JP4651109B2 - 画像符号化装置及び方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体 - Google Patents
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Description
また,上記のような可逆符号化方式と非可逆符号化方式の切り替えに、属性判断を必要とすることなく、その符号量から切り替えを行う方式もある.
画像データを、複数画素で表わされる画素ブロック単位で入力し、当該画素ブロック単位に符号化する画像符号化装置であって、
第1のパラメータiで特定される量子化マトリクスQiを用いて、前記画素ブロック単位に非可逆の符号化データを生成する第1の符号化手段と、
前記画素ブロック単位に可逆符号化データを生成する第2の符号化手段と、
前記第1の符号化手段で得られた非可逆符号化データの符号長Ly、前記第2の符号化手段で得られた可逆符号化データの符号長Lxを検出する符号長検出手段と、
前記第1のパラメータi、及び第2のパラメータjによって特定される非線形境界線を有する境界関数fi,j()を使用して、前記符号長検出手段で検出された符号量Lx、Lyを判定することで、出力メモリに格納すべき注目画素ブロックの符号化データとして、前記非可逆符号化データ、前記可逆符号化データのいずれか一方を選択する選択手段と、
前記選択手段による選択処理の履歴情報を格納する履歴情報格納手段と、
前記出力用メモリに格納された符号化データ量を監視し、前記符号化データ量が目標量を越えた場合、前記境界関数fi,j()を定義する前記第1のパラメータi,前記第2のパラメータjのうち少なくとも一方を、前記履歴情報格納手段に格納された履歴情報に基づいて更新する制御手段と備え、
前記選択手段は、
条件:Ly<fi,j(Lx)
を満たす場合に、前記非可逆符号化データを選択し、前記条件を満たさない場合に前記可逆符号化データを選択し、
水平軸を可逆符号化データ長、垂直軸を非可逆符号化データ長としたとき、前記非線形境界関数fi,j()は、前記第1のパラメータiに従って前記非線形境界線は垂直軸方向にシフトし、前記第2のパラメータjに従って前記非線形境界線は水平方向にシフトする関数とすることを特徴とする。
図22は、実施形態が適用する複写機のブロック構成図である。
<符号化部の説明>
図1は実施形態における符号化処理部6のブロック構成図である。
次に、実施形態における符号化シーケンス制御部110が、画素ブロック毎の非可逆/可逆符号化データのいずれを第1のメモリ105に格納するかを決定するための環境設定について説明する。
1.Ly<Lxの関係あるとき、第1のメモリ105には第1の符号化部102からの非可逆符号化データを格納する。
2.Ly≧Lxの関係にあるとき、第1のメモリ105には第2の符号化部102からの可逆符号化データを格納する。
1.Ly<f(Lx)の関係あるとき、第1のメモリ105には第1の符号化部102からの非可逆符号化データを格納する。
2.Ly≧f(Lx)の関係にあるとき、第1のメモリ105には第2の符号化部102からの可逆符号化データを格納する。
第1のアプローチは、前回の符号化で使用されていた量子化マトリクスを仮にQi-1としたとき、今回のスキャン及び符号化ではそれより上の量子化マトリクスQiとし、且つ、境界条件を変更する。具体的には次の通りである。
1.Ly<fi(Lx)の関係あるとき、第1のメモリ105には第1の符号化部102からの非可逆符号化データを格納する。
2.Ly≧fi(Lx)の関係にあるとき、第1のメモリ105には第2の符号化部102からの可逆符号化データを格納する。
図19の境界線2006と境界線2007で挟まれる領域を明示すると図23の斜線で示した領域2010となる。
上記第2のアプローチでは、量子化マトリクスQ0の初期の境界線2007を、Ly≧Lxを満たしつつ、左シフトして境界線2007a,2007b…を定義していくものであった。この左シフトする対象は、量子化マトリクスQ1,Q2,…それぞれの初期の境界線についても同様である。
1.Ly<fi,j(Lx)の関係あるとき、第1のメモリ105には第1の符号化部102からの非可逆符号化データを格納する。
