JP4662082B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
節電を図る技術として、特許文献1には、いわゆる電磁誘導加熱方式の定着部を備える画像形成装置において、用紙の搬送方向後端が定着部を通過すると加熱手段への電力量を低減させて定着部の温度を下げ、次の用紙の搬送方向先端が定着部に到達する前までに元の温度に復帰させるように制御する技術が開示されている。
さらに、シート上に形成される画像領域を検出する検出手段を備え、前記選択手段は、前記検出手段の検出結果から、シートの通紙方向を縦にする場合と横にする場合について、各シート上の画像領域の搬送方向長さを求め、求めた値を合計する算出手段を有することを特徴とする。
さらに、前記ヒータは、電磁誘導加熱方式によるものであることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、給送部から1枚ずつ繰り出されたシートを搬送させ、搬送される各シートに画像を形成し、画像形成後の各シートをヒータを有する定着部を通過させて画像を熱定着するジョブを実行する画像形成装置であって、形成すべき画像を回転させる回転手段と、一のジョブの実行に際し、画像を180°の角度で回転させる場合と非回転の場合のうち、最初に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向先端が定着部の定着位置に到達してから、最後に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向後端が定着位置を通過するまでに要する時間が短くなる方を当該ジョブに対して選択する選択手段と、前記選択手段により回転させる場合が選択されると、画像に回転処理を施した後、各シートへの画像形成を実行し、非回転の場合が選択されると、画像への回転処理を禁止して画像形成を実行する画像形成手段と、最初と最後に繰り出された各シート上に形成された画像の、前記回転の有無によって決まるシート上の形成位置に応じて前記ヒータへの供給電力を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、最初と最後に繰り出されるシート上に形成される画像領域を検出する検出手段を備え、前記選択手段は、前記検出手段の検出結果に基づき、画像を回転させる場合と回転させない場合について、最初に繰り出されるシート上の画像領域の搬送方向先端から、最後に繰り出されるシート上の画像領域の搬送方向後端までの搬送路上における距離を算出する算出手段を有し、前記算出手段により算出された距離が短い方を選択することを特徴とする。
<実施の形態1>
1.プリンタの全体構成
図1は、プリンタ1の全体構成を示す図である。
作像部2Yは、感光体ドラム3と、その周囲に配設された帯電器4、露光部5、現像器6、一次転写ローラ7、感光体ドラム3を清掃するためのクリーナなどを備えており、感光体ドラム3上にY色のトナー像を作像する。他の作像部2M〜2Kについても、基本的に作像部2Yと同じ構成であり、対応する色のトナー像を作像する。同図では、符号を省略している。
給送部20は、給紙カセット21、22と、繰り出しローラ23、24と、搬送ローラ対25と、タイミングローラ対26と、二次転写位置17において中間転写ベルト11を挟んで駆動ローラ12と対向する二次転写ローラ27などを備える。
制御部40は、外部の端末装置からの画像信号をY〜K色用のデジタル信号に変換し、作像部2Y〜2Kの露光部5のレーザダイオードを駆動させるための駆動信号を生成する。生成された駆動信号により、作像部2Y〜2K毎に、露光部5のレーザダイオードが駆動されてレーザ光が出射され、感光体ドラム3が露光走査される。
各色のトナー像は、一次転写ローラ7と感光体ドラム3間に生じる電界による静電力の作用を受けて中間転写ベルト11上に一次転写される。この際、各色の作像動作は、そのトナー像が中間転写ベルト11上の同じ位置に重ね合わせて転写されるようにタイミングをずらして実行される。中間転写ベルト11上に重ね合わされた各色トナー像は、中間転写ベルト11の循環駆動により二次転写位置17に移動する。
2.定着部の構成
図2は、定着部30の構成を示す図であり、図3は、定着部30を図2の矢印B方向から見たときの概略斜視図であり、一部の部材が省略されている。
金属スリーブ31は、可撓性を有する薄肉の細長い円筒状の金属導体であり、例えばニッケル、鉄、ステンレス鋼SUS430などの導電性磁性体から形成される導電層を有している。金属スリーブ31の外周面には、フッ素樹脂のコーティングによる耐熱性の離型層が形成されている。金属スリーブ31の軸方向長さLp(図3)は、シートSの長辺よりもやや長くなっており、シートSが横と縦のいずれの向きで通紙されても誘導コイル333への通電により、シートS上のトナー像を熱定着できるようになっている。
