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JP2012075669A - モップ - Google Patents

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JP2012075669A
JP2012075669A JP2010223403A JP2010223403A JP2012075669A JP 2012075669 A JP2012075669 A JP 2012075669A JP 2010223403 A JP2010223403 A JP 2010223403A JP 2010223403 A JP2010223403 A JP 2010223403A JP 2012075669 A JP2012075669 A JP 2012075669A
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Yoshiki Suzuki
良樹 鈴木
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

【課題】 モップヘッドへの拭布の取り付けが容易なモップを提供する。
【解決手段】 柄40の先端に連結されるモップヘッド20を有するモップ10である。モップヘッド20は、開状態と閉状態に開閉可能に、回動軸Oを介し互いに連結された第1のヘッド部22及び第2のヘッド部24を含む。第1のヘッド部22及び第2のヘッド部24の拭布取付面22b、24bには、回動軸Oからみて外周縁部23側に位置する第1の辺230及び第2の辺234に沿って拭布70を開状態において係合保持する係合突起62が複数形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、払拭するためのモップに関する。
従来から床や家具などを払拭する清掃用具としてモップが用いられている。近年、モップヘッドに使い捨ての不織布を装着し、払拭清掃するモップが多く流通している。モップヘッドを折り曲げることにより作業状態を変更可能なモップが開示されていた(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、拭布の取り付けについてはモップヘッドの下面から上面にかけて巻き付け、上面に設けられた止着手段によって固定していた。
特開平10−286208号公報
本発明の目的は、モップヘッドへの拭布の取り付けが容易なモップを提供することにある。
本発明にかかるモップは、
柄の先端に連結されるモップヘッドを有するモップであって、
前記モップヘッドは、
開状態と閉状態に開閉可能に、回動軸を介し互いに連結された第1のヘッド部及び第2のヘッド部を含み、
前記第1のヘッド部及び前記第2のヘッド部の拭布取付面には、前記回動軸からみて外周縁部側に位置する第1の辺及び第2の辺に沿って拭布を前記開状態において係合保持する係合突起が複数形成されていることを特徴とする。
本発明にかかるモップによれば、モップヘッドの係合突起が拭布と接触した状態で第1のヘッド部に対して第2のヘッド部を開くように回動することによって、係合突起と拭布とが係合することができ、モップヘッドへ拭布を容易に取り付けることができる。特に、係合突起をヘッド部の回動軸と対向する第1の辺及び第2の辺に形成することで、モップヘッドを開くと係合突起が拭布を広げることである程度の引張力を拭布に与えたままモップヘッドに拭布を取り付けることができる。
本発明にかかるモップにおいて、
前記係合突起は、前記回動軸とは反対側へ向けて先端部が延びる構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、係合突起が拭布と確実に係合しこれを保持することができる。
本発明にかかるモップにおいて、
前記第1のヘッド部及び前記第2のヘッド部は、前記回動軸方向を長手方向とする略長方形に形成され、
前記第1の辺及び前記第2の辺は、前記長手方向に沿った第1の長辺及び第2の長辺とする構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、長辺に沿って多数の係合突起を形成することができ、係合突起が拭布と確実に係合することができる。また、長辺に沿って係合突起を形成することで、モップヘッドの開閉による回動半径が短辺となり、係合突起が拭布に接触してから確実に係合するまでの距離を短くすることができる。
本発明にかかるモップにおいて、
前記第1の長辺及び前記第2の長辺は、両端よりも中心付近の方が前記回動軸から遠くなる略円弧状であり、かつ、両端よりも中心付近の方が被清掃面から遠くなる略円弧状とする構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、モップヘッドが所定角度に開いた状態で拭布と第1の長辺及び第2の長辺に形成された係合突起とが接触して確実に係合することができる。また、このようなモップは、モップヘッドが開いて拭布を確実に取り付けた状態において、第1の長辺及び第2の長辺の中心付近が被清掃面から所定距離を有して拭布を持ち上げることができるので、清掃時に被清掃面のゴミを内部まで取り込むことができる。
