JP4590804B2 - 頭部保護エアバッグ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両に装備される頭部保護エアバッグ装置に係り、特に、折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグがピラーの上方を横切るようにして配置されるように構成した頭部保護エアバッグ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の頭部保護エアバッグ装置は、例えば、特開平10−138858号公報に示されていて、同公報の頭部保護エアバッグ装置では、Bピラーに組付けられるピラーガーニッシュの上端部に設けられたガーニッシュ延出部によってエアバッグの適正な膨張が阻害されるのを阻止する構成が開示されていて、エアバッグを迅速かつ確実に膨張させることが可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した頭部保護エアバッグ装置では、エアバッグの膨張展開時に、エアバッグからガーニッシュ延出部に大きな力が作用して、ガーニッシュ延出部が大きく変形するおそれがあり、エアバッグの膨張展開方向がばらついたり、ガーニッシュ延出部が破損するおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記した課題に対処すべく、折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグがピラーの上方を横切るようにして配置されるように構成した頭部保護エアバッグ装置において、前記ピラーに組付けられるピラーガーニッシュの上端部の車外側に、前記ピラーガーニッシュの上端部から前記ルーフサイドレールに向けて延びていて、上側に車室内に向けて下降傾斜する所定の傾斜面を有する延設ガイド部が一体的に形成されているとともに、車体の一部に、車室内に向けて突出し、前記延設ガイド部の先端部下面と面接触可能な凸座面を有して、前記延設ガイド部の先端部下側に対向配置される台座が形成されていて、前記延設ガイド部の先端部下面が前記凸座面に面接触することで、前記延設ガイド部の最大変形可能量が所定量に規定されていること(請求項1に係る発明)に特徴がある。
【0005】
この場合において、前記台座の前記凸座面は、前記延設ガイド部の先端部を挟んで前記エアバッグに対向していること(請求項2に係る発明)、或いは、前記台座が形成されている車体の一部は、前記ピラーまたは前記ルーフサイドレールであること(請求項3に係る発明)も可能である。
【0006】
また、前記延設ガイド部および前記台座が、前記ピラーガーニッシュの前記ピラーへの取付部の直上に設けられていること(請求項4に係る発明)、或いは、前記延設ガイド部および前記台座が、前記エアバッグの前記ルーフサイドレールへの取付部の直下に設けられていること(請求項5に係る発明)が望ましい。
【0007】
【発明の作用・効果】
本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項1に係る発明)においては、前記ピラーに組付けられるピラーガーニッシュの上端部の車外側に、前記ピラーガーニッシュの上端部から前記ルーフサイドレールに向けて延びていて、上側に車室内に向けて下降傾斜する所定の傾斜面を有する延設ガイド部が一体的に形成されているとともに、車体の一部に、車室内に向けて突出し、前記延設ガイド部の先端部下面と面接触可能な凸座面を有して、前記延設ガイド部の先端部下側に対向配置される台座が形成されていて、前記延設ガイド部の先端部下面が前記凸座面に面接触することで、前記延設ガイド部の最大変形可能量が所定量に規定されている。したがって、エアバッグの膨張展開時に、エアバッグからピラーガーニッシュの延設ガイド部に大きな力が作用しても、ピラーガーニッシュの延設ガイド部は大きく変形することがなくて、エアバッグの膨張展開方向が安定する。
【0008】
また、前記延設ガイド部の先端部下面が前記凸座面に面接触することで、前記延設ガイド部の最大変形可能量が所定量に規定されているため、エアバッグの膨張展開時に、エアバッグからピラーガーニッシュの延設ガイド部に大きな力が作用しても、ピラーガーニッシュの延設ガイド部は破損することがなくて、その機能(エアバッグの膨張展開方向を所望の方向に規定する機能)を的確に発揮する。
【0009】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項2に係る発明)においては、前記台座の前記凸座面が、前記延設ガイド部の先端部を挟んで前記エアバッグに対向している。このため、エアバッグの膨張展開時に、エアバッグからピラーガーニッシュにおける延設ガイド部の先端部に作用する力は、台座の凸座面にて的確に受け止められる。
【0010】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項3に係る発明)においては、前記台座が形成されている車体の一部は、前記ピラーまたは前記ルーフサイドレールである。このため、別の部品を必要とせず、簡単かつ安価に実施することが可能である。
【0011】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項4に係る発明)においては、前記延設ガイド部および前記台座が、ピラーガーニッシュのピラーへの取付部の直上に設けられている。ところで、ピラーガーニッシュのピラーへの取付部の直上では、ピラーへの取付部の存在(形成)によってピラーガーニッシュの上端部に形成される延設ガイド部の強度を容易に高めることが可能であり、同延設ガイド部の機能を高めることが可能である。
