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JP4675638B2 - ガスタービンエンジンの2次エア供給装置 - Google Patents

ガスタービンエンジンの2次エア供給装置 Download PDF

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Description

本発明は、ガスタービンエンジンの2次エア供給装置に関するものである。
従来のガスタービンエンジンにおいて、低圧コンプレッサならびに低圧タービンを支持するインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンを支持するアウタシャフトとが、同軸上で内外二重に組み合わされた中空軸で構成されているものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合、アウタ・インナ両シャフトは、それぞれの前後端を個別に軸受で支持されており、それら各軸受の潤滑がポンプで圧送された潤滑油を吹き付ける強制潤滑により行われるものが多い。強制潤滑方式においては、アウタ・インナ両シャフトの各前後端に設けられた軸受箱からの滑潤油の漏出を確実に防止するために、コンプレッサで昇圧された高圧空気の一部を、オリフィスなどで調圧・流量制御した後、軸受箱のオイルシールの外側に導いて軸受箱の外側の気圧を内側よりも高く保つシールエアとして用いている。また、この高圧空気の一部はタービンロータの冷却にも利用されることがある。
冷却やシールエアとしての高圧空気(2次エア)の供給にあたっては、軸流コンプレッサの場合、供給箇所や必要圧力に応じてコンプレッサの中間段もしくは最終段(CDP)で抽気したり、境界層吸い出しのためのブリードエアを利用したりすることができる。また、遠心コンプレッサの場合、インペラ出口の流れをインペラ背面とケーシングとの間隙に流入させて抽気する方法がある。ところが、このような方法を採った場合、コンプレッサで圧縮した高温高圧空気を推力発生以外の目的で使用するため、エンジン全体としては損失要因となる他、高温の圧縮空気がシールエアとして軸受箱に流入することにより潤滑油温度が上昇し、潤滑油の冷却効果の低下、例えばアルミニウム製ケース及び鋼製ギア部材の温度上昇、潤滑油の高温劣化が起こりやすくなる等の問題が発生する。
そこで、本出願人は、遠心コンプレッサの後方にインペラ背面からの高圧旋回空気が流入するインペラ背面室を設け、このインペラ背面室にアウタシャフトによって駆動される高圧空気冷却タービンを備えたガスタービンエンジンを過去に提案した(特許文献2参照)。このガスタービンエンジンにおいて、インペラ背面室に流入した高圧旋回空気は、高圧空気冷却タービンの外周からタービンに流入し、同タービンを駆動することでエネルギが取り出されて温度が低下し、2次エア(シールエアおよび冷却用エア)として軸受箱やタービンロータに供給される。そのため、エンジン全体としてのエネルギ損失が抑えられると同時に、軸受箱内の潤滑油温度の上昇も起こり難くなる。
特表2001−506342号公報 特開2004−346786号公報
特許文献2のガスタービンエンジンでは、インペラ背面室内における高圧空気冷却タービンの入口(外周部)より内側に空気の出入りが少ない滞留部が形成される。高圧旋回空気は、インペラ背面室の外径側(入口側)から内径側に流れるに従って、その内向流量と半径差に比例して旋回成分を強めるが、空気の出入りが少ない滞留部では旋回成分の成長が弱められてしまうばかりでなく、空気間の摩擦により、滞留部の外径側を流れる高圧旋回空気の旋回をも阻害する。すると、高圧旋回空気による十分な圧力降下が得られないため、インペラ背面室内の平均圧力が上昇してしまう。
インペラ背面室内の平均圧力が上昇した場合、インペラ背面室における前側の室壁が高圧コンプレッサのインペラホイールによって画成されているため、インペラホイール(すなわち、アウタシャフト)には前方への軸方向荷重が作用することになる。その結果、アウタシャフトを支持する軸受では、負担する軸方向荷重(ベアリングスラスト)の増加により発熱量が増大し、潤滑油の高温劣化や軸受の寿命低下等が生じることがあった。
