JP4731299B2 - 清掃部材保持具及びそれを用いた清掃具 - Google Patents
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Description
一方、特許文献2に記載のモップ保持構造では、上側押え板と下側保持板によってモップの両端の折り返し部分を挟持するので脱離しにくい。しかし、その挟持構造が比較的複雑であるため、ハンディモップ等に用いる小型形状の野清掃部材保持具には適用できない不具合があった。
また、前記上歯部と前記下歯部の形状を、モップ等を案内するために前記連設部分方向に絞られた吸い込み状テーパ面に形成した場合には、前記可動保持部材に指をかけることなく前記袋状保持部に挿入し、前記上歯部と前記下歯部の間に簡易に挿入固定することができる。更に、前記上歯部と前記下歯部は相互に合致する位置に形成してもよいし、前後又は左右に位置ずれした非合致位置に形成してもよい。特に、非合致位置に形成する場合には、前記上歯部と前記下歯部が押し合わないので、歯部分どうしの磨耗による磨り減りを防止できる。
図1はこの発明の実施形態に係るハンディ形清掃用具(以下、ハンディモップという。)を示す。図2はこのハンディモップに用いる清掃部材保持具を示す。
基布12及び袋状保持部13には耐久性のある厚手の布材、例えばデニム材が使用される。袋状保持部13の差込口付近の表裏側には、表側布テープ材14、裏側布テープ材18が縫着され、本発明における一対の厚肉部が形成されている。保持片部2及びグリップ部3は合成樹脂を射出成形することにより一体形成されている。表側布テープ材14と裏側布テープ材18は断面コ字形にしたテープ片を袋状保持部13の差込口部端を包むようにして縫着されたものであり、差込口端部の裁断箇所が解れるのを防止する役目も担っている。表側の布テープ材14と裏側の布テープ材18はそれぞれ、差込口の開放端より内側に段差部分を形成している。表側の布テープ材14による上側段差部分に対して、上歯部8、9の内面側は鋭角に配向されている。
まず、グリップ部3を握持した状態において指で指操作部6を押さえることにより、図3の破線で示すように、揺動片4の先端部5を上向きに持ち上げた後、保持片部2の先端を袋状保持部13の差込口より挿入する。ついで、指の力を抜くことにより指操作部6の押さえを解除することにより、バネ材16の弾性力によって、上歯部8、9と下歯部10が噛合する。この噛合状態において、上歯部8、9と下歯部10は、表側布テープ材14と裏側布テープ材18の前記段差部分に引っ掛かるように係合するので、保持片部2と袋状保持部13との挿着状態をロックして強固に保持することができる。特に、噛合状態となるとき、上側段差部分の端部に対して、上歯部8、9の内面側が鋭角に係合するので、グリップ部3を持って強く振っても、上歯部8、9が上側段差部分の端部に対して食い込み、保持片部2が袋状保持部13から脱離しない、より強固な保持構造を具備させることができる。なお、裏側の布テープ材18の下側段差部分に対して、下歯部10内面側を鋭角に配向すれば、裏側での係合保持力も増加させることができる。
しかも、上歯部8、9と下歯部10は図4の(4A)に示すように、下歯部10は櫛歯状突起の上歯部8、9の間に対向して設けられているので、前記係合作用に加え、差込口の開放端側において袋状保持部13に接触する部分が多くなり、保持片部2と袋状保持部13との挿着状態をロックしてより強固に保持することができる。なお、図4の(4B)に示すように、下歯部を上歯部8、9のそれぞれに対向する2つの下歯部20、21を突設してもよく、下歯部20、21による前記段差部分への係合作用を高めることができる。このとき、上歯部8、9と下歯部20、21を相互に合致する位置形態に形成してもよいし、前後に形成位置をずらせてもよい。形成位置をずらせる場合には、上側段差部分と下側段差部分の位置を相互にずらして噛合を確実にする必要がある。
