JP4731032B2 - オフィス構成設備 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、知識集約型の組織等に特に好適に適用可能なオフィス構成設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近似になって、オフィスには、ニーズに応じてワークスペースの用途転換とカスタマイズを容易に行えるシステムの提案がなされている。
【0003】
かかるオフィスシステムは、センターオフィスにおける多様なワークスタイルを想定して、機能を自由に選択し、用途転換にも思いのままの組み替えが可能になるよう、主に家具に対する「モジュールの統一化」と「オプション化」を柱にして、ワークスペースをトータルに構築できるシステムとして提案されてきたものである。
【0004】
すなわち、ワークスタイルの変化に対し、家具の配置替え、オプションの着脱を通じて、独立したグループワーク専用空間、パーソナルワーク専用空間などを適宜構成できる機能性を主眼として構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、今後のワークスタイルは、個人やグループの非定型な作業が増加し、ワークプレイスもセンターオフィスからリモートオフィス、モバイル、ホームオフィスなどの柔軟で多様なオフィス形態へと変化し、センターオフィスも交流エリアやサービスエリアが増加するものと思われる。また、スペシャリストやナレッジワークのチームでは、一つの開発過程の中で、グループワークを中心としてスタッフの数や行動が頻繁に離合集成を繰り返すなど、チーム形態が作業の進行に伴って連続的に変化する。
【0006】
このような業務形態に適した作業環境としては、単にワークスペースの用途転換やカスタマイズが容易に行えるだけではなく、個人からグループまで多様な作業内容や人数に応じて適切な空間が都度選択できるとともに、それらの作業と場所の選択が変化していく際の連鎖と移動の連続性を確保することが不可欠である。そのためには、用途や機能の異なるエリア同士がぼんやりとつながっている事や、チーム全体の仕事の流れ、人や書類の居場所を各人がなんとなく把握できている環境を作り上げることが望ましい。
【0007】
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、多様な用途別空間機能の提供、半透明な遮蔽空間、シームレス(継ぎ目なし)な空間配列をシステム構築の柱として位置づけ、これを実現するシステム構成を通じて知識集約型の組織の能率を飛躍的に高めること等を目的としている。
【0008】
そして、そのために有用となるオフィス構成設備を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0010】
すなわち、本発明のオフィス構成設備は、立面体によってオフィスの居住空間を区成するようにしたものであって、立面体を介して隔てられた一対の空間相互間は、立面に対する目線角度に応じて透視度が変化するように構成されていることを特徴とする。
【0011】
このように構成すれば、個人やグループのオフィス内でのプライバシーを支援しながら、同時に何れの空間からでも他方の空間の状況把握をすることができる。このため、半透明な遮蔽環境を作り出して、周辺視野における行動、作業、文書に関するコンテクスト(文脈情報:作業や書類の流れなど、前後関係を把握するために必要な情報)の共用、蓄積を図ることができる。
【0012】
好ましい実施の態様としては、以下のようなものが挙げられる。
【0013】
立面体が、透視度を可変とするための調整機能を備えるもの。
【0014】
透視度が立面の法線方向に対して最大となり、立面の面方向に対して最少となるもの。
【0015】
立面体を介して隔てられた一対の居住空間の間は、立面体の一部を介して空間的に連続し、その空間連続部において音及び空気の通過が許容されているもの。
【0016】
立面体が、平板状の桟が縦横に延びる格子状の構造体を具備しているもの。特に、立面体が、対をなす前記構造体をその格子同士が同一ピッチ、同一位相をなすように、かつ一方の構造体の桟と他方の構造体の桟との間に空間が介在するように所定の間隔を隔てて対向配置して構成されているもの。