2.Ly≧fi,j(Lx)の関係にあるとき、第1のメモリ105には第2の符号化部102からの可逆符号化データを格納する。
これは、非可逆符号化データのデータ量が、可逆符号化データ量よりも多かった場合を示している。換言すれば、全符号化データ中、非可逆符号化データ量が支配的な場合である。符号化シーケンス制御部110は、次のように処理する。
1.第1のメモリ105内のデータを破棄する指令を第1のメモリ制御部104に出力し、第1のカウンタ111をゼロクリアする。
2.第1の符号化部102に対して、前回の量子化マトリクスQaより1段階大きな量子化マトリクスQa+1を設定する。
3.i=a+1、j=bをLUT120に設定し、使用する境界条件をfa+1,j()に変更する。
4.原稿の再スキャン/符号化を開始する。
これは、可逆符号化データのデータ量が、非可逆符号化データ量よりも多かった場合を示している。換言すれば、全符号化データ中、可逆符号化データ量が支配的な場合である。符号化シーケンス制御部110は、次のように処理する。
1.第1のメモリ105内のデータを破棄する指令を第1のメモリ制御部104に出力し、第1のカウンタ111をゼロクリアする。
2.第1の符号化部102に対しては、前回の量子化マトリクスQaのままに維持する。
3.i=a、j=b+1として、LUT120に設定し、使用する境界条件をfa,b+1()を設定する。
4.原稿の再スキャン/符号化を開始する。
上記実施形態は、第1のメモリ105に格納される符号化データ量(第1のカウンタ111の値)が、目標符号量Thを越えた場合、その符号化データに占める可逆符号化データ量MLSと非可逆符号化データ量MJPとの比較する。そして、この比較結果に従って、次回のスキャン時の変数i,jを決定した。本第2の実施形態では、更に精度良く変数i,jを決定する例を説明する。
また、同様に、fi,j()をfi,j+1()に変更した場合の非可逆符号化データ長の統計的な減少率R((i,j),(i,j+1))も求められているものとする。そして、fi,j()をfi+1,j+1()に変更した場合の非可逆符号化データ長の統計的な減少率R((i,j),(i+1,j+1))も予め求められているものとする。
第1乃至第4フィールドは図28と同じである。
1.注目画素ブロックの非可逆符号化データLyに減少率R((i,j),(i+1,j))、R((i,j),(i,j+1))、及び、R((i,j),(i,j+1))を乗算して得られた値Ly',Ly'',Ly'''を、予測符号化データ長として第5、第7、第9フィールドに格納する。
2.予測される選択信号S',S'',S'''を第6、第7、第10フィールドに格納する。
Ly' = Ly×R((i,j),(i+1,j))
Ly' < Lxの場合、S’=0
Ly' ≧ Lxの場合、S’=1
Ly'' = Ly×R((i,j),(i,j+1))
Ly'' <Lxの場合、S'' =0
Ly'' ≧Lxの場合、S'' =1
Ly''' = Ly×R((i,j),(i+1,j+1))
Ly'''<Lxの場合、S'''=0
Ly'''≧Lxの場合、S'''=1
第1のカウンタ111の値=MLS+MJP (1)
Mtotal=(MLS+MJP)×Nmax/k
従って、境界条件fi+1,j()での1ページの予測符号化データ量をMtotal'とした場合、次のようにして求めることができる。
Mtotal'=(MLS'+MJP')×Nmax/k (2)
ここで、MLS'は予測選択信号S’=1の可逆符号化データ長Lx()の合計値であり、MJP’は予測選択信号S’=0の非可逆符号化データ長ータLy'()の合計値である。
上記第2の実施形態では、1ページの予測符号化データ量Mtotal',Mtotal'',Mtotal'''を求め、その中の目標符号量に最も近い符号化パラメータで再符号化を行なうものであった。本第3の実施形態では、符号化対象の画像に依存して符号化パラメータを決定する例を説明する。装置構成は、第1の実施形態と同じである。
