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JP4689437B2 - 車両の灯火器取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車輪上方に配置される車両の灯火器取付構造に関する。
車両の車輪上方に配置される灯火器として、例えば二輪車におけるリヤコンビネーションランプが考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のリヤコンビネーションランプでは、ベース部材にテールランプおよびウインカ用の灯火バルブが取り付けられており、灯火バルブの下方にはリヤフェンダが配置され、灯火バルブに水や泥がかかるのを防止している。
特許第3592707号公報
ところで、上記構造では、灯火バルブの下方にリヤフェンダを介在させるスペースが必要であるため、このようなスペースのない車両においては上記構造を適用できないという課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車輪と灯火器との間に十分なスペースがない場合であっても、灯火バルブに水や泥がかかるのを防止することができる車両の灯火器取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車両の車輪上方に配置されるとともに、灯火バルブをその後部が車体内方に向けられた状態で配置するベース部材と、灯火バルブの前方を覆うレンズとを備え、カバー底部と該カバー底部から起立したカバー壁部とによって収容凹部を形成することで灯火バルブの後方を覆う防水カバーが、ベース部材に着脱自在に取り付けられる車両の灯火器取付構造において、ベース部材には、灯火バルブの周囲に係合壁部が立設され、該係合壁部の表裏方向に貫通する係合孔を形成し、防水カバーには、係合壁部と対応する位置に、該防水カバーの外周部から外側に延出させるとともにカバー底部へ向かって延出させて折り返して形成した弾性の係止片が設けられ、該係止片の外向き面に、係合孔と係合可能な係合突起を設け、係止片は、その端部が係合突起よりもカバー底部へ向かって延出することを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1の構成に加えて、ベース部材は、灯火バルブが配置される位置の外方を囲む位置に連続して立設する外側壁部と、一部の外側壁部との間に防水カバーの位置決め溝を構成するように当該外側壁部から所定の間隔を保って立設する内側ガイド壁部とを備え、防水カバーにおけるカバー壁部の開口端部が、ベース部材の外側壁部と内側ガイド壁部との間に形成された位置決め溝に、バルブの軸方向で挿入可能に構成されることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1の構成に加えて、防水カバーは複数の灯火バルブを覆うことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、複数の灯火バルブが上に凸の略三角形状となるように配置され、ベース部材の係合壁部は、車幅方向外側に形成される第1の係合壁部と、車幅方向内側に形成される第2の係合壁部と、該第1及び第2係合壁部よりも上方に形成される第3の係合壁部とからなることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項の構成に加えて、防水カバーは、下部の一箇所を締結手段によってベース部材に締結するとともに、上部に配置される灯火バルブの周囲に形成され、ベース部材の複数の係合部と係脱自在な複数の係止片を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、灯火バルブの後方を覆う防水カバーがベース部材に着脱自在に取り付けられるので、車輪と灯火器との間に十分なスペースがない場合であっても、灯火バルブに水や泥がかかるのを効果的に防止することができる。また、防水カバーがベース部材に対して着脱自在であるので、灯火バルブの交換時には防水カバーを取り外して容易に交換を行うことができ、また、係止片は、防水カバーの外周部から外側に折り返して形成されるので、容易に弾性変形することができ、防水カバーのベース部材に対する着脱が容易である。さらに、係止片の端部が係合突起よりもカバー底部へ向かって延出するようにしたので、防水カバーをベース部材から容易に取り外すことができる。
請求項に係る発明によれば、ベース部材は、灯火バルブが配置される位置の外方に、防水カバーを保持する位置決め溝を有するので、防水カバーの位置決めが容易になるとともに、灯火バルブの防水効果を向上することができる。
請求項に係る発明によれば、防水カバーは複数の灯火バルブを覆うので、複数の灯火バルブを1つの防水カバーで覆うことができる。
