JP4697275B2 - 動きベクトル検出装置、動きベクトル検出方法及びプログラム - Google Patents
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Description
この図24,図25に示す処理を行うことで、評価値テーブルデータに基づいて動きベクトルを検出することができる。
また、従来の評価値テーブルでは、画像中に複数の動きがあった場合には、誤った動きが足されてしまうために、それぞれの動きに起因する評価値が埋もれ、それぞれの動きベクトルを検出することが困難であった。
図26において、図24の構成と異なるのは、相関判定部3の出力を、画素選別部6で選別してから、評価値テーブル算出部4で評価値テーブル4bに書き込ませる点である。
画素選別部6は、相関判定部3の出力を通過させるゲート部6aを備えて、そのゲート部6aの出力を、評価値テーブル算出部4の評価値積算部4aに供給する。
そして、パターン比較部6cで得られた相関判定状態の結果により、ゲート部6aの通過を制御する構成とする。
しかしながら、図26に示した画素選別部6で、信頼性の高い選別を行うためには、注目点と参照点の単なる空間傾斜パターンの相関判定だけでは不十分であった。
その処理構成としては、動きベクトルの候補となり得るかを評価した動きベクトルの評価値情報を生成する処理と、評価値情報に基づいて動きベクトルの候補を抽出する処理と、抽出された候補となる動きベクトルの中から動きベクトルを決定する動きベクトル決定処理とを行う。
評価値情報を生成する処理は、一方のフレームの注目画素と、他方のフレームのサーチエリア内の参照画素との画素値相関情報に基づいて、参照画素が注目画素の動き候補である可能性を評価した動きベクトルの評価値情報を生成させる処理である。
評価値情報に基づいて動きベクトルを抽出する処理は、一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素とを、領域全体で比較する。その比較結果に基づいて、評価値テーブルの各候補ベクトルを評価して、評価値の高い動きベクトルを候補として抽出する処理である。
そして、評価値テーブルの形成を行う処理を行う際に、注目画素及びその周辺画素との空間傾斜状態と、参照画素及びその周辺画素との空間傾斜状態に基づいて、画素選別を行った結果に基づいて評価値情報を形成する。
また、動きベクトルの候補を抽出する処理を行う際に、画素選別により選別された画素の動きベクトルに対して、一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素との相関を、領域全体で比較して、注目画素を中心とした所定領域内の画素と、参照画素を中心とした所定領域内の画素との差分を得て、その差分の絶対値を前記所定領域内で加算した差分絶対値和を得る処理を行う。
さらに、所定領域は、注目画素又は参照画素を中心とした第1の画素数の領域と、注目画素又は参照画素を中心とした第1の画素数とは異なる第2の画素数の領域とを設定する。
そして、第1の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての評価値を加算する共に、第2の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての評価値を加算し、評価値が最も高い値の候補ベクトルを動きベクトルに決定する処理を行う。
このようにして得られた候補ベクトルの信頼度を利用することで、最終的に動きベクトルを候補の中から決定することが、的確に行えるようになる。また、1つの画像内に複数の動きがある場合でも、信頼度の高い候補ベクトルがどの程度あるかによって、その複数のベクトルを的確に決定できるようになる。
1.動きベクトルを検出する全体の構成の概要:図1
2.動きベクトルを検出する全体の処理の概要:図2,図6
3.選別画素データを生成させる構成例:図3,図6〜図8
4.動きベクトル抽出部の構成例:図4
5.選別画素データを生成させる処理例:図5
6.評価値テーブルデータの信頼度を評価する処理例(下位階層のみの例):図9
7.評価値テーブルデータの信頼度を評価する原理の説明:図10
8.評価値テーブルデータの信頼度を評価する処理例(下位と上位の階層を使った例):図11
