JP4707870B2 - 抵抗溶接装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、抵抗溶接装置、特に部材を溶接して部品を製造する自動抵抗溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被溶接物を溶接電極に自動供給して部品製造を行うターンテーブル方式の抵抗溶接装置がある。一例としては、半導体素子製造において主に金属からなる下部材と上部材をクリーン度の高い不活性ガス雰囲気下で抵抗溶接して部品製造を行う自動溶接装置が知られている。
これらの装置にあっては、安定して自動運転する必要がある。その動作は、部材トレイに分けて装置設置場所に搬入されている下部材を一定速度で回転するターンテーブル上の複数の下部溶接電極に順次供給するとともに、上部材を上部溶接電極に供給し、被溶接物どうしを位置合わせし、その状態で溶接し、完成部品を溶接電極から搬出し、完成部品の部品収納トレイに収納する、というものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような装置では、被溶接物の供給位置と取り出し位置が別なので高速化できるという利点はあるが、下部溶接電極がターンテーブル上に位置するために被溶接物間の位置合わせの精度を高くできず、品質の高い溶接結果が得られないという問題があった。
また、上記のような装置では、溶接前の部材と溶接後の部品を別々に収納していたので、収納トレイの数が増えてその費用がかさむ問題があり、さらには装置設置に広い場所が必要となり、クリーン度の高い不活性ガス雰囲気を要する場合、そのような特殊な設備が大きくなり、あるいは溶接装置内にそのような雰囲気を作り出す場合には装置全体が大型化し、それぞれ設備費がかさむという問題があった。
さらに上記の問題は、いずれも上記のような装置における部品製造コストが高くつくという問題にもなっていた。
【0004】
そこで本発明では、上記の問題を解決することを課題とする。
すなわち、水平方向には固定の溶接電極を用いることで従来の問題点を解決した上で、このような機構を採用した従来技術よりも工程を減らすか、または短縮することができる装置を提供し、全体として工程サイクルを比較的短くできる装置を提供することを目的とする。
または、部材供給トレイと部品収納トレイとが兼用可能となる装置を提供し、必要なトレイの数を減らすことができ、装置の大きさまたは設置場所が比較的小さくてすむ装置を提供することを目的とする。
さらに、上記いずれかの目的を達成することによって、結果として部品製造コストが少なくてすむ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記のいずれかの課題を解決する。そのために、請求項1の装置では、互いに溶接されるべき上部材と下部材をそれぞれ第1、第2の搬送手段を設けて溶接電極に搬送する構成にした。いずれの搬送手段も、部材または部品を取り出し、保持し、保持を解除する取り出し保持機構と、移動するための移動手段を備え、第1の搬送手段が上部材を前記第1の溶接電極まで搬送する高さと第2の搬送手段が下部材を第2の溶接電極まで搬送する高さとが異なる構成とした。したがって、それぞれの部材をそれぞれの搬送手段でそれぞれの溶接電極に搬送し、それぞれ独立に配置することができるので、工程を短縮することができる。
【0006】
さらに、一方の搬送手段(第2の搬送手段)は、下部材を溶接電極に搬送する際、下部材を保持したまま、前工程ですでに溶接が終了して溶接電極上に残っている溶接済み部品を回収保持する手段を設ける構成とした。そのため、次工程の溶接をするための下部材を溶接電極に搬送し、溶接電極上に存在する前工程の溶接済み部品を回収し、それを保持したまま、次工程で溶接すべき下部材を溶接電極に位置させ、前記溶接済み部品を収納すべき場所に搬送することができるので、溶接済み部品を回収し、所定場所に収納するための手段を1つの搬送手段で兼ねることができる。さらには、搬送の往復を部材の供給工程と部品の回収工程として活用することができ、空の搬送工程を減らすことができる。
【0007】