【0017】
本発明は、以上のようなものであるから、立面体によって包囲された居住空間が、四方から内部を視認可能とされている場合に特に有効なものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
【0019】
この実施形態の居住空間構成設備は、スペシャリストやナレッジワークのチーム、例えば、提案型の研究開発チーム、デザインチーム等を支援するために構成されたものである。
【0020】
ナレッジワークのチームパフォーマンスを向上させるためには、自律的ナレッジワーカーにパーソナルな創造プロセスの支援を行い、非定型的、交流プロセスにはグループの創造プロセスの支援を行う必要がある。
【0021】
その際、この種のワークスタイルが知識集約型の柔軟な組織である点、チームパフォーマンスを重視すべき点などを踏まえ、個人スペースと共用スペースの組み合わせがもたらす影響を考慮して、次のように構成する。
【0022】
先ず、形成すべきエリアとして、ワークエリアと共用エリアを考える。そして、図1の構想図に示すように、各ワークエリアa1〜a6を2分して共用エリアb1〜b3に隣接させて配置し、これにより共用エリアb1〜b3を、ワークエリアa1〜a3とワークエリアa4〜a6との間を往来する際の通路として利用できるように構成する。例えば、エリアa2,a5はグループ単位で業務を行うグループワークエリアGWであり、エリアa1,a3,a4,a6は個人単位で業務を行うパーソナルワークエリアPWである。また、共用エリアb1、b3はインタラクションエリアINTであり、共用エリアb2はサービスエリアSVである。そして、これらエリアa1〜a6,b1〜b3は、隣接する共用エリア間、隣接するワークエリア間、及び、隣接する共用エリアとワークエリアとの間で、それぞれ直接的な往来が可能とされている。
【0023】
図2はこれと対比される従来システムを示すもので、執務エリアc1と、共用エリアc2,c3(c2はサービスエリア、c3はコミュニケーションエリア)との間には専用通路c4が存在している。
【0024】
図1が概念図であり、エリア間を曖昧に連続させる意味でサークルを重合表示しているのに対して、図3は図1の構想を一歩具体化するために、領域間のパーティングラインPLの在り方を明示したものである。図3は図1に対応しており、共用エリアb1、b3はインタラクションエリアINT、共用エリアb2はサービスエリアSVである。また、ワークエリアa2,a5はグループワークエリアGW、ワークエリアa1,a3、a4,a6はパーソナルワークエリアPWである。すなわち、このデザインは、6つのワークエリアa1〜a6と、3つの共用エリアb1〜b3とを具備しており、共用エリアb1〜b3はシリアルに配置され、その両側にワークエリアa1〜a3,a4〜a6がシリアルに配置されたものである。そして、隣接する共用エリア間、隣接するワークエリア間、及び、隣接する共用エリアとワークエリアとの間でそれぞれ往来を可能にし、かつエリア間をぼんやりと連続させる形態を実現するために、エリア同士が集合する部分のパーティングラインPLを開放し、その部位に共通の出入口3を形成する構想を明示している。
【0025】
図4、図5は、これを具体的なデザインとして展開したものである。各エリアa1〜a6,b1〜b3は、立面体であるパーティションパネル1、1x(可動間仕切壁)を連結することによって区成されているもので、これらのエリアa1〜a6,b1〜b3の外延を規定するパーティションパネル1xの内側には専用通路が存在せず、当該エリアa1〜a6,b1〜b3の外延を規定するパーティションパネル1xの外側は全て専用通路2となっている。
【0026】
このように、共用エリアb1〜b3を通路として活用するのは、ワークエリアa1〜a3とワークエリアa4〜a6との間を移行する際、或いは外部との間で行き来をする際の動線を共用エリアb1〜b3を中心に確保して、居住空間を、出会いと発見の機会を増やす回遊型にしたり、滞留を許容する構成にして、相互の円滑なコミュニケーションを誘導するためである。
