JP4708157B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
そして、電子機器に対する同軸ケーブルの接続作業は次のようにしている。
まず、通常行われるように、挿入する同軸ケーブルの端部を芯線及び外部導体が所定の構成に露出するよう加工する。
次に、同軸ケーブルの芯線をケース内に向けて挿入し、芯線の先部をケース内の接片に嵌合させ、外部導体の内側にはケース側のスリーブ体を挿入して電気的接を行っている(特許文献1の図15参照)。
また、電子機器ケースに対しては同軸ケーブルの芯線も外部導体も適切に接続された状態が維持されるように、ケースの外部に設けたコネクタ本体とスリーブ体と抜け止具とで機械的に連結している(特許文献1の図15参照)。
以上のように従来の電子機器にあっては端部の芯線と外部導体を所定の構成に処理した同軸ケーブルを、電子機器のケース内の接片に向けて外部から挿入する作業で、ケースに対して同軸ケーブルを接続している(例えば、特許文献1参照)。
この場合、芯線の先部が基板上面を傷つけ、回路に損傷を与えている場合がある。また、芯線の先部が、接片の不適当な所に接触している場合がある。
上記接片の不適当な所に芯線の先部が接したときには、接続作業完了後、導通テストをすると合格する。しかし、後日経年使用するうちに、接触不良の事故をおこす危険が潜むという問題点があった。
上記接片における接圧部の存在位置を明るく目視できる電子機器を提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
ケース内に備えさせる接片10の近くには、上記接片10における接圧部12の存在位置を明るくする採光手段34が施され、
採光手段34の光を透視窓30に向けて透過させる第1透光部42aと、第2透光部42bとを同軸ケーブルの芯線19aの進入方向に向けて備える定規体40をケース内に固定的に備えさせ、上記2つの第1透光部42aと第2透光部42bの位置は、同軸ケーブルの芯線19aの先部19bが上記接片10の接圧部12に嵌った状態では、上記2つの透光部42a、42bの内の第1透光部42aから透視窓30へ向かう光のみが上記芯線の先部19bによって遮られるような位置に配設し、かつ、上記芯線19aの先部19bが上記接片の接圧部12を過剰に超えて進入した状態では、上記第1透光部42a及び第2透光部42bから透視窓30へ向かう光が、夫々上記芯線19aによって遮られるような位置に配設し、上記定規体40における第1透光部42aと、第2透光部42bを夫々透過する光の明暗によって、上記接片10と上記芯線19aとの接続状態を透視窓30から目視することができるようにしてあるものであればよい。
しかも、ケースの外側から電子機器ケース内の接片に対する同軸ケーブルの芯線の接続状態を確認できるものであっても、透視窓は妨害電波が上記ケース内へ入射することを阻止する程度に小さく形成したので、妨害電波が上記ケース内へ入射するおそれがなく、適正に電子機器を動作させることができる効果がある。
このことは、透視窓の大きさをより小さくすることができ、妨害電波が上記ケース内へ入射するおそれがより少なくなる効果がある。
2は上記電子機器1におけるケースを示し、ケース本体2aと蓋体2bとで構成される。
ケース本体2a及び蓋体2bは、夫々任意のシールド材である金属材料、例えば亜鉛ダイカストで形成されており、任意の成形手段により別体に形成されている。上記蓋体2bは上記ケース本体2aに対して任意の固着手段、例えば嵌着、圧入等で固着してある。
上記ケース2の内部空間5は、壁3,3,3,3,3,3で周囲が囲まれ、周知のように電磁シールドされるよう形成されている。
4は上記ケース2における壁3aに備えさせる孔を示し、ケース2の外部から、後述するケース2内に備える接片10に向けて同軸ケーブル15の芯線19aを挿入する為のものである。
6は造営材に固着させる為の装着部を示し、周知のように造営材に対し取付孔を介して木ねじで固着するように形成してある。
10は同軸ケーブル15の芯線19aを電子回路に対して接続する為に、上記ケース2内に備えられた周知の接片を示し、接片10の元部14は電子回路に接続されると共に、上記基板9上に固着してある。
