JP4712284B2 - 表面検査装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDや半導体ウェハ、DVD、MD等のような鏡面状をなす表面を有した被検査物に生じた傷を主として検査するための表面検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、CDや半導体ウェハ等のような鏡面状をなす表面を有した被検査物に生じた傷を検査するために種々の表面検査装置が考えられており、その一つとして、図23に示すように、面発光する照明装置によって被検査物の表面に一様に照明し、その反射光を撮像して傷の有無を検査するようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、被検査面が鏡面状をなすものの場合には、複数の光源から射出されたような平行光でない拡散光が照射されると、その被検査面に生じた傷や刻印が見えなくなってしまい、効果的な検査が行えない場合がある。具体的には、図21に示すように、引っかき傷のような細い線状の傷92や、点状の傷92等、その傷が微細な場合にそれを極めて検出しにくいという不具合がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は、点光源またはそれに近い光源から射出された光をレンズによって屈折させて徐々に収束する平行光に近い光とし、この光を検査対象面に当て、その反射光が収束する部位に撮像手段を配置するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明に係る表面検査装置は、鏡面状をなす検査対象面に生じた傷の検査や刻み込まれたレーザー刻印の読取を行うためのものであって、点光源またはそれに近い光源である点発光要素を備えた単一の発光手段と、フレネルレンズと、ハーフミラーと、撮像手段とを装置本体に支持させてなり、前記発光手段から光を射出し、このフレネルレンズで屈折させた収束する向きの光をハーフミラーによって直接反射させて、前記フレネルレンズで屈折させた収束する向きの光の収束性を保ったまま前記検査対象面の略全面に照射し、該検査対象面で反射した光を、その光が収束する部位に設けた撮像手段に導くように構成したものである。
【0006】
このようなものであれば、傷部分と他の部分とが明暗によってはっきり分かれるので、従来の表面検査装置では発見できなかった線状や点状等の微小な傷をも確実に検出することができる。なお、この現象は以下のような理由によるものと考えられる。
【0007】
すなわち、収束性を有する光が被検査物の鏡面部に照射されると、その反射像は、光が収束するにつれ、徐々に縮小されながら撮像手段に導かれるように構成しているのに対して、傷が形成された部分に照射された光は該傷の微細な凹凸によって収束方向とは異なる方向に反射する。したがって、撮像手段には、傷が形成された部分から反射される光は、撮影手段に届かず、その部分が撮影した映像において暗くなって現れるためであると考察される。
【0008】
一方、CDや半導体ウェハ、DVD、MDなどのように、検査対象面が比較的大きいものに対して、平行光に近い光を収束させるためには、光路長をかなり長くする必要があり、装置の大きさを現実的なものとすることが難しい。この点を有効に解決するには、検査対象面で反射した光を、内部に設けた複数の反射ミラーによってさらに複数回反射させて撮像手段に導くようにしたものが好ましい。また、薄型で焦点距離が短くしかも安価なフレネルレンズを用いていることから、装置の小型化、低価格化により寄与できるという効果も得られる。
【0009】
撮像手段により撮影された映像が実物と左右又は上下に逆にならないようにするには、反射ミラーが偶数個設けられているものが望ましい。
【0010】
被検査物の設置位置の違いによる光路長の変化に柔軟に対応して結像位置の調整や視野調整を容易にできるようにするには、撮像手段を装置本体の所定位置に着脱可能に固定できるようにしたものにおいては光軸上かつ撮像手段の近傍に屈折レンズを配置し、この屈折レンズを光軸に沿ってスライド移動できるようにしておくことや、発光手段をこの発光手段から射出される光の光軸に沿って移動可能に設けておくことや、あるいは撮像手段をこの撮像手段に導かれる光の光軸に沿って移動可能に設けておくことが好適である。
【0011】
具体的な実施の態様として本発明は、点発光要素が、一端に導光面を有し他端に発光面を有した柱状透光体と、照射した光が前記柱状透光体の導光面に集中するように配列された複数のLEDとを具備し、前記発光面から光を射出するように構成したものであり、前記柱状透光体の発光面に光拡散作用を営む光拡散部を設けたことを特徴とする。
