[go: up one dir, main page]

JP4621635B2 - 直列セルの電圧バランス補正回路 - Google Patents

直列セルの電圧バランス補正回路 Download PDF

Info

Publication number
JP4621635B2
JP4621635B2 JP2006185498A JP2006185498A JP4621635B2 JP 4621635 B2 JP4621635 B2 JP 4621635B2 JP 2006185498 A JP2006185498 A JP 2006185498A JP 2006185498 A JP2006185498 A JP 2006185498A JP 4621635 B2 JP4621635 B2 JP 4621635B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
cell
inductor
switching element
difference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006185498A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008017605A (ja
Inventor
文昭 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2006185498A priority Critical patent/JP4621635B2/ja
Publication of JP2008017605A publication Critical patent/JP2008017605A/ja
Priority to JP2010215729A priority patent/JP2011041467A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4621635B2 publication Critical patent/JP4621635B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、直列セルの電圧バランス補正回路に関し、とくに、二次電池やキャパシタ等の蓄電セルを多数直列接続して使用する場合に用いて有効な技術に関する。
二次電池やキャパシタなどの蓄電セルは多数を直列に接続して使用する場合が多い。たとえば電気自動車の動力電源あるいや負荷平準化用の蓄電システムなどでは、数十〜数百のセルを直列接続して使用する場合が多い。
このような場合、セル間に電圧バラツキが生じると、特定のセルに電圧が集中することによりセルの寿命が短くなってしまうという問題が生じる。この問題は直列接続数が多くなるほど顕著になる。したがって、蓄電セルの直列接続使用では、各セルの電圧の均等化が重要な課題となる。
直列接続された蓄電セルの電圧を均等化させる有効な手段としては、図12の(a)に示すように、インダクタL1、第1および第2のスイッチング素子S1,S2、および2相パルス発生器11を用いた電圧バランス補正回路が知られている(たとえば特許文献1,2参照)。
同図において、インダクタL1は、その一端が、直列接続順で前後する第1のセルB1と第2のセルB2の中間接続点N1に接続されている。第1のスイッチング素子S1は、上記インダクタL1の他端と2つのセルB1,B2の一方の直列接続端との間に介在して開閉回路を形成する。
同様に、第2のスイッチング素子S2は、上記インダクタL1の他端と2つのセルB1,B2の他方の直列接続端との間に介在して開閉回路を形成する。2相パルス発生器11は、互いに相補の方形波パルス信号+Φ1,−Φ1(正負符号は論理または位相極性を示す)を発生して第1と第2のスイッチング素子S1,S2を相補的にオン・オフさせる。
同図の(b)は上記電圧バランス補正回路の主要部における動作波形チャートを示す。同図において、第1のセルB1の電圧が第2のセルB2よりも高い場合(B1>B2)は、S1がオンのときに、第1のセルB1からインダクタL1に、B1−S1−L1−N1の電流経路でインダクタ電流Liが実線矢印方向に充電(蓄積)される。
この後、S1がオフでS2がオンになると、インダクタL1に充電されたインダクタ電流Liが、N1−B2−S2−L1の電流経路で放電される。この放電は、第2のセルB2を充電しながら行われる。
上記とは反対に、第2のセルB2の電圧が第1のセルB1のそれよりも高い場合(B1<B2)は、S2がオンのときに、第2のセルB2からインダクタL1に、B2−N1−L1−S2の電流経路でインダクタ電流Liが破線矢印方向に充電される。
この後、S2がオフでS1がオンになると、インダクタL1に充電されたインダクタ電流Liが、S1−B1−N1−L1の電流経路で放電される。この放電は、第1のセルB1を充電しながら行われる。
上記のように、2つのセルB1,B2間では、インダクタL1を介した電気エネルギーの授受が行われる。これにより、各セルB1,B2の電圧が均等化される。
この均等化動作において、インダクタ電流iLは放電により時間と共に減少するが、この放電電流がゼロになると、今度はその放電電流とは逆方向の充電電流が流れるようになる。したがって、2つのセルB1,B2の電圧がほぼ等しいバランス状態(B1≒B2)にある場合、S1,S2のオン期間ごとに、インダクタ電流iLの放電と充電がほぼ等量ずつ行われるようになる。つまり、インダクタL1を介して行われる電気エネルギーの授受が、2つのセルB1,B2間でほぼ等量ずつ行われる。これにより、電圧バランス状態が維持される。
特開2001−185229 特開2006−67742
上述した電圧バランス補正回路には次のような問題のあることが本発明者によって明らかとされた。
すなわち、上述した電圧バランス補正回路では、たとえば図12の(b)に示すように、2つのセルB1,B2の電圧がほぼ等しくなるバランス状態になった場合でも、インダクタ電流iLの充電と放電が、そのバランス状態になる前と同じように行われている。つまり、電圧バランス補正回路は、バランス補正の必要性の有無あるいは程度にかかわらず、常にフル稼動状態にある。
しかし、インダクタ電流iLの充電と放電には、たとえばインダクタL1やスイッチング素子S1,S2に寄生する抵抗等のインピーダンス成分による何がしかの電力損失をともなう。このため、上述した電圧バランス補正回路には無駄な電力損失が多いという問題があった。
本発明は、以上のような技術背景を鑑みたものであって、その目的は、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる直列セルの電圧バランス補正回路を提供することにある。
