JP4588484B2 - 移動体通信端末 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えるメールを指定するためのメール指定手段を備え、上記表示手段は、上記メール指定手段で指定されたメールについて、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の移動体通信端末において、上記迷惑メールとして表示しているメールの一括削除を指示するための一括削除指示手段と、上記一括削除指示手段による指示に基づいて、上記迷惑メールとして表示しているメールを一括削除するメール一括削除手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、上記メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理が実行可能であり、その自動削除の処理の際に、上記迷惑メールとして表示しているメールを優先的に削除する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールを迷惑メールとして表示する迷惑メール処理モードと、該メールを他のメールと同様に通常メールとして表示する通常メール処理モードとを利用者が選択するためのモード選択手段と、上記モード選択手段で選択された上記迷惑メール処理モード及び上記通常メール処理モードのいずれかを実行するメール処理モード実行手段とを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報を、他の通常のメールの着信報知情報と異ならせて出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報は出力せず、他の通常のメールの着信報知情報は出力するように、着信報知情報を選択的に出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とするものである。
また、上記迷惑メールの判断に用いる「キーワード」には、文字列のほか、メールで用いられる絵文字も含まれる。
また、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division Synchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、自動車電話機、固定電話機等の通話機能を有する電話機が挙げられる。また、この「移動体通信端末」としては、上記電話機のほか、通話機能を有するPDA(Personal Digital Assistance)等の通信端末も挙げられる。
また、上記移動体通信端末における処理及び制御は、その移動通信端末に設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD,CD−ROM等の記録媒体を用いて行なってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行なってもよい。
しかも、上記メールの発信元のメール宛先情報がメール宛先情報記憶手段に保存されていない場合に、そのメール着信通知のデータを一律に削除するのではなく、上記受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示しているため、上記メール宛先情報記憶手段にメール宛先情報が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができるという効果がある。
図1は本発明の実施形態に係る携帯電話機10を用いて通話及びメール送受信を行うための通信システムの概略構成図である。この通信システムは、複数の携帯電話機10と、通信ネットワークとしての携帯電話通信網20とを備えている。
携帯電話通信網20は、基地局201、交換機(回線交換機、パケット交換機)202、ショートメッセージサービスセンター(SMSC)203、大容量データ転送システム(DAS)204、メールゲートウェイシステム205、ウェブゲートウェイシステム206、情報配信装置207等を備えている。また、携帯電話機10によるパケット通信を可能にするために、データ通信用接続制御手段としてのアクセス制御システム210、及びIPネットワーク(パケット通信網)211も備えている。IPネットワーク(パケット通信網)211には、パケット通信による各種サービスを提供するために、メールサーバ212、ウェブサーバ213及びゲートウェイサーバ214等が接続されている。これらの携帯電話通信網20を構成する構成要素の間や、携帯電話通信網20と他の通信ネットワーク(公衆回線網30、インターネット40)との間は、有線又は無線の伝送媒体で結ばれている。
また、主制御部120は、次のような迷惑メールを拒否する処理を実行可能に構成されている。この場合、主制御部120は、無線通信部122でメールを受信したときに、メール内容をスキャンして、内部メモリ121に予め記憶されている拒否対象のキーワードやリンク先情報がメール本文に書き込まれているかどうかチェックする。拒否対象のキーワードやリンク先情報が書き込まれているメールを迷惑メールと判断して拒否する制御を行う。
更に、主制御部120は、上記迷惑メールを拒否する迷惑メール処理モードと、上記迷惑メールを拒否しない通常動作モードとを選択的に実行可能に構成されている。
更に、上記内部メモリ121は、表示部125に表示する表示対象の画像を記憶するための画像記憶手段や、表示部125を構成するディスプレイ110の画面の全画素に対応する描画データを記憶するための描画データ記憶手段としても用いられる。
また、上記内部メモリ121は、受信したメールを保存するメール保存手段としても用いられる。また、上記内部メモリ121は、複数のメール宛先情報である電話番号(端末識別情報)やメールアドレスを記憶するアドレス記憶手段(メール宛先情報記憶手段)としても用いられる。また、上記内部メモリ121は、受信したメールが迷惑メールであるか否かをより確実に判断するための拒否対象のキーワードやリンク先情報を記憶する手段としても用いられる。
なお、これらの記憶手段のすべて又は一部としては、上記内部メモリ121ではなく、携帯電話機本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いてもよい。
表示部125は、液晶パネル等からなるディスプレイ110を用いて構成され、内部メモリ121に保存している画像等が表示される。更に、表示部125として、複数色の光を選択的に発することができるランプを設けてもよい。そして、このランプの点灯や色は、電話やメールの着信に応じて制御するようにしてもよい。この場合は、着信ランプとして機能する。
