JP4552436B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子、表示装置及び照明装置 - Google Patents
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Description
一般式(2)
−L1−R3
〔式中、L1はアルキレン基、酸素原子、または、硫黄原子を表し、R3はトリフルオロメチル基、フルオロ基、シアノ基またはシアノメチル基を表す。〕
本発明に係る前記一般式(1)で表される部分構造を有する化合物について説明する。
一般式(1)中、R1、R2で各々表される一般式(2)で表される基において、L1で表されるアルキレン基としては、例えば、メチレン基(モノメチレン基ともいう)、エチレン基(ジメチレン基ともいう)、トリメチレン基、テトラメチレン基、プロピレン基、エチルエチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、2,2,4−トリメチルヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、シクロヘキシレン基(例えば、1,6−シクロヘキサンジイル基等)、シクロペンチレン基(例えば、1,5−シクロペンタンジイル基など)等が挙げられる。更に、前記アルキレン基は、後述するR3が更に有しても良い置換基を有することが出来る。
一般式(2)で表される基、−L1−R3のR3は、ハメットのσp値が0.01≦σp<0.80の範囲の基が用いられ、上限の0.80に近い基(例えば、シアノ基(0.66)、トリフルオロメチル基(0.54)、ニトロ基(0.78)、スルファモイル基(0.57)、メチルスルホニル基(0.72)等)の電子吸引性はかなり強いが、本発明では、−L1−を介することにより、一般式(2)で表される基自体の電子吸引性を、0.01〜0.15の範囲の弱い電子吸引性になるように調整して、前記芳香族炭化水素環または芳香族複素環に置換させることにより、窒素原子を含む前記部分構造の分極を低減する、電子的に中性化することが出来ることを見出した。
−CF3 0.54
−CH2−CF3 0.09(アルキレン基あり)
−CN 0.66
−CH2−CN 0.01(アルキレン基あり)
−F 0.06
−CH2−F 0.11(アルキレン基あり)
また、前記芳香族炭化水素環または前記芳香族複素環に直接、上記の弱い電子吸引性置換基を置換させるよりも、上記の−L1−を介することにより、現時点では理由は明確ではないが、本発明に記載の効果、即ち、発光効率が高く、且つ、発光寿命の長い有機EL素子が得られることも、本発明者等は併せて見出した。
本発明に係るハメットのσp値とは、ハメットの置換基定数σpを指す。ハメットのσpの値は、Hammett等によって安息香酸エチルの加水分解に及ぼす置換基の電子的効果から求められた置換基定数であり、『薬物の構造活性相関』(南江堂:1979年)、『Substituent Constants for Correlation Analysis in chemistry and biology』(C.Hansch and A.Leo,John Wiley&Sons,New York,1979年)等に記載の基を引用することが出来る。
上記一般式(2)のR3は更に置換基を有していてよく、例えば、アルキル基(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、(t)ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基等)、シクロアルキル基(例えば、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等)、アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基等)、アルキニル基(例えば、プロパルギル基等)、アリール基(例えば、フェニル基、トリル基、キシリル基、ナフチル基、ビフェニリル基、アントリル基、フェナントリル基等)、複素環基(例えば、ピリジル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、イミダゾリル基、フリル基、ピロリル基、ピラジニル基、ピリミジニル基、ピリダジニル基、セレナゾリル基、スルホラニル基、ピペリジニル基、ピラゾリル基、テトラゾリル基等)、アルコキシル基(例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロピルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシルオキシ基、オクチルオキシ基、ドデシルオキシ基等)、シクロアルコキシル基(例えば、シクロペンチルオキシ基、シクロヘキシルオキシ基等)、アリールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフチルオキシ基等)、アルキルチオ基(例えば、メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、ペンチルチオ基、ヘキシルチオ基、オクチルチオ基、ドデシルチオ基等)、シクロアルキルチオ基(例えば、シクロペンチルチオ基、シクロヘキシルチオ基等)、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、ナフチルチオ基等)、アルコキシカルボニル基(例えば、メチルオキシカルボニル基、エチルオキシカルボニル基、ブチルオキシカルボニル基、オクチルオキシカルボニル基、ドデシルオキシカルボニル基等)、アリールオキシカルボニル基(例えば、フェニルオキシカルボニル基、ナフチルオキシカルボニル基等)、スルファモイル基(例えば、アミノスルホニル基、メチルアミノスルホニル基、ジメチルアミノスルホニル基、ブチルアミノスルホニル基、ヘキシルアミノスルホニル基、シクロヘキシルアミノスルホニル基、オクチルアミノスルホニル基、ドデシルアミノスルホニル基、フェニルアミノスルホニル基、ナフチルアミノスルホニル基、2−ピリジルアミノスルホニル基等)、ウレイド基(例えば、メチルウレイド基、エチルウレイド基、ペンチルウレイド基、シクロヘキシルウレイド基、オクチルウレイド基、ドデシルウレイド基、フェニルウレイド基、ナフチルウレイド基、2−ピリジルアミノウレイド基等)、アシル基(例えば、アセチル基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ペンチルカルボニル基、シクロヘキシルカルボニル基、オクチルカルボニル基、2−エチルヘキシルカルボニル基、ドデシルカルボニル基、フェニルカルボニル基、ナフチルカルボニル基、ピリジルカルボニル基等)、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ基、エチルカルボニルオキシ基、ブチルカルボニルオキシ基、オクチルカルボニルオキシ基、ドデシルカルボニルオキシ基、フェニルカルボニルオキシ基等)、アミド基(例えば、メチルカルボニルアミノ基、エチルカルボニルアミノ基、ジメチルカルボニルアミノ基、プロピルカルボニルアミノ基、ペンチルカルボニルアミノ基、シクロヘキシルカルボニルアミノ基、2−エチルヘキシルカルボニルアミノ基、オクチルカルボニルアミノ基、ドデシルカルボニルアミノ基、フェニルカルボニルアミノ基、ナフチルカルボニルアミノ基等)、カルバモイル基(例えば、アミノカルボニル基、メチルアミノカルボニル基、ジメチルアミノカルボニル基、プロピルアミノカルボニル基、ペンチルアミノカルボニル基、シクロヘキシルアミノカルボニル基、オクチルアミノカルボニル基、2−エチルヘキシルアミノカルボニル基、ドデシルアミノカルボニル基、フェニルアミノカルボニル基、ナフチルアミノカルボニル基、2−ピリジルアミノカルボニル基等)、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、シクロヘキシルスルフィニル基、2−エチルヘキシルスルフィニル基、ドデシルスルフィニル基、フェニルスルフィニル基、ナフチルスルフィニル基、2−ピリジルスルフィニル基等)、アルキルスルホニル基またはアリールスルホニル基(例えば、メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、ブチルスルホニル基、シクロヘキシルスルホニル基、2−エチルヘキシルスルホニル基、ドデシルスルホニル基、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基、2−ピリジルスルホニル基等)、アミノ基(例えば、アミノ基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基等)、ニトロ基、シアノ基、シリル基(トリメチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基、ジメチルフェニルシリル基、トリフェニルシリル基等)等が挙げられる。
一般式(1)中、R1、R2で各々表される一般式(3)で表される基において、Ar1で表されるアリーレン基としては、フェニレン基、ナフチレン基や、上記Z1、Z2で表される芳香族炭化水素環から導出される2価の基等が挙げられる。
本発明に係る前記一般式(4)で表される部分構造を有する化合物について説明する。
本発明に係る前記一般式(6)で表される化合物について説明する。
本発明に係る前記一般式(7)で表される部分構造を有する化合物について説明する。
例示化合物1の合成スキーム及び合成方法を下記に示す。
本発明の有機EL素子の構成層について説明する。
(i)陽極/発光層/電子輸送層/陰極