さらに上記搬送手段は、部材を溶接電極に位置させるために必要な位置制御が可能に設けられる。すなわち下部材と上部材はそれぞれの溶接電極に対して、上記搬送手段で位置決めされ、そのままの状態で溶接電極に吸引クランプされ、その結果、下部材と上部材は相対的に位置決めされる。したがって、部材または部品を配置したあとに溶接の位置合わせをするという工程を減らすことができる。
【0008】
ここで、下部材、上部材とは、必ずしも実使用上の表現ではなく、形状・機能から、固定側溶接電極にクランプされる主たる部材のことを、下部材と呼び、加圧側溶接電極にクランプされる付加的な部材を上部材と呼ぶ。例えば、本発明の適用分野の1つである半導体素子の自動溶接装置においては、プリント基板に取り付けるためのリード線と半導体素子が形成されているベース部材またはステム部材のことを下部材、半導体素子を保護・封止するキャップ部材のことを上部材と呼ぶ。
【0009】
また、下部材、上部材は、溶接後の形態が何らかの製品である以上、その製品にとっては部品の関係にあるが、本明細書では説明の都合上、溶接前後の態様を区別するために、溶接された製品のことだけを部品と呼ぶことにする。誤解のおそれがないかぎり、単に部材と言えば、下部材または上部材、あるいはその両方を意味するものとする。
【0010】
次に請求項2の装置では、請求項1の装置の構成にさらに、下部材供給手段、上部材供給手段と溶接済み部品の部品収納手段を追加する構成した。すなわち、請求項1の抵抗溶接装置では、前記下部材・上部材供給手段は、抵抗溶接装置から独立しているが、請求項2の装置では装置に内蔵しているという違いがある。したがって、少なくとも請求項1の装置と同じ課題が解決できる。さらに、下部材・上部材供給手段を内蔵しているので、抵抗溶接装置と部品供給装置をシステムとして捉えた場合の全体の大きさを小さくすることができる。またこの装置内部にクリーン度の高い不活性ガス雰囲気を作ることができ、別屋の設備を必要とせず、設備費を低減することができる。
【0011】
次に、請求項3の装置では、前記請求項1または2の装置において、第2の搬送手段のうち前記取り出し保持機構を、部材と部品それぞれを一体的に保持し、保持した部材または部品の方向を所定方向に変えることができる方向規制手段として構成し、部材および部品の移動は、前記方向規制手段を移動することにより行う構成とした。したがって、少なくとも請求項1または2と同じ課題を解決できる。
【0012】
次に、請求項4の装置では、請求項3の装置において、方向規制手段の少なくとも2つある保持部を互いに同一直線上に対置するように配置し、その間の直線上に1つの回動支点を設ける。方向規制手段は、第1および第2の溶接電極の整列方向に整列するように回動支点を中心に回動できるように構成した。
【0013】
さらにこの方向規制手段はこのように所定方向に位置させられた状態から回動支点を中心にして位置を反転できるよう構成する。すなわち、回動支点を中心に180度の回転したのと同じ状態が可能となるよう構成する。このように構成する結果、部材と部品の配置方向を同一にすることにより、1回の反転動作のみで部材の配置と部品の取り出しが可能になり、簡単な機構によって部品の取り出しと部材の溶接電極への配置の切り替えが可能になり、結果として工程を短縮することができる。
【0014】
次に請求項5の装置では、請求項2、3または4の装置において、下部材供給手段と部品収納手段を共通となるように構成した。したがって少なくとも請求項2、3または4の装置と同じ課題を解決できる。さらにこの構成では、部品収納手段は下部材収納手段と共通にするので、前記下部材収納手段から下部材を取り出して生じる空きスペースに溶接後の部品を収納するように第2の搬送手段の動作を行わせることができる。したがって、下部材を取り出して前工程の部品を収納するサイクルで、第2の搬送手段のとる搬送経路はまったく同一となり、次工程で取り出す下部材は、ほとんどの場合、部品を収納したすぐとなりの位置から取り出すことができるから、この工程ではほとんど無駄な動作をなくすことができる。また、下部材供給手段と部品収納手段、すなわち従来別々に設けていた下部材供給トレイと部品供給トレイを1つにできる。
【0015】
