JP4614686B2 - 伸縮性立体賦形シート - Google Patents
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また第1層と第2層との間に多数の弾性ストランドが配されている伸縮性立体賦形シートであって、
前記弾性ストランドは、所定の間隔をおいて第1層及び第2層に接合されており、その接合されている部分以外の部分においては第1層及び第2層と非接合状態になっており、
前記シートを最大伸長させた状態で、前記凸部の立体形状が保持されている伸縮性立体賦形シートを提供することにより前記目的を達成したものである。
周面が凹凸形状となっている第1のロールと、第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールと噛み合わせ部に第1層を噛み込ませて第1層を凹凸賦形し、
吸引によって第1のロールにおける前記周面に、第1層を凹凸賦形された状態のまま保持し、その状態下に第1層と第2層とを重ね合わせつつ両層間に前記弾性ストランドを伸長状態で供給し、
前記弾性ストランドの所定接合部以外の部分が、第1層及び第2層と非接合状態となるように、第1層における第1のロールの凸部上に位置する部分と第2層とを接合する伸縮性立体賦形シートの製造方法を提供するものである。
前記製造装置は、周面が凹凸形状となっている第1のロールと、該第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールとを備えており、
少なくとも第1のロールは、該ロールの回転方向に沿って交互に凹凸部を形成するように、複数枚の歯車が回転軸に取り付けられてロール状となされており、
所定枚数の歯車おきに、該歯車間に所定幅の空隙部が形成されており、該空隙部は、ロールの回転軸方向に延びるように第1のロール内に形成された吸引路と連通しており、
また、2枚の前記歯車間に沿って前記弾性ストランドが第1のロールの周面上を通過するように、第1のロールの回転方向に沿ってガイド部が形成されている伸縮性立体賦形シートの製造装置を提供するものである。
2 第2層
3 凹部
4 凸部
5 弾性ストランド
10 伸縮性立体賦形シート
11 第1のロール
12 第2のロール
13 接着剤
14 アンビルロール
15 パターンヒートロール
Claims (15)
- 実質的に伸縮しないシート状物からなる第1層及び第2層を有し、第1層が突出して内部が空洞となっている多数の凸部を形成していると共に該凸部間に凹部が形成されており、該凹部の一部において第1層と第2層とが接合されて接合部が形成されているとともに、該凹部における該接合部以外の部位が非接合部となっており、
また第1層と第2層との間に多数の弾性ストランドが配されている伸縮性立体賦形シートであって、
前記弾性ストランドは、所定の間隔をおいて第1層及び第2層に接合されており、その接合されている部分以外の部分においては第1層及び第2層と非接合状態になっており、かつ前記弾性ストランドは、前記凹部において前記非接合部を通るように配されており、
前記第2層の伸長限界である105%まで伸長させた状態で、前記第1層が平らにならず前記凸部の立体形状が保持されている伸縮性立体賦形シート。 - 前記凸部及び前記凹部は、それらが交互に且つ一方向に列をなすように配置されており、更に該列が多列に配置されており、
一の列における任意の一つの凸部に着目したときに、該列に隣り合う左右の列においては、該一つの凸部と隣り合う位置に凸部が位置していない請求項1記載の伸縮性立体賦形シート。 - 前記一の列における任意の一つの凹部に着目したときに、該一つの凹部はその前後及び左右が凸部によって取り囲まれている請求項2記載の伸縮性立体賦形シート。
- 前記凸部は、その高さが1〜10mmで、底面積が4〜900mm2であり、
前記凹部は、列方向での長さが0.1〜20mmである請求項1ないし3の何れかに記載の伸縮性立体賦形シート。 - 前記凸部及び前記凹部がそれぞれ、一方向に延びる直線状凸部及び直線状凹部からなり、該直線状凸部及び該直線状凹部が交互に配置されており、
前記弾性ストランドが、該直線状凸部及び該直線状凹部と直交するように配されている請求項1記載の伸縮性立体賦形シート。 - 請求項1記載の伸縮性立体賦形シートの製造方法であって、
周面が凹凸形状となっている第1のロールと、第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールと噛み合わせ部に第1層を噛み込ませて第1層を凹凸賦形し、
吸引によって第1のロールにおける前記周面に、第1層を凹凸賦形された状態のまま保持し、その状態下に第1層と第2層とを重ね合わせつつ両層間に前記弾性ストランドを伸長状態で供給し、
前記弾性ストランドの所定接合部以外の部分が、第1層及び第2層と非接合状態となるように、第1層における第1のロールの凸部上に位置する部分と第2層とを接合する伸縮性立体賦形シートの製造方法。 - 第1のロールにおける凹部に吸引口が設けられており、該吸引口を通じて吸引を行うことにより、第1層を凹凸賦形された状態のまま第1のロールの前記周面に密着させる請求項6記載の製造方法。
- 第1のロール及び第2のロールとして、それぞれ所定の歯幅を有する歯車を複数枚組み合わせてロール状に形成したものを用いる請求項6又は7記載の製造方法。
- 前記歯車が、歯先円直径の大きな歯車と歯先円直径の小さな歯車とからなり、歯先円直径の小さな歯車上を前記弾性ストランドが通過するように該弾性ストランドを供給する請求項8記載の製造方法。
- 前記歯車に隣接して、該歯車の歯先円直径よりも直径の小さいなスペーサー部材が配されており、該スペーサー部材上を前記弾性ストランドが通過するように該弾性ストランドを供給する請求項8記載の製造方法。
- 請求項1記載の伸縮性立体賦形シートの製造装置であって、
前記製造装置は、周面が凹凸形状となっている第1のロールと、該第1のロールの凹凸形状と噛み合い形状となっている凹凸形状を周面に有する第2のロールとを備えており、
少なくとも第1のロールは、該ロールの回転方向に沿って交互に凹凸部を形成するように、複数枚の歯車が回転軸に取り付けられてロール状となされており、
所定枚数の歯車おきに、該歯車間に所定幅の空隙部が形成されており、該空隙部は、ロールの回転軸方向に延びるように第1のロール内に形成された吸引路と連通しており、
また、2枚の前記歯車間に沿って前記弾性ストランドが第1のロールの周面上を通過するように、第1のロールの回転方向に沿ってガイド部が形成されている伸縮性立体賦形シートの製造装置。 - 複数枚の前記歯車は第1の歯車と第2の歯車とを含み、前記空隙部が2枚の第1の歯車と、これらの歯車の間に位置し且つこれらの歯車よりも歯先円直径の小さい第2の歯車とで形成されており、
更にこれらの歯車によって前記ガイド部が形成され、歯先円直径の小さい第2の歯車上を前記弾性ストランドが通過するようになされている請求項11記載の製造装置。 - 少なくとも1枚の第2の歯車の少なくとも一方の側に、少なくとも1枚の第1の歯車を配し、これを以て一組の歯車群となし、
前記歯車群においては、各歯車の歯がロールの回転軸方向に並列してロールの回転方向に沿う凹凸部が交互に形成されており、
二組以上の歯車群が、隣り合う歯車群における凹凸部のピッチが互いに異なるように配されている請求項12記載の複合シートの製造装置。 - 第1の歯車及び第2の歯車の歯がロールの回転軸方向に並列して、ロールの回転方向に沿う凹凸部が交互に且つロールの幅方向全域に亘り連続して形成されている請求項11記載の複合シートの製造装置。
- それぞれの第1の歯車に開口が形成されており、該開口がロールの回転軸方向に連なって前記吸引路が形成されている請求項12ないし14の何れかに記載の複合シートの製造装置。
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