本発明の上記以外の目的および構成については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。
第1発明に係る直列セルの電圧バランス補正回路は、つぎの事項(1)〜(7)により特定されるものである。
(1)直列接続された第1と第2の蓄電セルと、インダクタと、第1と第2のスイッチング素子と、スイッチング制御手段を備えること
(2)インダクタは、第1セルと第2セルの共通接続点に一端が接続されること
(3)第1スイッチング素子は、第1セルの他端と上記インダクタの他端間に接続されること
(4)第2スイッチング素子は、第2セルの他端と上記インダクタの他端間に接続されること
(5)スイッチング制御手段は、第1セル電圧と第2セル電圧の差に対応した差分情報を検出する検出回路と、この検出回路の出力に基づいて第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を制御する駆動回路を備えること
(6)駆動回路は、第1セル電圧が第2セル電圧より高い場合、第1スイッチング素子をオン・第2スイッチング素子をオフとし、つぎに第1スイッチング素子をオフ・第2スイッチングをオンとする動作と、両スイッチング素子をオフにする動作を繰り返し、かつ、第1セル電圧と第2セル電圧の差が小さいほど当該動作の繰り返し周期に対する両スイッチング素子のオフ時間を大きくすること
(7)駆動回路は、第2セル電圧が第1セル電圧より高い場合、第2スイッチング素子をオン・第1スイッチング素子をオフとし、つぎに第2スイッチング素子をオフ・第1スイッチングをオンとする動作と、両スイッチング素子をオフにする動作を繰り返し、かつ、第1セル電圧と第2セル電圧の差が小さいほど当該動作の繰り返し周期に対する両スイッチング素子のオフ時間を大きくすること
第1発明において、典型的には、検出回路は、第1セルと第2セルの直列電圧を等分割する分圧回路の分圧電圧と、第1セルと第2セルの共通接続点の電圧との電圧差を検出する構成とする。別の構成としては、前記インダクタの両端電圧を検出する構成の検出回路としたり、あるいは、第1と第2のスイッチング素子にそれぞれ直列に介在する電流検出回路によって前記インダクタ電流を検出する構成の検出回路を採用することができる。
第2発明に係る直列セルの電圧バランス補正回路は、つぎの事項(11)〜(21)により特定されるものである。
(11)直列接続された第1と第2の蓄電セルと、インダクタと、第1と第2のスイッチング素子と、スイッチング制御手段を備えること
(12)インダクタは、第1セルと第2セルの共通接続点に一端が接続されること
(13)第1スイッチング素子は、第1セルの他端と上記インダクタの他端間に接続されること
(14)第2スイッチング素子は、第2セルの他端と上記インダクタの他端間に接続されること
(15)スイッチング制御手段は、波形発生手段と、比較駆動手段を含むこと
(16)波形発生手段は、第1〜第4の変動基準電圧を生成すること
(17)第1変動基準電圧は、所定の高レベル基準電圧から第1中間レベル電圧に向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であること
(18)第2変動基準電圧は、第1変動基準電圧に対して半周期の位相差で出現し、第1中間レベル電圧から上記高レベル基準電圧に向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であること
(19)第3変動基準電圧は、第2変動基準電圧に対して同相で出現し、所定の低レベル基準電圧から第2中間レベル電圧に向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であること
(20)第4変動基準電圧は、第3変動基準電圧に対して半周期の位相差で出現し、第2中間レベル電圧から上記低レベル基準電圧に向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であること
(21)比較駆動手段は、第1変動基準電圧がセル間電圧差よりも低レベルである期間に第1スイッチング素子をオンとし、第2変動基準電圧がセル間電圧差よりも低レベルである期間に第2スイッチング素子をオンとし、第3変動基準電圧がセル間電圧差よりも高レベルである期間に第2スイッチング素子をオンとし、第4変動基準電圧がセル間電圧差よりも高レベルである期間に第1スイッチング素子をオンとすること
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
上記以外の作用/効果については、本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであろう。
図1は、本発明の技術が適用された電圧バランス補正回路の第1実施形態を示す。同図に示す電圧バランス補正回路は、直列接続された複数の蓄電セルの各電圧を均等化させるものであって、インダクタL1、第1および第2のスイッチング素子S1,S2、および補正制御回路20を備える。
インダクタL1は、その一端が、直列接続順で前後する第1のセルB1と第2のセルB2の中間接続点N1に接続する。その他端は、第1および第2の2つのスイッチング素子S1,S2の共通接続点に接続されている。
第1のスイッチング素子S1は、上記2つのセルB1,B2の一方B1の直列接続端と上記インダクタL1の他端との間に介在して開閉回路を形成する。第2のスイッチング素子S2は、上記2つのセルB1,B2の他方の直列接続端と上記インダクタL1の他端との間に介在して開閉回路を形成する。
補正制御回路20は、抵抗R1,R2、アナログ差動増幅回路21、可変パルス発生回路12により構成されている。抵抗R1,R2は、上記2つのセルB1,B2の直列電圧を等分割する分圧回路を形成する。このため、抵抗R1とR2は等値に設定されている。
差動増幅回路21は、セルB1,B2の中間接続点N1に現れる電圧Vmと抵抗R1,R2の分圧電圧Vnとの電圧差Vx(=Vm−Vn)を所定利得でリニア増幅伝達する。
可変パルス発生回路12は、第1および第2のスイッチング素子S1,S2を交互にオン・オフさせる一定周期のパルス信号Φ1,Φ2を生成するとともに、図2に示すように、その制御パルス信号Φ1,Φ2のデューティ幅tw(S1およびS2のオン期間)を上記電圧差Vxに応じて可変制御するように構成されている。
図2は、上記バランス補正回路の要部における動作波形チャートを示す。同図において、(a)と(e)は、第1のセルB1と第2のセルB2間に比較的大きな電圧差が現れた場合の動作(B1>B2またはB1<B2)を示す。
