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JP4727068B2 - 施工監視システム、施工管理方法 - Google Patents

施工監視システム、施工管理方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダムや発電所のような大規模構造物や宅地造成等の製作・施工作業に用いて好適な画像測定表示装置、画像測定表示システム、施工管理方法に関し、特に製作・施工担当者が設計図どおりに製作・施工できているか容易に把握できるものに関する。また、本発明は、施工管理事務所にて製作・施工対象物の製作・施工状態を把握する画像測定表示装置、画像測定表示システム、施工管理方法に関し、特に製作・施工対象物の詳細な計測と設計図との比較を正確に行えるものに関する。さらに、本発明は、毎日の製作・施工作業の進捗状況を正確に把握して、施工計画に適合するように製作・施工作業を再計画するのに有益な施工状態監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、土木関係において、施工する際に設計図通りに作業するために、設計形状を示す縄や目印となるもの(位置、向き等)をいわゆる丁張として作業者が設置し、その丁張を目安として作業を進めていた。近年では、一歩進めた方法として施工作業をするパワーショベルやブルドーザのような作業機械にセンサーをとりつけ、水平位置をレーザーで作業者がモニターしながら作業したり、あるいは自動制御しながら施工する方法が開発されている(例えば、本出願人の提案にかかる特開平11−236716号公報参照)。また、遠隔操作により監視カメラで施工状態を撮影し、監視カメラによる施工状態撮影画像と設計画像を重ねて、施工担当者による施工を行おうという提案も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の施工管理手法によれば、施工担当者にとって実際に設計図通りに施工していくのが難しく、時間がかかると同時に修正が多かった。
▲1▼ 丁張を設置する方法では、設計図との大まかな比較しかできないため概略しかわからず、さらに施工現場によっては地形が急峻で設置の難しい場合も多い。
また丁張設置作業も作業者が行わざるを得ず、特に地山の状態では非常に時間の係る場合も少なくない。
▲2▼ レーザーを利用する方法では、水平位置の制御を主目的としており、傾斜地や法面の施工には補助機器が必要である。この補助機器の設置において、地山の状態により地形が急峻で設置の難しい場合も多いことは丁張設置と同様である。
▲3▼ 監視カメラにより遠隔操作にて施工状態を撮影して、撮影画像と設計図と比較して施工する方法は、その設計図であるCG(Computer Graphics)画像と実画像を重ね合わせが旨く行かず、設計画像が実画像に埋もれてしまいよく見えないという課題がある。また、施工担当者にとって更なる問題は、カメラの撮影する画像の視点が、実際に作業機械を操作する施工担当者の視点とかなり相違しているため、撮影画像と設計図の相違を少なくするように作業機械を操作する為には、かなりの熟練を要するという課題があった。
【0004】
他方、施工管理担当者においては、日々の施工状態の進捗状況を把握することが難しく、現在の状態から、現在ならびに今後の工数や施工状態、施工予定等を迅速に把握し決定することが困難であるという課題があった。大規模構造物の製作・施工作業においては設備投資額も高額になるため、納期や工期を確実に守ることが施主に対して必要となり、大規模構造物の受注条件に適合するように施工管理することは極めて大切である。
【0005】
本発明は、上述する課題を解決するもので、第1の目的は製作・施工対象物の詳細な計測と設計図との比較を正確に行える画像測定表示装置を提供することである。第2の目的は、製作・施工担当者が設計図どおりに製作・施工できているか容易に把握でき、設計図どおりの施工が簡便に行なうことを可能とする画像測定表示装置を提供することである。第3の目的は、毎日の製作・施工作業の進捗状況を正確に把握して、施工計画に適合するように製作・施工作業を柔軟に構築するのに有益な施工状態監視システムを提供することにある
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記第1の目的を達成する画像測定表示装置に関する第1の発明は、図1又は図21に示すように、画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部350と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部340と、対象物の一対のステレオ画像と前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像とを重畳させて表示する画像表示部330、110aと、前記対象物の形状データと前記目標データとを比較し、画像表示部330、110aの前記重畳させた表示において前記比較結果を反映させる比較表示処理部360を備えている。
【0007】
このように構成された装置においては、形状測定部350により画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定することで、施工現場の施工状況を遠隔測定している。記憶部340には、対象物の画像に関連した目標データが記憶されており、施工現場の完成目標となる目標データが格納されている。画像表示部330、110aは、対象物の一対のステレオ画像と前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像とを重畳させて表示するもので、例えば作業機械の操縦室や作業機械から離れた作業管理者の近傍に配置される。比較表示処理部360、120aは、前記対象物の形状データと前記目標データとを比較し、画像表示部330、110aの重畳させた表示において比較結果を反映させるもので、作業者又は作業管理者はこの比較結果の重畳表示によって施工現場の現況と目標データとの関連性を容易に把握できる。
【0008】
前記第1の目的を達成する画像測定表示装置に関する第2の発明は、図1又は図21に示すように、画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部350と、画像撮影部220の撮影位置を測定するカメラ位置取得部250及び自動追尾式測量機252が相当する撮影位置測定部と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部340と、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置に基づき、前記対象物の画像と前記目標データに基づく目標データ画像とを重畳させて表示する画像表示部330、110aと、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置に基づき、前記対象物の形状と前記目標データに対応する目標データ対応形状とを比較し、画像表示部330、110aの重畳させた表示において前記比較結果を反映させる比較表示処理部360、120aとを備えている。
【0009】
このように構成された装置においては、撮影位置測定部(250、252)にて画像撮影部220の撮影位置を測定している。そこで、画像表示部330、110aや比較表示処理部360、120aの対象物の形状と前記目標データに対応する目標データ対応形状の比較や重ね合わせにおいて、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置情報を用いることで、重ね合わせに必要とされる画像変換処理が円滑に行える。
【0010】
