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JP4609450B2 - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ステアリング装置に係り、特に、ステアリングコラムに回動操作可能に設けられた操舵部材と、この操舵部材に設けられて車両衝突時に前記操舵部材と乗員間にて膨張展開し乗員を拘束するエアバッグを内蔵するエアバッグ装置を備えた車両用ステアリング装置に関する。
この種の車両用ステアリング装置においては、車両衝突時に膨張展開状態にあるエアバッグと操舵部材との当接面(抗力面)を、操舵部材にて十分に確保することができなくて、エアバッグが乗員を拘束するときの反力を操舵部材にて効果的に受承できず、エアバッグによる乗員拘束性能を的確に確保することができない場合がある。なお、かかる問題は、操舵部材が直進状態にて左右にハンドルを備え上下に非グリップ空間(ハンドルを握ることができない空間)を有する場合において顕著に生じ得る。
このため、下記特許文献1に示されている車両用ステアリング装置においては、エアバッグが、エアバッグ膨張展開時に、乗員とステアリングホイール(操舵部材)との間にて膨張展開することで当該乗員を拘束する第1エアバッグ部と、ステアリングホイールよりも車両前方側にて膨張展開する第2エアバッグ部とを備えていて、第1エアバッグ部がステアリングホイールにて受圧され、第2エアバッグ部がステアリングホイールよりも車両前方側に位置するフロントウインドシールドガラス及び内装パネルにて受圧される構成とされている。
特開2006−298119号公報
上記した特許文献1に記載されている車両用ステアリング装置では、車両衝突時に膨張展開状態にある第2エアバッグ部の当接面をフロントウインドシールドガラス及び内装パネルにて確保することができて、エアバッグによる乗員拘束性能を的確に確保することが可能であるものの、第2エアバッグ部がフロントウインドシールドガラス及び内装パネルにて受圧される必要があるため、第2エアバッグ部の膨張展開形状を大きくする必要があり、エアバッグ自体が大型化するおそれがある。かかる問題は、ステアリングホイール(操舵部材)とフロントウインドシールドガラスの距離が増大するに従って顕著となる。
本発明は、上記した問題に対処すべくなされたものであり、ステアリングコラムに回動操作可能に設けられた操舵部材と、この操舵部材に設けられて車両衝突時に前記操舵部材と乗員間にて膨張展開し乗員を拘束するメインエアバッグを内蔵するメインエアバッグ装置を備えた車両用ステアリング装置において、車両衝突時に前記操舵部材の車両前方で前記ステアリングコラムの一部を外周から包囲するように環状に膨張展開し前記ステアリングコラムに当接するサブエアバッグを内蔵するサブエアバッグ装置を前記ステアリングコラムに設け、車両衝突時に前記メインエアバッグの車両前方側部が前記サブエアバッグに当接するように設定されていることことに特徴がある。
本発明による車両用ステアリング装置においては、車両衝突時に、操舵部材に設けられたメインエアバッグ装置のメインエアバッグが操舵部材と乗員間にて膨張展開して乗員を拘束するとともに、ステアリングコラムに設けられたサブエアバッグ装置のサブエアバッグが操舵部材の車両前方で環状に膨張展開して前記ステアリングコラムの一部を外周から包囲し前記ステアリングコラムに当接する。また、この車両衝突時には、前記メインエアバッグの車両前方側部が前記サブエアバッグに当接する。
このため、車両衝突時には、メインエアバッグの車両前方への変位をステアリングコラムに密着するサブエアバッグで抑制しつつ、メインエアバッグの反力をサブエアバッグを介してメインエアバッグとの距離が近いステアリングコラムにて受承することが可能である。したがって、メインエアバッグを大型化することなく、メインエアバッグによる乗員拘束性能を確保することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記ステアリングコラムは前記操舵部材を回動可能に支持するコラムチューブとこのコラムチューブを外周から被覆するコラムカバーを備えていて、前記サブエアバッグの膨張展開時の内径が前記コラムチューブの外径より大きく前記コラムカバーの外径より小さく設定され、前記サブエアバッグの膨張展開時の外径が前記コラムカバーの外径より大きく設定されていることも可能である。
この場合には、サブエアバッグが膨張展開時にコラムチューブより大径のコラムカバーに当接してコラムカバーにてメインエアバッグの反力を受承することができるため、サブエアバッグが膨張展開時にコラムチューブに当接してコラムチューブにてメインエアバッグの反力を受承する場合に比して、サブエアバッグの膨張展開形状(容積)を小さくすること(サブエアバッグの小型化)が可能である。
また、本発明の実施に際して、前記サブエアバッグが前記ステアリングコラムの軸方向に長い筒状の基布体として縫製されていることも可能である。この場合には、サブエアバッグが、ステアリングコラムの軸方向に長い筒状の基布体であり、車両衝突時に、ステアリングコラムの外周に必要十分な軸方向長さで当接するため、サブエアバッグの内周をステアリングコラムの外周に強力に密着させることができる。したがって、メインエアバッグの反力をサブエアバッグを介してステアリングコラムにて十分な強度で受承することができて、メインエアバッグによる乗員拘束性能を的確に確保することが可能である。