【0012】
また、本発明による頭部保護エアバッグ装置(請求項5に係る発明)においては、前記延設ガイド部および前記台座が、エアバッグのルーフサイドレールへの取付部の直下に設けられている。ところで、エアバッグのルーフサイドレールへの取付部の直下では、エアバッグの取付位置および取付方向が安定しているため、前記延設ガイド部および前記台座によって得られる作動を安定化することが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4に示した頭部保護エアバッグ装置は乗用車系車両用のものであり、このエアバッグ装置は、蛇腹折りにて折り畳まれた状態でルーフサイドレール21に沿って収納され車室側壁に沿ってカーテン状に膨張展開可能なエアバッグ11と、このエアバッグ11の前端部に組付けたテンションクロス12と、エアバッグ11のガス供給口11aにディフューザ13を介して気密的に組付けられるインフレータ14によって構成されるエアバッグモジュール10を備えている。
【0014】
エアバッグ11は、織目方向が前後上下となるように袋織によって形成されていて、表面に気密保持用のコーティングを施されており、前後方向の後端部に設けたガス供給口11aと、このガス供給口11aから前方に延びるガス通路11bと、このガス通路11bに上端にて連通する前席用膨張部11cおよび後席用膨張部11dを有するとともに、中間非膨張部11e、前端非膨張部11fおよび4個の取付片部11g1〜11g4を有している。
【0015】
前席用膨張部11cは、前席(Bピラー23に対応して配設されている座席)に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室(図示省略のセル)を有している。一方、後席用膨張部11dは、後席に着座する乗員の頭部(図示省略)を保護するもので、上下方向に延びる複数個の膨張室(図示省略のセル)を有している。
【0016】
各取付片部11g1〜11g4は、図1および図2に示したように、エアバッグ11の膨張展開時に上端部となる部位にそれぞれ設けられていて、Bピラー23に対応する部位(Bピラー23の上方部位)にも設けられている。なお、各取付片部11g1〜11g4には、ルーフサイドレール21への取付孔(ボルト29の挿通孔)が設けられている。
【0017】
テンションクロス12は、エアバッグ11の構成布より薄くて安いノンコート織布によって三角形状(形状は適宜変更可能)に形成されていて、後端部12aにてエアバッグ11の前端非膨張部11fに縫合されており、前端部12bに設けた取付孔12b1にてAピラー22に組付けられる(図1参照)ようになっている。
【0018】
ディフューザ13は、図1および図2にて示したように、先端にガス噴射口13aを有して円筒形状に形成されていて、基端のガス流入部13bにてインフレータ14のガス噴射口14aに設けた雄ねじ部14bにフレアナット15を用いて気密的かつ一体的に連結固定されている。また、ディフューザ13の先端部外周には、エアバッグ11のガス供給口11aが締付バンド16を用いて気密的に組付けられている。
【0019】
インフレータ14は、車両の側突時またはロールオーバー時等にガスをエアバッグ11に向けて噴出供給するものであり、その外周に予め組付けたブラケット(図示省略)にて、Cピラー24にボルト等(図示省略)を用いて組付けられるようになっている。なお、インフレータ14は、ディフューザ13とともに、Cピラーガーニッシュ34によって覆われるようになっている。
【0020】
上記のように構成したこの実施形態の頭部保護エアバッグ装置においては、通常時、エアバッグ11とテンションクロス12が上下方向にて、蛇腹折りにて多重に折り畳まれて破断可能なソック17(図2および図3参照)にて保持された状態で、図2に示したように、Aピラー22とルーフサイドレール21に沿って収納されていて、Aピラーガーニッシュ32とルーフヘッドライニング31により被覆されている。なお、ソック17は、エアバッグ11とテンションクロス12の展開時に破断するようになっていて、設定位置に設けた各スリットを通して各取付片部11g1,11g2,11g3,11g4がソック17外に延出している。また、Aピラーガーニッシュ32とルーフヘッドライニング31は、樹脂製の本体と表皮によって構成されている。
【0021】
また、車両の側突時またはロールオーバー時等において、インフレータ14からガスが噴出し、このガスがディフューザ13を通してガス噴射口13aからエアバッグ11のガス通路11bに供給されると、エアバッグ11がルーフヘッドライニング31の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開するとともに、テンションクロス12がAピラーガーニッシュ32の該当部位を車室内に向けて変形させて下方に展開し、エアバッグ11が図1にて示したように車室内の側壁に沿ってカーテン状に膨張展開する。この際には、エアバッグ11の各膨張部11c,11dが各乗員の頭部側方に位置する頭部保護エリアに向けて膨張展開する。
【0022】
