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JP4576781B2 - インクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法及びインクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法及びインクジェットプリンタ Download PDF

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JP4576781B2
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真人 安藤
雄次 矢倉
敏生 福田
洋 徳永
雄一郎 池本
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Original Assignee
Sony Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、インクの液滴を吐出して文字や画像等を記録するインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法及びインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【背景技術】
インクジェットプリンタは、プリントヘッドに並べて設けた細いノズルからインクの液滴を吐出し、このインクの液滴を例えば用紙等の記録媒体に着弾させ、ドットで文字や画像等を記録する方式のプリンタである。このインクジェットプリンタは、記録速度が高速で、記録コストが安価で、カラー化が容易であるという特徴がある。
【0003】
このインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドとしては、用紙のページ幅より短尺のいわゆるシリアルヘッドと、用紙のページ幅と略同寸の長尺のいわゆるラインヘッドとがある。また、インクの液滴の吐出方式としては、圧電素子を用いたピエゾ方式と、発熱素子を用いたサーマル方式とがある。
【0004】
上述したラインヘッドは、シリアルヘッドのように記録時にモータ等の駆動手段によって用紙のページ幅方向に移動する必要がないことから、駆動手段が不要となり、プリンタ本体の小型化やコストダウン等が図り易いという特徴がある。また、サーマル方式は、ピエゾ方式に比べ、インクの液滴を吐出するための駆動素子の数や配列密度を比較的容易に大きくすることが可能であるため、ラインヘッド化に有利であるという特徴がある。このため、サーマル方式のラインヘッドを備えたインクジェットプリンタが提案されている。
しかしながら、サーマル方式は、ピエゾ方式に比べ、記録の際のエネルギ効率が低く、消費電力が大きくなってしまうという欠点がある。この欠点を解消するため、インクジェットプリンタにおいては、サーマル方式のシリアルヘッドにおいて採用されている複数の発熱素子をいくつかのブロックに分け、これらのブロック毎に時分割で駆動させる時分割駆動方式を、サーマル方式のラインヘッドにも適用する必要がある。
【0005】
また、インクジェットプリンタにおいては、一般に階調を表現する際に、いわゆるディザ法や誤差拡散法等のディジタル画像処理を用いる。しかしながら、これらの方法では、原理的に複数のドットを用いて階調を表現することから、実質的な解像度を低下させ、さらに、ドットが目に見えることによるざらつき感や粒状感が残ることから、画質を低下させる。そのため、インクジェットプリンタにおいては、ドットの径を小さくし、ドットの配列密度を高めることにより、ざらつき感や粒状感を少なくして画質を向上させる必要がある。
【0006】
【発明の開示】
【発明が敬決しようとする課題】
これらのうち、ドットの小径化に関しては、サーマル方式のラインヘッド及びシリアルヘッドともに、発熱素子のサイズ、ノズルの径及びチャンバの体積を小さくして、吐出するインクの粒子の体積を小さくすることによって対応することができる。しかしながら、ドットの配列高密度化に関しては、サーマル方式のラインヘッドでは、シリアルヘッドに比べて困難であるという問題がある。
【0007】
すなわち、サーマル方式のシリアルヘッドでは、ヘッド走査方向については、インクの液滴の吐出周波数を上げ、若しくは、ヘッド走査速度を下げ、紙送り方向については、紙送りピッチを細かくすることにより、比較的容易に対応することができる。しかしながら、サーマル方式のラインヘッドでは、紙送り方向については、シリアルヘッドと同様の方法で対応することができるが、ページ幅方向については、発熱素子の配列密度を上げる必要がある。これは、ラインヘッドの加工組立の困難性増大や歩留まりの低下、ヘッド駆動回路の規模増大、それらにともなうコストアップ、信頼性低下等の原因となる。
【0008】
また、サーマル方式のシリアルヘッドでは、1つのラインを複数のノズルで記録するいわゆるマルチパス方式により、インクの液滴の吐出量(ドットサイズ、印画濃度)や着弾位置のばらつきを目に見えにくくすることが高画質モード等においてしばしば行われるが、サーマル方式のラインヘッドでは、1回のスキャンで記録が完了するため、このような方法を適用することができない。そのため、サーマル方式のラインヘッドでは、高画質化のためにノズル毎の吐出量(ドットサイズ、印画濃度)や着弾位置のばらつきをいかに抑制できるかが重要な課題である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を高速に得ることができるインクジェットプリンタを実現することができるインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法及びインクジェットプリンタを提供することを目的とするものである。
【0010】
上述した目的を達成する本発明にかかるインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法は、複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法である。
【0011】
上記プリントヘッドは、ラインヘッドであり、駆動素子が複数形成されたヘッドチップが時分割駆動の分割数だけ設けられ、上記ヘッドチップが千鳥状に配列され、互いに隣接するヘッドチップのつなぎ目において、相対する側の同数のノズルを中心線を一致させるように配列させ、重複部分がオーバーラップ部とされ、上記駆動素子を駆動して上記インクの液滴を、上記ヘッドチップに対応して千鳥状に配列された上記ノズルから吐出させ、上記オーバーラップ部では、上記千鳥状に配列されて互いに隣接するヘッドチップのうちの一方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットと、他方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットとが、上記記録媒体の送り方向及び該送り方向と直交する方向において交互に配列されるように、上記インクの液滴を該一方及び他方のヘッドチップのノズルから吐出させる。
【0012】
そして、上記プリントヘッドを、1回の印画にあたり上記記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つの上記ドットを形成するために1つ又は複数の上記インクの液滴を用い、1つの上記ドットを形成するために、上記記録媒体に最初に着弾したインクの液滴が乾燥する前に、次のインクの液滴を上記記録媒体に着弾させ、上記インクの液滴の数で上記ドットの径の変調を行うように駆動させる。
【0013】
また、複数色分の上記プリントヘッドのそれぞれによって複数色の上記インクの液滴を混色する場合には、上記記録媒体に一の色の上記インクの液滴を着弾させると、着弾して記録された上記ドットが乾燥してから、異なる次の上記インクの液滴を上記記録媒体に着弾させる。
【0014】
また、上述した目的を達成する本発明にかかるインクジェットプリンタは、複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタであり、駆動素子が複数形成されたヘッドチップが時分割駆動の分割数だけ設けられ、上記ヘッドチップが千鳥状に配列され、互いに隣接するヘッドチップのつなぎ目において、相対する側の同数のノズルを中心線を一致させるように配列させ、重複部分がオーバーラップ部とされ、上記駆動素子を駆動して上記インクの液滴を、上記ヘッドチップに対応して千鳥状に配列された上記ノズルから吐出させ、上記オーバーラップ部では、上記千鳥状に配列されて互いに隣接するヘッドチップのうちの一方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットと、他方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットとが、上記記録媒体の送り方向及び該送り方向と直交する方向において交互に配列されるように、上記インクの液滴を該一方及び他方のヘッドチップのノズルから吐出させるラインヘッドを備える。
