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JP4710174B2 - バランス型lcフィルタ - Google Patents

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JP4710174B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はバランス型LCフィルタに関し、特に、携帯電話や自動車電話等の無線通信機器などに使用されるバランス型LCフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話や自動車電話などの無線通信機器にあっては、送信系の回路のミキサ段と変調段との間に、フィルタ機能とインピーダンス変換機能を有する入出力バランス(平衡)型フィルタと呼ばれる差動型フィルタが使用されている。
【0003】
従来より、この種のバランス型フィルタとしては、特開平11−317603号公報に記載されたものが知られている。このバランス型フィルタは、一対の平衡入力端子と一対の平衡出力端子との間に、第1のフィルタ回路部と第2のフィルタ回路部がグランドで相互に電気的に接続された状態で設けられている。そして、第1及び第2のフィルタ回路部は、それぞれ二つのストリップライン型共振器を縦続接続して構成されている。より具体的には、絶縁体層を積み重ねて構成した積層体の内部に、同一絶縁体層上に設けた二つのストリップライン型共振器を2組備え、それぞれ第1及び第2のフィルタ回路部とする。第1及び第2のフィルタ回路部は、積層体の異なる層に鏡面対称に積層されている。また、ストリップライン型共振器は、結合コンデンサを介して平衡入力端子や平衡出力端子に電気的に接続されている。そして、シールド電極を利用して、入力側共振器のストリップラインと出力側共振器のストリップラインを電磁結合させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のバランス型フィルタは、共振器が結合コンデンサを介して平衡入力端子や平衡出力端子に電気的に接続されている。従って、共振器のストリップラインが入出力端子と直接に接続されたものではないため、ストリップラインからの輻射やシールド電極の積層ずれなどによる電気特性の変化が大きいという問題があった。さらに、シールド電極に発生する渦電流損により共振器のQが低下し、小型化にも不利であった。また、ストリップライン型共振器で設計しているため、入出力インピーダンスや減衰極を設計変更しようとすると、ストリップラインのライン幅やストリップラインとシールド電極との間隔などを大幅に変える必要があり、設計変更に柔軟に対応することができなかった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、小型で良好な電気特性が得られ、かつ、入出力インピーダンスや減衰極の設計変更が容易なバランス型LCフィルタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
前記目的を達成するため、本発明に係るバランス型LCフィルタは、
(a)一対の平衡入力端子と、
(b)一対の平衡出力端子と、
(c)前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間を電気的に結合させる少なくとも一対の結合コイルと、
(d)前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間に電気的に縦続接続された複数のLC並列共振器と、
(e)前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間のそれぞれを電気的に結合させている一対のポール調整用コンデンサと、
を備え、
(f)前記複数のLC並列共振器の容量部分は、二つのコンデンサが直列接続され、かつ、該二つのコンデンサの中間接続点が接地されることによって構成されており、
)前記複数のLC並列共振器が前記一対の結合コイルを介して相互に電気的に接続していること、を特徴とする。
【0007】
より具体的には、
)複数の絶縁体層と共振コイル用導体と結合コイル用導体とコンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体と、
)前記積層体の表面に設けた一対の平衡入力端子及び一対の平衡出力端子と、
)前記積層体内に前記結合コイル用導体にて構成された少なくとも一対の結合コイルと、
)前記積層体内に前記共振コイル用導体及びコンデンサ導体にて構成された複数のLC並列共振器と、
)コンデンサ導体により構成された一対のポール調整用コンデンサと、
を備え、
)前記複数のLC並列共振器が、前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間に、前記一対の結合コイルを介して電気的に縦続接続されているとともに、前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子が、前記一対の結合コイルを介して電気的に結合されており、