ところで、この実施形態においては、図3および図4に示したように、エアバッグ11のルーフサイドレール21への取付部(取付片部11g2)の略真下に対応して、Bピラー23に組付けられるBピラーガーニッシュ33における上端部33aの背面(車外側)に、Bピラー23への取付部33a1が形成されるとともに、Bピラーガーニッシュ33の上端部33aからルーフサイドレール21に向けて延びる延設ガイド部33a2が一体的に形成されている。また、Bピラー23の上端部に車室内に向けて突出する台座23aが形成されている。なお、Bピラーガーニッシュ33は、樹脂製の本体と表皮によって構成されている。また、Bピラーガーニッシュ33のBピラー23への取付部33a1では、クリップ39を用いてBピラーガーニッシュ33がBピラー23に組付けられている。
【0023】
Bピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2は、所定の前後方向幅を有していて、Bピラー23の台座23a上方にまで延びており、上側に車室内に向けて下降傾斜する所定の傾斜面Sを有している。傾斜面Sは、エアバッグ11の膨張展開方向を所望の方向(エアバッグ11が膨張展開時にBピラーガーニッシュ33の上端に引っ掛かることのない方向)にガイドするガイド面であり、その傾斜角θは延設ガイド部33a2がBピラー23の台座23aに当接することにより規定されるようになっている。
【0024】
Bピラー23の台座23aは、Bピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2の先端部下側に対向配置されていて、折り畳んだ状態のエアバッグ11に延設ガイド部33a2を挟んで対向している。また、Bピラー23の台座23aは、延設ガイド部33a2の下方への移動を規制するストッパとしての機能を有していて、延設ガイド部33a2とによりエアバッグ11の膨張展開方向を所望の方向に規定する展開方向規定手段を構成するとともに、延設ガイド部33a2の先端部下面と面接触可能な凸座面として機能する部位を有していて、延設ガイド部33a2の最大変形可能量を所定量に規定して延設ガイド部33a2がエアバッグ11の膨張展開時に破損するのを防止する破損防止手段(変形量規定手段)を構成している。
【0025】
このため、本実施形態においては、Bピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2がBピラー23の台座23aと係合することでその変形量を小さく制限することが可能である。したがって、エアバッグ11の膨張展開時に、エアバッグ11からBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2に大きな力が作用しても、Bピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2は大きく変形することがなくて、エアバッグ11の膨張展開方向が安定する。
【0026】
また、Bピラー23の台座23aがBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2の先端部下面と面接触可能であり、エアバッグ11の膨張展開時に延設ガイド部33a2が破損するのを防止するため、エアバッグ11の膨張展開時に、エアバッグ11からBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2に大きな力が作用しても、延設ガイド部33a2は破損することがなくて、その機能(エアバッグ11の膨張展開方向を所望の方向に規定する機能)を的確に発揮する。
【0027】
また、本実施形態においては、Bピラーガーニッシュ33の上端部33aに延設ガイド部33a2を延設するとともに、車体の一部であるBピラー23にストッパとしても機能する台座23aを設けることで、エアバッグ11の膨張展開方向を所望の方向に規定する展開方向規定手段が構成されていて、別の部品を必要とすることなく実施可能であり、簡単かつ安価に実施することが可能である。
【0028】
また、本実施形態においては、車体の一部であるBピラー23を車室内に向けて突出することで、Bピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2と面接触可能な台座23a(凸座面)が形成されていて、この台座23a(凸座面)をBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2を挟んでエアバッグ11に対向させることで、エアバッグ11の膨張展開時にBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2が破損するのを防止する破損防止手段が構成されている。このため、別の部品を必要とすることなく実施可能であり、簡単かつ安価に実施することが可能である。
【0029】
また、本実施形態においては、展開方向規定手段と変形量規定手段を構成するBピラーガーニッシュ33の延設ガイド部33a2とBピラー23の台座23aが、エアバッグ11のルーフサイドレール21への取付部(取付片部11g2)の直下で、Bピラーガーニッシュ33のBピラー23への取付部33a1の直上に設けられている。ところで、エアバッグ11のルーフサイドレール21への取付部(取付片部11g2)の直下では、エアバッグ11の取付位置および取付方向が安定しているため、展開方向規定手段と変形量規定手段によって得られる作動を安定化することが可能である。また、Bピラーガーニッシュ33のBピラー23への取付部33a1の直上では、Bピラー23への取付部の存在(形成)によってBピラーガーニッシュ33の上端部33aに形成される延設ガイド部33a2の強度を容易に高めることが可能であり、同延設ガイド部33a2の機能を高めることが可能である。