【0015】
上記ラインヘッドを、1回の印画にあたり上記記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つの上記ドットを形成するために1つ又は複数の上記インクの液滴を用い、1つの上記ドットを形成するために、上記記録媒体に最初に着弾したインクの液滴が乾燥する前に、次のインクの液滴を上記記録媒体に着弾させ、上記インクの液滴の数で上記ドットの径の変調を行うように駆動させる。
【0016】
また、複数色分の上記プリントヘッドのそれぞれによって複数色の上記インクの液滴を混色する場合には、上記記録媒体に一の色の上記インクの液滴を着弾させると、着弾して記録された上記ドットが乾燥してから、異なる次の上記インクの液滴を上記記録媒体に着弾させる。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】
この実施の形態は、図1及び図2に示すように、インクの液滴を吐出させる駆動素子を備えるプリントヘッドであり、1回の印画にあたり記録媒体である用紙P上の同一箇所を1回のみ走査、すなわち、いわゆる1パス記録を行い、1つのドットを形成するために1つ又は複数のインクの液滴を用い、インクの液滴の数でドットの径の変調を行うPNM(Pulse Number Modulation)機能を有するプリントヘッドを備えるインクジェットプリンタ100である。このインクジェットプリンタ100は、PNMを行うことにより、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を高速に得ることができるものである。
【0019】
なお、以下では、インクジェットプリンタ100におけるプリントヘッドとして、用紙Pのページ幅と略同寸の記録範囲を有するラインヘッド120を採用して説明するものとする。すなわち、インクジェットプリンタ100は、ラインヘッド120を備えることにより、1回の印画にあたり用紙P上の同一箇所を1回のみ走査して記録を行うものである。また、以下では、インクジェットプリンタ100は、サーマル方式によってインクの液滴を吐出する方式を採用し、駆動素子として発熱素子を用いるものとして説明する。
【0020】
インクジェットプリンタ100は、当該インクジェットプリンタ100の外観を形成する筐体110の内部に、用紙Pのページ幅と略同寸の記録範囲を有するラインヘッド120と、用紙Pを所定の方向へと送り出すための紙送り部130と、用紙Pをラインヘッド120へと給紙するための給紙部140と、用紙Pを収納するペーパトレイ150と、これら各部の駆動制御を行う電気回路部160等が配設されて構成される。
【0021】
筐体110は、例えば直方体状に形成されている。筐体110の側面のうち一側面には用紙Pを排紙する排紙口111が設けられ、この一側面と対向する他側面にはペーパトレイ150を着脱するためのトレイ出入口112が設けられている。
【0022】
ラインヘッド120は、例えばCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の4色分を備えている。ラインヘッド120は、ここでは図示しないノズルが下方を向くようにして、筐体110の内部における排紙口111側の端部上方に配設されている。
【0023】
紙送り部130は、用紙Pを送る際の供給路を構成する紙送りガイド131と、用紙Pを挟み込んで送り出す紙送りローラ132,133と、後述するプーリ135,136を回転駆動させる駆動源としての紙送りモータ134と、ローラ132,133を回転駆動させるためのプーリ135,136と、紙送りモータ134の駆動をプーリ135,136に伝達するためのベルト137,138とを備え、筐体110の内部における排紙口111側の端部下方に配設されている。紙送りガイド131は、平板状に形成されており、ラインヘッド120の下方に所定の間隔だけ離隔されて配設されている。紙送りローラ132,133は、それぞれ、互いに接触した1対のローラからなり、紙送りガイド131の両側、すなわち、トレイ出入口112側と排紙口111側とに配設されている。紙送りモータ134は、紙送りガイド131の下方に配設されており、プーリ135,136とベルト137,138とを介して紙送りローラ132,133に連結されている。
【0024】
給紙部140は、用紙Pを紙送り部130へと給紙するための給紙ローラ141と、後述するギヤ143を回転駆動させる駆動源としての給紙モータ142と、この給紙モータ142によって回転駆動するギヤ143とを備えており、紙送り部130に対してトレイ出入口112側に配設されている。給紙ローラ141は、略半円筒形状に形成されており、トレイ出入口112側の紙送りローラ132に近接して配設されている。給紙モータ142は、給紙ローラ141の上方に配設されており、ギヤ143を介して給紙ローラ141に連結されている。
【0025】
ペーパトレイ150は、例えばA4サイズの用紙Pを複数枚重ねて収納可能な箱状に形成され、底面の一端部には、ばね151によって係止された紙支え152が設けられており、給紙部140の下方からトレイ出入口112にわたる空間に装着される。
【0026】
電気回路部160は、各部の駆動を制御する部位であり、ペーパトレイ150の上方に配設されている。
【0027】
このようなインクジェットプリンタ100は、以下のようにして、印画動作を行う。
【0028】
まず、インクジェットプリンタ100においては、使用者が、電源を入れ、トレイ出入口112からペーパトレイ150を引き出して所定枚数の用紙Pを収納し、このペーパトレイ150を押し入れることにより、ペーパトレイ150が装着される。すると、インクジェットプリンタ100においては、ばね151の付勢力によって紙支え152が用紙Pの一端部を持ち上げることにより、用紙Pの一端部が給紙ローラ141に押し付けられる。そして、インクジェットプリンタ100においては、給紙モータ142の駆動によって給紙ローラ141が回転駆動することにより、1枚の用紙Pがペーパトレイ150から紙送りローラ132へと送り出される。
【0029】
続いて、インクジェットプリンタ100においては、紙送りモータ134の駆動によって紙送りローラ132,133が回転駆動し、紙送りローラ132がペーパトレイ150から送り出された用紙Pを1対のローラで挟み込むことにより、用紙Pが紙送りガイド131へと送り出される。すると、インクジェットプリンタ100においては、ラインヘッド120が所定のタイミングで動作して、ノズルからインクの液滴を吐出して用紙P上に着弾させることにより、用紙P上にドットで文字及び/又は画像等を含む情報が記録される。そして、インクジェットプリンタ100においては、紙送りローラ133が紙送りガイド131に沿って送り出されてきた用紙Pを1対のローラで挟み込むことにより、用紙Pが排紙口111から排紙される。
【0030】
インクジェットプリンタ100は、このような動作を記録が完了するまで繰り返し、印刷物を生成する。
【0031】
さて、インクジェットプリンタ100における上述した電気回路部160について説明する。
【0032】
電気回路部160は、図3に示すように、例えばCPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)構成としてソフトウェアによる信号処理及び制御処理を行う信号処理・制御回路161と、予め決められた補正データがいわゆるROM(Read Only Memory)マップ方式で格納されている補正回路162と、ラインヘッド120を駆動するためのヘッドドライブ回路163と、上述した紙送りモータ134や給紙モータ142の駆動やその他を制御する各種制御回路164と、例えばラインバッファメモリや1画面メモリ等のメモリ165と、記録データ等の信号が入力される信号入力部166とを備える。信号処理・制御回路161には、補正回路162、ヘッドドライブ回路163、各種制御回路164及びメモリ165が接続されている。
【0033】
