JP4577961B2 - 2剤式毛髪化粧料及びこれを用いた毛髪処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2剤式毛髪化粧料及びこれを用いた毛髪処理方法に関し、殊に毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、しかもその感触を長時間持続させることができる2剤式毛髪化粧料、及びこれを用いた毛髪処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与する目的で、従来からヘアリンスやヘアトリートメントなどが使用されている。一般的にヘアリンスやヘアトリートメントは、カチオン性界面活性剤、油剤、シリコーン誘導体、タンパク加水分解物などのコンディショニング成分を含有し、これらの成分が毛髪表面に吸着することにより、コンディショニング効果を発揮させていた。
【0003】
しかしながら、上記の様なヘアリンスやヘアトリートメントを使用した場合には、コンディショニング効果は得られるものの、シャンプーによりその効果は失われやすく、持続性は不十分であるという欠点があった。
【0004】
コンディショニング効果の持続性を高める技術として、アニオン性ポリマーとカチオン性物質との組み合わせ(例えば、特開平10−87441号)、タンパク質加水分解物とカチオン性物質との組み合わせ(例えば、特開平10−120533号)など、イオン的な水不溶性のコンプレックスを形成させる技術が提案されている。しかしながら、これらの技術においても、損傷の激しい毛髪や傷みの激しい毛先に対しては、コンディショニング効果が不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の様な従来技術における課題を解決するためになされたものであって、その目的は、損傷の激しい毛髪や傷みの激しい毛先に対しても、すべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、しかもシャンプーを繰り返しても、その感触を長時間持続させることができる毛髪化粧料、及びこれを用いた毛髪処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成することのできた本発明の毛髪化粧料とは、第1剤及び第2剤からなる2剤式毛髪化粧料において、第1剤がカルボキシメチルデキストランナトリウムを含有し、その含有量が0.01〜30質量%であり、第2剤がカチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマーおよびカチオン性シリコーンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含有し、その含有量が合計で0.01質量%以上である点に要旨を有するものである。
【0008】
また、本発明の毛髪化粧料においては、必要によって、第2剤中に1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体を含有することも有効であり、この共重合体を含有させるときには、その含有量は0.01質量%以上であることが好ましい。
【0009】
一方、本発明の毛髪処理方法とは、上記の様な本発明の2剤式毛髪化粧料を用いて毛髪を処理するに当たり、前記第1剤を塗布した後、第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流す点に要旨を有するものである。またこの方法におけるより具体的な手順としては、(1)第1剤を塗布した後、洗い流さず第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流す、(2)第1剤を塗布した後、洗い流さず一定時間放置して、第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流す、(3)第1剤を塗布した後、洗い流さず直ちに第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流す、等の構成を挙げることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明は上記の如く構成されるが、要するに、上記第1剤に含有させたカルボキシメチルデキストランナトリウムと第2剤に含有させたカチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマーおよびカチオン性シリコーン等とが、毛髪内部及び毛髪表面でイオン的な水不溶性のコンプレックスを形成することにより、毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、しかもシャンプーを繰り返しても、その感触を長時間持続させることができること、および必要によって第2剤に含有される1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体が毛髪表面をコーティングすることによって、上記効果が更に向上し得ることを見出し、本発明を完成したものである。
【0011】