9.評価値テーブルデータの信頼度を評価する原理の説明(下位と上位の階層を使った例):図12,図13
10.下位階層と上位階層の説明:図14,図15
11.評価値テーブルと評価結果の例:図16〜図20
12.動きベクトル決定部の構成及び動作例:図21〜図23
13.一実施の形態の変形例の説明
本実施の形態においては、動画像データから動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置としたものであり、その検出処理として、画素値相関情報より評価値テーブルを形成させて、その評価値テーブルのデータを積算して、動きベクトルを判定するものである。なお、以下の説明では、動きベクトルの評価値情報を記憶したものを評価値テーブルと称するが、この評価値テーブルは、必ずしもテーブル状の記憶情報として構成されてなくてもよく、動くベクトルの評価値を示す情報であれば良い。例えば、評価値をヒストグラム化した情報として、そのヒストグラム化された評価値情報を持つようにしてもよい。
動きベクトル決定部14では、候補ベクトル抽出部13において抽出した複数の候補ベクトルを対象として、全画面の画素ごとに、候補ベクトルによって対応付けられるフレーム間の画素間の相関を領域マッチング等により判定する。そして、最も相関の高い対応となった画素又はブロックを結ぶ候補ベクトルを、その画素に対応する動きベクトルとして設定する。これらの動きベクトルを得る処理は、制御部(コントローラ)16による制御で実行される。
設定された動きベクトルのデータは、動きベクトル出力端子15から出力させる。このとき、必要により入力端子11に得られる画像信号に付加して出力させてもよい。出力された動きベクトルデータは、例えば画像データの高能率符号化に使用される。或いは、画像をテレビジョン受像機で表示させる際の高画質化処理に使用される。さらにまた、その他の画像処理に、本例の処理で検出された動きベクトルを使用してもよい。
図2のフローチャートは、この動きベクトルを決定するまでの処理例を示したものである。まず、入力した画像信号から評価値テーブルを形成させ(ステップS11)、その形成された評価値テーブルから、候補となる複数のベクトルを抽出する(ステップS12)。そして、その抽出された複数の候補ベクトルの中から、最も相関の高い動きベクトルを決定する(ステップS13)。この図2のフローチャートの処理が、各フレームで実行される。ここまでは、評価値テーブルを使用した動きベクトル検出構成として一般的な構成である。
図6(a)に示すように、現在のフレーム(現フレーム)F11の1フレーム前の画像データである前フレームF10内の、動きベクトルを判断する基準となる画素位置を注目点d10とする。この注目点d10が決まると、その注目点d10の画素位置の周辺の所定範囲でのサーチエリアSAが、現フレームF11内で設定される。サーチエリアSAが設定されると、そのサーチエリアSA内の各画素を参照点d11として評価値が算出される。なお、図6(a)では説明のために1点の注目点だけを示してあるが、実際には、1フレーム内の全ての画素又は代表となる複数の画素を、注目点として順に設定して、その注目点ごとに設定されるサーチエリアSA内の各画素を参照点とするものである。
図6(a)に示したように注目点と参照点とを設定して、図3の構成により評価値テーブルのデータが生成される。
図3の例の構成について説明すると、入力端子11に得られる画像信号は、評価値テーブル形成部12内の相関演算部20に供給する。相関演算部20は、参照点メモリ21と注目点メモリ22と絶対値算出部23とを備える。入力端子11に得られる画像信号の中で、参照点として使用されるフレームの画素値を、参照点メモリ21に記憶する。その参照点メモリに記憶されたフレームの信号を、次のフレーム周期に、注目点メモリ22に移す処理が行われる。この例では、参照点が1フレーム前の信号の例である。
空間傾斜パターン算出部42は、注目画素とその画素に隣接する周辺の8画素との空間傾斜状態を算出し、また参照画素とのその画素に隣接する周辺の8画素との空間傾斜状態を算出する。この注目画素の空間傾斜状態の判断及び参照画素の空間傾斜状態の判断は、それぞれの画素が属するフレーム内で、隣接する周辺画素と比較して判断するものである。