これは、非可逆符号化データ量MJPが可逆符号化データ量MLSよりも十分に多い場合を示している。すなわち、符号化対象の画像データ中の自然画が占める面積が大きく、文字/線画が占める面積は小さいことを意味する。従って、再スキャン/符号化処理する場合には、変数iを増加させることを優先することが望ましく、図25の優先順位P0、P1、P2…に従って再スキャン/符号化に用いる符号化パラメータi,jを決定する。
これは、可逆符号化データ量MLSが可逆符号化データ量MJPよりも十分に多い場合を示している。すなわち、符号化対象の画像データ中の文字/線画が占める面積が大きく、自然画が占める面積は小さいことを意味する。通常の文章を記述した原稿の場合と考えると分かりやすい。従って、再スキャン/符号化処理する場合には、変数jを増加させることを優先することが望ましく、図26の優先順位P0、P1、P2…に従って再スキャン/符号化に用いる符号化パラメータi,jを決定する。
これは、可逆符号化データ量MLSと可逆符号化データ量MJPとがほぼ同じ場合を示している。すなわち、符号化対象の画像データ中には、文字/線画と自然画が混在しており、それぞれの占める割合がほぼ同じであることを意味する。従って、再スキャン/符号化処理する場合には、変数i,jの両方をほぼ同じ重みづけで増加させることが望ましく、図27の優先順位P0、P1、P2…に従って再スキャン/符号化に用いる符号化パラメータi,jを決定する。
Mpz=(MLSz+MJPz)×Nmax/k (3)
Mpz≦(MLSz+MJPz)×Nmax/k+β (3)
・MLS<MJP×αの場合、非可逆符号化の符号量を優先して減らす優先順位に決定する。実施形態では、図25の優先順位に決定する。
・MLS×α≧MJPの場合の場合、可逆符号化の符号量を優先して減らす優先順位に決定する。実施形態では、図26の優先順位に決定する。
・MLS×α<MJP≦MLS/αの場合、可逆及び非可逆符号化の双方の符号量を減らす優先順位に決定する。実施形態では、図27の優先順位に決定する。
1.初期の符号化パラメータi=0,j=0で符号化している最中に、得られた符号化データ量(第1のカウンタ111の値)が目標符号量Thを越えた場合、その際の可逆符号化データ量MLSと非可逆符号化データ量MJPとを比較する。これにより、入力される画像の性質を判定できる。
2.判定した入力画像の性質に応じて、符号化パラメータi,jを求めるための優先順位を決定する。
3.決定した優先順位に従って、目標符号量Thに近似する予測符号化データ量を求め、その際の符号化パラメータi,jで実際に再スキャン/符号化を開始することにより、効率良く目標符号量Thに近い符号化データを得ることができる。
第4の実施形態を説明する。本第4の実施形態では、上記第3の実施形態を更に発展させるものである。以下にその詳細を説明する。
Mpz≦(MLSz+MJPz)×Nmax/k+β
の係数βは正の値であるものとした。
上記第1乃至第4の実施形態では、符号化処理中に得られた符号化データ量が目標符号量Thを越えると、画像データを再度入力(再スキャン)するものであった。
1.第1のメモリ105内の格納済みのデータを廃棄するよう第1のメモリ制御部104に制御信号を出力する。第1のメモリ制御部104は、この制御信号に基づいて、メモリアドレスカウンタをクリアするか、あるいは、符号化データ管理テーブルをクリアすることにより、格納された符号化データを廃棄する。
2.第1のカウンタ111をゼロクリアする(入力部101からの画像の入力は継続している)。
3.第1の実施形態に従って符号化パラメータi,jを更新する。このとき、変数iが更新された場合には、第1の符号化部102に対しては、更新後の変数iで示される量子化マトリクステーブルQiを設定する。なお、符号化パラメータi,jの更新処理は、第1の実施形態で説明しているので、そちらを参照されたい。
4.第2のカウンタ113をゼロクリアし、再符号化部112に変更後の符号化パラメータi,jを設定すると共に、変更後の量子化マトリクステーブルQiをセットする。そして、第2のメモリ107に格納されている符号化データの再符号化を開始させる。再符号化して得られた符号化データ(可逆・非可逆符号化データが混在している)は、第2のメモリ107に一旦、再格納する。なお、第2のメモリ107には、第2の符号化部103からの符号化データも格納されているので、両者は区別して格納される。
