JP4548855B2 - 熱硬化性ポリイミドシリコーン樹脂組成物及びその硬化皮膜 - Google Patents
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Description
すなわち本発明は、
(A)下記式(1)で表される3種の繰返し単位からなり、5,000〜150,000の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を有するポリイミドシリコーン樹脂、
[式(1)中、Wは、互いに独立に、下記式(8)〜(13)のいずれかで表される四価の基であり、
Xは、下記式(2)〜(6)のいずれかで表されるフェノール性水酸基を有する二価の基であり、
Yは、下記式(7)で表されるケイ素原子に結合したラジカル重合性基を有する二価のシリコーン残基であり、
(式(7)中のR 1 は、互いに独立に、炭素数1〜8の非置換の一価の炭化水素基であり、R 2 はラジカル重合性基であり、a及びbは、夫々、1〜100の整数である)
Zは下記式(14)で表される二価の芳香族ジアミンであり、
(式(14)中のBは、下記式(15)、(16)、(17)のいずれかで表わされる基である)
p、q及びrはそれぞれ正の数であり、その合計が1である]
(B)エポキシ樹脂を、成分(A)のフェノール性水酸基1モルに対して、エポキシ基が0.2〜10モルとなる量で、及び
触媒量の(C)有機過酸化物、
を含む、熱硬化性樹脂組成物である。
式(1)は、一種の組成式である。即ち、p、q及びrは、夫々、Xを含む繰返し単位、Yを含む単位、及びZを含む繰返し単位が含まれている割合を示す、1以下の正の数であり、p+q+r=1である。後述するように、Xがフェノール性OH基を有し、Yはケイ素原子に結合した脂肪族不飽和基を有し、硬化物の架橋点を形成し、該硬化物に耐溶剤性を与える。さらにYは、シリコーン構造により、樹脂に溶解性、硬化物の可撓性を与える。これらの観点から、好ましくは、0.15≦p+q≦1.0、及び0.05≦q≦0.9であり、より好ましくは0.2≦p+q≦1.0、及び0.05≦q≦0.8である。
式(7)中のR1は、互いに独立に、炭素数1〜8の非置換の一価の炭化水素基であり、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、フェニル基などが挙げられるが、原料の入手が容易な点からメチル基及びフェニル基が好ましい。R2はラジカル重合性基、好ましくはビニル基、である。a及びbは、シロキサン単位の繰り返し数を表す数でり、夫々、1〜100の整数、好ましくは1〜50の整数である。a、bの値が100を超えると、ポリイミドシリコーン樹脂が有機溶剤に対して充分な溶解性を示さなくなる。また、aとbの割合は0.1≦b/a+b≦0.6が好ましく、さらに好ましくは0.2≦b/a+b≦0.6である。bが0.1より小さいと硬化後の耐溶剤性が悪くなり、0.6より多いと耐熱性が悪くなる傾向がある。
ジアミン及びテトラカルボン酸二無水物の少なくとも一方を複数種使用する場合も、反応方法は特に限定されるものではなく、例えば原料を予め全て混合した後に共重縮合させる方法や、用いる2種以上のジアミン又はテトラカルボン酸二無水物を個別に反応させながら順次添加する方法等がある。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
ポリイミドシリコーン樹脂の合成
[合成例1]
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、下記式(18)で表されるジアミノシロキサン53.3g(0.06モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル4.3g(0.02モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン8.2g(0.02モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じて得られた沈降物を乾燥して、下記式(19−1)、(19−2)、(19−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、37,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたOH基当量及びビニル基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(a)とする。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、4,4’−ヘキサフルオロプロピリデンビスフタル酸二無水物44.4g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、上式(18)で表されるジアミノシロキサン44.4g(0.05モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル6.5g(0.03モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン8.2g(0.02モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン 30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じ、得られた沈降物を乾燥して、下記式(20−1)、(20−2)、(20−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、34,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたOH基当量及びビニル基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(b)とする。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、下記式(21)で表されるジアミノシロキサン40.9g(0.01モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル4.3g(0.02モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン28.7g(0.07モル)をn−メチル−2−ピロリドン200gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、 150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じ、得られた沈降物を乾燥して、下記式(22−1)、(22−1)、(22−1)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、39,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたOH基当量及びビニル基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(c)とする。