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JP4671635B2 - ズームレンズ - Google Patents

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JP4671635B2
JP4671635B2 JP2004209352A JP2004209352A JP4671635B2 JP 4671635 B2 JP4671635 B2 JP 4671635B2 JP 2004209352 A JP2004209352 A JP 2004209352A JP 2004209352 A JP2004209352 A JP 2004209352A JP 4671635 B2 JP4671635 B2 JP 4671635B2
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Description

本発明は、CCDやCMOS等の受光素子を用いた車載用カメラ、監視用カメラ、デジタルカメラ、携帯電話機搭載カメラ等に使用されるメガオーダの高画質に対応した小型で軽量なズームレンズに関するものである。
CCDやCMOS等の受光素子として、1/3、1/4インチサイズのものが実用化され、これに伴って、カメラ自体も小型化されてきており、これらに組み込まれる撮影レンズはもとよりズームレンズも必然的に小型化、コンパクト化の要求が高まってきている。更に、CCDなどの受光素子は、CCDの小型化とは裏腹にメガオーダの高画素化となってきている。このような高画素の受光素子を用いたカメラに使用されるズームレンズも必然的に高い光学性能を発揮できるものでなければならなくなってきた。従来では、この手のズームレンズは高い光学性能を発揮させるために、多数枚のレンズを用いて収差補正を行ってきたのが実情である。
2群ズームレンズとしては、例えば、特許文献1、2に記載されたものがある。これらの2群ズームレンズは、いずれもワイド側からテレ側に変倍するとき、第1レンズ群と第2レンズ群の空気間隔を狭めながら、物体側に移動する方式が取られていて、テレ端における光学全長はワイド端のときに比し、相当に長いものとなっている。また、特許文献3に記載されたものは、負正正からなる3群ズームレンズであり、ワイド端の全長とテレ端の全長がほぼ同じである。しかし、2群の第2レンズの肉厚が厚いため、光学全長が比較的長いものとなっている。
特開平8−129133号公報 特開平9−184979号公報 特開2003−222798号公報
本発明の課題は、携帯電話機などに搭載するのに適したズームレンズを提案することにある。
すなわち、本発明の課題は、レンズ系の全長をできるだけ短くでき、同時に、ワイド時の第1群レンズの物体側レンズ面から結像面までの全長と、テレ時における第1群レンズの物体側レンズ面から結像面までの全長が、概ね同じになるようにすることのできるズームレンズを提案することにある。
また、本発明の課題は、テレ端とワイド端の中間焦点距離の位置において第1レンズ群をテレまたはワイドの時の位置にまで繰り出すことにより超マクロ撮影(超近接撮影)を可能とし、高精細な画素に対応可能なレンズ枚数の少ない小型で軽量な高倍率のズームレンズを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のズームレンズは、全光学系が3ないし4枚のレンズからなる2群ズームレンズであって、第1レンズ群の焦点距離と第2レンズ群の焦点距離の比率配分によりワイド端のときの光学全長とテレ端の時の光学全長をほぼ同じになるようにしてある。また、第1レンズ群は、変倍に伴う像面位置の変動を補正する作用を有し、必要に応じて距離調節機能を持たせている。第2レンズ群は、第1レンズ群との間に形成される空間距離を光軸に沿って狭めることにより、ワイドからテレに向かって焦点距離が変化するようになっている。さらに、第1レンズ群および第2レンズ群を構成しているレンズのレンズ面のうち、少なくとも一つのレンズ面を非球面とすることにより、光学性能を有利にしている。
なお、各レンズはプラスチックレンズあるいはガラスレンズのいずれとすることも可能であるが、プラスチックレンズとした場合には、加工上、大変都合がよい。また、本発明は2群3枚構成のズームレンズに限定されるものではなく、第1レンズ群が二枚のレンズからなる2群4枚構成、または第2レンズ群の前側レンズが二枚のレンズからなる2群4枚構成のズームレンズに対しても同様に適用できる。
詳細に説明すると、本発明は、
物体側より結像側に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されてなる2群構成のズームレンズであって、
前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた一枚の凹レンズからなり、
前記第2レンズ群は、一枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、
前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つのレンズ面が非球面であり、
