JP4629379B2 - 除草効力が向上した除草組成物及び除草効力の向上方法 - Google Patents
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Description
アルコキシル化グリセライドには、モノグリセライド、ジグリセライド、トリグリセライドが存在し、本発明においては、これら全てが含まれる。
・ポリオキシエチレングリセリルモノステアレート(商品名:EMALEX GM−5、同GM−40など)
・ポリオキシエチレンヒマシ油(商品名:EMALEX C−20、同C−50など)
・ポリオキシエチレングリセリルトリイソステアレート(商品名:EMALEX GWIS−303、同GWIS−340、同GWIS−360、同GWIS−340EXなど)
・ポリオキシエチレングリセリルトリステアレート(商品名:EMALEX GWS−303、同GWS−320など)
・ポリオキシエチレングリセリルジステアレート(商品名:EMALEX GWS−204など)
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート(商品名:EMALEX RWIS−105、同RWIS−158、同RWIS−150EXなど)
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート(商品名:EMALEX RWIS−305、同RWIS−360、同RWIS−360EXなど)
・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノラウレート(商品名:EMALEX RWL−120、同RWL−160など)
・ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリミリステート(商品名:EMALEX TPM−303、同TPM−330など)
・ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパンジステアレート(商品名:EMALEX TPS−203、同TPS−205など)
・ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリイソステアレート(商品名:EMALEX TPIS−303、同TPIS−350など)
・ポリオキシエチレングリセリルピログルタミン酸イソステアレート(商品名:PYROTER GPI−25など)
前記商品名中、エマノーンは花王(株)製、EMALEXとPYROTERは日本エマルジョン(株)製、ソルポールとペグノールは東邦化学工業(株)製、NIKKOLは日光ケミカルズ(株)製である。
(2)a)スルホニルウレア系化合物又はその塩、b)除草活性を高める有効量のアルコキシル化グリセライド、及びc)除草活性を高める有効量の効力向上補助剤を含有する前記除草組成物。
(3)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドとを、補助剤とともに製剤調製したことを特徴とする前記除草組成物。
(4)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドと、効力向上補助剤とを、補助剤とともに製剤調製したことを特徴とする前記除草組成物。
(5)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドとを含有し、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用し得る水希釈液の形態であることを特徴とする前記除草組成物。
(6)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドと、効力向上補助剤とを含有し、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用し得る水希釈液の形態であることを特徴とする前記除草組成物。
(7)除草有効量の他の除草性化合物をさらに含有する、前記除草組成物。
(8)スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力が、アルコキシル化グリセライドにより向上されることを特徴とする前記除草組成物。
(9)スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力が、アルコキシル化グリセライド及び効力向上補助剤により向上されることを特徴とする前記除草組成物。
(10)スルホニルウレア系化合物又はその塩と他の除草性化合物とを含有する除草組成物の除草効力が、アルコキシル化グリセライドにより向上されることを特徴とする前記除草組成物。
(11)スルホニルウレア系化合物又はその塩と他の除草性化合物とを含有する除草組成物の除草効力が、アルコキシル化グリセライド及び効力向上補助剤により向上されることを特徴とする前記除草組成物。
(13)望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する前記方法であって、a)除草有効量のスルホニルウレア系化合物又はその塩、b)除草活性を高める有効量のアルコキシル化グリセライド、及びc)除草活性を高める有効量の効力向上補助剤を、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
(14)スルホニルウレア系化合物又はその塩を、各種補助剤を用いて製剤調製し、アルコキシル化グリセライドとともに水で希釈して、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる、前記望ましくない植物の防除又はその生育を抑制する方法。
(15)スルホニルウレア系化合物又はその塩を、各種補助剤を用いて製剤調製し、アルコキシル化グリセライド及び効力向上補助剤とともに水で希釈して、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる、前記望ましくない植物の防除又はその生育を抑制する方法。
(16)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドとを、各種補助剤とともに製剤調製し、水で希釈して、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる、前記望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
(17)スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルコキシル化グリセライドと、効力向上補助剤とを、各種補助剤とともに製剤調製し、水で希釈して、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる、前記望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
(18)望ましくない植物に茎葉処理することを特徴とする、前記望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
(19)除草有効量の他の除草性化合物をさらに含有する、前記望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法。
(20)除草活性を高める有効量のアルコキシル化グリセライドを用いて、スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力を向上させる前記方法。
(21)除草活性を高める有効量のアルコキシル化グリセライド及び除草活性を高める有効量の効力向上補助剤を用いて、スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力を向上させる前記方法。
(22)除草活性を高める有効量のアルコキシル化グリセライド及び除草活性を高める有効量の効力向上補助剤を用いて、スルホニルウレア系化合物又はその塩と他の除草性化合物とを含有する除草組成物の除草効力を向上させる前記方法。
(1)ニコスルフロン(純度93.6%)…81.78重量部
(2)アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホルマリン縮合物
(商品名:Supragil MNS/90、ローディア日華(株)製)…5重量部
(3)ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(商品名:ネオゲンパウダー、第一工業製薬(株)製)…13.22重量部
以上の成分を均一に混合し、そこへ水を加えて混練した後押出し造粒し、乾燥、整粒して顆粒水和剤を得た。これをアルコキシル化グリセライドとともに水で希釈し、散布する。
[1]
(1)ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(商品名:Sorpol 5060、東邦化学工業(株)製)…2重量部
(2)ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル硫酸塩
(商品名:Sorpol 5073、東邦化学工業(株)製)…3重量部
(3)ポリオキシエチレンドデシルフェニルエーテル
(商品名:ノイゲンEA-33、第一工業製薬(株)製)…1重量部
(4)クレー
