搬送する搬送アーム8a、およびチャック機構6aより移送され、基板仮置台4上に置かれた研磨後の基板を基板アンローディングカセット7bに移送する搬送アーム8b、基板洗浄ノズル9、研磨プラテンのドレッサ3、チャック洗浄機構13とを備えた研磨装置が記載されている。
【0003】
該研磨装置を用いて基板を研磨するには、次ぎの工程を経て行われる。
(1)基板ロ−ディングカセットから仮置台4上に基板wを搬送ア−ム8aで搬送し、仮置台4を右方向に移動させチャック機構6aの下方に位置させ、チャック機構6aを下降させて仮置台4上の基板に吸着板26を当接させ、管21を減圧して基板をチャック機構の吸着板に吸着させ、ついでチャック機構6aを上昇させる。
【0004】
(2)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6aを下降させ、第1研磨プラテンに押圧し、基板と第1プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6aを上昇させる。
その間、仮置台4は左方向に移動して元の位置に戻り、新たな基板wが基板ロ−ディングカセットから仮置台4上に搬送ア−ム8aで搬送され、ついで仮置台4を右方向に移動させチャック機構6bの下方に位置させ、チャック機構6bを下降させて仮置台4上の基板に吸着板26を当接させ、管21を減圧して基板をチャック機構の吸着板に吸着させ、ついでチャック機構6bを上昇させる。
【0005】
(3)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6aを下降させ、第2研磨プラテン2bに押圧し、基板と第2プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨する。
その間、仮置台4は左方向に移動して元の位置に戻り、新たな基板wが基板ロ−ディングカセットから仮置台4上に搬送ア−ム8aで搬送され、ついで仮置台4を右方向に移動させチャック機構6cの下方に位置させ、チャック機構6cを下降させて仮置台4上の基板に吸着板26を当接させ、管21を減圧して基板をチャック機構の吸着板に吸着させ、ついでチャック機構6cを上昇させる。
また、チャック機構6bを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6bを上昇させる。
【0006】
(4)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6aを下降させ、第3研磨プラテン2cに押圧し、基板と第3プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第3研磨プラテンを摺動させて基板表面を仕上研磨する。
その間、仮置台4は左方向に移動して元の位置に戻り、新たな基板wが基板ロ−ディングカセットから仮置台4上に搬送ア−ム8aで搬送され、ついで仮置台4を右方向に移動させチャック機構6dの下方に位置させ、チャック機構6dを下降させて仮置台4上の基板に吸着板26を当接させ、管21を減圧して基板をチャック機構の吸着板に吸着させ、ついでチャック機構6dを上昇させる。
また、チャック機構6bを下降させ、第2研磨プラテンに押圧し、基板と第2プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨し、研磨終了後、チャック機構6bを上昇させる。一方、チャック機構6cを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6cを上昇させる。
【0007】
(5)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6aを仮置台4上に下降させ、管21aの減圧を止め、基板を仮置台4上に置いた後、チャック機構6aは上昇する。仮置台4の基板に洗浄液が吹き付けられた後、仮置台4は右方向に移動し、仮置台4上の仕上研磨された基板は搬送ア−ム8bにより基板アンロ−ディングカセット7b内に表面が濡れた状態で収納される。
ついで、仮置台4は左方向に移動して元の位置に戻り、新たな基板wが基板ロ−ディングカセットから仮置台4上に搬送ア−ム8aで搬送され、ついで仮置台4を右方向に移動させチャック機構6aの下方に位置させ、チャック機構6aを下降させて仮置台4上の基板に吸着板26を当接させ、管21を減圧して基板をチャック機構の吸着板に吸着させ、ついでチャック機構6aを上昇させる。
その間に、チャック機構6bを第3研磨プラテン2cに押圧し、基板と第3プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第3研磨プラテンを摺動させて基板表面を仕上研磨する。
一方、チャック機構6cを下降させ、第2研磨プラテンに押圧し、基板と第2プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨し、研磨終了後、チャック機構6cを上昇させる。および、チャック機構6dを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6dを上昇させる。
【0008】
(6)以下、前記(5)の工程、即ち、インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させ、基板のアンロ−ディング/ロ−ディング、仕上研磨、中仕上研磨、粗研磨の工程を繰り返す。
【0009】
上記例では、1ステ−ジ毎に2枚の基板が加工されたが、1ステ−ジ毎に1枚の基板が加工されるようにチャック機構を変更してもよい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
これら3組の研磨プラテンを用いるインデックスヘッド型研磨装置は、基板研磨のスループット時間を2〜4分/枚と短縮できる利点を有している。
しかし、基板研磨のスループット時間を更に0.5〜1分/枚と短縮することが半導体デバイスメーカーより要求されている。
本発明者等は、スループット時間1〜3分/枚を目標とするには、従前のインデックスヘッド型研磨装置では、基板洗浄、基板のアンローディング、チャック機構洗浄、基板のローディングの一連の作業を行うアンローディング/ローディングステージでの作業時間が律速であることを見出し、アンローディング/ローディングステージでの前記作業を他の機構に割り振ることでスループット時間をより短縮できる研磨装置が提供できることを見出した。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の1は、上方で回転軸(16)に軸承されたインデックスヘッド(5)に該回転軸を中心に同一円周上に等間隔に設けられた一対のスピンドル(24,24)を4組取り付けた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)、
前記インデックスヘッドの回転軸(6)を時計廻り方向に90度、90度、90度、90度づつ、もしくは90度、90度、90度、−270度づつ回動させて前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3ポリシングステ−ジ(s 4 )位置に決める回動機構、
