JP4624973B2 - シフト装置 - Google Patents
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Description
図1に示すように、車室内には、ステアリングホイール10が装着される図示しないステアリングシャフトを覆うようにして支持するステアリングコラム11が配設されている。ステアリングコラム11には、その右側面に形成された開口部11aから突出するようにシフト装置12が配設されている。
図4に示すように、本実施形態のシフト装置12には、制御手段としてのSBW−ECU(変速制御用電子制御装置)50が接続されている。そして、SBW−ECU50には、変速用油圧アクチュエータ51及び車速センサ52が電気的に接続されている。変速用油圧アクチュエータ51は、SBW−ECU50からの信号によって、車両のシフトレンジをシフトレバー30のシフト位置に対応した接続状態、「R(リバース)」,「N(ニュートラル)」及び「D(ドライブ)」に切り替える。車速センサ52は、車速及び走行方向を検出して、SBW−ECU50に車速情報を出力する。
運転者は、操作ノブ42を正方向又は負方向に操作してシフトレバー30のシフト位置を、ニュートラル位置,リバース位置及びドライブ位置の各セレクト位置に切り替える。本実施形態においては、シフトレバー30をリバース位置及びドライブ位置に操作するときに、回動中心の異なる2つの円周上を操作する。詳述すると、シフトレバー30を操作してリバース位置に切り替えるときには、図5に示すように、回動中心Orを中心にレバー37を回動させて円弧SL1aのように操作した後、回動中心Orとは異なる回動中心Obを中心にベース31を回動させ、実線で示す円弧SL2aのように操作ノブ42を2段階で操作する。この操作おいて、運転者は、レバー37を回動させるときには第2の節度ピン40を第2の節度面35の凹部35aから移動させるだけの操作力を必要とし、ベース31を回動させるときには第1の節度ピン33を第1の節度面24の凹部24aから移動させるだけの操作力を必要とする。また、シフトレバー30を操作してドライブ位置に切り替えるときには、回動中心Orを中心にレバー37を回動させて円弧SL1bのように操作した後、回動中心Orとは異なる回動中心Obを中心にベース31を回動させて、実線で示す円弧SL2bのように操作ノブ42を2段階で操作する。この操作においても、運転者は、レバー37を回動させるときには第2の節度ピン40を第2の節度面35の凹部35aから移動させるだけの操作力を必要とし、ベース31を回動させるときには第1の節度ピン33を第1の節度面24の凹部24aから移動させるだけの操作力を必要とする。
先ず、車両のシフトレンジを「N」に切り替え制御する場合について説明する。この場合、運転者は、操作ノブ42を把持してシフトレバー30を、図3(b)又は図3(d)に示す状態に操作し、長時間保持する。そうすると、ベース信号がSBW−ECU50へ入力されず、レバースイッチ36a又はレバースイッチ36bからのレバー信号がSBW−ECU50へ入力された状態が長時間継続するため、SBW−ECU50によって、変速用油圧アクチュエータ51が駆動され、車両のシフトレンジが「N」に切り替え制御される。このように、車両のシフトレンジを「N」に切り替え制御する場合には、シフトレバー30を図3(b)又は(d)の状態にして長時間保持しなければならない。そのため、運転者の手指が操作ノブ42に不用意に接触し、シフトレバー30が図3(b)又は(d)に示す状態になった場合であっても、意図しないシフトレンジは変更を更に低減できる。
(1)シフトレバー30を回動部材としてのベース31及びアッパーカバー38と、操作部材としてのレバー37と操作ノブ42によって構成した。そして、ベース31をケース21とサイドカバー22とによって回動可能に支持し、レバー37をベース31とアッパーカバー38によって回動可能に支持して、異なる回動中心を有するように形成した。また、シフトレバー30を、レバー37が回動してレバースイッチ36a,36bを押圧した状態からは、レバー37の同方向への回動が規制されて、ベース31が回動するように形成した。そのため、運転者が操作ノブ42を操作してシフト位置を変更するときに、中心の異なる2つの円周上を操作することになり、ベース31が回動する場合とレバー37が回動する場合とで、操作される軌道が2段階に変化する。