JP4697069B2 - 基板検査のための基準値の設定方法、およびその方法を用いた装置ならびにプログラム - Google Patents
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Description
これらの工程のうち、少なくとも最終のはんだ付け工程の後段には、検査機が設置されて、部品の実装状態やはんだ付け状態の検査が行われる(たとえば特許文献1参照。)。
しかし、判定基準値をどの程度にすれば、検査結果に不整合が生じる頻度をユーザーの意図する範囲に収めることができるかについて、人が判断するのは容易なことではない。このため、従来は、過去の検査結果を1つ1つ確認しながら試行錯誤の設定を行っているが、このような方法では、ユーザーの負担が多大なものになる。
この方法では、同一種類の複数の基板(たとえばN枚の基板とする。)について、それぞれ中間工程の実行後に各検査対象部位を個別に計測するとともに、最終工程の実行後に各部品の実装状態の良否を判定し、各計測結果および判定結果をメモリに保存しておく。
つぎに、複数の基板間で共通の基準値を使用できる検査対象部位について、基準値を初期設定する処理を実行した後に、最終工程後の判定処理において検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。または、基準値の初期設定処理を実行した後に、最終工程後の判定処理において検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。
この結果、算出した基板の数が、メモリに計測結果および判定結果が保存された基板の総数Nに対し、あらかじめ設定された誤判定の頻度の許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択する。
他の好ましい実施態様では、複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位について最終工程後の判定処理で「不良」の判定結果が得られた基板を対象に、中間工程後の計測処理で得た各計測値をメモリから読み出し、これらの計測値が分布しない範囲に基準値の初期値を設定する。
このほか、ユーザーの設定した値を基準値の初期値としてもよい。また、部品種毎に検査用の標準データ(ライブラリデータ)が用意されている場合には、その標準データの示す基準値を初期値としてもよい。また、既に設定されている基準値を修正するためにこの方法を実施する場合には、その修正対象の基準値を初期値としてもよい。
基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。または、処理対象の検査対象部位について、基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。そして、算出された基板の数が、メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として設定する。
基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。または、処理対象の検査対象部位について、基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行する。そして、算出した基板の数が、メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択するように構成される。
この基板検査システムは、2台の検査機1A,1Bと情報処理装置2とを、通信回線3を介して接続した構成のものである。検査機1Aは、図示しないマウンタによる部品実装工程を経た基板を対象に、部品の位置ずれや部品実装の有無などを検査する。他方の検査機1Bは、図示しないリフロー炉によるはんだ付け工程を経た基板を対象に、各部品のランド上に形成されたフィレットを検査する。なお、各検査機1A,1Bとも、機体の前面には、液晶パネル11や設定用のスイッチ12などが配備される。
情報処理装置2では、各検査機1A,1Bから検査結果や検査に使用された計測値、画像などの送信を受け、これらを図示しないメモリ内に蓄積する。またユーザーの呼出操作に応じて、検査に使用された画像を呼び出してモニタ21に表示したり、その画像に対するユーザーの評価などの入力を受け付けることができる。
この実施例の検査機1A,1Bには、カメラ4、照明部5、基板ステージ6、制御処理部7などが組み込まれる。図1に示した液晶パネル11およびスイッチ12は、制御処理部7内の制御部10に接続される。
カメラ4は、カラー静止画像を生成するもので、基板ステージ61の上方に撮像面を下方に向け、かつ光軸を鉛直方向に合わせた状態で配備される。
画像入力部13には、カメラ4に対するインターフェース回路などが含まれる。撮像制御部14は、カメラ4に対し、撮像を指示するタイミング信号を出力するためのものである。
各検査機1A,1Bは、1つの部品に対する検査が終了する都度、その検査のために実施した計測結果や判定結果を、基板コードおよび部品コードに対応づけて情報処理装置2に送信する。情報処理装置2は、基板8毎に、メモリ内に当該基板8の基板コードを含む名前のフォルダを作成し、検査装置1A,1Bから送信された情報を、その情報に付された基板コードに対応するフォルダ内に格納する。フォルダに格納される部品毎の情報にも、送信情報と同様に、該当する部品の部品コードが付される。よって、基板コードおよび部品コードを特定することにより、特定の基板の特定の部品に関する情報を読み出すことができる。
以下、部品実装工程の検査機1Aで実施される部品の位置ずれ検査を例に、判定基準値の修正処理について、詳細に説明する。
この実施例では、部品100の左側端縁および上側端縁の位置を基準として、各端縁の正しい位置に対する位置ずれ量Δx,Δyを計測する。また、この実施例では、位置ずれ量Δx,Δyに、位置ずれ方向によって正負いずれかの符号がつけている。具体的には、x方向については、右方向のずれを正の値で表し、左方向のずれを負の値で表す。またy方向については、上方向のずれを正の値で表し、下方向のずれを負の値で表す。
図4では、便宜上、x方向における位置ずれ量を示しているが、y方向においても、曲線の高さや幅は異なるが、同様の分布曲線を得ることができる。
