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JP4694569B2 - オムツの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はベルトを備えたオムツの製造方法に関する。
ベルトを備えたオムツは、着用者自身が立った姿勢で、着用者自身によって着用されるのに適している。かかるオムツとしては、下記の3つの特許文献に開示されたオムツが挙げられる。
特開2003−93443号(要約書) 特表2004−508138号(WO2002/022062)(要約書) 特表2004−516072号(WO2002/049568)(要約書)
ベルトを備えたオムツにおいて、2本のベルト同士の位置ズレを防止することは重要である。また、オムツの長い2本のベルトの切断と配置を行う装置は、一般に、複雑な構造になり易い。
したがって、本発明の目的は、ベルト相互の位置ズレが生じにくいオムツを製造でき、また、装置構成の簡易なオムツの製造方法を提供することである。
前記各特許文献に開示されたオムツでは、前記ベルトの幅が一定である。オムツのバック部を着用者の背面(背部)にフィットさせるには、ベルトの幅を広くするのが好ましい。しかし、幅の広いベルトは着用者の腹部における着用感を悪化させるかもしれない。
一方、着用者の背面において幅が広く、かつ、着用者の腹部において幅が狭いベルトを採用すると、ベルトの形状がテーパ状に先窄まりになるので、ベルトの材料に無駄が生じる。
したがって、本発明の別の目的は、オムツのバック部が着用者の背面にフィットし易く、かつ、着用者の腹部回りの着用感が良好なオムツを製造でき、しかも、前記ベルトの材料に無駄が生じないオムツの製造方法を提供することである。本発明の更なる別の目的は、オムツの風合い(または見栄え)を向上させることである。
本第1発明のあるオムツの製造方法は、着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記バック部の胴回り方向の一方の端部に固定された第1端部を有する第1ベルトと、前記バック部の胴回り方向の他方の端部に固定された第2端部を有する第2ベルトとを備え、着用時に前記第1および第2ベルトが互いに接合されて着用者の胴回りを締めるオムツの製造方法であって、搬送方向に連続すると共に前記第1端部となる第1側部を有する帯状の第1ウエブを搬送する工程と、前記第1ウエブを搬送しながら、前記第1ウエブの長手方向に連続した第1折りラインに沿って、前記第1ウエブを折り返す工程と、搬送方向に連続すると共に前記第2端部となる第2側部を有する帯状の第2ウエブを搬送する工程と、前記第2ウエブを搬送しながら、前記第2ウエブの長手方向に連続した第2折りラインに沿って、前記第2ウエブを折り返す工程と、前記第1折りラインと前記第2折りラインとが互いに近接ないし互いに重なるように、前記第1ウエブおよび/または第2ウエブの搬送経路を変更する工程と、前記第1および第2ウエブを折り返す工程および前記搬送経路を変更する工程の後、前記第1ウエブおよび第2ウエブを各ウエブの幅方向に延びる切断線に沿って切断して前記第1および第2ベルトの組を次々に形成する工程と、前記オムツ本体を構成する連続体における前記バック部を構成する部位に重なるように、前記第1および第2ベルトの各組を前記連続体の搬送方向の所定の間隔で配置する工程と、前記所定の間隔で配置した第1および第2ベルトを、前記連続体における前記バック部を構成する部位に仮接合する工程と、前記第1ベルトにおける前記第1側部を、前記連続体における前記バック部の胴回り方向の一方の端部を構成する部位に固定し、第2ベルトにおける前記第2側部を、前記連続体における前記バック部の胴回り方向の他方の端部を構成する部位に固定することで、前記第1および第2ベルトの組を前記連続体に固定する工程と、前記第1および第2ベルトが固定された前記連続体を前記所定の間隔で切断して、個々のオムツに切り放す工程とを含む。
本第1発明によれば、折り返した第1および第2ウエブを互いに接近させた後に、切断および配置を行うので、1組のベルトごとに切断および配置を行うことができるから、ベルト相互の位置ズレが生じにくい。また、装置構成も簡易になる。
本第1発明の好ましい態様では、前記第1ウエブを折り返す工程において、前記第1側部が前記第1ウエブの前記第1側部以外の部位に重ならないように前記第1ウエブが折り返され、前記第2ウエブを折り返す工程において、前記第2側部が前記第2ウエブの前記第2側部以外の部位に重ならないように前記第2ウエブが折り返され、前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1側部が前記連続体の第1側縁から突出する状態で配置され、かつ、前記第2側部が前記連続体の前記第1側縁とは反対側の第2側縁から突出する状態で配置され、前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1ベルトの前記第1側部以外の部分との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2ベルトの前記第2側部以外の部分との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定される。
本第1発明において、ベルトを折り返すことなく、ベルトがバック部に接合されて固定されると、着用時にベルトを引っ張った際にベルトとバック部との接合部分が剥がれ易くなる。これに対し、本態様のように、ベルトを折り返して、当該ベルトの折り返し部分がバック部に接合されて固定されることにより、着用時にベルトを引っ張っても、ベルトとバック部との接合部分が剥がれ難くなる。
また、重なっていない側部をバック部に折り返すので、着用時にベルトの自由端を剥がし易い。
本第1発明の別の好ましい態様では、前記搬送経路を変更する工程の後、前記第1および第2ウエブを切断する工程の前に、前記第1ウエブの前記第1折りラインの部位と前記第2ウエブの第2折りラインの部位とを互いに仮接合して1つの仮接合ウエブを形成する工程を更に備えている。
本態様では、2つのウエブを仮接合することにより、その後の工程を1つのウエブとして取り扱うことができるから、製造設備が簡易になる。