前記基板チャック機構のスピンドル(24,24)を昇降させる昇降機構(34,34)および該スピンドル(24,24)を水平方向に回転させる機構(M1,M2)、
前記4組の基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)の下方に相対向するように前記インデックスヘッド(5)の回転軸(16)の軸心の下方に同一円周上に等間隔に設けられた前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1プラテン(2a)を備える第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2プラテン(2b)を備える第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3プラテン(2c)を備える第3ポリシングステ−ジ(s 4 )、
上面に第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)仮置台、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)仮置台を同一円周上に等間隔に設けたインデックステ−ブル(9)、
上記第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)をローディングゾーン(Z 1 )、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)をアンローディングゾーンゾーン(Z 2 )、および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )ならびに前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めし、これらの第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)、および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)のいずれか1つが前記インデックステーブル(9)を軸承する回転軸(91)が回転することで前記第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3ポリシングステ−ジ(s 4 )、と同一円周上となり、前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )が前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めされ、
前記インデックステ−ブル(9)を軸承する回転軸(91)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前述のローディングゾーン(Z 1 )、アンローディングゾーン(Z 2 )、および基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )に位置させる回動機構(M 5 )
および、前記インデックステ−ブル(9)の手前の左右に設けられた、基板ロ−ディングカセット(7a,7a)と基板ロ−ディング搬送ロボット(8a)よりなる基板供給機構と、基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)と基板アンロ−ディング搬送ロボット(8b)よりなる基板排出機構、
とを含む基板の研磨装置(30)を提供するものである。
【0012】
従前の研磨装置の基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジを、インデックステ−ブル上に割り振り、このインデックステ−ブルに第1および第2ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジおよびチャック機構洗浄ステ−ジを設けることにより基板のアンロ−ディングおよびロ−ディングを1分以下で行うことが可能となった。(第1ポリシングステ−ジが律速となる。)
【0013】
本発明の請求項2は、前記研磨装置(30)において、基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)は、水槽内を昇降可能に設けられたことを特徴とする。
【0014】
第3研磨された基板を収納する基板アンロ−ディングカセットは、水槽内に一旦浸漬されるので、基板が濡れた状態となり、基板表面に砥粒が固着するのが妨げられる。
【0015】
本発明の請求項3は、前記研磨装置(30)において、インデックステ−ブル(9)に設けられた第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)は、基板位置決め機構(92)の上に剛性の樹脂製プレ−ト(93)の表面に緩衝材樹脂シ−ト(94)を積層した仮置台を設けた構造を採ることを特徴とする。
【0016】
インデックステ−ブル上で基板の位置出し(センタリング)をすることにより、インデックスヘッド下で基板をチャック機構に保持させる位置が正確に割り出される。また、仮置台の表面を構成する緩衝材樹脂シ−トにより、基板に傷が付きにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。なお、各図において、研磨装置の各々のステ−ジでは、2枚の基板が同時に加工処理、洗浄処理できるようにインデックスヘッド下のチャック機構は、一対のスピンドルを4組取り付けたチャック機構により最大8枚の基板をチャックできるチャック機構を備える研磨装置を例に採る。
図1は、本発明の研磨装置の平面図(但し、インデックステーブル上の基板ローディング/アンローディングステージの一方の樹脂プレートは、省略してある。)、図2は図1における研磨装置の第1ポリシングステージ部分の正面図、図3は図1におけるインデックステーブル部分の基板ローディング/アンローディングステージ部分の断面図、図4は図1におけるインデックステーブルのチャック機構洗浄ステージ部分の断面図、図5は図4のチャック機構洗浄ステージのブラシと洗浄液供給ノズル部の拡大図である。
【0018】
本発明の研磨装置30を示す図1において、1は基台、2aは第1研磨プラテン、2bは第2研磨プラテン、2cは第3プラテン、3,3,3は研磨プラテンのドレッサ、3a,3a,3aは回転軸、4は基板ロ−ディング/アンロ−ディング用仮置台、5はインデックスヘッド、6a,6b,6c,6dはチャック機構、7aはロ−ディングカセット、7bはアンロ−ディングカセット、7cは水槽、8aはロ−ディング搬送ロボット、8bはアンロ−ディング搬送ロボット、9はインデックステ−ブル、9aは第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジの仮置台、9bは第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジの仮置台である。9a',9b'は樹脂製プレ−トが取り除かれた基板位置決め機構を示す。図1では、インデックスヘッド5下の基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック洗浄ステ−ジs 1 に、インデックステ−ブル9上面に設けた洗浄機構13,13が位置している状態を示している。