5.再符号化が完了した場合、第2のメモリ107に「再」格納された符号化データを、第1のメモリ105に転送すると共に、第2のメモリ107より削除する(符号化部103からの可逆符号化データは削除しない)。そして、第2のカウンタ113の値を読出し、第1のカウンタ111に足し込む。この結果、第1のカウンタ111は再び第1のメモリに格納された符号化データの総量を示すことになる。
(1)符号化フェーズ
(2)符号化・再符号化フェーズ
(3)転送フェーズ
上記それぞれの処理フェーズにおいて、どのように画像データ、符号化データ等が流れて処理され、メモリにどのように格納されるのかを視覚的にわかりやすく示したのが図6乃至図10である。
1ページ分の画像データの符号化処理は、符号化パラメータの初期設定処理(ステップS301)から始まる。この初期設定処理では、符号化処理する画像サイズ(ページ記述レンダリング等の入力部101から読み取る用紙サイズ)から一意的に目標符号量Thを決定する。また、符号化パラメータi,jをそれぞれ“0”に設定し、第1の符号化部102に適用する量子化マトリクステーブルQi(=Q0)を設定する。
符号化処理が進行し、第1のメモリ105に格納される総符号データ量が目標符号量Thをオーバーすると、ステップS307にて第1のメモリ105内の符号化データを廃棄すると共に、第1のカウンタ111をゼロクリアする。そして、ステップS309にて、符号化パラメータi,jを、第1の実施形態で説明した原理に従って更新する。このとき、パラメータiが更新された場合には、更新後のパラメータiで特定される量子化マトリクステーブルQiを第1の符号化部102に設定する。
ステップS315にて、再符号化が完了したと判断した場合、第1メモリ105及び第2のメモリ107の符号化データの格納状況を示すのが図8である。図示において、領域II、II'は、再符号化処理を行っている最中に、新に入力した画像データに対応する符号化データを示している。また、領域Iは、領域I'に格納されていた符号化データを再符号化した結果(非可逆符号化データと可逆符号化データが混在している)を示している。
画像入力開始(符号化開始)タイミングである。このとき、符号化パラメータi,jは共に“0”であるので、第1の符号化部102には、初期値として量子化マトリクステーブルQ0をセットする。また、第1カウンタ111は“0”に初期化される。この後、画像の入力及び符号化が継続すると、画像データの符号化データの符号化が行われ、第1カウンタ111のカウント値は徐々に増えていく。
画像データの符号化データ量が、目標符号量Thに到達した場合を示している。このとき、第1のメモリ105の画像データの符号化データは破棄し、第1カウンタ111をゼロクリアする。そして、符号化パラメータi,jを第1の実施形態と同様にして決定し、決定された符号化パラメータi,jを再符号化部112に設定し、再符号化処理を開始させる。
再符号化及び転送処理の完了を示している。再符号化が完了すると、再符号化して得られた符号データが第2のメモリ107から第1のメモリ105に転送されると共に、再符号化データ量を示す第2のカウンタ113の値が、第1のカウンタ111に足し込まれる。この結果、第1のメモリ105及び第2のメモリ107には、1ページの先頭からタイミングT2までの間に入力した画像データに対する符号化データが格納される。
再び、画像データの符号化データ量が、目標符号量に到達した場合を示している。このとき、第1のメモリ105の画像データの符号化データは破棄し、第1カウンタ111をゼロクリアし、符号化パラメータi,jを更新し、再符号化処理を開始させる。
再符号化及び転送処理の完了を示している。再符号化が完了すると、再符号化して得られた符号データが第2のメモリ107から第1のメモリ105に転送されると共に、再符号化データ量を示す第2のカウンタ113の値が、第1のカウンタ111に足し込まれる。この結果、第1のメモリ105及び第2のメモリ107には、1ページの先頭からタイミングT2までの間に入力した画像データに対する符号化データが格納される。