【0012】
表面検査を良好に行うには、装置本体が、一部または全部につや消し加工を施したものであることが好ましい。
【0013】
【実施例】
<第1実施例>
以下、本発明の第1実施例を、図1〜図4を参照して説明する。
【0014】
図1〜図3に示す表面検査装置1は、例えば、CDやDVD等の被検査物98の検査対象面たる鏡面部2に生じた傷92を検査するものであり、装置本体たるケーシング3と、発光手段4と、全反射ミラー7と、フレネルレンズ5と、ハーフミラー6と、撮像手段たるCCDカメラ10とを具備するものである。
【0015】
各部を詳述すると、ケーシング3は、長方形状をなしその長辺が鉛直となるように起立させた正面板131と、この正面板131の長辺部分から後方にそれぞれ延出した一対の側板132と、これら側板132及び正面板131によって形成される内部空間Sを、第1空間S1と第2空間S2との上下に二分するように側板132間に架設した仕切板133と、前記側板132の周縁間に外側から覆うように被せたカバー134とからなる。しかして、側板132の下縁間の正面板側略半分は、このカバー134によって覆われないようにし、その部分に開口部99が形成されるようにしてある。なお、上記各部材には、つや消し加工たる黒アルマイト加工が施されている。
【0016】
発光手段4は、先端に導光面43を有し基端に発光面41を有した柱状透光体42と、照射した光が前記柱状透光体42の導光面43に集中するように配列された複数のLED44とからなる点光源要素4Aを、段付筒状をなす筐体104内に内蔵させてなるもので、前記発光面41から前記光1aを射出するように構成したものである。なお、本実施例では、前記柱状透光体42の発光面41に板状の光拡散板部47を重ね合わせることにより、その部分で光拡散作用が営まれるように構成している。
【0017】
また、この発光手段4は、前記第1空間S1内の反正面側において、発光面41が下方を向く姿勢で、すなわち光1aが鉛直下方に射出される姿勢で、発光手段支持板P1を介して側板132に支持させてある。この発光手段支持板P1は、側板132間に架設され、上下にスライド移動可能に固定したもので、具体的には、側板132に上下に延びるように設けた貫通溝46にねじBを挿通させ、そのねじBを前記発光手段支持板P1の側端縁に設けたねじ穴(図示しない)に締緩することにより、発光手段支持板P1及び発光手段4を光軸1bに沿って上下に移動させたり固定したりすることができるようにしている。
【0018】
全反射ミラー7は、第2空間S2内の反正面板側において、斜め45度の角度で固定した平面鏡であって、発光手段4から射出された鉛直下方向きの光の進行方向を90度変え、正面板側に向かって水平に進む光1aとするものである。
【0019】
フレネルレンズ5は、第2空間S2内の略中央において、正面板131と平行な姿勢で鉛直に起立させたもので、全反射ミラー7によって反射された光1aの光軸1bがその中心を通り、なおかつ通過して屈折した光1aが、平行に近い収束する向きのものとなる位置に配置してある。なお、このフレネルレンズ5には、検査可能な最大の検査対象面径(本実施例では100mm)より大きいものを用いている。
【0020】
ハーフミラー6は、照射された光1aのうち略半分を反射し残り半分を透過する平板状のものであり、第2空間S2内の正面板側における前記開口部99の上方かつフレネルレンズ5の前方に、全反射ミラー7と平行をなす姿勢、すなわち斜め45度の角度で固定してある。
【0021】
CCDカメラ10は、前記第1空間S1内において、ハーフミラーの鉛直上方にレンズが下方を向く姿勢で、すなわち鉛直下方から進行してくる光1aを導入できる姿勢で、カメラ支持板P2を介して側板132に支持させてある。このカメラ支持板P2は、側板132間に架設され上下にスライド移動可能に固定したもので、具体的には、側板132に上下に延びるように設けた貫通溝56にねじBを挿通させ、そのねじBを前記カメラ支持板P2の側端縁に設けたねじ穴(図示しない)に締緩することにより、カメラ支持板P2及びCCDカメラ10を光軸1bに沿って上下に移動させたり固定したりすることができるようにしている。また、このCCDカメラ10には、撮像した画像等を外部に出力できるコード57及びその先端には図示しないコネクタが設けられており、ディスプレイ等で、その画像を見ることができるようになっている。
【0022】
以上に説明した表面検査装置1の作用につき説明する。
【0023】
先ず、使用に際しては、CDやMD等の被検査物98を、その鏡面部2が、開口部99に臨むような姿勢でケーシング3の外部に配置する。