【0030】
上記実施形態においては、延設ガイド部33a2の下方への移動を規制するストッパとして機能するとともに、延設ガイド部33a2の先端部下面と面接触可能な凸座面として機能する台座23aをBピラー23に形成して実施したが、この台座をルーフサイドレール21に形成して実施することも可能である。
【0031】
また、上記実施形態においては、延設ガイド部33a2の下方への移動を規制するストッパとして機能する部位と、延設ガイド部33a2の先端部下面と面接触可能な凸座面として機能する部位を一体的に形成して実施したが、これらを別個に形成して実施することも可能である。
【0032】
また、上記実施形態においては、図2および図3に示したように、折り畳まれた状態のエアバッグ11が破断可能なソック17にて保持されるように構成して実施した(図3では、エアバッグ11とソック17の断面表示を省略した)が、折り畳まれた状態のエアバッグ11が複数の破断可能なテープ(図示省略)にて保持されるように構成して実施することも可能である。なお、上記したテープとソック17を併用して実施することも可能である。
【0033】
また、上記実施形態においては、後端部にガス供給口11aを有するエアバッグ11を備えた頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、本発明は、前後方向中間部(例えば、上記実施形態の取付片部11g2の僅か後方の部位)にガス供給口を有するエアバッグを備えた頭部保護エアバッグ装置にも同様に実施することが可能である。
【0034】
また、上記実施形態においては、エアバッグ11として袋織バッグを採用したが、縫製バッグや接着(熱溶着)バッグを採用して実施することも可能である。また、上記実施形態においては、乗用車系車両用の頭部保護エアバッグ装置に本発明を実施したが、乗用車系以外の車両用頭部保護エアバッグ装置にも適宜変更して実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による頭部保護エアバッグ装置(車両の右側に装着されるもの)の一実施形態を概略的に示す側面図である。
【図2】図1に示したエアバッグとテンションクロスが折り畳まれた状態の概略的な側面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図3に示したBピラーガーニッシュの部分斜視図である。
【符号の説明】
10…エアバッグモジュール、11…エアバッグ、11a…ガス供給口、11b…ガス通路、11c…前席用膨張部、11d…後席用膨張部、11e…中間非膨張部、11f…前端非膨張部、11g1〜11g4…取付片部、12…テンションクロス、13…ディフューザ、14…インフレータ、17…ソック、21…ルーフサイドレール、22…Aピラー、23…Bピラー、23a…台座(凸座面)、24…Cピラー、31…ルーフヘッドライニング、32…Aピラーガーニッシュ、33…Bピラーガーニッシュ、33a…上端部、33a1…Bピラーへの取付部、33a2…延設ガイド部、34…Cピラーガーニッシュ。
Claims (5)
- 折り畳まれた状態で車体のルーフサイドレールに沿って収納されるエアバッグがピラーの上方を横切るようにして配置されるように構成した頭部保護エアバッグ装置において、
前記ピラーに組付けられるピラーガーニッシュの上端部の車外側に、前記ピラーガーニッシュの上端部から前記ルーフサイドレールに向けて延びていて、上側に車室内に向けて下降傾斜する所定の傾斜面を有する延設ガイド部が一体的に形成されているとともに、
車体の一部に、車室内に向けて突出し、前記延設ガイド部の先端部下面と面接触可能な凸座面を有して、前記延設ガイド部の先端部下側に対向配置される台座が形成されていて、
前記延設ガイド部の先端部下面が前記凸座面に面接触することで、前記延設ガイド部の最大変形可能量が所定量に規定されていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。 - 請求項1に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記台座の前記凸座面は、前記延設ガイド部の先端部を挟んで前記エアバッグに対向していることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1または2に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記台座が形成されている車体の一部は、前記ピラーまたは前記ルーフサイドレールであることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記延設ガイド部および前記台座が、前記ピラーガーニッシュの前記ピラーへの取付部の直上に設けられていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
- 請求項1〜3の何れか一項に記載の頭部保護エアバッグ装置において、前記延設ガイド部および前記台座が、前記エアバッグの前記ルーフサイドレールへの取付部の直下に設けられていることを特徴とする頭部保護エアバッグ装置。
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