本第2発明のあるオムツの製造方法は、着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記バック部の胴回り方向の一方の端部に固定された第1端部を有する第1ベルトと、前記バック部の胴回り方向の他方の端部に固定された第2端部を有する第2ベルトとを備え、着用時に前記第1および第2ベルトが互いに接合されて着用者の胴回りを締めるオムツの製造方法であって、搬送方向に連続すると共に前記第1端部となる第1側部および前記第2端部となる第2側部を有する帯状のウエブを搬送する工程と、前記ウエブを搬送しながら、前記ウエブの長手方向に連続した波形の切断線に沿って前記ウエブを切断することで、前記ウエブの幅方向に延びる複数の第1帯状部を有すると共に前記各第1帯状部同士が前記ウエブの前記第1側部において連なる櫛状の第1分割ウエブと、前記ウエブの幅方向に延びる複数の第2帯状部を有すると共に前記各第2帯状部同士が前記ウエブの前記第2側部において連なる櫛状の第2分割ウエブとを形成する工程と、前記第1帯状部の一部と他部とが互いに重なるように前記第1帯状部を前記ウエブの長手方向に延びる第1折りラインに沿って折り返すと共に、前記第1帯状部の一部と他部とを仮接合する工程と、前記第2帯状部の一部と他部とが互いに重なるように前記第2帯状部を前記ウエブの長手方向に延びる第2折りラインに沿って折り返すと共に、前記第2帯状部の一部と他部とを仮接合する工程と、前記第1分割ウエブを前記第1側部において切断すると共に前記第2分割ウエブを前記第2側部において切断して、前記第1帯状部を含む第1ベルトおよび前記第2帯状部を含む第2ベルトの組を次々に形成する工程と、前記オムツ本体を構成する連続体における前記バック部を構成する部位に重なるように、前記第1および第2ベルトの各組を前記連続体の搬送方向の所定の間隔で配置する工程と、前記所定の間隔で配置した第1および第2ベルトを前記連続体における前記バック部を構成する部位に仮接合する工程と、前記第1ベルトにおける前記第1側部を前記バック部の胴回り方向の前記一方の端部を構成する部位に固定し、前記第2ベルトにおける前記第2側部を前記バック部の胴回り方向の前記他方の端部を構成する部位に固定することで、前記第1および第2ベルトの組を前記連続体に固定する工程と、前記第1および第2ベルトが固定された前記連続体を前記所定の間隔で切断して、個々のオムツに切り放す工程とを含む。
本第2発明の方法により製造されたオムツは、各ベルトが先端に近づくに従い細くなるので、着用者の腹部周りにおいてベルトが邪魔にならず、着用感が良い。
一方、着用者の背面においてベルトの幅が広いので、オムツのバック部全体が着用者の背面にフィットし易い。
しかも、ウエブを切断して前記帯状のベルトが作成されるので、材料に無駄が生じない上、見栄えもよい。
本発明において、「仮接合」とは、ベルトやオムツ本体を実質的に傷めることなく、ベルト同士やオムツ本体から部材を容易に剥がすことのできる状態に、ベルトや部材を接合することをいい、一般に、「仮接合」された部分は「固定」された部分よりも剥がし易い。
また、本発明において、「オムツ」とは、小便および大便等を吸収可能な着用物品を含むほか、いわゆる失禁パッドのような少量の小便の吸収を本来的な目的とした着用物品を含む。
本第2発明の好ましい態様では、前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1側部が前記連続体の第1側縁から突出する状態で配置され、かつ、前記第2側部が前記連続体の前記第1側縁とは反対側の第2側縁から突出する状態で配置され、前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定される。
本第2発明において、ベルトを折り返して、当該ベルトの折り返し部分がバック部に接合されて固定されることにより、着用時にベルトを引っ張っても、ベルトとバック部との接合部分が剥がれ難くなる。
本第2発明の別の好ましい態様では、前記第1側部と前記第2側部とが互いに離れる方向に前記第1分割ウエブおよび第2分割ウエブを相対的に変位させる工程を更に含み、前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1ベルトの第1側部の概ね全部が前記連続体の前記第1側縁から突出する状態で配置され、前記第2ベルトの第2側部の概ね全部が前記連続体の前記第2側縁から突出する状態で配置され、前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定される。
本態様では、前記変位工程により、第1側部を連続体から大きく突出させることが可能になる。そのため、前記第1側部が折り返されることにより、幅広の第1側部の概ね全部がバック部に重なるので、前記幅広の第1側部がオムツ本体から出っ張ることがないから、見栄えが良くなる。また、ベルトが強固にバック部により固定されることができる。
図1(a)〜図1(e)は、それぞれ、本発明にかかるベルトの製造方法の一例を示す正面図、図1(f)、図1(g)および図1(h)は、それぞれ、If-If 線断面図、Ig-Ig 線断面図およびIh-Ih 線断面図である。 図2(a)〜図2(c)は、それぞれ、本発明にかかるオムツの製造方法の一例を示す正面図、図2(d)および図2(e)は、それぞれ、IId-IId 線断面図およびIIe-IIe 線断面図である。 図3(a)、図3(b)および図3(c)は、それぞれ、製造されたオムツを示す背面図、正面図および IIIc-IIIc線断面図、図3(d)は着用時におけるオムツの概略断面図である。 図4(a)、図4(b)および図4(c)は、それぞれ、ベルトを拡げた際のオムツを示す正面図、 IVb-IVb線断面図および IVc-IVc線断面図である。 図5(a)〜図5(e)は、それぞれ、本発明にかかるベルトの製造方法の一例を示す正面図、図5(f)、図5(g)および図5(h)は、それぞれ、Vf-Vf 線断面図、Vg-Vg 線断面図およびVh-Vh 線断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、それぞれ、本発明にかかるオムツの製造方法の一例を示す正面図である。 図7(a)および図7(b)は、それぞれ、製造されたオムツを示す背面図および正面図である。 