この場合、第1および第2のスイッチング素子S1,S2は一定周期(tw+td)で交互にオン・オフさせられる。これにより、一方のセルB1(またはB2)からインダクタL1にインダクタ電流iLを充電させる充電期間と、そのインダクタ電流iLで他方のセルB2(またはB1)充電する放電期間とが交互に切換設定される。
さらに、S1,S2のいずれかがオンとなる充放電期間(tw)が、S1,S2が共にオフとなる休止期間tdに比べて十分に大きくなるように設定される。これにより、インダクタL1を介して行われるセルB1(またはB2)からセルB2(またはB1)への充電量(電気エネルギー)が大きくなって、両セルB1,B2間の電圧が急速に均等化されるようになる。
(b)と(d)はそれぞれ、2つのセルB1,B2の電圧差が縮小した場合(B1≒B2)の動作を示す。この場合、スイッチング素子S1,S2は一定周期でオン・オフされるが、S1,S2のいずれかがオンとなる充放電期間(tw)は短縮され、代わりに、S1,S2が共にオフとなる休止期間tdが長く設定される。
(c)は、セルB1,B2の電圧が完全にバランスした場合の動作(B1≒B2)を示す。この場合、スイッチング素子S1,S2は共にオフ状態を継続し、インダクタL1への充放電がまったく行われない休止期間tdだけとなる。
上記ように、2つのセルB1,B2間の電圧差Vxが縮小したときに、第1および第2のスイッチング素子S1,S2を共にオフにさせる休止期間tdを置くことにより、電力損失を増大させる過剰動作を回避させることができる。これにより、直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
また、上記構成では、インダクタ電流iLの放電期間と充電期間を一定周期で切換設定するとともに、その充電期間および放電期間のデューティ幅twの伸縮によってS1,S2が共にオフとなる休止期間tdを可変設定するようにしているが、これにより、セルB1,B2の電圧バランスは常に一定周期で監視され、電圧バランスの補正が必要な状態になった場合は、その補正の動作が直ちに過不足なく適正に行われる。
さらに、図1に示した回路では、スイッチング素子S1,S2にそれぞれ、電流方向に応じてスイッチング動作する整流ダイオードD1,D2が並列接続されている。このダイオードD1,D2は、セルB1,B2の電圧に対しては逆方向となるが、インダクタ電流iLに対しては順方向となる。
スイッチS1,S2が共にオフとなった期間にインダクタ電流iLが残留していた場合、その残留インダクタ電流iLはダイオードD1またはD2を通して流れ続けることができる。これにより、インダクタLにいったん生じたインダクタ電流iLを電圧均等化動作に無駄なく利用できるとともに、そのインダクタ電流iLを遮断した場合に生じるサージ電圧の発生を確実に抑えることができる。
スイッチング素子S1,S2としてはパワーMOS−FETの使用が好適である。パワーMOS−FETには通常、そのソース・ドレインに並列なダイオードが等価的に形成されている。このダイオードは寄生ダイオードまたは内部ダイオードなどと呼ばれているが、このダイオードを上記ダイオードD1,D2として利用することにより、回路構成の簡単化および素子数の低減が可能になる、
図3は、本発明による電圧バランス補正回路の第2実施形態を示す。同図において、(a)はバランス補正回路の要部を示す回路図、(b)はその一部の動作波形チャートを示す。
この実施形態の基本的構成は上述した実施形態と同様である。その相違点に着目して説明すると、同図に示す電圧バランス補正回路は、(a)に示すように、多出力の波形発生回路31、電圧比較回路41〜44、論理ゲート(OR論理)45,46などを用いて構成された可変パルス発生回路13を備えている。
波形発生回路31は、三角波発生回路32、アナログゲート(あるいはアナログスイッチ)33、位相反転およびレベルシフト回路34などを用いて構成され、クロック発生回路35から与えられる基準クロック信号CKに同期して、(b)に示すように、以下に示す第1〜第4の変動基準電圧f1〜f4を生成する。
第1の変動基準電圧f1:電圧が所定の高レベル基準電圧VHから第1の中間レベル電圧VHMに向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧。
第2の変動基準電圧f2:上記第1の変動基準電圧f1に対して半周期の位相差で出現し、電圧が上記第1の中間レベル電圧VMHから上記高レベル基準電圧VHに向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧。
第3の変動基準電圧f3:上記第2の変動基準電圧f2に対して同相で出現し、電圧が所定の低レベル基準電圧VLから第2の中間レベル電圧VMLに向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧。
第4の変動基準電圧f4:上記第3の変動基準電圧f3に対して半周期の位相差で出現し、電圧が上記第2の中間レベル電圧VMLから上記低レベル基準電圧VLに向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧。
電圧比較回路41〜44は、直列接続順で前後する2つのセルB1,B2間の電圧差Vxを上記変動基準電圧f1〜f4とそれぞれに電圧比較する。比較結果は2値論理信号p1〜p4として出力される。論理ゲート(OR論理)45,46は上記比較結果p1〜p4に基づいて、第1および第2のスイッチング素子S1,S2をオン・オフ制御するパルス信号Φ1,Φ2を論理生成する。
この場合、f1<VxのときはS1がオンとなり、f2<VxのときはS2がオンとなる。また、f3>VxのときはS2がオンとなり、f4>VxのときはS1がオンとなる。
電圧差Vxは、前述した実施形態と同様、抵抗R1,R2とアナログ差動増幅回路21を用いて検出される。
図4は、図3に示した波形発生回路31の動作波形チャートを示す。図3および図4において、クロック発生回路35からは、2相の基準クロック信号CK(CK1,CK2)が波形発生回路31に与えられる。このクロック信号CK(CK1,CK2)は一定の周期taとデューティ幅w1,w2を有する。
波形発生回路31では、まず、三角波発生回路32が上記クロック信号CK(CK1,CK2)に同期して2相三角波状電圧g10,g20を生成する。一方の相の三角波状電圧g10は、アナログゲート33にて半周期ごとにスイッチング振り分けされることにより、第1と第2の鋸波状電圧g11,g12に分離される。
この鋸波状電圧g11,g12が位相反転およびレベルシフト回路34で上記第1および第2の変動基準電圧f1,f2に変換される。他方の相の三角波状電圧g20は、半周期ごとにスイッチング振り分けされることにより、上記第3および第4の変動基準電圧f1,f2に変換される。