本発明にかかるモップにおいて、前記モップヘッドは、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を前記開状態と前記閉状態との間の中間停止位置で固定する係止部をさらに有する構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、第1、第2のヘッド部を中間停止位置で固定した状態で係合突起と拭布とを接触させることができ、常に拭布を一定の操作でモップヘッドに取り付けることができる。
本発明にかかるモップにおいて、前記係止部は、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を前記開状態、前記閉状態及び前記中間停止位置の少なくとも3箇所で固定する係合機構と、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部が回動可能な状態に該係合機構による固定を解除する解除機構と、を有する構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、操作者によって第1、第2のヘッド部を所定の開閉状態に固定または解除することができる。
本発明にかかるモップにおいて、前記モップヘッドは、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を閉方向へ常時付勢する付勢部材をさらに有する構成としてもよい。このようにすることで、本発明にかかるモップは、係合機構による固定を解除することによって第1、第2のヘッド部を容易に閉状態にすることができる。
以上説明したように、本発明にかかるモップは、モップヘッドへの拭布の取り付けが容易である。
本発明の一実施形態にかかるモップの開状態を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるモップの閉状態を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるモップの第1のヘッド部を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるモップの第2のヘッド部を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかるモップの第1のヘッド部の係止部を模式的に示すX−X’断面図である。 本発明の一実施形態にかかるモップの第2のヘッド部の係止部を模式的に示すY−Y’断面図である。 本発明の一実施形態にかかるモップに拭布を取り付ける工程を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるモップに拭布を取り付ける工程を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるモップを模式的に示す正面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の開状態を模式的に示す斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の閉状態を模式的に示す斜視図である。モップ10は、柄40の先端に連結されるモップヘッド20を有するモップ10であって、モップヘッド20は、開状態と閉状態に開閉可能に、回動軸Oを介し互いに連結された第1のヘッド22部及び第2のヘッド部24を含み、前記第1のヘッド部22及び前記第2のヘッド部の拭布取付面22b、24bには、前記回動軸Oからみて外周縁部23側に位置する第1の辺230及び第2の辺234に沿って拭布70を前記開状態において係合保持する係合突起62が複数形成されている。柄40は、柄取付け部42を図示しない例えば長い円筒状の柄本体の先端に差し込み固定することができる。
図1に示すような開状態すなわち使用状態において、モップヘッド20は、上面を構成する第1の面22a,24aの外周縁部23が回動軸Oと平行な長手方向Aに長い略長方形に形成されている。拭布70は、図1において点線で示すように、モップヘッド20の外形よりも多少大きい略長方形であり、モップヘッド20の下面を構成する第2の面22b、24bに対向して取り付けられ、公知の材質例えば不織布や綿布のような雑巾を用いることができる。
モップヘッド20は、第1の面22aに柄40との連結部30が形成された第1のヘッド部22と、第1のヘッド部22に対し回動軸Oを中心に矢印Cのように回動可能に連結された第2のヘッド部24と、を含む。第1のヘッド部22は、回動軸Oに沿って形成された第1の長辺230と、第1の長辺230と対向する第3の長辺231と、第1の長辺230と第3の長辺231を連結する短辺232、233と、を有する略長方形に形成されている。第2のヘッド部24は、回動軸Oに沿って形成された第2の長辺234と、第2の長辺234と対向する第4の長辺235と、第2の長辺234と第4の長辺235を連結する短辺236、237と、を有する略長方形に形成されている。第1、第2の長辺230,234は長手方向Aと平行に延び、短辺232、233、236、237は短手方向Bと平行に延びる。また、第1、第2の長辺230,234は、両端よりも中央付近の方が最も回動軸Oから遠くなるように外方に凸となる略円弧状に形成されている。