【0027】
また、エリアの外延を規定するパーティションパネル1xの内側に専用通路を設けていないのは、共用エリアb1〜b3の通路としての機能を実効あるものにすると共に、エリア全体を無駄なく高効率でシステマティックな連続空間とするためである。また、周辺を全て専用通路2としているのは、専用通路2の内側を1つのチーム領域等として明確に区成し、他のチーム等との間の差別化や交流も効果的に行い得るようにするためである。
【0028】
各エリアa1〜a6,b1〜b3は、T字又は十字に交叉するパーティションパネル1を介して他のエリアa1〜a6、b1〜b3又は通路2との間で境界づけられているが、エリアのコーナー部分におけるパーティションパネル1は閉じていない。すなわち、この開放された部分に出入口3が形成されて、この出入口3を介して、1つのエリアから隣接又は対角の位置にある他のエリアに直接的に往来することができるようにしてある。この実施形態の場合、最大で3つのエリアとの間の直接的な往来が可能である。このような出入口3は、矩形状に仕切られているエリアにあっては当該エリアに属するコーナーのうち最大4つのコーナーに適用し得る。勿論、不要なコーナーには出入口を設ける必要がないのは言うまでもない。
【0029】
上記のように各エリアのコーナーに出入口3を設定し、この出入口3を介して他のエリアとの直接的な往来を可能としているのは、適正歩行距離内に選択可能なエリアを有効に配置して、エリア間の往来をスムーズかつ迅速化するためである。そして、これによりワーカーの離合集成を容易にして、作業に応じた選択的移動を支援する「適業適所」型の配置と、エリア間のシームレスな環境を通じた行動の連鎖及び移動の連続性とを実現するためのものである。つまり、例えばワーカーは、パーソナルワークエリアPWで集中的に作業を行った後、ミーティングやプレゼンテーション等のためにグループワークエリアGW等に移動し、必要に応じてインタラクションエリアINTに出入りした後、再びパーソナルワークエリアPWに移動して集中作業に戻るといったチームワークにおける行動の連鎖と移動の連続性が確保され、移動の間にも共用エリアにおいて他のワーカーとの偶発的な出会いによりコミュニケーションが図られるというものである。このようにワーカーを支援する効果は、出入口3を介して接続されている他のエリアの数が多いほど効果は高まる。
【0030】
このように、本実施形態は、各エリアを、パーティションパネル1を介して縦横にマトリクス状に仕切っているものであるが、ここでは、各エリアが縦横に一定の機能を集合させた機能ラインを構成する配置としている。
【0031】
図5に基づいて説明すると、縦横にマトリクス状に配置されたエリアのうち、右の縦ラインLVR及び左の縦ラインLVLが専用エリアを集合させた専用ラインPL、真ん中の縦ラインLVMが共用エリアを集合させた共用ラインGLを構成していると同時に、上の横ラインLHO及び下の横ラインLHUがワークラインWL、真ん中の横ラインLHMが非作業ラインNWL(左右のエリアがインタラクション、真ん中のエリアがサービス)を構成している。すなわち、これらにより、オフィススペースには、パーソナルワークエリア(PW)a1、a3、a4,a6、グループワークエリア(GW)a2,a5、インタラクションエリア(INT)b1、b3、サービスエリア(SV)b2が形成されている。なお、インタラクションエリア(INT)b1、b3は、この実施形態の場合、専用エリアというよりむしろ共用エリアに属するものであるが、他のエリアが上記の縦横の機能ラインに従って構成されていれば、このような例外的なエリアが混在しているエリア配置を排除するものではない。
【0032】
このようなオフィススペースの体系だった機能配置は、4つのエリアを集合させた最少単位でも有効に機能し、6つないしそれ以上のエリアを集合させたときにその機能は顕著となる。
【0033】
このようなマトリクス配置を採用しているのは、各エリアの機能が容易に把握でき、電気やガス、水系等のインフラ整備に際して機能ごとに効率の良い要素配置をすることができるからである。また、このようにすれば、適正歩行領域内に選択可能なエリアを多数設けて、作業に応じた選択的移動を支援する「適業適所」型の配置を有効に実現するためである。
