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JP4610392B2 - 映像評価装置、映像評価方法および映像評価プログラム - Google Patents

映像評価装置、映像評価方法および映像評価プログラム Download PDF

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Description

本発明は、映像評価装置、映像評価方法、及び映像処理プログラムに関する。
映像の取得、蓄積、伝送、表示、符号化、復号化等を含む映像処理は、一般に、固定フレームレートによって処理が行われている。ここで、フレームレートとは、1秒あたりに処理されるフレーム数のことをいい、固定フレームレートとは、1秒あたりに処理されるフレーム数を一定にしたフレームレートのことをいう。固定フレームレートの具体例としては、例えば、米国や日本で採用されている全国テレビジョン標準委員会(National Television StandardsCommittee:NTSC)規格では、29.97fps(frame per second)に定義されている。また、ヨーロッパで採用されている全国テレビション標準委員会による位相交番ライン(Phase Alternating Line:PAL)規格では、25fpsに定義されている。さらに、15fpsや24fpsの固定フレームレートが用いられる場合もある。なお、「映像」とは単一の静止画像である「フレーム」の連続により構成されるものである。
固定フレームレートで映像処理を行う場合に、フレームレートを増加させると、連続するフレームの時間間隔が短くなる。これによって、より滑らかな動きの映像を処理することが可能となる。例えば、30fpsのフレームレートで処理される映像は、15fpsのフレームレートで処理される映像よりも、単位時間当たりの映像の動きがより細かく表現されるため、全体としてより滑らかな動きで表現される。
また、上述した固定フレームレートによる映像処理の他に、可変フレームレートによる映像処理も行われている。この可変フレームレートによる映像処理は、映像の処理量やデータ量に応じてフレームレートを可変にするものである。例えば、映像を符号化する場合に、符号化するデータ量が多いと判断した場合には、フレームレートを減少させて単位時間当たりに符号化するフレーム数を削減させる。これは、データ量が増加すると映像処理にかかる時間が増加するためである。
このようなフレームレートを変更するための技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開平11−112940号公報
ところで、固定フレームレートで映像を処理する場合に、滑らかな動きを実現するためにフレームレートを増加させると、映像処理に伴う処理量、データ量および電力消費量が増大してしまう。具体的に説明すると、例えば、映像を取得する場合には、単位時間当たりに取得すべきフレーム数が増加することによって、処理量および処理に伴う電力消費量が増大してしまう。また、映像を蓄積する場合には、単位時間あたりに蓄積すべきフレーム数が増加することによって、データ量が増大してしまう。
一方、映像の処理に伴う処理量、データ量および電力消費量を低減するために、フレームレートを減少させると、映像の動きの滑らかさが低下してしまい、ぎくしゃくした動きの映像になってしまう。
また、可変フレームレートで映像を処理する場合に、映像の処理量やデータ量のみに応じてフレームレートを変化させると、映像の動きの滑らかさが低下してしまい、ぎくしゃくした動きの映像になってしまう。
すなわち、これまで映像の性質に応じて、主観的に動きが滑らかに感じる最も低いフレームレートを決定する方法は存在しなかった。
そこで、本発明は、映像の実際の動きの滑らかさに応じて効率的なフレームレートを決定することが可能な映像評価装置、映像評価方法、および映像評価プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の映像評価装置は、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力手段と、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて、第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成手段と、第2動き情報と第2フレーム間隔情報とに基づいて、第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、第1動き変化量と第2動き変化量とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、相対評価値を出力する出力手段とを備える。
また、本発明の映像評価方法は、第1入力手段と、第2入力手段と、第1動き変化量生成手段と、第2動き変化量生成手段と、評価値生成手段と、出力手段とを備える映像評価装置における映像評価方法であって、第1入力手段が、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力ステップと、第2入力手段が、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力ステップと、第1動き変化量生成手段が、第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて、第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成ステップと、第2動き変化量生成手段が、第2動き情報と第2フレーム間隔情報とに基づいて、第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成ステップと、評価値生成手段が、第1動き変化量と第2動き変化量とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成ステップと、出力手段が、相対評価値を出力する出力ステップとを備える。