また、本発明の実施に際して、前記操舵部材が、前記ステアリングコラムに回動操作可能に組付けられているハブと、このハブに車両前方へ傾動可能に支持されている左右一対のハンドルと、前記ハンドルの前記ハブに対する傾動を規制して前記ハンドルを所定位置にて保持可能なロック装置を備えていて、このロック装置が車両衝突時にアンロック作動して前記ハンドルの前記ハブに対する傾動が許容されることも可能である。
この場合には、上記した作用効果に加えて、ハンドルが、車両衝突時にロック装置のアンロック作動によりハブに対する傾動を許容されるため、乗員を拘束するメインエアバッグとサブエアバッグに挟まれた状態で、メインエアバッグとサブエアバッグの変形に応じて車両前方側へ変位することが可能である。このため、車両衝突時に乗員とハンドルとの当接荷重を小さくすることが可能である。
以下に、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図14は本発明による車両用ステアリング装置の第1実施形態を示していて、この第1実施形態の車両用ステアリング装置は、ステアリングコラム30に回動操作可能に設けられている操舵部材10と、この操舵部材10に設けられているメインエアバッグ装置20を備えるとともに、操舵部材10の車両前方に位置するステアリングコラム30に設けられているサブエアバッグ装置40を備えている。
操舵部材10は、図1〜図5に示したように、小さな操舵角(例えば、直進状態からの操舵部材10の最大操舵角が左右各180度程度)で必要十分な車輪の転舵角が得られるものであり、ステアリングメインシャフト50に連結されているハブ11と、このハブ11に車両前方へ傾動可能に支持されている左右一対のハンドル12と、これら各ハンドル12のハブ11に対する傾動を規制して各ハンドル12を所定位置にて保持可能なロック装置13を備えている。
ハブ11は、図2〜図4に示したように、ステアリングメインシャフト50に連結される中央部11aと、左右一対のハンドル12を車両前方へ傾動可能に支持する左右一対のアーム部11bを備えていて、両アーム部11bに対して中央部11aが車両前方となるように膨出形成されている。
中央部11aは、図2に示したように、ステアリングメインシャフト50を連結するための連結孔11a1(図3参照)を有していて、この連結孔11a1にてステアリングメインシャフト50の上端部(車両後端部)がトルク伝達可能に嵌合されている。なお、ステアリングメインシャフト50は、上端ネジ部に螺着したナット51にて抜け止めされている。これにより、ハブ11は、ステアリングメインシャフト50の軸心、すなわち回動中心O1(図3参照)回りに回動操作可能である。
各アーム部11bは、図4に一方を例として示したように、ハンドル12の基部12aを組付けるための連結孔11b1と、ハンドルの基部12aを回動可能に連結する連結ピン14が挿通可能なピン挿通孔11b2、11b2を有すると共に、ハンドル12の突出部12bを組付けるための嵌通孔11b3を有している。
各ハンドル12は、図1〜図4に示したように、上述したL字状に形成されている基部12aと、この基部12aに隣接してI字状に形成されている突出部12bを有すると共に、スポーク部12dを介して基部12a及び突出部12bに連結されてI字状(図1参照)に形成されているグリップ部12cを有しており、基部12aには連結ピン14を挿通可能なピン挿通孔12a1が設けられていて、突出部12bにはロック装置13のロックピン13bを挿通可能なピン挿通孔12b1が設けられている。なお、グリップ部12cは、中間部にてスポーク部12dの先端に固着された芯金と、この芯金を被覆する樹脂によって形成されている。
また、各ハンドル12は、連結ピン14を介してハブ11に組付けられていて連結ピン14軸回りに回動可能であり、上下に非グリップ空間S1、S2を有していて、ハブ11とともにステアリングメインシャフト50の回動中心O1回りに回動可能である。なお、各非グリップ空間S1,S2は、図1に示したように、操舵部材10を握ることができない空間であり、各ハンドル12のグリップ部12cを非円形とすることにより形成されている。
ロック装置13は、図3〜図5に示したように、通常時(非衝突時)にロック状態にあってハンドル12のハブ11に対する傾動を規制し、車両衝突時にロック状態からアンロック状態に切り替わって、すなわち、アンロック作動してハンドル12のハブ11に対する傾動を許容するものであり、パイロ(火薬式)アクチュエーター13aとロックピン13bを備えている。
パイロアクチュエーター13aは、図4及び図5に示したように、ロックピン13bを嵌合位置(ロックピン13bがハンドル12の突出部12bに設けられたピン挿通孔12b1に嵌合する位置)から嵌合解除位置(ロックピン13bがハンドル12の突出部12bに設けられたピン挿通孔12b1から抜けた位置)に移動させるものであり、ハブ11の嵌通孔11b3下方の内方側の面にて、ビス止めされた二本のバンド13cを用いて固着されている。また、パイロアクチュエーター13aは、通電により少量のガスを発生させるスクイブ13a1と、パイロアクチュエーター13a内にて進退可能に組付けられているピストン13a2を備えていて、車両衝突時にスクイブ13a1に通電されて、ガスによってピストン13a2をパイロアクチュエーター13a内の図5上方から下方に移動(引き込み移動)させるように構成されている。なお、図5のピストン13a2上にスクイブ13a1への通電に伴って着火される火薬(図示省略)が充填されることもある。