【0034】
ここで、各エリアの構成を例示しておく。例えば、専用ワークエリアPW(図4、図5におけるエリアa1,a3,a4、a6、図6におけるエリアd1)は、1席当たり延べ面積が6〜4平米程度に設定され、1エリア当たり5〜8人程度を収容できるように設定され、集中的なナレッジワークの場を提供する。或いは、その場限りの作業を行う場合、ビジター用の場所等もこのエリアに確保する。勿論、このチーム専用エリアは、グループワークエリアとして機能させることもできる。このエリアには、机などによる作業面のほか、個人サイズのホワイトボード、クリアボード等が配置される。これらは、相互依存度の低い自立型エレメントとすることが好ましい。作業面は、複数の並行作業に対応し得るように、複数の高さの作業面を備え、スペースを極力効率良く使用するとともに、複数の作業を同時進行できる環境が整えられる。
【0035】
一方、共用ワークエリアGW(図4、図5におけるエリアa2,a5)は、最大5〜8人収容を基準に構成されるもので、ディスカッションやミーティングを行う場を提供する。このエリアには、グループワークに対応したテーブル等の作業面のほか、グループサイズのホワイトボード、クリアボード等が配置される。作業面は上記と同趣旨で複数高さを用意する。
【0036】
インタラクションエリア(図4、図5におけるエリアb1,b3)は、ワークエリアに隣接して作業の息抜きとしてのチャッティングやリラックスの場、コーヒーバーなどを提供する。このインタラクションエリアb1,b3,g1にも、必要に応じてテーブル等を配置し、作業面を用意することができる。
【0037】
サービスエリア(図4、図5におけるエリアb2)は、コピーコーナー、メールコーナー、ライブラリー等のほか、検索設備など、各種サービスに必要な什器や機器が配置される。
【0038】
面積配分は、従来ではパーソナルワークエリアが主導、グループワークエリアが補完的なものであったが、この実施形態では、グループワークの比重を大きくして、グループワークエリアGWとインタラクションエリアINTの合計がパーソナルワークエリアPWにほぼ等しくなるような比率とするのが一つの好ましい態様である。
【0039】
さらに、図4及び図5に示されるように、本実施形態は、立面体であるパーティションパネル1によって包囲された居住空間の出入口3の上方に、少なくとも一部をパネル1から水平方向に突出させて、出入口3の両側に位置するパネル1を相互に連結する役割を兼ねるガイド部材4を設けている。
【0040】
このようなガイド部材4を設けている理由は、図7や図8に示すように、エリア内に居る者や専用通路を歩行する者に対して、そこが居住空間の出入口3の存在する場所であることを示す指標になるので、行動の連鎖と移動の連続性を通じてチームワーク等の円滑で高効率な作業性を確保するためである。特に、図8に示すように、立面が長い壁状に連続する場合には、変化に乏しく、圧迫感もあるが、ガイド部材4は意匠的な変化を加えてこれを解消する機能も果たす。また、ガイド部材4は単に指標として働くのではなく、パネル1を相互に連結する連結部材の役割を兼ねるように構成されており、パネル1が片持ち支持となることを有効に回避すると同時に、当該ガイド部材4をパネル1に的確に固定する上でも役立つものである。さらに、ガイド部材4は、パネル間の配線経路としても活用することが可能である。
【0041】
具体的な形態として、図4及び図5に示すものは、互いに直交配置される一対のパネル1の間に形成される出入口3に対しては、1/4円弧状若しくはループ状のガイド部材4を用い、面一な連続壁面を形成する一対のパネル1の間に形成される出入口3に対しては、1/2円弧状若しくはループ状のガイド部材4を用い、T字状に集合する3つのパネル1の間に形成される出入口3に対しては、1/2円弧状若しくはループ状のガイド部材4を用い、十字状に集合する4つのパネル1の間に形成される出入口3に対しては、ループ状のガイド部材4を用いる。
【0042】
このようにループ状若しくは部分ループ状の形態からなるガイド部材4を用いているのは、形態が斬新であり、指標としての機能や、アクセントとしての機能を有効に高められるからである。