また、本発明の映像評価プログラムは、コンピュータを、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力手段、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段、第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて、第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成手段、第2動き情報と第2フレーム間隔情報とに基づいて、第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段、第1動き変化量と第2動き変化量とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段、及び相対評価値を出力する出力手段として機能させる。
このような映像評価装置及び映像評価方法によれば、第1動画像および第2動画像の各動き情報とフレーム間隔情報とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。
また、映像評価プログラムを用いてコンピュータを動作させた場合も同様である。
また、評価値生成手段は、第1動き変化量と第2動き変化量とから、相対動き変化量を算出した上で、相対動き変化量に基づいて相対評価値を算出することが好ましい。第1の動画像と第2の動画像との相対的な動き変化量に基づいて評価することで、動きの滑らかさを客観的な値として知らせることができる。
また、評価値生成手段は、第1動き変化量に基づいて第1評価値を求め、第2動き変化量に基づいて第2評価値を求め、第1評価値と第2評価値とから相対評価値を算出することも好ましい。この場合も、第1の動画像と第2の動画像との相対的な動き変化を評価することで、動きの滑らかさを客観的な値として知らせることができる。
或いは、本発明の映像評価装置は、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて算出された第1の動画像に関する第1動き変化量を入力する第1入力手段と、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、第2動き情報と第2フレーム間隔情報とに基づいて、第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、第1動き変化量と第2動き変化量とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、相対評価値を出力する出力手段とを備える。このような映像評価装置によれば、第1動画像の動き変化量、および第2動画像の動き情報とフレーム間隔情報に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。
或いは、本発明の映像評価装置は、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて算出された第1の動画像に関する第1評価値を入力する第1入力手段と、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、第2動き情報と第2フレーム間隔情報とに基づいて、第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、第1評価値と第2動き変化量とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、相対評価値を出力する出力手段とを備える。このような映像評価装置によれば、第1動画像の評価値、および第動画像の動き情報とフレーム間隔情報に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。
本発明によれば、映像の動きの変化量とフレーム間隔に応じて、第1の動画像に対する第2の動画像の相対的な動きの滑らかさを評価することができるため、主観的に動きが滑らかに感じる最も低いフレームレートを決定するための評価値を算出することができる。
以下、図面とともに本発明による映像評価装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態における映像評価装置10の機能構成を例示する図である。
映像評価装置10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ等の記憶装置、および通信装置等を備えるコンピュータである。したがって、映像評価装置10は、PC端末等の固定通信端末であってもよいし、携帯電話機等の移動通信端末であってもよい。すなわち、映像評価装置10としては、情報処理可能な装置が広く適用され得る。
図1を参照して映像評価装置10の機能構成について説明する。図1に示すように、映像評価装置10は、第1入力部(第1入力手段)101と、第2入力部(第2入力手段)102と、第1動き変化量生成部(第1動き変化量生成手段)103と、第2動き変化量生成部(第2動き変化量生成手段)104と、評価値生成部(評価値生成手段)105と出力部(出力手段)106を有する。
第1入力部101は、外部から入力された第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108を入力し、第1動き変化量生成部103へ出力する。
第2入力部102は、外部から入力された第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110を入力し、第2動き変化量生成部104へ出力する。
第1動き変化量生成部103は、第1入力部101から受信した第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108に基づいて、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111を算出し、評価値生成部105に出力する。
第2動き変化量生成部104は、第2入力部102から受信した第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量112を算出し、評価値生成部105に出力する。
評価値生成部105は、第1動き変化量生成部103から受信した第1動き変化量111と、第2動き変化量生成部104から受信した第2動き変化量112に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値113を算出し、出力部106に出力する。
出力部106は、評価値生成部105から受信した相対評価値113を外部へ出力する。
以下、映像評価装置10内で処理される各情報について説明する。