なお、マイク108は、上記動作モード選択手段やメッセージ情報入力手段として用いることもできる。この場合、利用者が迷惑メール動作モードを選択したり上記各種情報を入力したりするときに発した音声が、マイク108によって入力される。主制御部120は、このマイクで入力された利用者の音声信号について音声認識処理を実行することにより利用者が発した音声を認識し、利用者がどのような動作モードを選択したか又はどのような情報を入力されたかを判断することができる。
図4は、参考例として、上記構成の携帯電話機において迷惑メールを通常の受信フォルダとは異なる迷惑メール用フォルダに自動保存する迷惑メール処理を実行する動作モード(以下「迷惑メール処理モード」という。)の設定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図5(a)のメール設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図5(a)のメール設定画面上で利用者が「迷惑メール処理設定」を選択して選択キー(図3の多機能キー107a)を押下すると、図5(b)の迷惑メール処理の設定画面が説明文とともにディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、この迷惑メール処理の設定画面上で迷惑メール処理モードのON/OFFを選択することができる。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。具体的には、メール差出人のアドレス等の書誌的事項のデータやメール本文の最初の3パケット分のデータを含むメール着信通知を受信する。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、メール着信通知に含まれる受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在しているか否かを確認する(ステップ4)。ここで、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在している場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ4のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを迷惑メール用フォルダに保存する(ステップ4のNO、ステップ5)。
しかも、上記メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていない場合に、そのメールを削除するのではなく、上記迷惑メール用フォルダに一旦保存しているため、上記アドレス帳が保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができる。
ある。
まず、利用者は、携帯電話機10のキー操作部126を操作し、ディスプレイ110に図8(a)のメール設定画面を表示させる(ステップ1)。そして、この図8(a)のメール設定画面上で利用者が「迷惑メール処理設定」を選択して選択キー(図3の多機能キー107a)を押下すると、図8(b)の迷惑メール処理の設定画面が説明文とともにディスプレイ110に表示される(ステップ2)。利用者は、この迷惑メール処理の設定画面上で迷惑メール処理モードのON/OFFを選択することができる。
以上のように上記迷惑メールの判断に用いるリンク先情報の種類を利用者が指定できるので、利用者が指定した種類のリンク先情報を本文に含むメールのみを、迷惑メールとして処理することができる。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。具体的には、メール差出人のアドレス等の書誌的事項のデータやメール本文の最初の3パケット分のデータを含むメール着信通知を受信する。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、メール着信通知に含まれる受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、更に、自動続き受信(Redirect)が設定されているか否か確認する(ステップ4)。自動続き受信が設定されている場合は、メールの残りの部分のデータを受信し、全データを受信したメールに対して設定されたリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のYES、ステップ5、6)。一方、自動続き受信が設定されていない場合は、メール着信通知に含まれるメール本文中に上記拒否対象のリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のNO、ステップ6)。一般的に、勧誘などの迷惑メールは短いものが多いため、上記着信通知に含まれるメール本文(最初の3パケット分)のデータに関して拒否対象のリンク先情報の有無を判断するだけで、当該メールが迷惑メールか否かを確認することができる。
ここで、上記拒否対象のリンク先情報としてインターネットリンクが選択されている場合は、メール本文中に「http:」の文字があるか否か調べる。この「http:」の文字がある場合は、インターネットリンクを含んでいると判定する。また、拒否対象のリンク先情報としてメールアドレスリンクが選択されている場合は、メール本文中に「mailto:」や「@」の文字があるか否かを調べる。このような「mailto:」や「@」の文字がある場合は、メール本文中にメールアドレスのリンクを含んでいると判定する。また、拒否対象のリンク先情報としてテレフォンリンクが選択されている場合は、メール本文中に例えば連続する11桁の数字や「TEL」の文字を含んでいるか否かを調べる。このような連続する11桁の数字や「TEL」の文字を含んでいる場合は、メール本文中にテレフォンリンクを含んでいると判定する。
一方、メール本文中に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていないと判断した場合、主制御部120は、内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出し、当該メールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否か確認する(ステップ8)。メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在している場合、主制御部120は、受信メールのデータを通常の受信フォルダに保存する(ステップ8のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、上記受信メールのデータを迷惑メール用フォルダに保存する(ステップ8のNO、ステップ9)。