(商品名:水和クレー、トドロキ産業(株)製)…78重量部
(5)ホワイトカーボン
(商品名:カープレックス #80、塩野義製薬(株)製)…16重量部
以上の成分を混合し、配合物[A]を得た。
[2]
(1) フォラムスルフロン(純度99.6%)…10重量部
(2) 配合物[A]…90重量部
以上の成分を混合し、水和剤を得た。これをアルコキシル化グリセライドとともに水で希釈し、散布する。
(1)トリトスルフロン(純度98%以上)…10重量部
(2)前記実施例2で得た配合物[A]…90重量部
以上の成分を混合し、水和剤を得た。これをアルコキシル化グリセライドとともに水で希釈し、散布する。
(1)ニコスルフロン(純度94.3%)…10.7重量部
(2)ポリカルボン酸塩
(商品名:Geropon T/36、ローディア日華(株)製)…3重量部
(3)Supragil MNS/90(商品名)…4.3重量部
(4)アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム
(商品名:Supragil WP、ローディア日華(株)製)…2重量部
(5)カープレックス #80(商品名)…33.3重量部
(6)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(商品名:エマノーンCH-25、花王(株)製)…46.7重量部
カープレックス #80に、エマノーンCH-25を吸着させた後、その他の成分を混合し水和剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度94.3%)…10.7重量部
(2)Supragil MNS/90(商品名)…5重量部
(3)ネオゲンパウダー(商品名)…14.3重量部
(4)カープレックス #80(商品名)…35重量部
(5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
(商品名:エマノーンCH-80、花王(株)製)…35重量部
カープレックス #80に、溶融させたエマノーンCH-80を吸着させた後、その他の成分を混合した。そこへ水を加えて混練した後押出し造粒し、乾燥、整粒して顆粒水和剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度94.3%)…10.7重量部
(2)Supragil MNS/90(商品名)…5重量部
(3)ネオゲンパウダー (商品名)…12.3重量部
(4)リグニンスルホン酸ナトリウム
(商品名:ニューカルゲン WG-4、竹本油脂(株)製)…2重量部
(4)カープレックス #80(商品名)…35重量部
(5)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアレート
(商品名:PYROTER CPI-60、日本エマルジョン(株)製)…35重量部
カープレックス #80に、溶融させたPYROTER CPI-60を吸着させた後、その他の成分を混合した。そこへ水を加えて混練した後押出し造粒し、乾燥、整粒して顆粒水和剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度94.3%)…10.7重量部
(2)Supragil MNS/90(商品名)…5重量部
(3)ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム
(商品名:Rhodacal 70、ローディア日華(株)製)…4重量部
(4)ベントナイト
(商品名:クニゲルV1、クニミネ工業(株)製)…10.3重量部
(5)カープレックス #80(商品名)…35重量部
(6)ポリオキシエチレングリセリルトリイソステアレート
(商品名:EMALEX GWIS-360、日本エマルジョン(株)製)…35重量部
カープレックス #80に、溶融させたEMALEX GWIS-360を吸着させた後、その他の成分を混合した。そこへ水を加えて混練した後押出し造粒し、乾燥、整粒して顆粒水和剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…5.35重量部
(2)ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテルリン酸エステル
(商品名:Soprophor 3D33、ローディア日華(株)製)…5重量部
(3)ポリジメチルシロキサン
(商品名:Rhodorsil antifoam 432、ローディア日華(株)製)…0.1重量部
(4)プロピレングリコール…5重量部
(5)水…54.55重量部
(6)エマノーンCH-25(商品名)…30重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で5分間湿式粉砕し、水性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…32.11重量部
(2)Soprophor 3D33(商品名)…5重量部
(3)Rhodorsil antifoam 432(商品名)…0.1重量部
(4)プロピレングリコール…5重量部
(5)水…37.79重量部
(6)エマノーンCH-25(商品名)…20重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で5分間湿式粉砕し、水性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…4.93重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)有機ベントナイト
(商品名:New D Orben、白石工業(株)製)…1.05重量部
(4)トウモロコシ油…62.64重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…20.92重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で15分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…7.38重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)New D Orben(商品名)…1.05重量部
(4)トウモロコシ油…49.73重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…31.38重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で15分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…4.93重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)New D Orben(商品名)…0.53重量部
(4)尿素…2.09重量部
(5)トウモロコシ油…61.07重量部
(6)エマノーンCH-25(商品名)…20.92重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で15分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…11.7重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びアルキルアリールスルホネート
の混合物…10重量部
(3)芳香族炭化水素系溶剤
(商品名:ソルベッソ150、エクソン化学(株)製)…28.3重量部
(4)エマノーンCH-25(商品名)…50重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で10分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…11.7重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びアルキルアリールスルホネート
の混合物…10重量部
(3)尿素…3重量部
(4)ソルベッソ150(商品名)…25.3重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…50重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で10分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
[1]
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…4.93重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)New D Orben(商品名)…1.05重量部
(4)トウモロコシ油…62.64重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…20.92重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で15分間湿式粉砕し、配合物[B]を得た。
[2]
(1)ジオクチルスルホサクシネートナトリウムと安息香酸ナトリウムの混合物
(商品名:ニューカルゲンEX-70、竹本油脂(株)製)…50重量部
(2)トウモロコシ油…50重量部