【0019】
インデックスヘッド5下は、4つの壁1w、2w、3w,4wにより仕切られ、基台1に4つのステ−ジ、即ち、基板ロ−ディング/基板アンロ−ディング/チャック洗浄ステ−ジs1、第1ポリシングステ−ジs2、第2ポリシングステ−ジs3および第3ポリシングステ−ジs4に割り振る。
【0020】
前記洗浄機構13は、チャック機構6a,6b,6c,6dに洗浄液を吹き付けるノズル13a,13a、チャック機構底面洗浄ブラシ13b,13b、チャック機構側面洗浄ブラシ13c、ブラシ3bに洗浄液を吹き付けるノズル13dを備える(図4および図5参照)。
【0021】
図2において、10は研磨プラテン2を軸承するスピンドル、M4はモ−タで研磨プラテンを水平方向に回転する駆動力を与える。11は研磨布、13はチャック洗浄器である。
チャック機構6a,6b,6c,6dは1対のスピンドルで組みとなり、回転軸16に軸承されたインデックスヘッド5に回転軸16の軸心Oを中心として同一の円周上Cに配置され、基台1の上方でそれぞれ一対のスピンドル24,24に軸承されたヘッド25,25を合計で8組み備えている。
回転軸16をモータ(図示されていない)により時計廻り方向に90,90,90,90度づつ回動するか、時計廻り方向に90,90,90,−270度づつ回動することによりインデックスヘッド5、および基板2枚w1,w2を保持する4組のチャック機構6a,6b,6c,6dが90,90,90,90度づつ、または90,90,90,−270度づつ時計廻り方向に回動する。
インデックスヘッド5下の4組のチャック機構6a,6b,6c,6dは、インデックスヘッドの前記回転により、基板ローディング/アンローディング/チャック機構洗浄ステージs1、第1ポリシングステージs2、第2ポリシングステージs3および第3ポリシングステージs4に振り分けられる。
【0022】
基台1側には、前記8基のチャック機構6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6dの下方に相対向するように前記インデックスヘッド5の回転軸16の軸心と同一とする中心点Oより同一円周上に等間隔に設けられた基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジs1、第1ポリシングステ−ジs2、第2ポリシングステ−ジs3および第3ポリシングステ−ジs4が設けられる。図1においては、基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジs1にはチャック洗浄機構13,13が、第1ポリシングステ−ジs2には回転テ−ブル表面に研磨布が貼付された第1プラテン2aとこの研磨プラテン表面に砥粒を含有する研磨剤スラリ−供給管50が、第2ポリシングステ−ジs3には回転テ−ブル表面に研磨布が貼付された第2プラテン2bとこの研磨プラテン表面に砥粒を含有する研磨剤スラリ−供給管50が、第3ポリシングステ−ジs4には回転テ−ブル表面に研磨布が貼付された第3プラテン2cとこの研磨プラテン表面に砥粒を含有する研磨剤スラリ−供給管50が設けられている。
【0023】
研磨プラテンの研磨布としては、硬質発泡ウレタンシ−ト、ポリ弗化エチレンシ−ト、ポリエステル繊維不織布、フェルト、ポリビニ−ルアルコ−ル繊維不織布、ナイロン繊維不織布、これら不織布上に発泡性ウレタン樹脂溶液を流延させ、ついで発泡・硬化させたもの等が使用される。通常、第1プラテンの研磨布は第2プラテンおよび第3プラテンの研磨布よりも硬くて表面が粗いものが使用される。
【0024】
インデックステ−ブル(9)は、その上面に軸芯O1を中心として同心円上に等間隔に第1ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、第2ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)およびチャック機構用洗浄ステージ(13,13)を備える。上記第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)をローディングゾーン(Z 1 )、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)をアンローディングゾーン(Z 2 )、および、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )ならびに前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )とし、これらの第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)のいずれか1つが前記インデックステーブル(9)を軸承する回転軸(91)が回転することで前記第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3ポリシングステ−ジ(s 4 )、と同一円周上となり、前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )が前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めされる。図3に示すようにスピンドル91に軸承されたインデックステ−ブル9は、ACサ−ボアクチエ−タM5により水平方向に120度づつ時計廻り方向に回動されるか、120度、120度、−240度づつ回動され、前述のローディングゾーン(Z 1 )、アンローディングゾーン(Z 2 )、および基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )と位置決めがなされる。
【0025】
第1および第2ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ9a,9a,9b,9bは、基板位置決め機構92の上に剛性の樹脂製プレ−ト93の表面に緩衝材樹脂シ−ト94を積層した仮置台を設けた構造を採る。96は緩衝材樹脂シ−トを剛性の樹脂製プレ−ト93に固定させるのを容易とするために用いた介在プレ−トで、緩衝材樹脂シ−ト94は接着剤95で介在プレ−ト96に積層され、ビス97を用いて剛性の樹脂製プレ−ト93に螺子止めされる。
樹脂製プレ−ト93は、インデックステ−ブル9の中央より放射状に延びる支持具900にボルト901により固定されている。
【0026】
剛性の樹脂製プレ−ト93としては、ポリ塩化ビニル、ABS、ポリメチルメタクリレ−ト、エポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂等の剛性の高い樹脂製板が使用される。介在プレ−ト96としては、樹脂製プレ−ト93の素材と同一のものか、アルミニウム板が使用される。