図5は、図3に示したバランス補正回路の動作波形チャートを示す。同図において、(a)は、第1のセルB1の電圧が第2のセルB2のそれよりも高い場合(B1>B2)の動作波形を示す。この場合、Vx>f1となる期間とVx>f2となる期間が交互に現れ、Vx>f1の期間ではS1がオンとなり、Vx>f2の期間ではS2がオンとなる。
(b)は、第1のセルB1の電圧が第2のセルB2のそれよりも低い場合(B1<B2)の動作波形を示す。この場合、Vx<f4となる期間とVx<f3となる期間が交互に現れ、Vx<f4の期間ではS1がオンとなり、Vx<f3の期間ではS2がオンとなる。
(c)は、第1のセルB1と第2のセルB2がほぼ同電圧の場合(B1≒B2)の動作波形を示す。この場合、Vxは2つのセルB1,B2の中間電圧Vn付近にあり、f1とf2のどちらの電圧に対しても常に低く、かつf4とf3のどちらの電圧に対しても常に高い状態にある。したがって、S1,S2はどちらもオンとならず、共にオフ状態を維持する。
上記により、インダクタ電流iLの放電期間と充電期間を一定周期で切換設定するとともに、その充電期間および放電期間のデューティ幅の伸縮によってS1,S2が共にオフとなる休止期間tdが可変設定される。
また、この実施形態では、f1,f2の低レベル側ピーク電圧である第1の中間レベル電圧VMHが、f3,f4の高レベル側ピーク電圧である第2の中間レベル電圧VMLよりも高く、両中間レベル電圧VMHとVMLの間には所定の電圧差幅Vhが設定されている。
これにより、セルB1,B2の電圧がほぼバランス状態にあって均等化動作の必要がないときには、S1,S2のどちらもがオンしない完全な非動作状態が確実に維持される。この非動作状態では、インダクタLでのインダクタ電流iLの充放電がまったく行われず、いわゆる無効電流を皆無にすることができる。
上記非動作状態が生じる条件は、上記電圧差幅Vhによって任意に設定することができる。これにより、セルB1,B2の電圧バランス補正を任意の精度で効率良く行わせることができる。
図6は、本発明による電圧バランス補正回路の第3実施形態をその要部における動作波形チャートによって示す。この実施形態もその基本的構成は上述した実施形態(図3参照)と同様である。その相違点に着目して説明すると、同図に示す実施形態では、第2および第4の変動基準電圧f2,f4の波形傾斜が第1および第3の変動基準電圧f1,f2のそれよりも急となるように構成されている。
この実施形態では、同図の(a)または(b)に示すよう、電圧均等化動作が行われる場合に、インダクタ電流iLの充電期間taに比べて、その放電期間tbが短縮されている。インダクタ電流iLの放電期間tbは、電圧の低いセル(B1またはB2)への充電期間であるが、このセル(B1またはB2)への充電電流は、インダクタ電流iLの放電開始直後に多く集中する。
すなわち、第1のセルB1の電圧が第2のセルB2のそれよりも高い場合(B1>B2)は、(a)に示すように、S1のオンによってB1からインダクタLにインダクダ電流iLが充電された後、S2のオンによってそのインダクタ電流iLがB2に充電される。この充電電流はS2のオン直後が最大ピークで、その後は時間とともに減少する。
また、第1のセルB1の電圧が第2のセルB2のそれよりも低い場合(B1<B2)は、(b)に示すように、S2のオンによってB2からインダクタLにインダクダ電流iLが充電された後、S1のオンによってそのインダクタ電流iLがB1に充電される。この充電電流もS1のオン直後が最大ピークで、その後は時間とともに減少する。
したがって、同図の(a)または(b)に示すように、セル(B1またはB2)に充電電流を供給するインダクタ電流iLの放電期間tbは、そのインダクタ電流iLの充電期間taより短くしても、セル(B1またはB2)への充電効果(充電量)はそれほど減らない。
これにより、インダクタ電流iLの放電期間tbすなわちセル(B1またはB2)への充電期間を短縮させても、(c)に示すようなバランス状態へ速やかに移行させることができる。このことは、インダクタ電流iLの充放電による均等化動作のサイクルを短縮化して、セル電圧のバランス補正動作を高速化させるのに有効である。
図7は、本発明による電圧バランス補正回路の第4実施形態を示す。上述した実施形態との相違点に着目すると、この実施形態では、2つのセルB1,B2間の電圧差Vxを比較回路41〜44に入力させるまでの信号伝達経路に、直流利得を選択的に増大させる増幅回路22を設けたことを特徴とする。
増幅回路22は、たとえば同図に示すように、電圧差Vxを増幅伝達するアナログ差動増幅回路21に抵抗R11,R12とキャパシタCtによる積分時定数を設けることにより簡単に形成することができる。
これにより、電圧差Vxをゼロに収束させるフィードバック制御ループの直流利得が増大し、その電圧差Vxがゼロ付近に収束したときの状態を安定に維持させることができる。
図8は、本発明による電圧バランス補正回路の第5実施形態を示す。上述した実施形態との相違点に着目すると、この実施形態では、(a)に示すように、2つのセルB1,B2間の電圧差Vxを比較回路41〜44に入力させる際に、その入力電圧Vxを、前記高レベル基準電圧VHよりも低い高レベル制限電圧VHLと前記低レベル基準電圧VLよりも高い低レベル制限電圧VLLの範囲内に抑える電圧制限回路23を設けたことを特徴とする。
セルB1,B2の電圧が大きく異なっていた場合、比較回路41〜44に入力される電圧差Vxが、前記変動基準電圧f1〜f4の電圧レンジを越え、S1,S2が同時にオンとなって貫通電流が流れてしまう恐れが生じる。
しかし、この実施形態では、(b)に示すように、比較回路41〜44に入力される電圧差Vxの電圧レンジが確実に変動基準電圧f1〜f4の電圧レンジ内となるように制限されるので、S1,S2の同時オンは確実に防止される。そして、セルB1,B2の電圧がそれぞれどのように異なっても、それを補正する均等化動作を確実に行わせることができる。
図9は、本発明による電圧バランス補正回路の第6実施形態を示す。この実施形態では、前記休止期間td(図2参照)を可変設定するための制御パラメータとして、インダクタ電流iLを用いることを特徴とする。
インダクタ電流iLを検出するため、スイッチング素子S1,S2に電流検出回路25を直列に介在させてある。この電流検出回路25は、スイッチング素子S1,S2をなすMOS−FETの一部に形成されている。
スイッチング素子S1,S2はパワーMOS−FETを用いて形成されているが、このパワーMOS−FETは、半導体基板上に集積形成されたMOS−FETセル群によって形成されている。このMOS−FETセル群の一部を用いて上記電流検出回路25を形成することにより、回路の簡単化および素子数の低減による低コスト化をはかることができる。