即ち、図7の左上に示すように、注目点の画素を決めたとき、その注目点に隣接する8つの画素を隣接画素とする。そして、注目点の画素値と、隣接点の画素値とを比較して、画素値(輝度値)の差が、注目点を基準として一定範囲内であるか、一定範囲を+方向に超えた場合であるか、一定範囲をマイナス方向に超えた場合であるか判断する。
図7(a)は、注目点を基準として隣接画素との差が一定範囲内である場合であり、この場合は該当する隣接画素との空間傾斜なしとして、空間傾斜0とする。この空間傾斜0は、隣接画素との空間傾斜がほぼない状態である。図7に示した差を判断する一定範囲を狭くすることで、空間傾斜なしと判断される差分の許容値が狭くなり、一定範囲を広くすることで、空間傾斜なしと判断される差分の許容値が広くなる。
図7(b)は、注目点を基準として、隣接画素の値の方が大きいために、一定範囲を+方向に越えた場合であり、この場合は該当する隣接画素との空間傾斜ありとして、差分符号+とする。
図7(c)は、注目点を基準として、隣接画素の値の方が小さいために、一定範囲を−方向に越えた場合であり、この場合は該当する隣接画素との空間傾斜ありとして、差分符号−とする。
図7では、注目点の空間傾斜の符号を求める処理について説明したが、参照点の場合にも同じである。参照点の場合には、図7の基準が参照点の画素値に変わり、隣接画素はその参照点に隣接する画素の値になる。
図8のパターンは一例であり、周辺8画素との空間傾斜符号の組み合わせで、様々な空間傾斜パターンが設定可能である。
例えば、選別される画素として、図8に示したような空間傾斜パターンの画素であるとした場合には、空間傾斜パターンメモリ44から、この図8のパターンのデータが送られ、パターン比較部43で、そのパターンに該当するか否か比較される。ここでの比較としては、注目点と参照点の双方で行うのが最も好ましいが、いずれか一方でもよい。
ゲート部41では、選別画素データで選択された画素と指示された場合に、該当する注目点と参照点とに関する評価値を通過させる。
画素選別部40のゲート部41を通過した評価値は、評価値テーブル算出部50に供給し、評価値テーブル算出部50内の評価値積算部51で積算し、その積算結果を評価値テーブルメモリ52に記憶させる。このようにして得られた評価値テーブルメモリ52の記憶データを、評価値テーブルデータとして出力端子12aから後段の回路(動きベクトル抽出部13:図1)に供給する。
さらに本実施の形態においては、ゲート部41に供給される選別画素データを、出力端子12aから、動きベクトル抽出部13に供給する構成としてある。
図4は、図1の動きベクトル抽出部13の構成例を示した図である。動きベクトル抽出部13では、入力端子13aに、評価値テーブルデータと、画素選別データと、画像データとが供給される。
評価値テーブルデータは、図3の評価値テーブル算出部50から供給されるデータであり、評価値テーブルデータ変換部61に供給する。
画素選別データは、図3の画素選別部40のゲート部41から供給されるデータであり、ゲート部41で選別された注目点の画素位置を示すデータである。この注目点の画素選別データを選別画素メモリ73に供給して、該当するフレームの処理が終了するまで記憶させる。
画像データは、処理を行っている各フレームの画像データであり、フレームメモリ74に供給して、該当するフレームの処理が終了するまで記憶させる。
次に、図3及び図4の構成で、選別画素データの生成と、その生成された選別画素データを使用した信頼性の評価が行われる処理例について説明する。
まず、図5のフローチャートを参照して、選別画素を決定する処理状態について説明する。この選別画素を決定する処理は、図3の構成で実行される。
図5に沿って説明すると、図3に示した構成での処理は、注目点と参照点の空間傾斜パターンを用いて、評価値の選別を行う処理である。以下のフローチャートでは、画素選別部40での処理を中心にして説明する。
そして、予め空間傾斜パターンメモ44に用意されていた空間傾斜パターンと一致するか否か判断する(ステップS22)。この判断で、一致した場合には、注目点の画素の輝度値と参照点の画素の輝度値が、所定の閾値以下で同じと判断されるか否か判断する(ステップS23)。
ここで、同じと判断された場合には、ゲート部41を通過させて、該当する評価値を評価値テーブルに積算させる(ステップS24)。そして、その注目点を選別画素とする情報を保持させる(ステップS25)。