また、第1の節度機構を、運転者が操作ノブ42を操作しないときにはベース31を第1の基準位置に保持し、ベース31の回動に対しては節度を付与するように形成した。また、を第2の節度機構を、運転者が操作ノブ42を操作しないときにはレバー37を第2の基準位置に保持し、レバー37の回動に対しては節度を付与するように形成した。そのため、シフトレバー30の中立位置から、リバース位置又はドライブ位置に切り替える際に、運転者は、操作する軌道を2段階に変化させるだけでなく、途中で第1の節度ピン33を第1の節度面24の凹部24aから移動させるだけの操作力を必要とする。従って、運転者の手指が操作ノブ42に不用意に接触した場合であっても、ベース31とレバー37とが、共に回動されることが抑制され、意図しないシフトレンジの変更を低減できる。さらに、操作ノブ42を一の回動平面上で回動させることにより、シフトレバー30のシフト位置を変更できるため、人間工学的な観点から操作が容易になり、2段階の操作が必要であっても良好な操作フィーリングを得ることができる。
・上記実施形態では、ベーススイッチ25a,25b及びレバースイッチ36a,36bによってシフトレバー30のシフト位置を検出したが、検出手段はこれに限らず、例えば光電センサによってシフト位置を検出してもよい。
・上記実施形態では、ベース31とレバー37とが同一の回動平面上で回動するように構成したが、ベース31の回動平面とレバー37の回動平面とが平行するように構成してもよい。
Claims (5)
- 筐体と、前記筐体に回動可能に支持され車両のシフトレンジを切り替えるべく操作されるシフトレバーと、前記シフトレバーの回動位置を検出し該回動位置に応じた操作信号を出力する検出手段と、前記操作信号に基づいて前記シフトレンジの切り換えを制御する制御手段と、を備えたシフト装置であって、
前記シフトレバーを、前記筐体に、一の回動平面上にて正方向及び負方向に回動可能に支持された回動部材と、前記回動部材に、前記一の回動平面と平行又は同一の回動平面上にて正方向及び負方向に回動可能に支持されて運転者によって操作される操作部材と、から構成し、前記回動部材は、前記運転者の操作力によって回動し、
前記操作信号は、前記回動部材の回動位置に応じたベース信号と、前記操作部材の回動位置に応じたレバー信号とから構成され、
前記操作力が付与されていないときに前記回動部材を第1の基準位置に保持し、該回動部材の回動に対して節度を付与する第1の節度機構と、
前記操作力が付与されていないときに前記操作部材を第2の基準位置に保持し、該操作部材の回動に対して節度を付与する第2の節度機構と、を備え、
前記シフトレンジのうちの1つは、前記回動部材及び前記操作部材が回動操作されることを条件に前記制御手段により切り替え制御される、ことを特徴とするシフト装置。 - 請求項1に記載のシフト装置において、
前記ベース信号及び前記レバー信号のうちのいずれか一方が出力されている時間を計測する計時手段を備え、
前記制御手段は、前記時間が所定時間以上であることを条件に前記シフトレンジを切り替える、
ことを特徴とするシフト装置。 - 請求項1又は2に記載のシフト装置において、
前記第1の節度機構が前記回動部材に付与する節度と、前記第2の節度機構が前記操作部材に付与する節度との大きさが異なる、
ことを特徴とするシフト装置。 - 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のシフト装置において、
前記制御手段は、前記操作信号に基づき、前記回動部材及び前記操作部材が回動操作されることを条件にリバースレンジに切り替え制御する、
ことを特徴とするシフト装置。 - 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載のシフト装置において、
前記検出手段は、前記操作部材に取着され検出媒体を送出する送出手段と、前記筐体に複数設けられ前記送出手段から送出される前記検出媒体を受ける受入手段と、から構成され、前記検出媒体の物理量の変化により前記シフトレバーのシフト位置を非接触にて検出する、
ことを特徴とするシフト装置。
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