一方で、中間工程後の検査における判定基準をゆるくすると、中間工程後の検査では「良」と判定されたのに、最終工程後の検査では「不良」と判定されるケース(見逃し)が増加するから、修正の手間も増えてしまう。さらに「見逃し」のために、最終的に人手による修正が困難な不良が検出された場合には、基板自体も不良となり、破棄せざるを得ないから、多大な損失が生じるおそれがある。
このように、「見過ぎ」「見逃し」のいずれについても、発生頻度が高くなるのは望ましいことではないから、「見過ぎ」や「見逃し」の発生頻度を考慮しながら判定基準値を調整するのが望ましい。
以下、検査機1Bにより実行された最終検査で「良」判定が得られた基板に対応するヒストグラムを「OKヒストグラム」といい、最終検査で「不良」判定が得られた基板に対応するヒストグラムを「NG」ヒストグラムという。
ST8では、図1に示したモニタ21に設定画面を表示する。この画面の図示は省略するが、ST7で算出された見過ぎ率および見逃し率を表す数値が表示されるほか、これらの変更を指定するためのチェックボックス、変更後の数値を入力するための入力用ボックス、確定用ボタン、「次へ」ボタン(つぎの部品に処理対象を移動させるためのもの)などが表示される。
一方、いずれのチェックボックスも操作されずに「次へ」ボタンが操作された場合には、ST9,11ともに「NO」となってST14に進み、iの値を変更する。
以下、このP1が見逃し率の設定値M1を超えるまで(ST107が「YES」となるまで)、ST104〜106の処理を繰り返す。そして、P1がM1を超えるとST112に進み、1段階前、すなわちP1がM1を超える直前に設定された判定基準値を選択し、設定値M1に対する最適な判定基準値として確定する。
図8は、この総和Cを求める範囲を示すものである(ただし、便宜上、楕円領域r2の示す「良」の範囲を拡大せず、図5(2)と同様にしている。)。この例によれば、OKヒストグラムで1以上の度数が認められる範囲のうち、楕円領域r2の外側に位置する部分(斜線の部分)が度数の総和Cの算出対象となる。
以下、このP2が設定値M2を超えるまで(ST111が「YES」となるまで)、ST108〜ST110を繰り返す。そして、P2がM2を超えるとST112に進み、一段階前、すなわちP2が設定値M2を超える直前に設定された判定基準値を選択し、設定値M2に対する最適な判定基準値として確定する。
たとえば、見逃し率の設定値M1が現在値よりも大きくなるように指定された場合には、修正対象の判定基準値を初期値として、図7のST104〜107と同様の処理を行えば良い。一方、見逃し率の設定値M1が現在値より小さくなるように指定された場合には、「良」の範囲が縮小されるように判定基準値を変更しながら、P1の値がM1を下回るまでST104,105を繰り返し、しかる後にST112に進む。また、見過ぎ率の設定値M2が現在値よりも小さくなるように指定された場合には、修正対象の判定基準値を初期値として、図7のST108〜111と同様の処理を行えば良い。これに対し、見過ぎ率の設定値M2が現在値よりも大きくなるように指定された場合には、「良」の範囲が縮小されるように判定基準値を変更しながら、P2の値がM2を下回るまでST109,110を繰り返し、しかる後にST112に進むとよい。
2 情報処理装置
3 通信回線
8 基板
20 パーソナルコンピュータ
Claims (8)
- 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する方法であって、
同一種類の複数の基板について、それぞれ中間工程の実行後に各検査対象部位を個別に計測するとともに、最終工程の実行後に各部品の実装状態の良否を判定し、各計測結果および判定結果をメモリに保存しておき、
前記複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位について、前記基準値を初期設定する処理を実行した後に、最終工程後の判定処理において前記検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、
算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が保存された基板の総数に対し、あらかじめ設定された判定不整合の発生頻度の許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択する、
ことを特徴とする基板検査のための基準値の設定方法。 - 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する方法であって、
同一種類の複数の基板について、それぞれ中間工程の実行後に各検査対象部位を個別に計測するとともに、最終工程の実行後に各部品の実装状態の良否を判定し、各計測結果および判定結果をメモリに保存しておき、
前記複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位について、前記基準値を初期設定する処理を実行した後に、最終工程後の判定処理において前記検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、
算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が保存された基板の総数に対し、あらかじめ設定された判定不整合の発生頻度の許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択する、
ことを特徴とする基板検査のための基準値の設定方法。 - 請求項1または2に記載された方法において、
前記基準値を初期設定する処理において、前記複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位について最終工程後の判定処理で「良」の判定結果が得られた基板を対象に、中間工程後の計測処理で得た各計測値をメモリから読み出し、これらの計測値が分布する範囲に基準値の初期値を設定する、基板検査のための基準値の設定方法。 - 請求項1または2に記載された方法において、
前記基準値を初期設定する処理において、前記複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位について最終工程後の判定処理で「不良」の判定結果が得られた基板を対象に、中間工程後の計測処理で得た各計測値をメモリから読み出し、これらの計測値が分布しない範囲に基準値の初期値を設定する、基板検査のための基準値の設定方法。 - 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する装置であって、