【0024】
その後、発光手段4を作動させると、この発光手段4から出た光1aは、鉛直下方に向かって広がりながら進み、仕切板133に設けた第1貫通窓M1を通過した後、全反射ミラー7によって反射されて水平前方にその進む向きを変える。
【0025】
そして、フレネルレンズ5を通過することにより、徐々に収束する光1aとなるように屈折する。屈折した光1aは、ハーフミラー6によって反射されて、その一部が鉛直下方に進むように向きを変え、開口部99を通過してケーシング3の外部に設置した被検査物98の鏡面部2に照射される。
【0026】
さらに、この鏡面部2に照射された光1aは、ここで反射して鉛直上方に進み、開口部99、ハーフミラー6及び仕切板133に設けた第2貫通窓M2を通過して、徐々に収束しながらCCDカメラ10に向かって、収束状態に近い状態で取り込まれることとなる。
【0027】
このように構成したものであると、傷92が形成された部分に照射した光1aは、この傷92の微細な凹凸によって収束方向とは異なる方向に反射するため、CCDカメラ10には、傷92が形成された部分から反射される光1aが欠けた状態で反射像が取り込まれることになる。したがって、図4に示すように、傷92の形成された部分と他の部分とが明暗によってはっきり分かれ、従来の表面検査装置では発見できなかった引っかき傷のような線状の傷92や打痕等による微小な傷92をも確実に検出することができるようになる。また傷のみならず、刻印も鮮明に読み取れるため、その読み取り装置に応用することもできる。
【0028】
また、薄型で焦点距離が短くしかも安価なフレネルレンズ5を用いているので、CDやDVDなど比較的大きな鏡像面2を有したものに対して、好適に対応することができる。
【0029】
一方、上述した検出精度を向上させるには、理論上、発光手段4をできるだけ点光源に近いものとし、その光1aを屈折させて、できるだけ平行に近い光1aにすればよい。しかしながら、あまりに理論に近いものとすると、フレネルレンズ5の取付け誤差やひずみ、あるいはCDやDVDの置かれた台のわずかな傾きや反り等によっても、光1aがCCDカメラ10に取り込まれなくなり、結果として、CCDカメラ10に写し出される映像において傷92のない部分も暗くなる場合が生じる。
【0030】
そこで、本実施例では、発光手段4から射出される光1aを光拡散部47によって拡散させ、発光面積を若干大きくしている。このことにより、フレネルレンズ5の取付け誤差やひずみ、あるいはCDやDVDの反りや被検査物98が置かれた台の傾き等をある程度許容することができるようになり、実用上極めて好ましいものとすることができる。
【0031】
また、発光手段4とCCDカメラ10とを光軸1bに沿ってスライド可能にしているので、被検査物98の設置位置の違いや、経年変化等による結像位置のずれを容易に調整することができる。
【0032】
また、ケーシング3に黒アルマイト加工によるつや消し加工を施しているため、ケーシング3内部での光散乱をおさえて、上述した効果を顕著なものとすることができ、表面検査装置1の信頼性を向上させ得る。
【0033】
さらに言えば、上記表面検査装置1を用いれば、CDの鏡面部に施した印刷文字M等も判別することができる。なぜなら、被検査面に照射された光は、印刷文字M等に乱反射されるのに対して、印刷文字Mが施されていない鏡面部分に収束性を保ったまま反射されるため、図22に示すように、印刷文字M部分と他の部分とが明暗によってはっきり分かれるようになり、印刷状態のコントラストがはっきりとCCDカメラ等の撮像手段に写し出されるからである。
<第2実施例>
次に、本発明の第2実施例を、図5〜図8を参照して説明する。なお前記第1実施例と対応する部材には、同一の符号を付すこととする。
【0034】
図5〜図8に示す表面検査装置1は、第1実施例と同様の目的のものであり、ケーシング3、このケーシング3の内部に配置した発光手段4、フレネルレンズ5、ハーフミラー6、三枚の全反射ミラー7、8、9及び撮像手段たるCCDカメラ10を具備するものである。
【0035】
ケーシング3は、概略L字型をなす一対の上部側板33と、この上部側板33の下端縁間にまたがるように配置した水平板34と、この水平板34の左右端部から垂下した下部側板35と、前記上部側板33と下部側板35の後端縁に亘って配置した後板37と、前記上部側板33を上方から覆い得る上カバー81と、前記下部側板35の下端縁前半部分及び前端縁に亘って配置させ得る側面視L字型をなす下カバー82と、前記下部側板35の下端縁の後端部間にまたがるように配置した底カバー83とを具備するもので、その底面後半部分には、被検査物98を臨ませるための開口部99が設けてあり、前記水平板34の後半部分には、前記開口部99の上方に位置するように設けられた開口部97が設けてある。そして、その内部には、発光手段載置室11、ミラー載置室12、撮像手段載置室13が形成されている。なお、上記各部材には、つや消し加工たる黒アルマイト加工が施されている。