ロックピン13bは、図5に示したように、下端部にてパイロアクチュエーター13aのピストン13a2の上端部に固着されていて、ハンドル12の突出部12bをハブ11の嵌通孔11b3に嵌通させた状態で突出部12bのピン挿通孔12b1に隙間なく嵌合されている。また、ロックピン13bは、車両衝突時にパイロアクチュエーター13aのピストン13a2の引き込み移動に伴い、嵌合位置から嵌合解除位置に移動するように構成されている。これにより、ハンドル12は、通常時、ロックピン13bによって連結ピン14軸回りの回動が規制されていて、ハブ11に対して車両前方側へ傾動不能であり、車両衝突時、ロックピン13bによる回動規制が解除されて連結ピン14軸回りに回動可能であり、ハブ11に対して車両前方側へ傾動可能である。
メインエアバッグ装置20は、図2に示したように、操舵部材10のハブ11に組付けられたハウジング24と、このハウジング24内に設けられてハウジング24と共にハブ11に固着されている支持板21と、この支持板21に予め組付けられているメインエアバッグ22及び円筒型インフレータ23を備えている。支持板21は、メインエアバッグ22と円筒型インフレータ23を支持するための矩形の板であり、四隅部にてビス(図示省略)を介してハブ11に固着されていて、中央部に円筒型インフレータ23を嵌着させて組付けるための挿入孔21aを有している。
メインエアバッグ22は、周知のように、車両衝突時に操舵部材10と乗員間にて膨張展開して乗員を拘束するものであり、内部にシリコンゴムコーティングが施されていて、折畳まれた状態でハウジング24内に収容されている。また、メインエアバッグ22は、その開口部(図2の左端部)を支持板21にリングプレート(図示省略)を用いて気密的に組付けられていて、膨張展開時には、図2の右端部中央から膨張展開を開始するように構成されている。
円筒型インフレータ23は、円筒状の側壁にて膨張用ガスを排出するガス排出孔23aが設けられていて、車両前方側にてスパイラルケーブルSPに接続されるコネクタ23bが設けられている。また、円筒型インフレータ23は、支持板21の挿入孔21aに嵌着された状態でビス(図示省略)を介して支持板21に組付けられている。なお、円筒型インフレータ23は、車両衝突時にガス排出孔23aを通してメインエアバッグ22の内部空間に向けて膨張用ガスを噴射供給するものであり、それ自体は周知のものである。
ハウジング24は、図1及び図2に示したように、操舵部材10の中央部に設けられていて、車両前方側の端面にてハブ11に固着されており、車両前方中央に円筒型インフレータ23のコネクタ23bを露出させるための挿通孔24aを有している。また、ハウジング24は、車両後方側の端面から車両後方部の上面及び下面に延びるティアラインLLが形成されていて、車両衝突時に、メインエアバッグ22の膨張展開に伴ってティアラインLLにて破断されるように構成されている。これにより、ハウジング24の車両後方部は、車両衝突時に、ティアラインLLにて破断され、図14に示したように、左右に二分割されて開放される。
ステアリングコラム30は、図2に示したように、操舵部材10の車両前方にて、ステアリングメインシャフト50を挿通させた状態で操舵部材10を回動可能に支持する円筒状のコラムチューブ31と、このコラムチューブ31の車両後部(後端部を除く)を外周から被覆するアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33と、コラムチューブ31の車両後端部を外周から被覆するリアコラムカバー34を備えている。
コラムチューブ31は、図2及び図6に示したように、車両後方側端部の内周にてベアリングBrを介してステアリングメインシャフト50を回転自在かつ軸方向に移動不能に支持していて、外周に設けられたコラム支持ブラケット(図示省略)を介してインパネリインフォースメント(図示省略)、すなわち、車体に支持されている。また、コラムチューブ31は、車両後方側の外周面にサブエアバッグ装置40の支持板41を取付けるための二個のL字型の取付けブラケット31aが設けられていて、各取付けブラケット31aにはボルト44を挿通可能な挿通孔31a1が設けられており、各取付けブラケット31aより車両前方側の外周面にアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33を取付けるための四個の凸型の取付けブラケット31bが設けられていて、各取付けブラケット31bに皿ビス35を挿通可能な挿通孔31b1が設けられている。
アッパーコラムカバー32は、図2と図7と図8に示したように、半円筒状の周方向の端部にてロアコラムカバー33の四個の係合部33aと係合するための四個の突片部32aを有していて、各突片部32aには皿ビス35を挿通可能な挿通孔32a1が設けられており、皿ビス35を介してコラムチューブ31の各取付けブラケット31bに取付けられている。また、アッパーコラムカバー32は、車両後方側の外周面にて軸方向に車両後端部からヒンジ部(薄肉部)32bまで延びるティアラインLUが形成されていて、車両衝突時に、図14に示したように、サブエアバッグ42の膨張展開に伴ってティアラインLUにて破断されるように構成されている。これにより、アッパーコラムカバー32の車両後方部は、車両衝突時に、三分割されヒンジ部32bを支点として径外方向に開放される。
ロアコラムカバー33は、図2と図7と図8に示したように、半円筒状の周方向の端部に四個の係合部33aを有していて、各係合部33aには皿ビス35を挿通可能な挿通孔33a1が設けられており、皿ビス35を介してアッパーコラムカバー32とともにコラムチューブ31の各取付けブラケット31bに取付けられている。また、ロアコラムカバー33は、車両後方側の外周面にて軸方向に車両後端部からヒンジ部(薄肉部)33bまで延びるティアラインLDが形成されていて、車両衝突時に、図14に示したように、サブエアバッグ42の膨張展開に伴ってティアラインLDにて破断されるように構成されている。これにより、アッパーコラムカバー32の車両後方部は、車両衝突時に、三分割されヒンジ部33bを支点として径外方向に開放される。