電気回路部160は、信号入力部166を介して信号処理・制御回路161に記録データ等の信号が入力されると、この信号を信号処理・制御回路161によって記録順番に揃えて補正回路162に供給し、この補正回路162によっていわゆるγ補正、色補正、各ノズルのばらつき補正等の補正処理を施す。この補正後の記録データ等の信号は、例えば、ノズル番号、温度、入力信号といった外部条件に応じて信号処理・制御回路161に取り出される。そして、電気回路部160は、信号処理・制御回路161に取り出された信号を駆動信号としてヘッドドライブ回路163及び各種制御回路164に供給する。電気回路部160は、ヘッドドライブ回路163によって駆動信号に基づいてラインヘッド120を駆動制御する。また、電気回路部160は、各種制御回路164によって駆動信号に基づいて紙送りモータ134及び給紙モータ142の駆動制御を行う他、ラインヘッド120のクリーニング処理等の際の駆動制御を行う。なお、電気回路部160においては、記録データ等の信号は、必要に応じてメモリ165に一旦記録され、信号処理・制御回路161に取り出される。
【0034】
ここで、ヘッドドライブ回路163とラインヘッド120との詳細を図4に示す。
【0035】
ヘッドドライブ回路163は、図4に示すように、PNMと後述する時分割駆動とを行う構成となっており、データ読み出し部163aと、パルスジェネレータ163bと、コンパレータ163cと、シリアル/パラレル変換部163dとを備えている。
【0036】
データ読み出し部163aは、信号処理・制御回路161から供給された駆動信号から、PNMを行うためのパルス数の情報を示すデータを読み出す。データ読み出し部163aは、読み出したデータをコンパレータ163cに供給する。
【0037】
パルスジェネレータ163bは、図5に示すように、PNMを行うためのパルスを所定個だけ所定間隔で生成する。例えば、パルスジェネレータ163bは、常に8パルスを所定間隔で自発的に生成する。すなわち、ヘッドドライブ回路163は、パルスジェネレータ163bによって生成するパルスに基づいて、吐出するインクの液滴の数を決定し、階調毎のドットの並びを決定する。パルスジェネレータ163bは、生成したパルスをコンパレータ163cに供給する。
【0038】
コンパレータ163cは、データ読み出し部163aによって信号処理・制御回路161を介してメモリ165から読み出したデータを入力するとともに、パルスジェネレータ163bによって生成されるパルス数を入力し、これらのデータとパルス数とを比較する。コンパレータ163cは、比較した結果、データがパルス数以上の場合には、図5に示すように、ハイ信号「H」をシリアル/パラレル変換部163dに供給する。例えば、コンパレータ163cは、データが“5”であった場合には、パルスジェネレータ163bによって生成されるパルス数が“1〜5”まではハイ信号「H」を出力し、パルス数が“6”以降ではロー信号「L」を出力する。
【0039】
シリアル/パラレル変換部163dは、詳細は後述するが、ラインヘッド120におけるヘッドチップが時分割駆動の分割数だけ設けられることにともない備えられるものである。シリアル/パラレル変換部163dは、コンパレータ163cから供給されたシリアルのデータに対してパラレル変換を施し、パラレル変換して得られた複数のデータD0,・・・,Dnを、それぞれ、ラインヘッド120における各ヘッドチップに供給する。
【0040】
一方、ラインヘッド120は、図4に示したように、複数のヘッドチップ121,・・・,121を備えている。1つのヘッドチップ121は、時分割駆動における1ブロックを構成するものであり、その内部に当該1ブロックを構成するための各部が複数個タイリングされている。具体的には、ヘッドチップ121,・・・,121は、それぞれ、時分割駆動フェーズ発生回路121aと、ゲート回路121bと、スイッチング素子121cと、発熱素子121dとを備えている。
【0041】
時分割駆動フェーズ発生回路121aは、全フェーズ数、すなわち、1ブロックを構成するノズル数と同数の出力を有し、各フェーズ毎に順次フェーズ信号を発生し、このフェーズ信号をゲート回路121bに供給する。
【0042】
ゲート回路121bは、いわゆるアンドゲートであり、分割駆動フェーズ発生回路121aから供給されたフェーズ信号と、シリアル/パラレル変換部163dから供給されたデータとの論理積をとる。ゲート回路121bは、分割駆動フェーズ発生回路121aから供給されたフェーズ信号と、シリアル/パラレル変換部163dから供給されたデータとの両者がハイ信号「H」である場合には、スイッチング素子121cをONにする。
【0043】
スイッチング素子121cは、発熱素子121dを駆動してノズルからインクの液滴を吐出させるか否かを切り替えるものであり、ゲート回路121bによってON/OFF制御がなされる。
【0044】
発熱素子121dは、スイッチング素子121cがON状態になると駆動して発熱し、対応するノズルからインクの液滴を吐出させる。
【0045】
ここで、インクジェットプリンタ100は、サーマル方式を採用するため、消費電力を抑えるために、上述した時分割駆動を行う。インクジェットプリンタ100は、この時分割駆動とPNMとを行うために、以下のような構成を備えて動作する。
【0046】
すなわち、インクジェットプリンタ100は、図6に概略を示すように、ラインヘッド120において複数のノズルが略直線上に配列されており、これらの複数のノズルを所定個ずつ区切り、時分割駆動の分割数だけ上述したブロック、すなわち、ヘッドチップ121を構成する。同図においては、左からブロックB,B,・・・,Bと記し、各ブロックにおいて左からノズルN,N,N,・・・,Nm−1,Nと記す。なお、上述したフェーズとは、各ブロックにおけるノズルの位置を示す。例えば、ブロックBにおけるノズルN0と、ブロックBにおけるノズルNと、ブロックBにおけるノズルNとは、同じフェーズである。
【0047】
このようなインクジェットプリンタ100は、シリアル/パラレル変換部163dにより、図7に示すように、パルスジェネレータ163aによるパルス毎に、各ブロックB,B,・・・,Bに対応するデータD0,・・・,Dnを生成し、これらのデータD0,・・・,Dnを、それぞれ、各ブロックB,B,・・・,Bに供給する。
【0048】
これに応じて、インクジェットプリンタ100は、時分割駆動フェーズ発生回路121aによって各フェーズ毎に順次フェーズ信号を発生することにより、全てのノズルNについて、1パルス分のインクの液滴、すなわち、1つのインクの液滴を吐出させるか又は吐出させない。このとき、時分割駆動フェーズ発生回路121aは、各ブロックB,B,・・・,BにおけるノズルNに対応する発熱素子121dの駆動処理を行った後、各ブロックB,B,・・・,BにおけるノズルNに対応する発熱素子121dの駆動処理を行うといったように、各フェーズ毎に順次フェーズ信号を発生する。
【0049】
インクジェットプリンタ100は、このような動作をパルスジェネレータ163aによって生成されるパルス毎に繰り返し、パルス数に応じた径を有する1ドットを形成する。
このようにすることにより、インクジェットプリンタ100は、PNMと時分割駆動とを同時に実現することができる。なお、インクジェットプリンタ100におけるPNMの動作については、さらに詳述する。
【0050】
つぎに、インクジェットプリンタ100におけるラインヘッド120の構造について詳細に説明する。
【0051】
インクジェットプリンタ100における1色分のラインヘッド120の構造を図8A乃至図12に示す。なお、図8Aには、ラインヘッド120の外観側面図を示し、図8Bには、ラインヘッド120の外観底面図を示す。また、図9には、上述したヘッドチップ121の詳細構造を示す。さらに、図10Aには、図8Bに示すラインヘッド120のA−A線断面側面図を示し、図10Bには、図8Bに示すラインヘッド120のB−B線断面側面図を示す。さらにまた、図11には、図8A及び図8Bに示すラインヘッド120を底面側から見た部分斜視図を示し、図12には、図8A及び図8Bに示すラインヘッド120におけるノズル近傍の詳細構造を示すために、ラインヘッド120をヘッドチップ121側から見た部分斜視図を示す。
【0052】
ラインヘッド120は、図8Aに示すように、後述するインクタンク126を構成する外筐126bによって被覆されており、且つ、その下部が後述する電気配線127によって被覆されている。
【0053】
また、ラインヘッド120には、図8Bに示すように、ライン状のヘッドフレーム122の中央部にスリット状のインク供給孔122aが穿設されている。ヘッドフレーム122の一方の面には、Si基板によって形成された複数個のヘッドチップ121が配設されている。ヘッドチップ121は、それぞれ、ヘッドを長尺化するために、ヘッドフレーム122に穿設されるインク供給孔122aを中央として、そのインク供給孔122aの両側に千鳥状に配列されている。そして、ヘッドチップ121は、それぞれ、図8B及び図9に示すように、インク供給孔122a側に上述した複数個の発熱素子121dを一列に配列し、インク供給孔122aとは反対側、すなわち、外筐126b側に発熱素子121dに対応した接続端子121eを一列に配列して構成されている。
【0054】