1ページの原稿入力の完了を示している。この場合、第1のメモリ105には、1ページの画像の符号化データが格納されていることになるので、その結果を、2次記憶装置7に出力する。
図14は、図4に対する変形例である。図4と異なる点は、再符号化部112で再符号化して得られた符号化データの格納先を、第1のメモリ105にした点である。これ以外の構成は図4と同じである。
上記第5の実施形態及びその変形例では、或る符号化パラメータi=a,j=b、及び、量子化マトリクステーブルQaで符号化中に、それで得られる符号化データ量が目標符号量Thを越えた場合、符号化パラメータi,jを第1の実施形態に従って更新した。
Claims (10)
- 画像データを、複数画素で表わされる画素ブロック単位で入力し、当該画素ブロック単位に符号化する画像符号化装置であって、
第1のパラメータiで特定される量子化マトリクスQiを用いて、前記画素ブロック単位に非可逆の符号化データを生成する第1の符号化手段と、
前記画素ブロック単位に可逆符号化データを生成する第2の符号化手段と、
前記第1の符号化手段で得られた非可逆符号化データの符号長Ly、前記第2の符号化手段で得られた可逆符号化データの符号長Lxを検出する符号長検出手段と、
前記第1のパラメータi、及び第2のパラメータjによって特定される非線形境界線を有する境界関数fi,j()を使用して、前記符号長検出手段で検出された符号量Lx、Lyを判定することで、出力メモリに格納すべき注目画素ブロックの符号化データとして、前記非可逆符号化データ、前記可逆符号化データのいずれか一方を選択する選択手段と、
前記選択手段による選択処理の履歴情報を格納する履歴情報格納手段と、
前記出力用メモリに格納された符号化データ量を監視し、前記符号化データ量が目標量を越えた場合、前記境界関数fi,j()を定義する前記第1のパラメータi,前記第2のパラメータjのうち少なくとも一方を、前記履歴情報格納手段に格納された履歴情報に基づいて更新する制御手段と備え、
前記選択手段は、
条件:Ly<fi,j(Lx)
を満たす場合に、前記非可逆符号化データを選択し、前記条件を満たさない場合に前記可逆符号化データを選択し、
水平軸を可逆符号化データ長、垂直軸を非可逆符号化データ長としたとき、前記非線形境界関数fi,j()は、前記第1のパラメータiに従って前記非線形境界線は垂直軸方向にシフトし、前記第2のパラメータjに従って前記非線形境界線は水平方向にシフトする関数とする
ことを特徴とする画像符号化装置。 - 前記制御手段は、前記符号化データ量が前記目標量を越えたと判断した場合、更新処理後の前記第1のパラメータi,前記第2のパラメータjに従って、画像データの再入力を行なう手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。
- 更に、前記第2の符号化手段で生成された可逆符号化データを格納するためのワークメモリと、
該ワークメモリに格納された可逆符号化データを復号し、前記第1のパラメータiで示される量子化マトリクスQiに従って非可逆符号化データを生成し、当該非可逆符号化データと再符号化以前の可逆符号化データのいずれか一方を、前記境界関数fi,j()に従って選択し、再符号化データとして出力する再符号化手段とを備え、
前記制御手段は、前記符号化データ量が前記目標量を越えたと判断した場合、
(a)前記出力メモリ内に格納された符号化データを破棄し、
(b)更新処理後の第1のパラメータiで特定される量子化マトリクスQiを前記第1の符号化手段及び前記再符号化手段に設定し、前記第1、第2の符号化手段による符号化処理を継続させると共に、前記再符号化手段による再符号化を開始させ、
(c)前記再符号化手段で得られた再符号化データを前記出力メモリに格納させる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像符号化装置。 - 前記選択手段は、前記境界関数fi,j()に相当するルックアップテーブルを有し、