リアコラムカバー34は、図2に及び図7に示したように、円筒の車両後端にて内向した環状のフランジ部34aを有していて、このフランジ部34aにコンビネーションスイッチCOに取付けられるための取付け孔34a1が設けられており、皿ビス36を介してコンビネーションスイッチCOに取付けられている。また、リアコラムカバー34は、内部に環状のコンビネーションスイッチCOと環状のスパイラルケーブルSPを収容していて、車両前方側の左右両側面にてコンビネーションスイッチCOの操作レバーを突出させるための切欠部34bが設けられている。
コンビネーションスイッチCOは、ターンシグナルスイッチ、ディマスイッチ、ライトコントロールスイッチ、フロントワイパースイッチ、ウォッシャースイッチ等の異なる機能を有する複数のスイッチを一体化して、操作レバーの操作にしたがって各機能を発揮するものであり、コラムチューブ31の車両後方側に設けられたブラケット(図示省略)を介してコラムチューブ31に支持されている。スパイラルケーブルSPは、メインエアバッグ装置20、コンビネーションスイッチCO、サブエアバッグ装置40等に設けられた電気装置を常に接続状態に保つ配線ユニットであり、コラムチューブ31の外周でリアコラムカバー35内の車両後方側に配設されている。
サブエアバッグ装置40は、図2及び図9に示したように、コラムチューブ31の取付けブラケット31aに取付けられている支持板41と、この支持板41に組付けられているサブエアバッグ42と、支持板41に支持されているシリンダ型インフレータ43を備えている。
支持板41は、図10に示したように、帯状の板金を輪状にした支持部41aと、この支持部41aの車両後方側の上部に設けられて径外方向に折り曲げられた取付けタブ41bと、支持部41aの車両後方側の左右両端に径内方向に折り曲げられた左右一対の取付けタブ41c、41dを備えている。取付けタブ41bは、シリンダ型インフレータ43を取付けるためのものであり、シリンダ型インフレータ43のスタッドボルト43bを挿通可能な取付け孔41b1が設けられている。各取付けタブ41c、41dは、コラムチューブ31に設けられた取付けブラケット31aに取付けられるためのものであり、ボルト44を挿通可能な取付け孔41c1、41d1が設けられていて、ボルト44を介して取付けブラケット31aに取付けられている。
サブエアバッグ42は、図11に示したように、表面にシリコンゴムコーティングを施した二枚の環状に裁断した基布体42a、42bを備えていて、一方の基布体42aの内周部には、インフレータ43を内部に挿入させるためのインフレータ挿入孔42a1とインフレータ43のスタッドボルト43bを内部から外部に露出させるためのインフレータ取付け孔42a2が設けられている。このサブエアバッグ42は、図12に示したように、基布体42aのシリコンゴムコーティングが施された表面と基布体42bのシリコンゴムコーティングが施された表面が重ね合わされた状態で内周縁部と外周縁部が縫製されていて、図9に示したように、シリンダ型インフレータ43を介して支持板41に組付けられている。なお、サブエアバッグ42は、図9に示したように、折り畳まれた状態が仮止め糸45で保持されていて、車両衝突時に、仮止め糸45を破断して環状に膨張展開するように構成されている。
シリンダ型インフレータ43は、図13に示したように、車両衝突時にガス排出孔43a1を通してサブエアバッグ42の内部空間に向けて膨張用ガスを噴射供給するものであり、筒状に形成されて膨張用ガスを発生させるインフレータ部43aと、このインフレータ部43aに固着されていて支持板41に支持されるためのスタッドボルト43bを備えている。
インフレータ部43aは、図9に示したように、サブエアバッグ42のインフレータ挿入孔42a1からサブエアバッグ42の内部に挿入されていて、図13の上部中央には膨張用ガスを排出するガス排出孔43a1が設けられ、図13の右端にはスパイラルケーブルSPに接続されるコネクタ43a2が設けられている。
スタッドボルト43bは、図13に示したように、インフレータ部43aの中央外周に固着されていて、インフレータ部43aに対して径方向に延びており、サブエアバッグ42に組み付けられた状態では、サブエアバッグ42のインフレータ取付け孔42a2を通してサブエアバッグ42外に突出している。このスタッドボルト43bは、図9に示したように、支持板41の取付けタブ41bの取付け孔41b1に挿通されナット46にて抜け止めされることによって、支持板41に組付けられている。
上記した構成により、サブエアバッグ装置40のサブエアバッグ42は、通常時、図2に示したように、支持板41の外周にて折り畳まれた状態でアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33内に収容されている。また、サブエアバッグ42は、車両衝突時に、図14に示したように、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33及びリアコラムカバー34を外周から包囲するように環状に膨張展開し、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に当接可能である。このサブエアバッグ42は、車両衝突時に車両後方側部にてメインエアバッグ22の車両前方側部に当接するように設定され、膨張展開時の内径がコラムチューブ31の外径より大きくアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の外径より小さく設定され、膨張展開時の外径がアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の外径より大きく設定されている。
