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JP4724401B2 - 洗眼器および洗眼セット - Google Patents

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JP4724401B2 JP2004287415A JP2004287415A JP4724401B2 JP 4724401 B2 JP4724401 B2 JP 4724401B2 JP 2004287415 A JP2004287415 A JP 2004287415A JP 2004287415 A JP2004287415 A JP 2004287415A JP 4724401 B2 JP4724401 B2 JP 4724401B2
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Description

本発明は、洗眼液で眼を洗浄するときに使用する洗眼器および洗眼セットに関する。
従来、図23(a)に示すように、筒部1から帽状の圧搾部2を延設した弾性変形可能な乳房状であって、洗眼時に圧搾部2に洗眼液を注いで、開口側の端縁を眼6の回りに押し当てるようにした洗眼器3がある(例えば、特許文献1参照)。
この洗眼器3は、不使用時には、図23(b)に示すように、筒部1を介して洗眼液容器体4の口部に、キャップ5の上から嵌合付設できるようになっている。
そして、洗眼時には容器体4から洗眼器3を取外して逆さまにし、圧搾部2に容器体4から洗眼液を注ぎ、開口側の端縁を眼6の回りに隙間無く押し当て、この状態で圧搾部2を指先で鎖線のように圧搾して洗眼液を加圧し、この加圧洗眼液を眼6の中に注ぎ入れて洗浄するようになる。
実公平6−6828号公報
しかしながら、特許文献1の洗眼器3の圧搾部2には、圧搾(スクイズ)をするときの滑り止め加工が施されていないから、指先が圧搾部2で不用意に滑らないように、指先に力を込めて圧搾(スクイズ)しなければならないという不具合があった。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、軽い力でスムーズにスクイズできるようにした洗眼器を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の手段である洗眼器は、接眼部と液受部とでなる洗眼部と、つまみ部とを有する洗眼器であって、上記洗眼器は、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されていて、上記液受部は、上記つまみ部から外方に膨出するようにして形成されているとともに、上記液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に、上記液受部の一部を外方に膨出させるようにして上記液受部の内面よりも外方に膨出した内面を有する空隙部が形成されていることを特徴とするものである。
又、請求項2のように、上記接眼部は楕円状に形成され、上記空隙部は、上記接眼部の長軸方向の両側に形成されていることが好ましい。
請求項のように、上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、偏平部である構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、凹部または凸部である構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、偏平部と、この偏平部に形成された凹部または凸部である構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記洗眼部は楕円状に形成されて、上記つまみ部の偏平部は長軸方向に偏平に形成されている構成とすることが好ましい。
請求項のように、上記つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターが、洗眼器と別部材で設けられている構成とすることが好ましい。
本発明の第2の手段である洗眼器は、接眼部と液受部とでなる洗眼部と、つまみ部とを有するとともに、洗眼器には、つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターが一体成形で設けられた洗眼器であって、上記洗眼器は、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されていて、上記液受部は、上記つまみ部から外方に膨出するようにして形成されているとともに、上記液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に、上記液受部の一部を外方に膨出させるようにして上記液受部の内面よりも外方に膨出した内面を有する空隙部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項のように、上記アダプターには滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、偏平部である構成とすることが好ましい。
請求項10のように、上記アダプターには滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、凹部または凸部である構成とすることが好ましい。
請求項11のように、上記アダプターには滑り止め加工が施され、上記滑り止めは、偏平部と、この偏平部に形成された凹部または凸部である構成とすることが好ましい。