図8(a)、図8(b)および図8(c)は、それぞれ、ベルトを拡げた際のオムツを示す正面図、 VIIIb-VIIIb線断面図および VIIIc-VIIIc線断面図である。 図9(a)〜図9(i)は、それぞれ、本発明の変形例を示す概略断面図である。 図10(a)〜図10(d)は、それぞれ、本発明の変形例を示す概略断面図である。 図11(a)〜図11(c)は、それぞれ、本発明にかかるベルトの製造方法の一例を示す正面図、図11(d)はXId-XId 線断面図である。 図12(a)〜図12(c)は、それぞれ、本発明にかかるオムツの製造方法の一例を示す正面図、図12(d)および図12(e)は、それぞれ、XIId-XIId 線断面図およびXIIe-XIIe 線断面図である。 図13(a)、図3(b)および図3(c)は、それぞれ、製造されたオムツを示す背面図、正面図およびXIIIc-XIIIc 線断面図、図13(d)は着用時におけるオムツの概略断面図である。 図14(a)、図14(b)および図14(c)は、それぞれ、ベルトを拡げた際のオムツを示す正面図、XIVb-XIVb 線断面図およびXIVc-XIVc 線断面図である。
符号の説明
1:第1ベルト
11:第1端部(固定端部)
13:第1テーパ状部(第1帯状部)
2:第2ベルト
21:第1端部(固定端部)
23:第2テーパ状部(第2帯状部)
3:オムツ本体
3b:バック部
3c:股部
3f:フロント部
41:第1接合部材
42:第2接合部材
L:切断線
L1:第1折りライン
L2:第2折りライン
W:ウエブ
W1:第1分割ウエブ、第1ウエブ
W2:第2分割ウエブ、第2ウエブ
S1:第1側部
S2:第2側部
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施例の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施例および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は請求の範囲のみによって定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
第1実施例:
以下、本発明の実施例が図面にしたがって説明される。
まず、製造方法の説明に先立って、本発明により製造され得るオムツの一例が、図3(a)〜図3(d)および図4(a)〜図4(c)にしたがって説明される。
図4(a)において、オムツは、オムツ本体3と第1ベルト1と第2ベルト2とを備える。前記オムツ本体3は、着用者の腹側を覆うフロント部3fと、着用者の背側を覆うバック部3bと、前記フロント部3fと前記バック部3bとの間の股部3cとを有する。前記第1および第2ベルト1,2は、前記バック部3bから胴回り方向の両側に突出して設けられている。両ベルト1,2は、後述するように、互いに接合されて着用者の胴回りを締めるためのものである。
図4(c)は、図4(a)におけるIVc-IVc 線断面図である。
図4(a)、図4(c)に示すように、オムツ本体3は、複数のシート状部材、吸収体および弾性部材を積層してなる。
図4(a)、図4(c)に示すように、前記オムツ本体3は、液透過性を有するトップシート31と、吸収体Cと、液不透過性を有するバックシート32と、アウターシート33とを積層して形成される。防漏壁(カフ)34が、トップシート31の上に設けられてもよい。
なお、吸収体Cは、パルプを紛砕したフラッフパルプおよび/または高吸収性ポリマーを有していてもよい。吸収体Cは、エアレイドパルプ等でもよい。
前記防漏壁34は、便および/または尿が吸収体Cまたはオムツの外に出るのを妨げる。防漏壁34は立体的であってもよい。前記オムツ本体3には、便および/または尿がオムツから漏れるのを防止するための複数の弾性部材35が設けられてもよい。
フロント部3fおよびバック部3bには、着用者とオムツとのズレを抑えるためのウエストギャザを形成する弾性部材36,37が配置されてもよい。弾性部材35〜37は、糸ゴムでもよいし、平ゴムでもよい。
前記オムツ本体3のバック部3bの胴回り方向の両端部には、前記第1および第2ベルト1,2の第1および第2端部(固定端部)11,21が固定されている。前記各ベルト1,2の第1および第2端部11,21は、たとえば、防漏壁34を構成するウエブとバックシート32との間に挟まれて固定されている。
前記第1ベルト1は前記第1端部11において幅が広くなっており、かつ、前記第1端部11から自由端部12に行くに従って幅が狭くなる第1テーパ状部(第1帯状部の一例)13を有する。また、前記第2ベルト2は前記第2端部21において幅が広くなっており、かつ、前記第2端部21から自由端部22に行くに従って幅が狭くなる第2テーパ状部(第2帯状部の一例)23を有する。
なお、前記各テーパ状部13,23は、必ずしも滑らかなテーパ状に形成する必要はなく、先端に近づくに従い段階的に細くなる帯状であってもよい。また、帯状部はテーパ状ではなく、一定の幅であってもよい。
前記第1ベルトの自由端部12の内面側には、第1接合部材41が固定されている。前記第1接合部材41は第2ベルト2の外面側と接離可能に(取外し可能に)接合される。図3(d)のオムツの着用状態において、前記第1接合部材41は第2ベルト2の中央部23ないし自由端部22に接合される。これにより、第1および第2ベルト1,2とバック部3bとが環状に連なって、オムツが着用者の胴部にフィットする。着用者は、自身の胴回りに合わせて、第1接合部材41が接合される第2ベルト2の位置を調整することで、フィット感を調整できる。
図4(a)のオムツ本体3のフロント部3fの内面側には、第2接合部材42が固定されている。図3(d)に示すように、前記第2接合部材42により、オムツの着用状態において、フロント部3fが前記第1および第2ベルト1,2の外面側に接合される。これにより、オムツが股間に当てがわれることが可能になる。
なお、本明細書において、「内面側」とは、着用時に肌に接する側をいい、一方、「外面側」とは、前記内面側とは反対の側であって、着用時に外側に露出する側をいう。
図4(a)の前記各接合部材41,42としては、たとえば、面ファスナや粘着テープが採用されてもよい。本実施例の場合、前記防漏壁34、前記第1および第2ベルト1,2を構成する材料は不織布であり、一方、前記各接合部材41,42は雄面ファスナであり、前記雄面ファスナは前記不織布の表面に係合して接合される。