【0036】
発光手段載置室11は、ケーシング3の前半下部に形成したもので、前記水平板34と、下部側板35と、蓋体82とに囲まれてなる。そしてその内部に発光手段4を収容している。
【0037】
ミラー載置室12は、ケーシング3の後半部に形成されたもので、前記発光手段載置室11の後方に位置し、下部側板35と、底カバー83と、上部側板33と、後板37とに囲まれている。そしてその内部に、三枚の全反射ミラー7、8、9と、ハーフミラー6とを収容している。
【0038】
撮像手段載置室13は、前記発光手段載置室11の上部に位置し、上部側板33と、上カバー81と、水平板34とに囲まれてなり、CCDカメラ10を内部に収容している。
【0039】
発光手段4は、先端に導光面43を有し基端に発光面41を有した柱状透光体42と、照射した光が前記柱状透光体42の導光面43に集中するように配列された複数のLED44とからなる点光源要素4Aを具備し、前記発光面41から前記光1aを射出するように構成したものである。そして、前記柱状透光体42の発光面41に板状の光拡散板部47を設け、その部分で光拡散作用を営むように構成している。また、この発光手段4は、射出される光1aがミラー載置室12に向かってその光軸1bが前後に水平となるように、その姿勢を設定してある。さらに、本実施例では、この発光手段4を、光軸1bに沿って前後にスライド移動可能なように、発光手段載置室11に配置している。具体的には、下部側板35に水平に延びるように貫通溝46を設けるとともに、この貫通溝46にねじBを挿通させ、そのねじBを発光手段4を支持する発光手段支持板P1の側端縁に設けたねじ穴(図示しない)に締緩させ得るようにしている。そして、このねじBの締緩により、発光手段支持板P1及び発光手段4を、光軸1bに沿って前後に移動させ所望の位置で固定できるようにしている。
【0040】
フレネルレンズ5は、既知のもので、本実施例ではその径が、検査可能な最大の検査対象面径(本実施例では140mm)より大きいものを用いている。そして、その焦点距離よりも発光手段4からやや離間させるとともに、発光手段4から射出された光1aの光軸1bがその中心を通り、なおかつその面板方向と光軸1bとが直交するように、ミラー載置室12と発光手段載置室11との境界部分に起立させてある。
【0041】
ハーフミラー6は、照射された光のうち略半分を反射し残り半分を透過する既知のものであり、その下端縁が前記底カバー83に支えられ、前記フレネルレンズ5の後方であって前記開口99の上方に配置されている。具体的には、その上端が下端より前方に位置するように45度前方に傾斜させ、なおかつ反射面61を、左右水平軸と平行をなすものとしている。
【0042】
三つの全反射ミラー、すなわち、第一全反射ミラー7、第二全反射ミラー8及び第三全反射ミラー9は、その順にその反射面が小さくなり、発光手段4からの光1aのうち、開口部99の下に配置した被検査物98に照射されて反射した光1aを、順次反射させて、CCDカメラ10に導くためものである。
【0043】
第一全反射ミラー7は、前記ハーフミラー6の上方に設けられたものである。具体的には、その上端が下端より後方に位置するように45度後方に傾斜させ、なおかつ反射面71を、左右水平軸と平行をなすものとしている。
【0044】
第二全反射ミラー8は、前記第一全反射ミラー7の後方に設けられたものである。具体的には、その上端が下端より前方に位置するように45度前方に傾斜させ、なおかつ反射面81を、左右水平軸と平行をなすものとしている。
【0045】
第三全反射ミラー9は、前記第二反射ミラー8の下方に設けられたものである。具体的には、その上端が下端より後方に位置するように45度後方に傾斜させ、なおかつ反射面91を、左右水平軸と平行をなすものとしている。
【0046】
CCDカメラ10は、レンズ101を具備し、そのレンズ101の中心を、前記第三全反射ミラー9の略中央点を通る前後水平軸上に配置し、なおかつ該レンズ101の面板方向と前記水平軸とが直交するようにしている。本実施例では、このCCDカメラ10を、撮像手段載置室13において、カメラ支持板P2を介して上部側板33に支持させている。このカメラ支持板P2は、上部側板33間に架設され前後にスライド移動可能に固定したもので、具体的には、上部側板33に前後に延びるように設けた貫通溝56にねじBを挿通させ、そのねじBを前記カメラ支持板P2の側端縁に設けたねじ穴(図示しない)に締緩することにより、カメラ支持板P2及びCCDカメラ10を光軸1bに沿って前後に移動させたり固定したりすることができるようにしている。また、このCCDカメラ10には、撮像した画像等を外部に出力できるコード57及びその先端には図示しないコネクタが設けられており、ディスプレイ等で、その画像を見ることができるようになっている。