(ii)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(iii)陽極/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極
(iv)陽極/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
(v)陽極/陽極バッファー層/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファー層/陰極
《発光層》
本発明に係る発光層について説明する。
本発明に係る発光層は、ドーパントを含有することが好ましく、更にドーパントしてはリン光性ドーパントを含有することが好ましい。その結果、更に高い発光効率を得ることができる。
正孔阻止層とは広い意味では電子輸送層であり、発光層に隣接して設けられている。正孔阻止層は電子を輸送する機能を有しつつ正孔を輸送する能力が著しく小さい正孔阻止材料からなり、電子を輸送しつつ正孔を阻止することで電子と正孔の再結合確率を向上させることができる。
正孔輸送層とは正孔を輸送する機能を有する正孔輸送材料からなり、広い意味で正孔注入層、電子阻止層も正孔輸送層に含まれる。正孔輸送層は単層または複数層設けることができる。
本発明に係る電子輸送層は、陰極より注入された電子を発光層に伝達する機能を有していればよく、その材料としては従来公知の化合物の中から任意のものを選択して用いることができる。
電子輸送層は、上記電子輸送材料を、例えば真空蒸着法、スピンコート法、キャスト法、インクジェット法を含む印刷法、LB法等の公知の方法により、薄膜化することにより形成することができる。電子輸送層の膜厚については特に制限はないが、通常は5nm〜5μm程度、好ましくは5nm〜200nmである。電子輸送層は、上記材料の1種または2種以上からなる一層構造であってもよい。
有機EL素子における陽極としては、仕事関数の大きい(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好ましく用いられる。このような電極物質の具体例としてはAu等の金属、CuI、インジウムチンオキシド(ITO)、SnO2、ZnO等の導電性透明材料が挙げられる。また、IDIXO(In2O3 -ZnO)等非晶質で透明導電膜を作製可能な材料を用いてもよい。陽極は、これらの電極物質を蒸着やスパッタリング等の方法により、薄膜を形成させ、フォトリソグラフィー法で所望の形状のパターンを形成してもよく、あるいはパターン精度をあまり必要としない場合は(100μm以上程度)、上記電極物質の蒸着やスパッタリング時に所望の形状のマスクを介してパターンを形成してもよい。この陽極より発光を取り出す場合には、透過率を10%より大きくすることが望ましく、また、陽極としてのシート抵抗は数百Ω/□以下が好ましい。さらに膜厚は材料にもよるが、通常10nm〜1000nm、好ましくは10nm〜200nmの範囲で選ばれる。
一方、陰極としては、仕事関数の小さい(4eV以下)金属(電子注入性金属と称する)、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが用いられる。このような電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシウム/銅混合物、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、インジウム、リチウム/アルミニウム混合物、希土類金属等が挙げられる。これらの中で、電子注入性及び酸化等に対する耐久性の点から、電子注入性金属とこれより仕事関数の値が大きく安定な金属である第二金属との混合物、例えばマグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、リチウム/アルミニウム混合物、アルミニウム等が好適である。
注入層は必要に応じて設け、陰極バッファ層(電子注入層)と陽極バッファ層(正孔注入層)があり、上記のごとく陽極と発光層または正孔輸送層の間、及び、陰極と発光層または電子輸送層との間に存在させてもよい。
本発明の有機EL素子は基体上に形成されているのが好ましい。
本発明の有機EL素子の作製方法の一例として、陽極/陽極バッファ層/正孔輸送層/発光層/正孔阻止層/電子輸送層/陰極バッファ層/陰極からなる有機EL素子の作製法について説明する。
本発明の有機EL素子は、照明用や露光光源のような1種のランプとして使用してもよいし、画像を投影するタイプのプロジェクション装置や、静止画像や動画像を直接視認するタイプの表示装置(ディスプレイ)として使用してもよい。動画再生用の表示装置として使用する場合の駆動方式は単純マトリクス(パッシブマトリクス)方式でもアクティブマトリクス方式でもどちらでもよい。または、異なる発光色を有する本発明の有機EL素子を3種以上使用することにより、フルカラー表示装置を作製することが可能である。または、一色の発光色、例えば白色発光をカラーフィルタを用いてBGRにし、フルカラー化することも可能である。さらに、有機ELの発光色を色変換フィルタを用いて他色に変換しフルカラー化することも可能であるが、その場合、有機EL発光のλmaxは480nm以下であることが好ましい。