なお、雄面ファスナに係合する雌面ファスナがベルト1,2に設けられてもよい。
つぎに、オムツの製造方法の一例が説明される。
まず、前記一組のベルト1,2の製造方法が図1および図2に従って説明される。
図1(a)に示すように、帯状の連続ウエブWは、矢印の方向(搬送方向)Yに搬送されながら、所定のピッチλ(図1(b))で複数の第1接合部材41が前記ウエブWに固定される。なお、第1接合部材41は、図1(a)の紙面の裏側に相当する面(製造されたオムツのベルトの内面側となる面)に固定される。
ついで、図1(b)に示すように、前記帯状のウエブWが搬送されながら、前記ウエブWの長手方向に連続した波形の切断線Lに沿って前記ウエブWが切断される。これにより、櫛状の第1および第2分割ウエブW1,W2が生成される。前記第1分割ウエブW1はテーパ状の複数の第1テーパ状部13を有すると共に、前記各第1テーパ状部13同士が前記ウエブWの一方の側縁を含む第1側部S1において連なっている。前記第2分割ウエブW2は、テーパ状の複数の第2テーパ状部23を有すると共に、前記各第2テーパ状部23同士が前記ウエブWの他方の側縁を含む第2側部S2において連なっている。前記第1および第2テーパ状部13,23は、それぞれ、前記第1および第2側部S1,S2から自由端部12,22に近づくに従い細くなる先細りの形状を有する。なお、第1および第2側部S1,S2は、それぞれ、後述する各側部S1,S2の切断工程の後、第1および第2ベルトの固定端部11,21(図4(a))になる。
前記ウエブWの切断は、各第1テーパ状部13に前記第1接合部材41が含まれるように、行われる。また、前記ウエブWを切断する切断線Lの波長は、前記第1接合部材41を配置したピッチλに等しい。
続いて、前記2つの分割ウエブW1,W2が、たとえば上下に分離されて搬送される。この後、図1(c)のように、第1テーパ状部13の自由端部12が、第1テーパ状部13の第1側縁部S1寄りの基端部12eに重なるように、自由端部12の第1折りラインL1に沿って、折り曲げ部12fを中心に第1テーパ状部13が折り返される。第1折りラインL1は、第1テーパ状部13の長手方向の概ね中央において、該長手方向に直交する方向に延びるラインである。図1(g)は、図1(c)におけるIg-Ig 線断面図である。かかる折り返しの際に、図1(g)に示すように、ホットメルト樹脂等の接着剤9Aにより、第1テーパ状部13の自由端部12が基端部12eに重なった状態で仮接合される(第1の仮接合)。
一方、図1(c)に示すように、第2テーパ状部23の自由端部22が、第2テーパ状部23の第2側部S2寄りの基端部22eに重なるように、自由端部22の第2折りラインL2に沿って、折り曲げ部22fを中心に第2テーパ状部23が折り返される。第2折りラインL2は、第2テーパ状部23の長手方向の概ね中央において、該長手方向に直交する方向に延びるラインである。図1(f)は、図1(c)におけるIf-If 線断面図である。かかる折り返しの際に、図1(f)に示すように、ホットメルト樹脂等の接着剤9Aにより、第2テーパ状部23の自由端部22が基端部22eに重なった状態で仮止接合される(第1の仮接合)。
前記分離して搬送される際に、後に、図1(d)に示すように、第1テーパ状部13の折り曲げ部12fと、第2テーパ状部23の折り曲げ部22fとが互いに接近するように、第1分割ウエブW1および第2分割ウエブW2の位相がウエブWの搬送方向Yに沿って相対的にズレるようにする。すなわち、両折り曲げ部12f,22fが互いに向かい合うように両分割ウエブW1,W2の相対的な位置関係が変更される。かかる位置関係の変更は、いずれか一方のウエブW1(W2)をずらすことで行われてももよい。たとえば、第1または第2分割ウエブW1,W2のうち一方を(λ/2+nλ)だけ遅らせて搬送することにより、第1テーパ状部13と第2テーパ状部23とが互いに向かい合う。
その後、前記位置関係の変更により互いに接近した第1および第2テーパ状部13,23を含むように、前記第1および第2分割ウエブW1,W2が各側部S1,S2において同時に切断されて、一組の前記第1および第2ベルト1,2が形成される。この切断の切断線は第1および第2分割ウエブW1,W2の幅方向Xに延びるラインである。
図1(h)は、図1(d)のIh-Ih 線断面図である。図1(h)に示すように、第1ベルト1および第2ベルト2は、搬送方向Yに略直交する幅方向Xの中心に対して対称に搬送される。
前記各組の第1および第2ベルト1,2の生成後、図1(e)のように、隣接する各組のベルト1,2の間の間隔が所定の間隔Pに広げられる。これにより、各組のベルトのピッチPは、後に生成されるオムツのピッチPないし全長に等しくなる。
次に、図2(a)のように、前記各組の第1および第2ベルト1,2が連続体30に搬送方向Yの所定のピッチPで配置される。前記連続体30は、たとえば、1枚のウエブからなるキャリアウエブまたは複数のウエブを積層した複合体であり、後に切断されてオムツ本体3が構成される。この連続体30は、バック部3bになる部位とフロント部3fになる部位とが長手方向に交互に並ぶように形成されている。各組の第1および第2ベルト1,2は、前記連続体30におけるバック部3b(図3(b))になる部位に重なるように配置されると共に、図2(d)のようにホットメルト樹脂等の接着剤9Bにより当該部位に仮接合(第2の仮接合)される。この第2の仮接合により、前記各組の第1および第2ベルト1,2が連続体30から離れないような状態で搬送することができる。
前記配置工程において、前記第1ベルト1の固定端部11(第1側部S1の一部)が前記連続体30の第1側縁301eから突出する状態で、第1ベルト1が配置される。前記第2ベルト2の固定端部21(第2側部S2の一部)が前記第1側縁301eとは反対側の第2側縁302eから突出する状態で、第2ベルト2が配置される。各ベルト1,2は、折り返された各テーパ状部13,23の先端が、前記各側縁301e,302eに位置(一致)するように配置される。