本発明の2剤式毛髪化粧料において、第1剤に含有させるカルボキシメチルデキストランナトリウムとは、デキストランの多価カルボキシメチルエーテルのナトリウム塩である。このカルボキシメチルデキストランナトリウムの含有量は、第1剤の組成物の全重量に対して、0.01〜30質量%であることが好ましい。カルボキシメチルデキストランナトリウムの含有量が0.01質量%未満であると、毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、且つその感触を長時間持続させる効果が十分発揮できず、30質量%を超えると粘性が上昇し、毛髪への塗布性が著しく低下する。尚、カルボキシメチルデキストランナトリウムの含有量のより好ましい下限は、0.05質量%であり、更に好ましくは0.1質量%である。また、カルボキシメチルデキストランナトリウムの含有量のより好ましい上限は、20質量%であり、更に好ましくは10質量%である。
【0012】
一方、第2剤はカチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、カチオン性シリコーン等を必須成分として含有するものである。このうち、カチオン性界面活性剤としては、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム等が挙げられる。カチオン性ポリマーとしては、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化ケラチン、カチオン化コラーゲン等が挙げられる。カチオン性シリコーンとしては、ジメチルシロキサンとγ―(β−アミノエチル)アミノプロピルシロキサンの共重合体に代表されるアミノ変性シリコーンが挙げられる。これらは、1種または2種以上を組み合わせて使用することができるが、少なくともカチオン性シリコーンを用いることが好ましく、より好ましくはカチオン性界面活性剤とカチオン性シリコーンを組み合わせて使用するのが良い。
【0013】
カチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマーおよびカチオン性シリコーンの含有量は、第2剤の組成物の全重量に対して合計で0.01質量%以上であることが好ましく、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上とするのが良い。この含有量が0.01質量%未満であると、コンプレックスの形成が少なく、毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、且つその感触を長時間持続させる効果が十分発揮できない。尚、これらの物質は、仕上げ時の毛髪のべたつきを回避するという観点から、その含有量は50質量%以下とすることが好ましく、より好ましくは30質量%以下とするのが良い。
【0014】
第2剤に必要によって含有させる1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体は、ポリプロピレングリコールとメチレンジイソシアネートシクロヘキサンの共重合体である。この1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体の含有量は、第2剤の組成物の全重量に対して0.01質量%以上であることが好ましく、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上とするのが良い。この1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体の含有量が0.01質量%未満であると、毛髪にすべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、且つその感触を長時間持続させる効果が十分発揮できない。尚、1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体は、仕上げ時の毛髪のべたつきを回避するという観点から、その含有量は50質量%以下とすることが好ましく、より好ましくは30質量%以下とするのが良い。
【0015】
本発明の2剤式毛髪化粧料の第1剤及び第2剤には、上記の必須成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、他の成分を適宜配合させることができる。即ち、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール、流動パラフィン、ワセリン、スクワランなどの炭化水素、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸デシルなどのエステル油、ツバキ油、ホホバ油、オリーブ油等の植物油、牛脂、馬油などの動物油、ミツロウ、キャンデリラロウ等のロウ類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、パルミチン酸、ステアリン酸、べへニン酸等の高級脂肪酸、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリン、ソルビトール等の多価アルコール、ヒアルロン酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム等の保湿剤、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等のノニオン性界面活性剤、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩等のアニオン性界面活性剤、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、イミダゾリニウムベタイン等の両性界面活性剤、コラーゲン、ケラチン、小麦等のタンパク加水分解物、グリシン、プロリン、セリン等のアミノ酸、キサンタンガム、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の増粘剤、金属イオン封鎖剤、pH調整剤、防腐剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素、香料等を必要に応じて適宜配合することができる。