【0047】
以上に説明した表面検査装置1の作用につき説明する。
【0048】
先ず、使用に際しては、CD等の被検査物98における鏡面部2が、開口部99に臨むような姿勢で配置する。そして、発光手段4を作動させると、この発光手段4から出た光1aは、水平後方に向かって広がりながら進み、フレネルレンズ5を通過することにより、徐々に収束する光1aとなるように屈曲させられる。屈折した光1aは、ハーフミラー6によって、反射されて鉛直下方に進むように向きを変え、開口部99を通過して、被検査物98の鏡面部2に照射される。そして、この鏡面部2で反射されて鉛直上方に進み、開口部99、ハーフミラー6を通過して、徐々に収束しながら第一全反射ミラー7に向かう。次に、この第一全反射ミラー7により反射されて後方に向かって水平に進むように向きを変え、その後、第二全反射ミラー8によって、反射されて鉛直下方に進むように向きを変える。最後に、第三全反射ミラー9により、反射されて水平前方に向かうように向きを変えてCCDカメラ10に収束状態に近い状態で取り込まれることとなる。
【0049】
したがって、このようなものであれば、第1実施例による効果に加え、被検査物に当たって反射した後の光1aを装置本体の内部において複数回反射させて光路長を長くしつつ、CCDカメラ10に導入しているので、CDやDVDなど比較的大きな鏡像面2を有したものに対して、好適に対応することができるうえ、装置のコンパクト化に寄与でき、現実の使用に即した大きさや価格を実現することができるようになる。
<第3実施例>
次に本発明の第3実施例を、図9〜図12を参照して説明する。この第3実施例は、前記第2実施例と比べ、発光手段4の構成のみが異なったものであるため、発光手段4以外の構成については原則的に説明を省略する。なお、第1、第2実施例と対応する部材については同一の符号を付すものとする。
【0050】
この発光手段4は、フレネルレンズ5の焦点近辺に設けたもので、点光源またはそれに近い光源である点発光要素4Aと、この点発光要素4Aの周囲を取り囲むように配置されたリング状の面発光要素4Bとを具備してなり、この点発光要素4Aと面発光要素4Bとを切り替え可能に発光させるように構成したものである。
【0051】
点発光要素4Aについては、前記第1実施例のものとその構成や配置位置に差異はないので、詳細説明を省略する。
【0052】
面発光要素4Bは、図11、図12に示すように、円盤状をなす透明体141と、この透明体141の一方の面板部141aに重ねてなる円盤状の保持体P1と、前記透明体141の外周に中心に向かって発光するように周設された複数のLED143とを具備するもので、中心に厚み方向に貫通する貫通孔144を設けてなり、前記透明体141の他方の面板部141bを発光面として面発光する。そして、この発光面141bがフレネルレンズ5と平行かつ相対する姿勢で、前記点発光要素4Aに一体的に取り付けられている。各部を詳述すれば、保持体P1は不透明なもので、その反透明体側の端面P1aには取付用のねじ孔P1bが設けてある。透明体141は、その外周面に複数の凹部141cを一定間隔で形成してなるものであり、この凹部141cにLED143をそれぞれ埋め込んでいる。またその発光面141bはすりガラス面状にしてあり、均一な面発光が営まれるように構成している。なお、LEDを周設せずに、透明体の一方の面板部に敷設し、これらLEDから射出された光によりダイレクトに発光面を照射するようにしても構わない。
【0053】
しかして、これら点発光要素4Aと面発光要素4Bとは、切り替えて発光させることが可能なようにしてある。そして、上述した鏡面検査の時には、点発光要素4Aを点灯させ、印刷面等を検査するときには、面発光要素4Bを点灯するようにする。
【0054】
このようにすれば、面発光要素4Bを点灯して照明することにより、印刷面等のような鏡面以外の面を検査することもできるようになる。特にこの装置では、フレネルレンズ5を透過することにより照明光の拡散が促進されるので、その検査精度が向上する。この場合は、照明光を白色とし、撮像装置10をカラー表示可能なものとしておくことが好ましい。
【0055】