以下の条件式(1)〜(7)を満たしていることを特徴としている。
0.5<dm/fW<3.0 (1)
2.0<ΣdW/fW<8.0 (2)
0.5<|f1/f23|<2.0 (3)
1.0<f3/f2<10.0 (4)
|R8/R7|<1.0 (5)
0.05<H/fW/ΣdW<0.1 (6)
1.0/fW<dn<3.5/fW (7)
但し、fW :全レンズ系のワイド端における合成焦点距離
f1 :第1レンズ群の焦点距離
f2 :第2レンズ群の前側レンズの焦点距離
f3 :第2レンズ群の後側レンズの焦点距離
f23:第2レンズ群の焦点距離
R7 :第2レンズ群の後側レンズの物体側レンズ面の曲率
R8 :第2レンズ群の後側レンズの結像側レンズ面の曲率
dm :第2レンズ群の前側レンズの物体側レンズ面からから後側レンズの結像側レンズ面までの距離
dn :第2レンズ群における前側レンズの物体側のレンズ面から像面側のレンズ面までの光軸上の距離
ΣdW:ワイド端における物体側レンズ面から結像面までの光軸上の距離
H :結像面における最大像高
条件式(1)は、下限の0.5を下回ると軸外の倍率の色収差が補正不足となり、また、ズームの各ポジションにおいて、大きな口径を維持しながらコマ収差や球面収差を安定に保つことができない。次に、上限の3.0を超えると周辺光量の確保が難しくなると同時に、小型化を実現することが困難となる。
条件式(2)は、光学系の大きさを規定するものであり、下限2.0を下回ると各レンズ群のパワーが強くなり、収差の補正が困難となると共にレンズの加工が極めて困難となる。また、上限8.0を超えると各レンズ群のパワーは弱くなり、収差の補正やレンズの加工性には有利であるが、当初の目的である小型化にはそぐわなくなる。
条件式(3)は、ワイド・ポジションとテレ・ポジションにおいて、レンズ系の全長を一定に保つための条件であると共に、ワイドとテレの光学性能を安定にするための条件でもある。
即ち、下限0.5を下回るとワイド側の全長に対してテレ側の全長が短くなると共に、第1レンズ群のパワーが強くなって各収差の補正バランスが取りにくくなる。また、上限の2.0を超えるとテレ側の全長に対してワイド側の全長が短くなると同時に、第2レンズ群のパワーが強くなって各収差の補正バランスが取りにくくなる。従って、この条件式(3)は、この下限および上限の範囲を超えるとワイド端およびテレ端の全長を一致させることができなくなる。
条件式(4)は、各収差のバランスを安定に保つための条件であって、下限の1.0を下回ると軸外の倍率の色収差が補正困難となると共に、小型化が難しくなる。また、上限の10.0を超えると第2レンズ群の前側レンズのパワーが強くなって各収差を安定的に補正することが難しく、特に、軸外の倍率の色収差が補正過剰となってしまう。
条件式(5)は、各ズーム・ポジションにおける像面湾曲と球面収差のバランスを取るための条件であって、この範囲を超えると周辺の像面が物体側に湾曲し、球面収差とのバランスがとれなくなる。即ち、像面は(−)方向に湾曲し、球面収差は(+)方向に傾いてしまう。
条件式(6)において、下限0.05を下回るとレンズ系全体が大型化してしまい、本来の目的とする小型化が達成できなくなると共にズーム系のワイド化が難しくなる。また、上限を超えるとレンズ系の小型化は可能となるが、各レンズ群のパワーが強くなり過ぎて、安定した収差の確保ができなくなる。
条件式(7)において、上限の3.5/fWを超えると全長が長くなり、本来の小型化が達成できなくなる。また、全長を維持した状態では2群のパワーが小さくなるため、ディストーションが大きくなり、更に、ワイド側の像面がオーバーとなって結像性能が満たされなくなる。下限の1/fWを下回ると第2レンズ群の前側レンズのコバ厚が薄くなり生産が困難となってしまう。
次に、本発明は、物体側より結像面に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されており、前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた二枚の凹レンズからなり、前記第2レンズ群は、一枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つの面が非球面となっている2群構成のズームレンズにも適用できる。
また、本発明は、物体側より結像面に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されており、前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた一枚の凹レンズからなり、前記第2レンズ群は、二枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つの面が非球面となっている2群構成のズームレンズにも適用できる。