係合突起62は、第1、第2の長辺230,234に沿って第2の面22b、24bに形成された拭布取付け部60、60に複数形成されている。このようにすることで、長い第1、第2の長辺230,234に沿って多数の係合突起62を形成することができ、係合突起62が拭布70と確実に係合することができる。また、第1、第2の長辺230,234に沿って係合突起62を形成することで、第1、第2のヘッド部22,24の開閉による回動半径が短辺232、233、236、237となり、係合突起62が拭布70に接触してから取付完了するまでの距離を短くすることができる。
モップヘッド20は、図2に示すように、第1、第2のヘッド部22,24を閉状態にすることで例えば収納時の省スペース化を達成することができる。特に、柄40を連結部30において図1に示した矢印E方向に回転して倒し、さらに矢印D方向に柄40を回転することでモップヘッド20の長手方向Aに沿って柄40を倒すことができ、収納時の省スペース化を達成することができる。また、第1、第2のヘッド部22,24は、後述する係止部50によって固定することで少なくとも開状態と閉状態とを維持することができる。
図3は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の第1のヘッド部22を模式的に示す斜視図であり、図4は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の第2のヘッド部24を模式的に示す斜視図であり、図5は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の第1のヘッド部22の係止部50を模式的に示す図3におけるX−X’断面図であり、図6は、本発明の一実施形態にかかるモップ10の第2のヘッド部24の係止部50を模式的に示す図4におけるY−Y’断面図である。
図3における第1のヘッド部22は、清掃時の使用状態において拭布70と当接あるいは対向する取付面である第2の面22bを下方から見た斜視図である。第2の面22bには、短辺232,233に平行な短手方向Bに延びる薄板状の補強部25が第1の長辺230に沿って多数形成されている。補強部25の下端が清掃時の使用状態において拭布70と接触し、拭布70を支持して被清掃面に確実に拭布70を押しつけることができる。第2の面22bにおける第1の長辺230側には、拭布取付け部60の係合突起62が多数突出して形成されている。
第1のヘッド部22における第3の長辺231には、回動軸Oに沿って突出形成された複数の回動ピン26と、係止部50の一部を構成する2つの湾曲腕部51、51と、が形成されている。湾曲腕部51、51は、第3の長辺231の中央部に形成された連結部30を挟んで両側に設けられ、第3の長辺231から下方に延びてから湾曲部で反転して上方へ延びた舌片状に形成されている。図5に示すように、湾曲腕部51における連結部30と反対側の面には、上下方向すなわち第1の面22a側から第2の面22b側へ延びる縦長の突部54が突出して形成されている。湾曲腕部51,51は、人が指でつまんで湾曲腕部51,51同士を近接する方向へ押すことで容易に変形する程度の柔軟性を有している。また、突部54は、第1の長辺230側の傾斜面よりも第3の長辺231側の傾斜面の方が緩やかに形成され、モップヘッド20が開く方向へ変移し易く、モップヘッドが閉じる方向へ変移しにくい。
図4において、第2のヘッド部24は、清掃時の使用状態において拭布70と当接あるいは対向する取付面である第2の面24bを下方から見た斜視図である。第1のヘッド部22と同様に、第2の面24bには補強部25が多数形成され、第2の長辺234側には係合突起62が多数形成されている。第4の長辺235側には、回動軸Oに沿って軸受穴28が複数形成され、第1のヘッド部22の回動ピン26と係合して第1のヘッド部22に対して第2のヘッド部24を回転可能に連結することができる。また、第2のヘッド部24の第3の長辺231には、第1のヘッド部22と連結した際に突部54,54と対向する位置に溝部56が形成された溝形成部55,55が突出形成されている。
図6に示すように、溝部56は、溝形成部55の中心付近から3方向へ延びる3つの溝部56A,56B,56Cを含む。溝部56A,56B,56Cは、突部54を受け入れて係止し、第2のヘッド部24に対し第1のヘッド部22が回動軸Oを中心に回転することを制限することができる。溝56A,56Bは、第4の長辺235側の傾斜面よりも第2の長辺234側の傾斜面の方が緩やかに形成されている。溝56Cは、第2の長辺234側の傾斜面よりも第4の長辺235側の傾斜面の方が緩やかに形成されている。したがって、溝56A,56B,56Cと突部54の傾斜面とが係合することで、モップヘッド20が閉じる方向には突部54が移動しにくく、モップヘッド20が開く方向には突部54が移動しやすい。図6に点線で示した突部54が溝部56Aに位置すると、図1に示すように、モップヘッド20を開状態に維持することができる。そして、突部54が溝部56Cに位置すると、図2に示すように、モップヘッド20を閉状態に維持することができる。突部54が溝部56Bに位置すると、後述する図7に示すようなモップヘッド20を中間停止位置で開いた状態を維持することができる。