(n)前記複数のLC並列共振器の容量部分は、二つのコンデンサが直列接続され、かつ、該二つのコンデンサの中間接続点が接地されることによって構成されており、
)前記一対のポール調整用コンデンサがそれぞれ前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子とを電気的に接続させていること、を特徴とする。
【0008】
ここに、共振コイル用導体は、絶縁体層の表面に設けた渦巻状のパターンで構成したり、絶縁体層に設けたビアホールを積層方向に連接して構成したりしている。さらに、一対の結合コイルは同一絶縁体層の表面に線対称に配置されている。
【0009】
以上の構成により、共振器は集中定数型となり、小型の平衡−平衡型のバランス型LCフィルタが得られる。
【0010】
さらに、結合コイルとLC共振器を構成する共振用コイルのそれぞれの両端が、平衡入力端子および平衡出力端子のいずれか一つの端子に直接に接続されているため、コイルが入出力端子に電気的に直接に接続され、コイルからの輻射が抑えられる。さらに、積層体にシールド電極を設けないようにすることにより、シールド電極に発生する渦電流損がなくなり、コイルのQが向上する。
【0011】
また、平衡入力端子及び平衡出力端子のいずれか一方の端子対において、一方の端子を開放状態とすることにより、他方の端子が不平衡端子となり、不平衡−平衡型のバランス型LCフィルタとしても使用することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るバランス型LCフィルタの実施の形態について添付の図面を参照して説明する。本実施形態は、2段のバランス型LCフィルタについて説明する。
【0013】
図1に示すように、バランス型LCフィルタ1は、共振コイル用導体3a,3b,4a,4bをそれぞれ表面に設けた絶縁体シート2b,2cと、結合コイル用導体5,6を表面に設けた絶縁体シート2eと、コンデンサ導体7〜28をそれぞれ表面に設けた絶縁体シート2g〜2m等で構成されている。絶縁体シート2a〜2nは誘電体粉末や磁性体粉末を結合剤等と一緒に混練したものをシート状にしたものである。
【0014】
共振コイル用導体3a,3b、4a,4bはそれぞれ渦巻状のパターンであり、絶縁体シート2bに設けたビアホール29を介して電気的に直列に接続され、共振用コイルL1,L2を構成している。共振用コイルL1,L2は同一層上に並置されており、その電気路長はλ/2(λ:中心周波数の波長)に設定されている。なお、共振コイル用導体3a〜4bは必ずしも渦巻状のパターンである必要はなく、直線状や蛇行状などの任意のパターンであってもよいことは言うまでもない。
【0015】
結合コイル用導体5,6は略コの字状のパターンであり、直線部分が対向している結合コイルL3,L4を構成している。結合コイルL3,L4は同一の絶縁体シート2e上に並置されており、線対称に配置されている。バランスを保つためには、線対称形が好ましいからである。そして、結合コイルL3,L4のそれぞれの電気路長はλ/4に設定されている。なお、結合コイル用導体5,6は必ずしもコの字状のパターンである必要はなく、線対称であれば、特に形状は限定されない。例えば、半円状、U字状、V字状などのパターンであってもよい。
【0016】
コンデンサ導体7,13,19およびコンデンサ導体9,15,21は、絶縁体シート2g,2h,2i,2jを挟んでコンデンサ導体11,17に対向し、それぞれポール調整用コンデンサC1a,C1bを構成している。コンデンサ導体8,14,20およびコンデンサ導体10,16,22は、絶縁体シート2g,2h,2i,2jを挟んでコンデンサ導体12,18に対向し、それぞれポール調整用コンデンサC1c,C1dを構成している。コンデンサ導体23は、絶縁体シート2k,2lを挟んでコンデンサ導体19,25およびコンデンサ導体20,26に対向し、それぞれ共振用コンデンサC2a,C2bを構成している。コンデンサ導体24は、絶縁体シート2k,2lを挟んでコンデンサ導体21,27およびコンデンサ導体22,28に対向し、それぞれ共振用コンデンサC3a,C3bを構成している。
【0017】
導体3a,3b,4a,4b,5〜28はそれぞれ、スパッタリング法、蒸着法、印刷法、フォトリソグラフィ法などの方法により形成され、Ag−Pd,Ag,Pd,Cuなどの材料からなる。
【0018】
各シート2a〜2nは積み重ねられ、一体的に焼成されることにより、図2に示すように矩形体状の積層体30とされる。積層体30の外形寸法は、例えば長さが3.2mm、幅が1.6mm、高さが1.3mmである。積層体30には6個の外部電極31〜34,G1,G2が形成されている。これらの外部電極31〜34,G1,G2はスパッタリング法、蒸着法、塗布法、印刷法などの方法によって形成され、Ag−Pd,Ag,Pd,Cu,Cu合金などの材料からなる。
【0019】