図9の例では、発熱素子121dは、それぞれ、例えば600dpi(dot per inch)で配列されている。さらに、ヘッドチップ121には、それぞれ、発熱素子121dと接続端子121eとの間に、当該ヘッドチップ121(発熱素子121d)が時分割駆動を行うための上述したゲート回路121bとスイッチング素子121cとが配設されている。
【0055】
ヘッドチップ121の下部には、図10A乃至図12に示すように、部材123を介して複数個のノズル124aを有するノズルプレート124が配設されている。部材123は、インクを溜めるための液室123aと、インクを液室123aまで流すための流路123bとを複数個形成するために設けられる。部材123は、図12に詳細を示すように、いわゆるドライフィルムフォトレジスト等の感光性樹脂によって形成され、ヘッドチップ121に配設された各発熱素子121dが各液室123a上に対応して位置するように配設され、且つ、各流路123bが各液室123aからヘッドチップ121の端部、すなわち、図10Bに示すように、ラインヘッド120の中央部側の端部まで延びるように形成されている。
【0056】
ノズルプレート124は、ニッケルの電鋳によって形成されたものであり、インクによる腐食を防止するため、金又はバラジウム等によって耐蝕メッキが施されている。ノズルプレート124は、図10A、図10B及び図11に示すように、ヘッドチップ121、ヘッドフレーム122、部材123、及び、後述するフィルタ125によって形成される空間からなるインク供給孔122aを閉塞し、且つ、図12に詳細を示すように、各ノズル124aが各液室123aを介して各発熱素子121dに1対1で対応するように形成されている。すなわち、各液室123aは、部材123に形成された流路123b及びノズルプレート124に形成されたノズル124aに連通されている。
【0057】
ヘッドフレーム122の他方の面には、図10A及び図10Bに示すように、フィルタ125を介してインクタンク126が配設されている。フィルタ125は、インク供給孔122aを閉塞するように配設されており、インクタンク126からのごみやインク成分の凝集物等がノズル124a側に混入することを防止する役目を果たす。
【0058】
インクタンク126は、図10Bに示すように、袋126aと外筐126bとの二重構造となっている。袋126aと外筐126bとの間には、袋126aを外側に拡げるように付勢するばね部材126cが設けられている。これにより、ラインヘッド120においては、インクタンク126内のインクに負圧がかかるようになり、インクがノズル124aから自然漏出することを防止することができる。また、ラインヘッド120においては、この負圧がノズル124aの毛細管力より小さくなるように設定されており、これにより、インクがノズル124aに引き込まれてしまうことを防止することができる。
【0059】
また、ラインヘッド120においては、ヘッドチップ121の一部端面、ヘッドフレーム122の外周面及びインクタンク126の外周面にわたる領域が、いわゆるFPC(フレキシブルプリント基板)からなる上述した電気配線127によって被覆されている。電気配線127は、ヘッドチップ121に対して電源や電気信号を供給するために設けられるものであり、上述したヘッドチップ121における接続端子121eに接続されている。
【0060】
このようなラインヘッド120を備えるインクジェットプリンタ100においては、インクがインクタンク126からインク供給孔122aに供給され、さらに、流路123bを通過して液室123aに供給される。ここで、ノズル124aは、図12に示すように、断面が円形状の円錐の先端を底面と平行な面で切り落とした形状を呈しており、ノズル124aの先端では、インクの負圧によってインク面の中央部が凹んだ、いわゆるメニスカスが形成される。インクジェットプリンタ100においては、発熱素子121dに駆動電圧は供給されて発熱素子121dの表面に気泡が発生すると、ノズル124aからインクの粒子が吐出される。
【0061】
なお、インクジェットプリンタ100においては、上述したように、ヘッドチップ121が千鳥状に配列されていることから、1つのヘッドチップ121に対応する複数のノズル124a(以下、ノズル群という。)の配列もこれに応じて千鳥状とされる。
【0062】
ここで、従来のヘッドチップとしても千鳥状に配列されたものが存在するが、これらのヘッドチップは、単に平行にずらされて配列されていたため、図13に示すように、互いに隣接する2つのノズル群NG,NGも単に平行にずらされて配列されていた。そして、この配列を適用したインクジェットプリンタにおいては、ヘッドチップの特性ばらつきや、位置決め誤差等に起因して、ヘッドチップ間でのインクの吐出量のばらつきや、用紙に対するインクの着弾位置の誤差等が生じる場合があった。
【0063】
インクジェットプリンタにおいては、インクの吐出量のばらつきが生じる状態で用紙に記録すると、用紙上におけるヘッドチップのつなぎ目に相当する領域において、吐出量、すなわち、ドットの径(印画濃度)の変化点(線)が生じる。具体的には、インクジェットプリンタにおいては、吐出量が多いノズルからなるノズル群と、吐出量が少ないノズルからなるノズル群とが隣接しているヘッドチップを用いている場合には、例えば図14Aに示すように、吐出量が多いノズルからなるノズル群によって記録されたドット群DGと、吐出量が少ないノズルからなるノズル群によって記録されたドット群DGとの境界において、ドットの径の変化点(線)Vが生じる。このようなドットの変化点(線)は、用紙の送り方向への縦すじ、すなわち、いわゆる帯状ノイズ(banding noise)の原因となる。
【0064】
また、インクジェットプリンタにおいては、用紙に対するインクの着弾位置の誤差が生じる状態で用紙に記録すると、用紙上におけるヘッドチップのつなぎ目に相当する領域において、ドットの重なり、ドットの隙間又はドットの段差等が生じる。具体的には、インクジェットプリンタにおいては、例えば図14Bに示すように、一方のノズル群によって記録されたドット群DGと、他方のノズル群によって記録されたドット群DGとの境界において、ドットの重なりOが生じたり、例えば図14Cに示すように、ドットの隙間Cが生じたり、例えば図14Dに示すように、ドットの段差Lが生じる。これらドットの重なり、ドットの隙間又はドットの段差も、用紙の送り方向への縦すじの原因となる。
【0065】
そこで、インクジェットプリンタ100においては、図15に示すように、互いに隣接するヘッドチップ121のそれぞれに対応する複数のノズル124aからなるノズル群124とノズル群124とのつなぎ目に、オーバーラップ部124を設けている。すなわち、インクジェットプリンタ100においては、千鳥状に配列されて互いに隣接するヘッドチップ121のそれぞれに対応するノズル群のうち、左側に位置するノズル群124における右から所定個のノズルと、右側に位置するノズル群124における左から同数のノズルとを、互いに中心線が一致するように配列し、これらのノズルの重複部分をオーバーラップ部124として設けている。
【0066】
このオーバーラップ部124では、一方のノズル群124を構成する各ノズル124aと、他方のノズル群124を構成する各ノズル124aとを、例えば横方向及び縦方向ともに、交互にインクを吐出させるように用いる。これにより、インクジェットプリンタ100は、例えば図16に示すように、白丸で示す一方のノズル群124によって記録したドット群DGと、黒丸で示す他方のノズル群124によって記録したドット群DGとのつなぎ目において、オーバーラップ部124に相当するドット群DGを形成することができる。ドット群DGは、ノズル群124によって記録したドットと、他方のノズル群124によって記録したドットとが、交互に配列されたものとなる。したがって、インクジェットプリンタ100は、上述した縦すじ、すなわち、帯状ノイズが生じるのを低減、緩和することができる。
【0067】
さて、以下では、インクジェットプリンタ100におけるPNMの動作について詳細に説明する。
【0068】
PNMは、1画素内に連続的に打ち込むインクの液滴の数(パルス数)でドットの径を変調して階調印画(グレースケール・プリンティング)を行う方法である。この方法は、ディジタル的に階調表現する場合に有利となるものである。
【0069】
図17に、PNMの原理を説明する概念図を示す。
【0070】