本発明は、このような状況に鑑みなされたもので、アウタシャフトを支持する軸受の軸方向荷重を増大させることなく、2次エアの効果的な冷却を実現したガスタービンエンジンの2次エア供給装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係るガスタービンエンジンの2次エア供給装置は、低圧コンプレッサならびに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフトならびに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの2次エア供給装置であって、前記シールエア導入手段が、前記アウタシャフトの周囲に形成され、前記各軸受箱に設けられたシール部の外側に連通するシールエア供給路と、前記高圧コンプレッサの吐出した高圧空気が流入する高圧空気室と、前記高圧コンプレッサのインペラ背面側に流出した高圧旋回空気が流入するインペラ背面室とを区画する隔壁と、前記高圧タービンのディスク部前面側に形成され、前記高圧空気室内の高圧空気を前記シールエア供給路に導入する高圧空気冷却タービンと、前記インペラ背面室の内周側に形成され、前記高圧旋回空気を前記シールエア供給路に導入する旋回空気冷却タービンとを備え、前記高圧空気冷却タービンは、前記アウタシャフトと一体に回転するロータと、前記高圧タービンのディスク部前面とにより形成され、前記高圧空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させ、当該ロータと当該ディスク部前面との少なくとも一方に当該高圧空気冷却タービンの翼が設けられ、前記旋回空気冷却タービンが、前記ロータの基部に穿設されて前記高圧旋回空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させる転向流路からなることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、低圧コンプレッサならびに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフトならびに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの2次エア供給装置であって、前記シールエア導入手段が、前記アウタシャフトの周囲に形成され、前記各軸受箱に設けられたシール部の外側に連通するシールエア供給路と、前記高圧コンプレッサの吐出した高圧空気が流入する高圧空気室と、前記高圧コンプレッサのインペラ背面側に流出した高圧旋回空気が流入するインペラ背面室とを区画する隔壁と、前記高圧タービンのディスク部前面側に形成され、前記高圧空気室内の高圧空気を前記シールエア供給路に導入する高圧空気冷却タービンと、前記インペラ背面室の内周側に形成され、前記高圧旋回空気を前記シールエア供給路に導入する旋回空気冷却タービンと、前記アウタシャフトと一体に回転するロータとを備え、前記隔壁に前記ロータの前面を室壁の一部とする中間室が形成され、当該中間室に前記高圧空気室の高圧空気を導入する導入路が形成されたことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項2に記載されたガスタービンエンジンの2次エア供給装置において、前記高圧空気冷却タービンは、前記ロータと、前記高圧タービンのディスク部前面とにより形成され、前記高圧空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させ、当該ロータと当該ディスク部前面との少なくとも一方に当該高圧空気冷却タービンの翼が設けられ、前記旋回空気冷却タービンが、前記ロータの基部に穿設されて前記高圧旋回空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させる転向流路からなることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載されたガスタービンエンジンの2次エア供給装置において、前記ロータが前記アウタシャフトにボス部をもって連結され、前記転向流路が当該ロータに設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、高圧空気および高圧旋回空気は、高圧空気冷却タービンあるいは旋回空気冷却タービン内でエネルギを消費した後にシールエア供給路に導入されるため、その温度が低下して軸受や潤滑油の温度上昇が抑制される。また、高圧空気冷却タービンおよび旋回空気冷却タービンの製造が容易になる。また、請求項2の発明によれば、導入路から中間室に導入された高圧空気によってロータの前面を介してアウタシャフトに後方への軸方向荷重が作用するため、インペラ背面室内で高圧コンプレッサの背面を介してアウタシャフトに作用する前方への軸方向荷重を相殺しやすくなる。また、請求項3の発明によれば、高圧空気冷却タービンあるいは旋回空気冷却タービン内でエネルギを消費した後にシールエア供給路に導入されるため、その温度が低下して軸受や潤滑油の温度上昇が抑制される。また、請求項4の発明によれば、構成部品点数や組立工数が削減できる