請求項12のように、上記洗眼部およびアダプターは楕円状に形成されて、このアダプターの偏平部は長軸方向に偏平に形成されている構成とすることが好ましい。
請求項13のように、上記つまみ部には、長軸方向に偏平な偏平部が形成されている構成とすることが好ましい。
請求項14のように、上記アダプターの偏平部は、つまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合されている構成とすることができる。
請求項15のように、上記アダプターの偏平部は、つまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合されていない構成とすることができる。
請求項16のように、上記アダプターは、つまみ部の先端に一体成形している構成とすることができる。
請求項17のように、上記つまみ部の深さは、15〜25mmである構成とすることが好ましい。
請求項18のように、上記洗眼器の弾性変形可能な柔軟素材は、耐熱性を有している構成とすることが好ましい。
請求項19のように、請求項1〜18のいずれかに記載の洗眼器と、洗眼液入りボトルとが組み合わされてなる洗眼セットとすることができる。
本発明の第1の手段である洗眼器によれば、弾性変形可能な柔軟素材で洗眼器を一体成形しているから、洗眼時に、液受部に洗眼液を注入し、接眼部を眼の周囲に押し当てた後に、下向き姿勢でつまみ部を指でつまんでスクイズするだけで、水中での瞬きで得られる攪拌水流とほぼ同程度の強さで洗眼液が攪拌されるので、熟練を要する水中での瞬きをする必要が無くなって、使用時の簡便性が向上するようになる。なお、上向き姿勢でも洗眼が可能である。
又、液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に空隙部を形成すると、下向き姿勢で洗眼する場合、眼との間に液が充満した状態でつまみ部をスクイズすると、接眼部から液が溢れ出しやすくなるが、空気溜めである空隙部が液の逃げ場となるので、接眼部から液が溢れ出しにくくなる。また、空隙部によって、洗眼時の眼に対する圧迫感が減少するようになる。さらに、つまみ力が液受部から接眼部に伝わりにくくなって、接眼部が変形しにくくなるので、接眼部からの液溢れが生じにくくなる。
さらに、洗眼器全体は、弾性変形可能な柔軟素材(例えばエラストマー)であるので、柔らかい感触があり、洗眼部のフィット感も良好であるとともに、柔らかい弾性感でつまみ部をスクイズできるようになる。
さらにまた、洗眼器が接眼部と液受部とつまみ部等で凹段状に形成されていると、使用後の内部洗浄が不十分になりやすく、汚れがたまりやすい傾向にあるが、洗眼器全体は弾性変形可能な柔軟素材であるので、洗眼器を裏返して内部まで完全に洗浄できるようになる。
請求項によれば、つまみ部に滑り止め加工を施しているから、指先がつまみ部で不用意に滑らないのでスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。又、つまみ部の滑り止めを偏平部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が密着して滑りにくくなる。
請求項によれば、つまみ部の滑り止めを凹部または凸部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が食い込んで滑りにくくなる。
請求項によれば、つまみ部の滑り止めを偏平部と凹部または凸部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が密着し、かつ指腹が食い込んで、より滑りにくくなる。
請求項によれば、接眼部を楕円状に形成して、つまみ部の偏平部を接眼部の長軸方向に偏平に形成すると、つまみ部をスクイズするときは、長軸方向の偏平部を指先でつまんで短軸方向にスクイズすることになるので、楕円状の接眼部が変形しにくくなって、接眼部からの液漏れが生じにくくなる。
請求項によれば、つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターを洗眼器と別部材で設けると、使用時において洗眼器に洗眼液を注入する際、洗眼器を一方の手で持っておく必要がなくなり、いずれかの手で洗眼液入りボトルを掴んで洗眼液を注入できるようになる。
本発明の第2の手段である洗眼器によれば、弾性変形可能な柔軟素材で洗眼器を一体成形しているから、洗眼時に、液受部に洗眼液を注入し、接眼部を眼の周囲に押し当てた後に、下向き姿勢でアダプターを介してつまみ部を指でつまんでスクイズするだけで、水中での瞬きで得られる攪拌水流とほぼ同程度の強さで洗眼液が攪拌されるので、熟練を要する水中での瞬きをする必要が無くなって、使用時の簡便性が向上するようになる。なお、上向き姿勢でも洗眼が可能である。
又、液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に空隙部を形成すると、下向き姿勢で洗眼する場合、眼との間に液が充満した状態でつまみ部をスクイズすると、接眼部から液が溢れ出しやすくなるが、空気溜めである空隙部が液の逃げ場となるので、接眼部から液が溢れ出しにくくなる。また、空隙部によって、洗眼時の眼に対する圧迫感が減少するようになる。さらに、つまみ力が液受部から接眼部に伝わりにくくなって、接眼部が変形しにくくなるので、接眼部からの液溢れが生じにくくなる。
さらに、洗眼器全体は、弾性変形可能な柔軟素材(例えばエラストマー)であるので、柔らかい感触があり、洗眼部のフィット感も良好であるとともに、柔らかい弾性感でアダプターを介してつまみ部をスクイズできるようになる。