本発明のズームレンズでは、前記第1レンズ群における、ズーミングにおけるワイド端とテレ端での結像面からの距離をほぼ同一にすることができ、スタンダード位置での結像面からの距離を前記ワイド端および前記テレ端での前記距離よりも短くすることができる。また、前記第2レンズ群を、ワイド端からテレ端に向かうに従って前記第1レンズ群との距離が狭まるように光軸に沿って移動させることができる。
また、ズーミングにおける前記スタンダード位置において前記第1レンズ群をテレ端あるいはワイド端の位置とすることにより、超近接撮影を行うことができる。
さらに、前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成している各レンズを同一材質、特にプラスチックとすれば、加工が簡単になるなどの利点がある。
以上説明したように、本発明のズームレンズは2群3枚構成あるいは2群4枚構成のレンズであり、光学系の全長が10mm以下と小さいにもかかわらず、2〜3倍の高いズーム比を保持し、メガオーダ相当の高画素に対応することが可能である。よって、本発明によれば、小型でメガオーダの高画素に対応した高倍率のズームレンズを実現できる。
以下に、図面を参照にして、本発明を適用したズームレンズの各実施例を説明する。実施例1〜3のズームレンズは2倍のズームレンズの例であり、実施例4〜6のズームレンズは3倍の高倍率ズームレンズの例である。また、各実施例においては、光学材料を全て同一材料であるプラスチックとしたもの、異なった光学材料、例えば、プラスチックとガラスとを用いた例が含まれている。しかしながら、光学材料を全てガラスとしてもよく、また、各実施例において、使用している材料とは異なる光学材料を用いることも可能である。
図1(a)は実施例1のズームレンズを示す構成図である。本例のズームレンズ10Aは、物体側から結像面11に向かって、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIがこの順序に配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズ1からなり、第2レンズ群IIは前側レンズ2と後側レンズ3から構成されている。後側レンズ3の物体側近傍には、絞り4が配置され、後側レンズ3と結像面11の間にはカバーガラス10が配置されている。
第1レンズ1は、物体側に大きな曲率を有するレンズ面1aを備えた凹レンズである。第2レンズ群IIの前側レンズ2は一枚の凸レンズ2からなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなる。これら二枚の凸レンズ2、3は一定の間隔を保持した状態で配列されている。すなわち、ズーミング時において一定の間隔を保持した状態で光軸方向に移動するように構成されている。また、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、第2レンズ群IIの前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが非球面とされている。
図1(b)にはズームレンズ10Aのズーミングにおける第1レンズ群Iおよび第2レンズ群IIの移動軌跡を示してある。第1レンズ群Iは、ワイド端Wとテレ端Tにおける結像面11からの距離がほぼ同一であり、その中間焦点距離(スタンダード)の位置Sにおいてはそれよりも短い。そして、第1レンズ群Iはこれらの点を結ぶ曲線状の移動軌跡Iaを描くことにより、ズーミングによる焦点面の移動の補正を行っている。これに対して、第2レンズ群IIは、ワイド端Wからテレ端Tに向かうに従って、第1レンズ群Iとの距離が狭まるように、直線状の移動軌跡IIaを描くことにより、変倍を行っている。
また、第1レンズ群Iは距離調節機能を有しているが、本例においては、50cmの有限セットとすることにより、概ね、ワイド端では∞〜12cm、スタンダードにおいては∞〜18cm、テレ端においては∞〜22cmまでを実現させている。
更には、スタンダード位置Sにおいて、第1レンズ群Iをワイド端Wあるいはテレ端Tの時点の位置にまで繰り出すことにより、凹レンズ1の物体側のレンズ面1aから23mmの超近接撮影(マクロ撮影)を可能としている。
ズームレンズ10Aの全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー:3.37 4.40 5.40
焦点距離 :2.25mm 3.40mm 4.50mm
f1 :−3.19mm
f2 :3.125mm
f3 :8.39mm
f23 :2.70mm
dm :2.5mm
ΣdW :9.0165mm
表1Aにはズームレンズ10Aの各レンズ面のレンズデータを示し、表1Bには非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。表1Aにおいて、iは物体側より数えたレンズ面の順番を表し、Rはレンズ面の曲率を表し、dはレンズ面の距離を表し、Ndは各レンズの屈折率を表し、νdは各レンズのアッベ数を表す。また、番号iに星印が付してあるレンズ面は非球面であることを示す。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
レンズ面に採用する非球面形状は、光軸方向の軸をX、光軸に直交する方向の高さをH、円錐係数をK、非球面係数をA、B、C、Dとすると、次式により表すことができる。