このようにメール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含むような迷惑メールである可能性が非常に高いメールについては、自動削除するようにしているので、後で利用者が迷惑メールを個別に削除する操作が不要となる。また、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含まないメールについては、迷惑メールではない可能性があるので、上記迷惑メールフォルダに一旦保存することにより、利用者が後で判断して必要に応じて処理できる。
次に、本発明の実施形態について説明する。以下、本実施形態における特徴的なメール処理について説明する。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、例えば図12(a)に示すように通常の受信メールアイコンや差出人及び件名等の表示形態(以下「通常の表示形態」という)で受信メールリスト上に表示する(ステップ2のNO、ステップ3)。なお、図12(a)の表示例において、7件の受信メールのうち上側の2件の受信メールは未読のメールであり、下側の5件の受信メールは既読メールである。また、各アイコンの右側には、AAA、XXXなどの差出人の情報が表示されている。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在しているか否かを確認する(ステップ4)。ここで、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳内に存在している場合、主制御部120は、上記受信したメールについて、例えば前述の図12(a)に示すように通常の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ4のYES、ステップ3)。一方、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在していない場合、主制御部120は、上記受信したメールについて、例えば図12(b)に示すように通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態(以下「迷惑メール用の表示形態」という)で受信メールリスト上に表示する(ステップ4のNO、ステップ5)。この図12(b)の表示例では、メール送信者のメールアドレスがアドレス帳内に存在していないメールについては、通常のメールと識別できるように、アイコンに「×」印を付するとともに、アイコンの右側に表示する差出人の情報の冒頭に「MEIWAKU」という文言を付加している。なお、通常のメールと識別できるようにする迷惑メール用の表示形態は、図12(b)の例に示す表示形態に限定されるものではなく、文字の色を変えたり、アイコンや文字を点滅させたりするなどの表示形態を採用してもよい。
しかも、上記メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に保存されていない場合に、そのメールを削除するのではなく、上記受信メールリスト上で他の通常メールと識別可能に表示しているため、上記アドレス帳にメールアドレスが保存されていない友人や知人からの大事な連絡等を含むメールが迷惑メールと判断され誤って削除されるのを回避することができる。
まず、携帯電話機10の主制御部120は、メールサーバ212からショートメッセージサービスセンター203を介してメール本文の少なくとも一部を含むメール着信通知を受信する(ステップ1)。このメール着信通知を受信したら、主制御部120は、迷惑メール処理モードが設定されているか否かを確認する(ステップ2)。
ここで、迷惑メール処理モードが設定されていないこと、即ち、迷惑メール処理モードではなく通常動作モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、受信したメールのすべてについて、迷惑メールであるか否かにかかわらず、通常の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ2のNO、ステップ3)。
一方、迷惑メール処理モードが設定されていることを確認した場合、主制御部120は、更に、自動続き受信(Redirect)が設定されているか否か確認する(ステップ4)。自動続き受信が設定されている場合は、メールの残りの部分のデータを受信し、全データを受信したメールに対して設定されたリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のYES、ステップ5、6)。一方、自動続き受信が設定されていない場合は、メール着信通知に含まれるメール本文中に上記拒否対象のリンク先情報を含んでいるか否かを確認する(ステップ4のNO、ステップ6)。
一方、メール本文中に上記拒否対象のリンク先情報が含まれていないと判断した場合、主制御部120は、内部メモリ121のアドレス帳(メモリダイヤル)を読み出し、当該メールの発信元であるメール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在しているか否か確認する(ステップ8)。メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在している場合、主制御部120は、その受信メールについて、通常の受信メールアイコンや差出人及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ8のYES、ステップ3)。一方、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳に存在していない場合、主制御部120は、その受信メールについて、通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に表示する(ステップ8のNO、ステップ9)。
このようにメール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含むような迷惑メールである可能性が非常に高いメールについては、自動削除するようにしているので、後で利用者が迷惑メールを個別に削除する操作が不要となる。また、メール差出人のメールアドレスがアドレス帳にないメールのうち、メール本文にリンク先情報を含まないメールについては、迷惑メールではない可能性があるので、その受信メールについて、通常の受信メールと異なる受信メールアイコンや送信者情報及び件名等の表示形態で受信メールリスト上に一旦表示することにより、利用者が後で判断して必要に応じて処理できる。
例えば、携帯電話機10がメール(メール着信通知の場合を含む)を受信したとき、メール本文や件名に特定のキーワードが含まれているか否かを判断する。そして、メール本文や件名に特定のキーワードが含まれている場合は、そのメールの発信元のメール宛先情報がメール宛先情報記憶手段(内部メモリ内のアドレス帳)に保存されているか否かを更に判断する。ここで、発信元のメール宛先情報が保存されていないとき、メールが迷惑メールであると判断して前述のように迷惑メール用に予め設定した所定の処理を実行する。