同図に示す回路は、上記電流検出回路25の検出に基づいてスイッチング素子S1,S2のオン期間を可変設定する可変パルス発生回路14が設けられている。この可変パルス発生回路14は、インダクタ電流iLの放電モードすなわちセルB1またはB2の充電モードにおいて、そのインダクタ電流iLがゼロになった時点でスイッチング素子S1またはS2をオンからオフに切り替える。
インダクタ電流iLは、電圧の高いセル(B1またはB2)によって充電され、この充電されたインダクタ電流iLが電圧の低いセル(B2またはB1)に充電電流として流れながら放電されるが、セルB1,B2間の電圧差がそれほど大きくない場合、インダクタ電流iL(実線矢印方向)によるセル(B2またはB1)の充電は早期に終わり、その後は、電圧の低いセル(B2またはB1)から逆方向にインダクタ電流iL(破線矢印方向)が充電されるようになる。
この逆方向のインダクタ電流iLは、セルB1,B2の電圧均等化に寄与しない無効電流である。この無効電流は、インダクタ電流iLがゼロになった時点でスイッチング素子S1,S2のオン期間を終了させることにより回避することができる。
このように、この実施形態では、インダクタ電流iLを制御パラメータにして前記休止期間tdを可変設定することにより、インダクタLiに無効電流が流れることによる電力損失を効果的に抑制することができる。
図10は、本発明による電圧バランス補正回路の第7実施形態を示す。この実施形態では、前記休止期間td(図2参照)を可変設定するための制御パラメータとして、インダクタLの両端に現れるインダクタ電圧Viを用いることを特徴とする。
このため、同図のバランス補正回路では、インダクタLの両端からインダクタ電圧Viを検出するアナログ差動増幅回路27と、そのインダクタ電圧Viに基づいてスイッチング素子S1,S2のオン期間を可変設定する可変パルス発生回路15を備えている。
インダクタ電流iLは、Lの端子電圧を積分した値に比例している事から、可変パルス発生回路15は、その演算値がゼロとなった時点から次のインダクタ電流iLの充電開始までの間を、スイッチング素子S1,S2が共にオフとなる休止期間とするように動作する。
これにより、第6実施形態の場合と同様、インダクタLiに無効電流が流れることによる電力損失を効果的に抑制することができる。
図11は、上述してきた電圧バランス補正回路を3個以上の多直列セルB1〜B6,・・・に適用する場合の結線例を示す。同図に示すように、3個以上の多直列セルB1〜B6,・・・における電圧バランス補正は、セル間の接続点ごとにインダクタLを設置するとともに、インダクタLごとに第1および第2のスイッチング素子S1,S2を設置し、さらに各スイッチング素子S1,S2の組ごとに上述した補正制御回路20を設けることにより、すべてのセルB1〜B6,・・・間で電圧バランス補正を行わせることができる。
以上、本発明をその代表的な実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述した以外にも種々の態様が可能である。たとえば、第1〜第4の変動基準電圧f1〜f4は、デジタルデータとして記憶された電圧波形情報を所定のサンプリング期間ごとにDA変換して出力させることによっても簡単に生成することができる。
直列接続された複数の蓄電セルの電圧を、大きな電力損失をともなうことなく、効率良く均等化させることができる。
本発明による電圧バランス補正回路の第1実施形態を示す回路図である。 図1に示したバランス補正回路の要部における動作波形チャートである。 本発明による電圧バランス補正回路の第2実施形態を示す回路図およびその構成部分の動作波形チャートである。 図3に示した波形発生回路の動作波形チャートである。 図3に示したバランス補正回路の動作波形チャートである。 本発明による電圧バランス補正回路の第3実施形態を示す動作波形チャートである。 本発明による電圧バランス補正回路の第4実施形態を示す回路図である。 図8は、本発明による電圧バランス補正回路の第5実施形態を示す回路図および動作波形チャートである。 本発明による電圧バランス補正回路の第6実施形態を示す回路図である。 本発明による電圧バランス補正回路の第7実施形態を示す回路図である。 本発明の電圧バランス補正回路を3個以上の多直列セルに適用する場合を示す回路図である。 従来の電圧バランス補正回路の構成を示す回路図および動作波形チャートである。
符号の説明
12〜15 可変パルス発生回路 20 補正制御回路
21 差動増幅回路 22 増幅回路
23 電圧制限回路 25 電流検出回路
27 差動増幅回路 31 波形発生回路
32 三角波発生回路 33 アナログゲート
34 位相反転およびレベルシフト回路 35 クロック発生回路
41〜44 電圧比較回路 45,46 論理ゲート(OR論理)
B1〜B6 セル CK 基準クロック信号
Ct キャパシタCt(時定数) D1,D2 ダイオード
f1〜f4 第1〜第4の変動基準電圧 iL インダクタ電流
L1 インダクタ N1 中間接続点
p1〜p4 2値論理信号(比較出力) R1,R2 抵抗(分圧回路)
R11,R12 抵抗(時定数) S1,S2 スイッチング素子
ta インダクタ電流iLの充電期間 tb インダクタ電流iLの放電期間
Vx セルの電圧差 VH 高レベル基準電圧
VL 低高レベル基準電圧 VMH 第1の中間レベル電圧
VML 第2の中間レベル電圧 Vh 電圧差幅(オフセット)
VHL 高レベル制限電圧 VLL 低レベル制限電圧
Vi インダクタ電圧Vi Φ1,Φ2 パルス信号

Claims (10)

  1. 直列接続された第1と第2の蓄電セルと、インダクタと、第1と第2のスイッチング素子と、スイッチング制御手段を備え、
    インダクタは、第1セルと第2セルの共通接続点に一端が接続され、
    第1スイッチング素子は、第1セルの他端と上記インダクタの他端間に接続され、
    第2スイッチング素子は、第2セルの他端と上記インダクタの他端間に接続され、
    スイッチング制御手段は、第1セル電圧と第2セル電圧の差に対応した差分情報を検出する検出回路と、この検出回路の出力に基づいて第1スイッチング素子と第2スイッチング素子を制御する駆動回路を備え、
    駆動回路は、第1セル電圧が第2セル電圧より高い場合、第1スイッチング素子をオン・第2スイッチング素子をオフとし、つぎに第1スイッチング素子をオフ・第2スイッチングをオンとする動作と、両スイッチング素子をオフにする動作を繰り返し、かつ、第1セル電圧と第2セル電圧の差が小さいほど当該動作の繰り返し周期に対する両スイッチング素子のオフ時間を大きくし、