《有機EL素子OLED1−1の作製》
陽極としてガラス上にITOを150nm成膜したガラス基板(NHテクノグラス社製:NA−45)にパターニングを行った後、このITO透明電極を設けたガラス基板をiso−プロピルアルコールで超音波洗浄し、乾燥窒素ガスで乾燥し、UVオゾン洗浄を5分間行った。
上記の有機EL素子OLED1−1の作製において、発光ホストを表1に記載の化合物にかえた以外は同様にして、有機EL素子OLED1−2〜1−19を各々作製した。
有機EL素子OLED1−1〜1−19の各々の素子を温度23℃、乾燥窒素ガス雰囲気下で2.5mA/cm2の低電流条件下による連続点灯を行い、点灯開始直後の発光輝度(L)[cd/m2]および発光効率をみるため外部取り出し量子効率(η)を測定した。ここで、発光輝度[cd/m2]については、ミノルタ製CS−1000を用いて測定した。また、
外部取り出し量子効率(%)=有機EL素子外部に発光した光子数/有機EL素子に流した電子数×100
であり、外部取り出し量効率の測定法は、分光放射輝度計CS−1000により測定した発光スペクトルを各波長の光子のエネルギーから380nm〜780nmの光子数を求め、さらにランバーシアン仮定に基づき発光面から発光した光子数を求めた。また、電流量から電子数を求めた。
《有機EL素子OLED2−1の作製》
実施例1のOLED1−1の正孔注入/輸送層のα−NPDをm−MTDATXAに変更し、発光層の作製に用いたCBPはそのままにして、発光ドーパント(Ir−1)をIr−12に変更した以外は同様にして、有機EL素子OLED2−1を得た。
上記の有機EL素子OLED2−1の発光層に用いた比較化合物CBPを表2に記載の化合物にかえ、有機EL素子OLED2−2〜2−20をそれぞれ作製した。
得られた有機EL素子OLED2−1〜2−20の各々の素子を、温度23℃、2.5mA/m2の低電流条件下による連続点灯を行い、初期輝度の半分の輝度になるのに要する時間(τ1/2)を測定した。また、点灯開始直後の発光輝度(L)[cd/m2]および外部取り出し量子効率(η)を測定した。輝度の測定にはミノルタ製CS−1000を用い、外部取り出し量子効率(η)を前記と同様に評価した。
《フルカラー表示装置の作製》
〈青色発光素子〉
前記OLED2−10を青色発光素子として用いた。
前記OLED1−7を緑色発光素子として用いた。
上記の緑色発光素子OLED1−7の作製において、発光ドーパントをIr−1からIr−9に換えた以外は同様にして、赤色発光素子を作製した。
実施例1で作製した有機EL素子1−7において、発光層に用いたIr−1を、Ir−1、Ir−9、Ir−12の混合物に変更した以外は有機EL素子1−7と同様の方法で作製した有機EL素子1−7W(白色)を用いた。有機EL素子1−7W(白色)の非発光面をガラスケースで覆い、照明装置とした。照明装置は、発光効率が高く発光寿命の長い白色光を発する薄型の照明装置として使用することができた。
3 画素
5 走査線
6 データ線
7 電源ライン
10、101 有機EL素子
11 スイッチングトランジスタ
12 駆動トランジスタ
13 コンデンサ
A 表示部
B 制御部
21、107 透明電極付きガラス基板
22、106 有機EL層
23、105 陰極
24 ガラス製封止缶
25、109 捕水剤
27 紫外線硬化型接着剤
102 ガラスカバー
103 電源線(陽極)
104 電源線(陰極)
108 窒素ガス
Claims (5)
- 下記一般式(A)で表される化合物を含有することを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
一般式(2)
−L1−R3
〔式中、L1はアルキレン基、酸素原子、または、硫黄原子を表し、R3はトリフルオロメチル基、フルオロ基、シアノ基またはシアノメチル基を表す。〕
- りん光性ドーパントを発光層に含有することを特徴とする請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 白色に発光することを特徴とする請求項1または2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を具備してなることを特徴とする表示装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子を具備してなることを特徴とする照明装置。
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