好ましくは、第1および第2の発明において、比較表示処理部360、120aによる前記比較結果の反映は、前記対象物の形状と前記目標データ対応形状との比較結果が略一致した個所について、画像表示部330、110aに前記略一致した個所を識別可能に表示されるように構成されていると、目標データに到達したか否かを基準とする施工状態が容易に分かる。好ましくは、第1および第2の発明において、比較表示処理部360、120aの比較結果として前記対象物と前記目標データとの距離又は間隔を対応させ、前記対象物と前記目標データとの大小関係を識別可能に画像表示部330、110aにて表示されるように構成されていると、前記対象物と前記目標データとの大小関係を用いて施工状態が目標データに到達したか否かを容易に判別できる。好ましくは、第1および第2の発明において、比較表示処理部360、120a並びに画像表示部330、110aの目標データとして、前記対象物の施工段階ごとの中間目標データを設定する中間目標データ設定手段370を備え、比較表示処理部360、120aは、前記対象物の形状と前記中間目標データに対応する中間目標データ対応形状とを比較するように構成されていると、日々の作業の進捗状態に合わせた的確な中間目標データが作業担当者や作業管理者に把握できる状態で表示される。
【0011】
前記第2の目的を達成する画像測定表示装置に関する第3の発明は、図1に示すように、画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部350と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部340と、目標データに関連した対象物を目視できる状態で、前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像を重畳させて表示する画像観察部110と、形状測定部350で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較し、画像観察部110のステレオ目標データ画像表示において前記比較結果を反映させる比較観察表示処理部120とを備えている。
【0012】
このように構成された装置においては、形状測定部350により画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定することで、施工現場の施工状況を遠隔測定している。記憶部340には、対象物の画像に関連した目標データを記憶されており、施工現場の完成目標となる目標データが格納されている。画像観察部110は、目標データに関連した対象物を目視できる状態で、目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像を重畳させて表示する。比較観察表示処理部120は、形状測定部350で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較し、画像観察部110のステレオ目標データ画像表示において前記比較結果を反映させる。
【0013】
前記第2の目的を達成する画像測定表示装置に関する第4の発明は、図1に示すように、画像撮影部220で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部350と、画像撮影部220の撮影位置を測定する撮影位置測定部(250、252)と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部340と、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置に基づき、目標データに関連した対象物を目視できる状態で、前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像を重畳させて表示する画像観察部110と、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置に基づき、形状測定部350で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較し、画像観察部110のステレオ目標データ画像表示において前記比較結果を反映させる比較観察表示処理部120とを備えている。
【0014】
このように構成された装置においては、撮影位置測定部(250、252)にて画像撮影部220の撮影位置を測定している。そこで、画像観察部110や比較観察表示処理部120の対象物の形状と前記目標データに対応する目標データ対応形状の比較や重ね合わせにおいて、撮影位置測定部(250、252)で測定された撮影位置情報を用いることで、ステレオ目標データ画像表示を現実の対象物の見える像を重ね合わせるのに必要とされる画像変換処理が円滑に行える。
【0015】
好ましくは、第3および第4の発明において、画像観察部110はヘッドアップディスプレイ又はヘッドマウントディスプレイの少なくとも一方を含む構成とすると、作業担当者の肉眼で対象物を見ながらステレオ目標データ画像を見ることが視線を動かすことなく容易に行える。好ましくは、第3および第4の発明において、比較観察表示を行うための画像を形成する画像処理部120による前記比較結果の反映は、前記対象物の形状と前記目標データ対応形状との比較結果が略一致した個所について、画像観察部110に前記略一致した個所を識別可能に表示するように構成されていると、目標データに到達したか否かを基準とする施工状態が容易に分かる。好ましくは、第3および第4の発明において、比較観察表示を行うための画像を形成する画像処理部120の比較結果として前記対象物と前記目標データとの距離又は間隔を対応させ、前記対象物と前記目標データとの大小関係を識別可能に画像観察部110にて表示するように構成されていると、前記対象物と前記目標データとの大小関係を用いて施工状態が目標データに到達したか否かを容易に判別できる。
【0016】
前記第1および第2の目的を達成する画像測定表示システムに関する第5の発明は、図1に示すように、対象物の一対のステレオ画像を取得する画像撮影部220と、画像撮影部220で取得した画像を表示する画像観察部110と、前記対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部340、前記画像撮影部で得た対象物の画像に基づき画像処理を行う画像演算処理部320を含む施工状態計測装置300とを備え、画像撮影部220、画像観察部110並びに施工状態計測装置300間でデータの授受を行う画像測定表示システムに関する。施工状態計測装置300は、さらに、画像撮影部220で得た前記対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状を測定する形状測定部350と、形状測定部350で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較する比較表示処理部360とを備えている。画像観察部110は、画像撮影部220で得られた対象物の画像と施工状態計測装置300から送られてきた前記目標データに基づく目標データ画像とを重畳させて表示するように構成されている。
【0017】
好ましくは、画像撮影部220を含む監視ユニット200、画像観察部110を含む施工表示装置100、並びに施工状態計測装置300間でデータの授受は、無線、光通信、インターネット、電線のいずれか一つを用いると既設の通信インフラを利用できて好ましい。
【0018】
前記第2の目的を達成する施工管理方法に関する第6の発明は、図4に示すように、施工表示装置100の三次元位置を撮影位置測定部(250、252)により求め(R10)、マルチステレオ画像にて距離画像をリアルタイムで面的に取得し(R10)、施工表示装置100の三次元位置により目標データと施工中の対象物のステレオ画像を重ね合わせて表示し(S40、S60)、目標データと施工中の対象物に関するステレオ画像の偏差情報に基づいて、作業機械の作業を行わせる(R40、R50)工程を含むものである。
【0019】