外部電極31は、共振コイル用導体3bおよび結合コイル用導体5の一端5a、並びに、コンデンサ導体7,13,19,25に電気的に接続されている。外部電極32は、共振コイル用導体3aおよび結合コイル用導体6の一端6a、並びに、コンデンサ導体8,14,20,26に電気的に接続されている。外部電極31,32は入力端子とされる。
【0020】
外部電極33は、共振コイル用導体4bおよび結合コイル用導体5の他端5b、並びに、コンデンサ導体9,15,21,27に電気的に接続されている。外部電極34は、共振コイル用導体4aおよび結合コイル用導体6の他端6b、並びに、コンデンサ導体10,16,22,28に電気的に接続されている。外部電極33,34は出力端子とされる。
【0021】
外部電極G1は、コンデンサ導体23に電気的に接続され、グランド端子として機能する。外部電極G2は、コンデンサ導体24に電気的に接続され、グランド端子として機能する。
【0022】
図3の(A)に積層構造を有するバランス型LCフィルタ1の電気等価回路図を示す。バランス型LCフィルタ1は、共振用コイルL1及び共振用コンデンサC2a,C2bからなるLC並列共振器Q1と、共振用コイルL2及び共振用コンデンサC3a,C3bからなるLC並列共振器Q2とを、共振器間結合コイルL3,L4を介して縦続接続したバンドパスフィルタ回路を有している。つまり、LC並列共振器Q1とQ2は、結合コンデンサを介して接続されていない。直列接続されたコンデンサC2a,C2bの中間接続点にはグランド端子G1が接続され、直列接続されたコンデンサC3a,C3bの中間接続点にはグランド端子G2が接続されている。こうして、いわゆるブランチライン型の集中定数回路が得られる。
【0023】
LC並列共振器Q1,Q2のそれぞれの共振用コイルL1,L2のインダクタンス値と共振用コンデンサC2a,C2b,C3a,C3bのキャパシタンス値を調整することにより、バランス型LCフィルタ1の中心周波数とインピーダンス調整を行うことができる。また、共振用コイルL1,L2の電気路長はλ/2に設定しているので、出力端子33,34間に位相差180度の平衡信号を安定して出力することができる。
【0024】
以上の構成からなるバランス型LCフィルタ1は、二つの集中定数型のLC並列共振器Q1,Q2で構成されており、四つの共振器が必要であった従来のフィルタと比較して小型化が可能である。また、全てのコイルL1〜L4の両端部が、入出力端子31〜34のいずれか一つに電気的に直接に接続されているため、コイルL1〜L4からの輻射が抑えられる。さらに、積層体30内にシールド電極を設けていないので、シールド電極に発生する渦電流損がなくなり、コイルL1〜L4のQを向上させることができる。
【0025】
そして、このバランス型LCフィルタ1は、外部電極31,32を一対の平衡入力端子として機能させ、外部電極33,34を一対の平衡出力端子として機能させることにより、平衡−平衡型のLCフィルタとなる。一方、入力側外部電極31,32や出力側外部電極33,34を不平衡端子として利用することもできる。つまり、外部電極31,32(外部電極33,34)の一方の外部電極を外部不平衡回路に接続し、他方の外部電極を開放状態にする。これにより、バランス型LCフィルタ1は不平衡−平衡型や不平衡−不平衡型のLCフィルタとなる。
【0026】
例えば、図3の(B)に示すように、外部電極31を不平衡入力端子とし、外部電極32を開放状態とし、外部電極33,34を一対の平衡出力端子とすることにより、バランス型LCフィルタ1は、不平衡−平衡型のLCフィルタとなる。図4は、このときのフィルタ1の逆方向通過特性S12、入力反射特性S11および出力反射特性S22を示すグラフである。図5は、外部電極33での通過特性S21および外部電極34での通過特性S31を示すグラフである。S21とS31が重なっている周波数領域(1.7GHz付近と2.2〜2.7GHz付近)で、外部電極33と34にそれぞれ出力される信号の振幅差が0になっている。図6は、外部電極33と34にそれぞれ出力される信号の位相特性S21,S31を示すグラフである。S21とS31の位相差は180度であることがわかる。
【0027】
また、外部電極31,32を一対の平衡入力端子とし、外部電極33,34を一対の平衡出力端子とすることにより、バランス型LCフィルタ1は平衡−平衡型LCフィルタとなる。図7は、このときのフィルタ1の逆方向通過特性S12、入力反射特性S11および出力反射特性S22を示すグラフである。図8は、外部電極33での通過特性S21および外部電極34での通過特性S31を示すグラフである。S21とS31は殆ど完全に重なっており、全周波数領域にわたって振幅差が0となっている。図9は、外部電極33と34にそれぞれ出力される信号の位相特性S21,S31を示すグラフである。S21とS31の位相差は180度であることがわかる。
【0028】
さらに、本実施形態のバランス型LCフィルタ1は、ポール調整用コンデンサC1a〜C1dを有しているので、任意の周波数に減衰極を設けることができ、入出力インピーダンスの調整が容易である。例えば、図4〜図6に示すように、LCフィルタ1は中心周波数より低周波側に減衰極Aを有しているが、ポール調整用コンデンサC1a〜C1dの静電容量を約1/2に変えることにより、図10〜図12に示すように、減衰極Aを中心周波数より高周波側に移動させることができる。