以下に添付の図面に示された具体例に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
≪全体構成≫
図1は、本発明が適用されたガスタービンエンジンとしての複軸バイパスジェットエンジンの模式図である。このエンジン1は、互いの間をストラット2で連結されて同軸上に配置されたそれぞれが円筒状をなすアウタケーシング3とインナケーシング4とを有している。また、同心的に組み合わされた中空軸からなり、それぞれが互いに独立した軸受5f,5r,6f,6rをもってケーシングの中心部に支持されたアウタシャフト7とインナシャフト8とを有している。
アウタシャフト7には、その前側(図の左側)に高圧遠心コンプレッサHCのインペラホイール9が、そして後側(図の右側)に逆流燃焼器10のノズルNに隣接配置された高圧タービンHTのタービンホイール11が、それぞれ一体的に結合されている。
インナシャフト8には、その前端にフロントファン12が、フロントファン12の後方に低圧軸流コンプレッサLCの動翼を構成するコンプレッサホイール13が、そして後端に燃焼ガスの噴射ダクト14中に低圧タービンLTの動翼を置いた一対のタービンホイール15a,15bが、それぞれ一体的に結合されている。
フロントファン12の中心には、ノーズコーン16が設けられ、フロントファン12の後方には、アウタケーシング3の内周面にその外端を結合させた静翼17が配置されている。
インナケーシング4の前端部内周には、低圧軸流コンプレッサLCの静翼18が配置されている。そしてその後方には、フロントファン12が吸入しかつ低圧軸流コンプレッサLCが予圧した空気を高圧遠心コンプレッサHCへと送り込むための吸入ダクト19と、これに連続する高圧遠心コンプレッサHCのインペラケーシング20とが形成されている。また吸入ダクト19の内側には、前記のアウタシャフト7ならびにインナシャフト8の各前端部を支持する前側軸受5f,6fの軸受箱21が結合されている。
フロントファン12が吸入した空気は、その一部が上記のように低圧軸流コンプレッサLCを経て高圧遠心コンプレッサHCへと送り込まれる。そしてその残りの比較的低速かつ大量の空気は、アウタケーシング3とインナケーシング4との間に形成されたバイパスダクト22から後方へ噴射され、エンジンバイパス側での推力となる。
高圧遠心コンプレッサHCの外周部には、ディフューザ23が結合されている。ディフューザ23により、その直後に設けられた逆流燃焼器10へ高圧の空気が送り込まれる。逆流燃焼器10では、その後端面に設けられた燃料噴射ノズル24から噴射された燃料とディフューザ23から送り込まれた高圧空気とを混合して燃焼させる。そして後方を向くノズルNから噴射ダクト14を経て大気中へ噴射する燃焼ガスにより、エンジンコア側での推力を得る。
なお、噴射ダクト14の内側には、前記のアウタシャフト7ならびにインナシャフト8の後端部を支持する各後側軸受5r,6rの軸受箱25が結合されている。
エンジン1のアウタシャフト7には、図示されていないギア機構を介してスタータモータ26の出力軸が連結されている。スタータモータ26が始動すると、高圧遠心コンプレッサHCのインペラホイール9がアウタシャフト7と共に駆動され、高圧空気が逆流燃焼器10へ送り込まれる。この高圧空気と燃料とを混合して燃焼させると、その燃焼ガスの膨張圧で高圧タービンHTのタービンホイール11ならびに低圧タービンLTのタービンホイール15a,15bが駆動される。この高圧タービンホイール11の回転力で高圧遠心コンプレッサHCのインペラホイール9が、そして低圧タービンホイール15a,15bの回転力でフロントファン12及び低圧軸流コンプレッサLCのコンプレッサホイール13が、それぞれ駆動される。そして燃焼ガスの膨張圧で高圧タービンホイール11ならびに低圧タービンホイール15a,15bが駆動されると、燃料供給量と吸入空気量との自己フィードバック的釣り合いに応じて定まる状態でエンジン1が回転を継続することとなる(定格回転)。