前記第1の目的を達成する施工管理方法に関する第7の発明は、図4に示すように、施工表示装置100の三次元位置を撮影位置測定部(250、252)により求め(R10)、マルチステレオ画像にて距離画像をリアルタイムで面的に取得し(R10)、前記マルチステレオ画像の計測を行い(S50)、目標データと施工中の対象物の現況から施工進行状況を解析し(S70)、前記目標データを実現する施工計画を施工進行状況の解析結果に基づいて随時更新する(S85)、工程を含むものである。
【0020】
前記第3の目的を達成する施工状態監視システムに関する第8の発明は、図1に示すように、段落0006〜段落0010に記載の画像測定表示装置(施工表示装置100、監視ユニット200、施工状態計測装置300)と、比較表示処理部360の比較結果から、対象物を目標データに加工又は処理を行うまでの作業関連データを算定する施工計画立案修正手段380とを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号又は類似符号を付し、重複した説明は省略する。図1は本発明に係る施工表示装置と施工状態計測装置とを備える施工監視システム全体の構成ブロック図である。施工表示装置100は、施工現場にて稼動する作業機械の操縦席に設置されたり、施工現場の現場監督者や作業者がヘルメットに装着したりするもので、施工現場の現況と設計図に基づく作業目標とを容易に対比できるようにしている。監視ユニット200は施工現場の現況を撮影するもので、施工表示装置100を利用する作業機械若しくは作業者が施工している状態を監視できる位置に配置する。
【0022】
施工状態計測装置300は、例えば施工管理事務所に設置されるもので、予め設計図あるいは予想される最終結果の三次元データ(以下「目標データ」という)を記録している。そして、施工現場に設置された監視ユニット200から撮影された現場状況のステレオ画像を読込んで、詳細な計測演算処理を行い、目標データと比較して施工計画、見積もり等の策定を行う。ここで、施工管理事務所は、実際の施工現場とは遠く離れた遠隔地や、施工現場の近くに設置されている建屋に設けられる。また、施工現場とは対象物に対して実際に施工を行おうとする場所で、例えば法面工事、用地造成工事、遺跡発掘工事、防災工事等が施工される現場である。
【0023】
施工表示装置100は、画像観察部としての実像/仮想画像観察部110、比較観察表示処理部としての画像視点変換演算を行う画像処理部120、姿勢センサ130、データ送受信部140、施工位置取得部150を備えている。実像/仮想画像観察部110には、光学的透視画像(Optical See-Trough)タイプのHUD(ヘッドアップディスプレイ)又はHMD(ヘッドマウントディスプレイ)を用いると良い。光学的透視画像タイプは、実際に施工する場所を見ている施工担当者の視野に目標データ画像としてのCG画像が合成される構成で、CG画像が虚像ではないため、施工担当者が違和感無くリアルタイムで作業するのに適している。
【0024】
画像処理部120は、姿勢センサ130で測定した施工表示装置100の姿勢と、施工位置取得部150で取得した施工表示装置100の三次元位置とを用いて、施工状態計測装置300から送信された目標データ画像としてのCG画像を施工担当者の視点基準に変換する。さらに画像処理部120では、作業機械にて対象物を施工している作業者の視点に準拠して、目標データ画像としてのCG画像を位置あわせして、実像/仮想画像観察部110に送る。これにより、実像/仮想画像観察部110では作業者の視野中で目標データ画像としてのCG画像が対象物の実像に重ね合わされた状態で表示される。
【0025】
姿勢センサ130は、施工表示装置100の姿勢、例えば上下、左右、前後のような3軸の角度を測定する。データ送受信部140においては、監視ユニット200からの画像や、施工状態計測装置300からの設計画像、データ、自動追尾式測量機252やGPSからの三次元座標を受信する。
【0026】
施工位置取得部150は、施工表示装置100の三次元位置を取得するもので、例えばGPS(Global Positioning System)、移動体通信における携帯端末の位置検出サービス、自動追尾式測量機と追尾用ターゲットを組合せたもの等がある。自動追尾式測量機は、例えば本出願人の提案にかかる特開平6−307853号公報に開示されている。追尾用ターゲットは、プリズムや反射シートなどを用いる。さらに、姿勢センサ130に加速度計とジャイロを組み合わせ、移動方向と移動距離を検出できるようにすることで、基準位置に対する相対的移動距離を検出して、補助的に三次元位置を取得してもよい。
【0027】
監視ユニット200は、施工状態を常に撮像している施工用ステレオカメラ210、画像撮影部としての計測用ステレオカメラ220、動画像処理部230、データ送受信部240、撮影位置測定部としてのカメラ位置取得部250を備えている。
【0028】
自動追尾式測量機252を使用する場合、カメラ位置取得部250としては反射用プリズムもしくは反射シート等を監視ユニット200に装着する。自動追尾式測量機252によって監視ユニット200の位置を取得し、その位置データをデータ送受信部240で受け取る。受け取った位置データは、取得されたステレオカメラの画像と同期させてデータ送受信部240から施工状態計測装置300のデータ送受信部310に送信する。こうすることで、監視ユニット200と施工表示装置100の位置関係がわかり、目標データ画像と施工画像の位置あわせが容易に可能となる。
【0029】
施工用ステレオカメラ210は、作業中に目標データと比較するためにリアルタイムで施工中に対象物との距離を面的に計測するものである。計測用ステレオカメラ220は、施工の結果、施工前後の状態を詳細に計測し、見積もり、計画等策定のために使用するもので、計測精度の関係から施工用ステレオカメラ210より高精細なものを用意する。また、精度の問題から計測用ステレオカメラ220は基線(カメラ間距離)を長くとる必要があるが、施工用ステレオカメラ210は、施工状態をリアルタイムで監視、施工し、対象物までの距離を求める目的に沿う精度で足りる。従って施工用ステレオカメラ210の基線は、計測用ステレオカメラ220の基線に比較して、長くする必要がない。
【0030】
精度の要求されないような対象物によっては、施工用ステレオカメラ210と計測用ステレオカメラ220を同一のものとしてもよい。しかし、機能としては、施工用ステレオカメラ210と計測用ステレオカメラ220にわけて使用するため、それらのステレオ画像処理はそれぞれ異なるものとなる。また、計測用ステレオカメラ220、施工用ステレオカメラ210共にカメラは2つ以上、複数個を利用してマルチステレオとしてよい。2個以上使用することで、オクリュージョン(隠蔽)の問題を回避でき、また信頼性を高めることが可能となる。
【0031】
施工状態計測装置300は、データ送受信部310、画像処理部としての画像演算処理部320、画像表示部としての映像/仮想画像表示部330、記憶部としての三次元目標データ記憶部340、形状測定部としてのステレオ画像形状測定部350、比較表示処理部としての目標データ比較表示処理部360、中間目標データ設定手段370並びに施工計画立案修正手段380を備えている。
【0032】
データ送受信部310は、施工表示装置100とデータをインタラクティブに通信にてやりとりするもので、インターネット接続可能なPHS(Personal Handy-phone System)、移動体通信端末、固定通信端末等、画像データをやりとりできるものであれば良い。画像データとしては、静止画像のほかに動画情報を加えても良い。画像演算処理部320はパソコン等のコンピュータから構成されるもので、施工現場の監視ユニット200から送られてきたステレオ画像をステレオ画像形状測定部350により詳細に三次元計測させる。さらに、画像演算処理部320は、施工現場の監視ユニット200から送られてきたステレオ画像と、三次元目標データ記憶部340に用意された目標データ画像とを画像変換処理して、同一縮尺同一座標系にて比較できるように画像変換処理する。