さらにまた、洗眼器が接眼部と液受部とつまみ部とアダプター等で凹段状に形成されていると、使用後の内部洗浄が不十分になりやすく、汚れがたまりやすい傾向にあるが、洗眼器全体は弾性変形可能な柔軟素材であるので、洗眼器を裏返して内部まで完全に洗浄できるようになる。
また、つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターを洗眼器と一体成形で設けているから、使用時において洗眼器に洗眼液を注入する際、洗眼器を一方の手で持っておく必要がなくなり、いずれかの手で洗眼液入りボトルを掴んで洗眼液を注入できるようになる。
請求項によれば、アダプターに滑り止め加工を施しているから、指先がアダプターで不用意に滑らないのでスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。又、アダプターの滑り止めを偏平部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が密着して滑りにくくなる。
請求項10によれば、アダプターに滑り止め加工を施しているから、指先がアダプターで不用意に滑らないのでスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。又、アダプターの滑り止めを凹部または凸部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が食い込んで滑りにくくなる。
請求項11によれば、アダプターに滑り止め加工を施しているから、指先がアダプターで不用意に滑らないのでスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。又、アダプターの滑り止めを偏平部と凹部または凸部で形成すると、構造が簡単であるとともに、指腹が密着し、かつ指腹が食い込んで、より滑りにくくなる。
請求項12によれば、接眼部を楕円状に形成して、アダプターの偏平部を接眼部の長軸方向に偏平に形成すると、アダプターを介してつまみ部をスクイズするときは、長軸方向の偏平部を指先でつまんで短軸方向にスクイズすることになるので、楕円状の接眼部が変形しにくくなって、接眼部からの液漏れが生じにくくなる。
請求項13のように、つまみ部に、長軸方向に偏平な偏平部を形成しても良い。
請求項14のように、アダプターの偏平部をつまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合しても良い。
請求項15のように、アダプターの偏平部をつまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合していなくても良い。
請求項16によれば、アダプターをつまみ部の先端に一体成形しているから、つまみ部を指でつまんでスクイズしている場合、つまみ部が指から滑って上に滑り抜けようとした時に、アダプターが指の下に引っ掛かって滑り止めすることができる。
請求項17によれば、つまみ部の深さを15〜25mmに設定すると、つまみ部を指先で過不足無くつまむことができて、つまみ力が液受部から接眼部に伝わりにくくなって、接眼部が変形しにくくなるので、接眼部からの液溢れが生じにくくなる。
なお、空隙部は、つまみ部の滑り止め加工とは直接的な関係が無くても良く、例えば、眼に周囲を押し当てる接眼部と洗眼液を収容する液受部とでなる洗眼部と、指でつまむためのつまみ部とを有する洗眼器であって、上記洗眼器は、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されていて、上記液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に空隙部が形成されていることを特徴とする洗眼器としても良い。
請求項18によれば、洗眼器の弾性変形可能な柔軟素材を耐熱性とすれば、衛生面から煮沸や蒸気で消毒しても塑性変形しなくなる。
請求項19によれば、洗眼器と洗眼液入りボトルとを組み合わせた洗眼セットとすると、使用時に便利になり、衛生的に保管可能である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
第1〜6実施形態の洗眼器10A〜10Fは、つまみ部14に滑り止め加工を施した実施形態である。
図1〜図4は、第1実施形態の洗眼器10Aであり、図1(a)は斜視図、(b)は正面図、図2(a)は側面図、(b)は平面図、図3(a)は底面図、(b)は図2(b)のA−A線断面図、図4(a)は図2(b)のB−B線断面図、(b)は使用状態の斜視図である。
上記洗眼器10Aは、眼に周囲を押し当てる楕円状の接眼部11と洗眼液を収容する円筒状の液受部12とでなる洗眼部13と、指でつまむための乳首状のつまみ部14とを有していて、洗眼器10Aは、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されている。
上記洗眼器10Aは、図4(b)に示したように、洗眼時には、洗眼器10を図4(a)の状態にして、洗眼液を液受部12のレベルWL(一点鎖線参照)まで注入して、接眼部11を眼9(二点鎖線参照)の周囲に押し当てた後に、下向き姿勢のままでつまみ部13を指(例えば親指と人差し指)9aでつまんで何回かスクイズすると、水中での瞬きで得られる攪拌水流とほぼ同程度の強さで洗眼液が液受部12内で攪拌されることにより、眼9を洗眼できるようになる。
上記洗眼器10Aを成形するための弾性変形可能な柔軟素材としては、弾性力と柔軟性とを有する素材であれば、特に規定されないが、成形性と耐薬品性と耐熱性とを有して、臭気を伴わないものが好ましい。また、必要に応じて抗菌活性を付与してもかまわない。さらに、安全性を考慮して昭和57年厚生省告示第20号、第14改正日本薬局方 一般試験法に適合するものが好ましい。