請求項に係る発明によれば、複数の灯火バルブが上に凸の略三角形状となるように配置され、ベース部材は複数の係合壁部を備えるので、防水カバーの取付けが確実に行われ、且つ、防水カバーの着脱が容易である。
請求項に係る発明によれば、防水カバーは、下部の一箇所を締結手段によってベース部材に締結するとともに、上部に配置される灯火バルブの周囲に形成され、ベース部材の複数の係合部と係脱自在な複数の係止片を備えるので、防水カバーの取付構造を確実なものとし、且つ、取り外しも容易なものとなる。
以下、図面に基づいて本発明の一実施形態に係る車両の灯火器取付構造について説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、本実施形態に係る灯火器取付構造が適用される車両10の全体を示す側面図であり、図2は、同平面図である。この車両10は、車体11の前部及び後部に左右の前輪12,12及び左右の後輪13,13をそれぞれ備え、車体11の前部上側にバーハンドル15を有する操舵機構14を備え、さらに、車体11の略中心部に一人掛けの前部シート16を備え、前部シート16の後側に二人掛けのベンチシートタイプの後部シート17を備えた三人乗りの小型自動四輪車である。この車両10は、車体11の後下部にパワーユニットPが揺動可能に設けられており、このパワーユニットPで後輪13,13を駆動する。また、車体11は、前部の周囲を覆うフロントカバー18と、後部の周囲を覆う一対のリヤサイドカバー19及びリヤメインカバー20とを備えている。
各リヤサイドカバー19の後部で、且つ、後輪13,13の後部の上方には、灯火器として一対のリヤコンビネーションランプ31,31が設けられている。これらリヤコンビネーションランプ31,31は、車幅方向中心に対して左右対称構造となっているため、以下、左側のリヤコンビネーションランプ31についてのみ説明する。
リヤコンビネーションランプ31は、リヤサイドカバー19と連続的な外表面を形成しながら、リヤサイドカバー19の後端から車幅方向内側に湾曲する透光性のレンズ32を有している。レンズ32は、図3に示すように、上方に向かって幅が徐々に狭くなる略三角形状をなしており、上部のテール及びストップランプ用レンズ部33、下部の車幅方向外側のウインカ用レンズ部34、及び下部の車幅方向内側のバックランプ用レンズ部35の三つに区画されている。
また、レンズ32は、その裏側に設けられ、リヤサイドカバー19とリヤメインカバー20に取り付けられるベース部材36に固定されている(図4参照)。
リヤサイドカバー19とベース部材36は、リヤサイドカバー19に形成されたリブ21の嵌合孔22にベース部材36の嵌合リブ37を嵌合させ、リヤサイドカバー19の上部及び下部に形成された取付ボス部23,24にベース部材36の取付リブ38,39をネジ25,26によって螺合締結させることで、互いに固定される。なお、リヤメインカバー20とベース部材36も、取付リブ27,28を用いて互いに固定される。
また、図5及び図6に示すように、ベース部材36は、その上部にテール及びストップランプ用バルブ保持部42、下部の車幅方向外側にウインカ用バルブ保持部45、及び、下部の車幅方向内側にバックランプ用バルブ保持部48を有する。
テール及びストップランプ用バルブ保持部42は、ブレーキ操作時に点灯するテール及びストップランプ用灯火バルブ40(図3参照)を、バルブホルダ41を介して保持する。ウインカ用バルブ保持部45は、ウインカ操作時に点灯するウインカ用灯火バルブ43(図3参照)を、バルブホルダ44を介して保持する。バックランプ用バルブ保持部48は、後進時に点灯するバックランプ用灯火バルブ46を、バルブホルダ47を介して保持する。これにより、これら灯火バルブ40,43,46は上に凸の略三角形状となるように配置される。
各バルブ保持部42,45,48は、レンズ32とベース部材36との間に各灯火バルブ40,43,46の前部を収容するように、レンズ32が固定されるベース部材36の縁部49から裏側に膨出するように形成されている。また、各バルブ保持部42,45,48には、各灯火バルブ40,43,46が挿入される挿入孔50,51,52が形成されており、これら各挿入孔50,51,52は、各灯火バルブ40,43,46が取り付けられた各バルブホルダ41,44,47が係止される形状を有する。
このようにして、ベース部材36は、各バルブ保持部42,45,48に保持される灯火バルブ40,43,46を、その後部が車体内方に向けられ、且つ、これらの前方がそれぞれ各レンズ部33,34,35によって覆われた状態で配置する。なお、本実施形態では、テール及びストップランプ用レンズ部33は赤色に、ウインカ用レンズ部34は黄色に着色されており、各灯火バルブ40,43,46が点灯することで、テール及びストップランプ用レンズ部33は赤色に、ウインカ用レンズ部34は黄色に、バックランプ用レンズ部35は白色にそれぞれ点灯する。