また、ステップS22で空間傾斜パターンが一致しない場合と、ステップS23で注目点と参照点との差分が閾値以下でない場合とには、そのときの評価値のゲート部41の通過を阻止させて、評価値テーブルへの書き込みを禁止させる(ステップS26)。
次に、図9のフローチャートを参照して、このようにして得られた評価値テーブル内の評価値を評価する処理例について説明する。この評価値テーブル内の評価値を評価する処理は、図4に示した動きベクトル抽出部13で実行される。
まず、候補ベクトル信頼度評価部71では、頻度順ソート処理部62から、候補ベクトルを読み出す(ステップS31)。この候補ベクトルは、頻度順ソート処理部62で頻度順にソートされたものから抽出した候補ベクトルであり、1フレーム内の候補ベクトルの内で、頻度が高いものから上位の所定順位のものを候補ベクトルとする。例えば、ここでは1フレーム内で頻度が最も高いものから順に、20番目までの候補ベクトルを取り出す。
複数の参照画素が設定されると、それぞれの参照画素を中心とした所定の領域を設定する。この領域のサイズは、注目画素を中心として設定した領域のサイズと同じである。
そして、選別された注目画素を中心とした領域の画素値と、それぞれの参照画素を中心とした領域の画素値を、フレームメモリ74から取得する(ステップS32)。
各領域内の画素値を取得すると、注目画素を中心とした領域内の各画素の画素値と、各参照画素を中心とした領域内の各画素の画素値との差分を取得し、その差分の領域毎の絶対値和を算出する(ステップS33)。この算出で、選別された注目画素からの候補ベクトルの内で、差分絶対値和が最小値となる参照画素の候補ベクトルを、信頼度が高いと判断して、信頼度のカウント値を+1する(ステップS34)。
そして、1フレーム内の全ての選別された注目画素について、同様の候補ベクトルの信頼性の評価をした後、候補ベクトルの信頼度を決定する(ステップS35)。
次に、図10を参照して、図4の構成及び図9のフローチャートの処理で実行される、評価値テーブルデータの信頼度を評価する処理で、信頼度が判定される原理について説明する。上述した説明では、候補ベクトルとして、頻度が高いものから20個取り出すとしたが、ここでは説明を簡単にするために、頻度の高いものから3つの候補ベクトルを取り出したものとする。
各領域a10,a11,a12,a13のサイズは等しいサイズとする。例えば、それぞれの領域を、垂直方向8画素×水平方向16画素の128画素の領域とする。
図9及び図10の例では、1つの注目点とその注目点から候補ベクトルで示される参照点について、その注目点及び参照点を中心とした1つの領域を設定して、それぞれの領域内の画素の差分絶対値和を判断するようにしたが、各注目点及び参照点に、複数の領域を設定してもよい。ここでは、複数の領域を設定する例として、上位階層での領域設定と、下位階層での領域設定を行う例について、図11及び図12を参照して説明する。
図11に従って説明すると、候補ベクトル信頼度評価部71では、頻度順ソート処理部62から、候補ベクトルを読み出す(ステップS41)。この候補ベクトルは、頻度順ソート処理部62で頻度順にソートされたものから抽出した候補ベクトルであり、1フレーム内の候補ベクトルの内で、頻度が高いものから上位の所定順位のものを候補ベクトルとする。例えば、ここでは1フレーム内で頻度が最も高いものから順に、20番目までの候補ベクトルを取り出す。以後は、下位階層での処理と上位階層での処理が並行して行われる。
複数の参照画素が設定されると、それぞれの参照画素を中心とした下位階層での所定の領域を設定する。この参照画素を中心とした下位階層での領域のサイズは、注目画素を中心として設定した下位階層での領域のサイズと同じである。
そして、選別された注目画素を中心とした下位階層での領域の画素値と、それぞれの参照画素を中心とした下位階層での領域の画素値を、フレームメモリ74から取得する(ステップS42)。ここでの下位階層での領域としては、例えば垂直方向8画素×水平方向16画素の128画素の領域とする。