上記接片10において、12は同軸ケーブル15の芯線19aを弾力的に嵌合させる接圧部を示し、11は芯線19aを上記接圧部12へ案内する導入部を示す。13は板状の本体部を示し、上記接圧部12に嵌合した芯線19aを弾力的に圧接するように形成してある。
しかし、取付手段としては、他の手段、例えば同軸ケーブル15が図2の右側から孔4を貫通して芯線19aが図2に表れているように接片10の接圧部12に対して嵌合した状態になったとき、図2のように露出し、かつ、先部がケースに圧接した状態にある同軸ケーブル15の外部導体17を周知の導電性締め付けリングで締着し、そのリングに連なる導電部材をケースの外壁3に対して任意の固着手段、例えば螺合手段で同軸ケーブル15が不動状態となり、かつ電気的には導通可能に固着するようにしても良い。
なお、上記取付手段21は、元部22aがケースの壁3に一体材で固着され、先部22b(先端)が自由端となり、内部空間24を備える筒部22と、筒部22の先部22bの内側に対し、任意の固着手段で嵌合された環状のスリーブ28と、スリーブ28の内側に備えさせ、自体の内側自由端が同軸ケーブル15の外被16の外側に僅かに食い込むように構成してあるリング状の抜け止爪23と、上記内部空間24にあって、元部が壁3に固着してある導通部材25であって、同軸ケーブル15における外部導体17の内側に差し込まれる導通用のスリーブ25aを備え、さらに、進退させることによって抜け止爪23を同軸ケーブル15の外被16から接離させ、同軸ケーブル15を抜き出すことができるようにしてある環状のリリース26とから構成される。
上記構成の取付手段21を用いて、同軸ケーブル15を上記ケースの孔縁に対して固定維持させる場合には、同軸ケーブル15における芯線19、絶縁体18、外部導体17等に周知の如く露出させる手段を施して図2(A)に表れているような状態にする。その後、図2(A)の右側から芯線19aを先頭にして環状のリリース26、抜け止爪23、孔4を貫通させ、同軸ケーブル15の全体を図2に表れている位置に到達させる。この過程においては、スリーブ25aの先端が外部導体17の内側に図示のように入り込み、外部導体17とケース2と導通させる。また先頭の芯線19aは接片10における接圧部12の間に挿入され、導通状態になる。以上のようにして同軸ケーブル15はケースの孔縁に対して固定維持される。
なお、図2において上記筒部22は、ケース2の壁3aと一体形成したものを示したが、筒部22を別体に形成し、任意の固着手段、例えば螺合手段、溶着・接合手段、嵌着手段によりケース2に一体的にしても良い。
上記透視窓30の大きさは、妨害電波が上記ケース2内へ入射することを阻止する程度に小さく、かつ、上記接片10と上記芯線19aとの接続状態を目視することができる大きさを有するように形成すればよい。
上記透視窓30の大きさとしては、電子機器1において扱う周波数帯域によって大小異なるが、例えばUHF帯域の場合、上記ケース2内へ入射することを阻止するには透視窓30の直径3mm程度以下が好ましい。しかし、上記接片10と上記芯線19aとの接続状態を目視する場合は大きい程よい。従って実施に当っては、実質的に影響の少ない3mm〜5mm程度にすればよい。
採光手段34は、ケース2内の基板9上に固定的に配置した周知のLED(発光手段としても理解される)で構成されている。上記採光手段34としてのLEDは、独立した電源から供給してもよいが、周知のように電流通過端子から電力供給が受けられるように内部回路に接続されている。
従って周知のように同軸ケーブル15を通して電源が重畳された場合、LEDは発光する。
このような採光手段34を備えさせる場合は、上記接片10における接圧部12の存在位置を明るくすることができ、同軸ケーブルの芯線19aを接片10に接続後、ケース2の外側からケース内の接片10に対する芯線19aの接続状態を確認する際、明るくして目視を容易にする特長がある。
このことは、透視窓30の大きさをより小さくすることができ、妨害電波が上記ケース内へ入射するおそれがより小さくなる。
また、接続作業後において、接続ミスがあった場合は給電しても採光手段34が点灯しないので、透視窓30から接続ミスを知ることができる。
なお、図2(A)における基板9の上側に採光手段34を配置させた場合を説明したが、採光手段34を配設する位置は、上記接片10における接圧部12の存在位置を明るくするものであればよく、例えば図3、4に示すように基板9の下側に配置してもよい。