加圧ローラ32は、軸芯321と、軸芯321の周囲に形成された表面離型性耐熱ゴム層であるシリコンゴム層322とから構成されており、同図の矢印c方向に回転自在に支持されると共に、金属スリーブ31を介してホルダ34に圧接される。この圧接により、金属スリーブ31と加圧ローラ32間に定着ニップ39が確保される。加圧ローラ32は、駆動源(不図示)からの回転駆動力を受けて、矢印c方向に回転する。加圧ローラ32の回転に伴って金属スリーブ31が矢印a方向に従動回転する。
コイルアセンブリ33は、磁性材からなるコア331と、コア331を挿入するための通孔が形成されたボビン332と、ボビン332の周囲に銅線を巻き回して形成され金属スリーブ31に誘導電流を誘起させて加熱する誘導コイル333を有する。コア331としては、例えばフェライト、パーマロイなどを用いることができる。ボビン332は、コア331と誘導コイル333とを絶縁する絶縁部として機能する。
サーミスタ35は、金属スリーブ31を介して誘導コイル333に向かい合うように、金属スリーブ31の表面に圧接されており、金属スリーブ31の表面温度を検出して、その検出信号を制御部40に送る。
サーモスタット37は、金属スリーブ31の表面に接触しており、予め設定された温度になると接点を開放して誘導コイル333への通電を遮断し、金属スリーブ31の温度が異常高温になるのを防止する安全機構として機能する。
3.制御部の構成
図4は、制御部40の構成を示す図である。
通信I/F部101は、LANカード、LANボードといったLANに接続するためのインターフェースであり、外部の端末装置からのプリントジョブのデータを受信すると、画像メモリ102に一旦格納させる。ここでは、1つのジョブとして、N(複数)ページの原稿の画像をN枚のシートSに形成する(1枚のシートSに1ページ分の原稿の画像を形成する)ジョブがユーザにより指示された場合の例を説明する。
画像領域検出部104は、画像処理部103からの画像データに基づいて、ページ毎に1ページ内における画像領域を検出する。この検出方法を、図5を用いて説明する。
そして、分割されたエリア毎に、当該エリア内の各画素の値、例えば階調値の合計を算出する。ここでは、階調が例えば256階調であり、階調値が高くなると画像濃度が濃くなるように階調と濃度の関係が設定されている構成例とする。
一方、エリア11〜19については、エリア毎に、階調値の合計(濃度値)を閾値Lと比較し、閾値Lを超えていれば定着すべき画像が存在するエリアと判断し、閾値L以下であれば定着すべき画像がないエリアと判断する。図5の例では、エリア2〜4、12〜16だけが定着すべき画像が存在するエリアと判断される。
図6(a)は、1〜N(ここではN=3とする)ページの原稿の画像(A4)を正立の状態で見たときの図であり、各ページの画像領域の横方向と縦方向長さをそれぞれA1、C1、A2、C2、A3、C3で示している。この長さA1〜C3は、画像領域検出部104の検出結果(画像領域の座標位置)に基づいて求めることができる。
図6(c)は、画像を所定角度、ここでは時計回りに270°回転させた状態でシートSを縦通紙して各ページの画像を各シートS上に形成するとした場合の画像形成後の様子を模式的に示す図である。縦通紙の場合に画像を回転させることにより、縦方向と横方向のいずれのシートを用いても同じ印刷物が得られるようになっている。同図の場合の総画像長をLtとすると、Lt=C1+C2+C3で表すことができる。
図7(a)は、図6とは別の画像の例を示す図であり、図7(b)は、横通紙とした場合、図7(c)は、縦通紙とした場合のそれぞれについて各ページの画像を各シートS上に形成するとした場合の画像形成後の様子を模式的に示す図である。
定着加熱制御部108は、シート毎に当該シートS上に形成された画像の、選択された通紙方向によって決まるシート上の形成位置に応じて誘導コイル333の通電を制御する。具体的には、各シートS上の形成画像が定着位置39を通過する間に定着に必要な温度(目標温度。例えば180℃)になるように誘導コイル333への電力供給量を制御し、画像が存在しない領域(非画像領域)が通過する間については電力供給を停止する。
(イ)通紙方向選択部105により選択された方向でシートSを通紙する場合の、シートS上におけるシート先端から画像領域先端までの搬送方向長さD1(図6)と、画像領域後端からシート後端までの搬送方向長さE1(図6)を算出する。
t1=(Lf+D1)/V・・・・・(1)
t2=t1+(P−E1)/V・・・(2)