次に、図12を参照して、図11のフローチャートの処理で実行される、下位階層と上位階層を使って、評価値テーブルデータの信頼度を評価する処理で、信頼度が判定される原理について説明する。この例でも説明を簡単にするために、頻度の高いものから3つの候補ベクトルを取り出したものとする。なお、図12において、下位階層での処理については、図10で説明した処理と全く同じである。
まず、図12(a)に示すように、前フレームF10内に選別された注目点d10が存在すると、その注目点d10を中心として、3つの動き先候補としての候補ベクトルを割り当てる。この候補ベクトルの割り当てを行うことで、現フレームF11内に、その候補ベクトルで示される動き先候補としての3つの参照点d11,d12,d13が得られる。この図12(a)の状態は、図10(a)の状態と同じである。
下位階層での各領域a10,a11,a12,a13のサイズは等しいサイズとする。例えば、それぞれの領域を、垂直方向8画素×水平方向16画素の128画素の領域とする。
下位階層で注目点d10に対して信頼度が高い候補ベクトルが決まると、図11のフローチャートのステップS41で得た候補ベクトルの中で、該当する信頼度が高いと判断された候補ベクトルについての下位階層での評価値を示すカウント値を+1する。この処理が図11のフローチャートのステップS44に相当する。
同様に、上位階層でのそれぞれの差分絶対値和Δα2,Δβ2,Δγ2が比較されて、差分絶対値和が最小のものが、上位階層で信頼度が高いものと判定される。図12(b)の例では、差分絶対値和Δα2が上位階層で最小であったとする。このとき、上位階層での判断処理で、注目点d10と参照点d11とを結ぶ動きベクトルが、このときの選別された注目点d10についての候補ベクトルの中で、最も信頼度が高い候補ベクトルとする。
上位階層で注目点d10に対して信頼度が高い候補ベクトルが決まると、図11のフローチャートのステップS41で得た候補ベクトルの中で、該当する信頼度が高いと判断された候補ベクトルについての上位階層での評価値を示すカウント値を+1する。この処理が図11のフローチャートのステップS47に相当する。
なお、図12の例では、下位階層での処理で、最も信頼度が高いと判断される候補ベクトルと、上位階層での処理で、最も信頼度が高いと判断される候補ベクトルとは同じベクトルとしたが、必ずしも最も信頼度が高いと判断される候補ベクトルが、上位と下位で同じになるとは限らない。
図12で示した候補ベクトルの信頼性を評価する処理例を、下位階層と上位階層とで個別に示すと、図14及び図15に示す状態となる。
即ち、下位階層では、図14に示すように、選別された注目画素d10と、その注目画素から候補ベクトルで示された参照画素d11,d12,d13を中心とした8画素×16画素の領域a10,a11,a12,・・・が設定される。そして、それぞれの領域内の画素の絶対値差分和が得られ、比較される。
上位階層では、図15に示すように、注目画素d10と、その注目画素から候補ベクトルで示された参照画素d11,d12,d13を中心とした24画素×48画素の領域A10,A11,A12,・・・が設定され、3画素×3画素のブロック単位とされる。そして、それぞれの領域のブロック平均の絶対値差分和が得られ、比較される。
このようにして、評価値テーブルで示された動きベクトルの候補について、信頼性を示すカウント値が得られ、その信頼性を示すカウント値に基づいて、候補ベクトルが絞られる。
ここで、評価値テーブルで得られた候補ベクトルと評価結果の例について、図16〜図20を参照して説明する。
まず、1フレームの全画面に対して検出した評価値テーブルの例を、図16に示す。この図16は、画面全体が1つの方向に動いている状態の例である。この例では、1フレーム間で、画面全体として、水平方向(Vx)に−3(つまり3画素の動き)、垂直方向(Vy)に0(つまり動きなし)の動きがあった例を示している。
この例では、評価値テーブルデータとして、正解の動きベクトル位置である(−3,0)の位置にピークがあるデータとなっているが、その他のベクトル位置についても、ある程度の数の動きベクトルが候補として残っている。
この例では、id=0からid=9までの頻度順で10番までの座標位置の候補ベクトルを、最終的な候補ベクトルとして選ぶ。このようにして選定された候補ベクトルのデータを図1に示した動きベクトル決定部14に送り、最終的な動きベクトルが決定される。