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、下記式(23)で表される、ラジカル重合性基を有しないジアミノシロキサン50.4g(0.06モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル4.3g(0.02モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン8.2g(0.02モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じ、得られた沈降物を乾燥して、下記式(24−1)、(24−2)、(24−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、39,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたOH基当量及びビニル基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(d)とする。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、下記式(25)で表される、ラジカル重合性基を有しないジアミノシロキサン38.0g(0.01モル)、4,4’−(3,3’−ジヒドロキシ)ジアミノビフェニル4.3g(0.02モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン28.7g(0.07モル)をn−メチル−2−ピロリドン200gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じ、得られた沈降物を乾燥して、下記式(26−1)、(26−2)、(26−3)で夫々表される繰返し単位からなるポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、41,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたOH基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(e)とする。
撹拌機、温度計及び窒素置換装置を備えたフラスコ内に、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水物35.8g(0.1モル)およびn−メチル−2−ピロリドン400gを仕込んだ。ついで、下記式(27)で表されるジアミノシロキサン89.0g(0.095モル)および2,2−ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル]プロパン2.1g(0.005モル)をn−メチル−2−ピロリドン100gに溶解した溶液を反応系の温度が50℃を超えないように調節しながら、上記フラスコ内に滴下した。滴下終了後、さらに室温で10時間攪拌した。つぎに、該フラスコに水分受容器付き還流冷却器を取り付けた後、キシレン30gを加え、150℃に昇温させてその温度を6時間保持したところ、黄褐色の溶液が得られた。こうして得られた溶液を室温(25℃)まで冷却した後、メタノール中に投じ、得られた沈降物を乾燥して、下記式(28−1)、(28−2)で夫々表される繰返し単位からなる、フェノール性水酸基を欠くポリイミドシリコーン樹脂を得た。
得られた樹脂の赤外線吸収スペクトルを測定したところ、未反応のポリアミック酸に基づく吸収は現れず、1,780cm−1および1,720cm−1にイミド基に基づく吸収を確認した。テトラヒドロフランを溶媒とするゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により、この樹脂の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を測定したところ、44,000であった。また、樹脂の1H−NMR測定により求めたビニル基当量を表1に示す。この樹脂をポリイミドシリコーン樹脂(f)とする。
ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、有機過酸化物、イミダゾール化合物及び溶剤を表2に示す配合比率で混合し、各種の樹脂組成物を調製した。なお表2中の部は全て質量部を表す。
(1)耐溶剤性
上記で得られた各熱硬化性樹脂組成物を、それぞれガラス基板上に厚さ100μm程度になるように塗布し、80℃で30分、さらに180℃で1時間加熱して、硬化皮膜を形成した。得られた硬化皮膜を80℃のNメチル2ピロリドン(NM2P)に1時間浸漬した後、皮膜の外観における変化の有無を目視観察した。その結果を表3に示す。
(2)接着性
樹脂組成物を銅基板およびアルミ基板上に塗布し、80℃で30分、さらに180℃で1時間加熱し、樹脂硬化皮膜を形成した。得られた硬化皮膜付きの銅基板およびアルミ基板を、2.1気圧の飽和水蒸気中に168時間放置した後と200℃の乾燥機に1000時間放置した後とについてそれぞれ碁盤目剥離テスト(JISK5400 )を行い、高湿度条件下の接着性及び高温下での接着性を評価し、その結果を表3に示した。なお表3中の数値(分子/分母)は、分画数 100(分母)当たり、剥離しない分画数(分子)を表す。即ち 100/100 の場合は全く剥離せず、0/100 の場合はすべて剥離したことを示す。
Claims (8)
- (A)下記式(1)で表される3種の繰返し単位からなり、5,000〜150,000の重量平均分子量(ポリスチレン換算)を有するポリイミドシリコーン樹脂、
[式(1)中、Wは、互いに独立に、下記式(8)〜(13)のいずれかで表される四価の基であり、
Xは、下記式(2)〜(6)のいずれかで表されるフェノール性水酸基を有する二価の基であり、
Yは、下記式(7)で表されるケイ素原子に結合したラジカル重合性基を有する二価のシリコーン残基であり、
(式(7)中のR 1 は、互いに独立に、炭素数1〜8の非置換の一価の炭化水素基であり、R 2 はラジカル重合性基であり、a及びbは、夫々、1〜100の整数である)
Zは下記式(14)で表される二価の芳香族ジアミンであり、
(式(14)中のBは、下記式(15)、(16)、(17)のいずれかで表わされる基である)
p、q及びrはそれぞれ正の数であり、その合計が1である]
(B)エポキシ樹脂を、成分(A)のフェノール性水酸基1モルに対して、エポキシ基が0.2〜10モルとなる量で、及び
触媒量の(C)有機過酸化物、
を含む、熱硬化性樹脂組成物。 - ラジカル重合性基が、ビニル基である請求項1に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 式(1)において、0.15≦p+q≦1.0であり、及び、0.05≦q≦0.9である請求項1〜2のいずれか1項記載の熱硬化性樹脂組成物。
- (A)ポリイミドシリコーンのOH基当量が、800g/eq〜5000g/eqであり、及びビニル基当量が、200g/eq〜1000g/eqであり、及び、該OH基と該ビニル基の合計当量が150g/eq〜800g/eqであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の熱硬化性樹脂組成物。
- (B)エポキシ樹脂が、ビスフェノールA型エポキシ樹脂である請求項1〜4のいずれか1項記載の樹脂組成物。
- (C)有機過酸化物がモノパーオキシカーボネートまたはパーオキシジカーボネートである請求項1〜5のいずれか1項に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- (C)有機過酸化物が(A)ポリイミドシリコーン100質量部に対し、0.1〜5質量部で含まれる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の熱硬化性樹脂組成物。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の熱硬化性樹脂組成物を、硬化させてなる皮膜。
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