次に請求項6の装置では、下部材・上部材供給手段と部品収納手段は、トレイ部材をテーブル部材に位置決めして載置し、テーブル部材がそれぞれの搬送手段に対して変位可能なように構成した。この構成では、少なくとも請求項2、3、4または5の装置と同じ課題を解決できる。さらにこの構成では、部材、部品の位置を搬送手段に対して相対変位させることができるため、第1に、搬送手段の移動機構を簡素化でき、第2に、搬送手段が動作している間、テーブル部材を動作させて、部材の取り出しまたは部品の収納にあって搬送手段と協調して、最適の相対位置関係を実現することが可能になる。したがって、全体として部材、部品の搬送にかかわる時間を短縮でき、工程を短縮できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明に係る抵抗溶接装置の実施の形態を示す斜視図であり、構成の概略が示されている。また図2は、その装置の動作を示す斜視図である。また図3は、その装置における固定溶接電極部B(第2の溶接電極)の構成を示す断面図である。
【0017】
図1の装置は、一対の溶接電極1、2を備えた抵抗溶接装置である。溶接に関わる主要部分の構成と作用は、従来の抵抗溶接装置と同様である。
【0018】
図1の装置の構成は、主には、溶接電極加圧機構A(第1の溶接電極)、固定溶接電極部B(第2の溶接電極)、上部材供給手段E、下部材供給手段F、第1の搬送手段C、第2の搬送手段Dとからなる。この装置では、下部材と上部材の取り出し位置、第1および第2の溶接電極の位置は、1つの鉛直面内(図中のZX平面内)に設けられている。以下にそれぞれの詳細な構成を述べ、そのあとに本装置の動作を図2に基づいて説明する。
【0019】
固定溶接電極部B(第2の溶接電極)は、溶接電極2(図1には不図示)と、支持台31上でY方向に移動可能なスライド部材27a、27bと、スライド部材27a、27bに取り付けられたクランプ手段28a、28bとからなる。図3は、下部材を溶接電極2上に固定した状態をYZ平面で断面にした様子を示している。溶接電極2には、下部材の被溶接面を鉛直上方(Z方向上方)に向けて下部材を保持、固定するための穴形状が設けられている。その穴形状は、下部材の溶接時に溶接電極加圧機構Aによる溶接電極1からの加圧力に抗して下部材をZ方向に保持可能で、下部材の導電部位と溶接電極2との間に適切な溶接電流を流すための受け面の面積が確保でき、かつ下部材の突起あるいは溶接電極に接触してはならない部位を逃げるための大きさをもつ穴形状である。さらに、その固定穴には吸引口33が設けられており、不図示の真空吸着機構により下部材を吸引して固定することができる。さらに、スライド部材27a、27bにそれぞれ固定されたクランプ手段28a、28bには、下部材の外形をXY方向に精度よくクランプする形状が設けられている。
【0020】
次に溶接電極加圧機構A(第1の溶接電極)は、その先端に不図示の上部材固定穴が設けられた溶接電極1を備え、溶接面を鉛直下向き(Z方向下方)に向けた上部材を吸引固定できる。さらに、溶接電極1は、支持部材4に支持された電極加圧駆動部3により駆動される案内ロッド29の先端に設けられており、鉛直方向(Z方向)に移動可能である。
【0021】
次に本装置は、上部材を部材受け渡し位置から溶接電極1へ搬送するための第1の搬送手段Cを備えている。第1の搬送手段Cは、不図示の支持部材により装置に固定された案内部材5、案内部材5にX方向に移動可能に取り付けられたスライダ6、スライダ6にZ方向に移動可能に取り付けられた支持部材8、支持部材8に対して、回動支点9aを中心に回動可能に取り付けられ、上部材を取り出して吸着保持可能なクランパ10を有するハンドラ9と、それぞれを移動または回動制御するための制御部からなる。
【0022】
案内部材5、スライダ6、支持部材8とそれぞれのスライダ駆動部はX、Z方向にハンドラ9を移動させる移動手段である。クランパ10と回動支点9aを備えたハンドラ9は、クランパ10で上部材を取り出し、溶接電極1への取り付け方向へ方向を反転させる方向規制手段を構成する。
【0023】