また、印刷の状態を検査できることから、CD等の反鏡面部に印刷を施す印刷機と併設しておくなどすることにより、製品の製造から検査までを一環した流れ作業の中で行うことも可能になる。
【0056】
なお、この実施例における発光手段の構成を、第1実施例に係る発光手段に適用して構わないのは言うまでもない。
<第4実施例>
最後に本発明の第4実施例を図13〜図17を参照して説明する。なお、第1、第2、第3実施例と対応する部材については同一の符号を付すものとする。
【0057】
この表面検査装置1は、例えば、第1〜第3実施例のものよりも小型のもので、基本的構造は第1実施例のものと略同一である。具体的にこのものは、装置本体たるケーシング3と、発光手段4と、全反射ミラー7と、フレネルレンズ5と、ハーフミラー6と、撮像手段たるCCDカメラ10とを具備する。そして、第1実施例との主な相違点としては、CCDカメラ10を装置本体の外部に着脱可能に取り付けるようにしている点、及び光軸1b上かつCCDカメラ10の近傍に屈折レンズRを配置しこの屈折レンズRを光軸1bに沿ってスライド移動できるようにしている点が挙げられる。
【0058】
各部を詳述すると、ケーシング3は、長方形状をなす頂板301と、この頂板301の長辺部分からそれぞれ下方に延出した一対の側板302と、頂板301の正面側から側板302と逆方向、すなわち上方に延出した筒体303と、頂板301の反正面側から上方に延出した第2筒体305と前記側板302の周縁間に外側から覆うように被せたカバー304とからなる。この筒体303は、上下面を開口させた円筒状のもので、その下端部を頂板301に貫通させるようにして埋設してある。また、側板302の下縁間の正面側略半分は、カバー304によっては覆われないようにし、その部分に開口部99が形成されるようにしてある。
【0059】
発光手段4は、前記各実施例と同様、先端に導光面43を有し基端に発光面41を有した柱状透光体42と、照射した光が前記柱状透光体42の導光面43に集中するように配列した複数のLED44とからなる点光源要素4Aを、段付筒状をなす筐体104内に内蔵させてなるもので、前記発光面41から前記光1aを射出するように構成したものである。なお、前記柱状透光体42の発光面41に板状の光拡散板部47を重ね合わせることにより、その部分で光拡散作用が営まれるように構成しているのも前記各実施例と同様である。
【0060】
また、この発光手段4は、発光面41が下方を向く姿勢で、すなわち光1aが鉛直下方に射出される姿勢で、前記頂板301を厚み方向に貫通させた円筒状の第2筒体305に、筐体104の小径部141を支持させてある。
【0061】
全反射ミラー7は、ケーシング内空間SSの反正面側に斜め45度の角度で固定した平面鏡であって、発光手段4から射出された鉛直下方向きの光1aの進行方向を90度変え、正面側に向かって水平に進む光1aとするものである。
【0062】
フレネルレンズ5は、ケーシング内空間SSの略中央において、その面板方向を正面に向けて鉛直に起立させたもので、全反射ミラー7によって反射された光1aの光軸1bがその中心を通り、なおかつ通過して屈折した光1aが、平行に近い収束する向きのものとなる位置に配置してある。
【0063】
ハーフミラー6は、照射された光のうち略半分を反射し残り半分を透過する平板状のものであり、ケーシング内空間SSの正面板側であって、前記開口部99の上方かつフレネルレンズ5の前方に、全反射ミラー7と平行をなす姿勢、すなわち斜め45度の角度で固定してある。
【0064】
CCDカメラ10は、筒体303の上端部に設けたおねじ部331に着脱可能に取り付けられるもので、被検査物98に反射し、ハーフミラー6を通過して、鉛直下方から筒体に沿って進行してくる光1aを導入できる姿勢で取り付けてある。また、このCCDカメラ10には、撮像した画像等を外部に出力できるコード57及びその先端には図示しないコネクタが設けられており、ディスプレイ等で、その画像を見ることができるようになっている。
【0065】
さらに本実施例では、この筒体303の中間位置に屈折レンズRを配置し、この屈折レンズRを光軸1aに沿って上下にスライド移動できるようにしている。具体的には、屈折レンズRをその外周に固定したレンズ支持体R1を介して筒体303の内周に沿うように配置し、筒体303に上下に延びるように設けた貫通溝66にねじBを挿通させ、そのねじBを前記レンズ支持体R1に設けたねじ穴Nに締緩することにより、屈折レンズRを上下に移動させ任意の位置で固定することができるようにしている。
【0066】