【0029】
なお、本発明に係るバランス型LCフィルタは前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、共振コイル用導体は、図13に示すように、絶縁体シート42a,42bにそれぞれ設けたインダクタ用ビアホール45a,45b、46a,46bを、絶縁体シート42a〜42cの積み重ね方向に連接して構成したものであってもよい。
【0030】
インダクタ用ビアホール45a,45b、46a,46bは、それぞれ絶縁体シート42a〜42cの積み重ね方向に連接して実質的にλ/2(λ:中心周波数の波長)の長さの柱状インダクタL1,L2を構成する。ここで言うインダクタL1,L2は、主として連接されたビアホール45a,45b、46a,46bにより構成されるものであるという意味である。例えば、引出し用導体43a〜44bもインダクタンス成分をもっており、インダクタL1,L2は主としてビアホール45a〜46bにて構成されたものであり、等価回路的にビアホール45a〜46bをインダクタとして設計したものである。シート42bは、他のシートより厚く設定されている。このとき、シート42bの厚さは、他のシート2aや42a等と同じシート厚のものを複数枚積み重ねて確保してもよいし、1枚の厚いシートを用いて確保してもよい。
【0031】
インダクタL1,L2の軸方向はシート42a〜42cの表面に対して垂直である。インダクタL1,L2に電流が流れると、インダクタL1,L2のそれぞれの周囲にインダクタL1,L2の軸方向に対して垂直な面を周回する磁界が発生する。インダクタL1,L2のそれぞれの一端(ビアホール45a,46a)は、引出し用導体43a,44aに接続されている。インダクタL1,L2のそれぞれの他端(ビアホール45b,46b)は、引出し用導体43b,44bに接続されている。
【0032】
以上の構成からなるバランス型LCフィルタ41は、前記第1実施形態のフィルタ1と同様の作用効果を奏することができる。
【0033】
さらに、前記実施形態は、導体が形成された絶縁体シートを積み重ねた後、一体的に焼成するものであるが、必ずしもこれに限定されない。シートは予め焼成されたものを用いてもよい。また、以下に説明する製法によってLCフィルタを製作してもよい。印刷等の手段によりペースト状の絶縁体材料を塗布して絶縁体層を形成した後、その絶縁体層の表面にペースト状の導電体材料を塗布して任意の導体を形成する。次に、ペースト状の絶縁体材料を前記導体の上から塗布する。こうして順に重ね塗りすることによって積層構造を有するLCフィルタが得られる。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、共振器の数を抑えることができ、バランス型LCフィルタの小型化が可能である。また、コイルが入出力端子に電気的に直接に接続されているので、コイルからの輻射を抑えることができる。さらに、積層体にシールド電極を設けないので、シールド電極に発生する渦電流損がなくなり、コイルのQを高くすることができ、高性能かつ小型のバランス型LCフィルタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバランス型LCフィルタの一実施形態を示す分解斜視図。
【図2】図1に示されているバランス型LCフィルタの外観を示す斜視図。
【図3】図2に示されているバランス型LCフィルタの電気等価回路図。
【図4】図2に示されているバランス型LCフィルタを不平衡−平衡型にしたときの、逆方向通過特性および入出力反射特性を示すグラフ。
【図5】図2に示されているバランス型LCフィルタを不平衡−平衡型にしたときの、通過特性を示すグラフ。
【図6】図2に示されているバランス型LCフィルタを不平衡−平衡型にしたときの、位相特性を示すグラフ。
【図7】図2に示されているバランス型LCフィルタを平衡−平衡型にしたときの、逆方向通過特性および入出力反射特性を示すグラフ。
【図8】図2に示されているバランス型LCフィルタを平衡−平衡型にしたときの、通過特性を示すグラフ。
【図9】図2に示されているバランス型LCフィルタを平衡−平衡型にしたときの、位相特性を示すグラフ。
【図10】図2に示されているバランス型LCフィルタのポール調整用コンデンサの静電容量を変えたときの、逆方向通過特性および入出力反射特性を示すグラフ。
【図11】図2に示されているバランス型LCフィルタのポール調整用コンデンサの静電容量を変えたときの、通過特性を示すグラフ。
【図12】図2に示されているバランス型LCフィルタのポール調整用コンデンサの静電容量を変えたときの、位相特性を示すグラフ。
【図13】本発明に係るバランス型LCフィルタの他の実施形態を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1,41…バランス型LCフィルタ