Figure 0004671635
なお、各記号の意味および非球面形状を表す式は、後述の実施例2〜6においても同様である。
ズームレンズ10Aは条件式(1)〜(7)を満足している。
0.5<dm/fW<3.0 (1)
2.0<ΣdW/fW<8.0 (2)
0.5<|f1/f23|<2.0 (3)
1.0<f3/f2<10.0 (4)
|R8/R7|<1.0 (5)
0.05<H/fW/ΣdW<0.1 (6)
1.0/fW<dn<3.5/fW (7)
即ち、dm/fW=1.11、ΣdW/fW=4.0、|f1/f23|=1.16、f3/f2=2.69、|R8/R7|=0.19、H/fW/ΣdW=0.092、0.44<dn=0.8<1.56であり、条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.867mmである。
図6はズームレンズ10Aにおける諸収差を示す収差図である。SAは球面収差を表し、ASは非点収差を表し、Tはタンジェンシャル、Sはサジタルの像面を表し、DISTはディストーションを表す。これらの記号の意味は、後述の実施例2〜6に対する諸収差を表す収差図においても同様である。
実施例2のズームレンズ20の構成は実施例1の構成と基本的に同一であるので、図1を転用して説明する。ズームレンズ20では、物体側から結像面11に向かって、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIがこの順序に配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズ1からなる。第2レンズ群IIは、前側レンズ2と後側レンズ3とが絞り4を介して配列された構成となっており、絞り4は後側レンズ3の物体側近傍に配置されている。また、後側レンズ3と結像面11の間にはカバーガラス10が配置されている。
第1レンズ1は、物体側に大きな曲率を有するレンズ面1aを備えた凹レンズである。第2レンズ群IIの前側レンズ2は一枚の凸レンズ2からなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなる。これら二枚の凸レンズ2、3は一定の間隔を保持した状態で配列されている。すなわち、ズーミング時において一定の間隔を保持した状態で光軸方向に移動するように構成されている。また、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、第2レンズ群IIの前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが非球面とされている。
ズームレンズ20におけるズーム方式、距離調節方式、超近接撮影方式(マクロ撮影方式)は実施例1のズームレンズ10Aと同様である。
ズームレンズ20の全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー:3.46 4.4 5.3
焦点距離 :2.25mm 3.40mm 4.50mm
f1 :−3.19mm
f2 :3.21mm
f3 :8.127mm
f23 :2.75mm
dm :2.40mm
ΣdW :9.0754mm
表2Aはズームレンズ20の各レンズ面のレンズデータを示し、表2Bは非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ20においては、dm/fW=1.07、ΣdW/fW=4.0、|f1/f23|=1.16、f3/f2=2.53、|R8/R7|=0.003、H/fW/ΣdW=0.09、0.45<dn=0.8<1.56であるので、前述の条件式(1)〜 (7)を満足している。なお、Hは1.835mmである。
図7は実施例2のズームレンズ20における諸収差を示す収差図である。
図2(a)は実施例3に係るズームレンズ30の構成図である。ズームレンズ30は、物体側より結像面11に向かって、第1レンズ群I、第2レンズ群IIおよびカバーガラス10がこの順序で配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズ1からなり、この凹レンズ1は物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとされている。第2レンズ群IIは前側レンズ2および後側レンズ3と、これらの間に配置した絞り4とを備えている。前側レンズ2は一枚の凸レンズからなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなる。これらの凸レンズは一定の間隔を保持した状態で配列されている。
本例では、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが共に非球面とされている。
ズームレンズ30におけるズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式は、図2(b)に示すように、実施例1のズームレンズ10Aの場合と同様である。