インクジェットプリンタ100は、PNMを行う際には、ノズル124aから1つ又は複数のインクの液滴Iを吐出して用紙Pに着弾させてドットDを記録する。この際、インクジェットプリンタ100は、複数のインクの液滴Iを吐出する場合には、用紙Pに最初に着弾したインクの液滴Iが乾燥する前に、次のインクの液滴Iを用紙Pに着弾させることにより、ドットDの径の変調を行う。すなわち、インクジェットプリンタ100は、パルス毎に対応して用紙Pに着弾した各インクの液滴Iによるドットdが、例えば同図中矢印S,S,S,S,S,Sに示すように、乾燥する前には360°全方向へにじみ拡がることを利用して、ドットDの径の変調を行う。この例では、インクジェットプリンタ100は、用紙Pに最初に着弾して記録されたドットdが乾燥する前に、次のインクの液滴Iを用紙Pに着弾させ、ドットd,d,d,・・・を記録する。なお、ここでの乾燥とは、インクのにじみが許容範囲を超えて生じない状態を示しており、インクジェットプリンタ100は、複数のインクの液滴Iが一体となってにじみ拡がる状態において、ドットDの径の変調を行う。このとき、用紙Pが同図中矢印SDの方向へとラインヘッド120に対して相対的に連続して移動していることから、用紙Pに記録される各ドットd,d,d,d,・・・は、それぞれ、用紙Pの送り方向とは逆方向へと少しずつずれて記録される。
【0071】
なお、用紙Pに対するインクの液滴Iの着弾の周期が所定の周期よりも短い場合には、インクは等方的ににじむことから、ドットDは、真円に近い形状を呈する。また、用紙Pに対するインクの液滴Iの着弾の周期が長くなると、ドットDは、用紙Pの送り方向に長軸を有する略楕円の形状を呈する。用紙Pに対するインクの液滴Iの着弾の周期と、ドットDの径の縦横比との関係は、例えば用紙Pに対するインクの吸収特性といったインク及び用紙Pの物性に依存して変化する。インクジェットプリンタ100は、実験値に基づいて用紙Pに対するインクの液滴Iの着弾の周期を決定しており、十分な大きまでドットDの径を大きくしたい場合には周期を長くするといったように、望ましい使用条件に応じて決定している。例えば、インクジェットプリンタ100は、用紙Pに対するインクの液滴Iの着弾の周期として、約100ミリ秒程度若しくはそれ未満を採用している。
【0072】
なお、インクジェットプリンタ100におけるラインヘッド120は、上述したように、例えばCMYKの4色分を備えているが、インクジェットプリンタ100は、複数色のインクの液滴を混色する場合には、用紙Pにある一色のインクの液滴を着弾させると、着弾して記録されたドットが乾燥してから、異なる次の色のインクの液滴を用紙Pに着弾させる。これは、次の色のインクの液滴を着弾させるまでの時間が短い場合には、カラーブリードと称されるにじみが生じ、画質の劣化を招くことに起因するものである。このとき、インクジェットプリンタ100は、黒色(K)のインクの液滴を用紙Pに最後に着弾させるようにするのが望ましい。これは、黒色のインクが、通常、乾燥しにくい性質を有しているためである。インクジェットプリンタ100は、黒色のインクの液滴を用紙Pに最後に着弾させることにより、シャープな記録画像を得ることができる。また、インクジェットプリンタ100は、この黒色に対して目立つ色である黄色(Y)のインクの液滴を用紙Pに最初に着弾させることにより、より自然な記録画像を得ることもできる。
【0073】
ここで、上述した1パス記録を行わない通常のシリアルヘッドは、用紙上を往復走査する際に同一箇所を複数回重ね打ちして階調数を増やすことが可能であるが、重ね打ち回数に応じて記録時間が長くなるという難点がある。一方、ラインヘッドは、1回の走査で記録を完了することができることから、記録時間を著しく短縮することができる。ラインヘッドを用いて例えば600dpiの解像度で10kHzの画素(ライン)記録周波数で記録を行うものとすると、A4サイズの用紙の長手方向(縦方向)を走査するのに要する時間は、1つのインクの液滴を吐出した場合において1色当たり約0.7秒となる。
【0074】
しかしながら、インクの乾燥時間を考慮すると、ラインヘッドを用いた場合における記録時間は、例えば10秒程度が妥当と考えられる。この場合、画素(ライン)記録周波数は、例えば解像度300dpi、600dpi及び1200dpiでそれぞれ350Hz、700Hz及び1.4kHz程度となる。したがって、ラインヘッドを適用したインクジェットプリンタは、通常のシリアルヘッドを適用したインクジェットプリンタに比べ、画素(ライン)記録周波数内でPNMを行うことが可能である。このことから、PNMは、ラインヘッドに適した階調表現方法であると考えられる。
【0075】
つぎに、PNMを適用したインクジェットプリンタ100による記録画像の画質について検討する。
【0076】
画質を向上させるためには、本来であれば記録画像の解像度を上げて印画を行いたい。しかし、製造コストや信頼性の面からは、ノズル数をなるべく少なくする方が望ましく、この結果、記録画像の解像度を上げることができないという設計上の要望がある。
【0077】
そこで、インクジェットプリンタ100は、PNMを用いて印画を行うことにより、画素内で階調を表現することができ、2値記録の場合に比べ解像度を低く設定したとしても、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を得ることが可能である。さらに、インクジェットプリンタ100は、1ドットを形成するにあたっての最大パルス数で決定されるPNMによる階調数を補うために、PNMといわゆるドット密度変調とを組み合わせることもできる。このとき、インクジェットプリンタ100は、PNMを用いていることによって画素内での多値化が可能であることから、2値のみではなく多値のディザ処理や誤差拡散処理等を行うことができ、より滑らかな高画質の階調印画を行うことができる。
【0078】
つぎに、PNMを適用したインクジェットプリンタ100における用紙に対するインクの着弾位置の誤差や、ノズル間でのインクの吐出量のばらつきへの対応について説明する。なお、ここでの説明では、次表1に示す設計仕様によるインクジェットプリンタ100について説明する。
【0079】
【表1】
Figure 0004576781
【0080】
インクジェットプリンタ100は、この設計仕様によると、600dpiの画素に対して、最大で8パルス分のインクの液滴を打ち込む。1パルスは、3plのインクの液滴に相当し、1画素に対しては、最大で24plのインクの液滴が打ち込まれることとなる。このときのドットの径は、評価に用いた市販インクジェット用光沢紙では、1パルスで約40μmであり、理想ドット径は、その√2倍である約60μmである。ここで、インクジェットプリンタ100は、1つのインクの液滴で1ドットを形成するときの用紙上の位置を仮想的な格子点として用紙上に想定しており、理想的には、これらの格子点を中心としてドットを形成する。インクジェットプリンタ100においては、これらの格子点からのドットのずれを許容する範囲として、用紙上に20μmのドットずれマージンをとっている。インクジェットプリンタ100は、用紙に対するインクの液滴の着弾位置のずれに関する問題を、このマージンによって対応している。
【0081】
また、高画質の記録画像を得るためには、ノズル毎の特性ばらつきを極小化することが必要である。ノズル毎の吐出量のばらつき、すなわち、印画濃度のばらつきを小さくする方法としては、発熱素子に印加する電力やパルス幅をノズル毎に変化させることが考えられる。
【0082】
しかし、例えば図18中実線部に示すように、ノズルからのインクの液滴の吐出量Sは、通常、発熱素子に印加する電力Vの増加にともなって単調に増加することはなく、所定の電力値を超えると急激に増加する傾向を呈する。また、同図中破線部に示すように、パルス幅Wに対するインクの液滴の吐出量Sの変化も、通常、同様の傾向を呈する。すなわち、インクジェットプリンタにおいては、発熱素子に印加する電力やパルス幅によってインクの液滴の吐出量を制御することは困難である。
【0083】
そこで、インクジェットプリンタ100は、PNMを利用した印画濃度のばらつき補正を行っている。すなわち、インクジェットプリンタ100は、吐出量の異なる複数のノズルを用いて所定の階調を有する記録画像を作成する場合には、PNMを利用してパルス数を変化させることにより、ノズルからのインクの液滴の吐出量を制御し、ノズル毎の吐出量のばらつきを補正する。
【0084】
例えば、1パルス当たりのノズル毎の目標吐出量である3plのインクの液滴をパルス毎に吐出するノズルと、パルス毎に2.5plしかインクの液滴を吐出できないノズルとがあったとする。1画素に対しては、最大で8パルス分のインクの液滴を用いて記録することから、8レベルの吐出量は、本来それぞれ、3pl,6pl,9pl,12pl,15pl,18pl,21pl,24plとなる。しかし、パルス毎の吐出量が2.5plのノズルからは、それぞれ、2.5pl,5pl,7.5pl,10pl,12.5pl,15pl,17.5pl,20plのインクの液滴しか吐出されない。したがって、吐出量の差は、それぞれのレベルで、−0.5pl,−1pl,−1.5pl,−2pl,−2.5pl,−3pl,−3.5pl,−4plとなる。