以上の成分を180℃で30分間混合し、その後放冷して配合物[C]を得た。
[3]
(1)配合物[B]…50重量部
(2)配合物[C]…50重量部
以上の成分を80 ℃で5分間混合し、その後放冷してゲル製剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…7.38重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)尿素…3.14重量部
(4)トウモロコシ油…52.87重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…26.15重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で10分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…7.38重量部
(2)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びジオクチルスルホサクシネート
の混合物…10.46重量部
(3)尿素…3.14重量部
(4)トウモロコシ油…47.64重量部
(5)エマノーンCH-25(商品名)…31.38重量部
以上の成分を混合し、湿式粉砕機で10分間湿式粉砕し、油性懸濁剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…8.56重量部
(2)Geropon T/36(商品名)…3重量部
(3)Supragil WP(商品名)…2重量部
(4)アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム塩ホルマリン縮合物
(商品名:Supragil MNS/25、ロ−ディア日華(株)製)…5重量部
(5)クレ−(商品名:MSクレー、フバサミクレ−(株))…9.44重量部
(6)エマノーンCH-25(商品名)…40重量部
(7)カープレックス#80(商品名)…32重量部
カープレックス#80に、溶融させたエマノーンCH-25を吸着させた後、その他成分を混合し水和剤を得た。
(1)ニコスルフロン(純度93.4%)…8.56重量部
(2) Geropon T/36(商品名)…3重量部
(3) Supragil WP(商品名)…2重量部
(4) Supragil MNS/25(商品名)…5重量部
(5) MSクレー(商品名)…9.44重量部
(6)エマノーンCH-80(商品名)…40重量部
(7)カープレックス#80(商品名)…32重量部
カープレックス#80に、溶融させたエマノーンCH-25を吸着させた後、その他成分を混合し水和剤を得た。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバ(Digitaria sanguinalis L.)の種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(20g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.05重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてエトキシル化牛脂アミン系展着剤(商品名:Frigate、ISK Biosciences Europe S.A.製)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を肉眼で観察調査(生育抑制率(%)=0:無処理区並〜100:完全故殺)し、第1表の結果を得た。
第1表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるFrigateは、ニコスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイヌホウズキ(Solanum nigrum L.)の種子を播種し、温室内で生育させた。イヌホウズキが2.2葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(20g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.1重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート系展着剤(NACALAI TESQUE製、市販の展着剤であるTween 20相当品)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にイヌホウズキの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第2表の結果を得た。
第2表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるポリオキシエチレンソルビタンモノラウレートは、ニコスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへアオゲイトウ(Amaranthus retroflexus L.)の種子を播種し、温室内で生育させた。アオゲイトウが3.6葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(5g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.025重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてアルキルアリールポリグリコールエーテル系展着剤(商品名:Citowett、BASF France社製)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にアオゲイトウの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第3表の結果を得た。
第3表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、フラザスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤(商品名:KATANA、石原産業(株)製)の所定量(15g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.025重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第4表の結果を得た。
第4表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、フラザスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にフラザスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、トリフルオキシスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤(商品名:Envoke、Syngenta社製)の所定量(15g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.025重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第5表の結果を得た。
第5表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、トリフルオキシスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にトリフルオキシスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例2に準じて製剤した、フォラムスルフロンを有効成分とする水和剤の所定量(20g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.05重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第6表の結果を得た。
第6表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、フォラムスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にフォラムスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイチビ(Abutilon theophrasti MEDIC.)の種子を播種し、温室内で生育させた。イチビが3葉期に達した時、前記実施例3に準じて製剤した、トリトスルフロンを有効成分とする水和剤の所定量(20g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.05重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。
処理後21日目にイチビの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第7表の結果を得た。