ズームレンズ30の全光学系のレンズデータは、次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー:3.0 3.9 4.8
焦点距離 :2.14mm 3.24mm 4.28mm
f1 :−3.058mm
f2 :2.71mm
f23 :2.706mm
f3 :8.224mm
dm :2.45mm
ΣdW :8.4565mm
表3Aはズームレンズ30の各レンズ面のレンズデータを示し、表3Bは非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ30においては、dm/fW=1.15、ΣdW/fW=3.95、|f1/f23|=1.13、f3/f2=3.0、|R8/R7|=0.79、H/fW/ΣdW=0.07、0.47<dn=0.8<1.64であり、前述の条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.267mmである。
図8はズームレンズ30の諸収差を表す収差図である。
実施例4に係るズームレンズ40の基本構成は実施例3のズームレンズ30と同一であるので、図2を転用して説明する。ズームレンズ40は、物体側より結像面11に向かって、第1レンズ群I、第2レンズ群IIおよびカバーガラス10がこの順序で配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズ1からなり、この凹レンズ1は物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとされている。第2レンズ群IIは前側レンズ2および後側レンズ3と、これらの間に配置した絞り4とを備えている。前側レンズ2は一枚の凸レンズからなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなる。これらの凸レンズは一定の間隔を保持した状態で配列されている。
本例では、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが共に非球面とされている。
ズームレンズ40におけるズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式は、実施例1のズームレンズ10Aの場合と同様である。
ズームレンズ40の全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー:3.0 4.6 6.3
焦点距離 :1.54mm 3.0mm 4.62mm
f1 :−2.67mm
f2 :2.66mm
f3 :7.81mm
f23 :2.71mm
dm :2.59mm
ΣdW :9.176mm
表4Aはズームレンズ40の各レンズ面のレンズデータを示し、表4Bは非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ40では、dm/fW=1.68、ΣdW/fW=5.96、|f1/f23|=0.98、f3/f2=2.94、|R8/R7|=0.78、H/fW/ΣdW=0.09、0.65<dn=0.75<2.27であり、前述の条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.272mmである。
図9はズームレンズ40の諸収差を表す収差図である。
図3(a)は実施例5に係るズームレンズを示す構成図である。実施例5のズームレンズ50は、物体側より結像面11に向かって、第1レンズ群I、第2レンズ群IIおよびカバーガラス10がこの順序で配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズからなり、この凹レンズ1は物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとされている。第2レンズ群IIは前側レンズ2および後側レンズ3と、これらの間に配置した絞り4とを備えている。前側レンズ2は一枚の凸レンズからなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなっている。これらの第2レンズ群IIは一定の間隔を保持した状態で配列されている。
本例では、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが共に非球面とされている。
ズームレンズ50におけるズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式は、図3(b)に示すように、実施例1のズームレンズ10Aの場合と同様である。
ズームレンズ50の全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー :3.0 4.4 6.4
焦点距離 :1.503mm 2.63mm 4.47mm
f1 :−2.60mm
f2 :2.466mm
f3 :9.39mm
f23 :2.65mm
dm :2.514mm
ΣdW :9.289mm