第1動き情報107は、第1動画像の動きベクトルの大きさに基づいて算出される値である。詳細には、第1動画像に含まれる連続する2枚のフレーム画像において、所定の大きさに分割されたブロック内の画像信号パターンに最も類似する画像信号パターンがフレーム間で探索され、フレーム間における両画像信号パターン間の空間的な変位量として算出された動きベクトルを対象に、その動きベクトルの大きさが算出される。第1動き情報107は、上記のようにして算出されたフレーム画像内における動きベクトルの最大値である。第1入力部101においては、第1動画像における全ての又は一部の連続フレームを対象にした第1動き情報107が入力される。なお、第1動き情報107は上記方法によって算出されるものには限られず、第1動画像の動きの特徴を表す任意のものを用いることができる。
また、第1フレーム間隔情報108は、第1動画像のフレームレートから算出される値である。第1動画像のフレームレートがf1の場合、第1フレーム間隔情報108は1/f1で算出される。なお、第1フレーム間隔情報108は上記方法によって算出されるものには限られず、第1動画像の動きの特徴を表す任意のものを用いることができる。
また、第2動き情報109および第2フレーム間隔情報110は、第2動画像に対する上記第1動き情報107および第1フレーム間隔情報108と同一の特徴を表す値である。第2入力部101においても、第2動画像における全ての又は一部の連続フレームを対象にした第2動き情報109が入力される。
次に、図2を参照して、第1動き変化量生成部103が、第1入力部101から受信した第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108に基づいて、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111を算出する方法、および第2動き変化量生成部104が第2入力部102から受信した第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量112を算出する方法ついて具体的に説明する。図2において、(a)は、第1の動画像における第1動き情報107の時間変化の一例を示すグラフ、(b)は、第2の動画像における第2動き情報109の時間変化の一例を示すグラフである。
第1動き変化量生成部103は、第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108を用いて、図2(a)に示す斜線部の面積を算出して第1動き変化量111を算出する。例えば、あるフレームT1において第1動き情報107の値がm1、第1フレーム間隔情報108の値がd1のとき、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111の値S1をS1=(1/2)×m1×d1とする。
また、第2動き変化量生成部104は、第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110を用いて、図2(b)に示す斜線部の面積を算出して第2動き変化量112を算出する。例えば、あるフレームT2において第2動き情報109の値がm2、第2フレーム間隔情報110の値がd2のとき、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量112の値S2をS2=(1/2)×m2×d2とする。
さらに、評価値生成部105が、第1動き変化量生成部103から送られた第1動き変化量111と第2動き変化量生成部104から送られた第2動き変化量112を用いて、第1動画像に対する第2動画像の相対評価値113を算出する方法について具体的に説明する。
評価値生成部105は、第1動き変化量生成部103から送られた第1動き変化量111の値であるS1を対象にして、第1動画像の全てのフレームでの平均値S1aを算出する。また、評価値生成部105は、第2動き変化量生成部104から送られた第2動き変化量112の値であるS2を対象にして、第2動画像の全てのフレームでの平均値S2aを算出する。評価値生成部105は、第1動き変化量111に対する第2動き変化量112の相対動き変化量であるSrを、S1aとS2aを用いて算出する。Srの算出方法は、例えばS2aとS1aの差(Sr=S2a−S1a)、またはS2aとS1aの比(Sr=S2a/S1a)とする。また、Srの算出方法は上記の例に限らず、S1とS2を変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。
続いて、評価値生成部105は、上記のようにして算出されたSrに基づいて、第1動画像に対する第2動画像の相対的な動きの滑らかさを評価する相対評価値113の値であるErを算出する。Erの算出方法は、Srの逆数の関数であるEr=α/Sr(αは定数)とする。または、Er=a × Exp(−b×Sr) + C(a,b,cは定数)としても良い。ここで、Exp(x)はxの指数関数を表す。また、Erの算出方法は上記の例に限らず、Srを変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。
図3を参照して第1実施形態の映像評価装置10における処理の流れについて説明するとともに、第1実施形態にかかる映像評価方法について説明する。
まず、第1入力部101が、外部から入力された第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108を読み込む(ステップS301)。
次に、第1動き変化量生成部103が、第1入力部101から受信した第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108に基づいて、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111を算出する(ステップS302)。
また、第2入力部102が、外部から入力された第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110を読み込む(ステップS303)。
次に、第2動き変化量生成部104が、第2入力部102から受信した第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量112を算出する(ステップS304)。
次に、評価値生成部105が、第1動き変化量生成部103から受信した第1動き変化量111と、第2動き変化量生成部104から受信した第2動き変化量112に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値113を算出する(ステップS305)。