このようなものであれば、第1実施例と同様の作用効果を得られるだけでなく、発光手段4及びCCDカメラ10をケーシング3に対して動かすことなく、屈折レンズのスライド移動のみによって視野を変えたりピントを合わせたりすることができる。すなわち、視野を拡大するには、被検査物と装置との離間距離を大きくするとともに、屈折レンズRを上方に移動させる。縮小する場合にはその逆である。そしてこのように可動部分を少なくしたことにより、操作性の向上を図ることができる。
【0067】
この第4実施例の変形例としては、図18、図19に示すものが挙げられる。この変形例は、筒体303に凹部303aを設け、その凹部303a内に貫通溝66を形成するとともに、この凹部303aの開口を覆う開閉蓋303bを設け、レンズRのスライド機能を損なうことなく、貫通溝66から外部の光が装置内部に進入して検査に悪影響を及ぼすことを防止できるようにしたものである。また、この変形例では、筒体303の上端部に設けたおねじ部331を筒体本体に対し、その軸周りに回転させて任意の角度で、固定できるように構成している。おねじ部331の固定は具体的には止めねじTBで行うようにしている。これは、CCDカメラ10を、おねじ部331にねじ込んで固定した場合に、そのCCDカメラ10の装置本体に対する角度を、任意に設定できるようにするためのものである。
【0068】
なお、本発明は上記各実施例に限られるものではない。例えば、第2、第3実施例における全反射ミラーをもう一枚増やして偶数枚とすれば、撮像手段で取り込む映像が鏡像とならず、表面検査の作業性の向上を図ることができる。これを、第5実施例として図20に示す。この第5実施例では、第3実施例と比べ、さらにもう一枚の全反射ミラー9Aを追加し、CCDカメラ10に導入される光1aを上向きのものとするとともにCCDカメラ10を縦置きにしている。また、点発光要素4Aも発光面41が下を向く縦向きの姿勢とし、反射ミラーMRで水平横向きにされた光1aに対して、その進行方向と垂直に(縦向きに)光拡散部47を配置して光拡散作用が営まれるように構成している。このことにより、奥行き方向のコンパクト化が図れることにもなる。
【0069】
さらに、光源もLEDのみならす、光ファイバ等でもよい。つや消し加工についても、黒アルマイト加工に限られるものではない。
【0070】
また、上述した表面検査装置を、ひっくり返して、開口の位置を上側にする等して使用することもできるのはいうまでもなく、用途に応じて姿勢を変更できるのはもちろんである。
【0071】
その他各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0072】
【発明の効果】
以上に詳述した本発明によれば、傷部分と他の部分とが明暗によってはっきり分かれるので、従来の表面検査装置では発見できなかった引っかき傷のような線状の傷や打痕等による微小な傷、あるいは刻印を確実に検出することができる。
【0073】
一方、このような方法を単純に用いた場合に、CDやDVD等の比較的大きな検査対象面を有したものに対応しようとすると、上述したように装置が大型化、高価格化するが、光を平行化するためのレンズに、薄型で焦点距離が短くしかも安価なフレネルレンズを用い、さらに検査対象面に当たって反射した後の光を内部において複数回反射させて光路長を長くしつつ撮像手段に導入すれば、現実の使用に即した大きさや価格を実現することができる。
【0074】
反射ミラーを偶数個設けたものであれば、撮像手段により撮影された映像が実物と左右又は上下に逆にならないようにできる。
【0075】
撮像手段を装置本体の所定位置に着脱可能に固定できるようにしたものにおいては光軸上かつ撮像手段の近傍に屈折レンズを配置し、この屈折レンズを光軸に沿ってスライド移動できるようにしたり、発光手段をこの発光手段から射出される光の光軸に沿って移動可能に設けたり、あるいは撮像手段をこの撮像手段に導かれる光の光軸に沿って移動可能に設けたりすれば、被検査物の設置位置の違いによる光路長の変化に柔軟に対応して結像位置の調整や視野調整を容易にできるようになる。
【0076】
発光手段が、一端に導光面を有し他端に発光面を有した柱状透光体と、照射した光が前記柱状透光体の導光面に集中するように配列された複数のLED又は光ファイバとを具備し、前記発光面から前記光を射出するように構成したものであり、前記柱状透光体の発光面に光拡散作用を営む光拡散部を設けたものであれば、フレネルレンズの取付け誤差やひずみや、CDやDVD等の被検査物の置かれた台のわずかな傾きや反り等によって、傷のない部分に照射された光の一部が収束点に向かわないような反射をし、その結果として、撮像手段に写し出される映像において傷のない部分が若干暗くなり、傷のある部分との明暗がはっきりしなくなることを回避することができるようになる。したがって、フレネルレンズの取付け誤差やひずみ、さらには被検査物の置かれた台の傾きや反りをある程度許容することができようになる。