表5Aにはズームレンズ50の各レンズ面のレンズデータを示し、表5Bには非球面とされるレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ50において、dm/fW=1.67、ΣdW/fW=6.18、|f1/f23|=0.98、f3/f2=3.81、|R8/R7|=0.90、H/fW/ΣdW=0.093、0.67<dn=0.95<2.33であり、前述の条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.298mmである。
図10はズームレンズ50の諸収差を表す収差図である。
実施例6に係るズームレンズ60の基本構成は実施例5のズームレンズ50の構成とほぼ同一であるので、図3を転用して説明する。ズームレンズ60は、物体側より結像面11に向かって、第1レンズ群I、第2レンズ群II、およびカバーガラス10がこの順序に配列された構成となっている。第1レンズ群Iは一枚の凹レンズ1からなり、この凹レンズ1は物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとされている。第2レンズ群IIは前側レンズ2および後側レンズ3と、これらの間に配置した絞り4とを備えている。前側レンズ2は一枚の凸レンズからなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなる。第2レンズ群IIは一定の間隔を保持した状態で配列されている。
本例では、凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが共に非球面とされている。ズームレンズ60におけるズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式は、実施例1のズームレンズ10Aの場合と同様である。
ズームレンズ60の全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー :2.8 3.8 5.8
焦点距離 :1.565mm 2.63mm 4.67mm
f1(1a+1b):−2.705mm
f2 :2.42mm
f3 :10.27mm
f23 :2.63mm
dm :2.514mm
ΣdW :9.209mm
表6Aにはズームレンズ60の各レンズ面のレンズデータを示し、表6Bには非球面とされるレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ60において、dm/fW=1.61、ΣdW/fW=5.88、|f1/f23|=1.03、f3/f2=4.24、|R8/R7|=0.93、H/fW/ΣdW=0.07、0.64<dn=0.95<2.24であり、前述の条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.009mmである。
図11はズームレンズ60の諸収差を表す収差図である。
図4(a)は実施例7に係るズームレンズを示す構成図である。実施例7のズームレンズ70は、第1レンズ群Iの凹レンズのパワーを2分割して、3倍のズームレンズとしたものである。
ズームレンズ70は、物体側から結像面11に向けて、第1レンズ群Iおよび第2レンズ群IIと、カバーガラス10とがこの順序で配列された構成となっている。第1レンズ群Iは二枚の凹レンズ101、102を備えており、これらの凹レンズ101、102は物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとなっている。第2レンズ群IIは正のパワーを有する前側レンズ2と後側レンズ3とを備えており、これらのレンズ2、3の間に絞り4が配置されている。前側レンズ2は一枚の凸レンズからなり、後側レンズ3も一枚の凸レンズからなり、これらの凸レンズ2、3は一定の間隔を保持するように構成されている。また、第1レンズ群Iの凹レンズ101の物体側のレンズ面101aと、第1レンズ群Iの凹レンズ102の両側のレンズ面102a、102bと、第2レンズ群IIの前側レンズ2の両側のレンズ面2a、2bと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが非球面とされている。
ズームレンズ70のズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式も、図2(b)に示すように、実施例1のズームレンズ10Aと同様である。
ズームレンズ70の全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー :2.8 4.0 5.6
焦点距離 :1.54mm 2.98mm 4.62mm
f1(1a+1b):−2.66mm
f2 :2.58mm
f3 :13.155mm
f23 :2.72mm
dm :2.84mm
ΣdW :10.34mm