ここで、Lfは、図8の模式図において、搬送路29上におけるシート検出センサ28の検出位置から定着位置39までの距離、Vは、シート搬送速度(ここでは一定値とする)である。Pは、シートSの搬送方向長さである。なお、Pは、横通紙の場合にはPx(A4の場合は、210〔mm〕)、縦通紙の場合にはPy(A4の場合は、297〔mm〕)になる。
(オ)同様に、算出された時間t2から所定時間tbを差し引いた時間T2を求めて記憶する。ここで、所定時間tbとは、誘導コイル333への電力供給を停止してから定着位置39の温度が目標温度から下がり始めるまでにかかる時間である。このようにしているのは、電磁誘導加熱方式により金属スリーブ31の温度は、磁束密度等の関係から金属スリーブ31の周方向にある程度の幅をもって高温が維持されており、その高温の部分が定着位置39を通過するまでの間は、略目標温度を維持できるからである。電力供給停止から金属スリーブ31の回転により高温の部分が定着位置39を通過するまでの時間が所定時間tbとして予め実験などから求められ、そのデータがROMなどに格納される。
(キ)1枚目のシートSの搬送中であり、そのシートS上の画像領域が定着位置39を通過している間には、定着位置39の温度が目標温度に維持されるように、サーミスタ35からの検出信号に基づいて誘導コイル333への供給電力量を制御する温調制御を行う。この温調制御自体は、公知であるので、ここでは説明を省略する。
上記(ア)〜(ク)の各動作を2枚目のシート以降についても繰り返し実行する。その際、(イ)と(ウ)の長さD1、E1は、例えば2枚目のシートSについては、長さD2、E2(図6)に代わり、3枚目のシートSについては、D3、E3(図6)に代わる。
図9は、ジョブの実行制御の処理内容を示すフローチャートである。当該処理は、ジョブの実行要求が受け付けられた後、ジョブの開始時期に達すると、不図示のメインルーチンに呼び出されることにより開始される。
同図に示すように、まず画像領域検出処理を実行する(ステップS1)。この画像領域検出処理は、主に画像領域検出部104により実行される。
変数nの値を「1」に設定する(ステップS11)。ここで、変数nは、ページ数(シートの枚数)を示す。
そして、nページ、ここでは1ページの画像を展開する(ステップS12)。この画像の展開とは、1ページ分の画像データを読み出して、内部のRAMなどのメモリ(不図示)に格納させる処理である。
nが当該ジョブの最後のページであるか否かを判断する(ステップS15)。ここで、最後ではないことを判断すると(ステップS15で「NO」)、現在のnの値に「1」をインクリメントして(ステップS16)、ステップS12に戻る。
図11は、通紙方向選択処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、検出された1〜Nページの画像領域の横方向長さAと縦方向長さCのデータを読み出す(ステップS21)。
続いて、総画像長Ltを算出する(ステップS23)。総画像長Lt=C1+C2+・・+Cnである。縦方向長さC1、C2等は、図6、図7で示されるC1、C2等の相当する。図6の例では、総画像長Lt=430〔mm〕になる。
図9に戻り、ステップS3では、変数nを「1」に設定する。ステップS4では、画像プロセス部10と給送部20等に指示して、ステップS2で選択された通紙方向のシートSを1枚繰り出させると共に、第nページ、ここでは第1ページに対する画像形成を実行させる。この意味で、制御部40は、ステップ4の処理を実行する際に、選択された通紙方向のシートを給送部20から繰り出させる第1制御手段として機能するものといえる。
図12は、定着加熱制御処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、1枚(ページ)目の画像領域のシートS上における座標位置を読み出して、シート先端から画像領域先端までの長さD1(図6)と、画像領域後端からシート後端までの長さE1(図6)を算出する(ステップS51)。この処理は、上記(ア)と(イ)で説明した動作に相当する。
時間t1から所定値taを差し引いた時間T1と時間t2から所定値tbを差し引いた時間T2を算出する(ステップS53)。この処理は、上記(エ)と(オ)の動作に相当する。算出した時間T1とT2のデータを一時的に記憶する(ステップS54)。
タイマー110のカウント値が時間T2に達すると、誘導コイル333への電力供給を停止して(ステップS58)(温調制御の中止)、リターンする。これにより、1枚目のシートS上に形成された画像の定着が終了したことになる。なお、タイマー110は、カウント値がT2に達するとリセットされる。この意味で、制御部40は、定着加熱制御処理を実行する際に、搬送されるシート上に形成された画像の、通紙方向によって決まるシート上の形成位置に応じてヒータへの供給電力を制御する第2制御手段として機能するものといえる。