緩衝材樹脂シ−ト94としては、ポリビニルアルコ−ルゲル、ポリシリコンゲル、ポリビニルピロリドンヒドロゲル、キサンタンガムヒドロゲル、コラ−ゲンヒドロゲル、ポリビニルアルコ−ル系多孔質シ−ト(例えば、カネボウ株式会社のベルクリンの商品名で販売されているスポンジ)等の軟質の樹脂シ−トが好適に使用される。この緩衝材樹脂シ−ト94の表面は平滑でもよいし、エンボス模様94aが施されたものの方が基板の離れ易さの面から好ましい。エンボス模様としては、梨地模様、格子模様、直径3〜10mmの円柱のエンボス模様、千鳥模様等が挙げられる。
【0027】
基板位置決め機構92は、インデックステ−ブル9の空所に備えられたエアシリンダ98、ア−ム99、ピン99a、板バネ99bおよびセンサ100を備える。
エアシリンダ98のロッドが下降するとピン99aを支点としてア−ム99の外端は上昇し、基板位置決め機構92の中心点に基板の中心点が一致するよう基板のセンタリングを行う。また、エアシリンダ98のロッドが上昇するとピン99aを支点としてア−ム99の外端は下降し、ア−ム99の外端は基板より離れる。また、仮置台9a,9b上の基板に後述する図9で示されるチャック機構の下端面に設けた環状保持リング608が当接した際、板バネ99b,99bが押し下げられ、ア−ム99の外端が基板より離れる構造となっている。
センサ100は、仮置台9a,9b上に基板が存在するか否か確認し、制御装置に伝達する役目をなす。
【0028】
図1、図4および図5に示すように、チャック機構洗浄器13はインデックステ−ブル9の空所に設けられ、チャック機構6a,6b,6c,6dに洗浄液を吹き付けるノズル13a,13a、チャック機構底面洗浄ブラシ13b,13b、チャック機構側面洗浄ブラシ13c、ブラシ13bに洗浄液を吹き付けるノズル13d、チャック機構底面洗浄ブラシ13bを回転させるインダクションモ−タM6およびチャック機構側面洗浄ブラシ13cを回転させるインダクションモ−タM7を備える。
【0029】
インデックステ−ブルのロ−ディングゾ−ンZ1では、ロ−ディングカセット7aよりロ−ディング搬送ロボット8aが基板を取り出し、ア−ムを反転後、仮置台9a上に搬送し、仮置台に基板を載せた後、位置決め装置92のエア−シリンダを下降させることにより位置合わせ(センタリング)をする。アンロ−ディングゾ−ンZ2では、H字型把持具を備えるアンロ−ディング搬送ロボット8bが研磨された基板を仮置台9bより受け取り、アンロ−ディングカセット7b内に基板を搬送する。
【0030】
アンロ−ディングカセット7bは、水槽7c内を昇降可能に設けられ(特開2000−100900号)、カセット7bを水槽に浸漬することにより常時、研磨された基板を湿った状態に保つ。
【0031】
図2に示す基板のチャック機構は、研磨装置のスピンドル24,24に軸承されたヘッド25,25を水平方向に往復移動可能な揺動機構を備える。それぞれ別々のスピンドル24,24に軸承されたヘッド25,25には、吸着または接着材で貼付された基板2枚w1,w2が保持される。スピンドル24,24の回転は、モ−タM1,M2の駆動力をプ−リ31,31で受け、これをベルト32,32を介してプ−リ33,33に伝えることで行なわれる。
34,34はエア−シリンダでスピンドル24,24を昇降する。2つのスピンドル24,24は、揺動フレ−ム35で連結されており、サ−ボモ−タM3の駆動をプ−リ36が受け、ベルト37を介してプ−リ38に伝え、ボ−ルネジ39を時計廻り方向または逆廻り方向に回転させる。
揺動時のスピンドルまたは研磨プラテンの反転は、制御装置の指令を受け、サ−ボモ−タM3が行う。
【0032】
ボ−ルネジ39には、前記揺動フレ−ム35を係止する函体40が螺合され、フレ−ム35の側面の上下に取り付けられたガイド41,41がレ−ル42上を走行することによりスピンドル24,24は同時に同一方向であって水平方向に移動する。
函体の左右に分けてリミットスイッチLS1,LS2が設けられ、図示されていないドッグがリミットスイッチLS1,LS2のいずれかに当接するとストロ−クエンドの指令が発信される。
【0033】
50は研磨液の供給ノズルである。
前記基板2枚w1,w2の中心点を結ぶ直線Lは、研磨プラテンの中心点oを含む鉛直面内にある。
スピンドル24,24に軸承されたチャック機構のヘッド25,25は前記鉛直面に対し垂直な水平面方向(矢印の方向)に往復移動可能となっている。往復移動の幅は1〜55mm、好ましくは20〜40mmである。
【0034】
該研磨装置30を用いてそれぞれ別々のスピンドル24,24に軸承されたヘッド25,25に保持された基板2枚w1,w2を、同一の研磨プラテン2に押し当て、基板と研磨プラテンとの間に研磨液51を介在させつつ、基板と研磨プラテンを摺動させて同時に2枚の基板表面を研磨する。スピンドル24,24の回転数は30〜100rpm、研磨プラテンの回転数は30〜100rpm、基板の研磨プラテンに対する押圧50〜400g/cm2である。
【0035】
この際、チャック機構のヘッド25を水平方向に往復揺動させるのが好ましい。研磨中、ヘッドまたは研磨プラテンを水平方向に往復揺動させることは、平坦度の良好な、かつ、鏡面の研磨基板を得るに有用である。
研磨中の揺動フレ−ムの左右方向往復揺動の距離は、1〜55mm幅、好ましくは25〜50mmである。揺動フレ−ムの左右水平方向の往復移動により揺動フレ−ムに備え付けられている基板を保持しているスピンドル24,24が左右水平方向に往復移動することとなるので、このスピンドルに軸承されたヘッドに保持された基板も左右水平方向に往復移動する。
【0036】
研磨液の例としては、基板の種類により異なるが、コロイダルアルミナ、フ−ムドシリカ、酸化セリウム、チタニア、コロイダルシリカ等の砥粒を0.01〜20重量%、界面活性剤0.3〜3重量%、pH調整剤、防腐剤、分散溶媒などを含有するスラリ−が使用される。シリコンベアウエハにはシリカ系の砥粒を含有する研磨剤スラリ−が一般に用いられる。
【0037】
第1ポリシングステ−ジで用いる研磨剤スラリ−中の砥粒は、第2ポリシングステ−ジおよび第3ポリシングステ−ジで用いる研磨剤スラリ−中の砥粒よりも粒径が粗いものが使用される。粗い粒径の砥粒は研磨基速度が速いが基板に傷をつけるので、第2,第3ポリシングでは粒径が細かい砥粒を含有する研磨剤スラリ−が使用される。
【0038】
図1で示す研磨装置を用いて基板を研磨するには、次ぎの工程を経る。
1)インデックステ−ブル9上での工程:
(1)基板ロ−ディングカセット7aから基板wを搬送ロボット8aで把持し、ア−ムを後退させた後にア−ムを反転させ、ついでインデックステ−ブル9上のゾ−ンZ1に位置する第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジを構成する仮置台9a,9a上に基板を載せた後、位置決め機構92でセンタリングを行う。
【0039】
この間に、インデックステ−ブル9上のゾ−ンZ2に位置する第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジを構成する仮置台9b,9b上の研磨加工基板は、アンロ−ディング搬送ロボット8bにより把持または吸着され、ア−ムを反転後、アンロ−ディングカセット7b内に搬送される。