前記第2の仮接合の後に、前記連続体30の各側縁301e,302eから突出する前記固定端部11,21が、図2(b)のように、折り返される。これにより、前記各固定端部11,21と前記各テーパ状部13,23との間で前記連続体30が挟まれる。この後に、前記各固定端部11,21の前記折り返した部位の少なくとも一部が、それぞれ、前記連続体30の前記各側縁301e,302eの近傍に固定される。
すなわち、前記各ベルト1,2の固定端部11,21が、前記バック部3b(図3(b))における胴回り方向の両端部となる部位において固定される。
前記各ベルト1,2の固定後、図2(c)に示すように、前記連続体30に前記吸収体Cやバックシート32、アウターシート33(図3(c))などが積層されて、オムツ本体3(図3(b))に相当する積層体が生成される。その後、前記連続体30を含む積層体が前記所定のピッチPで切断されて、個々のオムツに切り放される。すなわち、オムツ本体の長手方向の長さがPのオムツが生成されるように、前記積層体が該積層体の幅方向に延びる切断線に沿って切断される。この切断の際に、仮想線で示すのと異なり、前記テーパ状部13,23を切断しないように、前記各ベルト1,2の固定端部11,21が切断されてもよい。この場合、フロント部3fに前記各固定端部11,21の切れ端11e,21e(図3(b))が残る。なお、前記各ベルト1,2の固定端部11,21を切断しない位置で連続体30のみが切断されるようにしてもよい。
前記連続体30が切断される工程において、前記連続体30における股部3cを構成する部位の一部が除去(トリミング)されてもよい。このトリミングは、前記連続体30を切断する工程の前または後に行われてもよい。
こうして、図3(b)および図3(c)に示すオムツが生成される。これらの図に示すように、製造された前記オムツにおいては、折り曲げ部12f,22fにおいて、それぞれ折り曲げられた前記第1および第2のベルト1,2が、前記バック部3bの内面側INに重なるように折り畳まれている。
図3(b)の前記第1ベルト1の固定端部11は、前記バック部3bの胴回り方向の一端で折り返されて当該バック部3bに固定されている。前記第2ベルト2の固定端部21は前記バック部3bの胴回り方向の他端で折り返されて当該バック部3bに固定されている。なお、オムツの出荷時には、オムツ本体3が股部3cにおいて2つに折り畳まれて、第2接合部材42により、フロント部3fが第1ベルト1および第2ベルト2の上に仮接合された状態であってもよい。また、フロント部3fが、いずれか一方のベルト1(2)の上に仮接合された状態であってもよい。
前記連続体30にバックシート32を積層する際に、前記各ベルト1,2の固定端部11,21が、図4(b)の防漏壁34とバックシート32との間に挟まれた状態となって、防漏壁34およびバックシート32の双方に接着されてもよい。この場合、前記各ベルト1,2のオムツ本体3に対する固定が強固になる。
次に、本オムツの着用方法が説明される。
着用者は図3(b)および図3(c)の前記折り畳まれた第1ベルト1および第2ベルト2を開いて、前記第1および第2の仮接合を解く。着用者は、立姿勢の状態で、図3(d)のように、前記第1接合部材41により両ベルト1,2の先端部を着用者の腹側において互いに接合する。この接合後、着用者は、当該互いに接合された第1ベルトおよび第2ベルト1,2に、前記第2接合部材42,42を介して、前記フロント部3fを接合して、オムツを着用する。なお、ベルト1,2のいずれか一方に、第2接合部材42,42を介してフロント部3fを接合してもよい。
第2実施例:
図5(a)〜図8(c)は第2実施例を示す。
本第2実施例で製造されるオムツでは、図7(a),(b)および図8(a)〜(c)に明示するように、第1および第2ベルト1,2における幅広の固定端部11,21の概ね全部が折り返されてオムツ本体3に固定されている。
このようにベルトが固定されたオムツは、幅広の固定端部11,21がオムツ本体3から出っ張っらないので、見栄えがよい上、各ベルト1,2とオムツ本体との接合部分が大きくなるので、各ベルト1,2のオムツ本体3に対する固定が強固になる。
次に、本実施例のオムツの製造方法の一例が説明される。
この例では、図5(b)に示すウエブWの切断後、第1テーパ状部13の自由端部12と第2テーパ状部23の自由端部22を折り曲げるまでの間に、第1分割ウエブW1と第2分割ウエブW2とを互いに離間させる。すなわち、図5(c)に示すように、前記第1側部S1と前記第2側部S2とがウエブの幅方向Xに互いに離れるように前記第1分割ウエブW1および第2分割ウエブW2が離間される。なお、この離間においては、一方の分割ウエブW1(W2)のみをウエブの幅方向Xに移動させてもよいし、2つの分割ウエブW1,W2の双方をウエブの幅方向Xに移動させてもよい。
その後、図5(d)に示すように、ベルト1,2および第2ベルト2の各折り曲げ部12f,22fが互いに接近するように、第1および第2ベルト1,2の位相をウエブWの搬送方向Yに沿ってずらす。すなわち、両折り曲げ部12f,22fが互いに向かい合うように両ベルト1,2の相対的な位置関係が変更される。なお、いずれか一方のベルト1(2)の位相をずらすようにしてもよい。
前記離間により、図6(a)に示すように、前記各組の第1および第2ベルト1,2を配置する際に、前記第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21となる前記第1および第2側部S1,S2の概ね全部が、それぞれ、前記連続体30の各側縁301e,302eから突出する状態で配置される。なお、本実施例では、各テーパ状部13,23の先端は、前記各側縁301e,302eよりも内側に配置される。
この配置後、図6(b)に示すように、前記連続体30の各側縁301e,302eから突出する前記各固定端部11,21を折り返す。その後、前記各固定端部11,21の前記折り返した部位の少なくとも一部が前記連続体30の各側縁301e,302eの近傍に固定される。
その他の製造工程は、第1実施例と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
ところで、図9(a)〜(i)および図10(a)〜(d)に示すように、テーパ状部13,23が折り曲げられた第1ベルト1および第2ベルト2を、予め互いに仮接合して1つの仮接合ウエブを形成することにより、その後の工程において、第1および第2ベルト1,2を1つのウエブとして取り扱うことができる。