以上説明したように、本実施の形態では、複数枚のシートSに画像を形成するジョブにおいて、横と縦の通紙方向のうち、各シートS上の形成画像の搬送方向長さを合計した値が短い方の通紙方向を選択し、選択した通紙方向のシートSを1枚ずつ繰り出して画像を形成すると共に、シート毎に当該シートS上における形成画像の存在しない領域が定着位置39を通過する間には誘導コイル333への電力供給を停止する制御を行っている。
<実施の形態2>
上記実施の形態では、電磁誘導加熱方式の定着部を用いた構成例を説明したが、本実施の形態では、ハロゲンヒータによる加熱方式の定着部を用いており、この加熱方式の違いに応じて通紙方向選択処理と定着加熱制御処理の内容が変更されている。以下、説明の重複を避けるため、実施の形態1と同じ内容についてはその説明を省略し、同じ構成要素については、同符号を付すものとする。
同図に示すように、定着部200は、筒状の定着ローラ201、加熱手段としてのハロゲンヒータ202などを備える。定着ローラ201とハロゲンヒータ202は、第1の実施の形態における金属スリーブ31とコイルアセンブリ33に代わるものである。
定着ローラ201の内空間にハロゲンヒータ202が挿通される構成であり、ハロゲンヒータ202からの熱が空間を通じて定着ローラ201に伝わるので、電磁誘導加熱方式に比べて、定着ローラ201の昇温にある程度の時間がかかる構成になっている。
同図において、1ページの画像を正面視し、その画像の天地が上下の方向になるように上下左右の方向を規定すると、長さa1は、原稿(シート)の左端から画像領域の右端までの距離に相当する。長さb1は、画像領域の左端から原稿の右端までの距離、長さc1は、原稿の上端から画像領域の下端までの距離、長さd1は、画像領域の上端から原稿の下端までの距離に相当する。Pxは、1ページ(1枚のシート)の横方向長さを示しており、Pyは、縦方向長さを示している。長さa1〜d1は、シート(A4)の大きさと画像領域の座標位置に基づいて算出することができる。他のページについても同様である。
上記のように本実施の形態では、定着ローラ201を昇温させるのにある程度の時間を要するので、実施の形態1のようにシート毎にシートS上の非画像領域が定着位置39を通過する間に電力供給を停止させる制御をとると、画像領域が定着位置39に到達する時点で昇温が間に合わなくなるおそれが生じる。そこで、本実施の形態では、1枚目の画像領域先端から最後のシートSの画像領域後端までの区間を目標温度維持区間として、その間を通して温調制御を行うようにしている。
図14(e)は、画像を90°回転させた状態で(これを、縦通紙で画像が倒立の状態という。)、でシートSを縦通紙して各ページの画像を各シート上に形成するとした場合の画像形成後の様子を模式的に示す図である。同図の目標温度維持区間長をLzとすると、Lz=c1+Le+Py+Le+d3で表すことができる。
図14において、例えばa1=120〔mm〕、b1=140〔mm〕、c1=280〔mm〕、d1=100〔mm〕、a2=200〔mm〕、b2=200〔mm〕、c2=220〔mm〕、d2=280〔mm〕、a3=200〔mm〕、b3=200〔mm〕、c3=50〔mm〕、d3=280〔mm〕であり、Px=210〔mm〕、Py=297〔mm〕、Leを例えば0とおくと、Lw=550〔mm〕、Lx=530〔mm〕、Ly=447〔mm〕、Lz=857〔mm〕になる。この場合、最も小さいLyが選択され、Lyに対応する縦通紙:正立画像が選択される。
最小値がLyと判断すると(ステップS204で「YES」)、縦通紙:正立画像(すなわち画像を270°回転)を選択し(ステップS207)、リターンする。
最小値がLzと判断すると(ステップS204で「NO」)、縦通紙:倒立画像(すなわち画像を90°回転)を選択し(ステップS208)、リターンする。当該選択処理において選択された画像の回転角の情報は、画像回転部106に送られる。
同図に示すように、まずn=1、すなわち1枚目のシートSに対する画像形成であるか否かを判断する(ステップS211)。ここで、1枚目であることを判断すると(ステップS211で「YES」)、第1ページの画像領域のシートS上における座標位置を読み出して、シート先端から画像領域先端までの長さα(図14)を算出する(ステップS212)。長さαは、図14(b)〜(e)に示すように通紙方向と画像回転角によって変わるので、通紙方向と画像回転角に応じて求める。例えば、図14(b)の横通紙:正立画像であれば、長さα=Px−b1になる。