【0016】
上記第1剤及び第2剤の剤型は、液状、クリーム状、ゲル状、エアゾール等の種々のタイプを採用することが可能であり、特に限定されるものではなく、また第1剤及び第2剤の剤型も異なっていても良い。更に、第1剤および第2剤による処理に加え、更に別工程として、他の剤による処理を追加してもよい。例えば、第1剤および第2剤による髪処理を行なった後、他の剤としてヘアクリーム等を用いて処理し、更にコンディショニング効果を高めることができる。
【0017】
本発明の2剤式毛髪化粧料における第1剤及び第2剤のpHは、毛髪へのダメージを考慮するとpH3.0〜8.0の範囲であることが好ましく、特に第1剤のpHは、pH7.0以下の中性乃至酸性にすることにより、更にその効果を向上させることができる。
【0018】
上記の様な本発明の2剤式毛髪化粧料を用いて毛髪を処理するに当たっては、前記第1剤を塗布した後、第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流すことによって本発明の効果が達成される。この方法において、第1剤を塗布して第2剤を塗布する際、第1剤は洗い流さない方が好ましいが、第1剤を洗い流してもよい。第1剤塗布後は、一定時間放置する方が好ましいが、直ちに第2剤を塗布してもよい。第1剤及び第2剤を塗布して、洗い流さず一定時間放置する場合には、室温で放置してもよいが、更に効果を上げるために、スチーマー、アイロンなどで加温してもよい。第1剤と第2剤の塗布順序は、逆にすることも可能であるが、本発明の効果をより上げるには、第1剤→第2剤の順序で処理する方法が好ましい。
【0019】
本発明では、第1剤及び第2剤を個別に処理することにより、第1剤に含有させたカルボキシメチルデキストランナトリウムと、第2剤に含有させたカチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマーおよびカチオン性シリコーン等とが、毛髪内部及び毛髪表面でイオン的な水不溶性のコンプレックスを形成する。また第2剤に必要によって含有させた1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体が毛髪表面をコーティングすることにより、損傷の激しい毛髪や傷みの激しい毛先に対しても、すべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、しかもシャンプーを繰り返しても、その感触を長時間持続させることができるのである。
【0020】
【実施例】
次に、実施例によって本発明の作用・効果をより具体的に示すが、下記実施例は本発明を限定する性質のものではなく、前・後記の趣旨に徴して設計変形することはいずれも本発明の技術的範囲に含まれるものである。尚、実施例及び参考例で用いた評価方法は下記の通りである。
【0021】
(1)コンディショニング効果
毛髪化粧料にて処理した毛束を水洗、乾燥後、専門パネラー10名により「すべり」、「しなやかさ」、「しっとり感」について、良い場合を5点、悪い場合を1点とする5段階で官能評価し、評点の平均値を求め、下記の基準で評価した。
◎:4点以上
○:3点以上4点未満
△:2点以上3点未満
×:2点未満
【0022】
(2)コンディショニング効果の持続性
毛髪化粧料にて処理した毛束を繰り返し10回シャンプーし、乾燥後、専門パネラー10名により「感触の持続性」を上記(1)と同様の方法で評価した。
【0023】
(3)摩擦係数(毛髪すべり感)の測定
(測定用ヘアピースの作製)
ヘアピースに、ブリーチ処理したものを測定用ヘアピースとした。測定用ヘアピースは、あらかじめ摩擦係数を測定し、同じすべり特性のものを用いた。
【0024】
(摩擦係数の測定)
摩擦係数の測定は、恒温恒湿室(20℃、60%RH)にて、摩擦感テスター(カトーテック製)を用いて行った。測定条件は下記の通り。
センサータイプ:シリコンタイプ
荷重:50gf
測定感度:H
【0025】
(実施例1〜8、参考例1〜3)
下記表1に示す組成で第1剤を調製し、表2に示す組成で第2剤を調製した。表中の各成分の配合量は質量%である(後記表5、7についても同じ)。処理方法は、まず第1剤を毛束に塗布し、これを洗い流さずに室温で5分間放置後、第2剤塗布し、室温で5分間放置した。その後十分に洗い流し、ドライヤーで十分乾燥させてコンディショニング効果を評価した。その結果を、下記表3及び表4に示す。尚、実施例8の毛束の処理方法は、第1剤を塗布し、50℃で5分間放置後、洗い流さずに第2剤塗布し、50℃で5分間放置し、その後十分に洗い流し、ドライヤーで十分乾燥させて評価したものである。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