図2に詳細に示すように、前側軸受箱21には、アウタシャフト7の前端部を支持する前側軸受5fならびにインナシャフト8の前端部を支持する前側軸受6fの支持部が軸方向に所定の間隔をもって形成されている。また、図3に詳細に示すように、後側軸受箱25には、アウタシャフト7の後端部を支持する後側軸受5rならびにインナシャフト8の後端部を支持する後側軸受6rの支持部が軸方向に所定の間隔をもって形成されている。
前側軸受箱21におけるアウタシャフト7の前側軸受5fの後方ならびにインナシャフト8の前側軸受6fの前方に隣接する部位と、後側軸受箱25におけるアウタシャフト7の後側軸受5rの前方ならびにインナシャフト8の後側軸受6rの後方に隣接する部位とには、各軸受に供給された潤滑油が各軸受箱21,25の外へ漏出することを防止するためのシール部としての各フローティング・リング・シール31a〜31cおよびラビリンスシール32a〜32dが設けられている。
また、アウタシャフト7の前端部には、前側軸受5fのインナレースならびにスタータ用ベベルギア33が結合されると共に、インペラホイール9の軸方向前端部がスプライン結合している。インペラホイール9の背面の軸心部には、カービックカプリング34aを介してタービンホイール11の前面の軸心部が連結されている。そしてタービンホイール11の背面の軸心部は、アウタシャフト7後端の軸受支持部に隣接して嵌着されたカラー36に対し、カービックカプリング34bを介して結合されている。
インペラホイール9、タービンホイール11、カラー36、およびアウタシャフト7後端部を支持する後側軸受5rのインナレースを、この順にアウタシャフト7に取り付けてベアリングナット37を締め込むことにより、アウタシャフト7には適宜な初期張力が加えられる。
≪シールエア導入手段≫
図4に詳細に示すように、インペラホイール9の背面側には、インペラケーシング20に連続するかたちで外側隔壁41と内側隔壁42とが設置されている。外側隔壁41は、タービンホイール11のディスク部11bの近傍まで延設され、燃焼器10の設置された高圧空気室43を画成している。また、内側隔壁42は、タービンホイール11の基部前端11aの近傍まで延設され、インペラホイール9の背面9aが臨むインペラ背面室44を画成するとともに、外側隔壁41との間に中間室45を画成している。なお、エンジン1の運転時において、高圧空気室43には高圧遠心コンプレッサHCのインペラホイール9から吐出された高圧空気が流入し、インペラ背面室44にはインペラホイール9の背面に流れた高圧旋回空気が流入する。
タービンホイール11の基部前端11aには、その外周面にロータ51が外嵌・圧入されている。ロータ51は、図5にその斜視を示すように、タービンホイール11の基部前端11aに外嵌するボス部52と、ボス部52の外周側から後方に延設された内側円筒部53と、内側円筒部53の後端から半径方向外側に向けて延設されたケーシング部54と、ケーシング部54の外周側から前方に延設された外側円筒部55と、ケーシング部54の後面に突設された多数の翼56とを備えている。
本実施形態の場合、ロータ51のケーシング部54の後面がディスク部11bの前面に所定の間隔で対峙する一方で、翼56の後端がディスク部11bの前面に当接し、これにより、タービンホイール11のディスク部11bの前面に高圧空気冷却タービン57が形成されている。また、ボス部52には、その前端面から後端面に向けて斜めに多数の転向流路58が設けられており、これら転向流路58が旋回空気冷却タービン59を形成している。高圧空気冷却タービン57および旋回空気冷却タービン59の出口側は、ロータ51の内側円筒部53の内周側に形成された空隙60に開口している。なお、外側隔壁41の後端部には、高圧空気室43内の高圧空気に旋回成分を与えながら高圧空気冷却タービン57に導入する導入孔61が穿設されている。
ロータ51には、外側円筒部55の外周面にシールフィン65が突設され、内側円筒部53の外周面にラビリンスシール66が突設されている。外側円筒部55側のシールフィン65は外側隔壁41の後端側内周面に所定の間隙をもって対峙し、内側円筒部53側のラビリンスシール66は内側隔壁42の後端側内周面に所定の間隙をもって対峙している。
インペラホイール9およびタービンホイール11の軸心部内周面とアウタシャフト7の外周面との間にはエア通路(シールエア供給路)71が形成されており、タービンホイール11の基部前端11aには前述の空隙60とエア通路71とを連通させる連通孔73が穿設されている。
図2に示されるように、インペラホイール9のスプライン嵌合部には軸方向溝82が設けられ、インペラホイール9の軸心部前端に配設されたラビリンスシール32bを備えたカラー83には、エア通路71(中空連結軸35の内側)と前側軸受箱21の後部内側とを連通するオリフィス84が設けられている。