【0043】
なお、この実施形態では、ループ状若しくは部分ループ状をなすガイド部材4の円弧中心を通らない鉛直面内に配置されたパネル1もその一部に取り付け得る機能を備えている。図4、図5におけるパネル1y、ガイド部材4yの関係がこれに該当する。ガイド部材4がパネルから大きく迫り出す場合等には、柱を介してガイド部材4を支持させるようにしてもよい。
【0044】
このような機能を付加しているのは、パネル同士が多少ずれて配置されても、ループの適当な部分にパネルを連結することを可能にして、パネルの配置の自由度を高め、所定モジュールに従って配置されることを基本的に必要としない構造にするためである。
【0045】
ところで、この実施形態は、エリアを区画するパーティションパネル1として、図6に示すような格子状のものを採用している。
【0046】
具体的に説明すると、このパネル1は、対をなす格子状の構造体11を、格子1a同士が同一ピッチ、同一位相をなすようにして、枠体12を挟み所定隙間Sを隔てて対向配置し、その状態で該枠体12を介して相互に連結したものである。すなわち、枠体に対して、それを挟み込む形で格子がはまるようになっている。また、この実施形態の構造体11は上下に3分割され、これを枠体12に取り付けた状態で全体として1つの構造体となるものである。素材には、例えば炭素繊維強化型のプラスチック等が採用される。
【0047】
このパネル1は、例えば建築物の柱のピッチが3600mmである建築モジュールに準拠して構成されたもので、全体の寸法は幅Wが900mm、高さHが(図6では高さ方向の一部が省略してある)が2100mmに設定され、格子は上下左右に対称的に形成されている。また、桟によって囲まれる格子目のピッチを例示すると、幅方向ピッチp1が100mm、高さ方向ピッチp2が25mm程度である。桟自体は、厚みTが4mm、奥行きDが20mm程度の平板状をなす。勿論、目的・用途に応じてこれらの値は適宜設定することが可能である。
【0048】
パネル1を、このような構造にしているのは、組立分解の観点から見て、当該パネル1の境界壁としての基本的機能を損ねずに軽量化を図り、また、組立、分解作業時に手掛け部をその格子部分に求めて、組立、分解に係る作業効率を有効に向上させ、また組立間違いをなくすためである。また、上下に3分割されているのは、取り扱いの便を考慮したものであり、また途中を抜いて別の使い方をすることもできるようにしたものである。
【0049】
このような格子状の構造体11を主体として構成されるパネル1を採用する結果、パネル1を介して隔てられた一対の空間相互間は、立面に対する目線角度に応じて透視度が変化する関係下に置かれる。すなわち、見る角度によっては、一方の構造体11の格子目が他方の構造体11の格子の桟に塞がれ、或いは、格子目が当該格子を構成する桟自体によってブラインド的に塞がれるという性質により、透視度は立面の法線方向に対して最大となり、立面の面方向に対して最少となり、その間で透視度は見る角度(法線に対する傾斜角度)によって変化する性質を備える。また、このような構成であるから、パネル1を介して隔てられた一対の居住空間の間は、パネル1の格子目の部分及び内部空間を介して空間的に連続し、その空間連続部において音及び空気の通過が許容される。
【0050】
したがって、ある居住空間に隣接する居住空間内に居る者、或いは居住空間の側方の通路を歩行する者にとって、図7や図8に示すように内部の状態がシルエット的に視認可能であり、話の内容なども断片的にキャッチでき、グループメンバーがどこにいるか、各居住空間内部でどのような作業が行われているか等のコンテクストを、時間的流れを伴ってぼんやりと把握できる状態が作り出される。シルエット機能は、パネル1の格子のピッチp1,p2が上述したように比較的小さいことによってももたらされている。勿論、周辺を意識すれば、人の居場所や作業内容もより明確に把握することができる環境にある。
【0051】