溝部56A,56B,56Cと突部54とは第1、第2のヘッド部22,24を開状態、閉状態及び中間停止位置の少なくとも3箇所で固定する係合機構であり、湾曲腕部51は係合機構による固定を解除して第1、第2のヘッド部22,24が回転可能な状態にする解除機構である。また、湾曲腕部51は、突部54が溝部56へ向かって付勢するように形成され、操作者によって閉状態にある第1、第2のヘッド部22,24を手で開くとき、連結部30側へ柔軟に変形して例えば突部54が溝部56Cから出て溝部56Bへ入りこみ、突部54を溝部56Bに対して押しつけるようにして固定する。
図7、図8を用いて、モップヘッド20に拭布70を取り付ける方法を説明する。図7は、本発明の一実施形態にかかるモップに拭布を取り付ける工程を模式的に示す断面図であり、図8は、本発明の一実施形態にかかるモップに拭布を取り付ける工程を模式的に示す断面図である。図7及び図8は、図1におけるZ−Z’断面を用いて、中間停止位置と開位置とにおけるモップヘッド20の状態を示している。
図7に示すように、モップヘッド20は、閉状態から2つの第1、第2のヘッド部22,24を開状態と閉状態との間の中間停止位置で係止部50によって固定するまで操作者が手で広げ、例えば床面72に置かれた拭布70上で拭布70の両端に係合突起62が接触する位置に配置する。操作者がモップヘッド20を手で広げる際には、係止部50の突部54が溝56Cから溝56Bへ比較的容易に移動するので、モップヘッド20の開き動作は容易に行える。係合突起62は、回動軸Oとは反対側へ向けて先端部62aが延びる先細り形状になっているので、図7のように所定角度で拭布70に押しつけると先端部62aが拭布70と確実に係合することができる。また、第1、第2の長辺230,234は中央付近が外方に凸となるように湾曲しているため、中央付近の係合突起62が両端付近の係合突起62よりも確実に拭布70と係合することができる。
この状態でさらに矢印F方向にモップヘッド20を拭布70へ押しつけることで、先端部62a、62aが拭布70の両端と係合したまま矢印G方向に移動し、拭布70を広げるようにあるいは引き伸ばしながら図8に示すような開状態へ移行する。モップヘッド20が開く初期において、第1、第2の長辺230,234の中央付近の係合突起62がまず拭布70を押し広げ、そして徐々に第1、第2の長辺230,234の両端側の係合突起62が拭布70に係合していくので、拭布70を容易に取り付けることができる。また、図7、及び図8には示さないが、モップヘッド20が開状態になるとき、係止部50の突部54は湾曲腕部51が変形することで溝部56Bを出て溝部56Aへ入りこんで固定される。
このようにすることで、係合突起62が拭布70と確実に係合しこれを保持することができ、しかも第1、第2のヘッド部22,24を中間停止位置で固定した状態で拭布70と接触させることによって常に拭布を一定の操作でモップヘッドに取り付けることができる。また、図8の開状態において、第1、第2のヘッド部22,24は、係止部50において突部54が溝部56Aに入り込んで固定されるため、開状態を確実に維持することができる。特に、係合突起62が第1、第2のヘッド部22,24の回動軸Oと対向する外周縁部23側に形成されることで、第1、第2のヘッド部22,24が回動軸Oを中心として開くと係合突起62は拭布70を広げながらある程度の引張力を拭布70に与えたままモップヘッド20に拭布70を取り付けることができる。
中間停止位置における第1、第2のヘッド部22,24の開き角度は約135度であるが、中間停止位置における係合突起62と拭布70との係合状態によって適宜開き角度を設定することができる。図7のように、第1、第2のヘッド部22,24の短辺232、233、236、237を回動半径とした場合には、開き角度を比較的小さく設定して拭布70の端部に対して突起先端62aが確実に係合するようにすることができる。また、図7の中間停止位置から図8の開位置へ移行するときに、突起先端62によって拭布70を引き伸ばす距離が短くなり、拭布70に過度なテンションを与えることがない。