案内部材5、スライダ6は、比較的安価に精密な位置制御が実現できる潤滑されたすべりガイドに支持されたスライド台をボールねじとサーボモータで駆動制御する構成としている。他にも直線上の移動ができる手段であれば、例えば、すべりガイドは転がり軸受によるガイドでもよいし、エアスライダのように潤滑のないものでもよい。駆動方法は、ステッピングモータ駆動やリニアモータ駆動でもよいし、油圧または空気圧シリンダの圧制御駆動でもよい。制御に用いる位置検出は、例えばロータリーエンコーダやリニアエンコーダを用いたものあるいはレーザ変位センサを用いたものなどの種々の既存技術を用いることができる。
【0024】
さらに、移動手段は、直線運動の組み合わせ以外にも、例えば、多関節のロボットアームを用いるものであってもよい。
【0025】
またハンドラ9とクランパ10は、方向規制手段であるが、図1の装置では、クランパ10で上部材を保持し、Z方向に上部材を位置させ、回動支点9aを中心にZX平面内で回転し、上部材の位置を反転できるよう構成されている。その保持するための機構は、上部材の強度、材質に応じて、電磁力または油圧または空気圧を応用したチャック機構、電磁吸着、真空吸着などが採用できる。また、ハンドラ9の反転手段として、ステッピングモータ制御による180度回転、カムを応用した機構、クラッチあるいはラチェット用いて回転をロックする機構、またはばねとソレノイドの組み合わせによる機構などが採用できる。
【0026】
次に本装置は、下部材を部材受け渡し位置から溶接電極2へ搬送するための第2の搬送手段Dを備えている。第2の搬送手段Dは、不図示の支持部材により装置に固定された案内部材11、案内部材11にX方向に移動可能に取り付けられたスライダ12、スライダ12にZ方向に移動可能に取り付けられた支持部材14、支持部材14に対して、回動支点15aを中心に回動可能に取り付けられ、下部材を取り出して保持可能なクランパ16、17を有するハンドラ15と、それぞれを移動または回動制御するための制御部からなる。第1の搬送手段と異なるのは、独立に駆動できるクランパが2つある点だけであり、具体的手段については上記の説明がすべて当てはまる。
【0027】
下部材を部材受け渡し位置へ供給する下部材供給手段Fは、下部材を収納するトレイ18と、トレイ18を不図示の位置決め手段により載置したテーブル19からなる。テーブル19は、案内部材20に固定されており、スライダ駆動部30によって、第2の搬送手段Dが移動する面と直交する方向、すなわち図1のZX平面に対するY方向に駆動されるので、第2の搬送手段Dに対してY方向に相対的に変位可能である(請求項6)。案内部材20は前記した他の案内部材と同様の機構を採用することができる。またトレイ18は、溶接すべき下部材が整列して収納可能で、かつ溶接後の部品の収納も可能な形状に合わせたくぼみが形成されており、部品収納手段を兼ねることができる(請求項5、6)。さらに、トレイ18はテーブル19に対して位置決めされて載置される。その機構は、図示していないが位置決め部材による嵌合、基準面への突き当てなどの機構が採用できる。またトレイ18の材質は、金属、紙、合成樹脂などが採用できる。さらに下部材および部品の静電気保護が必要な場合、帯電防止処理されるか、ある程度の導電性を有する材料を採用するのが望ましく、さらには接地されていることが効果的である。なおトレイは、パレットまたはテープと言う場合もあるが、ここではトレイと言う。
【0028】
なお、本装置では下部材供給手段Fと部品収納手段を共通化することによりもっとも効果をあげうる例を示しているが、それぞれが別の手段であっても近接して載置されていてもある程度の目的を達しうる。
【0029】
前記上部材を部材受け渡し位置へ供給する上部材供給手段Eは、上部材を収納するトレイ21と、トレイ21を不図示の位置決め手段により載置したテーブル22からなる。テーブル22は、案内部材23に固定されており、スライダ駆動部24によって、第1の搬送手段Cが移動する面と直交する方向、すなわち図1のZX平面に対するY方向に駆動されるので、第1の搬送手段に対してY方向に相対的に変位可能である(請求項6)。案内部材23、トレイ21の機構、材料については、それぞれ前記の案内部材20、トレイ18と同じ手段が採用できる。
【0030】