次に、出力部106が、評価値生成部105から受信した相対評価値113を外部へ出力する(ステップS306)。
なお、ステップS301からステップS304は直列に行ってもよいし、図4に示すようにステップS301からステップS302と、ステップS303からステップS304の2つに分けて並列に行っても良い。
次に、図5を参照して、コンピュータを上述した映像評価装置10として機能させるための映像評価プログラム50について説明する。図5は、映像評価プログラム50の構成図である。
同図に示すように、映像評価プログラム50は、処理を統括するメインモジュール501と、第1入力モジュール502と、第2入力モジュール503と、第1動き変化量生成モジュール504と、第2動き変化量生成モジュール505と、評価値生成モジュール506、出力モジュール507とを備えて構成される。ここで、第1入力モジュール502、第2入力モジュール503、第1動き変化量生成モジュール504、第2動き変化量生成モジュール505、評価値生成モジュール506、及び出力モジュール507のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上述した映像評価装置10の第1入力部101、第2入力部102、第1動き変化量生成部103、第2動き変化量生成部104、評価値生成部105、及び出力部106それぞれの機能と同様である。
以上説明した映像評価装置10によれば、第1動画像および第2動画像の各動き情報とフレーム間隔情報とに基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。その結果、映像の実際の動きの滑らかさに応じて効率的なフレームレートを決定することが可能となる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態における映像評価装置60の機能構成を例示する図である。
映像評価装置60は、第1実施形態における映像評価装置10と同様に、物理的にはCPU(中央処理装置)、メモリ等の記憶装置、および通信装置等を備えるコンピュータである。したがって、映像評価装置60は、PC端末等の固定通信端末であってもよいし、携帯電話機等の移動通信端末であってもよい。すなわち、映像評価装置60としては、情報処理可能な装置が広く適用され得る。
図6を参照して映像評価装置60の機能構成について説明する。図6に示すように、映像評価装置60は、第1入力部601と、第2入力部602と、第2動き変化量生成部603と、評価値生成部604と、出力部605を有する。
映像評価装置60の第1実施形態における映像評価装置10との相違点は、第1実施形態の第1入力部101と第1動き変化量生成部103とが、第1入力部601に置き換わっている点である。
すなわち、第1実施形態において第1入力部101が外部から入力された第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108を第1動き変化量生成部103へ出力し、第1動き変化量生成部103が第1入力部101から受信した第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108に基づいて、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111を算出して評価値生成部105へ出力していたのに対し、本実施形態では、第1入力部601が外部から直接入力された第1動き変化量606を評価値生成部604へ出力する点で第1実施形態と異なる。
以下、映像評価装置60の各構成要素について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1入力部601は、外部から入力された第1動き変化量606を入力し、評価値生成部604へ出力する。
第2入力部602は、外部から入力された第2動き情報607と第2フレーム間隔情報608を入力し、第2動き変化量生成部603へ出力する。
第2動き変化量生成部603は、第2入力部602から受信した第2動き情報607と第2フレーム間隔情報608に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量609を算出し、評価値生成部604に出力する。
評価値生成部604は、第1入力部601から受信した第1動き変化量606と、第2動き変化量生成部603から受信した第2動き変化量609に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値610を算出し、出力部605に出力する。
出力部605は、評価値生成部604から受信した相対評価値610を外部へ出力する。
ここで、第2動き変化量生成部603が、第2入力部602から受信した第2動き情報607と第2フレーム間隔情報608に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量609を算出する方法は、第1実施形態において第2動き変化量生成部104が第2動き変化量112を算出する方法と同一である。
また、評価値生成部604が、第1入力部601から受信した第1動き変化量606と、第2動き変化量生成部603から受信した第2動き変化量609に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値610を算出する方法は、第1実施形態において評価値生成部105が評価値113を算出する方法と同一である。
次に、図7を参照して映像評価装置60における処理の流れについて説明するとともに、第2実施形態にかかる映像評価方法について説明する。
まず、第1入力部601が、外部から入力された第1動き変化量606を読み込む(ステップS701)。
また、第2入力部602が、外部から入力された第2動き情報607と第2フレーム間隔情報608を読み込む(ステップS702)。
次に、第2動き変化量生成部603が、第2入力部602から受信した第2動き情報607と第2フレーム間隔情報608に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量609を算出する(ステップS703)。
次に、評価値生成部604が、第1入力部601から受信した第1動き変化量606と、第2動き変化量生成部603から受信した第2動き変化量609に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値610を算出する(ステップS704)。
次に、出力部605が、評価値生成部604から受信した相対評価値610を外部へ出力する(ステップS705)。