この図18の例は、下位階層だけで判断しているので、図9のフローチャートの処理を実行したものに相当する。
従って、この例では、id=0と、id=3と、id=7との3つの座標位置の候補ベクトルを、最終的な候補ベクトルとして選ぶ。このようにして選定された候補ベクトルのデータを図1に示した動きベクトル決定部14に送り、最終的な動きベクトルが決定される。
この図19の例は、上位階層だけで判断しているので、図11のフローチャートの一部の処理(ステップS41,S45,S46,S47,S48の処理)を実行したものに相当する。
この図20に示した候補ベクトルから、それぞれのカウント値の状態を判断して、所定の頻度順以上のカウント値の候補ベクトルを、候補ベクトルとして抽出して、動きベクトル決定部に送る。
さらに、下位階層と上位階層を組み合わせることで、比較的小さな動きと比較的大きな動きのいずれにも対処できるようになる。但し、下位階層と上位階層とを組み合わせた場合には、2つの階層で得た2種類のカウント値から、最終的にどこまでを候補とするのかの判断処理が必要になる。
次に、図1の構成に示した動きベクトル検出装置での、動きベクトル決定部14の構成及び動作の例について、図21〜図23を参照して説明する。
図21は、図1の動きベクトル決定部14の構成例を示したものである。動きベクトル決定部14は、1フレーム内のそれぞれの画素に、前段の動きベクトル抽出部13から供給される複数の候補ベクトルのいずれかを割当てる処理を行うものである。
この例では、それぞれの画素位置を注目点としたとき、その注目点の周囲に、所定の画素数で構成される領域である固定ブロックを設定して、動きベクトルを判定する例である。
そして、評価値算出部214では、比較の結果で、注目点を中心とした固定領域の画素信号と最も類似した固定領域を持った参照点を選定する。
選定された参照点と注目点とを結ぶ候補ベクトルのデータは、ベクトル決定部215に送る。ベクトル決定部215では、該当する候補ベクトルを、注目点からの動きベクトルに割り当てる決定処理を行い、その決定した候補ベクトルを出力端子215から出力させる。
図22に従って順に説明すると、まず評価値テーブルのデータに基づいて候補ベクトルが読出される(ステップS121)。読出された候補ベクトルについての注目点の座標位置を判断し、その位置の画素(注目画素)とその周辺画素で構成される固定ブロックの画素を注目点メモリ52から読出す(ステップS122)。また、読出された候補ベクトルについての参照点の座標位置を判断し、その位置の画素(参照画素)とその周辺画素で構成される固定ブロックの画素を参照点メモリ211から読出す(ステップS123)。
そして、それぞれの固定ブロック内の画素レベル(画素値:ここでは輝度値)の差分の絶対値和を算出する(ステップS124)。ここまでの処理を、現在の注目点についての全ての候補ベクトルで示された参照点について行う。
そして、参照点について設定した固定ブロックについて算出した差分の絶対値和の内で、注目点について設定した固定ブロックの差分の絶対値和と比較して、差が最小になる参照点を探す。この処理で、差が最小になる参照点を判断すると、その判断された参照点と注目点を結ぶ候補ベクトルを、注目点についての動きベクトルとして割り当てることを決定する(ステップS125)。
この例では、フレームF10(注目フレーム)に注目点d10が存在し、その時間軸上の次のフレームF11(参照フレーム)内との間で、複数の候補ベクトルV11,V12が存在しているとする。フレームF11には、候補ベクトルV11,V12で注目点d10と結ばれた参照点d11,d12が存在している。
このような図27の状態を想定すると、図23のステップS122では、フレームF10内で、注目点d10の中心にして固定した所定画素数の固定ブロックB10が設定され、その固定ブロックB10内の画素値の差分の絶対値和が算出される。同様に、図23のステップS123では、フレームF11内で、参照点d11,d12の中心にして固定した所定画素数の固定ブロックB11,B12が設定され、その固定ブロックB11,B12内の画素値の差分の絶対値和が、それぞれ個別に算出される。
なお、図23では説明を簡単にするために候補ベクトルを2つとして説明したが、実際には1つの注目点に対してより多くの候補ベクトルが存在することがある。また、説明を簡単にするために1つの注目点だけを示してあるが、実際には、1フレーム内の全ての画素又は代表となる複数の画素が、このような注目点となる。