特に、この実施形態は、各エリアの四方がパネル1によって包囲され、これによって閉成される居住空間は、隣接する居住空間や通路などを介して必ず四方より内部を把握可能とされているため、居住空間の様子は最も高い効率で周辺に拡散される。また、隣接する居住空間の奧方に更に隣接する居住空間も、次第にシルエットは薄くなるもののぼんやりと把握できる状態が作り出せるため、各ワーカーがパーソナルワークに必要なプライバシーをある程度確保しながらも、広い範囲に亘ってオフィス全体の状況をキャッチし、コンテキストを共用することができる。
【0052】
一方、パネル1は、本体の内部に空間Sを有するため、この空間Sを、図9に示すように配線Caの収納空間として利用可能としている。この実施形態では、パネル1を構成する構造体11が格子状のものであり、その格子目を通じてパネル本体の均質な位置から法線方向へ配線を引き出すことを可能にする。パネル本体とは、少なくとも構造体11及び枠体12から構成される部分を指称する。したがって、使用の態様によって引き出し位置が様々に異なる場合にも、ワーカーのニーズに容易かつ的確に対応し得るサービスウォールとしての機能を発揮することができる。特に、この実施形態のパネル1は構造体11を対をなして対面させているため、表裏何れからでも配線を引き出すことができ、パネル1の両側に居住空間が形成されている場合に特に有効なものである。
【0053】
なお、パネル1の格子のピッチが上述したように比較的小さく、格子の桟のブラインド作用が期待されて、内部の配線がシルエット状に隠蔽され、露骨に視認されることも緩和される。
【0054】
上記の配線機能を実効あるものにするためには、隣接するパネル1、1間で相互の配線収納空間が連続しているように、枠体部分等に適宜の配線通過口などを設けておくことが有効である。
【0055】
また、このような構造からなる本実施形態のパネル1は、格子の桟の奧方に空間が存在するため、桟を利用して、構造体11の均質な位置に適宜の金具等を利用してインテリア設備Bを係わり合わせることも可能である。このような構造は、係合位置を選択する自由度を格段に高めるため、不均質でオンデマンドなワーカーの要求に的確に応えるサービスウォールとしての機能を有効に発揮するものとなる。構造体11は対をなして対面しているため、表裏何れにおいても格子1aの桟にインテリア設備Bを係わり合わせることができ、表裏に引っ掛けた金具等が相互に干渉することも有効に回避される。係わり合わせる態様としては、フック状の取付具を利用して掛け止める構造の他、クリップ状の取付具やクランプ状の取付具を利用して格子の桟にはめ込んで取り付ける構造など、適宜のものを採用し得る。インテリア設備Bとしては、図9に示すようなホワイトボードのごとき作業面を有するものの他、タックボード、掲示板、展示パネル、サイン等のごときディスプレイ機能を有するもの、キャビネット、棚板、ソーター、収納棚等の格納機能を有するもの、あるいは、コンセントBOX、スイッチ等が挙げられる。或いは、パネル1に補助パネルをT字状に直交配置する場合には、このようなパネル1もインテリア設備Bの対象となり得る。
【0056】
このようなものをパネルの適宜位置に掛け止めることができるようになると、フォーマルな掲示や展示は勿論のこと、インフォーマルな段階でアイデアや思考過程を提示する機会を増やして、創造的作業を刺激、活性化する上でも役立つ。特に、インテリア設備が電力を必要とするものである場合は、格子目を通じて配線Caが引き出せるため、格子構造による効果は相乗的に高められる。
【0057】
さらに、前記パネル1の面板部に衝き当てて配置される家具、例えば図10に示すようなパネルシェルフやキャビネットなどの収納家具10に、当該パネル1に衝き当てた際に隠蔽される引っ掛け用の格子1aと同様の位相、ピッチをなす格子10aを設けておくことが有効である。パネル1の格子1aが塞がれても、家具10の格子10aが引っ掛け機能を補完することができるからである。勿論、このような補完機能は、引っ掛け機能に限らず、パネル1の機能部と家具の機能部とが対応するものであればどのようなものであってもよい。このような構成は、特に機能部が面全体にわたって分散しているような場合に有効となる。
【0058】