光ガイド36は、ケース内に備えさせた採光手段34(又は発光手段)の光を接片10の接圧部12に向けて案内する為のもので、
採光手段34の光を上記光ガイド36によって間接的に上記接片における接点の存在位置を明るくするようにするものであればよい。光ガイド36としては、例えば、任意の反射材(ガラス、鏡面等)、任意の樹脂材例えばプラスチック材で形成した導光路、光ファイバ等を用いてもよい。
このような光ガイド36を備えさせる場合は、採光手段34がケース内の接片から離れた位置に配置されていても、ケース内の全ての接片に対して、採光手段34の光を直接的、あるいは間接的に上記接片10における接圧部12の存在位置を明るくすることができる特長がある。
40はケース内に固定的に備えさせた定規体を示す。
42は上記定規体40における透光部を示し、基板9の一部に小孔を形成し、採光手段34の光を透視窓30に向けて透過させるように構成している。
上記透光部42の配置位置は、図3(B)に示されるように、同軸ケーブルの芯線19aの先部19bが上記接片10の接圧部12に嵌合した状態では、上記透光部42から透視窓30へ向かう光が上記芯線19aの先部19bによって遮られるような位置に配置している。
上記透光部42の大きさとしては、例えば、同軸ケーブルの芯線19aの外径が1.0mm程度の場合、直径0.9mm程度の透孔としてもよい。
なお、図3において定規体40は、基板9を利用して一体に構成したものを示したが、基板9とは別体に形成させたものを利用するものであってもよい。
接続作業に必要な本数の同軸ケーブル15を準備する。
まず、通常行われるように、挿入する同軸ケーブル15の端部を芯線19及び外部導体17が所定の構成に露出するよう加工する。即ち、図2(A)に示されるように、芯線19及び絶縁体18が所定の長さに露出されるよう絶縁体18及び外被16を切除し、外部導体17を外被上に捲り上げる。
次に、同軸ケーブル15の芯線19aをケース内に向けて挿入し、外被16の内側に取付手段21におけるスリーブ25aが入り込むまで挿入する。
すると、同軸ケーブルの芯線19aと接片10とが適切に接続されている場合、即ち、同軸ケーブルの芯線19aの先部19bが接片の接圧部12に嵌合している場合は、
図2(B)に示されるように、その状態を目視することができる。
一方、もし、同軸ケーブルの芯線19aと接片の接圧部12が適切に接続されていない場合、例えば、作業者が芯線19aの挿入方向を誤って、接片10と基板9との間に向けて挿入させ、それにより芯線の先部19bが、接圧部12には嵌合していないが接片10の不適当な所に接触している場合は、透視窓30から 同軸ケーブルの芯線19aが嵌合していない状態の接片10における接圧部12を目視することになる(なおこの場合、導通テストでは合格するが、経年使用により接触不良事故が発生する)。
このように、同軸ケーブルの芯線19aと接片10とが適切に接続されていないことが確認できる。
この場合は、作業者は同軸ケーブルを抜いて再度接続作業を行うことができるが、状況によっては基板面の回路を傷めたおそれがあるので、内部点検する機会が得られる効果がある。
作業者は、上記と同様の作業で同軸ケーブル15の芯線19aを接片10に接続した後、眼33で透視窓30からケース内を見る。
同軸ケーブルの芯線19aと接圧部12とが適切に接続されている場合は、図3(B)に示されるように、透光部42が芯線19aの先部19bによって遮られた状態、例えば暗い光を目視できる。
一方、もし、同軸ケーブルの芯線19aと接圧部12とが適切に接続されていない場合は、図3(A)に示されるように、透光部42からの光を明るく目視できる。
よって、透視窓30から目視できる光の明暗によって、接圧部12と芯線19の接続が判別でき、接続状態が適正か否かを素早く、直感的に判別できる。
採光手段34eは、ケース2の壁3に透孔を設けてあり、ケース2の外側から任意の外部光源をケース内に向けて照射できるように形成されている。
上記採光手段34eの透孔の大きさは、妨害電波が上記ケース内へ入射することを阻止する程度に小さく、かつ、ケース内に向けて照射された外部光源の光が接圧部12の存在位置を明るく照らす程度の大きさに形成すればよい。
上記採光手段34eの透孔の大きさとしては、電子機器1において扱う周波数帯域によって大小異なるが、例えばUHF帯域の場合、上記ケース2内へ入射することを阻止するには直径3mm程度以下が好ましい。しかし、透視窓30の設置場所によっては大きくてもよい。