次に、図2を参照して本発明に係る抵抗溶接装置の動作を説明する。
図2(a)は、クランパ17が溶接すべき下部材を、クランパ10が溶接すべき上部材を、それぞれトレイ18、トレイ21から取り出して保持した様子を示す。トレイ18には下部材が図のXY面内に整列されており、クランパ17は案内部材11によってX方向の移動され、テーブル19がY方向に移動することによって、トレイ18上の任意位置の下部材の上に位置決めされ、スライダ12がZ方向に移動して、クランパ17で下部材の上に降り、クランパ17の真空吸着機構を作用させて下部材を吸着して取り出し、保持する。それぞれのX、Y、Z方向の移動は独立して行えるように構成されているので、それぞれが同時に動作して効率的に下部材を取り出すことができる。同様に、クランパ10は、トレイ21上の任意位置の上部材を吸着して取り出し、保持する。この動作も移動機構が独立なのでクランパ17と独立に行える。このとき、溶接電極1は図のように上方に退避している。
【0031】
図2(b)は、保持した部材をそれぞれの搬送手段C、Dが、溶接電極1、2の所定位置にそれぞれの部材を位置させる様子を示す。溶接電極1は、溶接電極1と溶接電極2の間に図に示すようにそれぞれのハンドラ9、15が入ることができる間隔を空けた位置に退避しており、それぞれの部材の搬送手段C、Dは干渉することがないので、下部材、上部材それぞれの搬送動作を独立に行うことができる。
【0032】
図2(b)の状態に至るまでに、つまり、クランパ10、17が上部材、下部材をトレイ21、18からZ方向上方に取り出して、溶接電極1、2と間の位置に整列させるべく、X方向に搬送する間に、ハンドラ9は上部材を溶接電極1に位置させるためにクランパ10の反転を行う。同じ期間に、ハンドラ15は、前工程で溶接電極2上に溶接の終了した部品が残っている場合、クランパ17に下部材をクランプしたまま、反転動作を行って、クランパ16を溶接電極2に向け、ハンドラ15をZ方向下方に移動させ、クランパ16で溶接の終了した部品をクランプして、Z方向上方に持ち上げ、反転動作をおこなって、クランパ17にクランプした下部材を溶接電極2の方向に向け、Z方向下方に移動して、溶接電極2の所定位置に位置させる。前工程で溶接電極2上に溶接の終了した部品が残っていない場合、ただちにクランパ17をZ方向下方に移動して、溶接電極2の所定位置に位置させる。
【0033】
それぞれの部材はそれぞれの溶接電極に配置されると前記した吸引機構により溶接が終了するまで溶接電極にクランプされる。そして、それぞれのクランパは部材の保持を解除して、クランパ10をZ方向上方に、クランパ17をZ方向下方に移動して退避し、搬送手段C、DによってX方向に向けて、溶接電極1の移動範囲に干渉しないように退避する。
【0034】
ここで溶接電極1、2の位置関係はX、Y方向には一定である。溶接電極1の上部材のX、Y方向の位置合わせは溶接電極1に対して、第1の搬送手段が搬送した位置をそのまま吸引クランプして固定することで実現される。したがって、本装置では、第1の搬送手段の位置決め精度は、上部材の許容される位置設定精度を考慮して設計される。このような構成とすれば、上部材の形状が変わった部品を製造するときは、搬送手段の目標位置を変更することで容易に対応できる利点がある。
【0035】
また、溶接電極2については、図3に示す溶接電極2の固定穴に載置された下部材はそれに合わせた位置決め形状を有する一対のクランプ手段28aと28bとで両側から挟んでクランプする。クランプ手段28aと28bはそれぞれスライド部材27a、27bに支承されており、スライド部材27a、27bがY方向に動くことによりいっしょに動いて、下部材をクランプしたり、解放する。ここで、クランプ手段28aと28bのクランプ作用は、溶接時に流れる溶接電流により生じる力によって下部材がずれるのを防ぐ。なお、これら溶接電極は拡径動作、縮径動作を行う分割型電極による通常のコレットチャック構造のものでもよい。この場合には別途クランプ作用を行う手段は不要となる。
【0036】