具体的には、熱可塑性樹脂、シリコン樹脂、熱可塑性エラストマー、天然ゴム、ウレタンゴム等が挙げられ、これらを組み合わせても良い。
熱可塑性樹脂の場合、例えばオレフィン系樹脂では、熱可塑性エラストマーや水素添加スチレン系熱可塑性エラストマーを組み合わせることで、成形性が向上することが知られている。
熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系、オレフィン系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、フッ素系、塩化ビニール系等の中から適宜に、成形性、耐薬品性、耐汚れ付着性、環境性、コスト等を考慮して選択されるが、中でもスチレン系、オレフィン系が好ましい。これらは単独で用いても良いし、複数を組み合わせて、例えば積層する等して用いても良い。
具体的には、旭化成社製のタフテック(登録商標)シリーズ H1052、H1053、クラレ社製のセプトン(登録商標)シリーズ CJ001、CJ002、CJ101、CJ102、リケンテクノ社製のレオストマシリーズ LJ−1050N、LJ−1060N(スチレン系)、東洋紡社製のサーリンク(登録商標)シリーズ 3140、3160、4155、4156(オレフィン系)等が挙げられる。
硬さは、JIS K6253(デュロメータータイプA)による測定値で50〜80、引張り強さと伸びは、JIS K6253(3号ダンベル 引張速度500mm/min)による測定値で5〜20MPa、300%引張応力が1.5〜5MPa程度の範囲であることを目安とする。
上記洗眼器10Aの各部の標準寸法は、図1(b)のように、洗眼部13の深さD1は18mm、つまみ部14の深さD2は16mm、液受部12の正面視幅W1は28mm、つまみ部14の基部の正面視幅W2は16mm、図2(a)のように、液受部12の側面視幅W3は28mm、つまみ部14の基部の側面視幅W4は14mm、図2(b)のように、接眼部11の長軸方向の幅W5は42mm、接眼部11の短軸方向の幅W6は32mm、各部の厚みは、0.8〜2mm程度であり、均一な厚みあるいは不均一な厚みとするかは適宜に選択することができる。上記標準寸法に対して、大きめ用や小さめ用等のように、洗眼器10Aのサイズを変更したい要望があるときは、比例的に拡大または縮小すれば良い。なお、本実施形態では、つまみ部14の深さD2を16mmに設定したが、15〜25mmの範囲が好ましく、つまみやすさだけを考えると、20mm程度が最適である。本実施形態の標準寸法のように設定すれば、洗眼液の容量が3〜7mLと少ない容量でも効率良く洗浄できる。
上記洗眼器10Aのつまみ部14には滑り止め加工が施されている。かかる滑り止め加工としては、上記洗眼部11が楕円状に形成されている場合には、この接眼部11の長軸方向に偏平な偏平部14aをつまみ部14の対向部分に形成する。また、各偏平部14aには、例えば涙形状の凸部14bをそれぞれ形成しても良い。なお、滑り止め加工は、偏平部14a等に限られず、エンボス等であっても良い。
上記洗眼部13の液受部12は、洗眼液が入る部分12Aと接眼部11に繋ぐ部分12Bとで形成されて、両部分12A,12Bの間には、接眼部11の長軸方向の両側に、接眼部11と液受部12の内面よりも外方に膨出した内面を有する空隙部15が形成されている。
上記のように構成した洗眼器10Aであれば、洗眼器10Aは、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形しているから、使用時に、液受部12に洗眼液をレベルWLまで注入して、図4(b)のように、洗眼部11を眼9の周囲に押し当てた後に、下向き姿勢のままでつまみ部13を指9aでつまんで何回かスクイズすると、水中での瞬きで得られる攪拌水流とほぼ同程度の強さで洗眼液が液受部12内で攪拌されるようになる。
このように、下向き姿勢のままで、つまみ部14を指でつまんでスクイズするだけで、洗眼できるようになるから、熟練を要する水中での瞬きをする必要が無くなって、使用時の簡便性が向上するようになる。
また、つまみ部14に滑り止め加工(偏平部14aや凸部14b)を施しているから、指先がつまみ部14で不用意に滑らないのでスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。
このつまみ部14の滑り止めを偏平部14aで形成しているので、構造が簡単であるとともに、指腹が密着して滑りにくくなるとともに、加えて、偏平部14aに凸部14bも形成しているので、指腹が食い込んで滑りにくくなる。
さらに、洗眼器10A全体は、弾性変形可能な柔軟素材(例えばエラストマー)であるので、柔らかい感触があり、洗眼部13のフィット感も良好であるとともに、柔らかい弾性感でつまみ部14をスクイズできるようになる。
さらにまた、洗眼器10Aが接眼部11と液受部12とつまみ部14等で凹段状に形成されていることから、使用後の内部洗浄が不十分になりやすく、汚れがたまりやすい傾向にあるが、洗眼器10A全体は弾性変形可能な柔軟素材であるので、洗眼器10Aを裏返して内部まで完全に洗浄できるが、つまみ部14の形状が正面視でつまみ部底部から基部に向けて、ストレート状あるいはすそ広がり状であると、より容易に洗眼器10Aを裏返して内部まで完全に洗浄できるようになる。なお、洗眼器10Aの弾性変形可能な柔軟素材は、耐熱性であるので、衛生面から煮沸や蒸気で消毒しても塑性変形しなくなる。