表7Aにはズームレンズ50の各レンズ面のレンズデータを示し、表7Bには非球面とされるレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ70において、dm/fW=1.85、ΣdW/fW=6.72、|f1/f23|=0.98、f3/f2=5.1、|R8/R7|=0.8、H/fW/ΣdW=0.08、0.65<dn=0.9<2.27であり、前述の条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.273mmである。
図12はズームレンズ70の諸収差を表す収差図である。
図5(a)は実施例8に係るズームレンズの構成図である。実施例8のズームレンズ80は、第2レンズ群の前側レンズを2分割して2群4枚構成とし、3倍ズームレンズとしたものである。
ズームレンズ80は、物体側より結像面11に向かって、第1レンズ群Iと第2レンズ群IIとカバーガラス10がこの順序で配列された構成となっている。第1レンズ群Iは、一枚の凹レンズ1からなり、物体側に凸面を向けたメニスカスレンズとされている。第2レンズ群IIは、前側レンズ2と後側レンズ3を有し、これらの間には、後側レンズ3の近傍に配置した絞り4が位置している。前側レンズ2は二枚の凸レンズ201、202を備えており、後側レンズ3は一枚の凸レンズからなっている。本例では、第1レンズ群Iの凹レンズ1の両側のレンズ面1a、1bと、第2レンズ群IIの前側レンズ2の凸レンズ201の両側のレンズ面201a、201bと、前側レンズ2の凸レンズ202の物体側のレンズ面202aと、後側レンズ3の両側のレンズ面3a、3bが非球面となっている。
ズームレンズ80のズーム方式、距離調節方式、マクロ撮影方式もまた、図5(b)に示すように、実施例1のズームレンズ10Aと同様である。
ズームレンズ80に対する全光学系のレンズデータは次の通りである。
ワイド端 スタンダード テレ端
Fナンバー :2.8 3.9 5.4
焦点距離 :1.543mm 3.0mm 4.65mm
f1 :−2.69mm
f2(2a+2b):2.54mm
f3 :8.03mm
f23 :2.69mm
dm :2.79mm
ΣdW :9.166mm
表8Aにはズームレンズ80の各レンズ面のレンズデータを示し、表8Bには非球面とされたレンズ面の非球面形状を規定するための非球面係数を示してある。
Figure 0004671635
Figure 0004671635
ズームレンズ80において、dm/fW=1.81、ΣdW/fW=5.94、|f1/f23|=1.0、f3/f2=3.16、|R8/R7|=0.83、H/fW/ΣdW=0.09、0.65<dn=1.35<2.27であり、条件式(1)〜(7)を満足している。なお、Hは1.273mmである。
図13はズームレンズ80の諸収差を表す収差図である。
本発明の実施例1および2のズームレンズの構成図、および第1レンズ群および第2レンズ群の移動軌跡を示す説明図である。 本発明の実施例3および4のズームレンズの構成図、および第1レンズ群および第2レンズ群の移動軌跡を示す説明図である。 本発明の実施例5および6のズームレンズの構成図、および第1レンズ群および第2レンズ群の移動軌跡を示す説明図である。 本発明の実施例7のズームレンズの構成図、および第1レンズ群および第2レンズ群の移動軌跡を示す説明図である。 本発明の実施例8のズームレンズの構成図、および第1レンズ群および第2レンズ群の移動軌跡を示す説明図である。 本発明の実施例1のズームレンズ10Aの収差図である。 本発明の実施例2のズームレンズ20の収差図である。 本発明の実施例3のズームレンズ30の収差図である。 本発明の実施例4のズームレンズ40の収差図である。 本発明の実施例5のズームレンズ50の収差図である。 本発明の実施例6のズームレンズ60の収差図である。 本発明の実施例7のズームレンズ70の収差図である。 本発明の実施例8のズームレンズ80の収差図である。
符号の説明
10A、20、30、40、50、60、70、80 ズームレンズ
I 第1レンズ群
II 第2レンズ群
1、101、102 凹レンズ
2 前側レンズ
201、202 凸レンズ
3 後側レンズ
4 絞り
10 カバーガラス
11 結像面
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8 各レンズ面の曲率
d1、d3、d5、d7 各レンズの肉厚
d2、d4、d6 各レンズ間の空気間隔

Claims (5)

  1. 物体側より結像側に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されてなる2群構成のズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた一枚の凹レンズからなり、
    前記第2レンズ群は、一枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、