また、インデックステ−ブル9上のゾ−ンZ3では、ノズル13a,13dより洗浄液を噴射するとともにブラシを回転させることにより基板を保持していないチャック機構の表面および側面を洗浄器13で洗浄する。
【0040】
(2)インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度回転させ、洗浄器をゾ−ンZ2へ、基板が取り去られた仮置台9b,9bをゾ−ンZ1へ、基板を載せた仮置台9a,9aをゾ−ンZ3へ移動する。
ついで、ゾ−ンZ3では、チャック機構6aを下降させて仮置台9a,9a上の基板w1,w2に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)供給を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6a,6aを上昇させ、インデックスヘッドのスピンドル16が時計廻り方向に90度又は−270度回動され、ゾ−ンZ3へ研磨基板を保持したチャック機構6d,6dを導き、チャック機構6d,6dを下降させ、仮置台9a,9a上に研磨基板を載せた後、チャック機構6d,6dを上昇させる。
【0041】
ゾ−ンZ1では、基板ロ−ディングカセット7aから新たな基板wを搬送ロボット8aが把持し、ア−ムを後退させた後にア−ムを反転させ、ついでインデックステ−ブル9上のゾ−ンZ1に位置する仮置台9b,9b上に基板を載せた後、位置決め機構でセンタリングが行なわれる。
ゾ−ンZ2では何も行われない。
【0042】
(3)インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度回転させ、洗浄器をゾ−ンZ1へ、基板が取り去られた仮置台9a,9aをゾ−ンZ2へ、基板を載せた仮置台9b,9bをゾ−ンZ3へ移動する。
ついで、ゾ−ンZ3では、チャック機構6aを下降させて仮置台9b,9b上の基板w1,w2に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6d,6dを上昇させ、インデックスヘッドのスピンドル16が時計廻り方向に90度又は−270度回動され、ゾ−ンZ3へ研磨基板を保持したチャック機構6c,6cを導き、チャック機構6c,6cを下降させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)の減圧を止め、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)に圧空を供給して仮置台9a,9a上に研磨基板を載せた後、チャック機構6c,6cを上昇させる。
ゾ−ンZ1では、何も行われない。
【0043】
(4)インデックステ−ブル9を時計廻り方向に−240度回転させ、洗浄器をゾ−ンZ3へ、研磨基板が載せられた仮置台9b,9bをゾ−ンZ2へ、基板が取り去られた仮置台9a,9aをゾ−ンZ1へ移動する。
ついで、前記(1)の工程に戻り、(1)から(4)の工程を繰返す。
【0044】
この例において、インデックステ−ブル9の回動は、時計廻り方向に120度、120度、−240度の繰返しの例を示したが、インデックステ−ブル9の回動は、時計廻り方向に120度、120度、120度の繰返しであってもよい。
【0045】
2)インデックスヘッドでの工程:
(1)チャック機構6a,6aを下降させてインデックステ−ブル9上の仮置台9a,9a上の基板に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6a,6aを上昇させる。その後、インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度または−240度回転させ、チャック機構6a,6a下にインデックステ−ブル9上の仮置台9a,9a上の基板を位置させる。
【0046】
(2)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6a,6aを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6a,6aを上昇させる。
その間にチャック機構6d,6dを下降させてインデックステ−ブル9上の仮置台9b,9b上の新たな基板に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6d,6dを上昇させる。その後、インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度または−240度回動させ、チャック機構6d,6d下にインデックステ−ブル9上の仮置台9b,9b上の基板を位置させる。
【0047】
(3)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6a,6aを下降させ、第2研磨プラテン2bに押圧し、基板と第2プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨し、研磨終了後、チャック機構6a,6aを上昇させる。また、チャック機構6d,6dを下降させ、第1研磨プラテンに押圧し、基板と第1研磨プラテン2aとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6bを上昇させる。
その間にチャック機構6c,6cを下降させてインデックステ−ブル9上の仮置台9a,9a上の新たな基板に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6c,6cを上昇させる。その後、インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度または−240度回動させ、チャック機構6b,6b下にインデックステ−ブル9上の仮置台9b,9b上の基板を位置させる。
【0048】
(4)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に90度回動させた後、チャック機構6a,6aを下降させ、第3研磨プラテン2cに押圧し、基板と第3研磨プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第3研磨プラテンを摺動させて基板表面を仕上研磨し、仕上研磨終了後、チャック機構6aを上昇させる。
また、チャック機構6d,6dを下降させ、第2研磨プラテン2bに押圧し、基板と第2プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨し、研磨終了後、チャック機構6d,6dを上昇させる。および、チャック機構6c,6cを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1研磨プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6c,6cを上昇させる。
【0049】