次に、図2(c)は、抵抗溶接が行われている様子を示す。まず不図示の電極加圧駆動部3によって駆動される案内ロッド29がZ方向下方に移動することにより、上部材をクランプした溶接電極1がZ方向下方に移動し、溶接電極2にクランプされた下部材と溶接部分が突き当てられ、さらにそれぞれの下部材が加圧される。所定の加圧力に達したタイミングで溶接電流が流され、抵抗溶接が行われる。
【0037】
この溶接が終わると、溶接電極1がZ方向上方に移動し、図2(a)の位置に戻る。この間に、第1の搬送手段Cは次に溶接すべき上部材を取り出すため、X方向に移動し、それまでにハンドラ9を反転させてクランパ10の向きを変え、上部材を取り出す向きに戻す。また、第2の搬送手段Dの動作も同様で、次に溶接すべき下部材を取り出すため、X方向に移動して、トレイ18の空きスペースの位置に戻り、ハンドラ15をZ方向下方に移動し、クランパ16にクランプしている前工程で溶接された部品を収納する。そして、クランプを解除して、Z方向上方へ一旦退避し、ハンドラ15を反転するともに、案内部材11、テーブル19をそれぞれ、X、Y方向に、独立に駆動し、クランパ17を次の溶接のための下部材の受け渡し位置に移動させる。
【0038】
なお、第2の搬送手段Dにより前工程で溶接の終了した部品をトレイ18の空きスペースに収納する際、前回の溶接に用いた下部材と同じ位置に戻すようにすれば、前工程での搬送動作と溶接部品を戻す搬送経路がまったく同じになり、最初の工程を除けば、空の搬送路がなく、搬送動作の制御も簡単になる。
【0039】
なお、図1、2の装置では、ハンドラ9は、1つのクランパ10のみを備えているが、これは少なくとも1つあれば上記のような動作が可能になるからである。第2の搬送手段Dと同様に2つの同じ構造のクランパを設けるようにしてもよい。この場合、いずれのクランパでも上部材を取り出すことができる。例えば、回動支点9aに対してクランパ10と点対称な位置に同じ構造のクランパを設ければ、ハンドラ9の反転のたびにいつも同じ位置に同じ構造のクランパが来ることになるので、ハンドラ9の反転動作を減らすことができ、反転工程が減らせる効果がある。
【0040】
またハンドラ15に設けられたクランパ16と17は、下部材も部品もクランプできる構成としておけば、部品をトレイ18に収納したあと、ハンドラ15を反転しなくてすむので、ハンドラ9の反転工程を減らすことができ、さらに時間を短縮できる。
【0041】
また、図1、2の装置では、ハンドラ15の回動支点15aを含む直線上に対置されるクランパ16、17を備える例を示したが、クランパ16、17は回動支点15aから、鋭角をなして伸びる直線上にそれぞれ設けてもよい。この場合、それぞれのクランパ位置の切り替えは、そのなす角度だけハンドラ15を回転することによって行われ、その手段は、目標が180度でないだけで前記と同様の角度変更方法を採用できる。このように構成した場合、移動角が少なくてすむので、制御や機構の実現方法は反転動作と異なるが、比較的短い時間で位置の切り替えができる利点がある。
【0042】
なお、第1、第2の搬送手段を多関節のロボットアームとして実現する場合、ハンドラ9、15の反転または回動運動に相当する動作をロボット関節の動作として実現してもよい。
【0043】
ここで、図1、2の装置では、テーブル19、22がY方向に移動可能になっているが、第1、第2の搬送手段にY方向の移動手段を備えておいて、テーブル19、22は固定してもよい。この場合、トレイの収納量を増やして大きなトレイを採用してもトレイが移動するための作動面積を装置の中にもつ必要がないので、1つのトレイによる製造バッチの量を大きくしながら、装置全体の大きさを比較的小さくできる効果がある。
【0044】
また、テーブル19、22は、第1、第2の搬送手段と相対的に変位できるようにしておけば、搬送経路を短く、あるいは簡素にできるのであって、移動方向は、図1、2の装置のようにY方向とは限らない。例えば、XとYの2軸方向に移動可能とすれば、部材または部品の受け渡し位置を空間上の1箇所に固定することが可能となる。この場合、それぞれの搬送手段の移動動作がきわめて単純になるので、始点と終点が正確に定まりさえすれば、その中間の位置・速度は必ずしも厳密に制御されない移動手段を採用できる。例えば、空気圧で、速度制御することなく2点間を移動する手段などが問題なく採用でき、設備費を低減できる効果がある。