【0085】
ここで、パルス毎の吐出量が2.5plのノズルからインクの液滴を吐出させる場合には、生成するパルスを1パルス、2パルス、4パルス、5パルス、6パルス、7パルス、8パルス、10パルスにすれば、吐出量は、それぞれ、2.5pl,5pl,10pl,12.5pl,15pl,17.5pl,20pl,25plとなる。したがって、パルス毎の吐出量が3plのノズルに対する吐出量の差は、それぞれのレベルで、−0.5pl,−1pl,+1pl,+0.5pl,0pl,−0.5pl,−1pl,+1plとなり、吐出量の差を最大で1pl以内に抑えることができる。
【0086】
また、パルス毎の吐出量が3.5plであるノズルがあったとする。8レベルの吐出量は、それぞれ、3.5pl,7pl,10.5pl,14pl,17.5pl,21pl,24.5pl,28plとなる。したがって、パルス毎の吐出量が3plのノズルに対する吐出量の差は、それぞれのレベルで、+0.5pl,+1pl,+1.5pl,+2pl,+2.5pl,+3pl,+3.5pl,+4plとなる。
【0087】
ここで、パルス毎の吐出量が3.5plのノズルからインクの液滴を吐出させる場合には、生成するパルスを1パルス、2パルス、3パルス、3パルス、4パルス、5パルス、6パルス、7パルスにすれば、吐出量は、それぞれ、3.5pl,7pl,10.5pl,10.5pl,14pl,17.5pl,21pl,24.5plとなる。したがって、パルス毎の吐出量が3plのノズルに対する吐出量の差は、それぞれのレベルで、+0.5pl,+1pl,+1.5pl,−1.5pl,−1pl,−0.5pl,0pl,+0.5plとなり、吐出量の差を最大で1.5pl以内に抑えることができる。
【0088】
インクジェットプリンタ100は、このようにして、吐出量の異なる複数のノズルを用いて所定の階調を有する記録画像を作成する場合には、各ノズルから吐出させるインクの液滴の数を変化させてノズル毎の吐出量のばらつきを補正することにより、ノズルからのインクの液滴の吐出量を制御することができ、1画素当たりの吐出量の差を抑えることができる。
【0089】
図19Aに、ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正する前の階調レベルに対する吐出量の関係を示し、図19Bに、ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正した後の階調レベルに対する吐出量の関係を示す。これらの図からもわかるように、ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正しない場合には、同じ階調レベルを表現するのに必要な吐出量が各ノズル毎に異なるのに対して、ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正した場合には、同じ階調レベルを表現するのに必要な吐出量が各ノズル毎に略同量となる。
【0090】
ここで、各ノズルからの吐出量は、全てのノズルについて吐出テストを行い、用紙に記録された各ドットの径に基づいて測定される。吐出量とドットの径との関係は、検量線グラフを別途作成しておくことによって求められる。ドットの径の測定は、例えば図20に示すように、顕微鏡202と画像処理装置203とを少なくとも備える自動測定装置200によって行われる。
【0091】
すなわち、自動測定装置200は、自動ステージ201上の用紙Pに記録されたドットを顕微鏡202を用いて画像処理装置203によって読み取り、そのドットの径に基づいて吐出量をコンピュータ204によって算出する。自動測定装置200は、全てのノズルについて、このような動作を行い、各ノズルに対応してパルス数に関する補正テーブルを作成する。
【0092】
インクジェットプリンタ100は、このようにして作成された補正テーブルを、上述した補正データとして補正回路162に格納しており、記録時には、補正データに基づいて、各ノズルのパルス数を決定し、インクの液滴の吐出量を制御して記録する。
【0093】
ここで、補正されたパルス数は、上表1に標準の最大パルス数として示した8パルスを超える場合がある。このため、インクジェットプリンタ100は、予め記録できる最大パルス数を多めに設定しておく必要があり、吐出量のばらつきに応じてこの最大パルス数を決定する。例えば上述した例のように、ばらつきが3±0.5plの範囲であれば、最小パルス吐出量は、2.5plであることから、最大パルス数は、10パルスとすればよい。この場合、600Hzのライン記録周波数に対応するには、吐出周波数を6kHz(以上)とする必要がある。
【0094】
このように、インクジェットプリンタ100は、吐出量の異なる複数のノズルを用いて所定の階調を有する記録画像を作成する場合には、PNMを利用してパルス数を変化させることにより、ノズルからのインクの液滴の吐出量を制御し、ノズル毎の吐出量のばらつきを補正することができる。したがって、インクジェットプリンタ100は、印画濃度のばらつき補正を行うことにより、より滑らかな高画質の記録画像を得ることができる。
【0095】
つぎに、インクジェットプリンタ100におけるインクの液滴の打ち方について説明する。
【0096】
インクジェットプリンタにおいては、上述したように、ラインヘッドに対して用紙が相対的に移動していることから、PNMを行う場合には、図21に示すように、ある時点を基準としてパルス数を増加させていくと、パルス毎に対応して用紙に着弾した各インクの液滴によるドットdによって形成されるドットDの中心が紙送り方向に対して後方にシフトしていく傾向が顕著になる。
【0097】
例えば、図22Aに示すように、用紙に対して、各格子点上に各ドットの中心が位置されるように記録されるべきものとする。ここで、同図において、径が大きいドットDと、径が小さいドットDとに着目すると、これらのドットD,Dは、それぞれ、記録されるべき所定の格子点G,G上に記録されているため、当該ドットD,Dが重複することはない。
【0098】
しかし、PNMを行う場合に、同図中矢印Rで示す記録方向(紙送り方向とは逆方向)を考慮せずに、ある時点を基準としてパルス数を増加させていった場合には、図22Bに示すように、径が大きいドットDの中心が、記録されるべき所定の格子点G上に位置されるように記録されない。すなわち、ドットDは、同図中矢印Rで示す記録方向へとシフトして記録される。その結果、ドットDが次に記録されるドットDにつながって記録される現象が生じる。
【0099】
このように、インクジェットプリンタにおいては、PNMを行う場合に、記録方向を考慮せずに、ある時点を基準としてパルス数を増加させていった場合には、径が大きいドットの中心が当該ドットが形成されるべき格子点からずれる問題が生じ、このような現象に起因して、例えば直線が記録されるべきところが曲線として記録されてしまうといった事態が発生し、正確な記録を行うことができない。
【0100】
そこで、インクジェットプリンタ100は、このような現象を回避するために、PNMを行う際に、インクの液滴を、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて用紙に着弾させ、記録を行う。
【0101】
例えば、インクジェットプリンタ100は、パルス数が“8”の場合には、図23Aに示すように、1パルス目乃至8パルス目では、奇数発目のパルスと偶数発目のパルスとで、それぞれ、同図中一点鎖線で示す格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次インクの液滴を着弾させてドットdを形成し、最終的な径を有するドットDを記録する。
【0102】
また、インクジェットプリンタ100は、パルス数が“5”の場合には、図23Bに示すように、1パルス目では、同図中一点鎖線で示す格子点上にインクの液滴を着弾させてドットdを形成する。そして、インクジェットプリンタ100は、以降の2パルス目乃至8パルス目では、奇数発目のパルスと偶数発目のパルスとで、それぞれ、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次インクの液滴を着弾させてドットdを形成し、最終的な径を有するドットDを記録する。
【0103】
このように、インクジェットプリンタ100は、パルス数に応じて、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次インクの液滴を着弾させて記録を行う。このとき、インクジェットプリンタ100は、偶数発のインクの液滴でドットDを形成する場合には、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次着弾させ、奇数発のインクの液滴でドットDを形成する場合には、1発目のインクの液滴を格子点上に着弾させ、以降、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次着弾させる。これにより、インクジェットプリンタ100は、形成されるドットの格子点からのずれを最小限に抑えることができ、直線の曲がりやドットの不要なつながりを防止することができる。