図9(a)に示すように、第1ベルト1の第1テーパ状部13が第1折りラインL1に沿って折り曲げ部12fで折り曲げられる。ついで、第2ベルト2の自由端部が第1ベルト1の上部に重なるように第2ベルト2を配置する。その後、第1ベルト1の前記折り曲げ部12fと、第2ベルト2の第2テーパ状部23の中間部(折り曲げ部12fになる部分)とを、ホットメルト等の接着剤9Cにより仮接合する。
前記仮接合後、図9(b)に示すように、第2ベルト2の第2テーパ状部23を第2折りラインL2に沿って折り曲げ部22fで折り曲げ、1つの仮接合ウエブを形成する。その後、図9(c)に示すように、両ベルト1,2を、それぞれ連続体30に仮接合した後、図9(d)に示すように、ベルト1,2の固定端部11,21を連続体30に固定する。
図9(e)〜(h)の方法では、連続体30上で前述の折り曲げが行われる。
すなわち、図9(e)に示すように、まず、連続体30上に配置された第1ベルト1のテーパ状部13が第1折りラインL1に沿って折り曲げ部12fで折り曲げられる。
ついで、図9(f)に示すように、第2ベルト2の自由端部が第1ベルト1の上部に重なるように第2ベルト2を連続体30上に配置する。その後、第1ベルト1の折り曲げ部12fと、第2ベルト2の第2テーパ状部23の中間部(折り曲げ部12fになる部分)とを仮接合する。
その後、図9(g)に示すように、第2ベルト2の第2テーパ状部23を第2折りラインL2に沿って折り曲げ部22fで折り曲げる。その後、図9(h)に示すように、ベルト1,2の固定端部11,21を連続体30に固定する。
なお、図9(i)に示すように、ベルト1,2の折り曲げ部12f,22fの接着代を、ウエブの厚み方向に大きく取るのが好ましい。
図10(a)〜図10(d)に示すように、ベルト1,2は互いに上下に配置された状態で仮接合されてもよい。
図10(a)に示すように、折り曲げ部12f,22fで折り曲げられた第1ベルト1と第2ベルト2とを互いに上下方向に位置ずれした状態で配置する。ついで、図10(b)に示すように、前記折り曲げ部12f,22f同士を仮接合して、1つの仮接合ウエブを形成する。なお、該折り曲げ部12f,22fは、該折り曲げ部12f,22f同士が互いに上下方向に重ならないように配置してもよいし、重なるように配置してもよい。
その後、図10(c)に示すように、仮接合されたウエブ1,2を連続体30上に配置する。前記配置後、固定端部11,21を連続体30に固定する。
実施例3:
図11〜図14は第3実施例を示す。
図13(a)〜(d)および図14(a)〜(c)は第3実施例のオムツを示す。
図13(b)および図14(a)に示すように、本実施例のベルト1,2は、固定端部11,21から自由端部12,22に至るまで一定の幅を持つ。
本実施例のオムツのその他の構造は、第1実施例と同様であり、その詳しい説明が省略される。
本第3実施例では、図11(a)に示すように、第1および第2ベルト1,2となる2枚のウエブW1,W2が用いられる。第1ウエブW1および第2ウエブW2は搬送方向Yにそれぞれ連続しており、互いに平行な状態で該搬送方向Yに搬送されながら加工される。両ウエブW1,W2が概ね同一の幅を有する。
第1ウエブW1と第2ウエブW2とが、図示しないセーラ(折り装置)によって、それぞれ折り返される。ここで、第1ウエブW1は、該第1ウエブW1の長手方向Yに沿って連続した第1折りラインL1に沿って折り返される。同様に、第2ウエブW2は、該第2ウエブW2の長手方向Yに沿って連続した第2折りラインL2に沿って折り返される。
両ウエブW1,W2の互いに接近した内側端部Weは、他端である各側部S1,S2に向ってそれぞれ折り返される。第1ウエブW1を折り返す際には、第1側部S1が第1ウエブW1の他の部位に重ならないように(内側端部Weが第1側部S1に重ならないように)第1ウエブW1の折り返しが実行される。この折り返しの状態を維持するために、図11(d)のように、第1ウエブW1は接着剤9Aにより仮止接合される。一方、図11(a)の第2ウエブW2を折り返す際には、第2側部S2が第2ウエブW2の他の部位に重ならないように(内側端部Weが第2側部S2に重ならないように)第2ウエブW2の折り返しが実行される。この折り返しの状態を維持するために、図11(d)のように、第2ウエブW2は接着剤9Aにより仮止接合される。
その後、図11(b)に示すように、第1折りラインL1と第2折りラインL2とが接近するように、両ウエブW1,W2の搬送経路が変更される。なお、いずれか一方のウエブW1(W2)の搬送経路が変更されてもよい。
前記搬送経路変更後、第1折りラインL1の折り曲げ部12fと、第2折りラインL2の折り曲げ部22fとが互いに接着剤9Cにより仮接合されて、1つの仮接合ウエブが形成される。図11(d)は、図11(b)におけるXId-XId 線断面図である。図11(d)に示すように、両ベルト1,2は、折り曲げ部12f,22f同士で仮接合された1枚のウエブとして搬送される。この仮接合ウエブは、第1ベルト1および第2ベルト2が搬送方向Yに略直交する幅方向Xの中心に対して対称になるように形成されている。なお、第1ウエブW1には第1接合部材41が固定される。
その後、第1ウエブW1および第2ウエブW2は、これらのウエブの幅方向Xに延びる切断線Cに沿って切断され、第1および第2ベルト1,2の組が形成される。
前記切断後、図11(c)のように、隣接する各組のベルト1,2間の搬送方向Yに沿った間隔が所定のピッチPに広げられる。これにより、各組のベルトのピッチPは、後に生成されるオムツのピッチPないし全長に等しくなる。
次に、図12(a)のように、前記各組の第1および第2ベルト1,2が連続体30の搬送方向Yの所定のピッチPで配置される。前記オムツ本体を構成する連続体30におけるバック部(図13(b))を構成する部位に重なるように、第1および第2ベルト1,2の各組が連続体30の搬送方向Yの所定のピッチで配置される。
各組の第1および第2ベルト1,2は、前記連続体30におけるバック部3b(図13(b))に重なるように配置されると共に、当該部位に仮接合される。