上記洗眼器10A(下記の洗眼器10B〜10Jも同じ。)の耐熱性について、次述する加熱条件で、塑性変形しないことを確認した。
〔煮沸試験〕
i)アルミ鍋に洗眼器10A全体が浸る程度の水を入れ、蓋をして5分間加熱した。
ii)蓋を開けて3分間煮沸させた。
iii)アルミ鍋から洗眼器10Aを取り出し、冷まして、塑性変形していないことを確認した。
〔電子レンジによる煮沸試験〕
i)70mlの水と洗眼器10Aとを煮沸用ポリ袋に入れた。
ii)600Wで3分間加熱した。
iii)電子レンジから洗眼器10Aを取り出し、冷まして、塑性変形していないことを確認した。
上記洗眼器10A(下記の洗眼器10B〜10Iも同じ。)を裏返すについて、次述する測定方法で、測定値が3〜15Nの範囲であると、容易に裏返すことが可能であることを確認した。
測定器:FUDO社 レオメーター
アダプター:押し潰し応力測定用3cmφ
TSPEED:6cm/min
アンプモード:F(通常作動)
測定室温:室温
図10に示すように、洗眼器10Aのつまみ部14を上向きにしてレオメーター台座20に置き、その後、上記条件によりアダプター21でつまみ部14から洗眼器10Aを押し潰して、洗眼器10Aの押し潰しに対する応力を測定した。測定値は、押し潰しの間の最大値とした。
また、接眼部11が楕円状に形成されている場合に、つまみ部14の偏平部14aを接眼部11の長軸方向に偏平に形成しているから、つまみ部14をスクイズするときは、長軸方向の偏平部14aを指先でつまんで短軸方向にスクイズすることになるので、楕円状の接眼部11が変形しにくくなって、接眼部11からの液漏れが生じにくくなる。なお、接眼部11を左右対称の楕円状に形成しているので、眼9の周囲に押し当てる際の方向性が無くなって、便利に使用できるが、接眼部11を左右非対称の楕円状に形成しても差し支えはない。
さらに、つまみ部14の基部の側面幅W2を16mm、側面視幅W4を14mmとし、深さD2を約16mmに設定すると、つまみ部14が細く長くなるので、指先9aで過不足無くつまむことができて、つまみ力が液受部12から接眼部11に伝わりにくくなって、接眼部11が変形しにくくなるので、接眼部11からの液溢れが生じにくくなる。
さらにまた、洗眼部13の接眼部11と液受部12との間に空隙部15を形成しているから、下向き姿勢で洗眼する場合、眼9との間に液が充満した状態でつまみ部14をスクイズすると、接眼部11から液が溢れ出しやすくなるが、空気溜めである空隙部15が液の逃げ場となるので、接眼部11から液が溢れ出しにくくなる。また、空隙部15によって、洗眼時の眼9に対する圧迫感が減少するようになる。さらに、つまみ力が液受部12から接眼部11に伝わりにくくなって、接眼部11が変形しにくくなるので、接眼部11からの液溢れが生じにくくなる。
図5は、第2実施形態の洗眼器10Bであり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。第1実施形態の洗眼器10Aと相違するのは、液受部12の洗眼液が入る部分12Aと接眼部11に繋ぐ部分12Bとの間に空隙部15が形成されていない点であり、空隙部15以外の作用効果は第1実施形態と同様である。
図6は、第3実施形態の洗眼器10Cであり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。第1実施形態の洗眼器10Aと相違するのは、つまみ部14の偏平部14aに凸部14bが形成されていない点であり、凸部14b以外の作用効果は第1実施形態と同様である。この偏平部14aだけであっても、指腹が密着して滑りにくくなる。
図7は、第4実施形態の洗眼器10Dであり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。第1実施形態の洗眼器10Aと相違するのは、つまみ部14の偏平部14aに凸部14bに代えて凹部14cが形成されている点であり、その作用効果は第1実施形態と同様である。この凹部14cであっても、凸部14bと同様に、指腹が食い込んで滑りにくくなる。
図8は、第5実施形態の洗眼器10Eであり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。第1実施形態の洗眼器10Aと相違するのは、つまみ部14の偏平部14aが形成されておらず、横長楕円状の凸部14bのみが形成されている点であり、偏平部14a以外の作用効果は第1実施形態と同様である。この凸部14bだけであっても、指腹が食い込んで滑りにくくなる。
図9は、第6実施形態の洗眼器10Fであり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。第1実施形態の洗眼器10Aと相違するのは、つまみ部14の頂部14dが半球状では無く、フラット状である点であり、その作用効果は第1実施形態と同様である。
第7〜9実施形態の洗眼器10G〜10Iは、アダプター19に滑り止め加工を施した実施形態である。
図11および図12は、第7実施形態の洗眼器10Gであり、図11(a)は斜視図、(b)は洗眼器10Gを机上等23にセットした側面断面図、図12(a)は洗眼器10Gを机上等23にセットした正面断面図、(b)は変形例の側面断面図である。
上記アダプター19は、洗眼器10Gの液受部12に洗眼液入りボトル17(図22参照)から洗眼液を注入するときに利用するものである。
すなわち、第1〜6実施形態の洗眼器10A〜10Fでは、液受部12に洗眼液入りボトル17から洗眼液を注入するときは、一方の手で洗眼器10A等を持ちつつ、他方の手で洗眼液入りボトル17を掴んで洗眼液を注入しなければならない。つまり、両手を使う必要がある。