また、前記段差部分の形成は表側布テープ材14及び裏側布テープ材18を用いず、図5に示すように、一端側を折り返して縫着することにより行うことができる。図5の(5A)は、一端側を折り返した上側布材30と下側布材32を上側折り返し厚肉部31、下側折り返し厚肉部33が対向位置するように縫糸Sにより縫着した袋状保持部13の差込口形状を示す。袋状保持部13を布材から裁断して形成する場合、差込口の開放端側の布切断箇所を折り返して縫着することにより、補強テープ材を用いずに、前記段差部分を形成することができる。図5の(5B)に示すように、一端側を折り返して上側折り返し厚肉部35を縫着した上側布材34と、テープ材37により下側厚肉部を形成した下側布材36とを表裏重ねて縫糸Sにより縫着して、前記段差部分を形成してもよい。
2 保持片部
3 グリップ部
4 揺動片
5 先端部
6 指操作部
7 連設部分
8 上歯部
9 上歯部
10 下歯部
11 払拭材
12 基布
13 袋状保持部
14 表側布テープ材
15 軸部
16 バネ材
17 中心下部
18 裏側布テープ材
20 下歯部
21 下歯部
30 上側布材
31 上側折り返し厚肉部
32 下側布材
33 下側折り返し厚肉部
34 上側布材
35 上側折り返し厚肉部
36 下側布材
37 テープ材
S 縫糸
Claims (7)
- 払拭材が植設される基部上面に袋状保持部を設けた清掃部材と、前記袋状保持部の差込口より挿着して前記清掃部材を保持する保持片部と、前記保持片部と連設されたグリップ部と、先端側に下向きに設けた上歯部を前記保持片部の上面に対して移動自在に前記保持片部と前記グリップ部の連設部分に設けた可動保持部材とを備え、前記差込口付近の前記袋状保持部の表裏側に一対の厚肉部を設けた清掃具において、前記保持片部の上面に前記上歯部と対向して下歯部を突設し、前記保持片部を前記差込口より挿入した挿着状態において、前記可動保持部材を前記保持片部側に移動させることにより、前記上歯部と前記下歯部が噛合し、前記一対の厚肉部の表裏側に形成される、前記差込口の開放端より内側に位置する段差部分に前記上歯部及び前記下歯部が係合して、前記保持片部が前記袋状保持部から脱離しないようにした清掃部材保持具であり、前記可動保持部材は、一端に前記上歯部が形成され、他端に指操作部が形成され、前記保持片部上において揺動自在に軸支された揺動片からなり、前記上歯部を前記保持片部側に付勢する付勢手段が前記連設部分に設けられ、前記上歯部は複数の突起からなる櫛歯形状を有し、前記下歯部を構成する1つ以上の突起が前記上歯部の突起間に対向して設けられ、前記挿着状態において、前記付勢手段の付勢力によって前記下歯部を構成する前記1つ以上の突起が前記上歯部の前記突起間に前記清掃部材を介して噛合することを特徴とする清掃部材保持具。
- 前記付勢手段がバネ材からなり、前記指操作部が形成された前記揺動片の他端側と前記保持部材の間に前記バネ材が配置され、前記挿着状態において、前記揺動片を介して前記バネ材の弾性力により前記上歯部が前記保持片部側に付勢され、前記上歯部と前記下歯部の噛合状態が保持される請求項1に記載の清掃部材保持具。
- 前記厚肉部は、前記段差部分を形成する厚さを備え、前記差込口の開放端側の表裏に固着されるテープ材からなる請求項1又は2に記載の清掃部材保持具。
- 一端側を折り返して縫着することにより前記厚肉部を形成した布材2枚を前記厚肉部が対向位置するように縫着した前記袋状保持部を備えた請求項1又は2に記載の清掃部材保持具。
- 前記上歯部と前記下歯部とが前記噛合状態となるとき、前記段差部分に係合する前記上歯部の内面は、前記上歯部の先端に向かって前記段差部分の側に傾斜する請求項1〜4のいずれかに記載の清掃部材保持具。
- 前記保持片部は可撓性を備えた長細形状の合成樹脂製舌片からなる請求項1〜5のいずれかに記載の清掃部材保持具。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の清掃部材保持具を含み、前記保持片部の前記差込口への挿着によって前記清掃部材を保持することを特徴とする清掃具。
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