【0104】
以上説明したように、インクジェットプリンタ100は、PNMを行うことにより、画素内での多値化が可能となるため、従来のインクジェットプリンタに比べ、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を高速に得ることができる。
【0105】
また、インクジェットプリンタ100は、PNMとドット密度変調とを組み合わせることで、2値のみではなく多値のドット密度変調を行うことができ、より滑らかな高画質の階調印画を行うことができる。この結果、インクジェットプリンタ100は、少ないノズル数であっても高画質化が可能となることから、ノズル数を少なくでき、加工組立コストを低減することができる。
【0106】
さらに、インクジェットプリンタ100は、インクの乾燥時間を考慮した記録時間を設定し、この時間を最大限利用した多分割の時分割駆動を行うことにより、消費電力を低減することができる。
【0107】
さらにまた、インクジェットプリンタ100は、PNMを利用した吐出量、すなわち、印画濃度の補正を行うこともでき、より滑らかな高画質の記録画像を得ることができる。
【0108】
また、インクジェットプリンタ100は、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて順次インクの液滴を着弾させて記録を行うことにより、より正確で高画質の記録画像を得ることが可能となる。
【0109】
また、インクジェットプリンタ100は、複数のヘッドチップ121を千鳥状に配列し、オーバーラップ部124Cを設けることにより、ヘッドチップ121、すなわち、ノズル群のつなぎ目で生じる帯状ノイズを抑えることができる。
【0110】
このように、インクジェットプリンタ100は、総合的に、画質、速度及び消費電力等の面でバランスのとれたものであり、使用者に高い利便を提供するものである。
【0111】
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述した実施の形態では、ラインヘッドを用いるものとして説明したが、本発明は、1回の印画にあたり用紙上の同一箇所を1回のみ走査、すなわち、いわゆる1パス記録を行うプリントヘッドであれば、シリアルヘッドにも適用できるものである。
【0112】
また、上述した実施の形態では、サーマル方式によってインクの液滴を吐出する方式を採用し、駆動素子として発熱素子を用いるものとして説明したが、サーマル方式に比べ規模の増大と解像度の低下があるものの、駆動素子として圧電素子を用いたピエゾ方式にも適用可能である。
【0113】
このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
【0114】
【産業上の利用可能性】
以上詳細に説明したように、本発明にかかるインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法は、複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法であって、インクの液滴をノズルから吐出させる駆動素子を備えるプリントヘッドを、1回の印画にあたり記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つのドットを形成するために1つ又は複数のインクの液滴を用い、インクの液滴の数でドットの径の変調を行うように駆動させる。
【0115】
したがって、本発明にかかるインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法は、ドットの径をインクの液滴の数で変調するようにプリントヘッドを駆動させることにより、画素内で階調を表現することができ、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を高速に得ることができる。
【0116】
また、上述した目的を達成する本発明にかかるインクジェットプリンタは、複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタであって、インクの液滴をノズルから吐出させる駆動素子を有するプリントヘッドを備え、プリントヘッドを、1回の印画にあたり記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つのドットを形成するために1つ又は複数のインクの液滴を用い、インクの液滴の数でドットの径の変調を行うように駆動させる。
【0117】
したがって、本発明にかかるインクジェットプリンタは、プリントヘッドを駆動させ、ドットの径をインクの液滴の数で変調することにより、画素内で階調を表現することが可能となり、ざらつき感や粒状感が少なくて画質が高い記録画像を高速に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態として示すインクジェットプリンタの全体構成を説明する一部断面斜視図である。
【図2】 同インクジェットプリンタの断面側面図である。
【図3】 同インクジェットプリンタにおける電気回路部の記録及び制御系の構成を説明するブロック図である。
【図4】 図3に示すヘッドドライブ回路とラインヘッドとの詳細な構成を説明するブロック図である。
【図5】 図4に示すヘッドドライブ回路によるPNM(Pulse Number Modulation)の処理を説明するための図であって、ヘッドドライブ回路が備えるパルスジェネレータによって生成したパルスと、ヘッドドライブ回路が備えるデータ読み出し部によって読み出したデータと、ヘッドドライブ回路が備えるコンパレータから出力される信号との関係を示す図である。
【図6】 ラインヘッドにおけるノズル配列の概略を示す図であり、複数のノズルが所定個ずつ区切られてブロックを構成している様子を示す図である。
【図7】 図4に示すヘッドドライブ回路によるPNMの処理を説明するための図であって、ヘッドドライブ回路が備えるシリアル/パラレル変換部における動作を説明するための図である。
【図8A】 1色分のラインヘッドの構造を説明する外観側面図である。
【図8B】 1色分のラインヘッドの構造を説明する外観底面図である。
【図9】 ヘッドチップの詳細構造を説明する図である。
【図10A】 図8Bに示すラインヘッドのA−A線断面側面図である。
【図10B】 図8Bに示すラインヘッドのB−B線断面側面図である。
【図11】 図8A及び図8Bに示すラインヘッドを底面側から見た部分斜視図である。
【図12】 図8A及び図8Bに示すラインヘッドにおけるノズル近傍の詳細構造を説明する図であり、ラインヘッドをヘッドチップ側から見た部分斜視図である。
【図13】 従来のラインヘッドにおける互いに隣接する2つのノズル群の配列を示す図である。
【図14A】 図12に示す配列のヘッドチップを用いて記録したドット群の状態を示す図であり、異なるノズル群によって記録されたドット群の境界において、ドットの径の変化点(線)が生じる様子を示す図である。
【図14B】 図12に示す配列のヘッドチップを用いて記録したドット群の状態を示す図であり、異なるノズル群によって記録されたドット群の境界において、ドットの重なりが生じる様子を示す図である。
【図14C】 図12に示す配列のヘッドチップを用いて記録したドット群の状態を示す図であり、異なるノズル群によって記録されたドット群の境界において、ドットの隙間が生じる様子を示す図である。
【図14D】 図12に示す配列のヘッドチップを用いて記録したドット群の状態を示す図であり、異なるノズル群によって記録されたドット群の境界において、ドットの段差が生じる様子を示す図である。
【図15】 図8A及び図8Bに示すラインヘッドにおける互いに隣接する2つのノズル群の配列を示す図である。
【図16】 図8A及び図8Bに示すラインヘッドを用いて記録したドット群の状態を示す図である。
【図17】 PNMの原理を説明する概念図である。
【図18】 ノズルからのインクの液滴の吐出量と、発熱素子に印加する電力又はパルス幅との関係を示す図である。
【図19A】 ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正する前の階調レベルに対する吐出量の関係を示す図である。
【図19B】 ノズルの吐出量に応じてパルス数を補正した後の階調レベルに対する吐出量の関係を示す図である。