そこで、液注入時に机上等23にアダプター19を置くと、洗眼器10Gをほぼ水平状態で自立保持することができる。
これにより、一方の手で洗眼器10A等を持っておく必要が無くなって、いずれかの手で洗眼液入りボトル17を掴んで洗眼液を注入できるようになる。つまり、両手を使う必要が無くなる。
第7実施形態の洗眼器10Gは、つまみ部14に滑り止め加工(前記偏平部14a、凸部14b、凹部14c)を施していない〔例えば、図8(a)の洗眼器10Eから凸部14bを除去したものをイメージすれば良い〕。なお、アダプター19を除いた洗眼器10Gの素材や構成は、第1〜6実施形態の洗眼器10A〜10Fと同じである。
そして、洗眼器10Gの液受部12の底部に、つまみ部14の外周囲を覆うアダプター19を一体成形している。このアダプター19は、液受部12に一体成形しているから、当然のことながら、洗眼器10Gと同じ弾性変形可能な柔軟素材である。
上記アダプター19には滑り止め加工が施されている。かかる滑り止め加工としては、アダプター19を上記接眼部11と同じ向きの楕円状に形成して、この接眼部11の長軸方向に偏平な偏平部19aをアダプター19の対向部分に形成する。
上記各偏平部19aには、図13のような凸部19bを形成したり、図14のような凹部19cを形成しても良い。
上記上記アダプター19の偏平部19aとつまみ部14とは、接合しない場合には高さT1の範囲で隙間S1〔図11(b)参照〕を生じているが、この高さT1の範囲で、アダプター19の偏平部19aとつまみ部14とを接着や熱着等で接合することもできる。
また、図12(b)のように、上記高さT1の範囲で、アダプター19の偏平部19aとつまみ部14とを一体化して成形することもできる。
上記のように構成した洗眼器10Gであれば、アダプター19とともに洗眼器10Gは、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形しているから、図4(a)と同様にして、使用時に、液受部12に洗眼液をレベルWLまで注入して、図4(b)と同様にして、洗眼部11を眼9の周囲に押し当てた後に、下向き姿勢のままで、アダプター19の偏平部19aを介して、つまみ部13を指9aでつまんで何回かスクイズすると、水中での瞬きで得られる攪拌水流とほぼ同程度の強さで洗眼液が液受部12内で攪拌されるようになる。
このように、下向き姿勢のままで、アダプター19の偏平部19aを介してつまみ部14を指でつまんでスクイズするだけで、洗眼できるようになるから、熟練を要する水中での瞬きをする必要が無くなって、使用時の簡便性が向上するようになる。
また、アダプター19に滑り止め加工(偏平部19a、凸部19b、凹部19c)を施しているから、指先が不用意に滑らないのでつまみ部14のスクイズしやすくなって、指先に力を込めてスクイズしなくても、軽い力でスムーズにスクイズできるようになる。
このアダプター19の滑り止めを偏平部19aで形成しているので、構造が簡単であるとともに、指腹が密着して滑りにくくなるとともに、加えて、偏平部19aに凸部19bや凹部19cを形成すれば、指腹が食い込んで滑りにくくなる。なお、アダプター19を介してつまみ部14をつまむ場合、アダプター19の長さを15〜25mmの範囲に設定すると良い。
さらに、洗眼器10G全体は、弾性変形可能な柔軟素材(例えばエラストマー)であるので、柔らかい感触があり、洗眼部13のフィット感も良好であるとともに、柔らかい弾性感でアダプター19を介してつまみ部14をスクイズできるようになる。
さらにまた、洗眼器10Gが接眼部11と液受部12とつまみ部14とアダプター19等で凹段状に形成されていることから、使用後の内部洗浄が不十分になりやすく、汚れがたまりやすい傾向にあるが、アダプター19を含む洗眼器10G全体は弾性変形可能な柔軟素材であるので、アダプター19とともに洗眼器10Gを裏返して内部まで完全に洗浄できるようになる。なお、アダプター19とつまみ部14が偏平部19aにおいて接合されていない場合は、洗浄時に洗眼器10Gを裏返すことがより容易になる。なおまた、アダプター19を含む洗眼器10Gの弾性変形可能な柔軟素材は、耐熱性であるので、衛生面から煮沸消毒しても塑性変形しなくなる。
図15は、第8実施形態の洗眼器10Hであり、(a)は斜視図、(b)は洗眼器10Hを机上等23にセットした側面断面図である。
第7実施形態では、アダプター19の滑り止め加工として、アダプター19を楕円状にして、偏平部19aを形成したものであったが、第8実施形態の洗眼器10Hでは、アダプター19を液受部12とほほ同じ外径の円筒状にして、このアダプター19の外面に、滑り止め加工として、凸部19b(凹部19cでも可)を形成したものであって、その作用効果は第7実施形態と同様である。
また、図16に変形例を示すように、アダプター19をつまみ部14の基部とほほ同じ外径の円筒状にしても良い。この場合、図17(a)に示すように、つまみ部14の外径をアダプター19の内径に合わせれば、つまみ部14にアダプター19が密着するから、上記隙間S1〔図11(b)参照〕による異和感が無くなって、アダプター19を介してつまみ部14をスムーズにスクイズできるようになる。なお、アダプター19とつまみ部14とを接着や熱着等で接合することもできるし、図12(b)に示した高さT1の範囲で、アダプター19とつまみ部14とを一体化して成形することもできる。
なお、図17(b)のように、アダプター19を液受部12の外径を同じ外形の円筒状にすれば、隙間S2が広くなるから、この隙間S2に指9aを入れてつまみ部14を直接スクイズすることが可能になる。この場合には、つまみ部14に滑り止め加工、特に前記偏平部14aを施すことが好ましく、つまみ部14が偏平な分だけ隙間S2がより広くなる。