なお、ステップS701からステップS703は直列に行ってもよいし、図8のようにステップS701と、ステップS702からステップS703の2つに分けて並列に行っても良い。
図9は、コンピュータを上述した映像評価装置60として機能させるための映像評価プログラム90の構成図である。同図に示すように、映像評価プログラム90の第1実施形態(図5参照)との相違点は、第1実施形態の第1入力モジュール502と第1動き変化量生成モジュール504とが、第1入力モジュール902に置き換わっている点である。
以上説明した映像評価装置60によれば、第1動画像の動き変化量、および第2動画像の動き情報とフレーム間隔情報に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。その結果、映像の実際の動きの滑らかさに応じて効率的なフレームレートを決定することが可能となる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態について説明する。図10は、第3実施形態における映像評価装置100の機能構成を例示する図である。
映像評価装置100は、第1実施形態における映像評価装置10と同様に、物理的にはCPU(中央処理装置)、メモリ等の記憶装置、および通信装置等を備えるコンピュータである。したがって、映像評価装置100は、PC端末等の固定通信端末であってもよいし、携帯電話機等の移動通信端末であってもよい。すなわち、映像評価装置100としては、情報処理可能な装置が広く適用され得る。
図10を参照して映像評価装置100の機能構成について説明する。図10に示すように、映像評価装置100は、第1入力部1001と、第2入力部1002と、第2動き変化量生成部1003と、評価値生成部1004と、出力部1005を有する。
映像評価装置100の第1実施形態における映像評価装置10との相違点は、第1実施形態の第1入力部101と第1動き変化量生成部103が第1入力部1001に置き換わっている点である。
すなわち、第1実施形態において第1入力部101が外部から入力された第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108を第1動き変化量生成部103へ出力し、第1動き変化量生成部103が第1入力部101から受信した第1動き情報107と第1フレーム間隔情報108に基づいて、第1の動画像の動き変化量を表す第1動き変化量111を算出して評価値生成部105へ出力し、第2入力部102が外部から入力された第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110を第2動き変化量生成部104へ出力し、第2動き変化量生成部104が第2入力部102から受信した第2動き情報109と第2フレーム間隔情報110に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量112を算出して評価値生成部105へ出力し、評価値生成部105が相対評価値113を算出していたのに対し、本実施形態では、第1入力部1001が外部から直接入力された第1評価値1006を評価値生成部1004へ出力し、第2入力部1002が外部から入力された第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008を第2動き変化量生成部1003へ出力し、第2動き変化量生成部1003が第2入力部1002から受信した第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量1009を算出して評価値生成部1004へ出力し、評価値生成部1004が第2評価値を算出して、第1入力部1001から受信した第1評価値1006と第2評価値を用いて相対評価値1010を算出する点で第1実施形態と異なる。
以下、映像評価装置100の各構成要素について、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
第1入力部1001は、外部から入力された第1評価値1006を入力し、評価値生成部1004へ出力する。
第2入力部1002は、外部から入力された第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008を入力し、第2動き変化量生成部1003へ出力する。
第2動き変化量生成部1003は、第2入力部1002から受信した第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量1009を算出し、評価値生成部1004に出力する。
評価値生成部1004は、第1入力部1001から受信した第1評価値1006と、第2動き変化量生成部1003から受信した第2動き変化量1009に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値1010を算出し、出力部1005に出力する。より詳細には、評価値生成部1004は、第2動き変化量1009の値であるS2の第2動画像の全フレームでの平均値S2aを算出すると共に、第2動画像の動きの滑らかさである第2評価値E2を算出する。この第2評価値E2は、E2=α2/S2a(α2は定数)により算出する。また、E2=a2×Exp(−b2×S2a)+c2(a2,b2,c2は定数)により算出してもよい。また、E2の算出方法は、上記の例に限らず、S2aを変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。さらに、評価値生成部1004は、第1評価値E1及び第2評価値E2に基づいて、相対評価値1010を算出する。相対評価値1010の値Erは、例えばE1とE2の差(Er=E2−E1)、またはE1とE2の比(Er=E2/E1)とする。また、Erの算出方法は上記の例に限らず、E1とE2を変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。
出力部1005は、評価値生成部1004から受信した相対評価値1010を外部へ出力する。
ここで、第2動き変化量生成部1003が、第2入力部1002から受信した第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量1009を算出する方法は、第1実施形態において第2動き変化量生成部104が第2動き変化量112を算出する方法と同一である。
図11を参照して第1実施形態の映像評価装置100における処理の流れについて説明するとともに、第3実施形態にかかる映像評価方法について説明する。