前側軸受箱21内には、その周方向に対して概ね等分割する位置に、軸受箱21の前後を相互に連通させる通路85が複数設けられている。この通路85の断面積は、上記のオリフィス84の断面積に比して十分に大きくされている。
≪実施形態の作用≫
エンジン1において、高圧遠心コンプレッサHCにより昇圧された高圧空気は、その大部分がディフューザ23を通して高圧空気室43に流入し、残りの一部がインペラホイール9の外周から高圧旋回空気としてインペラ背面室44に流入する。高圧空気室43に流入した高圧空気は、逆流燃焼器10内で燃料と伴に燃焼され、その燃焼ガスの噴射圧で高圧タービンHTの高圧タービンホイール11並びに低圧タービンLTの低圧タービンホイール15が駆動される。
<シールエア>
図4に示すように、高圧空気室43に流入した高温の高圧空気は、その一部が導入孔61から旋回方向に噴出して高圧空気冷却タービン57に流入する。高圧空気は、高圧空気冷却タービン57内で翼56によって転向され、高圧空気冷却タービン57(すなわち、アウタシャフト7)の回転を助長する方向に作用する。これにより、高圧空気は、エネルギを消費してその温度が低下し、比較的低温のシールエアとなって空隙60に流入する。
一方、インペラ背面室44に流入した高温の高圧旋回空気は、インペラ背面室44内を外径側(入口側)から内径側に流れた後、インペラ背面室44の後端から旋回空気冷却タービン59に流入する。高圧旋回空気は、旋回空気冷却タービン59内で転向流路58の壁面に衝突して転向され、旋回空気冷却タービン59(すなわち、アウタシャフト7)の回転を助長する方向に作用する。これにより、高圧旋回空気も、エネルギを消費してその温度が低下し、比較的低温のシールエアとなって空隙60に流入する。
高圧空気冷却タービン57および旋回空気冷却タービン59から空隙60に流入したシールエアは、空隙60から連通孔73を経由してエア通路71に流れ、軸方向溝82およびオリフィス84を経て、前側軸受箱21内でアウタシャフト7の前端部を支持する前側軸受5fの後方に位置するフローティング・リング・シール31bの装着部に流入する。シールエアはまた、前側軸受箱21の前後を連通する通路85を経て、前側軸受箱21内でインナシャフト8の前端部を支持する前側軸受6fの前方に位置するフローティング・リング・シール31aの装着部に流入する。
このようにして、前側軸受箱21内の前後に位置するフローティング・リング・シール31a,31bの装着部に流入した高圧空気により、前側軸受箱21の外圧が内圧より高く保たれ、前側軸受箱21内の潤滑油の漏出が防止される。なお、このシール圧はラビリンスシール32a,32bにより封止される。
本実施形態では、高圧空気冷却タービン57および旋回空気冷却タービン59を設けたことにより、高圧遠心コンプレッサHCにより昇圧された高圧空気や高圧旋回空気の温度を下げて、軸受箱21のシールエアとして供給するることができる。それにより、軸受箱21の潤滑油の温度上昇を抑止できるため、例えばアルミニウム製ケース及び鋼製ギア部材の温度上昇、潤滑油の劣化などを防止し得る。したがって、大型のオイルクーラの設置や潤滑油量の増大が不要となり、ガスタービンエンジンを軽量化し、低コスト化し得る。
以上、前側軸受箱21へのシールエアの供給経路について説明したが、これは後側軸受箱25についても同様に実施可能である。その場合には、図3に示したように、カラー36におけるアウタシャフト7の後端部を支持する後側軸受5rの前方にT字状断面形状の半径方向外向きフランジ部36aを一体に形成し、そのフランジ部36a内にエア通路36bを設ける。フランジ部36aのT字状断面形状における両つば部にはそれぞれラビリンスシール32cを設け、それら一対のラビリンスシール32cの間にエア通路36bが開口させることにより、カラー36の内周面とアウタシャフト7の外周面との間に形成される空隙と一対のラビリンスシール32cの中間とを連通する。また、インナシャフト8の後端部を支持する後側軸受6rの後方に配設されたフローティング・リング・シール31cとこれに隣接するラビリンスシール32dとの間の部分に連通する通路48を、後側軸受箱25の適所に設ければ良い。