    前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つのレンズ面が非球面であり、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記前側レンズの焦点距離をf2、前記後側レンズの焦点距離をf3、前記第2レンズ群の焦点距離をf23とし、前記後側レンズにおける物体側のレンズ面の曲率をR7、結像側のレンズ面の曲率をR8とし、前記前側レンズの肉厚をdn、前記前側レンズの物体側のレンズ面から前記後側レンズの結像側のレンズ面までの距離をdm、ワイド端の合成焦点距離をfWとし、ワイド時における前記第1レンズ群の物体側のレンズ面から結像面までの光軸上の距離をΣdW、最大像高をHとするとき、以下の条件式を満たしているズームレンズ。
    0.5<dm/fW<3.0 (1)
    2.0<ΣdW/fW<8.0 (2)
    0.5<|f1/f23|<2.0 (3)
    1.0<f3/f2<10.0 (4)
    |R8/R7|<1.0 (5)
    0.05<H/fW/ΣdW<0.1 (6)
    1.0/fW<dn<3.5/fW (7)
  2. 物体側より結像面に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されてなる2群構成のズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた二枚の凹レンズからなり、
    前記第2レンズ群は、一枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、
    前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つの面が非球面であり、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記前側レンズの焦点距離をf2、前記後側レンズの焦点距離をf3、前記第2レンズ群の焦点距離をf23とし、前記後側レンズにおける物体側のレンズ面の曲率をR7、結像側のレンズ面の曲率をR8とし、前記前側レンズの肉厚をdn、前記前側レンズの物体側のレンズ面から前記後側レンズの結像側のレンズ面までの距離をdm、ワイド端の合成焦点距離をfWとし、ワイド時における前記第1レンズ群の物体側のレンズ面から結像面までの光軸上の距離をΣdW、最大像高をHとするとき、以下の条件式を満たしているズームレンズ。
    0.5<dm/fW<3.0 (1)
    2.0<ΣdW/fW<8.0 (2)
    0.5<|f1/f23|<2.0 (3)
    1.0<f3/f2<10.0 (4)
    |R8/R7|<1.0 (5)
    0.05<H/fW/ΣdW<0.1 (6)
    1.0/fW<dn<3.5/fW (7)
  3. 物体側より結像面に向けて負のパワーを有する第1レンズ群と正のパワーを有する第2レンズ群がこの順序に配列されてなる2群構成のズームレンズであって、
    前記第1レンズ群は、曲率の大きなレンズ面を物体側に向けた一枚の凹レンズからなり、
    前記第2レンズ群は、二枚の凸レンズからなる前側レンズと、一枚の凸レンズからなる後側レンズとが、絞りを介して、一定の間隔を保持した状態で配列された構成となっており、
    前記第1レンズ群および前記第2レンズ群を構成しているレンズにおけるレンズ面のうち、少なくとも1つの面が非球面であり、
    前記第1レンズ群の焦点距離をf1、前記前側レンズの焦点距離をf2、前記後側レンズの焦点距離をf3、前記第2レンズ群の焦点距離をf23とし、前記後側レンズにおける物体側のレンズ面の曲率をR7、結像側のレンズ面の曲率をR8とし、前記前側レンズにおける物体側に位置する前記凸レンズの物体側のレンズ面から像面側に位置する前記凸レンズの像面側のレンズ面までの光軸上の距離をdn、前記前側レンズの物体側のレンズ面から前記後側レンズの結像側のレンズ面までの距離をdm、ワイド端の合成焦点距離をfWとし、ワイド時における前記第1レンズ群の物体側のレンズ面から結像面までの光軸上の距離をΣdW、最大像高をHとするとき、以下の条件式を満たしているズームレンズ。
    0.5<dm/fW<3.0 (1)
    2.0<ΣdW/fW<8.0 (2)
    0.5<|f1/f23|<2.0 (3)
    1.0<f3/f2<10.0 (4)
    |R8/R7|<1.0 (5)
    0.05<H/fW/ΣdW<0.1 (6)
    1.0/fW<dn<3.5/fW (7)
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれかの項において、
    前記第1レンズ群は、ズーミングにおけるワイド端とテレ端での結像面からの距離がほぼ同一であり、スタンダード位置での結像面からの距離が前記ワイド端および前記テレ端での前記距離よりも短く、
    前記第2レンズ群は、ワイド端からテレ端に向かうに従って前記第1レンズ群との距離が狭まるようになっているズームレンズ。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    超近接撮影を行うために、ズーミングにおける前記スタンダード位置において前記第1レンズ群がテレ端あるいはワイド端の位置とされるズームレンズ。
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