従って実施に当っては、3mm〜5mm程度にすればよい。
また、上記採光手段34eは、透孔に対して周知の電磁シールド材、例えば、ワイヤーメッシュ等金網、或はワイヤーメッシュを透明シートで挟んだシート材で覆って構成させてもよい。
その場合は、妨害電波が上記ケース内へ入射するのを防止できるので、透孔の大きさをより大きくして、外部光源の光で接圧部12の存在位置をより明るく照らすることができる効果がある。
また、上記任意の外部光源としては、ケース2の外側から照射してケース内の接片10における接圧部12の存在位置を明るくするもの、例えば、LEDライト、懐中電灯、携帯電話のライト、自然光等でもよい。
なお、図4において前述の図1〜3のものと機能、性質又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図1〜3と同一の符号にアルファベットのfを付して重複する説明を省略する。(また次図のものにおいても順次同様の考えで、前述の図1〜図3と同一の符号にアルファベットのg、hを順に付して重複する説明を省略する。)
40fはケース内に固定的に備えられた定規体を示す。
42a、42bは夫々、上記定規体40fにおける第1透光部、第2透光部を示し、夫々、基板9fの一部に小孔を形成し、採光手段34fの光を透視窓30fに向けて透過させるように構成してある。
上記第1透光部42aと第2透光部42bの位置は、図示のように同軸ケーブルの芯線19afの進入方向に向けて配置されている。
図4(B)に示されるように、同軸ケーブルの芯線19afの先部19bfが上記接片の接圧部12fに嵌った状態では、上記2つの透光部の内の第1透光部42aから透視窓30fへ向かう光のみが上記芯線の先部19bfによって遮られるような位置に配設し、かつ、図4(C)に示されるように、上記芯線19afの先部19bfが上記接片の接圧部12fを超えて過剰に進入した状態では、上記第1透光部42a及び第2透光部42bから透視窓30fへ向かう光が、夫々上記芯線19fによって遮られるような位置に配設してある。
上記第1透光部42a及び第2透光部42bの大きさとしては、例えば、同軸ケーブルの芯線19afの外径が1.0mm程度の場合、直径0.9mm程度の透孔としてもよい。
なお、図4において定規体40fは、基板9fを利用して一体に構成したものを示したが、基板9fとは別体に形成させたものを利用するものであってもよい。
作業者は、上記と同様の作業で同軸ケーブル15fの芯線19afを接片10fに接続した後、眼33で透視窓30fからケース内を見る。
同軸ケーブルの芯線19afと接圧部12fとが適切に接続されている場合は、図4(B)に示されるように、第1透光部42aが芯線19afによって遮られた状態、例えば暗い光と共に、第2透光部42bからの光を明るく目視できる。
しかし、同軸ケーブルの芯線19afと接圧部12fとが適切に接続されていない場合、例えば、作業者が芯線19afの挿入方向を誤って挿入させ、それにより芯線の先部19bfが、接圧部12fには嵌合していないが接片10fが不適当な所に僅かに接触している場合は、図4(A)に示されるように、第1透光部42a及び第2透光部42bからの2つの光を明るく目視することになる(なおこの場合、導通テストでは合格するが、経年使用により接触不良事故が発生する)。
さらに、例えば、作業者が図4(C)に示されるように、芯線の先部19bfの挿入を深く進めすぎて先部19bfが接圧部12fを過剰に超えた場合は、第1透光部42a及び第2透光部42bの両方が芯線19afによって遮られた状態、例えば暗い光を目視することになる(なおこの場合、電子回路の部材を損傷させているおそれがある)。
以上のように、作業者は、透視窓30fから目視できる上記定規体40fにおける第1透光部42aと第2透光部42bを透過する夫々の光の明暗によって、接圧部12fと芯線19fの接続が判別でき、接続状態が適正か否かを素早く、直感的に判別できる。
なお、図4(C)における区間41を透明材で形成し、上記第1透光部42a、第2透光部42bの位置に目印(例えば黒ライン・色別印)を付しておいても同様の作用効果は得られる。
45aは透視窓30gを覆うようにして、ケース2gにおける壁3bgの全面に装着したシート状のカバー体を示す。