その間にチャック機構6b,6bを下降させてインデックステ−ブル9上の仮置台9b,9b上の新たな基板に吸着板26を当接させ、管21(図9に示すチャック機構では気体通路部603)を減圧して基板をチャック機構の下端面に吸着させ、ついでチャック機構6b,6bを上昇させる。その後、インデックステ−ブル9を時計廻り方向に120度または−240度回動させ、チャック機構6b,6b下にインデックステ−ブル9上の仮置台9a,9a上に位置させる。この仮置台には、基板は載っていない。
【0050】
(5)インデックスヘッド5の回転軸16を時計廻り方向に−270度回動させた後、チャック機構6a,6aをインデックステ−ブル9上の仮置台9a,9a上に下降させ、管21a(図9に示すチャック機構では気体通路部603)の減圧を止め、ついで管21a(図9に示すチャック機構では気体通路部603)に圧空を供給して研磨基板を仮置台9a,9a上に置いた後、チャック機構6a,6aを上昇させる。
上昇したチャック機構6a,6aの下端面25(図9では607)および側面に、洗浄器13のノズル13a,13dより洗浄液を吹きつけ、ブラシ13b,13cの回動によりチャック機構を洗浄する。
ついで、インデックステ−ブル9を120度時計廻り方向に回転させ、チャック機構6a,6a下にインデックステ−ブル9上の仮置台9b,9b上の基板を位置させる。
なお、仕上研磨された基板は、既述したようにインデックステ−ブル9が120度回転してインデックステ−ブルのゾ−ンZ2に移行された後、搬送ロボット8bによりアンロ−ディング収納カセット8b内に搬送される。
【0051】
その間に、チャック機構6d,6dを下降させ、第3研磨プラテン2cに押圧し、基板と第3研磨プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第3研磨プラテンを摺動させて基板表面を仕上研磨し、仕上研磨終了後、チャック機構6d,6dを上昇させる。また、チャック機構6c,6cを下降させ、第2研磨プラテン2bに押圧し、基板と第2研磨プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第2研磨プラテンを摺動させて基板表面を中仕上研磨し、中仕上研磨終了後、チャック機構6c,6cを上昇させる。および、チャック機構6b,6bを下降させ、第1研磨プラテン2aに押圧し、基板と第1研磨プラテンとの間に研磨剤スラリ−を介在させつつ、基板と第1研磨プラテンを摺動させて基板表面を粗研磨し、研磨終了後、チャック機構6b,6bを上昇させる。
【0052】
(6)以下、上記(5)の工程に記載の、インデックスヘッド5の回転軸16の回動させ、基板のアンロ−ディング/ロ−ディング、粗研磨、中仕上研磨、仕上研磨およびチャック機構の洗浄の工程を繰り返す。
なお、研磨装置の研磨プラテン2a,2b,2cの研磨布11は、ドレッサ3を回転軸3a中心に回転駆動させることにより目立てが修復される。
【0053】
上記例において、インデックスヘッド5の回動は、インデックスヘッド5の回動およびインデックステ−ブル9の回動に逆方向にの回動する機会を挿入させることにより用役管や電気ケ−ブルの捩れが防止され、これらの破損が防止されることを目的に、時計廻り方向に90度、90度、90度、−270度の繰返しの例を示したが、インデックスヘッド5の回動は、時計廻り方向に90度、90度、90度、90度の繰り返しであってもよい。
【0054】
本発明の別の実施態様として、基板の研磨中、チャック機構を左右方向に1〜55mm往復移動させてもよい。また、上記実施例では1ステ−ジ毎に2枚の基板が加工される例を示したが、1ステ−ジ毎に1枚の基板が加工されるようにチャック機構を変更してもよい。
更に、チャック機構6の構造を、図9に示すような特願平11−283666号明細書に記載の、中空スピンドル軸に軸承されたお椀状主体部601、該お椀状主体部の下端部に水平方向に固定された可撓性材よりなるダイヤフラム602、該ダイヤフラムに固定された中央部に鉛直方向に気体通路603が設けられ、下面の前記気体通路部に通じて形成された凹部604を有する剛体製支持板605、前記気体通路の気体を給排出できる手段、お椀状主体部の内側とダイヤフラムの上面側とで形成される加圧室606に気体を供給する手段、該剛体製支持板の下面にゴム等の可撓性膜607を該剛体製支持板と該可撓性膜で隙間が0.1〜0.3mmの機密性の高い空間が形成されるように可撓性膜を取り付けた基板キャリア部、該可撓性膜の下面よりは突出して前記剛体製支持板の下部外周縁に取り付けられた環状保持リング608、前記環状保持リングの側壁と該可撓性膜の下面とで形成された基板収納ポケット部609および高さ位置調整機構610を備える基板キャリアのヘッド構造としてもよい。
【0055】
この基板キャリアのヘッドは、気体通路部603を減圧すると基板と可撓性膜607間が負圧となり、基板が可撓性膜に保持(チャック)される。また、基板の保持時および研磨時は、基板の裏面は常に可撓性膜にバッキングされているので基板に傷がつかない。
基板の研磨時は、気体通路部603に加圧空気を供給し、基板の研磨プラテンへの押圧を高めることができる。
【0056】
更に、研磨される基板の径が小さい、あるいは研磨量が少なく、研磨プラテンが粗研磨プラテン(2a)と仕上研磨プラテン(2c)の2基で充分のときは、チャック機構も第1と第2のチャック機構とすることができ、研磨装置30の構造を、
上方で回転軸(16)に軸承されたインデックスヘッド(5)に該回転軸を中心に同一円周上に等間隔に設けられた一対のスピンドル(24,24)の3組に取り付けられた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)、
前記インデックスヘッド(5)の回転軸(16)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1プラテン(2a)を備える第1ポリシングステ−ジ(s 2 )および第2プラテン(2b)を備える第2ポリシングステ−ジ(s 3 )位置に決める回動機構、
前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)のスピンドル(24,24)を昇降させる昇降機構((34,34))およびスピンドルを水平方向に回転させる機構(M 1 ,M 2 )、
前記一対のスピンドル(24,24)の3組に取り付けられた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)の下方に相対向するように前記インデックスヘッド(5)の回転軸の軸心下方に同一円周上に等間隔に設けられた前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック洗浄ステ−ジ(s 1 )、粗研磨プラテン(2a)を備える第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、および仕上研磨プラテン(2c)を備える第2ポリシングステ−ジ(s 3 )、