まず、第1入力部1001が、外部から入力された第1評価値1006を読み込む(ステップS1101)。
また、第2入力部1002が、外部から入力された第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008を読み込む(ステップS1102)。
次に、第2動き変化量生成部1003が、第2入力部1002から受信した第2動き情報1007と第2フレーム間隔情報1008に基づいて、第2の動画像の動き変化量を表す第2動き変化量1009を算出する(ステップS1103)。
次に、評価値生成部1004が、第1入力部1001から受信した第1評価値1006と、2動き変化量生成部1003から受信した第2動き変化量1009に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値1010を算出する(ステップS1104)。
次に、出力部1005が、評価値生成部1004から受信した相対評価値1010を外部へ出力する(ステップS1105)。
なお、ステップS1101からステップS1103は直列に行ってもよいし、図12のようにステップS1101と、ステップS1102からステップS1103の2つに分けて並列に行っても良い。
図13は、コンピュータを上述した映像評価装置100として機能させるための映像評価プログラム120の構成図である。同図に示すように、映像評価プログラム120の第1実施形態(図5参照)との相違点は、第1実施形態の第1入力モジュール502と第1動き変化量生成モジュール504とが、第1入力モジュール1202に置き換わっている点である。
以上説明した映像評価装置100によれば、第1動画像の評価値、および第2動画像の動き情報とフレーム間隔情報に基づいて、第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさが評価されるため、映像の動きの滑らかさに応じてフレームレートを決定させるために必要な、映像の動きの滑らかさの評価値を得ることができる。その結果、映像の実際の動きの滑らかさに応じて効率的なフレームレートを決定することが可能となる。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。例えば、第1入力部101,601,1001と第2入力部102、602,1002は、共通の一つの入力部としても良い。また、上記第1動き変化量生成部103と第2変化量生成部104は共通の一つの変化量生成部としても良い。
また、評価値生成部105,604は、第1動き変化量生成部103又は第1入力部601から送られた第1動き変化量111,606の値であるS1の第1動画像全てのフレームでの平均値としてS1aを算出するのではなく、S1の第1動画像全てのフレームでの最大値、最小値、または中間値としてS1aを算出しても良い。同様に、評価値生成部105,604,1004は第2動き変化量生成部104,603,1003から送られた第2動き変化量112の値であるS2の第2動画像全てのフレームでの平均値としてS2aを算出するのではなく、S2の第2動画像全てのフレームでの最大値、最小値、または中間値としてS2aを算出しても良い。
また、上記評価値生成部105,604,1004によって算出される第1の動画像に対する第2の動画像の動きの滑らかさの評価値は、必ずしも映像全体で1つである必要はない。例えば、一部の連続フレーム単位、フレーム単位、ブロック単位、ピクセル単位、オブジェクト単位または任意の領域に1つの評価値であってもよい。
また、評価値生成部105,604は、第1動き変化量生成部103又は第1入力部601から送られた第1動き変化量111,606の値であるS1の第1動画像全てのフレームでの平均値としてS1aを算出した後、第1動画像の動きの滑らかさである第1評価値を算出すると共に、第2動き変化量生成部104,603から送られた第2動き変化量112の値であるS2の第2動画像全てのフレームでの平均値としてS2aを算出した後、第2動画像の動きの滑らかさである第2評価値を算出し、第1評価値と第2評価値を用いて相対評価値113,610を算出しても良い。このとき、第1評価値の値E1はE1=α1/S1a(α1は定数)とする。またはE1=a1 × Exp(−b1 × S1a) + c1(a1,b1,c1は定数)としても良い。また、E1の算出方法は上記の例に限らず、S1aを変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。また、第2評価値の値E2はE2=α2/S2a(α2は定数)とする。またはE2=a2 × Exp(−b2 × S2a) + c2(a2,b2,c2は定数)としても良い。また、E2の算出方法は上記の例に限らず、S2aを変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。また、相対評価値113の値Erは、例えばE1とE2の差(Er=E2−E1)、またはE1とE2の比(Er=E2/E1)とする。また、Erの算出方法は上記の例に限らず、E1とE2を変数とするあらゆる任意の関数とすることができる。
本発明の第1実施形態にかかる映像評価装置の概略構成図である。 (a)は、第1の動画像における第1動き情報の時間変化の一例を示すグラフ、(b)は、第2の動画像における第2動き情報の時間変化の一例を示すグラフである。 図1の映像評価装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図3の処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態にかかる映像評価プログラムの概略構成図である。 本発明の第2実施形態にかかる映像評価装置の概略構成図である。 図6の映像評価装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図7の処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる映像評価プログラムの概略構成図である。 本発明の第3実施形態にかかる映像評価装置の概略構成図である。 図10の映像評価装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図11の処理の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態にかかる映像評価プログラムの概略構成図である。
符号の説明