さらに、リヤコンビネーションランプ31は、図4に示すように、ベース部材36に保持された、テール及びストップランプ用灯火バルブ40、ウインカ用灯火バルブ43及びバックランプ用灯火バルブ46のすべてを後方から覆う防水カバー80が着脱自在に取り付けられている。
車体内方側となるベース部材36の裏面には、図6に示すように、灯火バルブ40,43,46が配置される位置の外方に、防水カバー80を保持する位置決め溝53〜56を構成するよう、連続する外側壁部57と第1〜第4の内側ガイド壁部58〜61とが立設されている。
外側壁部57は、テール及びストップランプ用バルブ保持部40の上側にこれと略同心状の円弧状壁部62と、この円弧状壁部62の車幅方向両端部から下方に延在する一対の直線状の上部縦壁部63,64と、一対の上部縦壁部63,64の下端部から幅方向に互いに離間するように延出する一対の直線状の横壁部65,66と、横壁部65,66の外端側から下方に延在する一対の直線状の下部縦壁部67,68と、を有する。
一方、第1及び第2の内側ガイド壁58,59は、一対の上部縦壁部63,64との間に、これら上部縦壁部63,64から所定の間隔を持って直線状に形成される。また、第3及び第4の内側ガイド壁60,61は、一対の横壁部65,66の下方、且つ一対の下部縦壁部67,68との間で、横壁部65,66及び下部縦壁部67,68と所定の隙間を持って屈曲して連続形成される。
以上により、位置決め溝53,54は、一対の上部縦壁部63,64と第1及び第2の内側ガイド壁58,59との間にそれぞれ直線状に形成され、位置決め溝55,56は、一対の横壁部65,66及び下部縦壁部67,68と第3及び第4の内側ガイド壁60,61との間に屈曲して形成される。なお、車幅方向内側の下部縦壁部68は、各灯火バルブ40,43,46の後部から延びる各配線を防水カバー80の外部に取り出す取り出し口を形成するための溝部68aが形成されている。
さらに、ベース部材36の裏面には、外側壁部57の外側で、且つ上部に配置されるテール及びストップランプ用灯火バルブ40の周囲に、係合部である第1〜第3の係合壁部69,71,73が形成されている。各係合壁部69,71,73は、ベース部材36の縁部49と略平行に起立して形成されており、各係合壁部69,71,73の表裏方向に貫通する係合孔70,72,74をそれぞれ有する(図5参照)。第1の係合壁部69は、上部縦壁部63の外側、即ち、車幅方向外側に形成され、第2の係合壁部71は、上部縦壁部64の外側、即ち、車幅方向内側で、且つ第1の係合壁部69より上方に形成され、第3の係合壁部73は、円弧状壁部62の外側、即ち、円弧状壁部62の上側で、且つ第1及び第2係合壁部69,71より上方に形成される。
また、レンズ32が取り付けられる縁部49より下方のベース部材36の下端部には、取付台部75が形成されており、この取付台部75には、取付孔76が表裏方向に貫通して形成されている。さらに、取付台部75には、車幅方向両側に突出する位置決め板部77,78が形成されている。
一方、防水カバー80は、図7に示すように、ベース部材36の外側壁部57と平面視略同形状を有するカバー底部81と、カバー底部81の周囲から起立したカバー壁部82とによって収容凹部83を構成し、テール及びストップランプ用灯火バルブ40、ウインカ用灯火バルブ43及びバックランプ用灯火バルブ46の後方を収容する。
カバー壁部82の開口端部側で、ベース部材36の外側壁部57と対向する位置には、カバー壁部82から外側に突出するフランジ部84が形成されている。そして、フランジ部84に対してカバー底部81と反対側のカバー壁部82の開口端部は、外側壁部57の内側で、且つ、外側壁部57と第1〜第4の内側ガイド壁58〜61との間に形成された位置決め溝53〜56内に配置される挿入壁部85を構成している。
なお、カバー壁部82は、ベース部材36の位置決め溝53〜56の形状に合わせて、外側壁部57の横壁部65,66と対向する位置近傍において、段付き形状に形成されている。このため、フランジ部84は、横壁部65,66の対向する位置近傍の上下に位置する二つの外向きフランジ86,87を連結する軸方向フランジ88によって連続する。
また、カバー壁部82の下部壁部89は、カバー底部81と反対側、即ち、車体後方に向けて、より延出するように形成されている。そして、この下部壁部89には、下方に突出してベース部材36の取付台部75と対向し、取付孔76と連通するカバー取付孔90を有する取付板部91と、取付板部91の両側で略垂直に起立した位置決め壁部92,93とが形成されている。