ところで、この実施形態の設備は、建築モジュールを問わずに各種の什器などを使用することを許容するものである。建築モジュールには、柱グリッドを基準とした場合、3600mmや3200mmが代表的であり、パーティションパネル1は前者に準拠した場合のその約数である900mm幅の規格が、また後者に準拠した場合のその約数である800mm幅の規格が通常使用されている。また、作業面となる机やテーブルの天板やキャビネット、人体や紙製品のモジュールに準拠して幅寸法には、400mm、800mm、900mm、1000mm、1200mm、1400mm、1600mm、1800mmなど、種々の規格のものがある。このように、今日のオフィスは異なるモジュールに準拠した多数の家具が混在するため、例えば900mm幅のパネル1を連接したパネル面に幅800mmや1600mmの家具を衝き当てて配置すると、これらの間に微妙な不揃い、不自然な隙間が発生することが否めない。
【0059】
これに対して、この実施形態は、900mmの倍数の建築モジュールに準拠して構成されたパネル1と、多様な人体及び紙製品のモジュールに準拠して構成された家具とを組み合わせて使用することを許容するものである。
【0060】
このようにしても、パネル1は半透明なものであり、その存在感が薄いため、既存の完全遮光性を有するパネルのようにパネルのエンドと家具のエンドとの間、或いはパネル間の目地と家具のエンドとの間に隙間が生じても、その隙間の視認レベルが低下し、さほどその隙間を顕在化させることがない。すなわち、この実施形態のものは、建築モジュールとの曖昧な整合を許容して、家具の共用化や互換性を有効に高めることを可能にするものである。図9におけるインテリア設備Bとパネル1との関係がそうであり、また、図4におけるロッカーRとパネル1rの関係がそうである。そして、隙間が生じた場合には、その隙間を、スイッチや消化器等の配置場所として積極的に利用することができる。
【0061】
また、この実施形態におけるパネルの格子目は、既述したように幅100mmに設定されているが、この寸法は従前の多くのパーティションパネルや家具等のモジュールが100mmの倍数に構成されていることに対応したものである。このため、パネルを複数連接し、家具を複数連接したときに、パネルと家具の幅方向の寸法差が100mmの倍数になっても、常に家具の他方のエンドを格子の桟に合致させるように配置することができ、結果的にモジュール差による違和感を効果的に解消することができる。
【0062】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
【0063】
例えば、エリア配置としては、各ワークエリアを、共用エリアの周囲を取り囲むように配置し、各ワークエリアがそれぞれ共用エリアとの間で往来可能としてもよい。
【0064】
また、適宜な構成を通じて、ループ状若しくは部分ループ状をなすガイド部材4の有効取付範囲内において円弧中心を通る何れのラジアル方向の鉛直面内にあるパネル1をも取り付けることができる機能を備えてもよい。パネル1の取付方位を自在に設定することができるからである。
【0065】
さらに、準拠するモジュール差に起因してパネルと家具との間に隙間が生じることを防止する他の手段として、パネル又は家具の一方を、その隙間を補完し得る寸法調整機能を有するものにしておくことも有効である。
【0066】
また、透視度を可変としておくことも有効である。そのためには、格子の桟をルーバー的に駆動できるように構成したり、居住空間内外の照明度を変化させることを通じて間接的に調整できるように構成することが有効である。
【0067】
家具も半透明なものにすれば、ローカルドキュメントの公開性が向上し、オフィス全体としてのコンテキスト性をより有効に向上させることができる。
【0068】
さらに、ガイド部材は、上面又は下面側に照明具を備えたものであることが有効である。天井又は床面がガイド部材の形に照明され、より指標としての効果が高まるからである。
【0069】
なお、透視度が立面の法線方向に対して最少となり、立面の面方向に対して最大となるように構成することも有効である。
【0070】
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0071】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載される効果を奏する。