上記のように構成した第1実施形態においては、車両衝突時に、メインエアバッグ22が、ハウジング24の車両後方部を破断させて操舵部材10と乗員間にて膨張展開し、サブエアバッグ42がアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の車両後方部を破断させて、支持板41の外周にてアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33及びリアコラムカバー34を外周から包囲するように環状に膨張展開し、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に当接する。また、これと同時に、ロック装置13がアンロック作動して、このアンロック作動に伴って、各ハンドル12は、連結ピン14軸回りの回動規制が解除され連結ピン14軸回りに回動可能となる。
これにより、図14に示したように、メインエアバッグ22は、車両後方側部にて乗員を拘束して車両前方側部にてサブエアバッグ42の車両後方側部に当接する。また、サブエアバッグ42は、メインエアバッグ22の車両前方への変位をサブエアバッグ42の全周で抑制しつつメインエアバッグ22の反力を受承して、車両前方側部にてアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に密着し、内周にて支持板41の支持部41a外周に密着する。また、各ハンドル12は、メインエアバッグ22とサブエアバッグ42に挟まれた状態で、メインエアバッグ22とサブエアバッグ42の変形に応じて車両前方側へ傾動する。
このため、この第1実施形態においては、車両衝突時に、メインエアバッグ22の車両前方への変位をアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に密着するサブエアバッグ42で抑制しつつ、メインエアバッグ22の反力をサブエアバッグ42を介してメインエアバッグ22との距離が近いアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33及び支持板41にて受承することが可能である。したがって、メインエアバッグ22を大型化することなくメインエアバッグ22による乗員拘束性能を確保することが可能である。
また、この第1実施形態においては、サブエアバッグ42が、膨張展開時にコラムチューブ31より大径のアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に当接してアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33にてメインエアバッグ22の反力を受承することができるため、サブエアバッグ42が膨張展開時にコラムチューブ31に当接してコラムチューブ31にてメインエアバッグ22の反力を受承する場合に比して、サブエアバッグ42の膨張展開形状を小さくすることが可能である。
また、この第1実施形態においては、車両衝突時に、ハンドル12が、乗員を拘束するメインエアバッグ22とサブエアバッグ42に挟まれて、メインエアバッグ22とサブエアバッグ42の変形に応じて車両前方側へ変位するため、乗員とハンドル12との当接荷重を小さくすることが可能である。
上記した第1実施形態においては、環状の基布体42a、42bの内周縁部と外周縁部を縫製して構成される図12に示したサブエアバッグ42を採用して実施したが、図15〜図21に示した第2実施形態のように、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の軸方向に長い筒状のサブエアバッグ142を採用して実施することも可能である。このサブエアバッグ142は、一枚の基布体142aと、シリンダ型インフレータ143を基布体142aに取付けるための取付布142bを備えていて、図15〜図20に示した工程を経て製作されている。
図15は、基布体142aを示していて、この基布体142aは、図示裏面にシリコンゴムコーティングを施した基布を縦の長さがπDで横の長さが2Lとなるように矩形に裁断して形成されたものであり、中央部左方にシリンダ型インフレータ143から排出される膨張用ガスを吸入するためのガス吸入孔142a1が設けられている。
図16は、取付布142bを示していて、この取付布142aは、図示裏面にシリコンゴムコーティングを施した基布を矩形に裁断して形成されたものであり、中央部右側にインフレータ143を挿通させるためのインフレータ挿通孔142b1が設けられていて、このインフレータ挿通孔142b1の図示下方にシリンダ型インフレータ143のスタッドボルト143bを露出させるためのインフレータ取付け孔142b2が設けられている。
図17は、取付布142bが基布体142aに取付られる前の工程を示していて、図16の山折り線VVで山折りされた取付布142bは、境界線WWより左方の上端部及び下端部を縫製されている。この状態では、取付布142bの境界線より右方の短形片142b3、142b4が、境界線WWでそれぞれ開くように折り曲げ可能である。