なお、上述した実施の形態では、注目点の選定処理については具体的に説明しなかったが、例えば1フレーム内の全ての画素を順に注目点として選定して、それぞれの画素について動きベクトルを検出させる構成としてもよい。或いは、1フレーム内で代表となる画素を注目点として選び出し、その選び出した画素についての動きベクトルを検出させる場合にも適用してもよい。
また、注目点に対する参照点の選定処理についても、図6などに図示したサーチエリアSAは一例であり、様々なサーチエリアの選定を適用することができる。
また、各領域の内の信号は、領域内の各画素値ごとの差分の絶対値の和を求めるようにしたが、その他の演算処理で各領域間の相関を判定するようにしてもよい。例えば、領域域内の画素値の差分を絶対値化せずに、そのまま和を求めるようにして、画素値の変化がいずれの方向にあるのか判定するようにしてもよい。また、差分絶対値和以外の演算処理で、2つの領域の相関値を得て、その相関値の大小から判断するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、画像信号の画素値として、輝度信号を適用した例について説明したが、色信号や色差信号などの、画素単位で得られるその他の信号成分を使うようにしてもよい。
Claims (4)
- 複数のフレームで構成される動画像データの、時間軸上における一方のフレームの注目画素と、他方のフレームのサーチエリア内の参照画素との画素値相関情報に基づいて、参照画素が注目画素の動き候補である動きベクトルの可能性を評価した評価値テーブルを形成する評価値情報形成部と、
前記評価値情報形成部で形成された評価値テーブルに基づいて動画像データのフレーム内の各画素に対する動きベクトルの候補を抽出し、その抽出する候補を、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素との相関を比較し、所定領域全体での相関状態の比較結果に基づいて、前記評価値テーブルの各候補ベクトルを評価して、評価値の高い動きベクトルを候補として抽出する動きベクトル抽出部とを備え、
前記評価値情報形成部での評価値テーブル形成を行う際に、前記注目画素及びその周辺画素との空間傾斜状態と、前記参照画素及びその周辺画素との空間傾斜状態に基づいて、画素選別を行った結果に基づいて評価値テーブルを形成し、
前記動きベクトル抽出部は、前記画素選別により選別された画素の動きベクトルに対して、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素との相関を、領域全体で比較して、注目画素を中心とした所定領域内の画素と、参照画素を中心とした所定領域内の画素との差分を得て、その差分の絶対値を前記所定領域内で加算した差分絶対値和を得る処理を行うものであり、
前記所定領域は、前記注目画素又は参照画素を中心とした第1の画素数の領域と、前記注目画素又は参照画素を中心とした前記第1の画素数とは異なる第2の画素数の領域とを設定し、
前記第1の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての評価値を加算する共に、前記第2の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての評価値を加算し、前記評価値が最も高い値の候補ベクトルを動きベクトルに決定する
動きベクトル検出装置。 - 前記第2の画素数の領域は、所定数の画素で構成されるブロックの集合で構成される領域であり、前記ブロック単位で画素値を平均化し、ブロック単位の差分絶対差分値和を比較する
請求項1に記載の動きベクトル検出装置。 - 複数のフレームで構成される動画像データの、時間軸上における一方のフレームの注目画素と、他方のフレームのサーチエリア内の参照画素との画素値相関情報に基づいて、参照画素が注目画素の動き候補である可能性を評価した評価値テーブルを形成し、
前記形成された評価値テーブルに基づいて動画像データのフレーム内の各画素に対する動きベクトルの候補を抽出し、