【0033】
映像/仮想画像表示部330は、実際の施工現場で計測したステレオ画像と目標データ画像としてのCG画像を三次元で合成して重ね合わせ表示するもので、映像透視型(Video See-Trough type)を用いる。映像透視型とは、計測用ステレオカメラ220で撮影された実画像とコンピュータで作成された目標データを表すCG画像を重ね合わせて観察者に表示するものである。映像/仮想画像表示部330としては、3Dモニタ、3Dプロジェクタ、HUD、HMD、ホログラム等、3D表示可能なものであれば良い。ステレオ画像形状測定部350は、データ送受信部310から送られてきたステレオ画像データを三次元計測する。三次元計測の詳細は、例えば図7に示すステレオ画像計測にて説明されている。
【0034】
目標データ比較表示処理部360は、計測用ステレオカメラ220の撮影した施工現場のステレオ画像と三次元目標データ記憶部340に用意された目標データ画像としてのCG画像とを比較演算して、対象物の形状データと目標データとを比較し、映像/仮想画像表示部330の重畳させた表示において比較結果を反映させる。比較結果の反映には、例えば図12に示す計測比較処理フローを用いる。中間目標データ設定手段370は、対象物の施工段階毎の中間目標データを設定する。中間目標データは、例えば日々の施工目標に適合させて設定しても良く、また工程管理における中間目標毎に設けても良い。施工計画立案修正手段380は、目標データ比較表示処理部360の比較結果から、対象物を目標データに加工又は処理を行うまでの作業関連データを算定するもので、三次元目標データ記憶部340に記憶された目標データを参照している。
【0035】
図3は、施工表示装置の施工現場での第1の使用形態を表す構成ブロック図である。図2は、施工表示装置の施工現場での使用形態を表す構成斜視図である。施工表示装置100は、施工を行うパワーシャベル等の作業機械、あるいは施工作業者にとりつけられる。施工表示装置100は、施工する視点の画像と設計画像、監視ユニット200の画像位置合わせのために、自動追尾式測量機252にて三次元位置を常に計測されている。軌道周回衛星からの電波が受信できるところであれば、自動追尾式測量機252のかわりにGPSを施工位置取得部150として使用してもよい。施工範囲が広大でない限りは、自動追尾式測量機を利用した方がその取得位置精度は高く信頼性が高いものとなる。自動追尾式測量機とGPSの何れを採択するかは、施工条件により適宜選択する。
【0036】
次に、本発明の実施の形態における処理手続きの流れをフローチャートによって説明する。図4は、本発明の実施の形態における処理手続きの流れを示すフローチャートである。ここでは、施工現場の配置は図2及び図3に準拠している場合として説明し、施工位置取得部150及びカメラ位置取得部250として自動追尾式測量機を用いる例で説明する。なお、施工位置取得部150及びカメラ位置取得部250としてGPSを使用する場合は、施工表示装置100と監視ユニット200の位置を画像と同期させてGPSデータを送信すればよい。ここで、GPSデータとはGPS軌道周回衛星からの電波信号を受信した場所の緯度、経度並びに標高を示すものである。
【0037】
まず、施工管理事務所では、予め用意された施工完了後の対象物に関する三次元目標データを、施工状態計測装置300の三次元目標データ記憶部340に記憶する(S10)。他方、施工現場においては、自動追尾式測量機252にて監視ユニット200、施工表示装置100、そして施工対象に配置された基準点を計測する(R10)。さらに、作業担当者は対象物の施工前の状態を計測用ステレオカメラ220にて撮影する。そして、施工表示装置100は自動追尾式測量機252にて計測された位置情報をデータ送受信部140にて送信する(R20)。また監視ユニット200は対象物の施工前の画像データをデータ送受信部240にて送信する(R20)。
【0038】
すると、施工状態計測装置300側では、データ送受信部310にて施工表示装置100から送信されたデータを受信する(S20)。そして、施工状態計測装置300は、施工前の現場のステレオ画像作成を行う(S30)。ここで、計測用ステレオカメラ220は予め基線がわかっているので、その位置関係により立体視可能なステレオ画像が作成できる。あるいは、基線がわかっていなくとも、基準点データを利用すれば、標定処理を行うことにより立体視可能なステレオ画像が作成できる。ここで、標定処理とは航空写真測量などにおいて立体視を行う為の準備処理で、カメラの位置と傾きを求めるものであり、基準点は6点以上あればよい。また、立体視可能なステレオ画像とは、縦視差が除去されていて、対象物に対して平行な画像で、航空写真測量などでは偏位修正画像と呼ばれている。
【0039】
次に、施工状態計測装置300は、目標データ画像と現場画像の画像位置あわせと合成を行う(S40)。この場合、自動追尾式測量機252による基準点データからステレオ画像の絶対座標系がわかるので、座標系を変換することで重ね合わせが可能となる。
【0040】
次に、施工状態計測装置300はステレオ画像計測並びに解析を行う(S50)。ステレオ画像計測の詳細については図7を用いて後で説明する。続いて、施工状態計測装置300は、三次元表示を映像/仮想画像表示部330にて行う(S60)。この際に、目標データのステレオ画像と計測用ステレオカメラ220のステレオ画像とを、見たい視点側における基線長(計測用ステレオカメラ220間の間隔)B、撮影距離H、並びにレンズの焦点距離fの場合に変換して表示する。なお、計測用ステレオカメラ220の視点に代えて、施工用ステレオカメラ210の視点や施工表示装置100の視点を用いても良い。
【0041】
画像演算処理部320における画像変換処理について説明する。画像演算処理部320では、図7に示すような座標系xyzを用いるとする。すると、前後左右方向x、yの分解能をΔxy、奥行き方向zの分解能をΔzとすれば、以下の関係式が成立する。
Δxy=H・δp/f
Δz=H・δp/(B・f)
ここでδpは画素分解能である。これにより、目標データのステレオ画像と計測用ステレオカメラ220のステレオ画像とを、施工担当者の視点で比較できる。
【0042】
次に、施工状態計測装置300は、目標データと対象物の現況データとを比較・検討する(S70)。再構築像は、対象物の現況データを表す計測用ステレオカメラ220のステレオ画像を、画像演算処理部320により画像変換処理した画像である。再構築像から容積や正確な形状寸法がわかるため、対象物と目標データとの比較が可能となる。土工量であれば、目標データと差分をとることにより、どのくらいの量を施工するのかが定量的に把握することができる。また形状を比較することで、施工の進め方や方法が検討できる。また土工量とかかった作業量から、予定作業量等も把握検討できる。
【0043】
続いて、施工状態計測装置300は、目標データと比較して、全作業が終了していれば、S100へ進み、終了していなければS85へいく(S80)。S85では、施工計画立案修正手段380により次の施工データを設定する。すなわち、次に作業を行いたい位置データを設定する。この位置データは、最初から最終段階の設計図から得た目標データでも良いか、例えばS70で検討した結果から、次の作業量を決めてその位置を次の作業の最終目標(図面)として、三次元目標データを設定してもよい。このようにすると、日々の作業量が明確になり、計画通り進めることが可能となる。そして、施工状態計測装置300は、これら解析データを現場に送信する(S90)。
【0044】