図18は、図17に示した取付布142bを図15に示した基布体142aに組付けた状態(組み合わせ工程)を示していて、この状態では、取付布142bの短形片142b3、142b4が、基布体142aのガス吸入孔142a1を覆うように開いてのせられており、基布体142aとそれぞれコ字状に縫製されている。
図19は、基布体142aを袋状とする前の工程を示していて、この状態では、図18に示した基布体142a及び取付布142bが、谷折り線XXで谷折りされて、基布体142aが重ね合わされており、図19の下端にて基布体142aが縫製されている。
図20は、基布体142aが袋状とされた工程を示していて、この状態では、図19に示した基布体142aが、境界線YYより右方の表面が境界線YYより左方の表面と重なり、境界線YYより右方の裏面が境界線YYより左方の裏面と重なるように境界線YYで折り返されており、この重ね合わされた二枚の表面及び裏面が図20の左端で環状に縫製されている。これにより、内径及び外径がDで軸方向長さLの環状のサブエアバッグ142が製作されている。
サブエアバッグ142は、図21に示したように、シリンダ型インフレータ143が取付布142bのインフレータ挿通孔142b1から取付布142b内部に挿通されて、スタッドボルト143bが取付布142bのインフレータ取付け孔142b2と支持板141に設けられた取付け孔141b1に挿通されナット146にて抜け止めされることによって、支持板141の外周に組付けられている。
上記した構成により、サブエアバッグ142は、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の軸方向に長い筒状の基布体として縫製されていて、通常時に、支持板141の外周に折り畳まれた状態でアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33内に収容されている。また、サブエアバッグ142は、車両衝突時に、図21に示したように、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33及びリアコラムカバーを外周から包囲するように環状に膨張展開可能であり、内周にてアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に必要十分な軸方向長さで当接し、車両後方側部にてメインエアバッグ22の車両前方側部に当接するように設定されている。なお、サブエアバッグ142は、車両衝突時に、膨張展開後の軸方向長さが膨張展開前の軸方向長さLより短くなり、膨張展開後の最大外径が膨張展開前の外径Dと同じであり、膨張展開後の内径が膨張展開前の内径Dより小さくなるように膨張展開可能である
上記のように構成した第2実施形態においては、車両衝突時に、サブエアバッグ142が、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の車両後方部を破断させてアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の外へ展開し、図21に示したように動作する。このため、この第2実施形態においては、図14に示した第1実施形態との比較から明らかなように、上記した第1実施形態と同様の作用効果が得られるとともに、車両衝突時に、サブエアバッグ142がアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の外周に必要十分な(上記第1実施形態に比して長い)長さで強力に密着するため、上記した第1実施形態に比して、メインエアバッグの反力をサブエアバッグ142を介してアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33にて十分な強度で受承することができて、メインエアバッグによる乗員拘束性能を的確に確保することが可能である。
上記した第2実施形態においては、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の軸方向に長い筒状のサブエアバッグ142を採用して実施したが、図22〜図25に示した第3実施形態のように、円錐台形状でアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の軸方向に長い筒状のサブエアバッグ242を採用して実施することも可能である。このサブエアバッグ242は、二枚の基布体242a、242bとシリンダ型インフレータを基布体242aに取付けるための取付布242cを備えていて、図22〜図24に示した工程を経て製作されている。
図22は、取付布242cが組付けられた基布体242aと基布体242bを示していて、基布体242aは、図示裏面にシリコンゴムコーティングを施した基布を内径側の長さがπD1で外径側の長さがπD2となるように扇状に裁断して形成されたものであり、中央部右方にシリンダ型インフレータ243から排出される膨張用ガスを吸入するためのガス吸入孔242a1が設けられている。また、基布体242aは、上記した第2実施形態の取付布142bと同様の構成の取付布242cが、上記した第2実施形態と同様の工程により組付けられている。基布体242bは、図示表面にシリコンゴムコーティングを施した基布を内径側の長さがπD1で外径側の長さがπD2となるように扇状に裁断して形成されたものである。
図23は、基布体242aと基布体242bを組付けて袋状とする前の工程を示している。この状態では、図22に示した基布体242a及び取付布242cが、谷折り線ZZで谷折りされて、基布体242aが重ね合わされており、図23の下端にて基布体242aが縫製されている。また、図22に示した基布体242bが、谷折り線ZZで谷折りされて、基布体242bが重ね合わされており、図23の下端にて基布体242bが縫製されている。