    駆動回路は、第2セル電圧が第1セル電圧より高い場合、第2スイッチング素子をオン・第1スイッチング素子をオフとし、つぎに第2スイッチング素子をオフ・第1スイッチングをオンとする動作と、両スイッチング素子をオフにする動作を繰り返し、かつ、第1セル電圧と第2セル電圧の差が小さいほど当該動作の繰り返し周期に対する両スイッチング素子のオフ時間を大きくする
    直列セルの電圧バランス補正回路。
  2. 請求項1において、検出回路は、第1セルと第2セルの直列電圧を等分割する分圧回路の分圧電圧と、第1セルと第2セルの共通接続点の電圧との電圧差を検出する、直列セルの電圧バランス補正回路。
  3. 請求項1において、検出回路は前記インダクタの両端電圧を検出する、直列セルの電圧バランス補正回路。
  4. 請求項1において、検出回路は、第1と第2のスイッチング素子にそれぞれ直列に介在する電流検出回路によって前記インダクタ電流を検出する、直列セルの電圧バランス補正回路。
  5. 請求項4において、第1と第2のスイッチング素子はそれぞれ半導体基板上に集積形成されたMOS−FET群によって形成され、前記電流検出回路は、当該MOS−FETセル群の一部を用いて形成されている、直列セルの電圧バランス補正回路。
  6. 直列接続された第1と第2の蓄電セルと、インダクタと、第1と第2のスイッチング素子と、スイッチング制御手段を備え、
    インダクタは、第1セルと第2セルの共通接続点に一端が接続され、
    第1スイッチング素子は、第1セルの他端と上記インダクタの他端間に接続され、
    第2スイッチング素子は、第2セルの他端と上記インダクタの他端間に接続され、
    スイッチング制御手段は、波形発生手段と、比較駆動手段を含み、
    波形発生手段は、第1〜第4の変動基準電圧を生成し、
    第1変動基準電圧は、所定の高レベル基準電圧から第1中間レベル電圧に向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であり、
    第2変動基準電圧は、第1変動基準電圧に対して半周期の位相差で出現し、第1中間レベル電圧から上記高レベル基準電圧に向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であり、
    第3変動基準電圧は、第2変動基準電圧に対して同相で出現し、所定の低レベル基準電圧から第2中間レベル電圧に向けて線形増加することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であり、
    第4変動基準電圧は、第3変動基準電圧に対して半周期の位相差で出現し、第2中間レベル電圧から上記低レベル基準電圧に向けて線形減少することを周期的に繰り返す鋸波状の非正弦波電圧であり、
    比較駆動手段は、第1変動基準電圧がセル間電圧差よりも低レベルである期間に第1スイッチング素子をオンとし、第2変動基準電圧がセル間電圧差よりも低レベルである期間に第2スイッチング素子をオンとし、第3変動基準電圧がセル間電圧差よりも高レベルである期間に第2スイッチング素子をオンとし、第4変動基準電圧がセル間電圧差よりも高レベルである期間に第1スイッチング素子をオンとする
    直列セルの電圧バランス補正回路。
  7. 請求項6において、第1中間レベル電圧が第2中間レベル電圧よりも高く、両電圧間に所定の電圧差幅が設定されている、直列セルの電圧バランス補正回路。
  8. 請求項6または7において、第2変動基準電圧および第4変動基準電圧の波形傾斜が第1変動基準電圧および第3変動基準電圧のそれよりも急である、直列セルの電圧バランス補正回路。
  9. 請求項6〜8のいずれかにおいて、比較駆動手段は、セル間電圧差を増幅し、第1〜第4の変動基準電圧と比較する、直列セルの電圧バランス補正回路。
  10. 請求項6〜9のいずれかにおいて、比較駆動手段は、セル間電圧差を電圧制限回路により所定の範囲内に抑えて第1〜第4の変動基準電圧と比較する、直列セルの電圧バランス補正回路。
JP2006185498A 2006-07-05 2006-07-05 直列セルの電圧バランス補正回路 Active JP4621635B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185498A JP4621635B2 (ja) 2006-07-05 2006-07-05 直列セルの電圧バランス補正回路
JP2010215729A JP2011041467A (ja) 2006-07-05 2010-09-27 蓄電システムの電圧バランス補正方法、蓄電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006185498A JP4621635B2 (ja) 2006-07-05 2006-07-05 直列セルの電圧バランス補正回路

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010215729A Division JP2011041467A (ja) 2006-07-05 2010-09-27 蓄電システムの電圧バランス補正方法、蓄電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008017605A JP2008017605A (ja) 2008-01-24
JP4621635B2 true JP4621635B2 (ja) 2011-01-26

Family

ID=39074101

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006185498A Active JP4621635B2 (ja) 2006-07-05 2006-07-05 直列セルの電圧バランス補正回路
JP2010215729A Pending JP2011041467A (ja) 2006-07-05 2010-09-27 蓄電システムの電圧バランス補正方法、蓄電システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010215729A Pending JP2011041467A (ja) 2006-07-05 2010-09-27 蓄電システムの電圧バランス補正方法、蓄電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP4621635B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101263730B1 (ko) 2011-12-15 2013-05-13 국방과학연구소 바이패스 회로 기반의 전기 이중층 커패시터(edlc) 셀 운용방법 및 장치