10,60,100…映像評価装置、101,601,1001…第1入力部、102,602…第2入力部、103…第1動き変化量生成部、104,603,1003…第2動き変化量生成部、105,604,1004…評価値生成部、106,605,1005…出力部、50,90,120…映像評価プログラム、501,901,1201…メインモジュール、502,902,1202…第1入力モジュール、503,903,1203…第2入力モジュール、504…第1動き変化量生成モジュール、505,904,1204…第2動き変化量生成モジュール、506,905,1205…評価値生成モジュール、507,906,1206…出力モジュール。

Claims (7)

  1. 第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力手段と、
    第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、
    前記第1動き情報と前記第1フレーム間隔情報とに基づいて、前記第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成手段と、
    前記第2動き情報と前記第2フレーム間隔情報とに基づいて、前記第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、
    前記第1動き変化量と前記第2動き変化量とに基づいて、前記第1の動画像に対する前記第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、
    前記相対評価値を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする映像評価装置。
  2. 前記評価値生成手段は、前記第1動き変化量と前記第2動き変化量とから、相対動き変化量を算出した上で、前記相対動き変化量に基づいて前記相対評価値を算出する請求項1記載の映像評価装置。
  3. 前記評価値生成手段は、前記第1動き変化量に基づいて第1評価値を求め、前記第2動き変化量に基づいて第2評価値を求め、前記第1評価値と前記第2評価値とから相対評価値を算出する請求項1記載の映像評価装置。
  4. 第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて算出された前記第1の動画像に関する第1動き変化量を入力する第1入力手段と、
    第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、
    前記第2動き情報と前記第2フレーム間隔情報とに基づいて、前記第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、
    前記第1動き変化量と前記第2動き変化量とに基づいて、前記第1の動画像に対する前記第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、
    前記相対評価値を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする映像評価装置。
  5. 第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とに基づいて算出された前記第1の動画像に関する第1評価値を入力する第1入力手段と、
    第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段と、
    前記第2動き情報と前記第2フレーム間隔情報とに基づいて、前記第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段と、
    前記第1評価値と前記第2動き変化量とに基づいて、前記第1の動画像に対する前記第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段と、
    前記相対評価値を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする映像評価装置。
  6. 第1入力手段と、第2入力手段と、第1動き変化量生成手段と、第2動き変化量生成手段と、評価値生成手段と、出力手段とを備える映像評価装置における映像評価方法であって、
    前記第1入力手段が、第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力ステップと、
    前記第2入力手段が、第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力ステップと、
    前記第1動き変化量生成手段が、前記第1動き情報と前記第1フレーム間隔情報とに基づいて、前記第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成ステップと、
    前記第2動き変化量生成手段が、前記第2動き情報と前記第2フレーム間隔情報とに基づいて、前記第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成ステップと、
    前記評価値生成手段が、前記第1動き変化量と前記第2動き変化量とに基づいて、前記第1の動画像に対する前記第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成ステップと、
    前記出力手段が、前記相対評価値を出力する出力ステップと、
    を備えることを特徴とする映像評価方法。
  7. コンピュータを、
    第1の動画像に関する第1動き情報と第1フレーム間隔情報とを入力する第1入力手段、
    第2の動画像に関する第2動き情報と第2フレーム間隔情報とを入力する第2入力手段、
    前記第1動き情報と前記第1フレーム間隔情報とに基づいて、前記第1の動画像に対する第1動き変化量を求める第1動き変化量生成手段、
    前記第2動き情報と前記第2フレーム間隔情報とに基づいて、前記第2の動画像に対する第2動き変化量を求める第2動き変化量生成手段、
    前記第1動き変化量と前記第2動き変化量とに基づいて、前記第1の動画像に対する前記第2の動画像の動きの滑らかさを評価する相対評価値を算出する評価値生成手段、及び
    前記相対評価値を出力する出力手段、
    として機能させることを特徴とする映像評価プログラム。
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