さらに、防水カバー80のフランジ部84の外周部で、ベース部材36の第1〜第3の係合壁部69,71,73と対応する位置、即ち、上部に配置されるテール及びストップランプ用灯火バルブ40の周囲には、これら係合壁部69,71,73と係脱自在な弾性を持った第1〜第3の係止片94,96,98が形成されている。各係止片94,96,98は、カバー壁部82と対向する面と反対側の外向き面に、各係合壁部69,71,73の係合孔70,72,74と係合可能な係合突起95,97,99を有する。
第1の係止片94は、フランジ部84の外周部からカバー底部81と反対側に一旦延出した後、外側に折り返し、さらにカバー底部81に向けて延出する。第2の係止片96は、フランジ部84の外周部からカバー底部81と反対側に一旦延出した後、外側に折り返しし、さらにカバー底部81に向けて延出する。第3の係止片98は、フランジ部84の外周部から直接カバー底部81の方向に延出し、その中間部で係合壁部73の面に沿うように折り曲げられている。
なお、ベース部材36の下部縦壁部68の溝部68aと対向する挿入壁部85の位置には、溝部68aと協同して、各灯火バルブ40,43,46の配線を取り出すための取り出し口を形成する凹部85aが形成されている。
このように構成された防水カバー80は、図4に示すように、各灯火バルブ40,43,46が取り付けられたベース部材36に、各灯火バルブ40,43,46の後方を覆うように取り付けられる。
このとき、防水カバー80は、挿入壁部85を、ベース部材36の外側壁部57の内側で、且つ位置決め溝53〜56内に挿入すると共に、位置決め壁部92,93をベース部材36の位置決め板部77.78に嵌め合わせて、取付板部91をベース部材36の取付台部75に重ね合わせる。このとき、第2の係止片96は、図8に示すように、フランジ部84から一旦カバー底部81と反対側に折り返された部分をベース部材36の外側壁部57と係止壁部71との間に入り込むようにし、さらに、カバー底部側に延出する部分に形成された係合突起97を係合壁部71の係合孔72に係合させることで、係合壁部71に係止させる。なお、第1の係止片94も第2の係止片96と同様にして係合壁部69に係止され、第3の係止片98もフランジ部84から直接係合壁部73に向けて延出する点を除いて同様に係合壁部73に係止される。
そして、この状態で、位置合わせされた取付板部91の取付孔90と取付台部75の取付孔76とに防水カバー80側から図4に示す締結手段である樹脂製のワンタッチファスナ100を嵌合させることで、防水カバー80がベース部材36に下部一箇所にて締結固定される。
このようにして裏側に防水カバー80が取り付けられたリヤコンビネーションランプ31は、灯火バルブ40,43,46の後方が防水カバー80で覆われることで、灯火バルブ40,43,46に泥や水がかかるのを防止できる。他方、防水カバー80は、ワンタッチファスナ100を取り外して第1〜第3の係止片94,96,98を弾性変形させつつ係合突起95,97,99を係合孔70,72,74から外すことで、ベース部材36から容易に取り外すことができる。
以上、説明したように、本実施形態の車両の灯火器取付構造によれば、灯火バルブ40,43,46の後方を覆う防水カバー80がベース部材36に着脱自在に取り付けられるので、後輪13とリヤコンビネーションランプ31との間に十分なスペースがない場合であっても、灯火バルブ40,43,46に水や泥がかかるのを効果的に防止することができる。また、防水カバー80がベース部材36に対して着脱自在であるので、灯火バルブ40,43,46の交換時には防水カバー80を取り外して容易に交換を行うことができる。
また、ベース部材36は第1〜第3の係合壁部69,71,73を有し、防水カバー80はその外周部に第1〜第3の係合壁部69,71,73と係脱自在な第1〜第3の係止片94,96,98を有するので、これらを係脱することで防水カバー80をベース部材36に対して容易に着脱することができる。
さらに、係止片94,96,98は、防水カバー80の外周部から外側に折り返して形成されるので、係止片94,96,98は、容易に弾性変形することができる。
加えて、ベース部材36は、灯火バルブ40,43,46が配置される位置の外方に、防水カバー80を保持する位置決め溝53〜56を有するので、防水カバー80の位置決めが容易になるとともに、ベース部材36に対する防水カバー80の位置ずれが防止され、灯火バルブ40,43,46の防水効果を向上することができる。
また、防水カバー80は複数の灯火バルブ40,43,46を覆うので、複数の灯火バルブ40,43,46を1つの防水カバー80で覆うことができる。
さらに、複数の灯火バルブ40,43,46が上に凸の略三角形状となるように配置され、且つ、防水カバー80は、下部の一箇所をワンタッチファスナ100によってベース部材36に締結するとともに、上部に配置される灯火バルブ40の周囲に形成され、ベース部材36の第1〜第3の係合壁部69,71,73と係脱自在な第1〜第3の係止片94,96,98を備えるので、防水カバー80の取付構造を確実なものとし、且つ、取り外しも容易なものとなる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、本実施形態では、ベース部材36は係合部としての第1〜第3の係合壁部69,71,73を有し、防水カバー80は第1〜第3の係止片94,96,98を有するが、防水カバーがベース部材に取り付けられる構成であれば、係合部と係止片の数や位置は任意に設定される。