前記動きベクトルの抽出を行う際の抽出する候補の選定として、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素の差分値の和と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素の差分値の和とを比較し、比較結果に基づいて、前記評価値テーブルの各候補ベクトルを評価して、評価値の高い動きベクトルを候補とし、
前記評価値の高い動きベクトルの中から、動きベクトルを決定する動きベクトル検出方法であり、
前記評価値テーブルの形成を行う際に、前記注目画素及びその周辺画素との空間傾斜状態と、前記参照画素及びその周辺画素との空間傾斜状態に基づいて、画素選別を行った結果に基づいて評価値情報を形成し、
前記動きベクトルの候補の抽出をする際に、前記画素選別により選別された画素の動きベクトルに対して、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素との相関を、領域全体で比較して、注目画素を中心とした所定領域内の画素と、参照画素を中心とした所定領域内の画素との差分を得て、その差分の絶対値を前記所定領域内で加算した差分絶対値和を得る処理を行うものであり、
前記所定領域は、前記注目画素又は参照画素を中心とした第1の画素数の領域と、前記注目画素又は参照画素を中心とした前記第1の画素数とは異なる第2の画素数の領域とを設定し、
前記第1の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての前記評価値を加算する共に、前記第2の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての前記評価値を加算し、前記評価値が最も高い値の候補ベクトルを動きベクトルに決定する
動きベクトル検出方法。 - 複数のフレームで構成される動画像データの、時間軸上における一方のフレームの注目画素と、他方のフレームのサーチエリア内の参照画素との画素値相関情報に基づいて、参照画素が注目画素の動き候補である可能性を評価した評価値テーブルを形成する処理と、
前記形成された評価値テーブルに基づいて動画像データのフレーム内の各画素に対する動きベクトルの候補を抽出する処理と、
前記動きベクトルの抽出を行う際の抽出する候補の選定として、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素の差分値の和と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素の差分値の和とを比較し、比較結果に基づいて、前記評価値テーブルの各候補ベクトルを評価して、評価値の高い動きベクトルを候補とする動きベクトル評価処理と、
動きベクトル評価処理で評価値が高い動きベクトルの候補の中から、動きベクトルを決定する動きベクトル決定処理とを、
情報処理装置に実装して実行させる
プログラムであり、
前記評価値テーブルの形成を行う処理を行う際に、前記注目画素及びその周辺画素との空間傾斜状態と、前記参照画素及びその周辺画素との空間傾斜状態に基づいて、画素選別を行った結果に基づいて評価値情報を形成し、
前記動きベクトルの候補を抽出する処理を行う際に、前記画素選別により選別された画素の動きベクトルに対して、前記一方のフレーム内の注目画素を中心とした所定領域内の画素と、前記他方のフレーム内の参照画素を中心とした所定領域内の画素との相関を、領域全体で比較して、注目画素を中心とした所定領域内の画素と、参照画素を中心とした所定領域内の画素との差分を得て、その差分の絶対値を前記所定領域内で加算した差分絶対値和を得る処理を行うものであり、
前記所定領域は、前記注目画素又は参照画素を中心とした第1の画素数の領域と、前記注目画素又は参照画素を中心とした前記第1の画素数とは異なる第2の画素数の領域とを設定し、
前記第1の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての前記評価値を加算する共に、前記第2の画素数の領域内で加算した差分絶対値和を得て、その差分絶対値和が最小となる動きベクトルについての前記評価値を加算し、前記評価値が最も高い値の候補ベクトルを動きベクトルに決定する処理を行う
プログラム。
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