上面に第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)仮置台、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)仮置台を同一円周上に等間隔に設けたインデックステ−ブル(9)、
上記第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)をローディングゾーン(Z 1 )、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)をアンローディングゾーン(Z 2 )、および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )ならびに前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )とし、これらの第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)のいずれか1つが前記インデックステーブル(9)を軸承する回転軸(91)が回転することで前記第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )と同一円周上となり、前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )が前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めされ、
前記インデックステ−ブル(9)を軸承する回転軸(91)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前述のローディングゾーン(Z 1 )、アンローディングゾーン(Z 2 )、および基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )に位置させる回動機構(M 5 )
および、
前記インデックステ−ブル(9)の手前の左右に設けられた、基板ロ−ディングカセット(7a,7a)と基板ロ−ディング搬送ロボット(8a)よりなる基板供給機構と、基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)と基板アンロ−ディング搬送ロボット(8b)よりなる基板排出機構、
とを含む基板の研磨装置(30)としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
本発明の基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ、第1ポリッシュステ−ジ、第2ポリッシュステ−ジおよび第3ポリッシュステ−ジを設けたインデックスヘッドと、第1ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジと第2ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジを設けたインデックステ−ブルを備える研磨装置は、基板のスル−プット時間が1〜2.5分/枚と短く、かつ、研磨装置のフットプリントを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の研磨装置の平面図である。
【図2】 図1における研磨装置の第1ポリシングステ−ジ部分の正面図である。
【図3】 図1におけるインデックステ−ブル部分の基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ部分の断面図である。
【図4】 図1におけるインデックステ−ブルのチャック機構洗浄ステ−ジ部分の断面図である。
【図5】 図4のチャック機構洗浄ステ−ジのブラシと洗浄液供給ノズル部の拡大図である。
【図6】 公知の研磨装置の平面図である。
【図7】 図6の研磨装置の略断面図である。
【図8】 図6の基板を保持するヘッド機構の構成を示す部分断面図である。
【図9】 研磨装置に使用される別の態様を示すチャック機構の部分断面図である。
【符号の説明】
1 基台
w 基板
2 研磨プラテン
5 インデックスヘッド
s1 ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ
s2 第1研磨ステ−ジ
s3 第2研磨ステ−ジ
s4 第3研磨ステ−ジ
6 チャック機構
7a ロ−ディングカセット
7b アンロ−ディングカセット
8a,8b 搬送ロボット
9 インデックステ−ブル
9a 第1ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ
9b 第2ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ
11 研磨布
13 チャック機構洗浄器
Z1 ロ−ディングゾ−ン
Z2 アンロ−ディングゾ−ン
Z3 ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾ−ン
30 研磨装置
Claims (4)
- 上方で回転軸(16)に軸承されたインデックスヘッド(5)に該回転軸を中心に同一円周上に等間隔に設けられた一対のスピンドル(24,24)を4組取り付けた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)、
前記インデックスヘッドの回転軸(16)を時計廻り方向に90度、90度、90度、90度づつ、もしくは90度、90度、90度、−270度づつ回動させて前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3ポリシングステ−ジ(s 4 )位置に決める回動機構、
前記基板チャック機構のスピンドル(24,24)を昇降させる昇降機構(34,34)および該スピンドル(24,24)を水平方向に回転させる機構(M1,M2)、
前記4組の基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c,6d,6d)の下方に相対向するように前記インデックスヘッド(5)の回転軸(16)の軸心の下方に同一円周上に等間隔に設けられた前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1プラテン(2a)を備える第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2プラテン(2b)を備える第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3プラテン(2c)を備える第3ポリシングステ−ジ(s 4 )、
上面に第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)仮置台、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)仮置台を同一円周上に等間隔に設けたインデックステ−ブル(9)、