【0077】
装置本体が、一部または全部につや消し加工を施したものであれば、表面検査を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における表面検査装置を示す分解斜視図。
【図2】同実施例における表面検査装置の内部構造を示す側断面図。
【図3】同実施例における表面検査装置を示す正面図。
【図4】同実施例におけるCCDカメラで撮影したCDの映像。
【図5】本発明の第2実施例における表面検査装置を示す分解斜視図。
【図6】同実施例における表面検査装置の内部構造を示す側断面図。
【図7】同実施例における表面検査装置を示す正面図。
【図8】同実施例における表面検査装置を示す底面図。
【図9】本発明の第3実施例における表面検査装置の内部構造を示す側断面図。
【図10】同実施例における表面検査装置を示す正面図。
【図11】同実施例における面発光要素を示す平面図。
【図12】同実施例における面発光要素を示す縦断面図。
【図13】本発明の第4実施例における表面検査装置を示す全体斜視図。
【図14】同実施例における表面検査装置の側面図。
【図15】同実施例における表面検査装置の背面図。
【図16】図15におけるA−A線断面図。
【図17】図14におけるB−B線断面図。
【図18】同実施例の変形例における表面検査装置を示す全体斜視図。
【図19】図18におけるC−C線断面図。
【図20】本発明の第5実施例における表面検査装置の内部構造を示す側断面図。
【図21】従来の表面検査装置において撮影されたCDの映像。
【図22】本発明の第1実施例における表面検査装置により印刷文字を有する検査面をCCDカメラで撮影した映像。
【図23】従来の表面検査装置を示す模式図。
【符合の説明】
1・・・表面検査装置
1a・・・光
1b・・・光軸
2・・・検査対象面(鏡面部)
3・・・ケーシング
4・・・発光手段
4A・・・点発光要素
41・・・発光面
42・・・柱状透光体
43・・・導光面
44・・・LED
47・・・光拡散部
5・・・フレネルレンズ
6・・・ハーフミラー
7・・・全反射ミラー
8・・・全反射ミラー
9・・・全反射ミラー
10・・・撮像手段(CCDカメラ)
92・・・傷
R・・・屈折レンズ
Claims (7)
- 鏡面状をなす検査対象面に生じた傷の検査や刻み込まれた刻印の読取を行うためのものであって、点光源またはそれに近い光源である点発光要素を備えた単一の発光手段と、フレネルレンズと、ハーフミラーと、撮像手段とを装置本体に支持させてなり、前記発光手段から光を射出し、この光を前記フレネルレンズによって屈折させて平行に近い収束する向きの光とするとともに、このフレネルレンズで屈折させた収束する向きの光をハーフミラーによって直接反射させて、前記フレネルレンズで屈折させた収束する向きの光の収束性を保ったまま前記検査対象面の略全面に照射し、該検査対象面で反射した光を、その光が収束する部位に設けた撮像手段に導くように構成し、
点発光要素が、一端に導光面を有し他端に発光面を有した柱状透光体と、照射した光が前記柱状透光体の導光面に集中するように配列された複数のLEDとを具備し、前記発光面から光を射出するように構成したものであり、前記柱状透光体の発光面に光拡散作用を営む光拡散部を設けたことを特徴とする表面検査装置。 - 検査対象面で反射した光を、装置本体内部に設けた複数の反射ミラーによって複数回反射させ撮像手段に導くようにしたことを特徴とする請求項1記載の表面検査装置。
- 反射ミラーが偶数個設けられている請求項2記載の表面検査装置。
- 撮像手段を装置本体の外側に着脱可能に固定できるようにするとともに、光軸上かつ撮像手段の近傍に屈折レンズを配置し、この屈折レンズを光軸に沿ってスライド移動できるようにしている請求項1、2または3記載の表面検査装置。
- 発光手段が、該発光手段から射出される光の光軸に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3または4記載の表面検査装置。
- 撮像手段が、該撮像手段に導かれる光の光軸に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載の表面検査装置。
- 装置本体が、一部または全部につや消し加工を施したものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の表面検査装置。
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