図24は、基布体242aと基布体242bが組付けられて袋状とされた工程を示していて、この状態では、基布体242bの内周面と基布体242aの外周面が重ね合わされており、この重ね合わされた二枚が図24の右端及び左端でそれぞれ環状に縫製されている。これにより、図示右端部の径がD2で、図示左端部の径がD1の円錐台形状で環状のサブエアバッグ242が製作されている。このサブエアバッグ242は、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33の軸方向に長い筒状の基布体として縫製されていて、上記した第2実施形態と同様にして、シリンダ型インフレータ243を介して支持板241の外周に組付けられている。
上記のように構成した第3実施形態においては、サブエアバッグ242が、車両衝突時に、図25に示したように膨張展開し、第2実施形態に示したサブエアバッグ142と実質的に同様に作動して同様に機能するため、上記した第2実施形態と同様の作用効果を得ることが可能である。なお、この第3実施形態においては、円錐台形状で環状のサブエアバッグ242が図25に示したように膨張展開する点で上記第2実施形態の作動と異なる。このため、この第3実施形態においては、第3実施形態の径D2を第2実施形態の径Dと同一に設定すれば、第2実施形態と同様の作用効果を得つつ、第2実施形態に比してサブエアバッグの膨張展開形状(容積)を小さくすることが可能である。
上記した第1実施形態においては、膨張展開時にアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に当接するサブエアバッグ42を採用して実施したが、図26〜図28に示した第4実施形態のように、膨張展開時にアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33と、コラムチューブ31に当接するサブエアバッグ342を採用して実施することも可能である。このサブエアバッグ342は、表面にシリコンゴムコーティングを施した二枚の円形に裁断した基布体342a、342bを備えている。
基布体342a、342bは、図26に示したように、中央部にコラムチューブ31を挿通させるために略十字状に打ち抜かれて形成された挿通孔342a1、342b1と、この挿通孔342a1、342b1の略十字状の各端部から径外方向に延びているスリット342a2、342b2を有しており、一方の基布体342aの中央部には、インフレータ343を挿入させるためのインフレータ挿入孔342a3とインフレータ343のスタッドボルト343bを露出させるためのインフレータ取付け孔が設けられている。
また、基布体342a、342bは、図27に示したように、シリコンゴムコーティングが施された表面が重ね合わされた状態で、外周縁部が縫製され、挿通孔342a1、342b2及びスリット342a2、342b2の周りが略十字状に縫製されている。これにより、図27の仮想線で示した位置より径内方向にコラムチューブ31の外周と当接する密着部342aaを備えるサブエアバッグ342が製作される。
サブエアバッグ342は、上記した第1実施形態と同様に、シリンダ型インフレータ343を介して支持板341の外周に組付けられている。また、サブエアバッグ342は、車両衝突時に、図28に示したように、アッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33及びリアコラムカバー34を外周から包囲するように環状に膨張展開し、密着部342aaにてコラムチューブ31の外周に当接可能であり、その他の構成は上記した第1実施形態のサブエアバッグ42と同様の構成である。
上記のように構成した第4実施形態においては、車両衝突時、図28に示したように、サブエアバッグ342が、密着部342aaにてコラムチューブ31の外周に当接するように膨張展開し、その他の作動は、上記した第1実施形態と実質的に同じであるため、その説明は省略する。このため、この第2実施形態においては、車両衝突時、サブエアバッグ342が、コラムチューブ31の外周に密着するため、上記した第1実施形態に比して、サブエアバッグの膨張展開形状が大きくなるものの、メインエアバッグの反力をサブエアバッグ342を介してアッパーコラムカバー32及びロアコラムカバー33に比して強度が高いコラムチューブ31にて受承することができて、上記した第1実施形態に比して、メインエアバッグによる乗員拘束性能を的確に確保することが可能である。
また、上記した各実施形態においては、ステアリングコラム30の構成部材であるコラムチューブ31が、単一構造である実施形態を例にして説明したが、ロアコラムチューブ、アッパーコラムチューブ(インナーコラムチューブ、アウターコラムチューブ)で構成されているコラムチューブにも同様に実施可能である。またステアリングコラム30の構成部材であるコラムカバーが、アッパーコラムカバー32、ロアコラムカバー33、リアコラムカバー34の三部材で構成される実施形態を例にして説明したが、コラムカバーの構成される部材数は適宜変更可能である。
また、上記した各実施形態においては、上下に非グリップ空間S1、S2を備えているハンドル12に本発明を実施した実施形態について説明したが、任意の形状をしたハンドルについても同様に本発明を実施することが可能である。