第7表から以下のことがわかる。アルコキシル化グリセライドは、前記試験例と同様、トリトスルフロンの除草効力を顕著に向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、リムスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤(商品名:TITUS、Du Pont社製)の所定量(5g a.i./ha)を、300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.05重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第8表の結果を得た。
第8表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、リムスルフロンの除草効力を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にリムスルフロンの除草効力を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3.3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(35g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.01重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてFrigate(前記試験例1に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第9表の結果を得た。
第9表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるFrigateは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3.3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(30g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.01重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第10表の結果を得た。
第10表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させなかったが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3.3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(30g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.02重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第11表の結果を得た。
第11表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させなかったが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイヌビエ(Echinochloa crus-galli L.)の種子を播種し、温室内で生育させた。イヌビエが2葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(1.5g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.3重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にイヌビエの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第12表の結果を得た。
第12表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイヌビエの種子を播種し、温室内で生育させた。イヌビエが2葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(1.5g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.2重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にイヌビエの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第13表の結果を得た。
第13表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイヌビエの種子を播種し、温室内で生育させた。イヌビエが2葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(1.5g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.1重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてFrigate(前記試験例1に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にイヌビエの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第14表の結果を得た。
第14表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるFrigateは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへイヌビエの種子を播種し、温室内で生育させた。イヌビエが2葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(3g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.1重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後22日目にイヌビエの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第15表の結果を得た。
第15表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(18g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドと効力向上補助剤としてのキレート化剤(クエン酸又はエチレンジアミン四酢酸(EDTA))を所定の濃度で添加して、茎葉処理した。
処理後22日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第16表の結果を得た。
第16表から以下のことがわかる。アルコキシル化グリセライドは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、効力向上補助剤をさらに添加すると、アルコキシル化グリセライドと効力向上補助剤との添加総量がアルコキシル化グリセライド単独の添加量と同量であるにもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(20g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドを0.025重量%の濃度で添加して、茎葉処理した。また、比較のために、アルコキシル化グリセライドに代えてCitowett(前記試験例3に同じ)を用い、同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第17表の結果を得た。
第17表から以下のことがわかる。市販の展着剤であるCitowettは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、アルコキシル化グリセライドは、同濃度にもかかわらず、より顕著にニコスルフロンの除草効果を向上させた。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例17の製剤方法で得られたものの所定量(15g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、茎葉処理した。また、比較のために、ニコスルフロンを有効成分とする市販品であるワンホープ乳剤(石原バイオサイエンス株式会社製)の所定量(15g a.i./ha)を同様に茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第18表の結果を得た。
第18表から以下のことがわかる。ワンホープ乳剤の標準施用量を下回る施用量(15g a.i./ha)であるにもかかわらず、アルコキシル化グリセライドを含む本発明の油性懸濁剤は、顕著な除草効果を奏した。
1/1,000,000haポットに畑作土壌をつめ、そこへメヒシバの種子を播種し、温室内で生育させた。メヒシバが3葉期に達した時、前記実施例1に準じて製剤した、ニコスルフロンを有効成分とする顆粒水和剤の所定量(20g a.i./ha)を300リットル/ha相当の水で希釈し、そこへアルコキシル化グリセライドと効力向上補助剤としての窒素含有肥料(商品名:アンブラ、三共株式会社製、アンモニア性窒素:水溶性りん酸:水溶性加里=4:30:16)を所定の濃度で添加して、茎葉処理した。