図18は、第9実施形態の洗眼器10Iであり、(a)は斜視図、(b)は洗眼器10Iを机上等23にセットした側面断面図である。
第7実施形態の洗眼器10Gと相違するのは、つまみ部14に前記偏平部14aを施した点である。なお、アダプター19の偏平部19aとつまみ部14の偏平部14aとを接着や熱着等で接合することもできる。
図19は、第10実施形態の洗眼器10Jであり、つまみ部14の先端にアダプター19を一体成形したタイプである。このアダプター19は、平面視で円形状や楕円形状、その他の形状であって良い。また、つまみ部14に滑り止め加工(前記偏平部14a、凸部14b、凹部14c)を施していないものでも可能である。
このように、つまみ部14の先端にアダプター19を一体成形すれば、台座状のアダプター19で洗眼器10Jを自立した状態に保持できるとともに、つまみ部13を指9aでつまんでスクイズしている場合、つまみ部13が指9aから滑って上に滑り抜けようとした時に、アダプター19が指9aの下に引っ掛かって滑り止めすることができる。
図20は、上記洗眼器10A〜10Fに使用できる第11実施形態の円筒状のアダプター19であって、上記洗眼器10A〜10Fとは別部材として設けられている。
このアダプター19は、特に素材は問わず、例えば熱可塑性樹脂、その他の合成樹脂、天然素材、薄い紙等を円筒状に丸めたものである。また、偏平に折り畳んだものを円筒状に広げて使用することもできる。
このアダプター19は、洗眼器10A等を自立した状態に保持する目的を達成できるものであれば、保持方法は特に問わず、図20(b)のように、液受部12を嵌め込んで保持するものであっても、二点鎖線で示すように、液受部12の底部を置いて保持するものであっても良い。
図21に示すように、有頂円筒状のアダプター19を設けて、下部に大径フランジ部19dを形成するとともに、頂部19eに差し込み穴19fを形成して、この差し込み穴19fに洗眼器10A等のつまみ部14を差し込んで、頂部19eに液受部12の底部を置いて保持することもできる。
また、不使用時には、洗眼器10A等を逆さまにした状態で、アダプター10の頂部19eに被せて保持しておくことができるから、洗浄後の洗眼器10A等を乾燥した状態に保ったり、不使用時にホコリの付着を予防したり等、衛生的に保管することできる保管台として使用することができる。
図22は、上記いずれかの洗眼器10A〜10Jと洗眼液入りボトル17とが組み合わされてなる洗眼セットであり、(a)は斜視図、(b)は要部拡大断面図である。
上記洗眼液入りボトル17の口顎部17aにはキャップ18が固定されて、このキャップ18は、ヒンジ部18aによって蓋部18bを開閉することができ、ノズル18cから洗眼液を注出するようになっている。
上記洗眼器10A等の洗眼部13の内部には、不使用時に洗眼液入りボトル17のキャップ18に被せたときに、キャップ18の外周に圧接可能な複数の突起13a〔図2(b)参照〕が形成されている。このように、不使用時には、洗眼器10A等を洗眼液入りボトル17のキャップ18に被せて保持しておくことができるから、洗浄後の洗眼器10A等を乾燥した状態に保ったり、不使用時にほこりの付着を予防したり等、衛生的に保管したり、紛失を防止することができる。ここで、キャップ18は内キャップ、洗眼器10A等は外キャップとして取り扱うことができる。
このように、洗眼器10A等と洗眼液入りボトル17とを組み合わせた洗眼セットとすると、使用時に便利になり、衛生的に保管可能である。なお、1回分の洗眼液を収納したボトルを複数本と、洗眼器10A等とをケースに収容した洗眼セットとすることもできる。
第1実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 (a)は側面図、(b)は平面図である。 (a)は底面図、(b)は図2(b)のA−A線断面図である。 (a)は図2(b)のB−B線断面図、(b)は使用状態の斜視図である。 第2実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 第3実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。 第4実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。 第5実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は図2(b)のA−A線に相当する断面図である。 第6実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 測定器の側面を模式的の表した図である。 第7実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 (a)は図11(a)のD−D線断面図、(b)は変形例の図11(a)のC−C線に相当する断面図である。 (a)は変形例の洗眼器の斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 変形例の図13(a)のC−C線に相当する断面図である。 第8実施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 変形例の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 (a)は変形例の図16(a)のC−C線に相当する断面図、(b)は変形例の図15(a)のC−C線に相当する断面図である。 第9施形態の洗眼器であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図である。 第10実施形態の洗眼器の断面図である。 第11実施形態であり、(a)はアダプターの斜視図、(b)は洗眼器をセットしたアダプターの断面図である。 変形例であり、(a)はアダプターの斜視図、(b)は洗眼器をセットしたアダプターの断面図である。 洗眼器と洗眼液入りボトルとが組み合わされてなる洗眼セットであり、(a)は斜視図、(b)は要部拡大断面図である。 (a)は、従来の洗眼器の要部破断側面図、(b)は、洗眼器を洗眼液容器体のキャップに嵌合付設した要部破断側面図である。