上記キーワードは、利用者が携帯電話機10のキー操作部126を操作して入力し内部メモリ121に記憶させることにより予め設定しておく。例えば、「今日の占い」、「芸能News」、「天気」等の迷惑メールに含まれると予想される複数のキーワードを設定しておく。このキーワードは、文字列のほか、絵文字であってもよい。
上記着信報知情報は、着信の有無のみを知らせるものであってもいいし、メールの内容を一部含むものであってもよい。
例えば、携帯電話機10が迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、その着信報知情報として、迷惑メール専用の着信メッセージをディスプレイ110の画面に表示したり、迷惑メール専用の着信アイコン(ピクトグラム)をディスプレイ110の画面の一部に設定されたピクト領域に表示したりするように制御してもよい。
また、迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、その着信報知情報として、表示部125を構成するランプを迷惑メール専用の色で点灯させるように制御してもよい。
また、迷惑メールのメール着信通知を携帯電話通信網側から受信したとき、着信報知情報として、迷惑メール専用の着信音をスピーカ109から出力したり、迷惑メール専用の振動パターンで振動させたりするように制御してもよい。
このような制御を行う場合は、迷惑メールの着信通知によって利用者が作業が中断されたり利用者の無駄な操作を促したりするのを回避することができる。
10’ 携帯電話機
20 携帯電話通信網
30 公衆回線網
40 インターネット
120 主制御部
121 内部メモリ
122 無線通信部
125 表示部
126 キー操作部
201 基地局
202 交換機
203 ショートメッセージサービスセンター
204 大容量データ転送システム
205 メールゲートウェイシステム
206 ウェブゲートウェイシステム
207 情報配信装置
210 アクセス制御システム
211 IPネットワーク(パケット通信網)
212 メールサーバ
213 ウェブサーバ
214 ゲートウェイサーバ
Claims (8)
- 通信ネットワークを介してメールの送受信が可能な移動体通信端末であって、
通信ネットワークを介して、当該移動体通信端末の利用者宛のメールの本文全体の受信に先立って、該メールの発信元のメール宛先情報と該メールの本文の少なくとも一部と件名とを含むメール着信通知を受信する通信手段と、
通信相手先のメール宛先情報が保存されるメール宛先情報記憶手段と、
上記通信手段で受信したメール着信通知のデータが保存されるデータ記憶手段と、
上記通信手段で受信したメール着信通知の発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されているか否かを判断し、該発信元のメール宛先情報が該メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールについて、他の通常メールと識別可能な迷惑メールとして受信メールリスト上に表示する表示手段と、
上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないと判断されたメールについて、上記メール着信通知に含まれるメール本文の一部及び件名の中に、予め設定したキーワード又はリンク先情報が含まれているか否かを判断し、該キーワード又は該リンク先情報が含まれていると判断したメールについて、上記表示手段による上記迷惑メールとしての表示は行わずに、上記通信手段で受信され上記データ記憶手段に保存されている上記メール着信通知のデータを削除するメール削除手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1の移動体通信端末において、
上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えるメールを指定するためのメール指定手段を備え、
上記表示手段は、上記メール指定手段で指定されたメールについて、上記迷惑メールとしての表示から上記通常メールとしての表示へ切り換えることを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1または2の移動体通信端末において、
上記迷惑メールとして表示しているメールの一括削除を指示するための一括削除指示手段と、
上記一括削除指示手段による指示に基づいて、上記迷惑メールとして表示しているメールを一括削除するメール一括削除手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至3のいずれかの移動体通信端末において、
上記メールの全体のデータ容量が所定容量以下になるようにメールのデータを削除する自動削除する処理が実行可能であり、その自動削除の処理の際に、上記迷惑メールとして表示しているメールを優先的に削除する手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至4のいずれかの移動体通信端末において、
上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールを迷惑メールとして表示する迷惑メール処理モードと、該メールを他のメールと同様に通常メールとして表示する通常メール処理モードとを利用者が選択するためのモード選択手段と、
上記モード選択手段で選択された上記迷惑メール処理モード及び上記通常メール処理モードのいずれかを実行するメール処理モード実行手段とを備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至5のいずれかの移動体通信端末において、
上記判断の対象になる上記リンク先情報の種類又は上記キーワードを利用者が指定するための指定手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至6のいずれかの移動体通信端末において、
上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報を、他の通常のメールの着信報知情報と異ならせて出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。 - 請求項1乃至6いずれかの移動体通信端末において、
上記発信元のメール宛先情報が上記メール宛先情報記憶手段に保存されていないメールの着信報知情報は出力せず、他の通常のメールの着信報知情報は出力するように、着信報知情報を選択的に出力する着信報知情報出力手段を備えたことを特徴とする移動体通信端末。
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