次に、施工現場では、施工状態計測装置300から送信された解析データを施工表示装置100にて受け取る(R30)。そして、解析データにより施工準備を行う(R40)。作業機械若しくは施工担当者は施工予定位置へ移動して、施工を行う(R50)。R50での詳細は、後述の図8に示すリアルタイム施工フローにて詳細に説明する。そして、施工が終了すればR10に戻って、施工結果を計測し、施工結果を目標データとしての設計図とを比較して検討する。終了しなければ施工を継続し、施工が終了するまでS20〜S90並びにR10〜R50のルーチンを繰り返す。
【0045】
全作業終了の場合には、施工管理事務所では計測したデータから、作業量全体をまとめる(S100)。例えば、施工状態計測装置300を利用して、日数や施工量、工数、使用機材、その他まとめ、算出する。そして、施工管理事務所では作業報告書を作成する(S110)。このようにして、施工状態計測装置300により、施工作業の日々の進捗状況から最終結果までを系統的に視覚的、定量的に管理できるようになるため、施工計画にたいし、進行状況、見積もり、その他が容易に行われる。例えば、計画に対し遅れているときの対策なども適切に行うことができるようになる。
【0046】
図5はステレオ画像計測の詳細を説明する流れ図で、ステレオ画像計測は図4のS50にて示されている。まず、S30により作成された偏位修正画像を利用して、ステレオマッチングを行う(S52)。ステレオマッチングには画像相関処理等のアルゴリズムを使用することができる。ここでは、特に精度が必要なため、画像相関処理のなかでも正規化相関処理を利用する。
【0047】
[正規化相関処理の説明]
図6は正規化相関処理の説明図である。図に示すように、例えば右画像上のN1×N1画素領域の位置を左画像上で探索したいとき、このN1×N1画素の画像をテンプレート画像として、左画像上の対応領域を検出する。標定及び偏位修正処理がなされていれば、左画像上の同一ライン上のみを探索することで対応点を検出することができる。
【0048】
探索領域(左画像)において、下式のC(a,b)が最大になるようなテンプレート画像の位置を求めて、テンプレート画像に対し探索されたとみなす。
【数1】
Figure 0004727068
ただし、
【数2】
Figure 0004727068
なお、左画像、右画像のテンプレート、探索領域は逆でもよい。また、マルチステレオ画像の場合は、ステレオペアごとに前記処理をペア分行って、対応領域を決定する。そして、ステレオマッチングの結果により、各画像上の三次元座標を算出する(S54)。
【0049】
[ステレオ画像計測の原理]
図7はステレオ画像計測の原理説明図である。物体上の任意の点p(x、y、z)は、カメラレンズ1を経由して画像1に点P1(x1、y1)として投影され、カメラレンズ2を経由して画像2に点P2(x2、y2)として投影されている。画像1、2は予め標定及び偏位修正がなされており、それぞれの光軸z1、z2は平行でカメラレンズ1、2の主点からCCD(Charge Coupled Device)面までの距離aが等しく、CCDは光軸に直角に置かれているように変換されている。2つの光軸間距離(基線長)をBとすると、点P1(x1、y1)、P2(x2、y2)の座標の間には、以下のような関係がある。
【0050】
x1=ax/z −−−(1)
y1=y2=ay/z −−−(2)
x2−x1=aB/z −−−(3)
但し、全体の座標系(x、y、z)の原点をカメラ1のレンズ主点にとるものとする。(3)式よりzを求め、これを用いて(1)式、(2)式よりx、yが求められる。すなわち、S52の処理で、左右画像の対応点(x1、x2)が求まっているので、カメラ1のレンズ主点から物体上の任意の点pまでの距離zが求められる。
【0051】
図5に戻り、求められた三次元座標により、計測対象の再構築を行う(S56)。すなわち、正規化相関処理やステレオ法により求められた各三次元座標を、施工現場の現況に即して結び合わせることにより、ワイヤーフレーム等の表現が可能となり、土工量のような容積等が求められるようになる。次に、目標データ画像と再構築画像の重ね合わせを行う。これは、施工現場に設けられた位置座標が既知の基準点データにより、施工に必要な実際の寸法に変換するものである(S58)。このようにして、ステレオ画像計測が行われる。
【0052】
図8は、施工現場で行われるリアルタイム施工フローについての説明図で、リアルタイム施工フローは図4のステップR50に示してある。施工表示装置100では、図4のR30にて受信された解析データと、施工表示装置100の三次元位置及び姿勢センサ130のデータにより、画像を施工表示装置100の視点位置に画像処理部120により変換する(R52)。この場合、送信されたデータが施工表示装置100の視点に変換してあれば変換する必要はない。
【0053】
次に、実像/仮想画像観察部110により三次元表示を行う(R54)。図9は施工前の合成された画像の一例を示す図である。実像/仮想画像観察部110の三次元表示画像は、まだ施工前なので図9のように当初地形データが実線で表され、目標データは破線で示されている。ここでは、目標データは四角錐台形状をしており、当初地形データは目標データよりも大きな台地形状をしている。そして、施工が逐次進行するにつれて、図10、図11のように変化する。図10は施工開始後、目標データとなる法面が作業対象の台地の斜面に現れた状態を示している。図11は施工が進行して、目標データとなる四角錐台形状の大部分が作業対象の台地に現れた状態を示している。このようにして、施工対象の地山に対して目標データと比較しながら施工が行えることになる。
【0054】
そして、施工担当者は作業機械を用いて施工作業を行う(R56)。そして、施工担当者は監視ユニット200により、計測比較処理を行う(R58)。計測比較処理の詳細は、図12を用いて後で説明する。そして、判定表示を行う(R60)。この判定表示処理の詳細は、図13を用いて後で説明する。そして、これら処理が目標データどおり終了するまで作業者は、映像/仮想画像表示部330をみながら作業を繰り返す(R62)。
【0055】
実像/仮想画像観察部110を利用した施工作業の利点は、作業者は実像/仮想画像観察部110と施工場所をみることで、施工中に施工面が目標データに到達したことを認識でき、過剰な施工を行うことがなくなる点にある。また施工面が目標データに近くなれば仮想壁(Virtual Wall)が現れ、残りの作業量が視覚的に認識できることである。仮想壁表示を行うことにより、数値と違い視覚的にわかるので、作業機械の操作作業に反映させることが大変楽になると同時に、迅速正確に施工が行える。さらに、掘る場合だけでなく、逆に埋めたり、ものを組み立てたり作ったりする場合にも、目標データ位置や残り作業量を実像/仮想画像観察部110に3D表示して、確認しながら作業を行うことができる。
【0056】
図12は、計測比較処理フローについての説明図で、計測比較処理フローは図8のステップR58に示してある。まず、施工用ステレオカメラ210により画像1を取得する(R70)。次に、施工用ステレオカメラ210により次の画像2を取得する(R72)。そして、動画像処理部230にて、画像2から画像1を差分することにより変化領域を抽出する(R74)。続いて、変化領域についてのみ左右画像のマッチングを行う(R76)。このマッチング処理は、リアルタイム性が必要なため、残差逐次検定法による画像相関処理を行う。
【0057】
[残差逐次検定(SSDA)法]
ここでは、動画像を扱いリアルタイム処理が必要なため、残差逐次検定法を使用し処理の高速化をはかる。画像相関は図6に示す正規化相関処理と同様の原理で、右画像に対する左画像の対応点、若しくは左画像に対する右画像の対応点を求める処理である。以下、残差逐次検定法の式を示す。
【数3】
Figure 0004727068
【0058】
ここで、残差R(a,b)が最小になる点が求める画像の位置である。処理の高速化をはかるため、数3の加算において、R(a,b)の値が過去の残差の最小値を越えたら加算を打ち切り、次のテンプレート画像の左上座標(a,b)に移るよう計算処理を行う。このようにすることで、動画像に対応できるようになる。また、複数カメラの場合は、各ステレオペアにつき残差逐次検定法の処理を行うことでリアルタイム処理が可能である。