また、図7及び図8に点線で示すように第1、第2のヘッド部22,24を閉方向へ常時付勢する付勢部材として例えばばね80が設けられている。ばね80は、図1及び図2に示すばね取付け部82に両端部を保持されている。したがって、図8のように第1、第2のヘッド部22,24が開状態で解除機構52を変形させて突部54を溝部56Aから退避させると、ばね80の作用で第1、第2のヘッド部22,24は図7のような中間停止位置あるいは図2に示すような閉状態へ自動的に変移することができる。この変移の際に使用済みの拭布70は係合突起62から外れて容易に取り除くことができる。例えば、この解除機構52による解除動作をゴミ箱の上で行えば、使用済みの拭布70に手を触れることなく廃棄することができ、衛生上好ましい。なお、係止部50の突部54と溝54A、54Bの傾斜面は、モップヘッド20が閉じる方向へ移動しにくいように形成されているので、解除機構52を操作することで閉じ動作を行うことができる。
図9に示すように、第1、第2の長辺230,234の中心付近は、拭布取付面側すなわち第2の面22bが凹となる略円弧状に形成されている。言い換えれば、第1、第2の長辺230,234の中心付近が上方に凸となるように緩やかに湾曲している。図1、図2を用いて説明したように、第1、第2の長辺230,234が外方に凸となる略円弧状でありため、このように第1、第2の長辺230,234を上方へ湾曲させることによって、図7のような中間停止位置において第1、第2の長辺230,234の中央付近の係合突起62と両端付近の係合突起62とが拭布70に対して確実に係合することができる。
また、第1、第2の長辺230,234の両端付近の係合突起62による拭布70のテンションよりも、中央付近の係合突起62による拭布70のテンションの方が大きいので、拭布70を取り付けやすい。図8及び図9に示すように、開状態において、係合突起62の下端は補強部25の下端よりも高い位置にあり、拭布70を取り付けた状態で被清掃面である例えば床面72にモップ10を置いたときに、係合突起62の特に先端部62aが床面72に当たりにくくすることができ、床面72の傷つきを防止することができる。また、第1、第2のヘッド部22,24が開いて拭布70を確実に取り付けた状態において、第1、第2の長辺230,234の中心付近の係合突起62が床面72から所定距離を有して拭布70を持ち上げているので、床面72のゴミを内部まで取り込むことができる。
なお、上記のように本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能である。
10 モップ、20 モップヘッド、22 第1のヘッド部、23 外周縁部、24 第2のヘッド部、24a 第1の面、24b 第2の面、25 補強部、26 回動ピン、28 軸受穴、30 連結部、40 柄、42 柄取付け部、50 係合部、51 湾曲腕部、52 解除機構、54 突部、55 溝形成部、56 溝部、60 拭布取付け部、62 係合突起、62a 先端部、70 拭布、72 床面、80 ばね、82 ばね取付け部、230 第1の長辺、231 第3の長辺、232、233 短辺、234 第2の長辺、235 第4の長辺、236,237 短辺、O 回動軸、A〜G 矢印

Claims (7)

  1. 柄の先端に連結されるモップヘッドを有するモップであって、
    前記モップヘッドは、
    開状態と閉状態に開閉可能に、回動軸を介し互いに連結された第1のヘッド部及び第2のヘッド部を含み、
    前記第1のヘッド部及び前記第2のヘッド部の拭布取付面には、前記回動軸からみて外周縁部側に位置する第1の辺及び第2の辺に沿って拭布を前記開状態において係合保持する係合突起が複数形成されていることを特徴とするモップ。
  2. 前記係合突起は、前記回動軸とは反対側へ向けて先端部が延びることを特徴とする請求項1記載のモップ。
  3. 前記第1のヘッド部及び前記第2のヘッド部は、前記回動軸方向を長手方向とする略長方形に形成され、
    前記第1の辺及び前記第2の辺は、前記長手方向に沿った第1の長辺及び第2の長辺であることを特徴とする請求項1または2記載のモップ。
  4. 前記第1の長辺及び前記第2の長辺は、両端よりも中心付近の方が前記回動軸から遠くなる略円弧状であり、かつ、両端よりも中心付近の方が被清掃面から遠くなる略円弧状であることを特徴とする請求項3記載のモップ。
  5. 前記モップヘッドは、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を前記開状態と前記閉状態との間の中間停止位置で固定する係止部をさらに有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のモップ。
  6. 前記係止部は、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を前記開状態、前記閉状態及び前記中間停止位置の少なくとも3箇所で固定する係合機構と、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部が回動可能な状態に該係合機構による固定を解除する解除機構と、を有することを特徴とする請求項5記載のモップ。
  7. 前記モップヘッドは、前記第1のヘッド部に対して前記第2のヘッド部を閉方向へ常時付勢する付勢部材をさらに有することを特徴とする請求項6記載のモップ。
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