この結果から明らかなように、本発明の好ましい要件を満足する実施例1〜8のものでは、すべり、しなやかさ、しっとり感などの感触に優れ、しかもシャンプーを繰り返しても、感触の持続性に優れていることが分かる。特に、第1剤及び第2剤を塗布後、50℃にて加温放置した実施例8では、同じ毛髪化粧料を室温で放置した実施例1より、高いコンディショニング効果を示していた。これに対して、本発明の好ましい範囲から外れている参考例1〜3のものでは、コンディショニング効果の持続性が良くないか、或は使用感が著しく低下していることが分かる。
【0031】
(実施例9〜13、参考例4)
下記表5に示す組成で第2剤を調製した。表5に示す第2剤については、ホモミキサーにて乳化した。処理方法は、まず第1剤を毛束に塗布し、これを洗い流さずに室温で5分間放置後、第2剤塗布し、室温で5分間放置した。その後十分に洗い流し、ドライヤーで十分乾燥させてコンディショニング効果を評価した。
その結果を、下記表6に示す。
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
この結果から明らかなように、本発明の好ましい要件を満足する実施例9〜13のものでは、すべり、しなやかさ、しっとり感などの感触に優れ、しかもシャンプーを繰り返しても、感触の持続性に優れていた。これに対し、本発明の好ましい範囲から外れている参考例4のものでは、コンディショニング効果の持続性が良くなかった。
【0035】
(実施例14、参考例5)
下記表7に示す組成で第2剤を調製した。表7に示す第2剤については、ホモミキサーにて乳化した。毛束の処理方法は、摩擦係数の測定の方法に従い、測定用ヘアピースを用いて行った。即ち、測定用ヘアピースに第1剤を塗布後、直ちに第2剤を塗布し、45℃で10分放置し、その後十分洗い流し、50℃で3分乾燥させて、摩擦係数(毛髪のすべり感)を測定した。その結果を、下記表8および図1に示す。
【0036】
【表7】
【0037】
【表8】
【0038】
この結果から明らかなように、1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体を第2剤に配合した実施例14のものでは、未配合の参考例5より摩擦係数が低く、またシャンプーを10回した後も摩擦係数が低いことがわかる。このことから、第2剤にカチオン性界面活性剤とカチオン性シリコーンとを含有すると共に、更に1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体とを併用させることにより、コンディショニング効果をさらに高められることがわかる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上の様に構成されており、損傷の激しい毛髪や傷みの激しい毛先に対しても、すべり、しなやかさ、しっとり感などを付与し、しかもシャンプーを繰り返しても、その感触を長時間持続させることができる毛髪化粧料が実現でき、こうした毛髪化粧料を用いた毛髪処理方法は、ヘアカラー、パーマなどでダメージを受けた毛髪に対して、特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例14および参考例5における摩擦係数を比較して示したグラフである。
Claims (7)
- 第1剤及び第2剤からなる2剤式毛髪化粧料において、第1剤がカルボキシメチルデキストランナトリウムを含有し、その含有量が0.01〜30質量%であり、第2剤がカチオン性界面活性剤、カチオン性ポリマーおよびカチオン性シリコーンよりなる群から選ばれる1種または2種以上を含有し、その含有量が合計で0.01質量%以上であることを特徴とする2剤式毛髪化粧料。
- 第2剤が更に1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体を含有するものである請求項1に記載の2剤式毛髪化粧料。
- 1,1’−メチレン−ビス(4−イソシアナトシクロヘキサン)・ポリプロピレングリコール共重合体の含有量が0.01質量%以上である請求項2に記載の2剤式毛髪化粧料。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の2剤式毛髪化粧料を用いて毛髪を処理するに当たり、前記第1剤を塗布した後、第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流すことを特徴とする毛髪処理方法。
- 第1剤を塗布した後、洗い流さず第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流すものである請求項4に記載の毛髪処理方法。
- 第1剤を塗布した後、洗い流さず一定時間放置して、第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流すものである請求項4に記載の毛髪処理方法。
- 第1剤を塗布した後、洗い流さず直ちに第2剤を塗布し、一定時間放置した後、洗い流すものである請求項4に記載の毛髪処理方法。
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