【0059】
次に、求められた左右画像の対応点により、その領域の三次元座標を算出する(R78)。これにより、施工中の対象物までの変化部分の距離が求まる(距離画像)。そして、図8のR60に戻り判定表示を行う。この判定表示処理は図13のようになる。図13は、判定表示処理フローについての説明図で、判定表示処理フローは図8並びに図12のステップR60に示してある。まず、変化(施工)領域の距離画像から変化領域の目標データを比較(差分)する(R80)。
【0060】
図14は、施工領域の距離画像から変化領域の目標データを比較する場合の説明図で、(A)は施工前、(B)は施工途中を示している。施工している位置における対象物までの距離をa、目標データはbであるとすれば、画像上の変化(施工)領域の各点において、a−bを計算する。この結果により、以下のケース1〜3の3通りの処理表示を行う。
【0061】
ケース1:=0のとき(a=b:R82)。この条件に該当するときは、目標データに達したということで、変化領域の到達点のところに仮想壁(Virtual Wall)を表示する(R84)。すなわち、図10に示されるように、斜線で示された仮想壁を表示し、設計位置に達したことを示す。好ましくは、到達した点が目標データの一部であれば、その部分だけ例えば異なった色で表示され、その位置はもう加工する必要が無いことを示すとよい。
【0062】
ケース2:>0(a>b:R86)。この条件に該当するときは、目標データを超えてしまった場合で、警告表示を行う(R88)。この場合も、目標データを超えた領域に関して面的に色を変え、更に文字表示などを行っても良い。
【0063】
ケース3:<0(a<b:R90)。この条件に該当するときは、目標データにまだ到達していないことを表示する(R92)。例えば、目標データに近くなったら、後どのくらいであるか、という表示を施工表示装置100上に表示すれば、それだけ施工が行いやすくなる。数値であらわすだけでなく、例えば現在の施工面の目標データまでの距離によって、画像上の施工部分の色彩を面的に何段階かに分けて表示すると、施工効率が格段に良いものになる。判定基準は各点におけるa−bの値により閾値を設けて、例えば緑→黄色→赤などと色彩を変更すればよい。これら仮想壁表示は、対象物に対して、距離判定により前、後ろ、あるいは透かして表示することが可能である。例えば、到達していない箇所は色をつけて透かすようにするとよい。
【0064】
次に第2の実施の形態として、遺跡発掘現場における作業について説明する。計測用ステレオカメラにて遺跡発掘現場を計測することにより、現場状況の三次元図面を製作し、その上にあるべき建造物その他を推定し、その位置を特定させて発掘調査を行うものである。
【0065】
図15は本発明を遺跡発掘調査に適用した場合の処理手続きを示す流れ図である。まず、遺跡の予想三次元データを三次元目標データ記憶部340に記憶する。他方、計測用ステレオカメラ220にて遺跡現場を撮影、また自動追尾式測量機252によって基準点や施工表示装置100と監視ユニット200の位置を計測する(R500)。そして、これら位置計測データを施工状態計測装置300に送信する(R510)。
【0066】
施工状態計測装置300では、送信された位置計測データをデータ送受信部310により受け取る(S500)。そして、施工状態計測装置300は受信した位置計測データに基づき、計測、解析する(S510)。この場合は、画像演算処理部320にて、自動追尾式測量機252の基準点データと、ステレオ画像からステレオ画像を作成し、ステレオマッチングをおこなうことにより三次元座標を算出する。これら処理は、図4のS30〜S50の処理と同様である。そして、作成された三次元データを映像/仮想画像表示部330に表示する(S520)。
【0067】
この際に、目標データのステレオ画像と計測用ステレオカメラ220のステレオ画像とを、見たい視点側における基線長(カメラ間間隔)B、撮影距離H、並びにレンズの焦点距離fの場合に変換して表示する。ここで、予め三次元目標データ記憶部340に記憶された遺跡の予想三次元データあるいは図面と、対象物としての遺跡の計測データとを、重ね合わせて映像/仮想画像表示部330に3D表示し、検討する(S530)。もし予め予想三次元データが無ければ、S530にて予想を行う。
【0068】
そして、検討の結果、発掘する必要が無ければ、S570へいき、そうでなければS550へ進む(S540)。次に、映像/仮想画像表示部330の3D表示を見ながら、次の発掘位置データを設定する(S550)。このときにもし予想と異なっていた場合は、発掘位置データを修正して配置する。そして、実像/仮想画像観察部110側の視点にステレオ画像を表示できるように変換する。発掘位置を設定したら、その予想位置並びに図面上での位置データを施工表示装置100側に送信する(S560)。
【0069】
施工表示装置100は、データ送受信部140にてデータを受け取る(R520)。そして、施工表示装置100の位置データにより、発掘位置を画像処理部120にて位置あわせを行い、実像/仮想画像観察部110に合成表示する(R530)。発掘作業者は実像/仮想画像観察部110の表示をみながら発掘位置へ移動する(R540)。そして、発掘作業者は発掘を行う(R550)。ここでの発掘作業は、図8のリアルタイム施工フローのフローチャートと同様の手順である。発掘作業者の発掘は、予想三次元データに従って作業される。作業が終了したら、発掘作業者は、再びステレオ撮影を行う(R500)。R510から後の処理は、先に説明したS500以下と同様の処理である。
【0070】
そして、作業が終了したら、全体の作業日数、作業量、出土数、その他まとめて解析を行う(S570)。そして、遺跡発掘調査管理担当者は、レポート作成する(S580)。このように、実像/仮想画像観察部110を用いて予想三次元データと視覚的に比較しながら実作業が行えるので、作業効率が大変良いものになる。
【0071】
続いて、図16は本発明を防災予防に適用した場合の処理手続きを説明する流れ図である。まず、現場にて計測用ステレオカメラ220でステレオ撮影する(R700)。また現場状況は自動追尾式測量機252にて、また立ち入ることのできないような危険地帯であれば自動追尾式測量機252としてプリズムを用いない自動追尾式測量機を用いて基準点になる位置等を測定する。この場合は、施工表示装置100として遠隔操作可能なものを利用するとよい。そして、位置測定データをデータ送受信部140にて送信する(R710)。
【0072】
すると、施工状態計測装置300は送信された位置計測データをデータ送受信部310にて受け取る(S700)。そして、位置計測データをもとに画像演算処理部320にて、三次元計測と解析を行う(S710)。これら処理は、図4のS30〜S50の処理と同様である。もしS710にて、以前計測したデータがあれば、その変化領域、変化量を画像による差分から抽出して求める。そして、現場状況の三次元表示を映像/仮想画像表示部330で行う(S720)。
【0073】
この際に、目標データのステレオ画像と計測用ステレオカメラ220のステレオ画像とを、見たい視点側における基線長(カメラ間間隔)B、撮影距離H、並びにレンズの焦点距離fの場合に変換して表示する。防災担当者は、映像/仮想画像表示部330の表示をみながら、気象情報や、地盤情報、その他の情報を合わせて補強地点等を検討し、それら位置、施工情報を三次元データ上に合成し、表示させる(S730)。もし、以前の計測データがある場合は、計測変化領域や過去の状態等を映像/仮想画像表示部330に重ね合わせ3D表示し、検討する。そして、もし、防災する必要がなければS750へいき、そうでない場合は、S760へいく(S740)。
【0074】