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101220339B1 (ko) * 2007-10-16 2013-01-09 한국과학기술원 직렬연결 배터리 스트링을 위한 자동 전하 균일 방법 및장치
JP5140470B2 (ja) * 2008-03-25 2013-02-06 Fdk株式会社 直列セルの電圧バランス補正回路
JP2011087377A (ja) * 2009-10-14 2011-04-28 Fdk Corp 多直列蓄電セルの充電バランス補正回路
JP2011091897A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Fdk Corp 多直列蓄電セルの充電バランス補正回路
US8786255B2 (en) * 2010-05-03 2014-07-22 Infineon Technologies Ag Active charge balancing circuit
EP2400622A3 (en) * 2010-06-28 2012-03-14 Nxp B.V. Inductive cell balancing
FR2969850B1 (fr) * 2010-12-22 2013-09-27 IFP Energies Nouvelles Convertisseur d'equilibrage des cellules d'une batterie electrique
JP2012191679A (ja) * 2011-03-08 2012-10-04 Dendo Sharyo Gijutsu Kaihatsu Kk バランス補正装置および蓄電システム
JP5827019B2 (ja) 2011-03-11 2015-12-02 Evtd株式会社 バランス補正装置および蓄電システム
KR101453229B1 (ko) 2011-03-18 2014-10-22 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 직렬 축전 셀의 밸런스 충전 회로, 직렬 축전 셀의 밸런스 충전 방법
JP5718702B2 (ja) * 2011-03-30 2015-05-13 Evtd株式会社 バランス補正装置および蓄電システム
JP5744598B2 (ja) 2011-03-31 2015-07-08 Evtd株式会社 バランス補正装置および蓄電システム
CN102244477A (zh) * 2011-07-07 2011-11-16 西南交通大学 具有直流电容辅助均压电路的多电平变换器
EP2751903A4 (en) * 2011-09-02 2015-09-09 Boston Power Inc METHOD FOR COMPARING CELLS IN BATTERIES
WO2013033912A1 (zh) * 2011-09-09 2013-03-14 Dien Ghing-Hsin 电源管理装置
CN102355142A (zh) * 2011-09-30 2012-02-15 湖南大学 一种适应于中小功率场合的简化型高效三相ac-dc-ac变换器
CN103094933A (zh) * 2011-10-28 2013-05-08 东莞钜威新能源有限公司 一种电池均衡电路及mos管开关电路
JP5573818B2 (ja) * 2011-11-08 2014-08-20 株式会社豊田自動織機 電池均等化装置および方法
JP5477366B2 (ja) * 2011-12-09 2014-04-23 株式会社豊田自動織機 電池充電量制御装置および方法
JP5561268B2 (ja) * 2011-12-09 2014-07-30 株式会社豊田自動織機 電池充電量制御装置および方法
WO2013084663A1 (ja) * 2011-12-09 2013-06-13 株式会社豊田自動織機 電池充電量制御装置および方法
EP2838175B1 (en) 2012-03-19 2020-01-22 NExT-e Solutions Inc. Balance correction device and power storage system
JP5864320B2 (ja) 2012-03-19 2016-02-17 Evtd株式会社 バランス補正装置および蓄電システム
DE102012205016A1 (de) * 2012-03-28 2013-10-02 Robert Bosch Gmbh Batteriesystem, Kraftfahrzeug mit einem solchen Batteriesystem sowie ein Verfahren zum Ladungsausgleich von Batterieelementen
JP5964982B2 (ja) * 2012-10-24 2016-08-03 シャープ株式会社 バランサ回路およびこれを用いたバッテリユニット
CN103887836B (zh) * 2012-12-20 2016-08-31 东莞钜威动力技术有限公司 一种电池管理系统及其方法
JP2014147148A (ja) * 2013-01-25 2014-08-14 Fdk Corp バランス補正装置及び蓄電装置
DE112014001885T5 (de) 2013-04-09 2016-01-21 Evtd Inc. Spannungsausgleichsvorrichtung und elektrisches Speichersystem
JP6271227B2 (ja) * 2013-11-18 2018-01-31 Fdk株式会社 バランス補正装置及び蓄電装置
JP6205247B2 (ja) * 2013-11-18 2017-09-27 Fdk株式会社 バランス補正装置及び蓄電装置
JP6170816B2 (ja) * 2013-11-18 2017-07-26 Fdk株式会社 バランス補正装置及び蓄電装置
JP6541310B2 (ja) 2014-06-25 2019-07-10 NExT−e Solutions株式会社 モジュール制御装置、バランス補正システム及び蓄電システム
US20160049883A1 (en) * 2014-08-14 2016-02-18 Google Inc. Power-Balancing Circuits for Stacked Topologies
JP6814437B2 (ja) * 2017-02-13 2021-01-20 NExT−e Solutions株式会社 制御装置、バランス補正装置、蓄電システム、及び、装置