図12(d)は、図12(a)におけるXIId-XIId 線断面図である。図12(d)に示すように、前記配置工程において、前記第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21が、それぞれ、前記連続体30の第1および第2側縁301e,302eから突出する状態で、各ベルト1,2が配置される。
前記仮接合の後に、前記連続体30の各側縁301e,302eから突出する固定端部11,21が、図12(b)のように折り返される。図12(e)は、図12(b)におけるXIIe-XIIe 線断面図である。図12(e)に示すように、固定端部11,21が連続体30の各側縁301e,302eに沿って折り返され、前記固定端部11,21の前記折り返した部位の少なくとも一部が、前記連続体30の前記各側縁301e,302eの近傍に固定される。
したがって、連続体30におけるバック部の胴回り方向の両端部になる部位に、固定端部11,21が固定される。
その後、前記連続体30が前記所定のピッチPで切断されて、図13(b)に示す個々のオムツに切り放される。なお、前記切断は、ベルト1,2が配置されていない部位で行われる。
本発明において、第1および第2ウエブW1,W2の双方を折り返した後に両ウエブW1,W2の搬送経路を変更する場合は、第1折りラインL1と第2折りラインL2とが近接ないし重なるように、第1ウエブW1および/または第2ウエブW2の搬送経路を変更する。一方のウエブW1(W2)を折り返した後に第1ウエブW1および/または第2ウエブW2の搬送経路を変更する場合(図9)は、一方の折りラインL1(L2)となる部分と他方の折りラインL2(L1)とが近接ないし重なるように、ウエブW1,W2の搬送経路を変更する。両方のウエブW1,W2が重なるように搬送経路を変更した後に両ウエブW1,W2を折り返す場合には、双方の折りラインL1,L2となる部分同士が近接ないし重なるように、第1ウエブW1および/または第2ウエブW2の搬送経路を変更する。
ところで、前記各実施例では、図4(b)の第1および第2ベルト1,2がトップシート31の防漏壁34に接合されたが、図8(b)のように、第1および第2ベルト1,2はトップシート31自体、あるいは、トップシート31および防漏壁34の双方に接合されてもよい。
また、図2(a)の連続体30として、図4(b)のバックシート32およびアウターシート33が採用されて、前記バックシート32またはアウターシート33の内面側または外面側に第1および第2ベルト1,2が固定されてもよい。なお、バックシート32またはアウターシート33のいずれか一方が連続体30として採用されてもよい。
また、前記各実施例では、図3(c)の第1および第2ベルト1,2がオムツの内面側に載せられたが、第1および第2ベルト1,2が外面側に載せられてもよい。この場合、第1および第2ベルト1,2の端部はオムツの内面側に折り返される。
また、前記各ベルト1,2の折り返しは、ウエブWの切断後に図1(b)の第1および第2分割ウエブW1,W2の第1および第2側部S1,S2が折り返されて実行されてもよい。
さらに、前記各実施例では、第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21を折り返したが、第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21が、連続体30の幅内に収まるようにして、前記第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21を折り返さずに連続体30に固定することも可能であり、この場合も本発明の範囲に含まれる。更に、前記第1および第2ベルト1,2の固定端部11,21を折り返さずに、前記連続体30の両側部を折り返して、この折り返した部位に前記ベルト1,2の固定端部11,21を固定してもよい。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、第1接合部材41は第2ベルト2の外面側に設けられてもよい。
また、仮接合は、ホットメルト樹脂の他に面ファスナやソニックによる溶着で実現されてもよい。
また、オムツが失禁パッドとして用いられる場合には吸収体Cを小さくしてもよい。
また、本オムツは図3(d)に示す用い方(着用状態)に加え、他の用い方を可能とするような構造であってもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明は、オムツの製造に適用することができる。

Claims (7)

  1. 着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記バック部の胴回り方向の一方の端部に固定された第1端部を有する第1ベルトと、前記バック部の胴回り方向の他方の端部に固定された第2端部を有する第2ベルトとを備え、着用時に前記第1および第2ベルトが互いに接合されて着用者の胴回りを締めるオムツの製造方法であって、
    搬送方向に連続すると共に前記第1端部となる第1側部を有する帯状の第1ウエブを搬送する工程と、
    前記第1ウエブを搬送しながら、前記第1ウエブの長手方向に連続した第1折りラインに沿って、前記第1ウエブを折り返す工程と、
    搬送方向に連続すると共に前記第2端部となる第2側部を有する帯状の第2ウエブを搬送する工程と、
    前記第2ウエブを搬送しながら、前記第2ウエブの長手方向に連続した第2折りラインに沿って、前記第2ウエブを折り返す工程と、
    前記第1折りラインと前記第2折りラインとが互いに近接ないし互いに重なるように、前記第1ウエブおよび/または第2ウエブの搬送経路を変更する工程と、
    前記第1および第2ウエブを折り返す工程および前記搬送経路を変更する工程の後、前記第1ウエブおよび第2ウエブを各ウエブの幅方向に延びる切断線に沿って切断して前記第1および第2ベルトの組を次々に形成する工程と、
    前記オムツ本体を構成する連続体における前記バック部を構成する部位に重なるように、前記第1および第2ベルトの各組を前記連続体の搬送方向の所定の間隔で配置する工程と、
    前記所定の間隔で配置した第1および第2ベルトを、前記連続体における前記バック部を構成する部位に仮接合する工程と、