時間t2から所定値tbを差し引いた時間T2を算出し(ステップS222)、算出した時間T2のデータを記憶する(ステップS223)。これらの処理は、前記ステップS53、S54の処理と同じである。
具体的には、例えば(ア)横通紙:正立(回転角0°)の組(図14(b))と、縦通紙:正立(回転角270°)の組(図14(d))のうちから、1つを選択する構成をとることも可能である。また、(イ)横通紙:正立(回転角0°)の組と、縦通紙:倒立(回転角90°)の組(図14(e))のうちから、1つを選択する構成をとることも可能である。さらに、(ウ)横通紙:倒立(回転角180°)の組(図14(c))と、縦通紙:倒立(回転角90°)の組(図14(e))のうちから、1つを選択する構成をとることも可能であろう。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態1では、シート上の画像領域が定着位置39を通過する間にだけ目標温度になるように誘導コイル333への通電を制御するとしたが、これに限られることはない。例えば、画像領域であると検出された領域を、搬送方向に所定範囲だけ拡張して(図8の破線で示す部分F)、その拡張後の領域(検出された領域+領域F)をシート上の画像領域、すなわち目標温度を維持するための領域とすることもできる。この場合、拡張範囲をあまり大きくし過ぎると誘導コイル333への通電時間が増えて消費電力が多くなるので、例えば画像領域先端側の拡張範囲としては、目標温度への昇温に要する時間のばらつきなどを考慮して、形成画像が定着位置39に到達する直前には、ある程度の余裕をもって目標温度への昇温を終えているような範囲、より具体的には数ミリ〜十数ミリ程度の範囲が設定されることが好ましい。
(4)上記実施の形態では、本発明に係る画像形成装置をタンデム型カラーデジタルプリンタに適用した場合の例を説明したが、これに限られない。カラーやモノクロの画像形成に関わらず、シート上に形成されたトナー像などの未定着の画像を熱定着する画像形成装置であれば、例えば複写機、FAX、MFP(Multiple Function Peripheral)等に適用できる。また、A4サイズのシートを用いる例を説明したが、他のサイズであっても同様に適用できることはいうまでもない。他のサイズのシートを使用する場合、上記のPx、Pyの値は、当該シートのサイズに応じた値に代えられる。
10 画像プロセス部
21、22 給紙カセット
23、24 繰り出しローラ
29 搬送路
30、200 定着部
39 定着位置
40 制御部
105 通紙方向選択部
106 画像回転部
108 定着加熱制御部
202 ハロゲンヒータ
333 誘導コイル
Ls、Lt 総画像長(各シート上の形成画像の搬送方向長さを合計した値)
Lw、Lx、Ly、Lz 目標温度維持区間長
S シート
Claims (10)
- セットされたシートをその通紙方向を縦と横のいずれかに切り換えて搬送路に繰り出すことが可能な給送部を有し、1枚ずつ繰り出されたシートを搬送させると共に、シートの通紙方向に応じて、形成すべき画像を回転または非回転させ、搬送される各シートに当該画像を形成し、画像形成後の各シートをヒータを有する定着部を通過させて画像を熱定着するジョブを実行する画像形成装置であって、
一のジョブの実行に際し、縦と横の通紙方向のうち、各シート上に形成されるべき画像の搬送方向長さを合計した値が短くなる方の通紙方向を当該ジョブに対して選択する選択手段と、
前記給送部を制御して、前記選択手段により選択された通紙方向のシートを繰り出させる第1制御手段と、
搬送される各シート上に形成された画像の、前記通紙方向によって決まるシート上の形成位置に応じて前記ヒータへの供給電力を制御する第2制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2制御手段は、
シート毎に、当該シート上の画像領域が定着部の定着位置を通過する間に定着位置における温度が熱定着に必要な温度になり、通過しない間には前記温度よりも低くなるように供給電力を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - シート上に形成される画像領域を検出する検出手段を備え、
前記選択手段は、
前記検出手段の検出結果から、シートの通紙方向を縦にする場合と横にする場合について、各シート上の画像領域の搬送方向長さを求め、求めた値を合計する算出手段を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記選択手段は、