CN109428361A (zh) * 2017-09-02 2019-03-05 周宝林 一种具有双向同步整流功能的转移式实时电池均衡器
JP7007681B2 (ja) * 2017-09-29 2022-01-25 NExT-e Solutions株式会社 制御装置、バランス補正システム、蓄電システム、及び、装置
CN111929500B (zh) * 2019-05-13 2023-01-03 上海海拉电子有限公司 一种y电容平衡检测方法、系统及电路
KR20210060208A (ko) * 2019-11-18 2021-05-26 주식회사 엘지에너지솔루션 셀 균등화 장치, 이를 포함하는 배터리 장치 및 셀 균등화 방법
CN111326805B (zh) * 2020-03-16 2021-11-23 重庆理工大学 基于模拟采样的分层式电池均衡判断电路与均衡管理电路
JP7271629B2 (ja) * 2021-10-11 2023-05-11 三菱電機株式会社 直流電圧観測装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322516A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Okamura Kenkyusho:Kk 電池の充電制御装置及び方法
JP2001185229A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Fdk Corp 直列接続された2次電池のバランス補正方法および装置
JP2005033855A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nissan Motor Co Ltd 組電池装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3848635B2 (ja) * 2003-04-23 2006-11-22 富士重工業株式会社 蓄電素子の電圧均等化装置
JP4140585B2 (ja) * 2004-08-27 2008-08-27 Fdk株式会社 直列接続した2次電池のバランス補正装置およびその補正方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07322516A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Okamura Kenkyusho:Kk 電池の充電制御装置及び方法
JP2001185229A (ja) * 1999-12-28 2001-07-06 Fdk Corp 直列接続された2次電池のバランス補正方法および装置
JP2005033855A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Nissan Motor Co Ltd 組電池装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101263730B1 (ko) 2011-12-15 2013-05-13 국방과학연구소 바이패스 회로 기반의 전기 이중층 커패시터(edlc) 셀 운용방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011041467A (ja) 2011-02-24
JP2008017605A (ja) 2008-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4621635B2 (ja) 直列セルの電圧バランス補正回路
JP5140470B2 (ja) 直列セルの電圧バランス補正回路
CN101247083B (zh) 开关稳压器
JP5405891B2 (ja) 電源装置、制御回路、電源装置の制御方法
US7782037B2 (en) Power conversion circuit
US10158286B2 (en) DC/DC converter
CN101753020A (zh) 输出电压控制器、电子设备和输出电压控制方法
US9252655B2 (en) Phase shift circuit and power factor correction circuit including the same
TWI540818B (zh) 控制電路、直流轉直流(dcdc)轉換器及驅動方法
JP4366335B2 (ja) 昇圧コンバータ
JP2011151878A (ja) 昇降圧型のスイッチング電源の制御回路、昇降圧型のスイッチング電源、及び昇降圧型のスイッチング電源の制御方法
JP2018174626A (ja) 電源装置
JP2010098782A (ja) 直列セルの電圧バランス補正回路および蓄電装置
US10666146B2 (en) Bidirectional inverting buck-boost converter converting dissipation current into recycling current
US12249911B2 (en) Flying capacitor startup circuit for multi-level voltage converter
JP2018074622A (ja) パルス電源装置およびパルス発生方法
KR101988089B1 (ko) 출력 가변 회로 및 이를 이용한 컨버터 제어기
JP2011087379A (ja) 電力制御器
US20190097517A1 (en) Adaptive drive strength switching converter
JP5881664B2 (ja) 電源装置、制御回路、電源装置の制御方法
US10734994B2 (en) Gate control circuit, power supply circuit, and inverter circuit
JP6436458B2 (ja) 充電制御装置および充電装置
JP6277691B2 (ja) 制御信号生成回路及び回路装置
US11594982B2 (en) Parallel inverter device
CN117096963A (zh) 用于控制电压变换器的控制器及控制电压变换器的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101101

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4621635

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250