【図20】 ドットの径の測定を行う自動測定装置の構成を説明するブロック図である。
【図21】 PNMを行う際に、記録方向を考慮せずに、ある時点を基準としてパルス数を増加させていった場合に形成されるドットの状態を示す図である。
【図22A】 用紙に対して記録されるべき各ドットの状態を示す図であり、各格子点上に各ドットの中心が位置されるように記録されている様子を示す図である。
【図22B】 用紙に対して記録される各ドットの状態を示す図であり、径が大きいドットの中心が、記録されるべき所定の格子点上に位置されるように記録されない様子を示す図である。
【図23A】 PNMを行う際に、インクの液滴を、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて用紙に着弾させ、記録を行う場合に形成されるドットの状態を示す図であり、パルス数が“8”の場合におけるドットの状態を示す図である。
【図23B】 PNMを行う際に、インクの液滴を、格子点を中心にして紙送り方向に振り分けて用紙に着弾させ、記録を行う場合に形成されるドットの状態を示す図であり、パルス数が“5”の場合におけるドットの状態を示す図である。

Claims (10)

  1. 複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法であって、
    上記プリントヘッドは、ラインヘッドであり、駆動素子が複数形成されたヘッドチップが時分割駆動の分割数だけ設けられ、上記ヘッドチップが千鳥状に配列され、互いに隣接するヘッドチップのつなぎ目において、相対する側の同数のノズルを中心線を一致させるように配列させ、重複部分がオーバーラップ部とされ、上記駆動素子を駆動して上記インクの液滴を、上記ヘッドチップに対応して千鳥状に配列された上記ノズルから吐出させ、上記オーバーラップ部では、上記千鳥状に配列されて互いに隣接するヘッドチップのうちの一方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットと、他方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットとが、上記記録媒体の送り方向及び該送り方向と直交する方向において交互に配列されるように、上記インクの液滴を該一方及び他方のヘッドチップのノズルから吐出させ、
    上記プリントヘッドを、1回の印画にあたり上記記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つの上記ドットを形成するために1つ又は複数の上記インクの液滴を用い、1つの上記ドットを形成するために、上記記録媒体に最初に着弾したインクの液滴が乾燥する前に、次のインクの液滴を上記記録媒体に着弾させ、上記インクの液滴の数で上記ドットの径の変調を行うように駆動させ、
    複数色分の上記プリントヘッドのそれぞれによって複数色の上記インクの液滴を混色する場合には、上記記録媒体に一の色の上記インクの液滴を着弾させると、着弾して記録された上記ドットが乾燥してから、異なる次の上記インクの液滴を上記記録媒体に着弾させるインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法。
  2. 上記インクジェットプリンタは、上記駆動素子として発熱素子を用いている請求項1記載のインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法。
  3. 上記インクジェットプリンタは、吐出量の異なる複数のノズルを用いて所定の階調を有する記録画像を作成する場合には、各ノズルから吐出させる上記インクの液滴の数を変化させてノズル毎の上記吐出量のばらつきを補正する請求項1又は請求項2記載のインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法。
  4. 上記インクジェットプリンタは、1つの上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成するときの上記記録媒体上の位置である格子点を中心にして、上記インクの液滴を上記記録媒体の送り方向に振り分けて上記記録媒体に着弾させ、記録を行う請求項1−請求項3のうち何れか1項記載のインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法。
  5. 上記インクジェットプリンタは、偶数発の上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成する場合には、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、上記格子点を中心にして、上記記録媒体の送り方向に振り分けて順次着弾させ、
    奇数発の上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成する場合には、1発目のインクの液滴を上記格子点上に着弾させ、以降、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、上記格子点を中心にして、上記記録媒体の送り方向に振り分けて順次着弾させる請求項4記載のインクジェットプリンタにおけるプリントヘッドの駆動方法。
  6. 複数のノズルからインクの液滴を吐出させて記録媒体に着弾させ、この着弾によるドットで文字及び/又は画像を含む情報を記録するインクジェットプリンタであって、
    駆動素子が複数形成されたヘッドチップが時分割駆動の分割数だけ設けられ、上記ヘッドチップが千鳥状に配列され、互いに隣接するヘッドチップのつなぎ目において、相対する側の同数のノズルを中心線を一致させるように配列させ、重複部分がオーバーラップ部とされ、上記駆動素子を駆動して上記インクの液滴を、上記ヘッドチップに対応して千鳥状に配列された上記ノズルから吐出させ、上記オーバーラップ部では、上記千鳥状に配列されて互いに隣接するヘッドチップのうちの一方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットと、他方のヘッドチップのノズルによって形成されたドットとが、上記記録媒体の送り方向及び該送り方向と直交する方向において交互に配列されるように、上記インクの液滴を該一方及び他方のヘッドチップのノズルから吐出させるラインヘッドを備え、
    上記ラインヘッドを、1回の印画にあたり上記記録媒体上の同一箇所を1回のみ走査させ、1つの上記ドットを形成するために1つ又は複数の上記インクの液滴を用い、1つの上記ドットを形成するために、上記記録媒体に最初に着弾したインクの液滴が乾燥する前に、次のインクの液滴を上記記録媒体に着弾させ、上記インクの液滴の数で上記ドットの径の変調を行うように駆動させ、
    複数色分の上記プリントヘッドのそれぞれによって複数色の上記インクの液滴を混色する場合には、上記記録媒体に一の色の上記インクの液滴を着弾させると、着弾して記録された上記ドットが乾燥してから、異なる次の上記インクの液滴を上記記録媒体に着弾させるインクジェットプリンタ。
  7. 上記ラインヘッドは、上記駆動素子として発熱素子を用いている請求項6記載のインクジェットプリンタ。
  8. 該インクジェットプリンタは、吐出量の異なる複数のノズルを用いて所定の階調を有する記録画像を作成する場合には、各ノズルから吐出させる上記インクの液滴の数を変化させてノズル毎の上記吐出量のばらつきを補正する請求項6又は請求項7記載のインクジェットプリンタ。
  9. 該インクジェットプリンタは、1つの上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成するときの上記記録媒体上の位置である格子点を中心にして、上記インクの液滴を上記記録媒体の送り方向に振り分けて上記記録媒体に着弾させ、記録を行う請求項6−請求項8のうち何れか1項記載のインクジェットプリンタ。
  10. 該インクジェットプリンタは、偶数発の上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成する場合には、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、上記格子点を中心にして、上記記録媒体の送り方向に振り分けて順次着弾させ、
    奇数発の上記インクの液滴で1つの上記ドットを形成する場合には、1発目のインクの液滴を上記格子点上に着弾させ、以降、奇数発目のインクの液滴と偶数発目のインクの液滴とを、それぞれ、上記格子点を中心にして、上記記録媒体の送り方向に振り分けて順次着弾させる請求項9記載のインクジェットプリンタ。
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