縦の通紙方向と横の通紙方向において合計値が同じである場合には、横の通紙方向を選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記ヒータは、電磁誘導加熱方式によるものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 給送部から1枚ずつ繰り出されたシートを搬送させ、搬送される各シートに画像を形成し、画像形成後の各シートをヒータを有する定着部を通過させて画像を熱定着するジョブを実行する画像形成装置であって、
形成すべき画像を回転させる回転手段と、
一のジョブの実行に際し、画像を180°の角度で回転させる場合と非回転の場合のうち、最初に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向先端が定着部の定着位置に到達してから、最後に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向後端が定着位置を通過するまでに要する時間が短くなる方を当該ジョブに対して選択する選択手段と、
前記選択手段により回転させる場合が選択されると、画像に回転処理を施した後、各シートへの画像形成を実行し、非回転の場合が選択されると、画像への回転処理を禁止して画像形成を実行する画像形成手段と、
最初と最後に繰り出された各シート上に形成された画像の、前記回転の有無によって決まるシート上の形成位置に応じて前記ヒータへの供給電力を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、
最初に繰り出されたシート上の形成画像の搬送方向先端が定着位置を通過してから、最後に繰り出されたシート上の形成画像の搬送方向後端が定着位置を通過するまでの間に、定着位置の温度が熱定着に必要な温度になり、それ以外の間には前記温度よりも低くなるように供給電力を制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 最初と最後に繰り出されるシート上に形成される画像領域を検出する検出手段を備え、
前記選択手段は、
前記検出手段の検出結果に基づき、画像を回転させる場合と回転させない場合について、最初に繰り出されるシート上の画像領域の搬送方向先端から、最後に繰り出されるシート上の画像領域の搬送方向後端までの搬送路上における距離を算出する算出手段を有し、
前記算出手段により算出された距離が短い方を選択することを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成装置。 - 給送部から1枚ずつ繰り出されたシートを搬送させ、搬送される各シートに画像を形成し、画像形成後の各シートをヒータを有する定着部を通過させて画像を熱定着するジョブを実行する画像形成装置であって、
形成すべき画像を回転させる回転手段と、
一のジョブの実行に際し、画像を回転させる場合と非回転の場合のうち、最初に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向先端が定着部の定着位置に到達してから、最後に繰り出されるシート上に形成されるべき画像の搬送方向後端が定着位置を通過するまでに要する時間が短くなる方を当該ジョブに対して選択する選択手段と、
前記選択手段により回転させる場合が選択されると、画像に回転処理を施した後、各シートへの画像形成を実行し、非回転の場合が選択されると、画像への回転処理を禁止して画像形成を実行する画像形成手段と、
最初と最後に繰り出された各シート上に形成された画像の、前記回転の有無によって決まるシート上の形成位置に応じて前記ヒータへの供給電力を制御する制御手段と、
を備え、
前記画像の回転角には、0°(非回転)、90°、180°、270°が含まれ、
前記給送部は、
セットされたシートをその通紙方向を縦と横のいずれかに切り換えて搬送路に繰り出すことが可能であり、
前記選択手段は、
シートの通紙方向の縦と横それぞれについて、前記複数の回転角のうち、当該通紙方向と形成されるべき画像の天地の向きによって決まる1または2つの回転角が対応するように、各通紙方向と各回転角とを組み合わせた場合に、その複数の組み合わせのうち、前記時間が最も短くなる組を選択し、
前記画像形成手段は、
前記選択された組の通紙方向のシートを前記給紙部から繰り出させると共に、当該選択された組の回転角に応じて画像を回転させ、
前記制御手段は、
前記選択された組の通紙方向と回転角によって決まるシート上における画像の形成位置に応じて前記供給電力の制御を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記ヒータは、ハロゲンヒータであることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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