【0072】
すなわち、本発明のオフィス構成設備は、立面体によってオフィスの居住空間を区成するに際して、立面体を介して隔てられた一対の空間相互間が、立面に対する目線角度に応じて透視度が変化するように仕切られた関係となるように構成したものである。
【0073】
このように構成すれば、個人やグループのオフィス内でのプライバシーを支援しながら、同時に何れの空間からでも他方の空間の状況把握をすることができる。このため、半透明な遮蔽環境を作り出して、周辺視野における行動、作業、文書に関するコンテクスト(文脈情報:作業や書類の流れなど、前後関係を把握するために必要な情報)の共用、蓄積を図ることができる。
【0074】
立面体が、透視度を可変とするための調整機能を備えたものであれば、目的・用途に応じた隔絶度の調整を随意に行うことが可能となる。
【0075】
透視度が立面の法線方向に対して最大となり、立面の面方向に対して最少となるようにしておけば、立面体に沿って歩行する歩行者に対して、居住空間の手前から徐々に居住空間内がシルエット状に透視され、前面通過時に経過的に最大に視認可能な状態となる。このため、居住空間内における居住者の極力妨げとならずに、コンテクストの共用、蓄積を図ることができる。
【0076】
立面体を介して隔てられた一対の居住空間の間が、立面体の一部を介して空間的に連続し、その空間連続部において音及び空気の通過が許容されているように構成しておけば、居住空間内部の話し声を部分的に外部より聴取することができるので、コンテクストの共用、蓄積化を効果的に促進することができる。
【0077】
立面体が、格子状の構造体を具備しているものであれば、上記の構成を簡素、的確に実現することができる。特に、立面体が、対をなす格子状の構造体を所定の間隔を隔てて対向配置したものである場合に効果的である。
【0078】
本発明は、以上のような構成であるから、立面体によって包囲された居住空間を四方から内部を視認可能としている場合に最も効果的なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を構築する際の概念を示す概念図。
【図2】図1に対応した従来構成を示す図。
【図3】図1を具体化した平面図。
【図4】図4を更に具体的なデザインとして展開した斜視図。
【図5】図4に対応した平面図。
【図6】同実施形態で使用されるパネルの斜視図。
【図7】同実施形態における居住空間の見え掛かりを表した斜視図。
【図8】同実施形態における居住空間の見え掛かりを表した斜視図。
【図9】同実施形態におけるパネルの機能を示す斜視図。
【図10】同実施形態においてパネルに掛け止めされるインテリア設備の斜視図。
【符号の説明】
1…立面体(パーティションパネル)
1a…格子
11…構造体
Claims (5)
- 立面体によってオフィスの居住空間を区成するようにしたものであって、立面体を介して隔てられた一対の空間相互間は、立面に対する目線角度に応じて透視度が変化するように構成されており、
前記立面体は、平板状の桟が縦横に延びる格子状の構造体を要素として具備し、対をなす前記構造体をその格子同士が同一ピッチ、同一位相をなすように、かつ一方の構造体の桟と他方の構造体の桟との間に空間が介在するように所定の隙間を隔てて対向配置して構成されたものである
ことを特徴とするオフィス構成設備。 - 立面体が、透視度を可変とするための調整機能を備える請求項1記載のオフィス構成設備。
- 透視度が立面の法線方向に対して最大となり、立面の面方向に対して最少となるものである請求項1又は2記載のオフィス構成設備。
- 立面体を介して隔てられた一対の居住空間の間は、立面体の一部を介して空間的に連続し、その空間連続部において音及び空気の通過が許容されている請求項1、2又は3記載のオフィス構成設備。
- 立面体によって包囲された居住空間は、四方から内部を視認可能とされている請求項1、2、3又は4記載のオフィス構成設備。
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