2a〜2n,42a〜42c…絶縁体シート
3a,3b,4a,4b…共振コイル用導体
5,6…結合コイル用導体
7〜28…コンデンサ導体
30…積層体
31,32…平衡入力端子
33,34…平衡出力端子
45a,45b,46a,46b…ビアホール
L1,L2…共振用コイル
L3,L4…結合コイル
C2a,C2b,C3a,C3b…共振用コンデンサ
Q1,Q2…LC並列共振器

Claims (9)

  1. 一対の平衡入力端子と、
    一対の平衡出力端子と、
    前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間を電気的に結合させる少なくとも一対の結合コイルと、
    前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間に電気的に縦続接続された複数のLC並列共振器と、
    前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間のそれぞれを電気的に結合させている一対のポール調整用コンデンサと、
    を備え、
    前記複数のLC並列共振器の容量部分は、二つのコンデンサが直列接続され、かつ、該二つのコンデンサの中間接続点が接地されることによって構成されており、
    前記複数のLC並列共振器が前記一対の結合コイルを介して相互に電気的に接続していること、
    を特徴とするバランス型LCフィルタ。
  2. 前記平衡入力端子及び前記平衡出力端子のいずれか一方の端子対において、一方の端子が開放状態とされ、他方の端子が不平衡端子とされていることを特徴とする請求項1に記載のバランス型LCフィルタ。
  3. 一方の前記LC並列共振器は、一方の前記平衡入力端子と一方の前記結合コイルとの間と、他方の前記平衡入力端子と他方の前記結合コイルとの間に接続されており、
    他方の前記LC並列共振器は、一方の前記平衡出力端子と一方の前記結合コイルとの間と、他方の前記平衡出力端子と他方の前記結合コイルとの間に接続されていること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のバランス型LCフィルタ。
  4. 複数の絶縁体層と共振コイル用導体と結合コイル用導体とコンデンサ導体とを積み重ねて構成した積層体と、
    前記積層体の表面に設けた一対の平衡入力端子及び一対の平衡出力端子と、
    前記積層体内に前記結合コイル用導体にて構成された少なくとも一対の結合コイルと、
    前記積層体内に前記共振コイル用導体及びコンデンサ導体にて構成された複数のLC並列共振器と、
    コンデンサ導体により構成された一対のポール調整用コンデンサと、
    を備え、
    前記複数のLC並列共振器が、前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子の間に、前記一対の結合コイルを介して電気的に縦続接続されているとともに、前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子が、前記一対の結合コイルを介して電気的に結合されており、
    前記複数のLC並列共振器の容量部分は、二つのコンデンサが直列接続され、かつ、該二つのコンデンサの中間接続点が接地されることによって構成されており、
    前記一対のポール調整用コンデンサがそれぞれ前記一対の平衡入力端子と前記一対の平衡出力端子とを電気的に接続させていること、
    を特徴とするバランス型LCフィルタ。
  5. 前記共振コイル用導体は、前記絶縁体層の表面に設けた渦巻状のパターンで構成されていることを特徴とする請求項4に記載のバランス型LCフィルタ。
  6. 前記共振コイル用導体は、前記絶縁体層に設けたビアホールを積層方向に連接して構成されていることを特徴とする請求項4に記載のバランス型LCフィルタ。
  7. 前記結合コイルと前記LC並列共振器を構成する共振用コイルのそれぞれの両端が、前記平衡入力端子および前記平衡出力端子のいずれか一つの端子に直接に接続されるとともに、前記積層体にシールド電極を設けないことを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれかに記載のバランス型LCフィルタ。
  8. 前記一対の結合コイルが同一絶縁体層の表面に線対称に配置されていることを特徴とする請求項4〜請求項7のいずれかに記載のバランス型LCフィルタ。
  9. 一方の前記LC並列共振器は、一方の前記平衡入力端子と一方の前記結合コイルとの間と、他方の前記平衡入力端子と他方の前記結合コイルとの間に接続されており、
    他方の前記LC並列共振器は、一方の前記平衡出力端子と一方の前記結合コイルとの間と、他方の前記平衡出力端子と他方の前記結合コイルとの間に接続されていること、
    を特徴とする請求項4〜請求項8のいずれかに記載のバランス型LCフィルタ。
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