防災が必要な場合は、施工図面を作成しその三次元データを設定する(S760)。そして、実像/仮想画像観察部110側の視点にステレオ画像を表示できるように変換する。そして、設定した三次元データをデータ送受信部310にて送信する(S770)。すると、施工表示装置100は送信された三次元データをデータ送受信部140にて受け取る(R720)。防災担当者は、施工表示装置100の位置情報と解析データをあわせ、実像/仮想画像観察部110上に表示させ、防災予定位置を確認する(R730)。そして、防災担当者は防災予定位置へ移動する。また、現地で必要があれば危険地域やその他その旨情報の通報、表示等を行う(R740)。そして、防災担当者は防災施工を行う(R750)。ここでの防災施工処理は図8のリアルタイム施工フローのフローチャートと同様の手順である。
【0075】
防災施工が終了したら、現場状況を計測、検討するためにステレオ撮影を行い、データ送信する(R700)。あとの手順は、S700以下の繰り返しとなる。そして、防災施工は完了したので、このあとの災害に備え、防災領域の観測を続けるか決める(S750)。もし、観測を続けるのであれば、R700に戻り、R700〜S740を繰り返し計測し続け変化量をモニタする。観測の途中で、防災の可能性が大きくなった場合はR760へいき、さらに防災を補強する。
【0076】
防災施工が終わり、観測する必要も無くなれば、全体作業のまとめを行う(S780)。ここで、防災施工にかかわった作業量や日数、工数などを今までのデータから算出する。レポートを作成、終了する(S790)。
【0077】
図17は実像/仮想画像表示部や映像/仮想画像表示部に用いられるHUD又はHMDの説明図である。HUD(ヘッドアップディスプレイ)又はHMD(ヘッドマウントディスプレイ)には、前述したように光学的透視画像(Optical See-Trough)タイプと映像透視型(Video See-Trough type)とがある。光学的透視画像タイプのHUD又はHMDは、CG画像を実像が透視できる状態で映し出し、作業者が実像とCG画像とを対比して観察できるようにしている。
【0078】
図18は施工表示装置の施工現場での第2の使用形態を表す構成ブロック図である。施工表示装置100と監視ユニット200を一体化して、自動追尾式測量機により位置測定を行う配置を示している。このように構成すると、作業機械の施工位置に施工用ステレオカメラ210があるので、実際の施工の視点から距離画像が得られる。この場合の監視ユニット200と作業機械の位置関係の一例を図19に示す。監視ユニット200は作業機械の操縦室の天井部位に設置されている。
【0079】
図20は施工表示装置の施工現場での第3の使用形態を表す構成ブロック図である。施工現場側に監視ユニット200をとりつけ、施工表示装置100を遠隔地に置いて、自動追尾式測量機により位置測定を行う配置を示している。すなわち、施工表示装置を施工管理事務所側においても良い。このような構成にすると、施工担当者が実際に施工現場にいなくとも遠隔操作が可能になり、砂漠や鉱山のように危険若しくは過重な労働条件の為に、作業機械の無人運転が必要な場合に適する。このような作業機械の無人運転の場合には、図17に示されるように、観察者の目で見る実際の像の上に仮想的にコンピュータで作成したCG画像を合成し、作業機械の操作担当者の面前に表示せしめる。
【0080】
なお、施工表示装置の施工現場での第1の使用形態では、図2に示すように施工表示装置100と監視ユニット200を固定として、安定した施工中の動画像が取得可能な場合を示しているが、施工表示装置100と監視ユニット200は可動式としてもよい。また、第1の使用形態では、施工用ステレオカメラ210と計測用ステレオカメラ220を監視ユニット200内に一体に収容する場合を説明したが、施工表示装置100内部に施工用ステレオカメラ210を収容し、監視ユニット200内に計測用ステレオカメラ220を振り分けて配置してもよい。施工表示装置100内部に施工用ステレオカメラ210を収容すると、例えば作業機械の無人運転や運転指導に役立つ。
【0081】
図21は、図1に示す施工表示装置と施工状態計測装置とを備える施工監視システムの変形実施例を示す構成ブロック図で、施工表示装置の施工現場での第4の使用形態を示している。図1に示す施工表示装置100では実像と仮想画像とを重ねて表示する構成であったが、第4の使用形態に用いる施工表示装置100aでは対象物画像と仮想画像を重ねて表示することもできるように構成してある。図21において、図1に示す構成要素と共通するものには同一符号を付して説明を省略し、相違する点を中心に説明する。
【0082】
図21において、監視ユニット200aは、施工用ステレオカメラ210又は計測用ステレオカメラ220の何れか一方から、対象物のステレオ画像をデータ送受信部240aを介して、施工表示装置100aのデータ送受信部140aへ送信する。
【0083】
そして、施工表示装置100aの比較表示処理部120aは、姿勢センサ130で測定した施工表示装置100aの姿勢と、施工位置取得部150で取得した施工表示装置100aの三次元位置を用いて、施工状態計測装置300から送信された目標データ画像と、監視ユニット200aから施工表示装置100aへ送信された対象物のステレオ画像とを、施工担当者の視点基準に変換した上で、目標データ画像と対象物のステレオ画像とを位置あわせして画像/仮想画像表示部110aに送る。これにより、画像/仮想画像表示部110aでは、作業者が目標データ画像と対象物のステレオ画像とが一体となったCG画像によって施工状態を観察することができる。
【0084】
この場合に、図1に示す施工表示装置100の実像と仮想画像とを重ねて表示する機能と、図21に示す施工表示装置100aの目標データ画像と対象物のステレオ画像とが一体となったCG画像を表示する機能とを選択式として、作業者の利便性に応じて適宜両者を切替えるように構成しても良い。
【0085】
【発明の効果】
以上のように、本発明の画像測定表示装置によれば、画像撮影部で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部と、対象物の一対のステレオ画像と前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像とを重畳させて表示する画像表示部と、前記対象物の形状データと前記目標データとを比較し、画像表示部の前記重畳させた表示において前記比較結果を反映させる比較表示処理部を備えているので、作業者や作業管理者は製作・施工対象物の詳細な計測と設計図との比較を正確に行える。
【0086】
本発明の画像測定表示装置によれば、画像撮影部で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部と、対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部と、目標データに関連した対象物を目視できる状態で、前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像を重畳させて表示する画像観察部と、形状測定部で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較し、画像観察部のステレオ目標データ画像表示において前記比較結果を反映させる比較観察表示処理部とを備えているので、作業者や作業管理者は、製作・施工対象物が設計図どおりに製作・施工できているか容易に把握でき、設計図どおりの施工を簡便に行なうことができる。
【0087】
本発明の施工状態監視システムによれば、段落0006〜段落0010に記載の画像測定表示装置と、比較表示処理部の比較結果から、対象物を目標データに加工又は処理を行うまでの作業関連データを算定する施工計画立案修正手段とを備える構成としたので、作業管理者が毎日の製作・施工作業の進捗状況を正確に把握して、施工計画に適合するように製作・施工作業を柔軟に構築するのに有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る施工表示装置と施工状態計測装置とを備える施工監視システム全体の構成ブロック図である。