上記第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)をローディングゾーン(Z 1 )、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)をアンローディングゾーンゾーン(Z 2 )、および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )ならびに前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めし、これらの第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)、および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)のいずれか1つが前記インデックステーブル(9)を軸承する回転軸(91)が回転することで前記第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、第2ポリシングステ−ジ(s 3 )および第3ポリシングステ−ジ(s 4 )、と同一円周上となり、前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )が前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めされ、
前記インデックステ−ブル(9)を軸承する回転軸(91)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前述のローディングゾーン(Z 1 )、アンローディングゾーン(Z 2 )、および基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )に位置させる回動機構(M 5 )
および、前記インデックステ−ブル(9)の手前の左右に設けられた、基板ロ−ディングカセット(7a,7a)と基板ロ−ディング搬送ロボット(8a)よりなる基板供給機構と、基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)と基板アンロ−ディング搬送ロボット(8b)よりなる基板排出機構、
とを含む基板の研磨装置(30)。 - 基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)は、水槽内を昇降可能に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載の基板の研磨装置(30)。
- インデックステ−ブル(9)に設けられた第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)は、基板位置決め機構(92)の上に剛性の樹脂製プレ−ト(93)の表面に緩衝材樹脂シ−ト(94)を積層した仮置台を設けた構造を採ることを特徴とする、請求項1に記載の基板の研磨装置(30)。
- 上方で回転軸(16)に軸承されたインデックスヘッド(5)に該回転軸を中心に同一円周上に等間隔に設けられた一対のスピンドル(24,24)の3組に取り付けられた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)、
前記インデックスヘッド(5)の回転軸(16)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )、粗研磨プラテン(2a)を備える第1ポリシングステ−ジ(s 2 )および仕上研磨プラテン(2b)を備える第2ポリシングステ−ジ(s 3 )位置に決める回動機構、
前記基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)のスピンドル(24,24)を昇降させる昇降機構((34,34))およびスピンドルを水平方向に回転させる機構(M 1 ,M 2 )、
前記一対のスピンドル(24,24)の3組に取り付けられた基板チャック機構(6a,6a,6b,6b,6c,6c)の下方に相対向するように前記インデックスヘッド(5)の回転軸の軸心下方に同一円周上に等間隔に設けられた前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック洗浄ステ−ジ(s 1 )、第1ポリシングステ−ジ(s 2 )、および第2ポリシングステ−ジ(s 3 )、
上面に第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)仮置台、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)よび第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)仮置台を同一円周上に等間隔に設けたインデックステ−ブル(9)、
上記第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)をローディングゾーン(Z 1 )、第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)をアンローディングゾーンゾーン(Z 2 )、および基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)を基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )ならびに前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めし、これらの第1基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9a,9a)、基板チャック機構用洗浄ステ−ジ(13,13)、および第2基板ロ−ディング/アンロ−ディングステ−ジ(9b,9b)のいずれか1つが前記インデックステーブル(9)を軸承する回転軸(91)が回転することで前記第1ポリシングステ−ジ(s 2 )および第2ポリシングステ−ジ(s 3 )と同一円周上となり、前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )が前記基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ステ−ジ(s 1 )と位置決めされ、
前記インデックステ−ブル(9)を軸承する回転軸(91)を時計廻り方向に120度、120度、120度づつ、もしくは120度、120度、−240度づつ回動させて前述のローディングゾーン(Z 1 )、アンローディングゾーン(Z 2 )、および基板ロ−ディング/アンロ−ディング/チャック機構洗浄ゾーン(Z 3 )に位置させる回動機構(M 5 )
および、
前記インデックステ−ブル(9)の手前の左右に設けられた、基板ロ−ディングカセット(7a,7a)と基板ロ−ディング搬送ロボット(8a)よりなる基板供給機構と、基板アンロ−ディングカセット(7b,7b)と基板アンロ−ディング搬送ロボット(8b)よりなる基板排出機構、
とを含む基板の研磨装置(30)。
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