前記中間工程に設置された検査機から、少なくとも各検査対象部位に対する計測結果の入力を受け付けるとともに、最終工程に設置された検査機から検査結果の入力を受け付ける第1の入力手段と、
前記第1の入力手段から入力された情報を蓄積するためのメモリと、
前記中間工程の検査結果と最終工程の検査結果との間に不整合が生じる頻度について、許容値を示す情報の入力を受け付ける第2の入力手段と、
前記メモリに蓄積された情報、および第2の入力手段が受け付けた許容値を用いて、同一種類の複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位に対し、その部位に対応する基準値を設定する基準値設定手段と、
前記基準値設定手段により設定された基準値を前記中間工程の検査機に出力する出力手段とを備え、
前記基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、前記基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において前記検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、前記許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択する、
基板検査のための基準値設定装置。 - 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する装置であって、
前記中間工程に設置された検査機から、少なくとも各検査対象部位に対する計測結果の入力を受け付けるとともに、最終工程に設置された検査機から検査結果の入力を受け付ける第1の入力手段と、
前記第1の入力手段から入力された情報を蓄積するためのメモリと、
前記中間工程の検査結果と最終工程の検査結果との間に不整合が生じる頻度について、許容値を示す情報の入力を受け付ける第2の入力手段と、
前記メモリに蓄積された情報、および第2の入力手段が受け付けた許容値を用いて、同一種類の複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位に対し、その部位に対応する基準値を設定する基準値設定手段と、
前記基準値設定手段により設定された基準値を前記中間工程の検査機に出力する出力手段とを備え、
前記基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、前記基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において前記検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、前記許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択する、
基板検査のための基準値設定装置。 - 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記中間工程に設置された検査機について、少なくとも各検査対象部位に対する計測結果を前記コンピュータのメモリに蓄積するとともに、最終工程に設置された検査機について、各検査対象部位に対する検査結果を前記メモリに蓄積する情報蓄積手段;および、
前記中間工程の検査結果と最終工程の検査結果との間に不整合が生じる頻度について、前記コンピュータに許容値が入力されたとき、前記メモリに蓄積された情報、および入力された許容値を用いて、同一種類の複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位に対し、その部位に対応する基準値を設定する基準値設定手段として、前記コンピュータを機能させるためのプログラムを含み、
前記基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、前記基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において前記検査対象部位が「良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「不良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、前記許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択するように構成される、基板検査のための基準値設定用のプログラム。 - 部品実装基板の製造に係る中間工程を経た基板を対象にした検査について、検査対象部位に対する計測値の良否を判定するための基準値を設定する処理を、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記中間工程に設置された検査機について、少なくとも各検査対象部位に対する計測結果を前記コンピュータのメモリに蓄積するとともに、最終工程に設置された検査機について、各検査対象部位に対する検査結果を前記メモリに蓄積する情報蓄積手段;および、
前記中間工程の検査結果と最終工程の検査結果との間に不整合が生じる頻度について、前記コンピュータに許容値が入力されたとき、前記メモリに蓄積された情報、および入力された許容値を用いて、同一種類の複数の基板間で共通の基準値を使用する検査対象部位に対し、その部位に対応する基準値を設定する基準値設定手段として、前記コンピュータを機能させるためのプログラムを含み、
前記基準値設定手段は、処理対象の検査対象部位について、前記基準値を初期設定した後に、最終工程に設置された検査機において前記検査対象部位が「不良」と判定された基板を対象に、中間工程における計測処理で前記基準値が示す「良」の範囲に含まれる計測値が得られた基板の数を算出する処理を、基準値を変更しながら繰り返し実行し、算出した基板の数が、前記メモリに計測結果および判定結果が蓄積された基板の総数に対し、前記許容値に対応する比率を示したときの基準値を、最適な基準値として選択するように構成される、基板検査のための基準値設定用のプログラム。
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