当該ルックアップテーブルは、前記可逆符号化データ長Lx、前記非可逆符号化データ長Ly、及び、前記第1、第2パラメータi,jをアドレスとして入力し、前記条件を満たす/満たさないを示すデータを格納することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - 前記履歴情報格納手段は、前記出力メモリに格納するために選択された可逆符号化データの総符号量M1と、選択された非可逆符号化データの総符号量M2とを格納し、
前記制御手段は、前記出力用メモリに格納された符号化データ量が前記目標量を越えたと判断されたときの前記M1、M2が、
条件:M1<M2
を満たす場合には、前記第1のパラメータiを更新し、当該条件を満たさない場合には前記第2のパラメータを更新する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - 前記履歴情報格納手段は、
前記出力メモリに格納するために選択された各画素ブロック毎の可逆符号化データのデータ長と、
前記出力メモリに格納するために選択された各画素ブロック毎の非可逆符号化データのデータ長と、
次の再符号化時に採用され得る複数の候補毎に対し、各画素ブロック毎の予測非可逆符号化データ長と前記選択手段による予測選択情報とを格納し、
前記制御手段は、
各候補で符号化したと仮定した場合の前記出力メモリに格納されることになる予測符号化データ量を、前記可逆符号化データ長、前記予測非可逆符号化データ長、及び、前記予測選択情報に基づいて算出し、
算出した各候補の予測符号化データ量と前記目標量とを比較し、当該目標量との差分が最小となった候補のパラメータに従って、前記第1のパラメータi、前記第2のパラメータjを更新する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像符号化装置。 - 前記第1の符号化手段はJPEG符号化手段であり、前記第2の符号化手段はJPEG−LS符号化手段とすることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像符号化装置。
- 画像データを、複数画素で表わされる画素ブロック単位で入力し、当該画素ブロック単位に符号化する画像符号化方法であって、
第1のパラメータiで特定される量子化マトリクスQiを用いて、前記画素ブロック単位に非可逆の符号化データを生成する第1の符号化工程と、
前記画素ブロック単位に可逆符号化データを生成する第2の符号化工程と、
前記第1の符号化工程で得られた非可逆符号化データの符号長Ly、前記第2の符号化工程で得られた可逆符号化データの符号長Lxを検出する符号長検出工程と、
前記第1のパラメータi、及び第2のパラメータjによって特定される非線形境界線を有する境界関数fi,j()を使用して、前記符号長検出工程で検出された符号量Lx、Lyを判定することで、出力メモリに格納すべき注目画素ブロックの符号化データとして、前記非可逆符号化データ、前記可逆符号化データのいずれか一方を選択する選択工程と、
前記選択工程による選択処理の履歴情報を記憶する履歴情報記憶工程と、
前記出力用メモリに格納された符号化データ量を監視し、前記符号化データ量が目標量を越えた場合、前記境界関数fi,j()を定義する前記第1のパラメータi,前記第2のパラメータjのうち少なくとも一方を、前記履歴情報格納工程で記憶された履歴情報に基づいて更新する制御工程と備え、
前記選択工程は、
条件:Ly<fi,j(Lx)
を満たす場合に、前記非可逆符号化データを選択し、前記条件を満たさない場合に前記可逆符号化データを選択し、
水平軸を可逆符号化データ長、垂直軸を非可逆符号化データ長としたとき、前記非線形境界関数fi,j()は、前記第1のパラメータiに従って前記非線形境界線は垂直軸方向にシフトし、前記第2のパラメータjに従って前記非線形境界線は水平方向にシフトする関数とする
ことを特徴とする画像符号化方法。 - 請求項8に記載の各工程をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項9に記載のコンピュータプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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