【0045】
また、下部材・上部材供給手段と部品収納手段を2次元的に部材・部品を配列したトレイではなく、1次元トレイに配列し、Y方向に搬送するコンベア状の構成とすることもできる。この場合、2次元的なトレイに比べて投影面積を減らすことができ、装置を小さく構成できる効果がある。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1または2に記載の発明によれば、上部材、下部材を、それぞれ第1、第2の搬送手段で溶接電極1、2に搬送して、配置することができ、しかもその動作はそれぞれ独立に位置させることができるので、それぞれの工程を順次行う場合に比べて工程を短縮することができる装置を提供できる。
【0047】
さらに、溶接済み部品を回収し、所定場所に収納するための手段を1つの搬送手段で兼ねることができ、さらには、搬送の往復を部材の供給工程と部品の回収工程として活用することができ、空の搬送工程を減らすことができる装置を提供できる。
【0048】
さらに上部材、下部材をそれぞれ溶接電極1、2に位置させる際に溶接電極に対して位置決めして配置する構成としたので、溶接電極を加圧する前に部材どうしの位置合わせをするという工程を減らすことができると同時に、溶接電流の通流時に生じる力で部材がずれるのを防げる装置を提供できる。
【0049】
さらに請求項2に記載の発明によれば、下部材・上部材供給手段を内蔵しているので全体の大きさを小さくすることができるとともに、装置内部にクリーン度の高い不活性ガス雰囲気を作ることができ、別屋の設備を必要としない、設備費を低減することができる装置を提供することができる。
【0050】
請求項3に記載の発明によれば、部材と部品の搬送路を共通化することができ、搬送手段が2つで済む装置を提供することができる。
【0051】
請求項4に記載の発明によれば、方向規制手段を所定方向に位置させられた状態から回動支点を中心にして位置を反転できるよう構成したので、部材と部品の配置方向を同一にすることにより、1回の反転動作のみで部材の配置と部品の取り出しが可能になり、簡単な機構によって部品の取り出しと部材の溶接電極への配置の切り替えが可能になり、結果として工程を短縮することができる装置を提供できる。
【0052】
次に請求項5の装置では、下部材供給手段と部品収納手段を共通となるように構成したので、下部材収納手段から下部材を取り出して生じる空きスペースに溶接後の部品を収納するように第2の搬送手段の動作を行わせることができる。したがって、下部材を取り出して前工程の部品を収納するサイクルで、第2の搬送手段のとる搬送経路はまったく同一となり、次工程で取り出す部材は、ほとんどの場合、部品を収納したすぐとなりの位置から取り出すことができるから、この工程ではほとんど無駄な動作をなくすことができる。また、下部材供給トレイと部品供給トレイは1つで兼用でき、スペースが小さくてすみ、装置の大きさも比較的小さくて済む装置を提供できる。
【0053】
次に請求項6の装置では、部材、部品の位置を搬送手段に対して相対変位させることができるため、第1に、搬送手段の移動機構を簡素化でき、第2に、搬送手段が動作している間、テーブル部材を動作させて、部材の取り出しまたは部品の収納時に搬送手段と協調して、最適の相対位置関係を実現することが可能になる。したがって、全体として部材、部品の搬送にかかわる時間を短縮でき、工程を短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る抵抗溶接装置の実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る抵抗溶接装置の動作を示す斜視図である。
【図3】 本発明に係る抵抗溶接装置における固定溶接電極B(第2の溶接電極)の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
A 溶接電極加圧機構(第1の溶接電極)
B 固定溶接電極部(第2の溶接電極)
C 第1の搬送手段
D 第2の搬送手段
E 上部材供給手段
F 下部材供給手段
1、2 溶接電極