上記カバー体45aは、周知の電磁シールド材、例えば、ワイヤーメッシュ等金網、或はワイヤーメッシュを透明シートで挟んだシート材で形成されており、透視窓30gに対して任意の装着手段、例えば接着剤による貼付等で装着してある。
このように、上記カバー体45aを装着した場合は、妨害電波が透視窓30gからケース内へ入射するのをより防止できるので、透視窓30gの大きさをより大きくして、ケース内の接片に対する芯線の接続状態をより確実に目視確認できる。
なお、上記カバー体45aは、ケース2gにおける壁3bgの全面に装着したものを説明したが、カバー体45aの大きさは、透視窓30gを覆うことができる大きさのものを用いてもよい。
45bは、透視窓30hを覆うようにして、ケース2hにおける壁3bhに装着させた凸レンズ状のカバー体を示す。上記カバー体45bは、シールド性のある透明樹脂材、或はワイヤーメッシュ等金網、或はワイヤーメッシュを透明シートで挟んだシート材で形成されたものを用いればよい。透視窓30hに対して任意の固着手段、例えば嵌着、圧入等で固着すればよい。
このように、透視窓30hに対して上記カバー体45bを装着した場合は、妨害電波が上記ケース内へ入射するのをより防止できることにより、透視窓30hをより大きくでき、ケース内の接片に対する芯線の接続状態をより確実に目視確認できる。
さらに、カバー体45bは凸レンズ状に構成されていれば、作業者が接続確認する際、接片における接圧部の位置を拡大された状態で見ることができ、目視確認をより確実にすることができる。
Claims (2)
- ケースの壁には、外部からケース内に備えさせる接片に向けて同軸ケーブルの芯線を挿入するための孔を備え、
上記ケースの孔の外側の周囲においては、上記芯線が上記孔を貫通し、かつ、
上記芯線の先部が上記接片の接圧部に嵌った状態の同軸ケーブルを、上記ケースの孔縁に対して固定維持させるようにしてある取付手段を備えた電子機器において、
上記ケースの壁における上記接片に近い位置には、妨害電波が上記ケース内へ入射することを阻止する程度に小さく、かつ、上記接片と上記芯線との接続状態を目視することができる大きさを有する透視窓を備え、
ケース内に備えさせる接片の近くには、上記接片における接圧部の存在位置を明るくする採光手段が施され、
採光手段の光を透視窓に向けて透過させる透光部を備える定規体をケース内に固定的に備えさせ、上記定規体における透光部の位置は、同軸ケーブルの芯線の先部が上記接片の接圧部に嵌合した状態では、上記透光部から透視窓へ向かう光が上記芯線の先部によって遮られるような位置に配置し、上記定規体を透過する光の明暗によって、上記接片と上記芯線との接続状態を透視窓から目視することができるようにしてあることを特徴とする電子機器。 - ケースの壁には、外部からケース内に備えさせる接片に向けて同軸ケーブルの芯線を挿入するための孔を備え、
上記ケースの孔の外側の周囲においては、上記芯線が上記孔を貫通し、かつ、
上記芯線の先部が上記接片の接圧部に嵌った状態の同軸ケーブルを、上記ケースの孔縁に対して固定維持させるようにしてある取付手段を備えた電子機器において、
上記ケースの壁における上記接片に近い位置には、妨害電波が上記ケース内へ入射することを阻止する程度に小さく、かつ、上記接片と上記芯線との接続状態を目視することができる大きさを有する透視窓を備え、
ケース内に備えさせる接片の近くには、上記接片における接圧部の存在位置を明るくする採光手段が施され、
採光手段の光を透視窓に向けて透過させる第1透光部と、第2透光部とを同軸ケーブルの芯線の進入方向に向けて備える定規体をケース内に固定的に備えさせ、
上記2つの第1透光部と第2透光部の位置は、
同軸ケーブルの芯線の先部が上記接片の接圧部に嵌った状態では、上記2つの透光部の内の第1透光部から透視窓へ向かう光のみが上記芯線の先部によって遮られるような位置に配設し、かつ、上記芯線の先部が上記接片の接圧部を過剰に超えて進入した状態では、上記第1透光部及び第2透光部から透視窓へ向かう光が、夫々上記芯線によって遮られるような位置に配設し、
上記定規体における第1透光部と、第2透光部を夫々透過する光の明暗によって、上記接片と上記芯線との接続状態を透視窓から目視することができるようにしてあることを特徴とする電子機器。
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