JP4721022B2 - ロール回転式マッサージ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ローリングマッサージ部材の位置を前後に移動できるようにして、マッサージ効果を非常に優れたものとしたロール回転式マッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のロール回転式マッサージ機としては、筒体の外周にローリングマッサージ部材を配設しており、このマッサージ部材が使用者の患部に当接しながら摩りを行うローリングマッサージを付与するようにしたものが存在する。
【0003】
このようなマッサージ機は、使用感が良好であり血行を促進すると共に筋肉の疲労や緊張を緩和できるという高効率のマッサージ効果が期待できるため、大変重宝されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のロール回転式マッサージ機では、ローリングマッサージ部材がその場で回転するだけであり、その位置を前後に移動できないため、使用者が体を動かし、マッサージする個所を移動させていたので、使用者が無理な姿勢を取って筋を違えたり、体を動かすことで逆に疲れてしまうことがあるという課題を有していた。
【0005】
また、上記従来のロール回転式マッサージ機では、使用者が体を動かさずに同一個所をマッサージすると、最初は気持ちが良いが段々に麻痺してしまい、マッサージ効果が薄れてしまうという課題を有していた。
【0006】
そこで、この発明は、上記従来の課題を解決するものであり、ローリングマッサージ部材の位置を前後に移動できるようにして、使用者が無理な姿勢を取ったり、体を動かす必要のないものとし、使用者が筋を違えたり、疲れてしまうことがなく、しかもマッサージによってその部位が麻痺することなく、マッサージ効果の非常に優れたロール回転式マッサージ機を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明のロール回転式マッサージ機は、筒体4の外周にローリングマッサージ部材6を配設すると共に、前記筒体4の中央部に支持部材7を固着し、この支持部材7の下方突出部7aにネジ孔を設け、さらに前記ネジ孔に螺合する送りネジ軸8を機体1内の前後方向に配設し、しかも前記送りネジ軸8を正逆転するようにしたモータ9を前記機体1内に装備したものとし、前記送りネジ軸8を前記機体1の中央縦方向に配設した架台14の両側壁14b内に挿入し、その両側壁14bに設けたスライド溝孔15をスライドするローラ16を前記下方突出部7aの両側部に設けたものとし、さらに前記送りネジ軸8の一端にプーリ17を取り付けると共に、前記モータ9に駆動プーリ18を取り付け、これら両プーリ17、18間にベルト19を巻き掛けたものとして、前記送りネジ軸8を正逆転するようにしたものとしている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
この発明のロール回転式マッサージ機は、図に示したように、上部体1aと下部体1bよりなる偏平形箱状の機体1の上部体開口部2をカバー3で被覆したものとしている。そして、前記機体1内には、筒体4が装備されている。この筒体4には、外周両側に一対の鼓状筒体5を外嵌装させ、この鼓状筒体5にローリングマッサージ部材6を配設すると共に、筒体4の中央部に支持部材7を固着したものとしている。さらに、支持部材7の下方突出部7aには、ネジ孔(図示せず)を設けると共に、このネジ孔に螺合する送りネジ軸8を機体1内の前後方向に配設したものとし、しかも前記送りネジ軸8を正逆転するようにしたモータ9を機体1内に装備したものとしている。
【0013】
前記カバー3は、柔軟な部材で形成され、ローリングマッサージ部材6の外面全域を被覆して、このローリングマッサージ部材6の使用者に対する当接力を緩和させるようにしている。
【0014】
前記筒体4は、合成樹脂や金属などで小径な筒状に形成されており、両側に突出する駆動軸10を外側支持板11に軸支したものとしている。そして、この筒体4は、内部に駆動モータや減速機などからなる駆動機構を装着し、回転駆動するものとしてもよいが、後に述べるようにモータ9の回転駆動力を伝達して回転駆動するものとしてもよい。
【0015】
前記鼓状筒体5は、合成樹脂や金属などで鼓状に形成されており、この鼓状筒体5に配設したローリングマッサージ部材6は、鼓状筒体5に適宜間隔をおいて、揉部材12を均等に取り付けた棒状ロール13を架設したものとしている。そして、前記筒体4を回転させた場合には、このローリングマッサージ部材6を周方向に回転させることができ、そのローリングマッサージ部材6によりローリングマッサージを行えるようにしている。
【0016】