また、本発明の位置決め溝の形状についても、防水カバーの位置決めが容易で、灯火バルブの防水効果を向上するものであれば、任意に設定される。
さらに、本発明の灯火バルブはリヤコンビネーションランプ以外の任意の灯火器にも適用可能である。
また、本発明のベース部材の係合部や防水カバーの係止片や締結手段も任意の形状、配置に変更可能である。
本発明の一実施形態に係る車両の灯火器取付構造が適用された車両の左側面図である。 図1の平面図である。 本実施形態に係る車両の灯火器取付構造のレンズおよびその周辺を示す車両後方から見た図である。 車両の灯火器取付構造を車両前方から見た斜視図である。 車両の灯火器取付構造を防水カバーを外した状態で示す斜視図である。 車両の灯火器取付構造のベース部材を示す正面図である。 車両の灯火器取付構造の防水カバーを示す斜視図である。 車両の灯火器取付構造を示す図6のVIII−VIII線に沿った断面図である。
符号の説明
10 車両
11 車体
13 後輪(車輪)
31 リヤコンビネーションランプ(灯火器)
32 レンズ
36 ベース部材
40,43,46 灯火バルブ
53,54,55,56 位置決め溝
80 防水カバー
69,71,73 係合壁部(係合部)
94,96,98 係止片

Claims (5)

  1. 車両の車輪上方に配置されるとともに、灯火バルブ(40、43、46)をその後部が車体内方に向けられた状態で配置するベース部材(36)と、前記灯火バルブの前方を覆うレンズ(32)とを備え、
    カバー底部(81)と該カバー底部から起立したカバー壁部(82)とによって収容凹部(83)を形成することで前記灯火バルブの後方を覆う防水カバー(80)が、前記ベース部材(36)に着脱自在に取り付けられる車両の灯火器取付構造において、
    前記ベース部材(36)には、前記灯火バルブ(40、43、46)の周囲に係合壁部(69,71,73)が立設され、
    該係合壁部(69,71,73)の表裏方向に貫通する係合孔(70,72,74)を形成し、
    前記防水カバー(80)には、前記係合壁部(69,71,73)と対応する位置に、該防水カバー(80)の外周部から外側に延出させるとともに前記カバー底部(81)へ向かって延出させて折り返して形成した弾性の係止片(94,96,98)が設けられ、
    該係止片(94,96,98)の外向き面に、前記係合孔(70,72,74)と係合可能な係合突起(95,97,99)を設け
    前記係止片(94,96,98)は、その端部が前記係合突起(95,97,99)よりもカバー底部(81)へ向かって延出することを特徴とする車両の灯火器取付構造。
  2. 前記ベース部材(36)は、前記灯火バルブ(40、43、46)が配置される位置の外方を囲む位置に連続して立設する外側壁部(57)と、
    一部の前記外側壁部(57)との間に前記防水カバーの位置決め溝(53〜56)を構成するように当該外側壁部(57)から所定の間隔を保って立設する内側ガイド壁部(58〜61)と
    を備え、
    前記防水カバー(80)における前記カバー壁部(82)の開口端部が、前記ベース部材(36)の外側壁部(57)と内側ガイド壁部(58〜61)との間に形成された位置決め溝(53〜56)に、バルブの軸方向で挿入可能に構成されることを特徴とする請求項1に記載の車両の灯火器取付構造。
  3. 前記防水カバー(80)は複数の灯火バルブ(40、43、46)を覆うことを特徴とする請求項1に記載の車両の灯火器取付構造。
  4. 前記複数の灯火バルブ(40、43、46)が上に凸の略三角形状となるように配置され、前記ベース部材(36)の係合壁部(69,71,73)は、車幅方向外側に形成される第1の係合壁部(69)と、車幅方向内側に形成される第2の係合壁部(71)と、該第1及び第2係合壁部よりも上方に形成される第3の係合壁部(73)とからなることを特徴とする請求項に記載の車両の灯火器取付構造。
  5. 前記防水カバー(80)は、下部の一箇所を締結手段(100)によって前記ベース部材(36)に締結するとともに、上部に配置される前記灯火バルブ(40)の周囲に形成され、前記ベース部材の複数の係合部(69,71,73)と係脱自在な複数の係止片(94,96,98)を備えることを特徴とする請求項に記載の車両の灯火器取付構造。
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