処理後21日目にメヒシバの生育状態を、前記試験例1と同様に調査し、第19表の結果を得た。
第19表から以下のことがわかる。アルコキシル化グリセライドは、ニコスルフロンの除草効果を向上させたが、窒素含有肥料を添加すると、ニコスルフロンの除草効果をさらに向上させた。
Claims (19)
- 除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドとを、重量比2:1〜1:600で含有する除草組成物。
- アルコキシル化グリセライドが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリルモノステアレート、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリルトリイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリルトリステアレート、ポリオキシエチレングリセリルジステアレート、ポリオキシエチレングリセリルトリオレエート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノラウレート、ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリステアレート、ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリミリステート、ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパンジステアレート、ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアレート及びポリオキシエチレングリセリルピログルタミン酸イソステアレートからなる群より選ばれる少なくとも1種のアルコキシル化グリセライドである前記請求項1の除草組成物。
- アルコキシル化グリセライドが、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリセリルトリイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリルモノイソステアレート、ポリオキシエチレン1,1,1−トリメチロールプロパントリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油ピログルタミン酸イソステアレート及びポリオキシエチレングリセリルピログルタミン酸イソステアレートからなる群より選ばれる少なくとも1種のアルコキシル化グリセライドである前記請求項3の除草組成物。
- 除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩が、アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロンメチル、クロリムロンエチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロンメチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、フルセトスルフロン、フルピルスルフロン、フォラムスルフロン、ハロスルフロンメチル、イマゾスルフロン、イオドスルフロン、メソスルフロンメチル、メトスルフロンメチル、ニコスルフロン、オキサスルフロン、プリミスルフロンメチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロンエチル、リムスルフロン、スルホメツロンメチル、スルホスルフロン、チフェンスルフロンメチル、トリアスルフロン、トリベヌロンメチル、トリフルオキシスルフロン、トリフルスルフロンメチル及びトリトスルフロンからなる群より選ばれる少なくとも1種の除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩である前記請求項1の除草組成物。
- 除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩が、フラザスルフロン、フォラムスルフロン、ニコスルフロン、リムスルフロン、トリフルオキシスルフロン及びトリトスルフロンからなる群より選ばれる少なくとも1種の除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩である前記請求項5の除草組成物。
- 0.1〜95重量部の除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩、0.1〜94.9重量部のアルコキシル化グリセライド、並びに残分として製剤調製用補助剤を含有する、前記請求項1の除草組成物。
- 他の除草性化合物をさらに含有する、前記請求項1の除草組成物。
- キレート化剤及び窒素含有肥料からなる群より選ばれる少なくとも1つの効力向上補助剤をさらに含有する、前記請求項1の除草組成物。
- 他の除草性化合物と、キレート化剤及び窒素含有肥料からなる群より選ばれる少なくとも1つの効力向上補助剤とをさらに含有する、前記請求項1の除草組成物。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、前記請求項1の除草組成物の除草有効量を、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、(1)除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草有効量と、(2)アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドの有効量とを、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、(1)除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草有効量と、(2)アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドの有効量と、(3)他の除草性化合物の除草有効量とを、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、(1)除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草有効量と、(2)アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドの有効量と、(3)キレート化剤及び窒素含有肥料からなる群より選ばれる少なくとも1つの効力向上補助剤の有効量とを、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、(1)除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草有効量と、(2)アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドの有効量と、(3)他の除草性化合物の除草有効量と、(4)キレート化剤及び窒素含有肥料からなる群より選ばれる少なくとも1つの効力向上補助剤の有効量とを、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドを用いて、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力を、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、向上させる方法。
- アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドとキレート化剤及び窒素含有肥料からなる群より選ばれる少なくとも1つの効力向上補助剤とを用いて、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩の除草効力を、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、向上させる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドとを、重量比2:1〜1:600の割合で用い、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
- 望ましくない植物を防除又はその生育を抑制する方法であって、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩と、アルキレンオキシドの付加モル数が2〜150であり、脂肪酸基部分の炭素数が4〜24であるアルコキシル化グリセライドとを、1ヘクタール当たり10〜3000リットルの水で希釈する際、当該希釈された液に対し、アルコキシル化グリセライドを0.005〜4重量%用い、除草性スルホニルウレア系化合物又はその塩とアルコキシル化グリセライドとの重量比が2:1〜1:600の割合にて、望ましくない植物又はそれが生育する場所に施用することからなる方法。
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