そして、前記送りネジ軸8を機体1内の前後方向に配設するには、機体1に配設した架台14の一端14aにこの送りネジ軸8を単に軸支したものとしたり、図に示したように、機体1の中央縦方向に配設した架台14の両側壁14b内にこの送りネジ軸8を挿入し、その両側壁14bに設けたスライド溝孔15をスライドするローラ16を前記下方突出部7aの両側部に設けたものとすることができる。
【0017】
前記モータ9によって送りネジ軸8を正逆転するようにするには、送りネジ軸8の一端にプーリ17を取り付けると共に、モータ9に駆動プーリ18を取り付け、これら両プーリ17、18間にベルト19を巻き掛けたものとしている。
【0018】
また、この発明のロール回転式マッサージ機は、前記駆動軸10の両端にプーリ20を固着すると共に、外側支持板11の下端に、機体1の底面に接触するプーリ21を軸支し、これら両プーリ20、21間にベルト22を巻き掛けたものとして、前記筒体1が回転駆動するようにしている。
【0019】
なお、図中の符号23は、PC基板などが収納された配電ボックスであり、符号24は、このロール回転式マッサージ機のコントロールスイッチである。
【0020】
以上のように構成したこの発明のロール回転式マッサージ機を使用するにあっては、ローリングマッサージ部材6に使用者の患部をカバー3の上から載せた状態にし、コントロールスイッチ24を操作して、そのローリングマッサージ部材6の回転の有無、回転方向、回転スピード、位置を調節する。
【0021】
すなわち、使用者は、カバー3の適当な位置に患部を載せ、コントロールスイッチ24を操作して、通常はローリングマッサージ部材6を右回転か、左回転に調節すると共に、回転スピードを調節し、さらにそのローリングマッサージ部材6の位置を前後に移動させて、患部の中心部やその近辺に調節して、ローリングマッサージを行う。そして、そのローリングマッサージ中に、コントロールスイッチ24を操作することにより、ローリングマッサージ部材6の回転方向や回転スピードを変更すると共に、そのローリングマッサージ部材6の位置を患部の中心部やその近辺から変更すれば、使用者の患部全体を均等にローリングマッサージすることができる。
【0022】
【発明の効果】
この発明のロール回転式マッサージ機は、以上に述べたように構成されており、ローリングマッサージ部材の位置を前後に移動できるようにしたので、使用者が無理な姿勢を取ったり、体を動かす必要のないものとなり、使用者が筋を違えたり、疲れてしまうことがなく、しかもマッサージによってその部位が麻痺することなく、マッサージ効果の非常に優れたものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロール回転式マッサージ機の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】この発明のロール回転式マッサージ機の上部体を取り外して機体内部を見た状態を示す平面図である。
【図3】この発明のロール回転式マッサージ機の上部体を取り外して機体内部を見た状態を示す平面図である。
【図4】この発明のロール回転式マッサージ機のローリングマッサージ部材の移動状態を示す平面図である。
【図5】この発明のロール回転式マッサージ機の断面図である。
【図6】この発明のロール回転式マッサージ機のローリングマッサージ部材の移動状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 機体
4 筒体
6 ローリングマッサージ部材
7 支持部材
7a 下方突出部
8 送りネジ軸
9 モータ
17 プーリ
18 駆動プーリ
19 ベルト
20 プーリ
21 プーリ
22 ベルト
Claims (1)
- 筒体(4)の外周にローリングマッサージ部材(6)を配設すると共に、前記筒体(4)の中央部に支持部材(7)を固着し、この支持部材(7)の下方突出部(7a)にネジ孔を設け、さらに前記ネジ孔に螺合する送りネジ軸(8)を機体(1)内の前後方向に配設し、しかも前記送りネジ軸(8)を正逆転するようにしたモータ(9)を前記機体(1)内に装備したロール回転式マッサージ機であって、前記送りネジ軸(8)を前記機体(1)の中央縦方向に配設した架台(14)の両側壁(14b)内に挿入し、その両側壁(14b)に設けたスライド溝孔(15)をスライドするローラ(16)を前記下方突出部(7a)の両側部に設けたものとし、さらに前記送りネジ軸(8)の一端にプーリ(17)を取り付けると共に、前記モータ(9)に駆動プーリ(18)を取り付け、これら両プーリ(17、18)間にベルト(19)を巻き掛けたものとして、前記送りネジ軸(8)を正逆転するようにしたことを特徴とするロール回転式マッサージ機。
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