    前記第1ベルトにおける前記第1側部を、前記連続体における前記バック部の胴回り方向の一方の端部を構成する部位に固定し、第2ベルトにおける前記第2側部を、前記連続体における前記バック部の胴回り方向の他方の端部を構成する部位に固定することで、前記第1および第2ベルトの組を前記連続体に固定する工程と、
    前記第1および第2ベルトが固定された前記連続体を前記所定の間隔で切断して、個々のオムツに切り放す工程とを含むオムツの製造方法。
  2. 請求項1において、前記第1ウエブを折り返す工程において、前記第1側部が前記第1ウエブの前記第1側部以外の部位に重ならないように前記第1ウエブが折り返され、
    前記第2ウエブを折り返す工程において、前記第2側部が前記第2ウエブの前記第2側部以外の部位に重ならないように前記第2ウエブが折り返され、
    前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1側部が前記連続体の第1側縁から突出する状態で配置され、かつ、前記第2側部が前記連続体の前記第1側縁とは反対側の第2側縁から突出する状態で配置され、
    前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1ベルトの前記第1側部以外の部分との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2ベルトの前記第2側部以外の部分との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定されるオムツの製造方法。
  3. 請求項1において、前記搬送経路を変更する工程の後、前記第1および第2ウエブを切断する工程の前に、前記第1ウエブの前記第1折りラインの部位と前記第2ウエブの第2折りラインの部位とを互いに仮接合して1つの仮接合ウエブを形成する工程を更に備えたオムツの製造方法。
  4. 着用者の腹側を覆うフロント部、着用者の背側を覆うバック部、ならびに、前記フロント部とバック部との間の股部を有するオムツ本体と、前記バック部の胴回り方向の一方の端部に固定された第1端部を有する第1ベルトと、前記バック部の胴回り方向の他方の端部に固定された第2端部を有する第2ベルトとを備え、着用時に前記第1および第2ベルトが互いに接合されて着用者の胴回りを締めるオムツの製造方法であって、
    搬送方向に連続すると共に前記第1端部となる第1側部および前記第2端部となる第2側部を有する帯状のウエブを搬送する工程と、
    前記ウエブを搬送しながら、前記ウエブの長手方向に連続した波形の切断線に沿って前記ウエブを切断することで、前記ウエブの幅方向に延びる複数の第1帯状部を有すると共に前記各第1帯状部同士が前記ウエブの前記第1側部において連なる櫛状の第1分割ウエブと、前記ウエブの幅方向に延びる複数の第2帯状部を有すると共に前記各第2帯状部同士が前記ウエブの前記第2側部において連なる櫛状の第2分割ウエブとを形成する工程と、
    前記第1帯状部の一部と他部とが互いに重なるように前記第1帯状部を前記ウエブの長手方向に延びる第1折りラインに沿って折り返すと共に、前記第1帯状部の一部と他部とを仮接合する工程と、
    前記第2帯状部の一部と他部とが互いに重なるように前記第2帯状部を前記ウエブの長手方向に延びる第2折りラインに沿って折り返すと共に、前記第2帯状部の一部と他部とを仮接合する工程と、
    前記第1分割ウエブを前記第1側部において切断すると共に前記第2分割ウエブを前記第2側部において切断して、前記第1帯状部を含む第1ベルトおよび前記第2帯状部を含む第2ベルトの組を次々に形成する工程と、
    前記オムツ本体を構成する連続体における前記バック部を構成する部位に重なるように、前記第1および第2ベルトの各組を前記連続体の搬送方向の所定の間隔で配置する工程と、
    前記所定の間隔で配置した第1および第2ベルトを前記連続体における前記バック部を構成する部位に仮接合する工程と、
    前記第1ベルトにおける前記第1側部を前記バック部の胴回り方向の前記一方の端部を構成する部位に固定し、前記第2ベルトにおける前記第2側部を前記バック部の胴回り方向の前記他方の端部を構成する部位に固定することで、前記第1および第2ベルトの組を前記連続体に固定する工程と、
    前記第1および第2ベルトが固定された前記連続体を前記所定の間隔で切断して、個々のオムツに切り放す工程とを含むオムツの製造方法。
  5. 請求項4において、前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1側部が前記連続体の第1側縁から突出する状態で配置され、かつ、前記第2側部が前記連続体の前記第1側縁とは反対側の第2側縁から突出する状態で配置され、
    前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定されるオムツの製造方法。
  6. 請求項4において、前記第1側部と前記第2側部とが互いに離れる方向に前記第1分割ウエブおよび第2分割ウエブを相対的に変位させる工程を更に含み、
    前記第1および第2ベルトの各組を配置する工程において、前記第1ベルトの第1側部の概ね全部が前記連続体の前記第1側縁から突出する状態で配置され、前記第2ベルトの第2側部の概ね全部が前記連続体の前記第2側縁から突出する状態で配置され、
    前記各ベルトの組を前記連続体に固定する工程において、前記連続体の前記第1側縁から突出する前記第1側部の少なくとも一部を折り返して、前記第1側部と前記第1帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第1側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第1側縁の近傍に固定され、前記連続体の前記第2側縁から突出する前記第2側部の少なくとも一部を折り返して、前記第2側部と前記第2帯状部との間で前記連続体を挟んだ後に、前記第2側部のうちの前記折り返された部位の少なくとも一部が前記連続体の前記第2側縁の近傍に固定されるオムツの製造方法。
  7. 請求項4において、前記第1帯状部と前記第2帯状部とが互いに仮接合される工程をさらに備えたオムツの製造方法。
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