【図2】 施工表示装置の施工現場での使用形態を表す構成斜視図である。
【図3】 施工表示装置の施工現場での第1の使用形態を表す構成ブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態における処理手続きの流れを示すフローチャートである。
【図5】 ステレオ画像計測の詳細を説明する流れ図である。
【図6】 相関処理の説明図である。
【図7】 ステレオ画像計測の原理説明図である。
【図8】 施工現場で行われるリアルタイム施工フローについての説明図である。
【図9】 施工前の合成された画像の一例を示す図である。
【図10】 施工開始後、目標データとなる法面が作業対象の地山の斜面に現れた状態を示している。
【図11】 施工が進行して、目標データとなる四角錐台形状の大部分が作業対象の台地に現れた状態を示している。
【図12】 計測比較処理フローについての説明図である。
【図13】 判定表示処理フローについての説明図である。
【図14】 施工領域の距離画像から変化領域の目標データを比較する場合の説明図である。
【図15】 本発明を遺跡発掘調査に適用した場合の処理手続きを示す流れ図である。
【図16】 本発明を防災予防に適用した場合の処理手続きを説明する流れ図である。
【図17】 実像/仮想画像表示部や映像/仮想画像表示部に用いられるHUD又はHMDの説明図である。
【図18】 施工表示装置の施工現場での第2の使用形態を表す構成ブロック図である。
【図19】 第2の使用形態における監視ユニットと作業機械の位置関係の一例を示す図である。
【図20】 施工表示装置の施工現場での第3の使用形態を表す構成ブロック図である。
【図21】 図1に示す施工表示装置と施工状態計測装置とを備える施工監視システムの変形実施例を示す構成ブロック図で、施工表示装置の施工現場での第4の使用形態を示している。
【符号の説明】
100 施工表示装置
110 実像/仮想画像観察部(画像観察部)
110a 画像/仮想画像表示部
120 画像処理部(比較観察表示処理部)
120a 比較表示処理部
130 姿勢センサ
140 データ送受信部
150 施工位置取得部
200 監視ユニット
210 施工用ステレオカメラ
220 計測用ステレオカメラ(画像撮影部)
230 動画像処理部
240 データ送受信部
250 カメラ位置取得部
252 自動追尾式測量機
300 施工状態計測装置
310 データ送受信部
320 画像演算処理部
330 映像/仮想画像表示部(画像表示部)
340 三次元目標データ記憶部(記憶部)
350 ステレオ画像形状測定部(形状測定部)
360 目標データ比較表示処理部(比較表示処理部)
370 中間目標データ設定手段
380 施工計画立案修正手段

Claims (12)

  1. 画像撮影部で撮影した対象物の一対のステレオ画像から対象物の形状データを測定する形状測定部と;
    前記画像撮影部の撮影位置を測定する撮影位置測定部と;
    前記対象物の画像に関連した目標データを記憶する記憶部と;
    前記撮影位置測定部で測定された撮影位置に基づき、前記対象物の画像と前記目標データに基づく目標データ画像とを重畳させて表示する画像表示部と;
    前記撮影位置測定部で測定された撮影位置に基づき、前記対象物の形状と前記目標データに対応する目標データ対応形状とを比較し、前記画像表示部の前記重畳させた表示において前記比較結果を反映させる比較表示処理部と;を備えることを特徴とする
    施工監視システム
  2. 請求項1記載の施工監視システムにおいて;
    前記比較表示処理部による前記比較結果の反映は、前記対象物の形状と前記目標データ対応形状との比較結果が略一致した個所について、前記画像表示部に前記略一致した個所を識別可能に表示するように構成されていることを特徴とする
    施工監視システム
  3. 請求項1または請求項2に記載の施工監視システムにおいて;
    前記比較表示処理部の比較結果として前記対象物と前記目標データとの距離又は間隔を対応させ、前記対象物と前記目標データとの大小関係を識別可能に前記画像表示部にて表示するように構成されていることを特徴とする
    施工監視システム
  4. 請求項1乃至請求項の何れか一つに記載の施工監視システムにおいて;
    前記比較表示処理部並びに前記画像表示部の目標データとして、前記対象物の施工段階ごとの中間目標データを設定する中間目標データ設定手段を備え;
    前記比較表示処理部は、前記対象物の形状と前記中間目標データに対応する中間目標データ対応形状とを比較するように構成されていることを特徴とする
    施工監視システム
  5. 請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の施工監視システムにおいて;
    記目標データに関連した対象物を目視できる状態で、前記目標データに基づく前記対象物のステレオ目標データ画像を重畳させて表示する画像観察部と;
    記形状測定部で測定された対象物の形状と前記目標データに対応する形状とを比較し、前記画像観察部の前記ステレオ目標データ画像表示において前記比較結果を反映させる比較観察表示処理部と;を備えることを特徴とする
    施工監視システム
  6. 請求項に記載の施工監視システムにおいて;
    前記画像観察部は、ヘッドアップディスプレイ又はヘッドマウントディスプレイの少なくとも一方を含むことを特徴とする
    施工監視システム
  7. 請求項5または請求項に記載の施工監視システムにおいて;
    前記比較観察表示処理部による前記比較結果の反映は、前記対象物の形状と前記目標データ対応形状との比較結果が略一致した個所について、前記画像観察部に前記略一致した個所を識別可能に表示するように構成されていることを特徴とする
    施工監視システム
  8. 請求項乃至請求項の何れか一つに記載の施工監視システムにおいて;
    前記比較観察表示処理部の比較結果として前記対象物と前記目標データとの距離又は間隔を対応させ、前記対象物と前記目標データとの大小関係を識別可能に前記画像観察部にて表示するように構成されていることを特徴とする
    施工監視システム
  9. 請求項1乃至請求項8の何れか一つに記載の施工監視システムにおいて;
    前記画像撮影部前記画像表示部とのデータの授受は、無線、光通信、インターネット、電線のいずれか一つを用いることを特徴とする、
    施工監視システム
  10. 請求項1乃至請求項9の何れか一つに記載の施工監視システムを用いた施工管理方法であって;
    マルチステレオ画像にて距離画像をリアルタイムで面的に取得し;
    標データと施工中の対象物のステレオ画像を重ね合わせて表示し;
    前記目標データと施工中の対象物に関するステレオ画像の偏差情報に基づいて、作業機械の作業を行わせる;工程を含む
    施工管理方法。
  11. 請求項1乃至請求項9の何れか一つに記載の施工監視システムを用いた施工管理方法であって;
    マルチステレオ画像にて距離画像をリアルタイムで面的に取得し;
    前記マルチステレオ画像の計測を行い;
    目標データと施工中の対象物の現況から施工進行状況を解析し;
    前記目標データを実現する施工計画を施工進行状況の解析結果に基づいて随時更新する;
    施工管理方法。
  12. 請求項1乃至請求項の何れか一つに記載の施工監視システムと;
    前記比較表示処理部の比較結果から、対象物を目標データに加工又は処理を行うまでの作業関連データを算定する施工計画立案修正手段と;を備える
    施工監視システム
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