なお、前後の軸受箱21・25の内側は、アウタシャフト7の内周面とインナシャフト8の外周面との間に形成された空隙49を介して互いに連通しており、後側軸受箱25の軸受5r・6rを潤滑した潤滑油の一部とラビリンスシール32cおよびフローティング・リング・シール31cから侵入したシールエアとは前記空隙49を通って前側軸受箱21に流入した後、例えばアウタシャフト7の軸端に設けられたベベルギア33に噛み合う駆動用ベベルギアの軸に沿って設けられたドレン孔(図示せず)を介してスタータモータ26に連結されたギアボックスGBに導かれ、ギアボックスGB内に設けられた油分分離装置(図示せず)で油分を除去した上でバイパスダクト22から大気中に放出される。
<アウタシャフトのスラスト>
図4中に矢印で示すように、インペラ背面室44では、高圧旋回空気の圧力によってインペラホイール9が前方に付勢される。しかし、本実施形態の場合、高圧旋回空気は、インペラ背面室44の最も内径側に位置する旋回空気冷却タービン59から流出するため、前述した従来装置とは異なり、インペラ背面室44内全域で内向旋回流による圧力降下が発生する。そのため、インペラ背面室44内の平均圧力が小さくなり、インペラホイール9(すなわち、アウタシャフト7)に作用する前方への付勢力(軸方向荷重)も比較的小さいものとなる。
一方、本実施形態の場合、高圧空気室43の高圧空気は中間室45にも導入され、これにより、図4中に矢印で示すように、アウタシャフト7を後方に付勢する軸方向荷重が発生する。高圧空気室43から中間室45への高圧空気の導入は、外側隔壁41とロータ51の外側円筒部55との間から行われる。外側隔壁41とロータ51との間には必要に応じてシールフィン65を設置して中間室45にかかる圧力を調整する。また、内側隔壁42とロータ51との間には前記シールフィン65よりも小径の多層ラビリンスシール66を設置して中間室45の気密を確保する。これにより、中間室45では、導入された高圧空気の圧力により、ロータ51(すなわち、アウタシャフト7)に後方への軸方向荷重が作用することになる。
このように、本実施形態の場合、アウタシャフト7には、インペラホイール9を介して前方への軸方向荷重が作用する一方で、ロータ51を介して後方への軸方向荷重が作用するため、全体としての軸方向荷重は両軸方向荷重を相殺した比較的小さなものとなる。その結果、アウタシャフト7を支持する軸受5f,5rが負担する軸方向荷重(ベアリングスラスト)が減少し、従来装置で問題となっていた発熱量の増大による潤滑油の高温劣化や軸受の寿命低下等が起こり難くなった。なお、インペラホイール9およびロータ51の側面に作用する前後荷重の総和として得られる軸方向荷重(ベアリングスラスト)の大きさは、前記シールフィン65による高圧空気室43から中間室45への高圧空気の導入量の調整や、旋回空気冷却タービン59の転向流路58の断面積等を適宜設定することで調整可能である。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では高圧空気冷却タービンを構成する翼をロータ側に形成したが、タービンホイール側に翼を形成してもよいし、ロータを廃してタービンホイールの前面に高圧空気冷却タービンを一体に形成するようにしてもよい。また、上記実施形態では旋回空気冷却タービンをロータのボス部に形成したが、他の部材、例えば、インペラホイールや専用のリング等に成形するようにしてもよいし、旋回空気冷却タービンの転向流路としては、軸方向への貫通孔のみならず、回転方向に傾斜した傾斜貫通孔や翼形状もしくは案内板を備えたベーン型転向流路を採用してもよい。また、上記実施形態では高圧空気室とインペラ背面室との間に形成した中間室に高圧空気を導入し、その中間室内の圧力によって高圧空気冷却タービンの前面に後方への軸方向荷重を作用させるようにしたが、その軸方向荷重は必要に応じて適宜調整すればよい。その他、ガスタービンエンジンの具体的構成やシールエア導入手段の具体的構造等についても、本発明の主旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
本発明が適用されたジェットエンジンの概略構成図である。 図1に示したジェットエンジンの高圧コンプレッサおよび高圧タービンの部分的拡大断面図である。 図1に示したジェットエンジンの低圧タービン側の部分的拡大断面図である。 図1に示したジェットエンジンにおけるロータの斜視図である。 図1に示したジェットエンジンにおけるシールエア導入部の要部拡大拡大図である。
符号の説明
1 エンジン
7 アウタシャフト
8 インナシャフト
9 インペラホイール
11 タービンホイール
41 外側隔壁
42 内側隔壁
43 高圧空気室
44 インペラ背面室
45 中間室
51 ロータ
52 ボス部
56 翼
57 高圧空気冷却タービン