5、11、20、23 案内部材
6、12 スライダ
7、13、24、30 スライダ駆動部
9、15 ハンドラ
9a、15a 回動支点
10、16、17 クランパ
8、14 支持部材
18、21 トレイ
19、22 テーブル
29 案内ロッド
Claims (6)
- それぞれ所定位置に置かれた下部材と上部材とを溶接して部品を製造する抵抗溶接装置であって、
前記上部材を第1の溶接電極に搬送する第1の搬送手段と、
前記下部材を第2の溶接電極に搬送する第2の搬送手段とを備え、
前記第1の溶接電極と前記第2の溶接電極との鉛直の高さz方向において、前記第1の搬送手段が前記上部材を前記第1の溶接電極まで搬送する高さと前記第2の搬送手段が前記下部材を前記第2の溶接電極まで搬送する高さとが異なり、
前記第2の搬送手段は、前記下部材を保持した状態で前記第2の溶接電極にクランプされた溶接済みの部品を回収保持し、前記下部材を前記第2の溶接電極に位置させてから前記回収保持した溶接済みの部品を搬送し、
前記第2の搬送手段が前記回収保持した溶接済みの部品を搬送する経路が、次に溶接される前記下部材を受け取りに移動する経路の少なくとも一部を兼ねる
ことを特徴とする抵抗溶接装置。 - 下部材と、上部材とを溶接して部品を製造する抵抗溶接装置であって、
前記下部材を第1の部材受け渡し位置へ供給する下部材供給手段と、
前記上部材を第2の部材受け渡し位置へ供給する上部材供給手段と、
前記下部材と前記上部材とを溶接した部品を収納する部品収納手段と、
前記上部材を前記第1の部材受け渡し位置から前記第1の溶接電極に搬送する第1の搬送手段と、
前記下部材を前記第2の部材受け渡し位置から前記第2の溶接電極に搬送する第2の搬送手段とを備え、
前記第1の溶接電極と前記第2の溶接電極との鉛直の高さz方向において、前記第1の搬送手段が前記上部材を前記第1の溶接電極まで搬送する高さと前記第2の搬送手段が前記下部材を前記第2の溶接電極まで搬送する高さとが異なり、
前記第2の搬送手段は、前記下部材を保持した状態で前記第2の溶接電極にクランプされた溶接済みの部品を回収保持し、前記下部材を前記第2の溶接電極に位置させてから前記回収保持した溶接済みの部品を前記部品収納手段まで搬送し、
前記第2の搬送手段が前記回収保持した溶接済みの部品を前記部品格納手段へ搬送する経路が、前記第1の受け渡し位置まで移動する経路の少なくとも一部を兼ねることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 請求項1または2に記載の抵抗溶接装置において、
前記第2の搬送手段は、前記下部材と前記溶接済み部品を一体的に保持可能であって、前記保持した下部材または溶接済み部品が所定方向に向くようその向きを規制する方向規制手段と、前記方向規制手段を移動させる移動手段とからなることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 請求項3に記載の抵抗溶接装置において、
前記方向規制手段は、前記保持した下部材と溶接済み部品の位置を反転可能とする回動支点および反転手段を備え、
前記下部材・上部材供給手段および部品収納手段における取り出しと収納の方向と、前記第1および第2の溶接電極の整列方向とが一致しており、その方向を前記所定方向として、前記保持した下部材または溶接済み部品を反転させることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 請求項2、3または4に記載の抵抗溶接装置において、
前記第2の搬送手段により搬送される、前記下部材供給手段と前記溶接済み部品を収納する部品収納手段とは、共通の手段であることを特徴とする抵抗溶接装置。 - 請求項2、3、4または5に記載の抵抗溶接装置において、
前記上部材供給手段、前記下部材供給手段および前記溶接済み部品の部品収納手段は、それぞれのトレイ部材と前記それぞれのトレイ部材を所定位置に載置したそれぞれ前記第1または第2の搬送手段に対して相対的に変位可能なテーブル部材からなることを特徴とする抵抗溶接装置。
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