また、上記した各実施形態においては、車両衝突時にロック装置13によりハブ11に対する傾動を許容されるハンドル12に本発明を実施した実施形態について説明したが、車両衝突時にハブに対して傾動不能なハンドルについても同様に本発明を実施することが可能である。また、本発明の実施に際しては、上記した実施形態の各構成を適宜に組み合わせて実施することも可能である。
本発明による車両用ステアリング装置の第1実施形態を示した正面図である。 図1の中央で横断した拡大平面図である。 図2に示したハブとハンドルの関係を示した部分拡大平面図である。 図3に示したハブのアーム部とハンドルの基部及び突出部とロック装置の分解斜視図である。 図3の5−5に沿った拡大縦断正面図である。 図2に示したコラムチューブの側面図である。 図2に示したアッパーコラムカバーとロアコラムカバーとリアコラムカバーを示した分解斜視図である。 図2に示したアッパーコラムカバーとロアコラムカバーの正面図である。 図2に示したサブエアバッグ装置の正面図である。 図9に示したサブエアバッグ装置の支持板を示した正面図及び側面図である。 図9に示したサブエアバッグ装置のサブエアバッグの基布体を示した図である。 図9に示したサブエアバッグ装置のサブエアバッグを示した図である。 図9に示したサブエアバッグ装置のシリンダ型インフレータを示した斜視図である。 図2に示した第1実施形態の作動説明図である。 本発明による車両用ステアリング装置の第2実施形態におけるサブエアバッグの基布体を示した図である。 サブエアバッグの取付布を示した図である。 図16に示した取付布が基布体に組付けられる前の工程を示した図である。 図17に示した取付布が図15に示した基布体に組付けられた状態を示した図である。 図18に示した基布体を袋状とする前の工程を示した図である。 第2実施形態のサブエアバッグを示した斜視図である。 図20に示したサブエアバッグの作動説明図である。 本発明による車両用ステアリング装置の第3実施形態におけるサブエアバッグの二枚の基布体と一方の基布体に組付けられた取付布を示した図である。 図22に示した二枚の基布体を組付けて袋状とする前の工程を示した図である。 第3実施形態のサブエアバッグを示した斜視図である。 図24に示したサブエアバッグの作動説明図である。 本発明による車両用ステアリング装置の第4実施形態におけるサブエアバッグの基布体を示した図である 第4実施形態のサブエアバッグを示した図である。 第4実施形態の作動説明図である。
符号の説明
10…操舵部材、11…ハブ、11a…中央部、11b…アーム部、12…ハンドル、12a…基部、12b…突出部、12c…グリップ部、12d…スポーク部、13…ロック装置、13a…パイロアクチュエーター、13b…ロックピン、14…連結ピン、20…メインエアバッグ装置、21…支持板、22…メインエアバッグ、23…円筒型インフレータ、24…ハウジング、LL,LU,LD…ティアライン、30…ステアリングコラム、31…コラムチューブ、32…アッパーコラムカバー、33…ロアコラムカバー、34…リアコラムカバー、35…皿ビス、36…皿ビス、BR…ベアリング、CO…コンビネーションスイッチ、SP…スパイラルケーブル、40…サブエアバッグ装置、41…支持板、42…サブエアバッグ、43…シリンダ型インフレータ、44…ボルト、45…仮止め糸、46…ナット、50…ステアリングメインシャフト、51…ナット

Claims (4)

  1. ステアリングコラムに回動操作可能に設けられた操舵部材と、この操舵部材に設けられて車両衝突時に前記操舵部材と乗員間にて膨張展開し乗員を拘束するメインエアバッグを内蔵するメインエアバッグ装置を備えた車両用ステアリング装置において、車両衝突時に前記操舵部材の車両前方で前記ステアリングコラムの一部を外周から包囲するように環状に膨張展開し前記ステアリングコラムに当接するサブエアバッグを内蔵するサブエアバッグ装置を前記ステアリングコラムに設け、車両衝突時に前記メインエアバッグの車両前方側部が前記サブエアバッグに当接するように設定されていることを特徴とする車両用ステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ステアリング装置において、前記ステアリングコラムは前記操舵部材を回動可能に支持するコラムチューブとこのコラムチューブを外周から被覆するコラムカバーを備えていて、前記サブエアバッグの膨張展開時の内径が前記コラムチューブの外径より大きく前記コラムカバーの外径より小さく設定され、前記サブエアバッグの膨張展開時の外径が前記コラムカバーの外径より大きく設定されていることを特徴とする車両用ステアリング装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ステアリング装置において、前記サブエアバッグが前記ステアリングコラムの軸方向に長い筒状の基布体として縫製されていることを特徴とする車両用ステアリング装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両用ステアリング装置において、前記操舵部材が、前記ステアリングコラムに回動操作可能に組付けられているハブと、このハブに車両前方へ傾動可能に支持されている左右一対のハンドルと、前記ハンドルの前記ハブに対する傾動を規制して前記ハンドルを所定位置にて保持可能なロック装置を備えていて、このロック装置が車両衝突時にアンロック作動して前記ハンドルの前記ハブに対する傾動が許容されることを特徴とする車両用ステアリング装置。
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