58 転向流路
59 旋回空気冷却タービン
60 空隙
61 導入孔(導入路)
71 エア通路(シールエア供給路)
HT 高圧タービン
HC 高圧遠心コンプレッサ

Claims (4)

  1. 低圧コンプレッサならびに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフトならびに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの2次エア供給装置であって、
    前記シールエア導入手段が、
    前記アウタシャフトの周囲に形成され、前記各軸受箱に設けられたシール部の外側に連通するシールエア供給路と、
    前記高圧コンプレッサの吐出した高圧空気が流入する高圧空気室と、前記高圧コンプレッサのインペラ背面側に流出した高圧旋回空気が流入するインペラ背面室とを区画する隔壁と、
    前記高圧タービンのディスク部前面側に形成され、前記高圧空気室内の高圧空気を前記シールエア供給路に導入する高圧空気冷却タービンと、
    前記インペラ背面室の内周側に形成され、前記高圧旋回空気を前記シールエア供給路に導入する旋回空気冷却タービンと
    を備え
    前記高圧空気冷却タービンは、前記アウタシャフトと一体に回転するロータと、前記高圧タービンのディスク部前面とにより形成され、前記高圧空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させ、
    当該ロータと当該ディスク部前面との少なくとも一方に当該高圧空気冷却タービンの翼が設けられ、
    前記旋回空気冷却タービンが、前記ロータの基部に穿設されて前記高圧旋回空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させる転向流路からなることを特徴とするガスタービンエンジンの2次エア供給装置。
  2. 低圧コンプレッサならびに低圧タービンが連結されたインナシャフトと、高圧コンプレッサならびに高圧タービンが連結され且つ前記インナシャフトと二重軸の関係をなすアウタシャフトと、前記インナシャフトならびに前記アウタシャフトの軸端部を個々に支持するための複数の軸受をそれぞれの内部に軸方向に離間配置された複数の軸受箱と、前記高圧コンプレッサから取り出した高圧空気の一部を前記各軸受箱に設けられたシール部に導入するためのシールエア導入手段とを有するガスタービンエンジンの2次エア供給装置であって、
    前記シールエア導入手段が、
    前記アウタシャフトの周囲に形成され、前記各軸受箱に設けられたシール部の外側に連通するシールエア供給路と、
    前記高圧コンプレッサの吐出した高圧空気が流入する高圧空気室と、前記高圧コンプレッサのインペラ背面側に流出した高圧旋回空気が流入するインペラ背面室とを区画する隔壁と、
    前記高圧タービンのディスク部前面側に形成され、前記高圧空気室内の高圧空気を前記シールエア供給路に導入する高圧空気冷却タービンと、
    前記インペラ背面室の内周側に形成され、前記高圧旋回空気を前記シールエア供給路に導入する旋回空気冷却タービンと、
    前記アウタシャフトと一体に回転するロータと
    を備え、
    前記隔壁に前記ロータの前面を室壁の一部とする中間室が形成され、
    当該中間室に前記高圧空気室の高圧空気を導入する導入路が形成されたことを特徴とするガスタービンエンジンの2次エア供給装置。
  3. 前記高圧空気冷却タービンは、前記ロータと、前記高圧タービンのディスク部前面とにより形成され、前記高圧空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させ、
    当該ロータと当該ディスク部前面との少なくとも一方に当該高圧空気冷却タービンの翼が設けられ、
    前記旋回空気冷却タービンが、前記ロータの基部に穿設されて前記高圧旋回空気を前記アウタシャフトの回転を助長する方向に作用させるべく転向させ転向流路からなることを特徴とする、請求項2に記載のガスタービンエンジンの2次エア供給装置。
  4. 前記ロータが前記アウタシャフトにボス部をもって連結され、
    前記転向流路が当該ロータに設けられたことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のガスタービンエンジンの2次エア供給装置。
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