符号の説明
9 眼
9a 指
10A〜10J 洗眼器
11 接眼部
12 液受部
12A 洗眼液が入る部分
12B 接眼部に繋ぐ部分
13 洗眼部
14 つまみ部
14a 偏平部(滑り止め加工)
14b 凸部(滑り止め加工)
14c 凹部(滑り止め加工)
15 空隙部
17 洗眼液入りボトル
18 キャップ
19 アダプター
19a 偏平部(滑り止め加工)
19b 凸部(滑り止め加工)
19c 凹部(滑り止め加工)
23 机上等

Claims (19)

  1. 接眼部と液受部とでなる洗眼部と、つまみ部とを有する洗眼器であって、
    上記洗眼器は、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されていて、上記液受部は、上記つまみ部から外方に膨出するようにして形成されているとともに、上記液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に、上記液受部の一部を外方に膨出させるようにして上記液受部の内面よりも外方に膨出した内面を有する空隙部が形成されていることを特徴とする洗眼器。
  2. 上記接眼部は楕円状に形成され、
    上記空隙部は、上記接眼部の長軸方向の両側に形成されていることを特徴とする請求項1記載の洗眼器。
  3. 上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、偏平部である請求項1又は2記載の洗眼器。
  4. 上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、凹部または凸部である請求項1又は2記載の洗眼器。
  5. 上記つまみ部には、滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、偏平部と、この偏平部に形成された凹部または凸部である請求項1又は2記載の洗眼器。
  6. 上記洗眼部は楕円状に形成されて、上記つまみ部の偏平部は長軸方向に偏平に形成されている請求項3または5記載の洗眼器。
  7. 上記つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターが、洗眼器と別部材で設けられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の洗眼器。
  8. 接眼部と液受部とでなる洗眼部と、つまみ部とを有するとともに、洗眼器には、つまみ部を下向きにした洗眼器をほぼ水平状態で自立保持させるためのアダプターが一体成形で設けられた洗眼器であって、
    上記洗眼器は、弾性変形可能な柔軟素材で一体成形されていて、上記液受部は、上記つまみ部から外方に膨出するようにして形成されているとともに、上記液受部の洗眼液が入る部分と接眼部に繋ぐ部分との間に、上記液受部の一部を外方に膨出させるようにして上記液受部の内面よりも外方に膨出した内面を有する空隙部が形成されていることを特徴とする洗眼器。
  9. 上記アダプターには滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、偏平部である請求項8記載の洗眼器。
  10. 上記アダプターには滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、凹部または凸部である請求項8記載の洗眼器。
  11. 上記アダプターには滑り止め加工が施され、
    上記滑り止めは、偏平部と、この偏平部に形成された凹部または凸部である請求項8記載の洗眼器。
  12. 上記洗眼部およびアダプターは楕円状に形成されて、このアダプターの偏平部は長軸方向に偏平に形成されている請求項9または11記載の洗眼器。
  13. 上記つまみ部には、長軸方向に偏平な偏平部が形成されている請求項9、11または12のいずれか1項に記載の洗眼器。
  14. 上記アダプターの偏平部は、つまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合されている請求項9、11〜13のいずれか1項に記載の洗眼器。
  15. 上記アダプターの偏平部は、つまみ部若しくはつまみ部の偏平部に接合されていない請求項9、11〜13のいずれか1項に記載の洗眼器。
  16. 上記アダプターは、つまみ部の先端に一体成形している請求項8記載の洗眼器。
  17. 上記つまみ部の深さは、15〜25mmである請求項1〜16のいずれか1項に記載の洗眼器。
  18. 上記洗眼器の弾性変形可能な柔軟素材は、耐熱性を有している請求項1〜17のいずれか1項に記載の洗眼器。
  19. 請求項1〜18いずれかに記載の洗眼器と、洗眼液入りボトルとが組み合わされてなることを特徴とする洗眼セット。
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